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癌の検出方法
説明

癌の検出方法

【課題】癌の診断に有用な癌の検出手段を提供すること。
【解決手段】特定のポリペプチドの発現を指標とする癌の検出方法が開示されている。これらのポリペプチドは、イヌ精巣由来cDNAライブラリーと担癌犬の血清を用いたSEREX法により、担癌生体由来の血清中に存在する抗体と結合するポリペプチドとして単離されたものである。これらのポリペプチドは、癌患者の血清中に特異的に存在する抗体と反応するので、試料中の該抗体を測定すれば、生体内の癌を検出することができる。また、該抗体の抗原タンパク質自体又はそれをコードするmRNAを測定することによっても、生体内の癌を検出することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
生体から分離された試料に対して行なう方法であって、以下の(a)〜(d)の少なくともいずれか1つのポリペプチドの発現を測定することを含む、癌の検出方法。
(a) 配列番号2又は4に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドに対する抗体と抗原抗体反応により結合する反応性を有する、前記生体内で産生されるポリペプチド、
(b) カルメジン、
(c) 配列番号26、28又は42に示されるアミノ酸配列を有する中心体タンパク質に対する抗体と抗原抗体反応により結合する反応性を有するポリペプチド、
(d) 甲状腺ホルモン受容体相互作用因子11(thyroid hormone receptor interactor 11)。
【請求項2】
前記(a)のポリペプチドは、配列番号2に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチド又は該ポリペプチドと95%以上の相同性を有するポリペプチドであり、前記(c)のポリペプチドは、配列番号26又は42に示されるアミノ酸配列を有する中心体タンパク質又は該中心体タンパク質と80%以上の相同性を有するポリペプチドである、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記生体がイヌ、ヒト又はネコである請求項1又は2記載の方法。
【請求項4】
前記生体がイヌであり、測定すべき前記ポリペプチドは、配列番号2、16、26、42及び45のいずれかに示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドである請求項3記載の方法。
【請求項5】
前記生体がイヌであり、測定すべき前記ポリペプチドは、配列番号2、16、26及び45のいずれかに示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドである請求項4記載の方法。
【請求項6】
前記生体がヒトであり、測定すべき前記ポリペプチドは、配列番号4、18、28及び47のいずれかに示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドである請求項3記載の方法。
【請求項7】
前記ポリペプチドの発現の測定は、前記試料に含まれ得る、測定すべき前記ポリペプチドに対し前記生体内で誘導された抗体を免疫測定することにより行われる請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
以下の(e)〜(h)のいずれかのポリペプチドを抗原として用いた免疫測定により行なわれる請求項7記載の方法。
(e) 配列番号2又は4に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチド、
(f) 配列番号16又は18に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチド、
(g) 配列番号26に示されるアミノ酸配列中の連続する500個以上のアミノ酸から成るポリペプチドであって、1514番〜2339番アミノ酸の領域内の連続する500個以上のアミノ酸を含むポリペプチド、又は、配列番号28に示されるアミノ酸配列中の連続する500個以上のアミノ酸から成るポリペプチドであって、1513番〜2325番アミノ酸の領域内の連続する500個以上のアミノ酸を含むポリペプチド、
(h) 配列番号45に示されるアミノ酸配列中の連続する500個以上のアミノ酸から成るポリペプチドであって、237番〜1023番アミノ酸の領域内の連続する500個以上のアミノ酸を含むポリペプチド、又は、配列番号47に示されるアミノ酸配列中の連続する500個以上のアミノ酸から成るポリペプチドであって、236番〜1023番アミノ酸の領域内の連続する500個以上のアミノ酸を含むポリペプチド。
【請求項9】
