説明

画面領域分割方法及びこれを用いた携帯端末

分割画面領域の支援方法及びこれを用いた携帯端末を開示する。本発明の方法は、複数のユーザ機能を順次又は同時に活性化するための複数の入力信号を生成する段階と、生成された入力信号によってユーザ機能を活性化する段階と、活性化されたユーザ機能に対応する分割画面領域に画面を分割する段階と、活性化されたユーザ機能に対応して分割画面領域に該当する機能画面領域を出力する段階と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末に関し、より詳細には、画面を個々の分割画面領域に分割し、個々に分割された画面領域においてユーザ機能を同時に与えることができる画面領域の分割方法及びこれを用いた携帯端末に関する。
【背景技術】
【0002】
端末、特に携帯端末は、移動性を基に多様なユーザ機能を支援する端末であり、その利用の利便性と携帯の容易性などに起因して非常に幅広い分野において用いられている。このような携帯端末は、ユーザ機能を支援するために、多様な入力方式を提供している。例えば、従来の携帯端末は、携帯端末の一側に機構的に配置されたキーパッドなどを通じて一定の文字や数字を入力することができるようにする。また、携帯端末は、携帯性のためにその大きさが制限されるが、このような小型の携帯端末において適切な表示部の大きさを確保するために、キーパッドを除去して表示部にタッチパネルを配置するタッチスクリーンを有するようになり、これに伴い、携帯端末の表示部の大きさが拡大された。これにより、拡大された表示部の大きさを活かして多様な携帯端末の機能を利用するための運用方法の開発が切実に要求されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、画面を複数の分割画面領域に分割し、利用状況に応じて個々に分割された画面領域の各々においてユーザ機能を同時に与えることができる画面を有する携帯端末の画面領域の分割方法及びこれを用いた携帯端末を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による携帯端末の画面領域分割方法は、複数のユーザ機能を順次又は同時に活性化するための入力信号を生成する段階と、前記生成された入力信号によって複数のユーザ機能を活性化する段階と、前記活性化された機能に対応して該当する分割画面領域に画面を分割する段階と、前記活性化されたユーザ機能に対応する機能画面領域を該当する分割画面領域に出力する段階と、有することを特徴とする。
【0005】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による複数の分割画面領域を支援する携帯端末は、複数のユーザ機能を実現する複数の応用プログラムを格納する格納部と、前記複数のユーザ機能を順次又は同時に活性化するための入力信号を生成する入力部と、前記複数の活性化された入力信号によって複数のユーザ機能を活性化し、複数のユーザ機能に対応する機能画面領域を複数の分割画面領域上に出力するための制御部と、前記機能画面領域を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の画面領域の分割方法及びこれを用いた携帯端末によれば、ユーザは、多様な携帯端末におけるユーザ機能の運用中に自動で又はユーザの要求によって支援される分割画面の出力を基にしてユーザ機能を更に容易に且つ便利に運用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の一実施形態による携帯端末の外観を概略的に示す図である。
【図2】図1に示す携帯端末の一例によるブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態による複数の分割画面領域におけるユーザ機能を説明するための図である。
【図4】本発明の一実施形態による分割及び結合を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態による分割及び結合を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態による分割及び結合を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態による分割及び結合を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態による分割及び結合を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態によるユーザ機能に伴う画面間の移動を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態によるユーザ機能に伴う画面間の移動を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態によるユーザ機能に伴う画面間の移動を示す図である。
【図12】本発明の一実施形態によるユーザ機能に伴う画面間の移動を示す図である。
【図13】本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第1実施例を説明するための画面を示す図である。
【図14】本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第2実施例を説明するための画面を示す図である。
【図15】本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第2実施例を説明するための画面を示す図である。
【図16】本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第2実施例を説明するための画面を示す図である。
【図17】本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第3実施例を説明するための画面を示す図である。
【図18】本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第4実施例を説明するための画面を示す図である。
【図19】本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第5実施例を説明するための画面を示す図である。
【図20】本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第5実施例を説明するための画面を示す図である。
【図21】本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第6実施例を説明するための画面を示す図である。
【図22】本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第7実施例を説明するための画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳しく説明する。下記の説明では、本発明の実施形態による動作を理解するのに必要な部分だけを説明し、その他の部分の説明は、本発明の要旨を不明瞭にしないように省略することに留意しなければならない。
【0009】
以下で説明する本明細書及び請求の範囲に使用する用語や単語は、通常的又は辞書的な意味に限定して解釈すべきものではなく、発明者は、その発明を最善の方法で説明するための用語の概念として適切に定義することができるという原則に即して本発明の技術的思想に符合する意味と概念として解釈すべきものである。従って、本明細書に記載した実施形態と図面に示した構成は、本発明の最も好ましい実施形態に過ぎず、本発明の技術的思想を全て代弁するものではないので、本発明は、これらを代替することができる多様な均等物と変形例があり得ることを理解しなければならない。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態による携帯端末の外観を概略的に示す図であり、図2は、図1に示す携帯端末の一例によるブロック図である。
【0011】
図1及び図2を参照すると、本実施形態の携帯端末100は、無線周波数部110、入力部120、オーディオ処理部130、タッチスクリーン140、格納部150、及び制御部160の構成を含む。説明に先立って、図1で、本実施形態による携帯端末100をスライドタイプで示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、携帯端末100は、上部スライドボディー及び下部スライドボディーのうち、入力部120を含む下部スライドボディーを省略し、上部スライドボディーだけで構成することができるバー(Bar)タイプの携帯端末100に製作することもできる。バータイップで製作される携帯端末100は、別途のキーボタンを含む入力部120は除去され、タッチスクリーン140にキーマップなどを出力し、入力部120の機能を担うことができる。
【0012】
このような構成を有する携帯端末100は、ユーザの要求によって格納部150に格納された画面領域運用プログラムを活性化し、必要に応じて画面を分割画面領域に分割した後、個々の分割画面領域に活性化されたユーザ機能に対応する機能画面領域を出力する。そして、携帯端末100は、各機能画面領域間の情報交換及び交換された情報を用いて後の機能実行を支援することができる。以下、携帯端末100の各構成について更に詳しく説明する。
【0013】
無線周波数部110は、音声通話のための通信チャネルの形成、及び映像や画像を伝送するか又はデータを伝送するための通信チャネル形成などを制御部160の制御の下に行う。即ち、無線周波数部110は、音声通話チャネル、データ通信チャネル、及び画像通話チャネルなどを移動通信システムの間に形成する。このために、無線周波数部110は、伝送される信号の周波数を上昇変換(upconverting)及び増幅する無線周波数送信部と、受信した信号の周波数を低雑音増幅及び下降変換(downconverting)する無線周波数受信部などを含むことができる。無線周波数部110を運用するために、携帯端末100は、多様な情報、例えばフォンブック情報などを表示部141に表示することができる。このような無線周波数部110の構成は、携帯端末100が移動通信機能を支援する場合に含まれる構成であって、携帯端末100が移動通信機能を支援しない場合に省略することができる。本実施形態の携帯端末100は、無線周波数部110の機能に対応する画面を、分割された画面のうちのいずれか1つの画面上に表示することができる。例えば、携帯端末100は、無線周波数部110の活性化を要請する信号、例えば、通話呼び出し機能や通話受信機能に対応する信号を受信すると、表示部141の画面を分割し、分割された画面のうちの一画面にユーザ機能による機能画面を出力する一方、残りの一画面に無線周波数部110の運用による機能画面を出力することができる。
