説明

磁性粒子を溶液から分離する装置および方法

生体試料処理装置および該装置の使用方法。生体試料処理装置は、N極、S極、長さおよび幅を有する棒状の磁石と、磁石を覆うプランジャとを含む。棒状の磁石のN極およびS極は、棒状の磁石の長さに実質的に直交する。この装置は、たとえば、生体試料を含む溶液から、磁性粒子を分離する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2006年10月6日出願の米国仮特許出願第60/849,795号の利益を主張する。
【0002】
本発明は、生体試料を含む溶液から磁性粒子を分離する方法および装置に関する。具体的には、本発明は、N極、S極、長さおよび幅を有する棒状の磁石と、磁石を覆うプランジャとを含む生体試料処理装置に関する。磁石のN極およびS極は、磁石の長さに実質的に直交する。この装置は、たとえば生体試料を含む溶液から、磁性粒子を分離する。本発明では、特に低量の用途において、従来の装置および方法を用いるよりもより効率的に、磁性粒子に結合された標的の生体物質(target biological material)が非標的の(non-target)生体物質から分離可能である。
【背景技術】
【0003】
標的の生体物質を非標的の生体物質から分離する磁石および磁性粒子の使用が知られている。従来のシステムでは、磁性粒子が、生体物質を含む溶液の中に導入される。磁性粒子は、用途に応じて、標的の生体物質もしくは非標的の生体物質のいずれかと複合化されるか、または結合される。磁性粒子が標的の生体物質と複合化されると、様々な処理ステップが、通常、所定の順序で行われる。典型的には、複数のウェルを含むカートリッジが、それぞれの処理ステップを容易にするように用いられる。このステップは、溶出ステップ、洗浄ステップ、細胞溶解ステップなどを含み得る。個々のウェルは、通常、特定のステップに必要な溶液または成分を含む。たとえば、細胞溶解が行われるときには、特定のウェルが溶解試薬を含む。このようにして、標的生体物質(たとえばDNA、RNA、蛋白質など)を、所望の状態へと処理することができる。
【0004】
残存する溶液からの磁性粒子/生体物質の複合体の分離を容易にするために、様々な方法および装置が構成されてきた。たとえば、米国特許第6,207,463号および第6,448,092号は、それぞれ、磁性棒を用いる、微粒子を分離する装置および方法に関する。このタイプの棒は、単独で、または生体試料の処理を自動化するように構成される装置と組み合わせて使用され得る。これらの機械の例は、スイスのTecan Trading AGによって製造されるFreedom EVO(登録商標)、カリフォルニア州のBeckman Coulter of Fullertonによって製造されるBiomek(登録商標)2000 Laboratory Automation Workstation、および、比較的高い処理能力を有する、ドイツのEppendorfによって製造されるEppendorf(登録商標)epMotion(商標)を含む。その他、ウィスコンシン州マディソンのPromega Corporationによって販売されるMaxwell(商標)16などは、より低い処理量を有する。
【0005】
第6,207,463号および第6,448,092号の両特許において、磁石の極は、磁石の長さに実質的に平行である。磁性棒が生体液内に配置されると、磁石の上側の極の位置によって、その極が溶液内の磁性粒子の強い誘引点として働かないようになる。すなわち、磁石の上側の極が、磁性粒子を含む溶液ではなく、棒の一部分の方へ向けられるので、磁性粒子は、上側の極に強くは引きつけられない。実際、第6,207,463号および第6,448,092号の両特許は、磁石の上側の極が、磁性粒子を含む溶液の液面より上に磁石が確実に留まるほどに十分長く、磁石のその部分にいかなる粒子も結合させないことを説明している。したがって、この向きは、磁石の力を実効上減少させる。さらに、磁石の垂直の向きの結果、磁性粒子が磁石の全長にわたって引きつけられる。磁性粒子が引きつけられる磁石の大きい表面積が、低量の用途において、および特に低量の溶出において、磁性棒を使用するのを困難にし得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】米国仮特許出願第60/849,795号
【特許文献2】米国特許第6,207,463号
【特許文献3】米国特許第6,448,092号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、従来の磁性粒子分離装置の問題を改善することに関する。特に、本発明は、磁石の極が磁石の長さに実質的に直交する磁石を使用する。このような向きでは、磁石の両極が、磁性粒子を引きつけるのに使用可能である。さらに、磁石の直径対長さの比を制御することによって、磁性粒子が棒および磁石の先端部に集中するように、磁力線を向けることができる。先端部の近くに粒子に集中させることによって、1つのウェルから別のウェルへと持ち越される溶液(持越し液体)の量が減少し、粒子を溶出するのに必要である溶液の量もまた減少する。この点に関して、本発明の装置および方法は、従来の装置および方法よりもより容易かつ効率的に、低量の用途において使用可能である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一態様では、本発明は、N極、S極、長さおよび幅を有する棒状の磁石を有する生体試料処理装置に関する。プランジャが棒状の磁石を覆う。棒状の磁石のN極およびS極は、棒状の磁石の長さに実質的に直交する。
