説明

移乗補助装置

【課題】介護者の負担を軽減する為の移乗装置は、リフター等の機械的な介助補助装置があるが壁や天井、ベッド等への固定式であり、移動式の場合でも大型で重量があるため運搬が容易ではなく設置場所が限定され、日常的な介護に使用するのは困難である。また、対象物間のいわゆる渡り板であるトランスファーボードは、装置は簡便であるが、強度が弱く被介護者がバランスを崩し転倒する恐れがあり、設置時には車椅子の肘掛部などが邪魔になり使用が困難である。
【解決手段】移乗時に移乗者が腰掛ける移乗板51と脚21を持つ支持体とで構成され、移乗板は昇降調節可能に支持体に接続された移乗補助装置とする。必要に応じ、移乗板は、湾曲して略ハの字形状に形成し、長手方向に沿って座標面に凹凸を設け、傾斜、水平回動、折りたたみ可能とするほか、体幹を支持する背もたれを、支持体の脚部は、載荷により退避するキャスター20を設け、折りたたみ可能とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、病院や介護施設及び一般家庭に於いて、高齢者や障がい者等の要介護者が車椅子とベッド等の間を介助又は自身で移乗する際に、移乗者や介護者の労力を軽減し安全に安定した移乗を目的とする移乗補助装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年の高齢化の進行により介護労働の需要は大幅に増加している。高齢者や障がい者等の要介護者が車椅子からベッド等の目的物への移乗は日常的に頻繁で、移乗者の肉体的負担が大きいばかりでなく、介護者の腰部への負担が極めて大きく腰痛を引き起こす重大な問題となっている。
【0003】
介護者の負担を軽減する為の移乗装置としては、これまでにもリフター等の機械的な介助補助装置(例えば特許文献1参照)や、対象物間のいわゆる渡り板であるトランスファーボード(例えば特許文献2参照)がある。
【特許文献1】特許第3661298号公報
【特許文献2】特開2004−229882号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記のリフター等の機械的な介助補助装置は、壁や天井、ベッド等への固定式であることが多く、移動式の場合も大型で重量があるため運搬が容易でないことから、設置場所が限定される。また設置作業が煩雑である場合も多く、日常的な介助に使用するのは困難である。
【0005】
一方、トランスファーボードは、装置は簡便であるが、これまでのものは被介護者の体重を支持する強度が弱く、移乗途中にボードがたわんで被介護者がバランスを崩し転倒する恐れがある。また設置時はボードを車椅子に対して斜め前方から差し込む必要があるが、これまでのものはベッドと車椅子の肘掛部が邪魔になり使用が困難である。
【0006】
以上のように、従来の装置は、簡便、安全で効率の良い移乗補助装置というニーズを満たすものではない。
移乗補助装置は、高齢者や障がい者等要介護者の移動に伴って種々の場所で使用されることを配慮して、できる限り小型・軽量で、収納、搬送が容易なものが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
移乗時に移乗者が腰掛ける移乗板と脚を持つ支持体とで構成され、移乗板は昇降調節可能に支持体に接続された移乗補助装置とする。
【0008】
移乗板は、水平の略平板状で、座面は湾曲して略ハの字形状に形成した移乗補助装置とする。
【0009】
移乗板は、前記略ハの字形状の長手方向に沿って座表面に凹凸を設ける。
【0010】
移乗板は、適宜手段により傾斜可能に前記支持体に接続された移乗補助装置とする。
【0011】
移乗板は、座固定部基部で継手により折りたたむことを可能とする。
【0012】
移乗板の前記略ハの字形状の湾曲側(凹側)に移乗者の体幹を支持する背もたれを設ける。
【0013】
移乗板の昇降調節の一手段として前記支持体の支柱部にガスシリンダを用いた移乗補助装置とする。
【0014】
支持体の脚部にキャスターを設けた移乗補助装置とする。キャスターは前記移乗板への載荷により車輪が収納部内に退避してストッパー部が接地し、載荷解除時に弾性手段により復元するようにした移乗補助装置とする。
【0015】
脚は、脚中央支持部基部で継手により折りたたむことを可能とする。
【0016】
移乗板は、適宜手段により水平に回動可能に支持体に接続された移乗補助装置とする。
【発明の効果】
【0017】
高齢者や障がい者等要介護者の移乗の対象と移乗方法は多様である。ただし移乗板を使用する場合は、移乗板に沿って移乗する動作は一定と考えて良い。
【0018】
本発明の移乗補助装置の使用例として、車椅子からベッドへ移乗する場合を説明する。介護者は車椅子に座っている被介護者に対して前方または側方または後方から介助できる体勢をとり、車椅子シートに移乗板を敷き、もしくは差し込み、移乗すべきベッドにも移乗板が敷けるように設置し、その後、介護者は被介護者の体幹、下肢を誘導しながら移乗板の形状に沿ってベッドへ移動させる。
