説明

画像読取装置

【課題】長尺原稿を読み取る場合、読み取られた画像を正立させるために行う画像処理である斜行補正処理によって好適ではない画像が出力されることを防止できる画像読取装置を提供する。
【解決手段】原稿搬送手段と、画像読取手段と、原稿長測定手段と、原稿の傾きを検出する傾き検出手段と、読み取った画像の傾きを補正する斜行補正手段を有し、あらかじめ設定された長さ又は所定の長さよりも原稿長測定手段で測定した原稿長が長いとき、斜行補正処理を行わないよう制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿の画像情報を読み取る画像読取装置、画像読取装置の制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的な自動給紙機能つきスキャナでは、図1に例示するように原稿台102から原稿を搬送路へ誘導する、給紙ローラ106等を設けている。さらに原稿台102には、載せる原稿を整列して載置できるように、図4の401,402のようなスライド式で位置決め可能なガイド板を設けることが一般的である。
【0003】
また、ガイド板があったとしても、使用者が原稿をまっすぐに載置しない場合があるため、搬送される原稿が傾くことがあり、機械的な斜行の修正を行っている装置もある(例えば特許文献1参照)。このように原稿は傾いたまま搬送されることが多い。そこで、自動給紙機能つきスキャナで画像を読み取る際に、搬送時の原稿の傾きを検知して、原稿画像が正立するように画像の傾きを補正する画像処理(斜行補正処理)の機能を有することが一般的である。
【特許文献1】特開昭63−82267号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図7は、一般的な自動給紙機能つき画像読取装置の搬送路を例示する図である。原稿台102に置かれた原稿101は、ガイド板401,402に挟まれながら、給紙ローラ106によって搬送路108へ誘導される。搬送路108には搬送ローラ107が複数設置されており、原稿は搬送ローラ107によって搬送され、排紙台103まで搬送される。搬送される原稿から、イメージセンサ104,105によって原稿の画像情報が読み取られる。ガイド板401,402は、原稿が図8のように斜めに置かれてしまった場合であっても、搬送が進むにつれてGの位置で原稿を押す働きをするため、図9の矢印のように原稿を回転させる斜行修正の効果もある。
【0005】
しかし、長い原稿に対しては、図10のようにガイド板401,402が原稿を押すときに、Rで示した位置の複数の搬送ローラに既にかかっていることがある。このとき位置Rにおいて複数の搬送ローラ107によって原稿が挟持されるため、原稿には原稿を正立させる方向に回転しようとする力ではなく、図11のように(搬送ローラの力)と(ガイド板からの力)の合力が働き、斜めに搬送されることとなる。したがって、ある程度の長さの長尺原稿がまっすぐ搬送されなかった場合に、読み取って得られる画像は図12の(a)に例示するような原稿画像となる。図12(a)の画像を、先端部又は後端部の傾きに基づいて斜行補正処理(傾き補正処理)を行うと、図12(b)に例示するような画像になる場合がある。図12(b)でわかるように、原稿長が長ければ長いほど、斜行補正後の画像の横幅も増えることになるため、好ましい出力画像ではない。
【0006】
よって、従来の画像読取装置においては、原稿の長さが長ければ長いほど、斜行補正結果が好ましくなくなる傾向があり、長い原稿(長尺原稿)をスキャンする場合、斜行補正機能を働かせないようにユーザが設定を変更する必要があり、手間がかかっていた。
【0007】
本発明の目的は、長尺原稿の読取が行われた場合に斜行補正機能(傾き補正機能)を原稿の長さに応じて働かせないようにできる画像読取装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の画像読取装置は、原稿を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送された原稿から画像を読み取る画像読取手段と、前記搬送された原稿の長さを測定する原稿長測定手段と、前記搬送された原稿の傾きを検出する傾き検出手段と、前記傾き検出手段により検出された傾きに応じて前記画像読取手段により読み取られた原稿画像に対して傾き補正を行う傾き補正手段と、を有する画像読取装置において、
前記原稿長測定手段によって測定された原稿の長さに基づいて、前記傾き補正手段による前記傾き補正を実行するか否かを判断する、補正処理実行判断手段をさらに有する、ことを特徴とする。
【0009】