【0009】
生体試料処理装置は、また、上側部分、下側部分および長さを有する非磁性のプランジャ棒を含んでよい。棒状の磁石は、非磁性の棒に取り付けられ、プランジャは、棒状の磁石と非磁性のプランジャ棒の長さの少なくとも一部分とを覆う。
【0010】
非磁性の棒の下側部分は、棒状の磁石が中に取り付けられる空洞部を形成してよい。棒状の磁石が空洞部内に固定されると、棒状の磁石のN極およびS極は、非磁性のプランジャ棒の長さに実質的に直交する。
【0011】
非磁性の棒は、非鉄ステンレス鋼、真鍮、アルミニウム、ニッケル合金、または黒鉛複合材からなってよいが、好ましくは非鉄ステンレス鋼からなる。磁石は形状において円柱形であってよく、磁石の直径対長さの比は好ましくは1:1.5である。
【0012】
プランジャは、好ましくはポリプロピレン、ポリエチレン、またはポリテトラフルオロエチレンからなるが、より好ましくはポリプロピレンからなる。
【0013】
別の態様では、本発明は、磁性粒子を溶液から分離する方法に関する。本方法は、磁性粒子を含む溶液へ磁性装置を挿入するステップ(工程)と、溶液から磁性装置および磁性粒子を除去するステップ(工程)とを含む。磁性装置は、N極、S極、長さおよび幅を有する棒状の磁石と、棒状の磁石を覆うプランジャとを含む。棒状の磁石のN極およびS極は、棒状の磁石の長さに実質的に直交する。
【0014】
本発明のこれらおよび他の態様は、本発明の好ましい実施形態が説明され、図示される、以下の詳細な説明を添付の図面と併せて考察することによって明らかになろう。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】非磁性のプランジャ棒の下側部分の図である。
【0016】
【図2】空洞部が中に形成された非磁性のプランジャ棒の下側部分の図である。
【0017】
【図3】非磁性のプランジャ棒を覆うプランジャを含む磁性装置の図であり、棒状の磁石が非磁性のプランジャ棒の下側部分に形成された空洞部内に配置されている。
【0018】
【図4】磁性粒子を含む溶液を保持する容器の図である。
【0019】
【図5】磁性粒子を含む溶液を保持する容器に磁性装置が挿入された図である。
【0020】
【図6】磁性粒子とともに、磁性装置が図5に示された溶液から除去されている図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
各図にわたって、同様のまたは対応する参照符号は、同様のまたは対応する部分を示す。
【0022】
本発明は、N極、S極、長さおよび幅を有する棒状の磁石と、棒状の磁石を覆うプランジャとを含む生体試料処理装置に関する。棒状の磁石のN極およびS極は、棒状の磁石の長さに実質的に直交する。装置の操作者は、磁性粒子を含む容器内に装置を配置してよい。生体試料の処理を行うために、磁性粒子は、所望の用途によって、標的または非標的の生体物質(たとえばDNA、RNA、蛋白質など)に付着されるか、複合化されるか、または結合される。生体試料処理装置が容器内に配置されると、磁性粒子は磁石に引きつけられ、プランジャの外表面に付着する。操作者が容器から生体試料処理装置を除去すると、磁性粒子は装置とともに除去される。このようにして、標的または非標的の生体物質に結合された磁性粒子が、溶液から除去される。
【0023】
本発明の生体試料処理装置は、一連の処理ステップが標的の生体物質に要求される低量の用途に特に有利である。たとえば、本発明の装置は、ウィスコンシン州マディソンのPromega Corporationによって販売されるMaxwell(商標)16などの自動化システムにおいて有利に使用される。上述のように、多くの生物学的処理方法では、標的の生体物質が、複数の生体物質を含む試料からまず除去される。次に、標的物質は、たとえば、標的の生体物質を洗浄し、標的の生体物質を溶解し、標的の生体物質を溶出することによって、さらに処理される。典型的には、Maxwell(商標)16のような装置を使用して標的の生体物質を連続して処理するとき、ウェルのカートリッジが使用される。それぞれのウェルは、処理方法における特定のステップに必要とされる溶液および試薬を含み、標的の生体物質は、順次、それぞれのウェルへと挿入され、それぞれのウェルから除去される。標的の生体物質がそれぞれのウェルから除去される際、ウェル内の液体の一部が、標的の生体物質とともに除去される。この持越し液体が、処理工程における次のステップを妨げることがあり、持越し液体の量は、特に低量の用途において、最小にされるべきである。さらに、低量の用途において、最大の収量および効率を確実にするために、最大量の標的物質が処理され、標的物質が可能な限り最も小さい空間内に包含されることが重要である。本発明は、これらの必要条件を念頭において構成された。