【0019】
本装置は、車椅子、自動車の座席、浴室の椅子、ベッド、椅子、ソファーなどの間の移乗に利用できる。
【0020】
本発明の請求項1に記載の移乗補助装置によれば、移乗者が移乗板に腰掛けて体重を移乗板に預けても脚を持つ支持体によって安定して支持されるので安心して移乗することができる。前述の特許文献2に関して記載したように、これまでのトランスファーボードなどは被介護者の体重を支持する強度が弱く、被介護者の体重により移乗途中にボードがたわんで被介護者がバランスを崩す恐れがあったが、本発明によって解決できる。
また、移乗板は昇降調節可能に支持体に接続されているので、対象物への移乗板の高さ調節が容易となる。
【0021】
本発明の請求項2に記載の移乗補助装置によれば、移乗板は、水平の略平板状で、座面は湾曲して略ハの字形状に形成しているので、ベッド横に座っている被介護者を車椅子に移乗させる際に移乗板をベッドから車椅子の座に渡すときなど、この形状によって被介護者の脚と車椅子の肘掛け部を回避して渡すことができる。
【0022】
本発明の請求項3に記載の移乗補助装置によれば、移乗板は、前記略ハの字形状の長手方向に沿って座表面に凹凸を設けるので、凹凸溝に沿って臀部を滑らせ移乗板からの脱落を防ぐことができ、移乗板に沿ったスムースな移乗ができる。
【0023】
また、長手方向の略直角断面を凹凸形状とすることで長手方向の剛性を高めることができる。これにより、移乗板をアルミニウムなどの金属材料や、プラスチックス、木材などで作製する場合に、板厚を薄くして軽量化を図ることができる。従来のプラスチック製トランスファーボードに起こる移乗途中のたわみや変形を改善でき、薄くても丈夫な移乗板を提供することができる。
【0024】
本発明の請求項4に記載の移乗補助装置によれば、移乗板は傾斜可能に支持体に接続されているので、請求項1に記載の昇降調節機能と併せ、高さの異なる対象物間への本装置の配置などの対応が容易となる。
【0025】
本発明の請求項5に記載の移乗補助装置によれば、移乗板は、座固定部基部で継手により折りたたむことを可能としており、本装置の輸送時および保管時の収納と運搬を容易にすることができる。折り曲げる方向は上方あるいは下方どちらも可能であるが、本装置の使用時は、適宜ストッパーを機能させ、使用時に移乗板が折りたたまれて使用者が移乗板から落下することを防ぐことができる。
【0026】
本発明の請求項6に記載の移乗補助装置によれば、移乗板の前記略ハの字形状の湾曲側(凹側)に背もたれを設けたので、体幹は背もたれによって支持されて安定な移乗が可能となる。
【0027】
本発明の請求項7に記載の移乗補助装置によれば、移乗板の昇降調節の一手段として支持体の支柱部に一般に公知のガスシリンダを用いており、操作が容易で軽量、かつ入手が容易である。
【0028】
本発明の請求項8に記載の移乗補助装置によれば、支持体の脚部にキャスターを設けたので、移乗対象物への本装置の配置が容易で、移動や運搬が容易にでき、キャスターは移乗板への載荷により車輪が収納部内に退避してストッパー部が接地するようにしており、移乗者が着座したとき本装置がずれるなどの移動がせず安心して移乗できる。また、載荷解除時に弾性手段により復元するようにしており無駄な操作を必要としないで使用できる。
【0029】
本発明の請求項9に記載の移乗補助装置によれば、脚は脚中央支持部基部で継手により折りたたむことが可能であるので、本装置の輸送時および保管時の収納と運搬を容易にすることができる。また、折り曲げる方向は上方あるいは下方どちらも可能であるが、本装置の使用時は、適宜ストッパーを機能させ、使用時に脚が折りたたまれて転倒することを防ぐことができる。
【0030】
本発明の請求項10に記載の移乗補助装置によれば、移乗板は、適宜手段により水平に回動可能に支持体に接続されているので、ベッドから車椅子への移乗など移乗対象物間への本装置の位置決めなどの配置を容易にすることができる。
【0031】
本装置により、介助又は自身による移乗の際の被介護者および介護者双方の労力を軽減し、安全に安定した移乗が可能になる。また、移乗介助の際に発生する介護者の腰等への負担を軽減できる。
【0032】
また、本装置により、高齢者や障がい者のケア及びリハビリテーションや多様な日常生活動作(ADL)の向上に貢献できる。
【実施例1】
【0033】
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る移乗補助装置の実施の形態について詳細に説明する。
図1〜図10は、本発明に係る一実施例を示す。図1は本発明の移乗補助装置全体の正面図、図2はその左側面図、図3は平面図、図4は下面図である。
【0034】
本発明の移乗補助装置は、垂直に配置された伸縮とロック機能を有する機能部材として本例では公知のガスシリンダ11と、このガスシリンダを支える脚21と、ガスシリンダの上部に水平回動自在に設けた座支持部31と、座支持部31に対して垂直方向に回転自在にして傾斜可能に設けた座固定41と、移乗板51及び背もたれ61で概略構成される。ここで、前記の支持体はガスシリンダ11、脚21、座支持部31で概略構成される。