【0014】
入力部120は、数字又は文字情報が入力され、各種機能を設定するための多数の入力キー及び機能キーを含む。機能キーは、特定の機能を行うように設定された方向キー、サイドキー、及びショートカットキーなどを含むことができる。特に本実施形態の入力部120は、図示するように、表示部141と隣接した領域に設けられたタッチパッド121と、表示部141を含むタッチスクリーン140が配置された上部スライドボディーに密着してスライディングする下部スライドボディーに形成されたキーボタン123を含むことができる。タッチパッド121は、図示するように、タッチスクリーン140の一側に一定の距離だけ離隔して一側と並設することができ、ユーザのタッチによる入力信号を生成し、これを制御部160に伝達することができる。キーボタン123は、下部スライドボディーの前面に配置され、多様なボタンを含むことができる。ここで、キーボタン123の形態は、図示したキーボードタイプの文字のキーだけでなく、設計者の意図によって更に多様な形態で製作することができる。また、キーボタン123は、メタルキーパッド方式に変更することもできる。
【0015】
オーディオ処理部130は、通話時に送受信されるオーディオデータ、受信したメッセージに含まれるオーディオデータ、及び格納部150に格納されたオーディオファイル再生によるオーディオデータなどを出力するためのスピーカーSPKと、通話時にユーザの音声又はその他のオーディオ信号を収集するためのマイクMICを含む。このようなオーディオ処理部130は、携帯端末100の表示部141の画面が分割された場合、それに対応する効果音、分割された画面に表示される機能画面の運用によるオーディオデータを出力することができる。ここで、分割された画面に表示される機能画面がいずれもオーディオデータを含む場合、オーディオ処理部130は、ユーザ設定やユーザ選択によって特定機能画面の運用時に発生するオーディオデータを出力することができる。また、オーディオ処理部130は、ユーザ選択によって機能画面の運用時に発生したオーディオデータの全てを出力することもできる。分割画面の構成時に提供される効果音は、ユーザ設定によって除去することもできる。
【0016】
タッチスクリーン140は、表示部141とタッチパネル143を含む。このようなタッチスクリーン140は、表示部141の前面にタッチパネル143が配置された構造を有することができる。タッチスクリーン140の大きさは、タッチパネル143の大きさに決定することができる。例えば、タッチスクリーン140は、表示部141の前面を覆うように形成されるフルスクリーン形態で提供することができる。
【0017】
表示部141は、携帯端末100の各種メニューを含めてユーザが入力した情報又はユーザに提供する情報などを表示する。即ち、表示部141は、携帯端末100の利用による多様な画面、例えば待機画面、メニュー画面、メッセージ作成画面、通話画面などを提供する。このような表示部141は、液晶表示装置(Liquid Crystal Display)、OLED(Organic Light Emitted Diode)などで形成することができる。そして、表示部141は、上述したように、上部に配置されたタッチパネル143と一緒にタッチスクリーン140の形態で製作された場合、入力部120としての機能を行うことができる。特に、表示部141は、制御部160の制御によって画面を分割し、分割された画面に各ユーザ機能に対応する機能画面を出力することができる。機能画面の出力については後述する図面を参照して更に詳しく説明する。
【0018】
タッチパネル143は、表示部141の上層に配置され、表示部141に表示される特定イメージや、特定項目をユーザが指示するために一定領域をタッチした場合、それに対応するタッチイベントを生成する。例えば、タッチパネル143は、表示部141に表示された楽器イメージの有効タッチ領域をセッティングし、当該有効タッチ領域でタッチイベントが発生した場合、これを制御部160に伝達する。機能画面に対するタッチパネル143の有効タッチ領域のセッティングは、ユーザ機能によってそれぞれ変わり得る。
【0019】
格納部150は、本発明による機能動作に必要な応用プログラムを含めて、携帯端末100がタッチスクリーン140で形成される場合、タッチスクリーン140の運用のためのキーマップを含むことができる。キーマップは、キーマップ、メニューマップ、ソフトキーマップなどを含むことができる。ここで、キーマップ及びメニューマップは、それぞれ多様な形態よりなることができる。即ち、キーマップは、キーボードマップ、3×4キーマップ、QWERTYキーマップなどを使用することができ、現在活性化されている応用プログラムの運用制御のための制御キーマップを使用することもできる。また、メニューマップは、現在活性化されている応用プログラムの運用制御のためのメニューマップを使用することもでき、携帯端末100が提供する多様なメニューをリストとして有するメニューマップを使用することもできる。このような格納部150は、大きくプログラム領域とデータ領域を含むことができる。
【0020】
プログラム領域は、携帯端末100の起動及び上述した各構成の運用のためのOS(Operating System)、多様なファイルを再生するための応用プログラム、通話機能のための応用プログラム、インターネットサーバーに接続するためのWebブラウザ、その他音源を再生するためのMP3応用プログラム、写真などを再生するためのイメージ出力のための応用プログラム、動画再生のための応用プログラムなどを格納することができる。特に、格納部150は、分割画面運用プログラムを含む。
【0021】
分割画面運用プログラムは、特定ユーザ機能の活性化によって制御部160にロードすることができる。このような分割画面運用プログラムは、ユーザ機能の実行によって分割画面が必要な場合に表示部141の画面を分割し、分割された表示部141の領域上にそれぞれの機能画面を出力するように制御する。このために、分割画面運用プログラムは、ユーザ機能の運用中に発生する入力信号検出ルーチン、検出された入力信号が既定の画面分割要件に対応する入力信号であるか否かを判断するルーチン、入力信号が既定の画面分割要件である場合に画面を分割するルーチンを含むことができる。また、分割画面運用プログラムは、ユーザ機能による機能画面及び入力信号による機能画面を、分割された表示部141の領域上にそれぞれ出力する出力ルーチン、分割画面が表示された状態で、各機能画面間の情報交換による挿入、設定、検索、コピー、移動、実行に対応する機能を遂行する機能ルーチンを含むことができる。ここで、出力ルーチンは、以前に出力されたユーザ機能による機能画面を、分割された画面に合うようにリサイジングするサブルーチンと、入力信号による機能画面を、分割された表示部141の領域に合うように調整するサブルーチンを含むことができる。機能ルーチンについては、後述する図面を参照して更に詳しく説明する。
【0022】
データ領域は、携帯端末100の使用によって発生するデータが格納される領域であり、フォンブック情報、ウィジェット(widget)機能による少なくとも1つのアイコン及び多様なコンテンツを格納することができる。また、データ領域は、表示部141がタッチスクリーン140に含まれるように製作された場合、タッチスクリーン140を通じて入力されたユーザ入力を格納することができる。特に、本発明のデータ領域は、ユーザ機能に対応する画面情報、特定入力信号の発生によって画面が分割された場合、分割された各機能画面に対する画面情報を臨時に格納することができる。
【0023】
制御部160は、携帯端末100の各構成部への電源供給を制御して初期化を行い、初期化が完了すると、各構成部に対して分割画面の運用のためのユーザインターフェースの提供及び要求された機能の実行を制御する。特に、本実施形態の制御部160は、活性化されたユーザ機能の特性によって表示部141の領域を2個の領域に分割し、分割された各領域に当該ユーザ機能に対応する機能画面を出力するように制御する。
【0024】
これを、図3を参照して更に詳しく説明すると、制御部160は、互いに異なる第1ユーザ機能及び第2ユーザ機能が同時又は時間間隔をもって活性化されると、301画面に示したように、表示部141の領域を2つの領域に分割し、分割された表示部141の各領域に第1ユーザ機能に対応するA.App機能画面及び第2ユーザ機能に対応するB.App機能画面を出力するように制御する。この際、A.App機能画面及びB.App機能画面は、第1ユーザ機能及び第2ユーザ機能によってそれぞれ異なるイメージやテキストなどを出力することができる。例えば、第1ユーザ機能が音楽再生機能の場合、A.App機能画面は、音楽再生制御のための制御キーマップ及び再生される音楽ファイルと関連するイメージを出力することができる。また、第2ユーザ機能がメッセージ作成機能の場合、B.App機能画面は、メッセージ作成のためのキーマップ及び文字作成のための作成窓(画面領域)を出力することができる。
【0025】
次に、制御部160は、同一のユーザ機能が繰り返されて活性化されると、当該ユーザ機能の活性化によって表示部141の領域を2個の領域に分割し、302画面に示したように、分割された各領域に当該ユーザ機能に対応する機能画面を出力するように制御する。例えば、先ず、第1ユーザ機能がメッセージ作成機能の場合、制御部160は、メッセージ作成機能のための作成窓を表示部141の全体領域に表示するか、又は作成窓とキーマップを含む画面を表示部141の全体領域に表示するように制御する。その後、入力部120などから第2ユーザ機能として更に他のメッセージ作成機能を活性化するための入力信号が発生すると、制御部160は、表示部141の領域を分割する。そして、制御部160は、分割された表示部141の各領域に対して先に実行されたメッセージ作成機能に対応するA1.App機能画面を出力するように制御する一方、後で実行されたメッセージ作成機能に対応するA2.App機能画面を出力するように制御する。他の例として、2個のWeb接続機能を要求するユーザ入力が発生すると、制御部160は、機能活性化によって2つのWeb接続画面に対応するA1.App機能画面及びA2.App機能画面を表示部141の分割された領域にそれぞれ出力するように制御することができる。
【0026】
