説明

磁気共鳴イメージング装置

【課題】磁気共鳴イメージング装置において、金属シムの動きを抑制することで、画像に生じるノイズを低減させる。
【解決手段】MRI装置100が、静磁場の均一度を調整する複数の板状の鉄シムと、複数の鉄シム71を積層させた状態で保持するシムトレイ61とを備える。そして、複数の鉄シム71が、それぞれ、所定の位置を所定の角度に折り曲げることで形成された折り曲げ突部を有し、一つの鉄シム71が有する折り曲げ突部が他の鉄シム71が有する折り曲げ突部の裏側に当接するように積層される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、磁気共鳴イメージング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
磁気共鳴イメージング装置は、磁気共鳴現象を利用して被検体内を画像化する装置である。かかる磁気共鳴イメージング装置は、撮像領域に静磁場を発生させる静磁場磁石、静磁場内に置かれた被検体に傾斜磁場を印加する傾斜磁場コイル、傾斜磁場が印加された被検体から磁気共鳴信号を受信する高周波コイルなどを備える。
【0003】
そして、従来の磁気共鳴イメージング装置の中には、撮像領域内の静磁場不均一を補正するためのシミング手段を有するものもある。このシミング手段の一例としては、例えば、板状に形成された金属シムを用いた技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この従来の技術では、所定枚数の金属シムを重ねて静磁場磁石付近の各所に配置することで、静磁場の不均一性が補正される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−299304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来の技術では、傾斜磁場コイルに設けられた金属シムが動く場合があり、金属シムの動きによって画像にノイズが生じるという課題があった。
【0006】
具体的には、撮像中、傾斜磁場コイルによって傾斜磁場が発生すると、金属シムに渦電流が誘起される。複数の金属シムが設けられている場合、この渦電流によって、各金属シム間に電位差が生じる。その状態で、例えば傾斜磁場コイルの振動によって各金属シムの相対位置が変化すると、それぞれの金属面が接近することで金属シムの端部に微弱な放電現象が発生する。この放電現象はポップノイズとなり、このポップノイズによって、撮影画像にノイズが生じることになる。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、金属シムの動きを抑制することで、画像に生じるノイズを低減させることができる磁気共鳴イメージング装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1記載の本発明は、磁気共鳴イメージング装置が、被検体が置かれる撮像領域に静磁場を発生させる静磁場発生部と、前記静磁場内に傾斜磁場を発生させる傾斜磁場発生部と、前記静磁場の均一度を調整する複数の板状の金属シムと、前記複数の金属シムを積層させた状態で保持するシム保持部とを備え、前記複数の金属シムは、それぞれ、所定の位置を所定の角度に折り曲げることで形成された折り曲げ突部を有し、一の金属シムが有する折り曲げ突部が他の金属シムが有する折り曲げ突部の裏側に当接するように積層されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1記載の本発明によれば、金属シムの動きを抑制することで、画像に生じるノイズを低減させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、本実施例に係るMRI装置の構成を示す構成図である。
【図2】図2は、傾斜磁場コイルの構造を示す斜視図である。
【図3】図3は、シムトレイの詳細を示す斜視図である。
【図4】図4は、鉄シムの詳細を示す斜視図である。
【図5】図5は、シムトレイのポケットに固定された鉄シムの様子を示す上面図である。
【図6】図6は、シムトレイのポケットに固定された鉄シムの様子を示す側面図である。
【図7】図7は、シムトレイのポケットに固定された鉄シムの様子を示す下面図である。
【図8】図8は、鉄シムが固定されるまでの手順を説明するための図である。
【図9】図9は、本実施例に係る磁気共鳴イメージング装置の変形例を説明するための図(1)である。
【図10】図10は、本実施例に係る磁気共鳴イメージング装置の変形例を説明するための図(2)である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に、本発明に係る磁気共鳴イメージング装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に示す実施例では、金属シムとして鉄シムを用いた場合について説明する。また、以下では、磁気共鳴イメージング装置を「MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置」と呼ぶ。