【0024】
図1は、本発明の一態様による非磁性のプランジャ棒1の下側部分を示す。非磁性のプランジャ棒は、好ましくは円柱形の形状を有するが、本発明はこれに限定されない。図1に示されるように、非磁性のプランジャ棒は、長さAおよび直径Bを有する。プランジャ棒用の非磁性材料は、特に限定されないが、非鉄ステンレス鋼、真鍮、アルミニウム、ニッケル合金、および黒鉛複合材が好ましく、非鉄ステンレス鋼が最も好ましい。
【0025】
図2は、非磁性のプランジャ棒1の下側部分の一部が除去されて空洞部2を形成した後の、図1に示された非磁性のプランジャ棒1を示す。図2に示される実施形態では、空洞部は円柱形の形状を有するが、本発明はこれに限定されない。他の形状(たとえば方形)が、本発明の範囲から逸脱することなく使用可能である。空洞部内には、磁石3(図3に示す)を配置することができる。この磁石は、非磁性のプランジャ棒に、圧入、接着、または取り付けられてよい。本発明は図1および2に示される実施形態に限定されないことに留意されたい。たとえば、本発明は非磁性のプランジャ棒なしで使用されてもよく、または非磁性のプランジャ棒が使用される場合、磁石は、接着剤または他の取付け手段によって非磁性のプランジャ棒に取り付けられてよい。すなわち、空洞部は、プランジャ棒の下側部分の一部分に形成されなくてもよい。さらに、非磁性のプランジャ棒は、中実または管形のいずれであってもよい。
【0026】
本発明による磁石の形状およびサイズは、特に限定されない。以下に述べられるように、磁石は、好ましくは棒状であり、約1:1.5の幅対長さの比を有するが、他の比(たとえば1:1)が用いられてもよい。図3に示される実施形態では、磁石は、円柱形の形状を有するが、立方体などの他の形状が用いられてもよい。
【0027】
図3は、磁石3が非磁性のプランジャ棒1の下側部分の空洞部内に配置された、本発明の一実施形態を示す。図3において分かるように、磁石は、長さDおよび幅(直径)Eを有する。極が磁石Dの長さに実質的に直交するように、磁石のN極およびS極が配置される。図3において、磁石3の極は、水平面に配置される。水平面における極の位置は、特に重要でない。たとえば、図3を見ると、極は左から右へ、または前から後ろへ、またはその間の任意の位置に配置されてよい。重要であるのは、磁石の極が、磁石の長さに実質的に直交することである。両極がそのような向きにある場合、磁石の最も強い磁性領域が、生物学的処理の際に磁性粒子を引きつけるのに使用可能である。
【0028】
図3に示すように、プランジャ4は、非磁性のプランジャ棒1の下側部分と磁石3とを覆う。プランジャの材料は得に限定されないが、磁場を変えない化学的に不活性の、使い捨ての材料が好まれる。そのような材料の例は、ポリプロピレン、ポリエチレンおよびポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を含む。これらの材料のうち、ポリプロピレンが最も好ましい。プランジャ4の形状は、また、特に限定されない。標準的な溶出管が使用されるシステムにおいては、プランジャ4は、好ましくは図3に示される形状を有する。すなわち、プランジャ4は、底部において円錐形へと先細になる概ね円柱形の形状を有することが好ましい。円錐形の端部は、好ましくは丸みをつけられる。この点について、プランジャ4の底部は、標準の溶出管の円錐形の底部と一致する。
【0029】
図3に示されるプランジャ4を使用するとき、磁石3は、約1:1.5の幅対長さの比を有することが好ましい。この比によって、溶出の際に粒子を完全に覆うのが困難になるほどまで粒子が拡散することなく、溶液の磁性粒子がプランジャ4にしっかりと付着できるようになる。溶液内の磁性粒子が非常に希薄である場合、特に、さらにより低い溶出量が必要とされる場合、より低い比、たとえば1:1が好ましいことがある。さらに、標準の溶出管の円錐の角度が増加される場合に、同じ溶液量で溶出をするためには、より低い比が必要となる。しかしながら、粒子は、さらに磁石からなることがある。
【0030】
図4〜6は、生体試料処理用の図3に示された本発明の装置の使用の各ステップを示す。図4は、磁性粒子7を含む溶液6を保持する容器5を示す。磁性粒子7は、所望の用途によって、溶液6内に存在する標的または非標的の生体物質に付着されるか、複合化されるか、または結合される。図5では、図3の装置が、溶液6に挿入されている。図5において分かるように、磁性粒子7が、図5および6の議論の目的のために左から右へと配置された磁石3の極に向かって移動する。図6では、装置が容器5から除去されている。磁性粒子が、プランジャ4の表面に付着しており、やはり溶液6から除去されている。磁性粒子7に結合された生体物質のさらなる処理が必要な場合、粒子を別の容器またはウェルへと移すことができる。