また、制御部160は、互いに連関するユーザ機能が追加されて活性化されると、当該ユーザ機能の活性化によって表示部141の領域を分割し、各機能に対応する機能画面を303画面に示したように出力するように制御することができる。例えば、ユーザが、先ずメッセージ作成機能を活性化し、その後メッセージ作成機能のためのファイル検索機能を活性化すると、制御部160は、表示部141の領域をそれぞれ分割し、分割された領域のうちの一領域にA.App機能画面を出力するように制御し、残りの領域にファイル検索機能に対応するLinkA.App機能画面を出力するように制御する。これにより、ユーザは、メッセージ作成をA.App機能画面を通じて行いながら、必要なファイル検索及びファイル添付をLinkA.App機能画面を通じて行うことができる。
【0027】
次に、制御部160は、既に行われているユーザ機能のサブユーザ機能が活性化されると、サブユーザ機能に対応する機能画面の出力のために表示部141領域を分割し、分割された各領域に304画面に示したように当該機能画面を出力するように制御する。例えば、受信メッセージの検索に対応するユーザ機能が活性化されると、制御部160は、当該機能に対応して表示部141の全体に受信メッセージリストを表示するように制御する。その後、ユーザが受信メッセージリストを選択し、確認しようとする入力信号を生成すると、制御部160は、受信メッセージの確認に対応するサブユーザ機能を活性化するように制御する。この過程で、制御部160は、表示部141の領域を2つの領域に分割し、分割された領域のうちの一領域に受信メッセージの検索に対応するA.App機能画面を出力するように制御し、残りの分割された領域に、選択されたメッセージ出力に対応するSubA.App機能画面を出力するように制御する。
【0028】
要約すると、制御部160は、表示部141の領域をそれぞれ分割し、分割された各領域に、個々のユーザ機能の活性化に対応する機能画面、同一のユーザ機能の重複活性化に対応する機能画面、既に活性化されたユーザ機能と関連するユーザ機能の同時活性化に対応する機能画面、既に活性化されたユーザ機能のサブユーザ機能の活性化に対応する機能画面をそれぞれ分割された画面に出力するように制御する。
【0029】
以下、本発明の一実施形態による制御部160の分割画面領域構成について図4〜図8を参照して説明する。
【0030】
図4を参照すると、ユーザは、携帯端末100の運用のために複数のメニュー項目又はウィジェット項目が含まれた画面を表示するように入力信号を生成することができる。例えば、ユーザが複数のメニュー項目が含まれたメニュー画面を表示するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、401画面に示したように、多数のメニュー項目を含むメニュー画面を表示する。この際、携帯端末100は、分割画面に表示されるように設定されたデュアルメニュー項目を表示することができる。デュアルメニュー項目は、ユーザ設定や設計者の意図によって表示部141の全体領域を2つの領域に分割し、分割された領域に2つのメニューに対応する画面を表示するように設定される。デュアルメニュー項目は、設計者が設計時に設定するか、又はユーザが2つのメニュー項目をデュアルメニュー項目として併用する場合に生成することができる。このため、携帯端末100は、複数のメニューのうちの2つの選択されたメニュー項目を1つのデュアルメニュー項目として組み合わせることができる機能を、特定メニューなどを通じて提供することができる。401画面に示したように、携帯端末100は、シングルメニュー項目として“E、F、G、H、I、J、K、L”メニュー項目と、デュアルメニュー項目として“AB”、“CB”、“CD”項目をメニュー画面の一側に出力することができる。
【0031】
401画面で、ユーザが、デュアルメニュー項目、例えば“AB”メニュー項目を選択すると、携帯端末100は、デュアルメニュー、即ちAメニュー及びBメニューに対応するそれぞれの応用プログラムを活性化する。そして、携帯端末100は、403画面に示したように、活性化されたA応用プログラムに対応するApp.A機能画面とB応用プログラムに対応するApp.B機能画面を分割された表示部141の各領域に出力する。このように携帯端末100は、デュアルメニュー項目の設定機能を提供し、選択されたデュアルメニュー項目によって分割画面を表示することができる。
【0032】
次に、図5を参照すると、ユーザが“C”メニューを活性化するか、又は“C”機能を活性化するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、411画面に示したように、“C”メニュー又は“C”機能に対応するApp.C機能画面を表示部141に出力する。その後、ユーザがApp.C機能画面で“A”機能を活性化するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、“A”機能の活性化を行い、“A”機能に対応するApp.A機能画面を413画面に示したように、表示部141に出力する。例えば、ユーザがWebブラウザを活性化すると、携帯端末100は、設定されたWebアドレスを用いてWebサーバー接続し、Webサーバーから受信したWeb接続画面を411画面に示したように表示する。その後、ユーザがWeb接続画面のリンクを有する項目を選択する入力信号を生成すると、携帯端末100は、413画面に示したように、リンクされたWeb接続画面を表示部141に表示する。
【0033】
携帯端末100は、イベント履歴により関連する2つの情報を同時に提供することができる。例えば、413画面で、ユーザが特定キー入力信号又は特定タッチイベントに対応する“Home key”のような入力信号を生成すると、携帯端末100は、415画面に示したように、イベント履歴によりApp.A機能画面に関連するApp.C機能画面とApp.A機能画面とを表示部141に同時に出力することができる。この場合、携帯端末100は、表示部141の全体領域を2個の領域に分割し、分割された各領域に当該機能画面を出力する。即ち、携帯端末100は、分割画面を表示する直前、即ち“Home key”が押される直前に実行されたApp.A機能画面を分割画面の左側領域に出力するように制御し、“A”機能以前に実行された“C”機能によるApp.C機能画面は、分割画面の右側に出力する。また、携帯端末100は、各機能画面出力の位置を変更することができ、ユーザのタッチイベント、例えばドラッグイベント入力時に機能画面の位置を変更することができる。分割画面が出力されている状態で、再び“Home Key”が押されると、携帯端末100は、以前の画面、即ち413画面に戻る。上述したように、携帯端末100は、イベント履歴を通じて2つの機能画面が互いに関連する場合、2つの機能画面を分割画面に同時に出力することができる。
【0034】
次に、図6を参照すると、ユーザが“A”機能を活性化するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、421画面に示したように、“A”機能に対応するApp.A機能画面を表示部141に表示する。その後、ユーザが421画面で“A”機能のサブ機能(Sub task)を活性化するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、“A”機能のサブ機能に該当するA_Sub応用プログラムを活性化し、サブ機能の実行以前に行われた“A”機能によって出力されたApp.A機能画面に対応するA_Main機能画面を生成した後、これを423画面に示したように、表示部141の分割画面の一側に出力し、A_Sub応用プログラムの活性化によるA_Sub機能画面を分割画面の他の側に出力する。ここで、携帯端末100は、421画面のApp.A機能画面に対して分割画面領域に合うように大きさをリサイジングするか、又はApp.A機能画面に出力された特定の画面要素を除去することによって、423画面のA_Main機能画面を生成することができる。この際、携帯端末100は、ユーザ設定や設計者の意図によってA_Main機能画面及びA_Sub機能画面が分割画面に出力される位置を固定することができ、設定によって出力される位置を変更するか、又はランダムに出力することができる。
【0035】
一方、A_Sub応用プログラムが終了するか又は特定のプログラムが終了すると、即ちユーザが生成した入力信号によって当該A_Sub応用プログラムが終了すると、携帯端末100は、425画面に示したように、A_Sub機能が適用されたApp.A−1機能画面を表示部141の全体に出力することができる。
【0036】
図6の場合を例に説明すると、ユーザがメッセージ作成プログラムを活性化するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、それに対応するメッセージ作成窓を、421画面に示したように、App.A機能画面として表示部141に表示する。その後、ユーザがメッセージに添付するイメージファイルの検索を要求する入力信号を生成すると、携帯端末100は、イメージファイルの検索機能に対応する画面をA_Sub機能画面として423画面に示したように出力する。この際、携帯端末100は、App.A機能画面に対応するメッセージ作成窓を分割画面の大きさに合うようにリサイジングするか、又は属性を変更した後、423画面に示したように、A_Main機能画面として表示部141に出力する。その後、ユーザがA_Main機能画面に適用すると、携帯端末100は、425画面に示したように、イメージファイルの添付機能が適用されたApp.A−1機能画面を表示部141の全体に出力する。ここで、携帯端末100は、ユーザが別途のイメージファイルの検索を終了する入力信号を生成すると、421画面に戻ることができる。上述したように、携帯端末100は、特定機能と特定機能のサブ機能の活性化によって当該機能に対応する機能画面を、分割された画面に出力することができる。
【0037】
次に、図7を参照すると、ユーザは、携帯端末100の特定機能、例えば、“A”機能を活性化するための入力信号を生成することができる。すると、携帯端末100は、431画面に示したように、“A”機能に対応するApp.A機能画面を表示部141に出力する。このような状態で、携帯端末100は、既定のスケジュール又は特定イベントによるイベント機能を活性化することができる。すると、携帯端末100は、イベント機能に対応する応用プログラムを活性化し、それに対応する画面を表示部141に出力する。この際、携帯端末100は、以前に表示部141に出力されたApp.A機能画面を、分割された画面の一側に出力するように制御し、新たに活性化されたイベント機能に対応するEvent機能画面を残りの分割された画面の一側に出力することができる。
【0038】
