説明

発券システム及び方法

【課題】くじ購入手続きにかかる時間を短縮し、装置をS小型化することにより店内の限られたスペースを有効に利用することを可能とする。
【解決手段】購入者がマークシート5を購入時に、決済端末7よりPOSセンタ8へ送信する購入可能金額を、POSセンタ8にて付与したマークシートIDと共にPOSセンタ8で管理する。購入者が発券端末3にてマークシート5を挿入時、マークシートIDをキーに、POSセンタ8で管理する購入可能金額とマークシート5の申込金額とをチェックし、購入可能な場合にくじ2を発券する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、くじ等の発券システム及び方法に係り、特に発券情報をセンタで管理し、購入者が記入したマークシートの内容に従って発券端末から券を発行する発券システム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
くじや投票券等の券を購入する希望者が、予約機等の端末または汎用的な端末からインターネットを介してセンタに券の発行要求或いはその予約を行い、その結果、取得した引換券を街中にある店舗の窓口に持ち込み、くじの引き換えを行う券発行システムが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1(特開平7−230564号公報)には、券発行装置を予約機と発券機で構成し、購入者により記入されたマークシートの内容を予約機で読み取って表示部に表示し、購入者の確認操作に応答して、予約番号入りの投票予約券を印字して排出するとともに、予約番号および予約内容を発券機に送信し、購入者が、別途投票予約券をカウンタの店員に手渡して購入依頼することにより、店員は発券機に投票予約券の予約番号を入力し、発券機はその予約番号に一致した予約内容をセンタ装置に通信するとともに正規の投票券を印字して排出する券発行装置が開示されている。
【0004】
また、特許文献2(特開2002−236771号公報)には、購入希望者が、インターネットを介してセンタのホームページをアクセスして商品の購入指定を行なってその代金をクレジットカードで支払い、センタより送付される商品の引換券を受け取った購入者は、商品販売所の開店時間内にその引換券を持ち込み、購入した商品と引き換える商品販売システムが開示されている。
【0005】
【特許文献1】特開平7−230564号公報
【特許文献2】特開2002−236771号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
然るに、特許文献1の技術では、まずマークシートを利用して引換券を発行する必要があり、購入者が引換券を店内のカウンタへ持っていき、くじと交換することで取引が成立することになるので、取引成立までの時間がかかる。また、引換券用の媒体及び印字部が必要となり、予約機や発券機の端末のサイズが大きくなる可能性がある。
【0007】
また、特許文献2では、引換券を使用するため、すでに商品の代金を支払っているにもかかわらず、引換券の送付を待つ必要があり、商品の受け取りが可能な時間帯も販売所の開店時間内に限られるという問題がある。
【0008】
本発明の目的は、券購入手続きにかかる時間を短縮し、かつ発券装置を小型化することにより店内の限られたスペースを有効に利用することができる発券システム及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は、券を発行する発券端末と、券を購入するために購入者によりマークが記入されるマークシートを扱う決済端末と、発券の情報を管理するコンピュータを有する発券システム又は発券方法であって、決済端末は、マークシートによる購入可能金額を認識してコンピュータに送信する手段(ステップ)と、コンピュータで管理されるIDをマークシートに印字する手段(ステップ)とを有し、コンピュータは、マークシートにIDを付与し、マークシートによる受信した購入可能金額とIDを関連付けて予め定義されたテーブルに記憶する記憶手段(ステップ)と、マークシートに付与したIDを決済端末へ送信する手段(ステップ)とを有し、発券端末は、マークシートに付与されたID及び購入者により付されたマークを認識する認識手段(ステップ)と、認識手段(ステップ)により認識されたIDと記入された申し込み金額をコンピュータへ送信する手段(ステップ)と、を有し、コンピュータは、受信したIDと申し込み金額と、テーブルに管理されているIDに関連する購入可能金額とを照合し、照合の結果に応じて発券端末に発券指示する発券システムまたは方法として構成したものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、購入者は、マークシートを取得する時点で所定の金額を支払うため、券購入手続きの開始(取引開始)から購入者のくじ取得(取引成立)までの時間が短縮できると共に、引換券用の媒体や印字部を不要とすることができる。また、マークシートIDと購入可能金額を中央のコンピュータで管理することにより、誤った販売を防ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明をくじ販売システムに適用した場合の実施例について、図面を用いて詳細に説明する。
