説明

硬化ペルフルオロエラストマー成形品

高レベル(すなわち、少なくとも65phr)のカーボンブラックおよび1〜15phrのペルフルオロポリエーテルを含有する硬化ペルフルオロエラストマーは、良好なシール特性を維持したままで良好な耐急減圧性を示す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、硬化ペルフルオロエラストマー成形品、具体的には高レベルのカーボンブラック充填剤およびペルフルオロポリエーテルを練り込むことによるそのような成形品の耐急減圧性の向上に関する。
【背景技術】
【0002】
ペルフルオロエラストマーは、顕著な商業的成功を達成しており、厳しい環境に遭遇する種々様々な用途、具体的には高温および攻撃的化学薬品への曝露が起こる最終用途に使用されている。例えば、これらの成形品は、航空機のエンジン用シールに、石油掘削装置に、また高温で作動する工業的設備のシール構成部品に使用されることが多い。
【0003】
ペルフルオロエラストマー成形品の顕著な特性は、それらの成形品におけるポリマー骨格の主要部分を構成する共重合過フッ素化モノマー単位の安定性および不活性に主として起因する。そのようなモノマーにはテトラフルオロエチレンおよびペルフルオロ(アルキルビニル)エーテル類が挙げられる。エラストマー特性を十分に発現させるにはペルフルオロエラストマーポリマーを硬化、すなわち架橋させる。この目的で少量の硬化部位モノマーを過フッ素化モノマー単位と共重合させる。少なくとも1個のニトリル基を含有する硬化部位モノマー、例えばペルフルオロ−8−シアノ−5−メチル−3,6−ジオキサ−1−オクテンが特に好ましい。このような組成物が、米国特許第4,281,092号明細書、同第4,394,489号明細書、同第5,789,489号明細書、および同第5,789,509号明細書に記載されている。
【0004】
石油掘削装置に使用されるペルフルオロエラストマー成形品は、深い井戸の中に存在する圧力が突然解放されたときの急減圧によって破損する恐れがある。硬化エラストマー成形品は一般に小さな傷(例えば、空隙または低架橋密度領域)を含有する。石油掘削において使用されるペルフルオロエラストマー成形品が経験する高圧環境ではガスおよび他の流体がこれらの傷に入り、平衡に達することがある。次いで、その掘削設備があまりにも急に減圧されると、ガスおよび他の流体が傷から放逐されてエラストマー成形品を損傷し、成形品内およびそれらの表面にブリスター、破断、および割れを生じさせる。
【0005】
石油・ガス産業の最近の趨勢は、高圧/高温(HPHT)の利用に向かっており、それは耐急減圧性に加えてすぐれた耐熱および耐薬品性を必要とする。
【0006】
高レベルの充填剤を練り込むことによるペルフルオロエラストマー成形品の硬さの増大は、成形品の耐急減圧性を改良することができる。しかしながらそのような高い硬さの成形品は、高圧環境において満足の行くようにシールするには硬すぎる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
急減圧に対する抵抗性を示し、かつあまり硬くないエラストマー成形品のシール特性を維持している硬化ペルフルオロエラストマーのエラストマー成形品を得ることは進歩となるはずである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
驚くべきことに、高レベルのカーボンブラックおよびペルフルオロポリエーテルを含有する硬化ペルフルオロエラストマー成形品は、許容できるシール特性(例えば75%を超える破断点伸び(Eb))を維持したままで良好な耐急減圧性を有することを見出した。
【0009】
したがって本発明の態様は、
A)i)15〜60モル%のペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)と、ii)0.1〜5モル%の硬化部位モノマーと、モル%の合計が100になるように、iii)テトラフルオロエチレンである残りの共重合単位との共重合単位を含むペルフルオロエラストマー、
B)ペルフルオロエラストマー100重量部当たり65〜100重量部のカーボンブラック、および
C)ペルフルオロエラストマー100重量部当たり1〜15重量部のペルフルオロポリエーテル
を含み、ASTM D412−92/D1414に準拠して測定される、少なくとも85の硬さ(ショアM)および75%を超える破断点伸びを有する硬化ペルフルオロエラストマー成形品を対象とする。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の硬化成形品で使用されるペルフルオロエラストマーは、ペルフルオロエラストマー用の既知の硬化剤、例えばこれらに限定されないが有機過酸化物および多官能性架橋助剤(米国特許第4,214,060号明細書、同第4,983,680号明細書)、有機スズ(米国特許第5,789,489号明細書)、ジアミノビスフェノールAFなどのビス(アミノフェノール)(米国特許第6,211,319B1号明細書)、3,3′−ジアミノベンジデン(diaminobenzidene)などの芳香族テトラアミン、尿素などのアンモニア発生化合物、および他の化合物(米国特許第6,281,296号明細書および国際公開第01/27194号パンフレット)、グアニジン(米国特許第6,638,999号明細書)、およびアミジン(米国特許第6,846,880号明細書および米国特許公開第20070027260号明細書)のいずれかで架橋反応(すなわち、硬化)させることができる。好ましくは使用される硬化剤は、グアニジンまたは有機過酸化物のどちらかである。ジフェニルグアニジンフタラートは特に好ましい硬化剤である。