例示して説明すると、ユーザは、動画再生に対応する“A”機能を活性化し、それによって動画再生表示に対応するApp.A機能画面を431画面に示したように、表示部141全体に出力して視聴することができる。この状態で、外部から通話呼受信が発生すると、携帯端末100は、通話呼受信による受信アラーム機能を活性化し、Event機能画面として受信アラーム機能に対応する通話呼受信画面を表示部141に出力する。この際、携帯端末100は、433画面に示したように、動画再生表示に対応するApp.A機能画面と通話呼受信画面に対応するEvent機能画面をそれぞれ分割された画面に区分して出力することができる。
【0039】
上述したように、携帯端末100は、通話呼受信に対応する入力信号が発生すると、通話呼受信イベントに対応する機能画面を表示部141に出力することができる。この際、携帯端末100は、通話呼受信イベントの場合、ユーザが携帯端末100を把持して顔に隣接した領域に移動させることによって、動画再生表示機能を自動で一時中止させた後、表示部141に供給される電源のみを遮断することによって、電源節約を行うことができる。その後、携帯端末100は、通話呼終了時、431画面に戻る。
【0040】
一方、Event機能がスケジュールアラーム機能の場合、Event機能によるアラームメッセージを、433画面に示したように、左側分割領域に出力することができる。この際、メッセージアラーム機能は、動画再生表示機能と関連する部分ではないので、動画再生表示機能による機能画面出力が維持されるように設定することができる。このような設定は、設計者の意図によって携帯端末100製作時に設計することができ、ユーザ設定によって動画再生表示機能の機能画面の維持及び一時停止などを変更することができる。このように携帯端末100は、特定機能の活性化による機能画面が全体画面に出力されている状態で、内部又は外部システムインタラプトによるイベント発生時に、機能画面とイベント画面を、分割された画面に出力することができる。
【0041】
次に、図8を参照すると、ユーザは、携帯端末100の特定機能、例えばリスト機能を活性化するための入力信号を生成することができる。すると、携帯端末100は、441画面に示したように、リスト機能に対応するList A機能画面を表示部141に出力する。この際、携帯端末100は、画面分割に、例えば、“Splitter”アイコンを画面の一側に出力することができる。そして、ユーザがSplitterアイコンをタッチすると、443画面に示したように、携帯端末100は、リスト項目の詳細表示(View List’s item)画面を出力する。即ち携帯端末100は、画面分割を行い、大きさが調節されたList A機能画面を表示部141の分割された画面の一側に出力し、List A機能画面に出力された特定項目が選択されるか、又はデフォルトとして選択されると、選択された項目の詳細表示機能画面を表示部141にList A機能画面と共に出力する。ここで、携帯端末100は、445画面及び447画面に示したように、縦状態での画面分割を行なうこともできる。
【0042】
一方、443画面及び447画面に示したように、携帯端末100は、441画面及び445画面への復帰のために、例えば“Merge”アイコンを表示部141の一側に出力することができる。ユーザが“Merge”アイコンを選択すると、携帯端末100は、以前の画面へ復帰、或いは441画面又は445画面へ復帰する。
【0043】
以上では、本発明の一実施形態による分割画面領域構成について図4〜図8を参照して説明した。次に、分割画面領域間の機能画面領域の移動について説明する。
【0044】
図9〜図12は、本発明の一実施形態によるユーザ機能に伴う分割画面領域間の移動を示す図である。
【0045】
図9を参照すると、ユーザがファイル検索機能を活性化すると、携帯端末100は、ファイル検索機能の活性化によって特定ファイルを検索することができる画面を表示部141に表示する。この過程で、携帯端末100は、ユーザが分割画面を基にファイル検索機能を活性化すると、501画面に示したように画面を分割し、分割された各画面に特定ファイルに対応する機能画面を出力する。例えば、携帯端末100は、上述のように、デュアルメニュー項目を出力することができ、ユーザは、デュアルメニュー項目を選択するための入力信号を生成することができる。すると、携帯端末100は、501画面に示したように、分割画面に各機能画面を出力する。また、携帯端末100は、図4で説明したような機能活性化が行われると、それによる分割画面出力を行う。この際、携帯端末100は、表示部141の全体領域を2個の領域に分割し、選択されたファイルに対応する機能画面、即ちA.App機能画面とB.App機能画面を、各分割された領域に出力する。そして、携帯端末100は、各機能画面の一定領域にオーバーラップして、他のファイルを検索することができるようにする検索窓を表示部141の一側に出力する。検索窓は、機能画面が表示部141に出力された状態で既定のタッチイベントが発生すると、それによって出力され、一定の時間が経過すると、検索窓は、表示部141から除去することもできる。また、携帯端末100は、表示部141の全体領域を3個の領域に分割し、分割された各領域にA.App機能画面とB.App機能画面及び検索窓を出力することができる。検索窓は、図示したように、現在の表示部141に出力されている機能画面に対応するアイコンと、他のファイルに対応するアイコンを表示することができる。この際、検索窓に表示されるアイコンのうち、表示部141に出力された機能画面に対応するアイコンをハイライトし、現在どのファイルが選択されて表示されているかを指示することができる。
【0046】
一方、501画面で、ユーザが、他のファイルに対応するアイコン、例えばApp.Cアイコンを選択するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、503画面に示したように、App.Cアイコンに対応するC.App機能画面を表示部141に出力する。この際、携帯端末100は、A.App機能画面を除去し、A.App機能画面が出力された領域にC.App機能画面を出力する。この過程で、携帯端末100は、表示部141に出力された機能画面のうち、相対的に時間が経った機能画面を除去し、新たに選択された機能画面を出力することができる。
【0047】
上述したように、携帯端末100は、機能画面の移動のために別途の検索窓を出力し、検索窓で選択された特定アイコンに対応する機能画面を、以前に出力された機能画面のうちのいずれか1つと置換するようにして、機能画面を移動することができる。
【0048】
一方、ユーザは、検索窓でファイル選択時に、図10のような入力信号を生成することができる。これを更に詳しく説明すると、検索窓でApp.AアイコンとApp.Bアイコンが選択されて、511画面に示したように、A.App機能画面とB.App機能画面が出力されている状態で、ユーザは、App.Cアイコンを選択した後、ドラッグし、A.App機能画面が出力された位置にApp.Cアイコンを移動させるタッチイベントを生成することができる。また、ユーザは、App.Fアイコンを選択した後、ドラッグし、B.App機能画面が出力された位置にApp.Fアイコンを移動させるタッチイベントを生成することができる。
【0049】
すると、携帯端末100は、513画面に示したように、A.App機能画面が出力された表示部141の位置にApp.Cアイコンに対応するC.App機能画面を出力し、B.App機能画面が出力された表示部141の位置にApp.Fアイコンに対応するF.App機能画面を出力する。
【0050】
このように、携帯端末100は、検索窓に表示されたアイコンをユーザが直接選択した後、所望の位置に移動させると、それに対応する位置に当該機能画面を出力することができる。
【0051】
次に、図11を参照すると、ユーザが図4で説明したような機能運用のための入力信号を生成すると、携帯端末100は、521画面に示したように、選択された機能に対応する画面、即ちApp.A機能画面とApp.B機能画面を表示部141に画面を分割して出力する。
【0052】
この状態で、ユーザは、携帯端末100に設けられた“Home key”を活性化することができる。すると、携帯端末100は、523画面に示したように、App.A機能画面とApp.B機能画面の大きさをリサイジングし、表示部141の一定領域にそれぞれ配置させ、“Home key”入力に対応するメニュー画面を表示部141に出力する。即ち、携帯端末100は、App.A機能画面をリサイジングしたA機能画面を表示部141の左側の所定領域に出力し、App.B機能画面をリサイジングしたB機能画面を表示部141の右側の所定領域に出力する。そして、携帯端末100は、A機能画面とB機能画面の中間に“Home key”入力に対応するメニュー画面を出力する。523画面で、ユーザは、メニュー画面に出力された多様な機能アイコンのうちの特定のアイコン、例えば“C”機能アイコンを選択し、これをA機能画面上にドラッグ&ドロップする入力信号を生成することができる。
【0053】
すると、携帯端末100は、525画面に示したように、“C”機能アイコンの移動によって“A”機能画面を“C”機能画面に置換する。その後、ユーザが、分割領域(Split Area)上で特定入力信号、即ち分割領域をタップ(Tap)する入力信号を生成すると、携帯端末100は、527画面に示したように、メニュー画面を除去し、リサイジングされて表示部141に出力される機能画面を、表示部141の分割領域に合うように変換して出力する。例えば、携帯端末100は、525画面で選択された“C”機能アイコンによって527画面でApp.C機能画面を出力することができる。この際、App.C機能画面は、521画面でApp.A機能画面が出力された領域に合うように出力される。そして、525画面におけるB機能画面は、527画面で、メニュー画面を除去し、リサイジングされて分割領域に合うようにApp.B機能画面を出力する。
【0054】
次に、図12を参照すると、携帯端末100は、分割画面に出力された機能画面を、メニュー画面を通じて一時的に全て他の機能画面に変更することができる。これを更に詳しく説明すると、ユーザが図4で説明したような機能運用のための入力信号を生成すると、携帯端末100は、531画面に示したように、選択された機能に対応する画面、即ちApp.E機能画面とApp.H機能画面を表示部141に画面を分割して出力する。
【0055】