【実施例】
【0012】
まず、本実施例に係るMRI装置100の構成について説明する。図1は、本実施例に係るMRI装置100の構成を示す構成図である。図1に示すように、このMRI装置100は、静磁場磁石10と、傾斜磁場コイル20と、RFコイル30と、天板40と、傾斜磁場電源51と、送信部52と、受信部53と、シーケンス制御装置54と、計算機システム55とを有する。
【0013】
静磁場磁石10は、概略円筒形状の真空容器11と、真空容器11の中で冷却液に浸漬された超伝導コイル12とを有し、撮像領域であるボア(静磁場磁石10の円筒内部の空間)内に静磁場を発生させる。
【0014】
傾斜磁場コイル20は、概略円筒形状をなし、静磁場磁石10の内側に固定されている。この傾斜磁場コイル20は、傾斜磁場電源51から供給される電流によりX軸,Y軸,Z軸の方向に傾斜磁場を印加するメインコイル21と、メインコイル21の漏洩磁場をキャンセルするシールドコイル22とを有している。
【0015】
ここで、メインコイル21とシールドコイル22との間には、シムトレイ挿入ガイド23が形成されている。このシムトレイ挿入ガイド23には、ボア内の磁場不均一を補正するための鉄シム71を収納したシムトレイ61が挿入される。かかる傾斜磁場コイル20の構造については、後に詳細に説明する。
【0016】
RFコイル30は、傾斜磁場コイル20の内側に、被検体Pを挟んで対向するように固定されている。このRFコイル30は、送信部52から送信されるRFパルスを被検体Pに照射し、また、水素原子核の励起によって被検体Pから放出される磁気共鳴信号を受信する。
【0017】
天板40は、図示していない寝台に水平方向へ移動可能に設けられており、撮影時には被検体Pが載置されてボア内へ移動される。傾斜磁場電源51は、シーケンス制御装置54からの指示に基づいて、傾斜磁場コイル20に電流を供給する。
【0018】
送信部52は、シーケンス制御装置54からの指示に基づいて、RFコイル30にRFパルスを送信する。受信部53は、RFコイル30によって受信された磁気共鳴信号を検出し、検出した磁気共鳴信号をデジタル化して得られる生データをシーケンス制御装置54に対して送信する。
【0019】
シーケンス制御装置54は、計算機システム55による制御のもと、傾斜磁場電源51、送信部52および受信部53をそれぞれ駆動することによって被検体Pのスキャンを行う。そして、シーケンス制御装置54は、スキャンを行った結果、受信部53から生データが送信されると、その生データを計算機システム55に送信する。
【0020】
計算機システム55は、MRI装置100全体を制御する。具体的には、この計算機システム55は、操作者から各種入力を受け付ける入力部や、操作者から入力される撮像条件に基づいてシーケンス制御装置54にスキャンを実行させるシーケンス制御部、シーケンス制御装置54から送信された生データに基づいて画像を再構成する画像再構成部、再構成された画像などを記憶する記憶部、再構成された画像など各種情報を表示する表示部、操作者からの指示に基づいて各機能部の動作を制御する主制御部などを有する。
【0021】
次に、図1に示した傾斜磁場コイル20の構造について説明する。図2は、傾斜磁場コイル20の構造を示す斜視図である。同図に示すように、傾斜磁場コイル20は、概略円筒状のメインコイル21とシールドコイル22とを有しており、メインコイル21とシールドコイル22との間には、複数のシムトレイ挿入ガイド23が形成されている。
【0022】
シムトレイ挿入ガイド23は、傾斜磁場コイル20の両端面に開口を形成し、傾斜磁場コイル20の長手方向に全長にわたって形成された貫通穴である。このシムトレイ挿入ガイド23は、メインコイル21とシールドコイル22とで挟まれた領域に互いに平行に円周方向に等間隔に形成されている。そして、各シムトレイ挿入ガイド23には、それぞれシムトレイ61が挿入されており、各シムトレイ61は、傾斜磁場コイル20の中央部に固定されている。
【0023】
シムトレイ61は、非磁性かつ非電導性材料である樹脂にて作製され、概略棒状を成し、傾斜磁場コイル20の両端部を除いた長さを有している。図3は、シムトレイ61の詳細を示す斜視図である。同図に示すように、シムトレイ61の長手方向に連続して形成された複数のポケット61aを有する。そして、各ポケット61aには、撮像領域中間部の静磁場を補正する目的で、必要な箇所に必要な枚数の鉄シム71が収納されている。
【0024】
鉄シム71は、静磁場の均一度を調整する板状の部材である。図4は、鉄シム71の詳細を示す斜視図である。同図に示すように、鉄シム71は、あらかじめ決められた所定の角度に折り曲げることによって作製される。このように、鉄シム71を折り曲げることによって、鉄シム71に折り曲げ突部71aが形成される。なお、本実施例では、鉄シム71が、V字状に折り曲げられることで一つの折り曲げ突部を有するように形成されている場合について説明するが、例えばW字状など、複数の折り曲げ突部を有するように形成されてもよい。