前記(g)のポリペプチドが、配列番号26に示されるアミノ酸配列中の1514番〜2339番アミノ酸の領域を含み、1000個以下のアミノ酸から成るポリペプチド、又は、配列番号28に示されるアミノ酸配列中の1513番〜2325番アミノ酸の領域を含み、1000個以下のアミノ酸から成るポリペプチドであり、前記(h)のポリペプチドが、配列番号45に示されるアミノ酸配列中の237番〜1023番アミノ酸の領域を含み、1000個以下のアミノ酸から成るポリペプチド、又は、配列番号47に示されるアミノ酸配列中の236番〜1023番アミノ酸の領域を含み、1000個以下のアミノ酸から成るポリペプチドである請求項8記載の方法。
【請求項10】
前記(g)のポリペプチドが、配列番号35又は36に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであり、前記(h)のポリペプチドが、配列番号54又は55に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドである請求項9記載の方法。
【請求項11】
前記(a)〜(d)のいずれかのポリペプチドの発現の測定は、前記試料中に含まれ得る該ポリペプチドを免疫測定することにより行なわれる請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
前記試料が、血清、血漿、腹水又は胸水である請求項1ないし11のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
前記(a)〜(d)のいずれかのポリペプチドの発現の測定は、前記試料中に含まれ得る、該ポリペプチドをコードするmRNAを測定することにより行われる請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
前記mRNAの塩基配列中の部分領域と特異的にハイブリダイズするポリヌクレオチドを用いて、前記試料中の前記mRNAの存在量を調べる、請求項13記載の方法。
【請求項15】
前記生体がイヌであり、前記ポリヌクレオチドは配列番号1、15、25、41及び44のいずれかに示される塩基配列中の部分領域と特異的にハイブリダイズするポリヌクレオチドである請求項14記載の方法。
【請求項16】
前記生体がヒトであり、前記ポリヌクレオチドは配列番号3、17、27及び46のいずれかに示される塩基配列中の部分領域と特異的にハイブリダイズするポリヌクレオチドである請求項14記載の方法。
【請求項17】
前記ポリヌクレオチドがプライマー又はプローブである請求項14ないし16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
前記試料が組織又は細胞である請求項13ないし17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
前記癌が、脳腫瘍、頭、首、肺、子宮、または食道の扁平上皮癌、メラノーマ、肺または子宮の腺癌、腎癌、悪性混合腫瘍、肝細胞癌、基底細胞癌、勅細胞腫様歯肉腫、口腔内腫瘤、肛門周囲腺癌、肛門嚢腫瘤、肛門嚢アポクリン腺癌、セルトリ細胞腫、膣前庭癌、皮脂腺癌、皮脂腺上皮腫、脂腺腺腫、汗腺癌、鼻腔内腺癌、鼻腺癌、甲状腺癌、大腸癌、気管支腺癌、腺癌、腺管癌、乳腺癌、複合型乳腺癌、乳腺悪性混合腫瘍、乳管内乳頭状腺癌、線維肉腫、血管周皮腫、骨肉腫、軟骨肉腫、軟部組織肉腫、組織球肉腫、粘液肉腫、未分化肉腫、肺癌、肥満細胞腫、皮膚平滑筋腫、腹腔内平滑筋腫、平滑筋腫、慢性型リンパ球性白血病、リンパ腫、消化管型リンパ腫、消化器型リンパ腫、小〜中細胞型リンパ腫、副腎髄質腫瘍、顆粒膜細胞腫、褐色細胞腫、膀胱癌(移行上皮癌)、化膿性炎症、腹腔内肝臓腫瘍、肝臓癌、形質細胞腫、悪性血管外膜細胞腫、血管肉腫、肛門嚢腺癌、口腔癌、転移性悪性黒色腫、メラニン欠乏性悪性黒色腫、皮膚悪性黒色腫、悪性筋上皮腫、悪性精巣上皮腫、精細胞腫(セミノーマ)、大腸腺癌、胃腺癌、低グレード皮脂腺癌、耳垢腺癌、アポクリン腺癌、低分化型アポクリン汗腺癌、悪性線維性組織球腫、多発性骨髄腫、間葉系悪性腫瘍、脂肪肉腫、骨肉腫、起原不明の肉腫、軟部肉腫(紡錘形細胞腫瘍)、低分化肉腫、滑膜肉腫、血管肉腫、転移性悪性上皮腫瘍、管状乳腺腺癌、乳腺導管癌、炎症性乳癌、胚細胞腫、白血病、浸潤性毛包上皮腫、中細胞型リンパ腫、多中心型リンパ腫、骨肉腫(乳腺)、肥満細胞腫(PatnaikII型)、肥満細胞腫(GradeII)及び平滑筋肉腫からなる群より選ばれる少なくとも1種の癌である請求項1ないし18のいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
前記(a)〜(d)のいずれかのポリペプチドの発現量が多い場合に癌の悪性度が高くなることに基づき、癌の悪性度をさらに検出することを含む、請求項1ないし19のいずれか1項に記載の方法。
【請求項21】