一方、ユーザは、多様な機能アイコンを含むメニュー画面を表示部141に表示することができる。このため、携帯端末100は、特定キー、例えば“Home key”を提供することができ、ユーザが“Home key”を活性化すると、それに対応して533画面に示したように、表示部141の全体に少なくとも1つの機能アイコンを含むメニュー画面を表示する。この際、携帯端末100は、上述したように、デュアルメニュー項目を表示部141に表示することができる。ここで、デュアルメニュー項目を携帯端末100の設計者が任意に設計するか、又はユーザの設定によって生成及び消去することができる。このため、携帯端末100は、デュアルメニュー項目設定のための機能及びユーザインターフェースを別途に提供することができる。
【0056】
また、533画面に示したように、デュアルメニュー項目を含むアイコンが表示部141に出力された状態で、ユーザは、特定デュアルメニュー項目、例えば“AB”デュアルメニュー項目を選択するための入力信号を生成することができる。すると、携帯端末100は、535画面に示したように、選択された“AB”デュアルメニュー項目に対応する出力、即ちApp.A機能画面とApp.B機能画面を、分割された表示部141に出力する。この際、携帯端末100は、533画面でユーザが特定デュアルメニュー項目を選択すると、535画面に示したように、選択されたデュアルメニュー項目に対応する機能画面を直接出力することができる。また、携帯端末100は、533画面でユーザがデュアルメニュー項目を選択した後、特定入力信号、即ち当該メニュー項目に対応する機能画面を出力するように設定されたキー入力信号やタッチイベントを生成すると、535画面のような機能画面を出力することができる。
【0057】
以上説明したように、携帯端末100は、検索窓に設けられたアイコンを選択する入力信号、検索窓に設けられたアイコンを分割画面の特定領域に移動させる入力信号、分割画面を再調整してメニュー画面を出力し、メニュー画面で特定アイコンを選択する入力信号、分割画面状態で入力信号によってメニュー画面を出力し、デュアルメニュー項目を選択する入力信号のいずれかの入力信号の発生によって機能画面を移動することができる。
【0058】
以上では、携帯端末100の各構成と機能及び役割について説明した。また、分割画面の特性と、分割画面の置換について説明した。以下では、上述した携帯端末100の分割画面を運用することができる多様なユーザインターフェース(interaction)について図面を参照して更に詳しく説明する。
【0059】
図13は、本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第1実施例を説明するための画面を示す図である。
【0060】
図13を参照すると、第1実施例のユーザインターフェースは、メッセージ作成窓に関連するユーザインターフェースである。ユーザメニューを活性化し、メニュー画面でメッセージ作成のための機能を選択するか、又はメッセージ作成のために割り当てられた特定キー入力を活性化することによって、メッセージ作成窓を表示部に表示することができる。特にユーザがフォンブック画面で特定ユーザ情報、例えば、携帯端末100は、ユーザが“Yun”に登録されたユーザ情報を選択し、メッセージ作成のための機能を活性化すると、601画面のようなメッセージ作成窓を出力することができる。
【0061】
一方、ユーザがメッセージ作成窓で特定領域、例えば追加機能(More option)選択のために割り当てられた領域61をタッチすると、携帯端末100は、603画面に示したように、追加機能を選択することができるオブション窓63を表示部141の一側に表示する。オブション窓63は、多数のサブメニュー項目、例えば“File、Namecard、Calendar、Task、Memo”などのように、メッセージ作成窓と関連する機能を有するサブメニュー項目を含むことができる。ユーザがオブション窓63で“File”項目を選択すると、携帯端末100は、表示部141上に“File”項目に対応するサブ項目を表示する。例えば、携帯端末100は、“Add multimedia、Add subject、Add attachment、Save in、Recipients、Add text、Add Cc/Bcc、Sending Options”のようなサブ項目を含むサブ項目窓65を表示部141上に表示することができる。この際、携帯端末100は、“File”項目のサブ項目窓65をメッセージ作成窓にオーバレイさせて表示することができ、当該サブ項目窓65をユーザが容易に確認することができるようにオブション窓63と重複しない領域にサブ項目窓65に含まれる当該項目を説明するテキストを表示することができる。
【0062】
次に、ユーザが603画面でサブ項目窓65の特定サブ項目、例えば“Add Attachment”項目を選択すると、携帯端末100は、605画面に示したように、表示部141の全体画面を分割し、分割された領域にメッセージ作成窓と関連する第1機能画面62とファイル添付と関連する第2機能画面64を出力する。そして、ユーザが第2機能画面64で“images”項目を選択する入力信号を生成すると、携帯端末100は、607画面に示したように、当該フォルダに含まれる多様なファイルのリストを含むリスト画面66を分割された画面に表示する。この際、携帯端末100は、リスト画面66を第2機能画面64が出力された位置に表示することができる。そして、ユーザが特定ファイル、例えば、“Picture1.jpg、Picture2.jpg”を選択する入力信号を生成し、609画面に示したように、ファイル添付を指示する“Add”アイコンを選択する入力信号を生成すると、携帯端末100は、611画面に示したように、選択されたファイルを含むメッセージ作成窓を表示部141の全体画面に表示する。この際、携帯端末100は、選択されたファイルが添付されたことをユーザが認知することができるように、メッセージ作成窓の一定領域にファイル添付窓67を表示することができる。ファイル添付窓67には、選択されたファイルを指示する情報、例えば“Picture1.jpg、Picture2.jpg”を記入することができる。
【0063】
図14〜図16は、本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第2実施例を説明するための画面を示す図であり、機能画面領域間の情報移動に関するものである。
【0064】
図14を参照すると、ユーザは、2つのユーザ機能、例えば、Web接続機能と音楽ファイル再生機能を携帯端末100が提供するデュアルメニュー項目又は一般メニュー項目などを利用して連続的に又は同時に活性化することができる。携帯端末100は、Web接続機能を活性化すると、既定のサーバーアドレスを用いてWeb接続を行う。そして、Web接続が完了すると、携帯端末100は、701画面に示したように、当該サーバーアドレスが提供するWeb接続画面72を、分割された表示部の一定領域に表示する。そして、携帯端末100は、選択された音楽再生機能を活性化し、それに対応する音楽ファイル再生画面73を、分割された表示部の所定領域に表示する。
【0065】
一方、ユーザは、音楽ファイル再生画面73で、例えば“ABBA”と記載したアーティスト情報を指定する入力信号を生成することができる。そして、ユーザが当該アーティスト情報を選択する入力信号、例えばダブルタップ(Double Tap)を生成すると、携帯端末100は、当該アーティスト情報を選択し、703画面に示したように、選択された情報をWeb接続画面72の特定領域、例えば検索領域72にドラッグ&ドロップすると、705画面に示したように、選択された情報を検索領域72上に表示する。
【0066】
ここで、ユーザは、Web接続画面72の制御のための入力信号、例えば画面移動のための“Panning”信号をWeb接続画面72が表示された表示部上で生成することができる。すると、Web接続画面72が表示された表示部上に配置されたタッチパネルがそれに対応するタッチイベントを生成し、携帯端末100の制御部160に伝達する。すると、携帯端末100は、707画面に示したように、Web接続画面72を入力信号によって移動させて表示する。この状態で、ユーザがWeb接続画面72の特定リンク項目、例えば“検索実行命令”のための“Web search”項目を選択すると、携帯端末100は、検索領域に入力されたアーティスト情報を用いてWebサーチを行い、その結果を、709画面に示したように、表示部141の一定領域、即ちWeb接続画面72の領域に表示する。この際、携帯端末100は、検索領域に入力されたアーティスト情報を含むメッセージをWebサーバーに伝送し、それに対応する検索情報を、無線周波数部110を介して受信した後、受信した情報を表示部141に出力する。
【0067】
次に、図15を参照すると、ユーザは、携帯端末100が提供する電子メール確認機能を活性化することができる。すると、携帯端末100は、電子メール確認機能の活性化の要求によって受信した電子メールリストを表示部141に表示し、特定電子メールが選択されると、711画面に示したように、表示部141の一定領域に当該電子メールの内容を出力する。そして、ユーザが地図表示機能の活性化を要求すると、携帯端末100は、地図表示機能を活性化し、既定の地図情報を表示部141に表示する。この際、携帯端末100は、電子メール確認機能に対応する電子メール機能画面75と地図表示機能に対応する地図機能画面76を、分割された表示部141の画面にそれぞれ出力する。ここで、携帯端末100は、ユーザ制御によって電子メール機能画面75と地図機能画面76の大きさが異なって出力されるように調節することができる。即ち、ユーザがタッチパッド121を介して電子メール機能画面75又は地図機能画面76の大きさを調節するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、それに対応して各機能画面の大きさを調節する。
【0068】
一方、電子メール機能画面75で、ユーザは、特定情報を選択することができる。例えば、ユーザは、電子メール機能画面75でアドレス情報74を多様な入力方式によって選択することができる。即ち、ユーザは、アドレス情報74が出力された領域をドラッグするか、又は携帯端末100が当該アドレス情報74を1つのブロックに設定した場合、当該ブロックが出力されたタッチスクリーン140の領域をタップ(Tap)することによって、アドレス情報74を選択することができる。そして、ユーザは、アドレス情報74をドラッグし、地図機能画面76上に移動させることができる。
【0069】
