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国際特許分類[G01R33/387]の内容

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国際特許分類[G01R33/387]に分類される特許

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【課題】外乱磁場を打ち消すような補正磁場を発生できるシムコイルを備えた電磁石装置を提供する。
【解決手段】互いに中心軸が一致する複数の静磁場コイルを有し、中心軸に平行な方向の静磁場を均一磁場領域に発生させる電磁石装置において、均一磁場領域に生じる中心軸に略垂直な方向の内の静磁場コイルの任意の半径方向の磁場を、打ち消せる磁場を発生させ、均一磁場領域における磁場の均一性を向上させる複数(No.1〜6)のシムコイル1を有する。静磁場コイルは超伝導コイルであり、シムコイル1は超伝導コイルを有し、これらの超伝導コイルの超伝導状態における磁束保存を利用して受動的に外部由来の誤差磁場を打ち消す。静磁場コイルとシムコイル1の超伝導コイルは、永久電流モードで運転する。 (もっと読む)


【課題】シールドルームの特性を含む設置環境に応じて、より均一性の高い静磁場を撮像空間に形成することが可能な磁気共鳴イメージング装置及び磁気共鳴イメージング装置用の磁場調整具を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置用の磁場調整具は、磁場調整手段及び設置手段を備える。磁場調整手段は、磁気共鳴イメージング装置の磁石の外部に設けられ、前記磁石が設置されるシールドルーム内における環境の影響を受けて前記磁石により形成される静磁場の均一性を向上させる。設置手段は、前記磁場調整手段を、前記磁石の外部に設置する。 (もっと読む)


【課題】DW−EPIにおいて、HOEC(高次渦電流)に起因する歪みを補正することができるシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】コンピュータは、複数の基底係数および複数の時定数を発生させるためにキャリブレーションデータを処理し、複数の基底係数、複数の時定数、および所与のパルスシーケンスにおける勾配波形に基づいて、複数の基底補正係数を計算するように、プログラムされる。コンピュータは、撮像対象からMRデータを取得するためにDW−EPIパルスシーケンスを適用すること、および取得されたMRデータに基づいて画像を再構築することを含む、拡散強調撮像スキャンを実行するように、プログラムされる。コンピュータは、再構築された画像においてHOECに誘発された歪みを低減するように構成されたDW−EPIパルスシーケンスを適用している間に、HOECにより発生した磁場誤差の補正を適用するように、プログラムされる。 (もっと読む)


【課題】 MRI装置において静磁場不均一を調整する際に、その利便性を向上させる。
【解決手段】 被検体を配置する撮像空間に静磁場を発生させる静磁場発生手段と、前記撮像空間における静磁場を均一に調整するための静磁場不均一調整手段と、を備えた磁気共鳴イメージング装置における静磁場不均一測定装置において、該静磁場不均一測定装置において得られた各箇所での磁場測定の結果を、周波数スペクトルで表示する表示手段を備える。 (もっと読む)


【課題】被検体を移動しながら撮像を行う場合に、静磁場の不均一性を補正しつつ撮像時間を短縮する。
【解決手段】実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置において、測定部は、撮像前に、被検体が置かれた天板を撮像空間内における複数の位置のうち少なくとも1つの位置に移動して、シムコイル部に供給されるシムコイル電流値を調整することで、静磁場が均一化された時点でのシムコイル電流値を測定する。算出部は、測定部によって測定されたシムコイル電流値と被検体情報又は撮像条件とに基づいて、複数の位置のうち測定部によってシムコイル電流値が測定されなかった位置のシムコイル電流値である未測定シムコイル電流値を算出する。 (もっと読む)


【課題】必要な磁場強度を確保しつつ薄型で、シムコイルを簡便に位置精度の高く傾斜磁場発生装置へ積層することが可能で、段落し部での誤差磁場を低減できるシムコイルを提供する。
【解決手段】静磁場発生源と傾斜磁場印加部とから発生する磁場空間に被検体を配置し、照射パルスが印加された該被検体から放出されるMRI信号に基づいて、該被検体の対象部位の画像を生成する磁気共鳴イメージング装置の鞍型シムコイルにおいて、単一のシート上に複数のコイルパターンとそれらを接続する配線が形成され、該配線の接続部において誤差磁場を低減する配線構造を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】クエンチを起す可能性を低減してMRI用超電導マグネットの安定性を向上させる。
【解決手段】使用場所の磁場雰囲気を考慮してMRI用超電導マグネットをシミングする工程(S110)と、使用場所の磁場雰囲気を具現化した環境下で、シミングしたMRI用超電導マグネットにおいて定格磁場を発生させる工程(S120)と、定格磁場を発生させる工程(S120)の後に、MRI用超電導マグネットを使用場所に設置する工程(S130)とを備える。 (もっと読む)


【課題】
医療診断用に用いる核磁気共鳴断層写真装置(MRI)において、高精度に磁場を調整
する支援を行う手法と装置を提供する。
【解決手段】
所定数の点において磁場計測を行い、目標磁場との差である誤差磁場を算出し、その誤差磁場を特異値分解により得た基底である固有分布関数の中から固有分布関数を選択し、その選択した固有分布関数の組み合わせで近似的に補正できる磁場調整機構面上の電流ポテンシャル分布を求め、求めた電流ポテンシャルから前記目標の磁場分布が与えられた領域の磁場計測点の補正磁場量を計算し、その補正磁場量に相当する磁場調整作業後の目標磁場からの残留誤差磁場を求め、前記残留誤差磁場および前記補正磁場量に基づき、前記超電導磁石装置の磁石を修理または調整する。 (もっと読む)


【課題】、試料管内に温度勾配が存在する場合であっても、均一な静磁場を実現することが可能な、NMR装置の静磁場制御方法を提供すること。
【解決手段】試料管内の温度を所与の温度に設定し、校正用試料のNMRスペクトルに存在する2つのピークそれぞれについての試料管内の共鳴周波数の分布をNMR測定により求め、前記2つのピークそれぞれについての共鳴周波数の分布の差分に基づき前記2つのピークについての試料管内のケミカルシフト差の分布を求め、前記2つのピークについてのケミカルシフト差の分布に基づいて、前記設定温度における前記試料管内の温度分布を求め、前記設定温度における前記試料管内の温度分布に基づいて、測定に用いられる溶媒の前記設定温度における試料管内のケミカルシフトの分布を求め、前記溶媒のケミカルシフトの分布に基づいて、磁場勾配を用いたシム調整を行う。 (もっと読む)


【課題】 静磁場の均一度を補正するシミング装置のシム鉄片の温度上昇を抑制する手段を過大にすることなく、かつ結露による漏電を防いで、安全性を確保して、撮影中の静磁場均一度を安定させて、高画質のMRI画像を得る。
【解決手段】 楕円形状の傾斜磁場コイルのメインコイルと円形状のシールドコイルとの間に、円形状に配置されたシムトレイに接して該シムトレイの中のシム鉄片を冷却する冷媒を流す通路を有するシム冷却管を備える。シム冷却管は、シムトレイに接しており、シム鉄片は、シムスロットに固定される。メインコイルの発熱量により、楕円形状メインコイルの楕円の長軸であるX軸のシム鉄片の温度は最も高く、楕円の短軸であるY軸で最も低くなるので、X軸ではシム冷却管とシムトレイとの接触面積を最も大きくし、Y軸方向に向うに従って前記接触面積を小さくし、Y軸ではシム冷却管を無くする。また、前記冷媒の温度を結露しない温度に制御する。 (もっと読む)


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