【0011】
本発明で使用することができるペルフルオロエラストマーは、テトラフルオロエチレン(TFE)、ペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)(PAVE)、およびニトリル基を含有する硬化部位モノマーの共重合単位に基づく。
【0012】
好適なペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)には、これらには限定されないが、式
CF2=CFO(Rf′O)n(Rf″O)mf (I)
(式中、Rf′およびRf″は炭素原子2〜6個の異なる線状または分岐ペルフルオロアルキレン基であり、mおよびnは独立して0〜10であり、Rfは炭素原子1〜6個のペルフルオロアルキル基である)のものが挙げられる。
【0013】
ペルフルオロ(アルキルビニル)エーテルの好ましい種類には、式
CF2=CFO(CF2CFXO)nf (II)
(式中、XはFまたはCF3であり、nは0〜5であり、Rfは炭素原子1〜6個のペルフルオロアルキル基である)の組成物が挙げられる。
【0014】
ペルフルオロ(アルキルビニル)エーテルの最も好ましい種類には、nが0または1であり、Rfが炭素原子1〜3個を含有するそれらエーテルが挙げられる。このような過フッ素化エーテルの例には、ペルフルオロ(メチルビニル)エーテルおよびペルフルオロ(プロピルビニル)エーテルが挙げられる。他の有用なエーテルには、式
CF2=CFO[(CF2mCF2CFZO]nf (III)
(式中、Rfは炭素原子1〜6個を有するペルフルオロアルキル基であり、m=0または1、n=0〜5、Z=FまたはCF3)の化合物が挙げられる。この種類の好ましいメンバーは、RfがC37、m=0、n=1であるものである。
【0015】
追加のペルフルオロ(アルキルビニル)エーテルモノマーには、式
CF2=CFO[(CF2CFCF3O)n(CF2CF2CF2O)m(CF2p]Cx2x+1 (IV)
(式中、mおよびn=1〜10、p=0〜3、x=1〜5)の化合物が挙げられる。この種類の好ましいメンバーには、n=0〜1、m=0〜1、x=1である化合物が挙げられる。
【0016】
他の有用なペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)には、
CF2=CFOCF2CF(CF3)O(CF2O)mn2n+1 (V)
(式中、n=1〜5、m=1〜3、好ましくはn=1)が挙げられる。
【0017】
ペルフルオロエラストマーは、ニトリル基を有する硬化部位モノマーの共重合単位をさらに含有する。好適な硬化部位モノマーには、ニトリル含有フッ素化オレフィンおよびニトリル含有フッ素化ビニルエーテルが挙げられる。有用なニトリル含有硬化部位モノマーには、これらには限定されないが、式
CF2=CF−O(CF2n−CN (VI)
(式中、n=2〜12、好ましくは2〜6)、
CF2=CF−O[CF2−CFCF3−O]n−CF2−CFCF3−CN (VII)
(式中、n=0〜4、好ましくは0〜2)、
CF2=CF−[OCF2CFCF3x−O−(CF2n−CN (VIII)
(式中、x=1〜2、n=1〜4)、および
CF2=CF−O−(CF2n−O−CF(CF3)CN (IX)
(式中、n=2〜4)
のものが挙げられる。
【0018】
式(VIII)のものが好ましい。特に好ましい硬化部位モノマーは、ニトリル基およびトリフルオロビニルエーテル基を有する過フッ素化ポリエーテルである。最も好ましい硬化部位モノマーは、
CF2=CFOCF2CF(CF3)OCF2CF2CN (X)
すなわち、ペルフルオロ(8−シアノ−5−メチル−3,6−ジオキサ−1−オクテン)または8−CNVEである。
【0019】
本発明の硬化成形品に使用することができるペルフルオロエラストマーは、i)15〜60(好ましくは30〜50)モル%のペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)およびii)0.1〜5.0(好ましくは0.3〜2.0)モル%のニトリル基含有硬化部位モノマーの共重合単位を含む。その残りの単位は、モル%の合計が100になるようにテトラフルオロエチレンである。最も好ましくは、ペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)はペルフルオロ(メチルビニル)エーテルである。