すると、携帯端末100は、713画面に示したように、ドラッグされて地図機能画面76上に移動された情報によって地図詳細表示機能を活性化し、既定の縮尺で、アドレス情報74が含まれた地図情報を地図機能画面76上に出力する。このため、携帯端末100は、電子メール機能画面75で選択されたアドレス情報74を検索語として判断し、アドレス情報74が地図機能画面76に移動すると、アドレス情報74を基に地図詳細表示機能を活性化する。この際、携帯端末100は、アドレス情報74を含む地図領域を既定の縮尺に調整し、当該地図表示領域を地図機能画面76上に出力する。ここで、上述した電子メール機能画面75及び地図機能画面76は、それぞれ入力部120からの入力信号、タッチスクリーン140からのタッチイベントによってその大きさが調整される。例えば、機能画面を区分する中央境界領域は、ユーザがタッチした後、一定の方向、例えば上下方向に移動させると、入力信号に応じて移動することができ、中央境界領域の移動によって各機能画面の大きさを変更することができる。機能画面の大きさの変更により、機能画面に追加情報を出力するか、又は以前に出力された機能画面の画面要素を除去するか、或いは現在出力された機能画面の大きさを変更して出力することもできる。
【0070】
次に、図16を参照すると、ユーザが電子メール機能の活性化を要求すると、携帯端末100は、電子メール機能を活性化し、少なくとも1つの電子メール項目を含む電子メールリストを出力する。この状態で、ユーザが特定電子メール項目を選択すると、携帯端末100は、721画面に示したように、選択された電子メール項目に含まれる内容を電子メール機能画面75として表示部141に出力する。そして、ユーザが、電子メール機能が活性化された状態で、通話呼び出し機能を活性化するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、通話呼び出し機能を行うための電話番号入力画面77を表示部141に出力する。
【0071】
ここで、ユーザは、電子メール機能画面75に含まれる特定情報、例えば電話番号情報78を選択するための入力信号を生成することができる。即ち、ユーザは、電子メール機能画面75上で電話番号情報78が出力された領域をドラッグするか、又はタップ(Tap)することによって、電話番号情報78を選択することができる。そして、ユーザは、選択された電話番号情報78を電話番号入力画面77上にドラッグして移動させることができる。
【0072】
すると、携帯端末100は、723画面に示したように、ユーザが移動させた電話番号情報78を電話番号入力画面77の一側に出力する。そして、携帯端末100は、電話番号情報78を用いて電話の呼び出し機能を自動で行うか、又は別途の通話呼び出しのための入力信号が生成されると、電話の呼び出し機能を行う。
【0073】
上述したように、携帯端末100は、ユーザの要求によって、複数の機能画面を領域別に分割して表示部141に出力する。そして、携帯端末100は、各機能画面上に出力された情報項目をユーザが選択できるようにし、選択された情報項目を他の機能画面上に移動し、選択された情報項目を用いて既定の機能を行う。図15では、ユーザがアドレス情報74を地図機能画面76上に移動させる例を説明したが、ここで、携帯端末100は、アドレス情報74が格納部150に格納された地図上にマッチングしない場合、当該アドレス情報74に対応する地域を探すことができないことを指示するメッセージを出力することができる。また、図16では、ユーザが電話番号情報78を電話番号入力画面77上に移動させる例を説明したが、この過程で、ユーザが選択した電話番号情報78が誤った情報である場合、例えば、特殊文字や特定文字又は電話の呼び出しが不可能な情報である場合、それに対応するメッセージを出力することができる。
【0074】
図17は、本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第3実施例を説明するための画面を示す図であり、機能画面領域間の情報のコピーと移動に関するものである。
【0075】
図17を参照すると、ユーザがWeb接続機能を活性化するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、Web接続機能を活性化する。この際、携帯端末100は、既定のアドレス又はユーザが入力したアドレスなどを用いて特定サーバーに接続し、当該サーバーが提供するWeb接続画面を801画面に示したように表示部141に出力する。そして、ユーザがメモ機能を活性化するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、表示部141の画面を分割し、分割された一方の領域にWeb接続画面81を表示し、他の領域にメモ機能画面82を表示することができる。
【0076】
次に、メモ機能画面82で、ユーザがメモ生成(Create)機能を利用するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、803画面に示したように、メモ生成画面83を表示部141に出力する。このため、携帯端末100は、メモ生成のためのメニュー項目を提供するか、又は801画面に示したように、メモ生成のためのアイコンをメモ機能画面82の一側に出力することができる。
【0077】
次に、805画面に示したように、メモ生成画面83で、ユーザが、Web接続画面81に表示されている特定情報項目を選択する入力信号を生成し、選択された情報項目をメモ生成画面83に移動させると、携帯端末100は、807画面に示したように、選択された情報項目をメモ生成画面83上に表示する。ここで、ユーザは、Web接続画面81上でタッチドラッグイベントを生成することによって、特定情報を選択することができる。
【0078】
携帯端末100は、807画面に示したように、ユーザがメモ生成画面83の色を選択することができるように色選択バー85を表示することができる。ユーザが色選択バー85に含まれる特定色を選択するタップ(Tap)信号を生成すると、携帯端末100は、809画面のように、選択された色をメモ生成画面83に適用する。その後、ユーザがメモ生成画面83に出力された格納(Save)アイコンを選択すると、携帯端末100は、811画面に示したように、メモ機能画面82へ復帰する。この際、携帯端末100は、メモ生成機能によって生成された新しいメモ86を含むメモ機能画面82を出力することができる。
【0079】
図18は、本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第4実施例を説明するための画面を示す図であり、機能画面領域間のファイル移動に関するものである。
【0080】
図18を参照すると、ユーザがファイル検索機能を活性化するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、それに対応して第1ファイル検索画面91を、901画面に示したように表示部141に表示する。そして、ユーザが更に他のファイル検索機能を活性化するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、表示部141の画面を分割し、以前に行われたファイル検索機能に対応する第1ファイル検索画面91と他のファイル検索機能に対応する第2ファイル検索画面92を、分割された領域にそれぞれ表示する。
【0081】
ユーザが第2ファイル検索画面92で“Images”項目を選択すると、携帯端末100は、903画面に示したように、選択された項目のサブ項目、例えば“User Folder 1、User Folder 2、Picture1.jpg、Picture2.jpg、Picture3.jpg”を含む第1リスト画面93を表示する。第1リスト画面93で、ユーザが“User Folder 1”フォルダ項目を選択すると、携帯端末100は、905画面に示したように、“User Folder 1”フォルダ項目に含まれるサブ項目を含む第2リスト画面94を出力する。ここで、第2リスト画面94は、“User Folder 1”フォルダ項目に含まれるサブ項目、即ち“Father.jpg、Kathy.jpg、Sea.jpg、Fed Flower.jpg、Cute.jpg”項目を含む。一方、ユーザは、第2リスト画面94に出力されたサブ項目のうちの特定項目を第1ファイル検索画面91の特定フォルダ、例えば“Family”項目に移動させるための入力信号を生成することができる。例えば、ユーザは、第2リスト画面94で“Father.jpg”項目を選択する入力信号を生成し、当該項目が選択されると、ドラッグし、第1ファイル検索画面91の“Family”項目が割り当てられた領域上に移動させることができる。すると、携帯端末100は、選択された“Father.jpg”項目を第1リスト画面93上に出力された“User Folder 1”フォルダから第1ファイル検索画面91に出力された“Family”フォルダに移動させることができる。そして、携帯端末100は、移動された“Father.jpg”項目を第2リスト画面94、即ち“User Folder 1”フォルダから除去する。
【0082】
図19は、本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第5実施例を説明するための画面を示す図であり、Web接続機能を支援する機能画面領域間の連動に関するものである。
【0083】
図19を参照すると、ユーザがWeb接続機能を活性化するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、既定のアドレス又はユーザが入力したアドレスを用いてWebサーバーに接続し、Webサーバーにより提供される情報を出力するためのWeb接続画面を表示部141に表示する。そして、ユーザが“Twitter”機能を活性化するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、ツイッター機能の支援のためのツイッターサーバーに接続し、ツイッターサーバーにより提供された接続画面を受信して表示部141に表示する。これにより、携帯端末100は、1001画面に示したように、Web接続画面101とツイッター機能画面102を、分割された領域を有する表示部141上にそれぞれ出力する。
【0084】
その後、ユーザは、Web接続画面101上で多様なタッチイベント、例えばタップ(Tap)機能を利用してニュース検索を行うことができる。ユーザが特定ニュース、例えば“Health care”に関するニュースを選択すると、携帯端末100は、当該リンク情報をサーバーに伝送し、サーバーから当該“Health care”と関連した情報を受信し、受信した情報を1003画面に示したようにWeb接続画面101に出力する。
【0085】