前記(a)〜(d)のいずれかのポリペプチドの発現量が多い場合に癌の進行度が進んでいることに基づき、癌の進行度をさらに検出することを含む、請求項1ないし20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
前記(a)〜(d)のいずれかのポリペプチドの発現量が低下するか否かによって、癌の治療効果をさらにモニタリングすることを含む、請求項1ないし21のいずれか1項に記載の方法。
【請求項23】
以下の(i)〜(l)のいずれかのポリペプチドに対して生体内で誘導される抗体と抗原抗体反応するポリペプチドを含む癌検出試薬。
(i) 配列番号2又は4に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチド、
(j) カルメジン、
(k) 配列番号26、28又は42に示されるアミノ酸配列を有する中心体タンパク質、
(l) 甲状腺ホルモン受容体相互作用因子11。
【請求項24】
前記(k)のポリペプチドは、配列番号26に示されるアミノ酸配列中の連続する500個以上のアミノ酸から成るポリペプチドであって、1514番〜2339番アミノ酸の領域内の連続する500個以上のアミノ酸を含むポリペプチド、又は、配列番号28に示されるアミノ酸配列中の連続する500個以上のアミノ酸から成るポリペプチドであって、1513番〜2325番アミノ酸の領域内の連続する500個以上のアミノ酸を含むポリペプチドであり、前記(l)のポリペプチドは、配列番号45に示されるアミノ酸配列中の連続する500個以上のアミノ酸から成るポリペプチドであって、237番〜1023番アミノ酸の領域内の連続する500個以上のアミノ酸を含むポリペプチド、又は、配列番号47に示されるアミノ酸配列中の連続する500個以上のアミノ酸から成るポリペプチドであって、236番〜1023番アミノ酸の領域内の連続する500個以上のアミノ酸を含むポリペプチドである請求項23記載の試薬。
【請求項25】
前記(k)のポリペプチドは、配列番号26に示されるアミノ酸配列中の1514番〜2339番アミノ酸の領域を含み、1000個以下のアミノ酸から成るポリペプチド、又は、配列番号28に示されるアミノ酸配列中の1513番〜2325番アミノ酸の領域を含み、1000個以下のアミノ酸から成るポリペプチドであり、前記(l)のポリペプチドは、配列番号45に示されるアミノ酸配列中の237番〜1023番アミノ酸の領域を含み、1000個以下のアミノ酸から成るポリペプチド、又は、配列番号47に示されるアミノ酸配列中の236番〜1023番アミノ酸の領域を含み、1000個以下のアミノ酸から成るポリペプチドである請求項24記載の試薬。
【請求項26】
前記(k)のポリペプチドは、配列番号35又は36に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであり、前記(l)のポリペプチドは、配列番号54又は55に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドである請求項25記載の試薬。
【請求項27】
以下の(m)〜(p)のいずれかのポリペプチドと抗原抗体反応する抗体又はその抗原結合性断片を含む癌検出試薬。
(m) 配列番号2又は4に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドに対する抗体と抗原抗体反応により結合する反応性を有し生体内で産生されるポリペプチド、
(n) カルメジン、
(o) 配列番号26、28又は42に示されるアミノ酸配列を有する中心体タンパク質に対する抗体と抗原抗体反応により結合する反応性を有し生体内で産生されるポリペプチド、
(p) 甲状腺ホルモン受容体相互作用因子11。
【請求項28】
配列表の配列番号1、3、15、17、25、27、41、44及び46のいずれかに示される塩基配列中の部分領域と特異的にハイブリダイズするポリヌクレオチドを含む癌検出試薬。
【請求項29】
前記ポリヌクレオチドは、配列表の配列番号1、3、15、17、25、27、41、44及び46のいずれかに示される塩基配列中の連続する18塩基以上から成る請求項28記載の試薬。
【請求項30】
前記ポリヌクレオチドは、プライマー又はプローブである請求項28又は29記載の試薬。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2013−101149(P2013−101149A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2013−23711(P2013−23711)
【出願日】平成25年2月8日(2013.2.8)
【分割の表示】特願2008−550574(P2008−550574)の分割
【原出願日】平成20年10月23日(2008.10.23)
【出願人】(000003159)東レ株式会社 (7,677)
【Fターム(参考)】