このくじ販売システムは、コンビニ等の一般店舗に決済端末としてのPOSレジと、くじを発行する発券端末を有し、これらの装置とネットワークを介して接続された中央コンピュータ例えばPOSセンタで発券情報を管理する形態であり、購入はマークシート5を利用して行なうことを前提としている。
【0012】
図1は、くじ販売システムにおける取引の概要を示す。
まず、購入者6は、店内カウンタ1においてマークシート5を申し込む。店員4からマークシート5を受け取り、そのマークシート5に購入を希望する内容を記入して店員4に渡す。店員4は決済端末7にてマークシート5を読み取らせる(S1)。読取られたマークシート5の内容である購入可能金額は決済端末7からPOSセンタ8へ送信される(S2)。POSセンタ8では、購入金額及びマークシートの識別情報(ID)を管理しており、要求のあったマークシートに対して未使用のマークシートIDを割り当て、そのマークシートIDを決済端末7へ送信する(S3)。決済端末7は受信したマークシートIDを印字する。店員は発券のための管理情報が印字されたマークシート5を購入者に渡し、販売を終わる(S4)。
【0013】
続いて、発券動作に移る。購入者6は、取得したマークシート5を発券端末3に挿入し、発券操作を行なう(S5)。すると、発券端末3はPOSセンタ8との間で通信を行う。POSセンタ8は、受信したマークシートIDをキーにして、ID別購入可能金額管理テーブル20(図3)に記憶しているマークシート5の購入可能金額22と、購入者6がマークシート5にて申し込んだ金額とのチェックを行い、その結果に対応した申込内容またはメッセージを発券端末3へ送信する。発券端末3では、購入者6は確認操作を行い購入可能の場合、くじ2を発券する(S7)。以上が、発券のための一連の動作である。
【0014】
次に、図2を参照して、発券側の端末及びPOSセンタを含むくじ販売システムの構成について詳細に説明する。
決済端末7は、一例ではPOSレジであり、POS端末が持つ機能や構成を有する。マークシート取扱部9は、マークシート5を光学的に読取る読取部、及び店員が入力操作を行なう入力部、入出力される情報を表示する表示部、及びマークシートに印字を施す印字部、及び必要に応じてマークシートにパンチ穴を開けるパンチ機構を備えている。さらに、マーシート取扱部9を制御し、また発券のため情報処理を行なう制御部11、及びPOSセンタ8との間で発券情報を含む種々の情報の送受信を行なうセンタ通信部10を有する。
【0015】
本実施例で取り扱われるマークシートの例を図5、図6に示す。
マークシート5は、例えば金額的にはテレフォンカードのようなものであり、2000円シート、5000円シート、10000円シートのような複数種のシートが予め準備される。購入者は希望する金額のものを購入し、1単位200円のくじを購入するために、それぞれ3桁のくじ番号を記入する(即ち0〜9までの数字にマークする)。図5、6の例は、2000円のマークシートである。何れのマークシート5もPOSセンタ8で管理しているマークシートIDを受信して、印字する部分(マークシートID欄)21、購入選択のマークを記入する選択欄22、くじ番号のマークを記入する数字欄23、継続回数を記入する継続回数欄24、口数欄25、及び購入可能金額(即ち残金)を示す残金額欄26を有している。図5のマークシート5は、残金25を印字で形成する例であり、図6のものは残金26をパンチ穴で表す例である。欄22〜25は、購入者が自由に選択してマークする。マークシートID欄21と残金額欄26は、センタで管理或いは処理された結果が印字又はパンチ穴として形成される。
【0016】
さて、図2に戻って、発券端末3は、マークシート取扱部13、表示部14、くじ取扱部15、入力部16、センタ通信部17、及びこれら各部を制御する制御部12を有している。マークシート取扱部13はマークシート5に記入された情報を光学的に読取る読取部を有する。表示部14は購入者に対して発券のために種々の情報を表示する。くじ取扱部15はくじを発券する機構であり、印字部を備えている。入力部16は発券のために購入者が操作して情報を入力する。センタ通信部17はネットワークを介してPOSセンタ8との間で情報の送受信を行なう。制御部12はプロセッサを備え、各部を制御すると共に、くじの発券に関する情報の処理を行う。
【0017】
図7は、くじ2の一例を示す。
くじ2には、くじ番号の他に、購入者に知らせるべき情報が印字されて発行される。この例は、購入者が200円単位のくじを1口ずつ5種類購入し、それらのくじ番号が記入された例である。
【0018】
図2において、POSセンタ8は、発券のための情報処理や発券情報を管理するための制御部19としてのコンピュータ、及び発券情報を記憶する大容量の記憶装置として記憶部18を有する。ここで、特徴的なことは、POSセンタ8は発券情報を管理するためのテーブルを記憶部18に保持する。このテーブルには、ID別購入可能金額管理テーブル20及びID付加情報テーブル23がある。
【0019】
図3に示すように、ID別購入可能金額管理テーブル20は、購入金額を管理するテーブルであり、マークシートID21に対応して、その購入可能金額22を保持する。