ユーザが1005画面に示したようにツイッター機能画面102でアップデート領域103を選択すると、携帯端末100は、当該アップデート領域103に情報入力のための機能を提供することができる。即ち、ユーザは、入力部120を利用して1007画面に示したようにアップデート領域103に特定文字入力、例えば“Health care yahoe news is here!”に該当する文字入力を行うことができる。そして、ユーザは、Web接続画面101に出力された特定情報、例えばURLアドレス情報104を選択するための入力信号、例えば“Double Tap”のような入力信号を生成することができる。そして、ユーザは、1009画面に示したように、選択されたURLアドレス情報104をドラッグし、ツイッター機能画面102のアップデート領域103に入力することができる。
【0086】
すると、携帯端末100は、1011画面に示したように、1005画面でユーザが入力した文字情報と1009画面でユーザが選択したURLアドレス情報104の両方を、アップデート領域103に適用して出力する。そして、ユーザが入力した情報をツイッターサーバーにアップロードするための入力信号を生成すると、携帯端末100は、入力された情報をアップロードする。
【0087】
図19で、Web接続画面から得られた情報はツイッター機能画面102に適用される。一方、以下の図20で説明するように、ツイッター機能画面102の情報をWeb接続画面101に適用することも可能である。
【0088】
図20を参照すると、ユーザがWeb接続機能とツイッター機能を活性化すると、携帯端末100は、1101画面に示したように、ツイッター機能画面102とWeb接続画面101をそれぞれ分割された領域を有する表示部141に出力する。
【0089】
そして、ユーザがツイッター機能画面102上で特定情報を選択するタッチイベントを生成すると、例えば特定URLアドレス情報104を選択する入力信号を生成すると、携帯端末100は、1103画面に示したように、選択されたURLアドレス情報104によってWeb接続画面101にWebサーバーから受信したWebデータを表示する。
【0090】
図21は、本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第6実施例を説明するための画面を示す図であり、ファイル検索機能とツイッター機能との間のインターフェース(interaction)に関するものである。
【0091】
図21を参照すると、ユーザがファイル検索機能を選択するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、ファイル検索機能に対応するファイル検索機能画面1211を表示部141に表示する。また、ユーザがツイッター機能を活性化するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、ツイッター機能の活性化によって既定のツイッターサーバーに接続し、ツイッターサーバーにより提供される出力データのためのツイッター機能画面1213を表示部141に表示する。これにより、携帯端末100は、1201画面に示したように、ファイル検索機能画面1211とツイッター機能画面1213をそれぞれ分割された領域を有する表示部141に出力する。
【0092】
一方、ユーザがファイル検索機能画面1211で特定フォルダ、例えば“images”フォルダを選択する入力信号を生成すると、携帯端末100は、1203画面に示したように、“images”フォルダに含まれているサブ項目、例えば“Father.jpg”、“kathy.jpg”、“Sea.jpg”、“Red flower.jpg”、“cute.jpg”サブ項目を含むリスト画面1215を表示部141に出力する。ここで、ユーザが特定サブ項目、例えば“Father.jpg”項目を選択し、ツイッター機能画面1213のアップロード領域1216上にドラッグして移動させる入力信号を生成すると、携帯端末100は、1205画面に示したように、“Father.jpg”項目をツイッター機能画面1213のアップロード領域1216に入力する。ここで、携帯端末100は、アップロード領域1216に入力されたファイル情報、即ち“Father.jpg”を出力することによって、どのファイルがアップロードされるかをユーザに認識させることができる。
【0093】
その後、ツイーターサーバーからの送信要求に応答して、携帯端末100は、ツイッターサーバーにアップロードファイルを伝送する。
【0094】
図22は、本発明の一実施形態によるユーザインターフェースの第7実施例を説明するための画面を示す図であり、分割画面領域でのツイッター機能に関するものである。
【0095】
図22を参照すると、ユーザがツイッター機能を活性化するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、既定のツイッターアドレスを用いてツイッターサーバーに接続し、ツイッターサーバーにより提供される出力データのためのツイッター機能画面301を表示部141に出力する。ツイッター機能画面301は、ツイッターサーバーに登録されたメッセージをリスト形態で含むことができる。ここで、携帯端末100は、ユーザがツイッター機能を利用することができるように、ツイッター機能を活性化するための入力信号を生成するためのアイコン又は特定キーを含むメニューを提供することができる。
【0096】
携帯端末100は、1301画面に示したように、分割画面を構成するための“Splitter”アイコンを画面の一側に出力することができる。ユーザがSplitterアイコンを選択するための入力信号、例えば当該アイコンをタップ(Tap)する入力信号を生成すると、携帯端末100は、1303画面に示したように、画面を分割し、分割された領域にそれぞれツイッター機能に対応する第1ツイッター機能画面302と第2ツイッター機能画面303を表示する。ここで、第1ツイッター機能画面302は、1301画面で出力されたツイッター機能画面301を、画面分割によって縮小された領域に合うようにリサイジングした画面になる。そして、第2ツイッター機能画面303は、第1ツイッター機能画面302のうち、デフォルトとして選択された特定メッセージ項目又はユーザが選択した特定メッセージ項目の詳細情報表示画面になる。これにより、ユーザが1303画面で第1ツイッター機能画面302の他のメッセージ項目を選択するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、1305画面に示したように、選択された他のメッセージ項目の詳細情報を第2ツイッター機能画面303に出力する。
【0097】
1305画面に示したように、ユーザが、例えば第1ツイッター機能画面302の領域に表示された“削除(Delete)”アイコンを選択することにより、選択されたメッセージ項目を削除するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、選択されたメッセージ項目を削除し、選択されたメッセージ項目を削除することにより第1ツイッター機能画面302を更新する。
【0098】
1307画面に示したように、携帯端末100は、全体画面表示へ復帰するための“Merge”アイコンを表示部141の所定領域に出力することができる。ユーザが“Merge”アイコンを選択するための入力信号を生成すると、携帯端末100は、1309画面に示したように、分割された画面を除去し、第1ツイッター機能画面302をツイッター機能画面301に拡大して出力する。ここで、拡大出力は、第1ツイッター機能画面302に出力されるイメージ、テキストなどの大きさを拡大するだけでなく、第1ツイッター機能画面302に出力しなかったイメージ、テキストなどを追加して出力することができる。
【0099】
以上説明したように、本発明の多様な実施例による携帯端末100の分割画面の運用は、ユーザが生成する入力信号によってユーザ機能が活性化されると、ユーザ機能の特性、以前のユーザ機能と新しいユーザ機能との連携性、画面分割を要請する入力信号などによって画面を分割し、分割された各画面に第1機能画面及び第2機能画面を含む機能画面を出力することができる。
【0100】
上述した携帯端末100の分割画面の運用方法及び装置として、いくつかのユーザインターフェースについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、端末設計者の運用によって多様なユーザインターフェースに対してユーザ機能別に自動分割画面出力と全体画面への復帰機能を支援することができる。
【0101】
上述した携帯端末100は、その提供形態として、近距離通信のための近距離通信モジュール、被写体の静止画像/動画像を撮影するためのカメラモジュール、携帯端末100の有線通信方式又は無線通信方式によるデータ送受信のためのインターフェース、インターネットネットワークと通信してインターネット機能を行うインターネット通信モジュール及びデジタル放送受信と再生機能を行うデジタル放送モジュールなどのように、上記で言及しない構成を含むこともできる。このような構成要素は、デジタル機器の機能統合(convergence)傾向によって変形が非常に多様なので、全て列挙することはできないが、言及した構成要素と同等な水準の構成要素がデバイスに追加されて更に含まれて構成され得る。また、本実施形態による携帯端末100は、その提供形態によって上記構成から特定構成が除外されるか、又は他の構成に代替させることもできることは勿論である。これは、本技術分野における通常の知識を有する者にとって容易に理解されることである。
【0102】
また、本発明の実施形態による携帯端末100は、タッチ面積の変化率を追跡し、それによる機能属性の変化を支援する全ての形態のデバイスを含むことができる。例えば、携帯端末100は、多様な通信システムに対応する通信プロトコル(communication protocols)に基づいて動作する全ての移動通信端末(mobile communication terminals)を含め、PMP(Portable Multimedia Player)、デジタル放送プレーヤー、PDA(Personal Digital Assistant)、音楽再生機(例えば、MP3プレーヤー)、携帯ゲーム端末、スマートフォン(Smart Phone)、ノートパソコン(Notebook)、及びハンドヘルドパソコンなどの全ての情報通信機器とマルチメディア機器及びそれに対する応用機器を含むことができる。
【0103】
以上、本発明の実施形態を詳細に説明したが、これらの実施形態は、例示的なものであって限定的なものではない。このように本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の思想と添付の特許請求範囲で定義された権利範囲を逸脱しない範囲内で均等論によって多様な変化と修正を加えることができる。