また、本発明の画像読取装置の制御方法は、原稿を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送された原稿から画像を読み取る画像読取手段と、前記搬送された原稿の長さを測定する原稿長測定手段と、前記搬送された原稿の傾きを検出する傾き検出手段と、前記傾き検出手段により検出された傾きに応じて前記画像読取手段により読み取られた原稿画像に対して傾き補正を行う傾き補正手段と、を有する画像読取装置を制御する制御方法において、前記原稿長測定手段によって原稿の長さを測定する測定工程と、前記測定工程で測定された原稿の長さに基づいて、前記傾き補正手段による前記傾き補正を実行するか否かを判断する補正処理実行判断工程と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、画像読取中に測定された原稿の長さに応じて、傾き補正処理を実行するか否かが判断されるため、ユーザは原稿の長さを気にすることなく好適な画像を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【実施例1】
【0012】
図3は、画像読取装置1とホストコンピュータ2とを汎用の通信ケーブル3で接続した、本発明を適用する画像読取システムの好ましい形態を示している。
【0013】
図1は、本発明に係る画像読取装置の搬送路の概略構成を説明するために例示した断面図である。原稿台102の原稿101は給紙ローラ106等によって1枚ずつに分離されて搬送路108に送り出され、搬送ローラ107によって搬送路を搬送されながらイメージセンサ104,105の前を通過して、排紙部103へ排出される。
【0014】
図4は、画像読取装置1の給紙部102の斜視図である。画像読取装置1の給紙部102には、原稿を整列させるためのガイド板401,402を備えつけられている。ガイド板401,402は原稿の大きさに応じてスライドさせて位置を変更することができる。原稿を左右から押さえることで、原稿がまっすぐに給紙されるようにして原稿の斜め搬送を抑制する効果もある。
【0015】
図2は、本発明に係る画像読取装置1が備える制御系の回路ブロック図である。画像読取装置装置1は、回路基板200、CPU202、RAM203、ROM204、読取部206、モータードライバ207、ステッピングモータ208および外部I/F205を備えている。CPU202、RAM203、ROM204、読取部206、モータードライバ207および外部I/F205は、システムバス201により相互に接続されている。
【0016】
CPU202は、画像読取装置装置全体を制御する。RAM203は、CPU202にワーク領域を提供するとともに、画像スキャン時には、読取部206から得られる画像データを一時記憶するバッファメモリとして機能する。ROM204は、各種のプログラムや初期設定値などを記憶している。
【0017】
読取部206は、図示しないA/D変換器およびシェーディング補正処理部等からなる。照明LED210によって光を照射された読取原稿面からの反射光をイメージセンサ209で読み取らせるよう制御する。図1のイメージセンサ104、105に対応するイメージセンサ209から出力されたアナログデータをA/D変換し、シェーディング補正を行って生成した画像データを、RAM203へ書き込む。
【0018】
給紙ローラ106は、図示しないモータードライバによって駆動される不図示の給紙モーターから不図示のギア,ベルト等を介して駆動力を伝達されており、CPU202によって制御される。搬送ローラ107は、ステッピングモータ208と図示しないギア,ベルトによって連結され、ステッピングモータ208はモータードライバ207を通じてCPU202により制御される。
【0019】
使用者がホストコンピュータ2を操作することによって画像読取が開始されると、給紙ローラを駆動した後、レジストセンサ109によってイメージセンサに原稿が到達したことを検出し、一定時間後に照明LED210を点灯し、同時にイメージセンサ209等を動作させて画像を読み取る。読み取った画像は、シェーディング補正,ガンマ補正,エッジ強調処理等の、画像を好適にするための画像処理を施した後、ホストコンピュータ2に送出される。以上が、一般的に行われるスキャン動作である。
【0020】
また、本画像読取装置では、レジストセンサの出力変化に基づいて、搬送された原稿の長さを測定する機能を有している。後述するように、測定された原稿の長さに応じて斜行補正(傾き補正)を行うか否かの判断が行われる。
【0021】
また、本画像読取装置の読取センサ104,105の対向側にある部材の色は、黒色としている。これにより、図5のように黒い背景画像に囲まれた明度の高い原稿画像を取得できるため、明度の差からその境界を検出することにより、図6のように輪郭を検出できる。輪郭から傾きを算出する方法としては以下の方法がある。まず、図6のように、あらかじめ決められた一定距離間隔で輪郭上をトレースすることで、輪郭をベクトル化する。輪郭のベクトル化により取得した個々のベクトル(X,Y)から、式1に例示する方法で全ベクトルの平均値を算出する。
平均値=Σ{POSI_VECTOR(X,Y)}/(ベクトルの個数)・・式1
ただし、
POSI_VECTOR(X,Y)とは、ベクトル(X,Y)を正の向きに変更する関数であり、
(X≧0 かつ Y≧0)のとき、(X,Y)
(X<0 かつ Y≧0)のとき、(Y,−X)
(X≧0 かつ Y<0)のとき、(−Y,X)
(X<0 かつ Y<0)のとき、(−X,−Y)