【0020】
本発明の硬化ペルフルオロエラストマー成形品はまた、65〜100phrの間のカーボンブラックを含有する。好ましくは、硬化ペルフルオロエラストマー成形品は75〜85phrの間のカーボンブラックを含有する。「phr」とは、ゴムすなわちペルフルオロエラストマー100重量部当たりの成分の重量部を意味する。カーボンブラックは、硬化ペルフルオロエラストマー成形品の硬さを少なくとも85(ショアMまたはショアA)に上げるために使用される。N990(ASTM呼称)などのヨウ素吸着<10を有する低表面積カーボンブラックが好ましい。カーボンブラックのブレンドを含めて他のカーボンブラックを使用することもできる。
【0021】
本発明の硬化ペルフルオロエラストマー成形品はまた、1〜15(好ましくは5〜10)phrの1種類または複数種類のペルフルオロポリエーテル(PFPE)を含有する。本発明において使用するのに適したペルフルオロポリエーテルには、これらに限定されないが、式
CF3−(O−CF2CF2n(OCF2m−OCF3 (XI)
F−(CF2CF2CF2−O)p−CF2CF3 (XII)
F−(CF(CF3)−CF2−O)q−CF2CF3 (XIII)
(式中、n、m、p、qは1〜180の間の整数である)のものが挙げられる。好ましくはm+n=40〜180かつn/m=0.5〜2である。好ましくはpおよびqは10〜と60の間の整数である。最も好ましくはPFPEは、20℃で3500cStの動粘度(ASTM D445)を有する式XIIIのものである。後者は、Krytox(登録商標)16350高性能潤滑剤としてDuPontから市販されている。
【0022】
様々な物理的性質を最適化するためにペルフルオロエラストマーに他の添加剤を配合することができる。そのような添加剤には、ペルフルオロエラストマー配合に一般に利用される安定剤、潤滑剤、顔料、充填剤(例えばシリカ、アルミナ、ケイ酸アルミニウム、硫酸バリウム、二酸化チタンなどの鉱物充填剤)、および加工助剤が挙げられる。これらの添加剤が意図する使用条件で十分な安定性を有するという条件で、それらの添加剤のいずれも本発明の組成物中に練り込むことができる。
【0023】
一般にカーボンブラック、ペルフルオロポリエーテル、架橋剤、および任意選択の他の添加剤は、密閉式混合機によって、またはゴム用ロール機でペルフルオロエラストマー中に練り込まれる。次いで得られた組成物を一般には熱および圧力によって、例えば圧縮、トランスファー、または射出成形によって成型し、硬化して本発明の硬化成形品を形成する。一般にこの硬化成形品はまた、後硬化される。
【0024】
本発明の硬化成形品は、ガスケット、チューブ、シール、および他の成形品の生産に役立つ。
【0025】
次に本発明を幾つかの実施形態によって例示する。すべての部数および割合は、別段の指定がない限り重量単位である。
【実施例】
【0026】
試験法
物理的性質:
下記の物性パラメータをK−214 Oリングに対して記録した。試験方法は括弧内に示す。
【0027】
b:引張強さ、MPa(ASTM D412−92/D1414)
b:破断点伸び、%(ASTM D412−92/D1414)
M50:50%伸び時モジュラス、MPa(ASTM D412−92/D1414)
硬さ、ショアM(ASTM D412−92/D1414)
圧縮永久歪B(ASTM D395/D1414)
【0028】
急減圧スクリーニング:
このスクリーニングにかけられる硬化ペルフルオロエラストマー成形品は、標準K−315サイズのOリングである。この試験は、K−315 Oリングを20%圧縮し、それをオートクレーブに入れることからなる。使用したガスは100%CO2であり、減圧サイクルを1回のみ行い、圧縮Oリングは溝中に拘束しなかった。別段の注釈がない限り、試験の間、各Oリングは圧力15MPa、100℃の100%CO2にさらされ、浸漬時間は24時間であった。次いで実施例中に指定した速度で試験チャンバーを減圧した。減圧後、各試験Oリングを4個の放射切片に切断し、その断面を顕微鏡で内部亀裂の有無について調べた。Norsok M−710 rev.2に基づき、各切片について0〜5の間の等級を記録した。等級「0」は、どのような大きさの内部亀裂、孔、またはブリスターもないことを示し、「1」は、内部亀裂<4個であり、それぞれが断面直径の50%よりも短く、亀裂長さの合計が断面直径よりも短いことを示し、「2」は、内部亀裂<6個であり、それぞれが断面直径の50%よりも短く、亀裂長さの合計が断面直径の2.5倍よりも短いことを示し、「3」は、内部亀裂<9個であり、そのうちの2個が断面直径の50%〜80%の間の長さを有し得ることを示し、「4」は、内部亀裂>8個であり、1個または複数個の亀裂が断面直径の80%よりも長いことを示し、「5」は、少なくとも1個の亀裂が断面を貫通するか、またはシールが完全に分離して破片になっていることを示す。記録される等級は、そのOリングの各切片に対して1個の数字、すなわち4個の数字であり、その最も高い数が最初に記載される。各ペルフルオロエラストマー組成物について2個のOリングが試験され、それらの結果は別々に記録される。