【符号の説明】
【0104】
100 携帯端末
110 無線周波数部
120 入力部
121 タッチパッド
123 キーボタン
130 オーディオ処理部
140 タッチスクリーン
141 表示部
143 タッチパネル
150 格納部
160 制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯端末の画面領域分割方法であって、
複数のユーザ機能を順次又は同時に活性化するための複数の入力信号を生成する段階と、
前記生成された複数の入力信号のうちの少なくとも1つによって複数のユーザ機能を活性化する段階と、
前記複数のユーザ機能のうちの少なくとも1つに各々対応する複数の分割画面領域に画面を分割する段階と、
前記複数の活性化されたユーザ機能の各々に対応する機能画面領域を前記複数の分割画面領域の該当する分割画面領域に出力する段階と、を有することを特徴とする画面領域分割方法。
【請求項2】
前記複数の分割画面領域に画面を分割する段階は、
分割画面領域構成のうちの少なくとも1つ及び各メニューに対応する機能画面領域を出力するために生成されたデュアルメニュー項目が活性化されると、ユーザ機能を連続的に活性化した後、画面領域の分割を要請する入力信号を生成する段階と、
第1ユーザ機能が活性化された後、該第1ユーザ機能のサブ機能活性化のための入力信号を生成し、内部又は外部システムイベントに基づきイベント生成機能を活性化する段階と、
前記ユーザ機能及び該ユーザ機能のサブユーザ機能を活性化するための入力信号を生成する段階と、のうちの少なくとも1つの段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の画面領域分割方法。
【請求項3】
前記機能画面領域を出力する段階は、
独立したユーザ機能の活性化によって、独立したユーザ機能に対応する機能画面領域を該当する分割画面領域に表示する段階と、
同一のユーザ機能の重複活性化によって、分割画面領域に該当するユーザ機能の各インスタンスに対応する機能画面領域を該当する分割画面領域に表示する段階と、
第1ユーザ機能に対応する機能画面領域及び該第1ユーザ機能と関連した第2ユーザ機能に対応する機能画面領域を該当する分割画面領域に表示する段階と、
ユーザ機能に対応する機能画面領域及び該ユーザ機能のサブユーザ機能に対応する機能画面領域を該当する分割画面領域に表示する段階と、
入力信号によって分割画面領域の機能画面領域間を移動する段階と、のうちのいずれか1つの段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の画面領域分割方法。
【請求項4】
前記機能画面領域間を移動する段階は、
分割画面領域構成の後に入力信号によって検索画面領域が出力され、該検索画面領域で新たなユーザ機能が選択されると、該新たに選択されたユーザ機能に対応する機能画面領域を前記分割画面領域に出力された機能画面領域のうちのいずれか1つと置換する段階と、
分割画面領域構成の後に入力信号によってメニュー画面領域が出力され、前記メニュー画面領域で新たなメニュー項目が選択されると、該新たに選択されたメニュー項目に対応する機能画面領域を前記分割画面領域に出力された機能画面領域のうちのいずれか1つと置換する段階と、のうちのいずれか1つの段階を含むことを特徴とする請求項3に記載の画面領域分割方法。
【請求項5】
前記メニュー画面領域を出力する段階は、
前記分割画面領域に出力された各機能画面領域をリサイジングする段階と、
前記リサイジングされた機能画面領域の間に前記メニュー画面領域を表示する段階と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の画面領域分割方法。
【請求項6】
前記メニュー画面領域で選択された新たなメニュー項目がデュアルメニュー項目である場合、該当する分割画面領域に出力される前記機能画面領域は、前記選択されたデュアルメニュー項目に対応する機能画面領域と置換されることを特徴とする請求項4に記載の携帯端末の画面領域分割方法。
【請求項7】
前記分割画面領域の機能画面領域間の情報の挿入、検索、コピー、移動、実行のうちの少なくとも1つによって機能連携を行う段階と、
2つの項目が相互に結合され、複数のユーザ機能を活性化することができるように設定されたデュアルメニュー項目を出力する段階と、のうちのいずれか1つの段階を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の画面領域分割方法。
【請求項8】
第1及び第2機能画面領域間の機能連携段階は、
前記第1機能画面領域に表示された情報項目を前記第2機能画面領域にコピーする段階と、
前記第1機能画面領域に表示された情報項目を利用して前記第2機能画面領域で検索を行う段階と、
前記第1機能画面領域に出力された少なくとも1つのファイルを検索し、該検索されたファイルを前記第2機能画面領域に添付する段階と、
前記第1機能画面領域に表示された情報項目を利用して前記第2機能画面領域で通話呼び出し機能又は地図表示機能を行う段階と、
前記第1機能画面領域に表示された情報項目を前記第2機能画面領域に移動して格納する段階と、
前記第1機能画面領域に表示された情報項目を用いて前記第2機能画面領域でサーバーに接続する段階と、
前記第1機能画面領域に表示されたリスト項目を前記第2機能画面領域で選択されたフォルダに移動する段階と、のうちの少なくとも1つの段階を含むことを特徴とする請求項7に記載の画面領域分割方法。
【請求項9】
分割画面領域を支援する携帯端末であって、
複数のユーザ機能を実現する複数の応用プログラムを格納する格納部と、
前記複数のユーザ機能を順次又は同時に活性化するための入力信号を生成する入力部と、
前記入力信号によって複数のユーザ機能を活性化し、各ユーザ機能に対応する機能画面領域を分割画面領域上に出力するための制御部と、
前記機能画面領域を表示する表示部と、を備えることを特徴とする携帯端末。
【請求項10】
前記入力部は、
分割画面領域構成のために生成されたデュアルメニュー項目を選択し、メニューに対応した機能画面領域を出力し、ユーザ機能を連続的に活性化した後に分割画面領域構成を要請する入力信号と、
第1ユーザ機能が活性化された後、該第1ユーザ機能のサブ機能を活性化するための入力信号と、
ユーザ機能の活性化及び該活性化されたユーザ機能のサブユーザ機能を活性化するための入力信号と、のうちの少なくとも1つを生成することを特徴とする請求項9に記載の携帯端末。
【請求項11】
前記表示部は、
独立したユーザ機能の活性化による独立したユーザ機能に対応する機能画面領域の該当する分割画面領域への表示と、
同一のユーザ機能の重複活性化による分割画面領域に該当するユーザ機能の各インスタンスに対応する機能画面領域の該当する分割画面領域への表示と、
第1ユーザ機能に対応する機能画面領域及び該第1ユーザ機能と関連した第2ユーザ機能に対応する機能画面領域の該当する分割画面領域への表示と、
ユーザ機能に対応する機能画面領域及び該表示されたユーザ機能のサブユーザ機能に対応する機能画面領域の該当する分割画面領域への表示と、
活性化された第1ユーザ機能に対応する機能画面領域、及び内部又は外部システムイベントに該当するイベント生成機能に対応する機能画面領域の該当する分割画面領域への表示と、
分割画面領域構成の後の機能画面領域の表示のための少なくとも1つのアイコンを含む検索画面領域の出力と、
分割画面領域構成の後の機能画面領域の表示のための少なくとも1つのメニューを含むメニュー画面の出力と、のうちの少なくとも1つを行なうことを特徴とする請求項9に記載の携帯端末。
【請求項12】
前記制御部は、
前記メニュー画面領域の出力のための入力信号に応答し、前記分割画面領域に出力された各機能画面領域をリサイジングし、該リサイジングされた機能画面領域の間に前記メニュー画面領域を表示するように前記表示部を制御し、
前記メニュー画面領域でデュアルメニュー項目が選択された場合、前記分割画面領域に出力される前記機能画面領域を、前記選択されたデュアルメニュー項目に対応する機能画面領域と置換するように前記表示部を制御することを特徴とする請求項11に記載の携帯端末。
【請求項13】
前記制御部は、
前記第1機能画面領域及び第2機能画面領域が出力された表示部上で、
前記第1機能画面領域に表示された情報項目を前記第2機能画面領域にコピーし、
前記第1機能画面領域に表示された情報項目を利用して前記第2機能画面領域で検索を行い、
前記第1機能画面領域に出力された少なくとも1つのファイルを検索し、該検索されたファイルを前記第2機能画面領域に添付し、
前記第1機能画面領域に表示された情報項目を利用して前記第2機能画面領域で通話呼び出し機能又は地図表示機能を行い、
前記第1機能画面領域に表示された情報項目を前記第2機能画面領域に移動して格納すし、
前記第1機能画面領域に表示された情報項目を用いて前記第2機能画面領域でサーバーに接続し、
前記第1機能画面領域に表示されたリスト項目を前記第2機能画面領域で選択されたフォルダに移動するように制御することを特徴とする請求項9に記載の携帯端末。
【請求項14】
前記表示部は、
分割画面領域構成を要請する入力信号を生成するためのアイコンの出力と、
分割画面領域構成から全体画面へ復帰する入力信号を生成するためのアイコンの出力と、
入力信号による分割画面領域上に表示される機能画面領域の大きさの調整と、のうちの少なくとも1つを行なうことを特徴とする請求項9に記載の携帯端末。
【請求項15】
前記表示部は、
2つの項目が相互に結合され、複数のユーザ機能を活性化することができるように設定されたデュアルメニュー項目を出力することを特徴とする請求項9に記載の携帯端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【公表番号】特表2012−521595(P2012−521595A)
【公表日】平成24年9月13日(2012.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−501939(P2012−501939)
【出願日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際出願番号】PCT/KR2010/001845
【国際公開番号】WO2010/110613
【国際公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【出願人】(503447036)サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド (2,221)
【Fターム(参考)】