また、図4に示すように、ID付加情報テーブル23は、マークシートID21が使用されたか否かを管理するテーブルであり、マークシートID21に対応して使用可否のフラグ23を登録する。
【0020】
次に、図8〜図11の取引フローを参照して発券処理の全体的な動作について、説明する。
前提として、購入者はマークシート5を購入して、図5の示すように、くじの購入に必要なマークを記入済みであるとする。また、POSセンタ8では、ID別購入可能金額管理テーブル20に、このマークシート5のマークシートID21が登録されていると共に、ID付加情報テーブル23に購入可能金額22が登録されているものとする。
【0021】
図8の取引フローにおいて、発券端末3は、購入者6が挿入したマークシート5を読み取り(S1)、マークシートID21及びマークシート5の申込金額をPOSセンタ8へ送信する(S2)。POSセンタ8では、マークシートID21をキーにして購入可能金額22を管理しているID別購入可能金額管理テーブル20を参照して(ステップ3)、受信したマークシート5のIDと申込金額とを照合する(S4)。照合の結果、一致するかどうか(S5)、または、不一致の場合、購入可能かどうかを判断する(S6)。
S5の金額チェックの結果、POSセンタ8で管理する購入可能金額22とマークシート5の申込金額が一致した場合、図9のフローに移る。
【0022】
図9において、発券端末3は、表示部14に申込内容を表示し(S7)、購入者6が購入者操作部16にて「確認」ボタンを押下すると(S8)、くじ取扱部15にてくじ2を発券する(S9)。この時、マークシート5には、印字またはパンチ穴の形成により購入可能金額が「0」の表示をして(すなわち無効にして)、返却する(S10)。その後、POSセンタ8にマークシート5のデータを送信し(S11)、POSセンタ8が管理するID別購入可能金額管理テーブル20及びID付加情報テーブル23を更新し(S12)、その結果を発券端末3へ送信する。
発券端末3は、更新結果をPOSセンタ8より受信する(S13)。この場合は購入可能金額が「0」となるため、当該マークシートID21及び購入可能金額22をID別購入可能金額管理テーブル20より削除し、ID付加情報テーブル23にて管理している当該マークシートID21の使用可否情報24を「使用可」に更新する。
【0023】
ステップS6における金額チェックの結果、POSセンタ8で管理する購入可能金額22よりマークシート5の申込金額が少なかった場合、つまり、金額は不一致であるが購入可能であるとPOSセンタ8が判断した場合には、図10のフローに移る。
【0024】
図10において、発券端末3は、表示部14に申込内容を表示する(S14)。購入者6が購入者操作部16にて「確認」ボタンを押下すると(S15)、くじ取扱部15にてくじ2を発券する(S16)。そして、残った購入可能金額22を、マークシート5の残金欄25に印字した後、そのマークシート5を返却する(S17)。
【0025】
その後、POSセンタ8が管理するID別購入可能金額管理テーブル20を更新するため、POSセンタ8にマークシート5のデータを送信する(S18)。POSセンタ8はID別購入可能金額管理テーブル20を更新し(S19)、その更新結果を発券端末3へ送信する。
発券端末3では、その更新結果を受信し(S20)、それを表示部14に表示する。その表示画面例を図12に示す。例示された画面では、続けて購入可能である旨を知らせるメッセージ27を表示し(S21)、購入者がマークシート5を挿入すると、図8のS1より処理を開始し、先に説明した動作を同様の動作を繰り返す。一方、購入者がマークシート5を挿入しない場合は、購入者6は「終了」ボタン28を押下することにより処理を終了する(S22)。
【0026】
ステップS6における金額チェックの結果、マークシート5の申込金額がPOSセンタ8で管理するID別購入可能金額管理テーブル20の購入可能金額22を超えた場合、つまり、金額が不一致で、購入可能でないとPOSセンタ8が判断した場合には、図11のフローに移る。
【0027】
図11において、発券端末3は、図13に示す画面を表示部14に表示し、申込金額が購入可能金額22を超えている旨を知らせるメッセージ29を表示する(S23)。そしてマークシート5を返却し(S24)、購入者6が「確認」ボタン30を押下することにより処理を終了する。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】一実施例におけるくじ販売システムにおける取引の概要を示す図。
【図2】一実施例におけるくじ販売システムの構成を示す図。
【図3】一実施例におけるマークシートIDと購入可能金額を管理するためのID別購入可能金額管理テーブル20を示す図。
【図4】一実施例におけるマークシートにIDを付加するためのID付加情報テーブル23を示す図。
【図5】一実施例におけるマークシートの例を示す図。
【図6】一実施例におけるマークシートの例を示す図。
【図7】一実施例におけるくじ2の一例を示す図。
【図8】一実施例におけるくじ販売システムにおける取引フローの詳細を示す図。
【図9】一実施例におけるくじ販売システムにおける取引フローの詳細を示す図。