で表される。
【0022】
算出された平均値は原稿の傾きを表すベクトルであり、その角度に応じて画像を回転することにより、正立した原稿画像を得ることができる。画像の回転には、周知の画像回転処理を用いる。なお、輪郭から傾きを算出する方法は上記の方法以外のどのような方法を用いてもよい。
【0023】
本発明を実施した画像読取装置の特徴である、斜行補正を実行する/しないの判定は、以下の判断基準によって行う。
(搬送された原稿の長さ)>a のとき、斜行補正を実行しない。
(搬送された原稿の長さ)≦a のとき、斜行補正を実行する。
ただし、aはあらかじめ設定された閾値(補正可否閾値)。
【0024】
以上に説明したとおり、本発明では長尺原稿であると判定されたときに斜行の補正を行わないようにするため、まっすぐ搬送されにくい長尺原稿の、好ましくない画像を出力することを防ぐことが出来る。なお、aは設定画面等であらかじめユーザにより設定された閾値(補正可否閾値)としたが、画像読取装置のROM等に記憶された固定値でもよい。
【0025】
図13は本画像読取装置において、斜行補正を原稿の長さが閾値(補正可否閾値)以上のとき実行しないようにする処理を示すフローチャートである。CPU202は使用者により操作部(図示せず)から画像読取指示が入力されたか判断する(ステップS101)。画像読取指示が入力されると、CPU202は給紙ローラ106を回転させ原稿101を給紙する(ステップS102)。原稿101は搬送ローラ107により搬送され、CPU202は原稿101の先端がレジストセンサ109により検出されたか否かをチェックする(ステップS103)。CPU202はレジストセンサ109により原稿の先端が検出されたと判断すると(ステップ103でYES)、原稿101がレジストセンサ109を通過している間の時間の計測を開始する(ステップS104)。
【0026】
次に、CPU202は原稿101の後端がレジストセンサ109により検出されたか否かチェックする(ステップS105)。原稿101の後端がレジストセンサ109により検出されると(ステップ105でYES)、CPU202は前記の時間の計測を終了する(ステップ106)。これにより、原稿101がレジストセンサ109を通過し終わるまでに要した時間が計測されたことになる。CPU202は、予め記憶されている紙搬送速度に前記の計測時間を乗じることにより原稿の長さを計算する(ステップS107)。このように原稿長測定手段の一例が実現される。レジストセンサ109以外の既設のセンサや専用のセンサを用いて原稿長測定を行ってもよい。また読み取った画像から原稿長を算出してもよい。CPU202は、ここで計算された原稿の長さが、閾値未満の場合(ステップS108でNO)は、傾き補正処理を実行し(ステップS109)、閾値以上の場合(ステップS108でYES)は傾き補正処理を実行しないで終了する。このように補正処理実行判断手段の一例が実現される。
【0027】
本実施例では、原稿の傾きを読み取った画像から算出したが、搬送路の任意の位置に原稿傾きを検出するセンサを設けてもよい。例えば、搬送路に搬送方向に対して直交する方向に配列した複数のセンサを設け、それらの各センサを原稿先端が通過する時刻の差から、原稿の傾きを算出する方法が考えられる。本実施例の画像の斜行補正処理は、ROM204の処理プログラムに基づいてCPU202が処理を実行してもよい。またホストコンピュータ2で処理を実行する場合も本発明に含まれる。また、画像読取装置の設定パラメータの入力画面中に、長尺原稿の場合に斜行補正を実行する/実行しない、の設定を可能とするチェックボックス等を設け、ユーザが「長尺原稿の場合に斜行補正を実行しない」と設定したときのみ本発明を適用してもよい。
【0028】
また、画像読取装置の設定パラメータの入力画面中に、長尺原稿を流す/流さないの設定を可能とするチェックボックス等を設け、ユーザが「長尺原稿を流す」設定にしたときのみ、本発明を適用してもよい。
【0029】
また、「長尺原稿を流す/流さない」の設定の代わりに、画像読取装置が搬送可能な最大長の設定を可能とするパラメータ入力画面等の原稿最大長設定手段を設け、その設定値がある所定の閾値(判断閾値)よりも大きいとき、長尺モードとしてもよい。「画像読取装置が搬送可能な最大長」とは、実際に搬送された原稿が、それ以上に長いと測定された場合に、通常モードでは搬送時のステータスを例えば「JAM」と判断するときに使用する値である。すなわち上記の判断を行う際に、画像読取装置が搬送可能な最大長を、例えばJAM判断閾値(判断閾値)より大きい値にユーザが設定した場合は、画像読取装置は長尺モードであると解釈し、原稿長と所定の閾値(補正可否閾値)により斜行補正を実行する/実行しないを判断する。逆に、画像読取装置が搬送可能な最大長を、ユーザが例えばJAM判断のための閾値(判断閾値)以下の値に設定した場合は、長尺モードではないと解釈し、原稿長による斜行補正を実行する/実行しないの判断を行わない。
【0030】