【0025】
次に、鉄シム71の固定方法について説明する。図5は、シムトレイ61のポケット61aに固定された鉄シム71の様子を示す上面図である。また、図6は、シムトレイ61のポケット61aに固定された鉄シム71の様子を示す側面図である。また、図7は、シムトレイ61のポケット61aに固定された鉄シム71の様子を示す下面図である。
【0026】
図5および図6に示すように、ポケット61aには、所定枚数の複数の鉄シム71が収納される。図5および図6は、2枚の鉄シム71がポケット61aに収納されている場合を一例として示している。ここで、図5および図6に示すように、各鉄シム71は、複数枚が積層されてポケット61aに収納される。ここで、各鉄シム71は、一つの鉄シム71が有する折り曲げ突部71aが他の鉄シム71が有する折り曲げ突部の裏側に当接するように、それぞれ積層される。これにより、各鉄シム71の相対位置が固定される。
【0027】
さらに、各鉄シム71は、積層された状態で2つの鉄シム固定部81によって両端部が上方から押さえられることで、ポケット61a内で上下方向の位置が固定される。各鉄シム固定部81は、それぞれ、2つのボルト82によってシムトレイ61に固定される。
【0028】
また、図7に示すように、ポケット61aの底には、矩形状に形成された鉄シム固定穴61bが設けられている。この鉄シム固定穴61bは、シムトレイ61の長手方向に垂直な方向に鉄シム71の幅と概略同じ長さを有するように形成されており、複数の鉄シム71がポケットに収納された場合に、最も下に位置する鉄シム71の折り曲げ突部71aが係合するようになっている。かかる鉄シム固定穴61bによって、各鉄シム71の位置をより確実に固定することができるようになる。また、鉄シム固定穴61bの大きさを変えることで、ポケット61aに収納可能な鉄シム71の枚数を調整することができる。
【0029】
次に、図5〜図7に示したように鉄シム71が固定されるまでの手順について説明する。図8は、鉄シム71が固定されるまでの手順を説明するための図である。同図に示すように、まず、ボルト82を緩めることで鉄シム固定部81をシムトレイ61から離した状態で、所定枚数の鉄シム71がシムトレイ61のポケット61a内に収納される。
【0030】
ここで、図8に示すように、複数枚の鉄シム71が収納された場合に、最も上に置かれている鉄シム71の両端部がシムトレイ61の上面から突出していたとする。その状態で、ボルト82を締め付けることによって、鉄シム固定部81が、シムトレイ61側に移動する。これにより、最も上に置かれている鉄シム71の両端部を同図の矢印Aの方向に押し付ける力が生じる。この力によって、各鉄シム71が矢印Bの方向に拡げられて、各鉄シム71の両端部がポケット61aの内壁に押し付けられる。これにより、ポケット61a内で各鉄シム71の位置が固定される。
【0031】
上述してきたように、本実施例では、MRI装置100が、静磁場の均一度を調整する複数の板状の鉄シム71と、複数の鉄シム71を積層させた状態で保持するシムトレイ61とを備える。そして、複数の鉄シム71が、それぞれ、所定の位置を所定の角度に折り曲げることで形成された折り曲げ突部71aを有し、一つの鉄シムが有する折り曲げ突部71aが他の金属シムが有する折り曲げ突部71aの裏側に当接するように積層されている。したがって、本実施例によれば、各鉄シム71の相対位置が固定されるので、金属シムの動きを抑制することが可能になり、画像に生じるノイズを低減させることができる。
【0032】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、これに限られるものではない。そこで、以下では、本実施例に係る磁気共鳴イメージング装置の変形例について説明する。図9および図10は、本実施例に係る磁気共鳴イメージング装置の変形例を説明するための図である。
【0033】
例えば、図9に示すように、シムトレイ61のポケット61aを塞ぐ蓋部83を用いて、ポケット61aに鉄シム71が収納され、かつ、蓋部83によってポケット61aが塞がれた状態で、鉄シム71と蓋部83との間に膨張体91を装填してもよい。この膨張体91は、例えば風船などであり、空気やガスなどの気体、または、水などの流体によって膨張する。
【0034】
この膨張体91を膨張させることで、ポケット61aの長手方向に各鉄シム71が拡げられて、各鉄シム71の両端部がポケットの内壁に押し付けられる。同時に、最も下に位置する鉄シム71の折り曲げ突部71aが鉄シム固定穴61bに押し付けられる。これにより、鉄シム71の枚数が少ない場合でも、各鉄シム71を安定して固定することができるようになる。
【0035】
また、例えば、図10に示すように、ポケット62aに鉄シム71が収納され、かつ、蓋部83によってポケット62aが塞がれた状態で、ポケット62a内に導電性ジェル92を充填してもよい。なお、この場合には、鉄シム固定穴61bが形成されていないシムトレイ62が用いられる。これにより、各鉄シム71間に生じる隙間が導電性ジェル92によって埋められるので、複数の鉄シム71間に生じる電位差を小さくすることができる。したがって、金属シム間で生じる放電現象をさらに抑制することが可能になり、画像に生じるノイズをより低減することができるようになる。