【図10】一実施例におけるくじ販売システムにおける取引フローの詳細を示す図。
【図11】一実施例におけるくじ販売システムにおける取引フローの詳細を示す図。
【図12】一実施例における発券取引後、購入可能金額が残っている場合に表示する画面例を示す図。
【図13】一実施例における挿入されたマークシートの申込金額が購入可能金額を超えている場合に表示する画面例を示す図。
【符号の説明】
【0029】
1:店内カウンタ、2:くじ、3:発券端末、4:店員、5:マークシート、6:購入者、7:決済端末、8:POSセンタ、9:マークシート取扱部、10:センタ通信部、11:制御部、12:制御部、13:マークシート取扱部、14:表示部、15:くじ取扱部、16:購入者操作部、17:センタ通信部、18:記憶部、19:制御部、20:ID別購入可能金額管理テーブル、21:マークシートID、22:購入可能金額、23:ID付加情報テーブル、24:ID使用可否情報、

【特許請求の範囲】
【請求項1】
券を発行する発券端末と、券を購入するために購入者によりマークが記入されるマークシートを扱う決済端末と、発券の情報を管理するコンピュータを有する発券システムにおいて、
該決済端末は、該マークシートによる購入可能金額を認識して該コンピュータに送信する手段と、該コンピュータで管理されるIDをマークシートに印字する印字手段とを有し、
該コンピュータは、該マークシートにIDを付与し、該マークシートによる受信した該購入可能金額と該IDを関連付けて予め定義されたテーブルに記憶する記憶手段と、該マークシートに付与したIDを該決済端末へ送信する手段とを有し、
該発券端末は、該マークシートに付与されたID及び購入者により付されたマークを認識する認識手段と、該認識手段により認識された該IDと記入された申し込み金額を該コンピュータへ送信する手段と、を有し、
該コンピュータは、受信した該IDと申し込み金額と、該テーブルに管理されている該IDに関連する購入可能金額とを照合し、照合の結果に応じて該発券端末に発券指示することを特徴とする発券システム。
【請求項2】
該コンピュータは、ID別購入可能金額管理テーブルを参照して該マークシートのIDをキーにして購入可能金額を取得し、該マークシートにて申し込んだ金額と照合し、照合の結果購入可能金額以内の場合、発券端末は表示部に申込内容を表示し、
該照合の結果購入可能金額を超える場合は、発券端末は該表示部にメッセージを表示し、購入者は操作部にて確認を行い、購入可能の場合は、くじ取扱部よりくじを発券することを特徴とする請求項1に記載のくじの発券システム。
【請求項3】
該発券端末において、該認識手段は、IDがプレ印字されたマークシートのIDを読み取り、該発券端末は読み取ったIDをキーにして、該コンピュータで管理されている購入可能金額を取得することを特徴とする請求項1又は2の発券システム。
【請求項4】
該コンピュータは、自ら管理しているマークシートのID及び購入可能金額と、マークシートに記入された申し込み金額とを照合し、該照合の結果、申し込み金額が、管理されている金額を超えた場合には、超えた旨のメッセージを該発券端末へ送信し、該発券端末はそのメッセージを表示し、
該照合の結果、申し込み金額が、管理されている金額より少ない場合には、取引きを終了して、追加購入可能な旨のメッセージを該発券端末へ送信し、該発券端末はそのメッセージを表示することを特徴とする請求項1又は2の発券システム。
【請求項5】
券を発行する発券端末と、券を購入するために購入者によりマークが記入されるマークシートを扱う決済端末と、発券の情報を管理するコンピュータを有する発券システムにおける発券方法であって、
該決済端末は、該マークシートによる購入可能金額を認識して該コンピュータに送信するステップと、該コンピュータで管理されるIDをマークシートに印字するステップとを有し、
該コンピュータは、該マークシートにIDを付与し、該マークシートによる受信した該購入可能金額と該IDを関連付けて予め定義されたテーブルに記憶する記憶ステップと、該マークシートに付与したIDを該決済端末へ送信するステップとを有し、
該発券端末は、該マークシートに付与されたID及び購入者により付されたマークを認識する認識ステップと、該認識ステップにより認識された該IDと記入された申し込み金額を該コンピュータへ送信するステップと、を有し、
該コンピュータは、受信した該IDと申し込み金額と、該テーブルに管理されている該IDに関連する購入可能金額とを照合し、照合の結果に応じて該発券端末に発券指示することを特徴とする発券方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2007−199817(P2007−199817A)
【公開日】平成19年8月9日(2007.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−14744(P2006−14744)
【出願日】平成18年1月24日(2006.1.24)
【出願人】(504373093)日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 (1,225)
【Fターム(参考)】