【0029】
実施例中で使用されるペルフルオロエラストマー(テトラフルオロエチレン(TFE)と、ペルフルオロ(メチルビニルエーテル)(PMVE)と、8−CNVEとの共重合単位を含有する)は、全般的には米国特許第5,877,264号明細書に開示されている方法に従って作製した。それは、37.4モル%のペルフルオロ(メチルビニルエーテル)(PMVE)共重合単位と、約0.8モル%の8−CNVE共重合単位と、その残りのTFE共重合単位とを含有した。
【0030】
実施例1
これら成分を2本ロール機上で通常の方法で混ぜ合わせることによって硬化性組成物を作製した。それら成分および比率を表1に示す。
【0031】
この硬化性組成物をK−214およびK−315 Oリングに成形し、次いで硬化することによって硬化ペルフルオロエラストマー成形品を作製した。本発明の成形品は、ペルフルオロポリエーテル(PFPE)Krytox(登録商標)16350(DuPontから入手できる)を含有する。比較の成形品はPFPEを含有しない。ジフェニルグアニジンフタラートで硬化した比較試料Aおよび試料1は、199℃で9分間プレス加硫し、続いて290℃で4時間エアオーブン中で後硬化した。有機過酸化物で硬化した比較試料Bおよび試料2は、177℃で12分間プレス加硫し、続いて200℃で4時間エアオーブン中で後硬化した。
【0032】
硬化Oリングの物理的性質、および急減圧スクリーニングをそれぞれの試験法に従って測定した。結果を表1に示す。
【0033】
【表1】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
硬化ペルフルオロエラストマー成形品であって、
A)i)15〜60モル%のペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)と、ii)0.1〜5モル%のニトリル基を有する硬化部位モノマーと、モル%の合計が100になるように、iii)テトラフルオロエチレンである残りの共重合単位と、の共重合単位を含むペルフルオロエラストマー、
B)ペルフルオロエラストマー100重量部当たり65〜100重量部のカーボンブラック、および
C)ペルフルオロエラストマー100重量部当たり1〜15重量部のペルフルオロポリエーテル
を含み、
前記硬化ペルフルオロエラストマー成形品が、ASTM D412−92/D1414に準拠して測定される、少なくとも85の硬さ(ショアM)および75%を超える破断点伸びを有する、成形品。
【請求項2】
前記ペルフルオロポリエーテルが、i)CF3−(O−CF2CF2n(OCF2m−OCF3、ii)F−(CF2CF2CF2−O)p−CF3、およびiii)F−(CF(CF3)−CF2−O)q−CF2CF3(式中、n、m、p、qは1〜180の間の整数である)からなる群から選択される、請求項1に記載の硬化ペルフルオロエラストマー成形品。
【請求項3】
前記ペルフルオロポリエーテルが、ASTM D445により測定される、20℃で3500cStの動粘度を有するF−{CF(CF3)−CF2−O}q−CF2CF3である、請求項2に記載の硬化ペルフルオロエラストマー成形品。
【請求項4】
前記ペルフルオロポリエーテルが、ペルフルオロエラストマー100重量部当たり5〜10重量部の間のレベルで存在する、請求項2に記載の硬化ペルフルオロエラストマー成形品。
【請求項5】
前記カーボンブラックが、ヨウ素吸着<10を有する、請求項1に記載の硬化ペルフルオロエラストマー成形品。
【請求項6】
前記カーボンブラックが、ペルフルオロエラストマー100重量部当たり75〜85重量部の間のレベルで存在する、請求項5に記載の硬化ペルフルオロエラストマー成形品。
【請求項7】
前記ペルフルオロエラストマーが、i)30〜50モル%のペルフルオロ(メチルビニルエーテル)と、ii)0.3〜2モル%のニトリル基を有する硬化部位モノマーと、モル%の合計が100になるように、iii)テトラフルオロエチレンである残りの共重合単位との共重合単位を含む、請求項1に記載の硬化ペルフルオロエラストマー成形品。

【公表番号】特表2012−519221(P2012−519221A)
【公表日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−552076(P2011−552076)
【出願日】平成22年2月22日(2010.2.22)
【国際出願番号】PCT/US2010/024884
【国際公開番号】WO2010/099057
【国際公開日】平成22年9月2日(2010.9.2)
【出願人】(390023674)イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー (2,692)
【氏名又は名称原語表記】E.I.DU PONT DE NEMOURS AND COMPANY
【Fターム(参考)】