なお上記の判断に加えて、斜行量(傾き)の大小等の判断基準による斜行補正を実行する/実行しないの判断を併用してもよい。例えば斜行量が小さい場合には斜行補正を行っても効果が少ないため、原稿の長さにかかわらず斜行補正は行わないようにしてもよい。また逆に斜行量が大きすぎ斜行量の算出の信頼性が低いと判断した場合は、原稿の長さにかかわらず斜行補正は行わないようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】画像読取装置の搬送路の断面図
【図2】画像読取装置が備える制御系の回路ブロック図
【図3】画像読取装置とホストコンピュータとを接続した概略図
【図4】画像読取装置の原稿台とガイド板の斜視図
【図5】傾いた原稿をスキャンしたときの読取結果
【図6】図5の読取結果から、検出した輪郭と輪郭から取得したベクトルを表した図
【図7】画像読取装置の原稿台,ガイド板,搬送路,ローラの位置関係を表す図
【図8】斜めに置かれた原稿がガイド板に当たる様子を描いた図
【図9】ガイド板に原稿が当たり、回転してまっすぐに搬送される様子を描いた図
【図10】斜めに置かれた長い原稿がガイド板に当たる様子を描いた図
【図11】ガイド板に長い原稿が当たり、原稿にかかる力を表した図
【図12】正しく搬送されなかった長い原稿の読取画像と斜行補正結果を表す図
【図13】斜行補正を原稿の長さに応じて実行しないようにする処理を示すフローチャート
【符号の説明】
【0032】
1 画像読取装置
2 ホストコンピュータ
3 通信ケーブル
101 原稿
102 原稿台
103 排紙台
104 イメージセンサ
105 イメージセンサ
106 給紙ローラ
107 搬送ローラ
108 搬送路
109 レジストセンサ
200 回路基板
201 システムバス
202 CPU
203 RAM
204 ROM
205 外部インターフェース部
206 読取部
207 モータードライバ
208 ステッピングモータ
209 イメージセンサ
210 光源(照明LED)
401 ガイド板
402 ガイド板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
原稿を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送された原稿から画像を読み取る画像読取手段と、
前記搬送された原稿の長さを測定する原稿長測定手段と、
前記搬送された原稿の傾きを検出する傾き検出手段と、
前記傾き検出手段により検出された傾きに応じて、前記画像読取手段により読み取られた原稿画像に対して傾き補正を行う傾き補正手段と、
を有する画像読取装置において、
前記原稿長測定手段によって測定された原稿の長さに基づいて、前記傾き補正手段による前記傾き補正を実行するか否かを判断する、補正処理実行判断手段をさらに有する、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項2】
前記補正処理実行判断手段は、
前記原稿長測定手段によって測定された原稿の長さが補正可否閾値を超える場合、前記傾き補正手段による前記傾き補正を実行しないと判断することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記画像読取装置は、
搬送可能な原稿の最大長を設定可能とする原稿最大長設定手段を有し、
前記原稿最大長設定手段にて設定された最大長が判断閾値を超える場合、前記傾き補正手段での前記傾き補正を行うか否かを前記補正処理実行判断手段により判断し、
前記原稿最大長設定手段にて設定された最大長が、前記判断閾値以下の場合、前記補正処理実行判断手段による前記傾き補正手段の前記傾き補正を行うか否かの判断によることなく、前記傾き補正手段による前記傾き補正を実行する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
原稿を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送された原稿から画像を読み取る画像読取手段と、
前記搬送された原稿の長さを測定する原稿長測定手段と、
前記搬送された原稿の傾きを検出する傾き検出手段と、
前記傾き検出手段により検出された傾きに応じて、前記画像読取手段により読み取られた原稿画像に対して傾き補正を行う傾き補正手段と、
を有する画像読取装置を制御する制御方法において、
前記原稿長測定手段によって原稿の長さを測定する測定工程と、
前記測定工程で測定された原稿の長さに基づいて、前記傾き補正手段による前記傾き補正を実行するか否かを判断する補正処理実行判断工程と、
を有することを特徴とする画像読取装置の制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2010−206696(P2010−206696A)
【公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−52186(P2009−52186)
【出願日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【出願人】(000104652)キヤノン電子株式会社 (876)
【Fターム(参考)】