【0036】
なお、上記実施例および変形例では、金属シムとして鉄シムを用いた場合について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、金属シムが、パーメンジュールや磁性鋼板などの他の材料で作製されていてもよい。
【0037】
また、例えば、金属シムが、それぞれ形状記憶合金で作製されていてもよい。その場合には、金属シムは、形状記憶合金の平板を折り曲げることで作製される。このように、形状記憶合金で金属シムを作製することにより、撮像中に傾斜磁場コイル20が発熱した場合に、その熱で金属シムに平板の状態に戻ろうとする力が生じる。この力によって、各金属シムの両端部がシムトレイのポケットの内壁に押し付けられるので、各金属シムをポケット内で強固に固定することができる。
【0038】
また、例えば、複数の金属シムが、接着剤で互いに接着されていてもよい。それにより、金属シムをより強固に固定することができる。
【0039】
また、例えば、複数の金属シムが、絶縁テープまたは導電性テープで互いに固定されていてもよい。これにより、複数の金属シムを電気的に結合させることができるので、金属シム間で生じる放電現象をさらに抑制することが可能になる。その結果、画像に生じるノイズをより確実に低減することができるようになる。
【符号の説明】
【0040】
100 MRI装置(磁気共鳴イメージング装置)
10 静磁場磁石
11 真空容器
12 超伝導コイル
20 傾斜磁場コイル
21 メインコイル
22 シールドコイル
23 シムトレイ挿入ガイド
30 RFコイル
40 天板
51 傾斜磁場電源
52 送信部
53 受信部
54 シーケンス制御装置
55 計算機システム
61,62 シムトレイ
61a,62a ポケット
61b 鉄シム固定穴
71 鉄シム
71a 折り曲げ突部
81 鉄シム固定部
82 ボルト
83 蓋部
91 膨張体
92 導電性ジェル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被検体が置かれる撮像領域に静磁場を発生させる静磁場発生部と、
前記静磁場内に傾斜磁場を発生させる傾斜磁場発生部と、
前記静磁場の均一度を調整する複数の板状の金属シムと、
前記複数の金属シムを積層させた状態で保持するシム保持部と
を備え、
前記複数の金属シムは、それぞれ、所定の位置を所定の角度に折り曲げることで形成された折り曲げ突部を有し、一の金属シムが有する折り曲げ突部が他の金属シムが有する折り曲げ突部の裏側に当接するように積層されていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
【請求項2】
前記複数の金属シムは、それぞれ形状記憶合金で作製されていることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
【請求項3】
前記複数の金属シムは、接着剤で互いに接着されていることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
【請求項4】
前記複数の金属シムは、絶縁テープまたは導電性テープで互いに固定されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
【請求項5】
前記シム保持部は、
前記金属シムを収納するポケットと、
前記ポケットを塞ぐ蓋部と、
を備え、
前記ポケットに前記金属シムが収納され、かつ、前記蓋部によって前記ポケットが塞がれた状態で、前記金属シムと前記蓋部との間に気体または流体により膨張する膨張体が装填されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の磁気共鳴イメージング装置。
【請求項6】
前記シム保持部は、
前記金属シムを収納するポケットと、
前記ポケットに嵌合する蓋部と
を備え、
前記ポケットに前記金属シムが収納され、かつ、前記蓋部によって前記ポケットが塞がれた状態で、前記ポケット内に導電性ジェルが充填されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の磁気共鳴イメージング装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−15840(P2011−15840A)
【公開日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−162786(P2009−162786)
【出願日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(594164542)東芝メディカルシステムズ株式会社 (4,066)
【Fターム(参考)】