【0031】
極の向きと関連する磁力線および磁石3の幅対長さの比が、磁性粒子7を、プランジャ4の下側部分に付着させる。上述のように、この構成によって、磁性粒子7が、最小の空間にわたってプランジャ4の表面にしっかりと付着できるようになる。これは、低量の用途において特に重要かつ有利である。磁石の長さに実質的に直交する磁石の極を有することによって、必要に応じて、磁石の力を減少させることなく、磁石の幅または直径をさらに縮小可能である。本発明の構成はまた、従来のプランジャよりもより薄い壁を有するプランジャの使用を可能にし、このことはプランジャが射出成形によって製造される際に有利である。
【0032】
本発明を説明のための実施形態を参照して記載してきたが、本明細書に使用される用語は、限定ではなく説明の用語であることを理解されたい。様々な変更および修正が、請求項に述べられる本発明の範囲および精神から逸脱することなく行われてよい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
N極、S極、長さおよび幅を有する棒状の磁石と、
前記磁石を覆うプランジャとを備える生体試料処理装置であって、
前記棒状の磁石のN極およびS極が、前記棒状の磁石の前記長さに実質的に直交することを特徴とする生体試料処理装置。
【請求項2】
上側部分と、下側部分と、長さとを有する非磁性のプランジャ棒をさらに備え、
前記棒状の磁石が前記非磁性の棒に取り付けられ、前記プランジャが、前記棒状の磁石と前記非磁性のプランジャ棒の前記長さの少なくとも一部とを覆う、請求項1に記載の生体試料処理装置。
【請求項3】
前記棒状の磁石が、約1:1.5の幅対長さの比を有する、請求項1に記載の生体試料処理装置。
【請求項4】
前記非磁性のプランジャ棒の前記下側部分が、前記棒状の磁石が中に取り付けられる空洞部を形成する、請求項1に記載の生体試料処理装置。
【請求項5】
前記棒状の磁石が、前記非磁性のプランジャ棒の前記空洞部内に固定されると、前記棒状の磁石の前記N極および前記S極が、前記非磁性のプランジャ棒の前記長さに実質的に直交する、請求項4に記載の生体試料処理装置。
【請求項6】
前記非磁性のプランジャ棒が非鉄ステンレス鋼を含む、請求項2に記載の生体試料処理装置。
【請求項7】
前記プランジャがポリプロピレンを含む、請求項1に記載の生体試料処理装置。
【請求項8】
磁性粒子を溶液から分離する方法であって、
磁性粒子を含む溶液内へ磁性装置を挿入するステップと、
前記溶液から前記磁性装置および前記磁性粒子を除去するステップとを含み、
前記磁性装置が、
(i)N極、S極、長さおよび幅を有する棒状の磁石と、
(ii)前記磁石を覆うプランジャとを備え、
前記棒状の磁石のN極およびS極が、前記棒状の磁石の前記長さに実質的に直交することを特徴とする方法。
【請求項9】
前記磁性装置が、上側部分、下側部分および長さを有する非磁性のプランジャ棒をさらに備え、
前記棒状の磁石が前記非磁性の棒に取り付けられ、前記プランジャが、前記棒状の磁石と前記非磁性のプランジャ棒の前記長さの少なくとも一部とを覆う、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記棒状の磁石が、約1:1.5の幅対長さの比を有する、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記非磁性のプランジャ棒の前記下側部分が、前記棒状の磁石が中に取り付けられる空洞部を形成する、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記棒状の磁石が、前記非磁性のプランジャ棒の前記空洞部内に固定されると、前記棒状の磁石の前記N極および前記S極が、前記非磁性のプランジャ棒の前記長さに実質的に直交する、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記非磁性のプランジャ棒が非鉄ステンレス鋼を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項14】
前記プランジャがポリプロピレンを含む、請求項8に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2010−506172(P2010−506172A)
【公表日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−531596(P2009−531596)
【出願日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際出願番号】PCT/US2007/080382
【国際公開番号】WO2008/045742
【国際公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【出願人】(500430084)プロメガ・コーポレーション (18)
【Fターム(参考)】