【0035】
ガスシリンダ11は、シリンダ11a、ピストン11b、ピストン11bの先端に設けられたピン11cで概略構成される。ピン11cを押し下げている時に、ピストンとシリンダ間に負荷を与えると短縮し、負荷を取り除くと伸長する機能を有する。
ガスシリンダ11を垂直に配置し下部は脚中央部23に固定支持される。
【0036】
本例では脚の数を3としているが、その他の複数の脚数であっても良いし円盤であってもかまわない。3つの脚21は脚中央部23に連結される。
【0037】
ピストン11bの上部に座支持部31を設ける。座支持部31の軸受け部31aと座固定部41の軸受け部41aは軸42で連結され、これにより座固定部41に取り付けられた移乗板51は垂直方向に回動し傾斜が可能である。
【0038】
座支持部31と座固定部41間にバネ43を設け、これにより移乗板の載荷解除時に垂直方向の傾斜を復元させる。バネ43は前記復元を目的とした伸縮部材であってゴムなどの弾性部材でも良い。
【0039】
移乗板51は座固定部41に取り付けるが、固着しても良いし、ネジなど締結手段で着脱可能にしても良い。背もたれ61は座固定部41に垂直に取り付けられ、搬送把持用に穴62を貫通して開けてあると便利である。
【0040】
座支持部31の軸受け部31aに軸33を設け、軸33に操作レバー35を固着してテコ状に作用させる。操作レバー把持部36を上方に操作すると軸33を介して操作レバー35の先端はガスシリンダのピン11cを押し下げる。このとき移乗板51への載荷がなければ上昇し、載荷すると下降することができる。
【0041】
図3〜図5に、移乗板の形状として、被介護者が背もたれ61に背を接し腰掛けた状態で、ハの字形状の移乗板の例を示す。ベッドなどに横座りしている被介護者の臀部の下に移乗板の長手方向端部を差し込み臀部が横滑りして本装置の座面に乗り移る。この後、逆の動作で他の対象物に乗り移る動作を補助するものである。
【0042】
図5に移乗板51の長手方向に、本例の場合はハの字形状に沿って複数の凹凸溝を設けてある。同図にこの場合のA−A矢視断面を示した。また、図6にB−B矢視断面で示すように断面両端を凸に、断面中央部全体にくぼみを付けた例を示した。これによって移乗板に沿って脱落を防いで滑りやすくしている。
【0043】
図7において、装置の搬送を容易にするため、移乗板51を折りたたむ場合を説明する。図7には、C−C矢視方向からの移乗板の一部断面をC−C矢視断面(1)として、移乗板51の端部側51aを中央部51bから折りたたみ部Dで上方に折りたたんだ状態をC−C矢視断面(2)として示した。端部側51aと中央部51bは折りたたみ部Dで凹凸を相互に組み合わせてピン52により継手とし、端部側51aを上方に上げて折りたたむことができる。
【0044】
復元する場合は、端部側51aを下方に下げて、継手の下部に端部側ストッパー54と中央部側ストッパー53が当接して上面は平面となる。継手部における平面を保つ機構については、前記の他、端部側51aと中央部51bを水平に保持するための固定手段を着脱自在に設けるなど適宜手段を設ける。
【0045】
また、移乗板端部側51aを下方に折りたたむ場合は、上記と同様にピン52の継ぎ手により折りたたむことが可能である(当然のことながら端部側ストッパー54と中央部側ストッパー53は不要)。ただし、この場合は本装置使用時における移乗板端部側51aにかかる力が折り曲げる方向と一致して移乗板の機能を発揮しないので、端部側51aと中央部51bを水平に保持するための固定手段を着脱自在に設けるなど適宜手段を設ける。
【0046】
端部側ストッパー54と中央部側ストッパー53を固定する一例として、両者が平面上にあるとき、ピン52の近傍で移乗板端部側51aと中央部51bを貫通した穴55にピンを挿入して固定する方法がある。
【0047】
図1、図4に脚21に設けたキャスター20の配置を示し、図8に脚の一部断面の詳細図を示した。本例のキャスター20は、公知のボールキャスター24、バネ25、キャスター収納部26で概略構成される。キャスター収納部26は脚21の内部に固着される。移乗板51に腰掛けるなど載荷時にはボールキャスター24は上方に移動しストッパー27が床面に接地する。
【0048】
載荷を解除するとバネ25により復元する。ストッパーは移乗時に本装置を床に固定する目的があり、床面で滑りづらいゴム質材料を使うと効果がある。
【0049】
キャスター20を設ける目的は、本装置の移動性や、移乗対象物間への配置の容易性を考慮したものであって、この目的を重要視しない場合は、キャスター20を設けないでもよい。図9において装置の搬送を容易にするため、脚を折りたたむ場合を説明する。本図は脚21の中央側の一部を断面で表している。軸受け71を脚中央部23に固定して設け、ピン72を介して脚21の中央側端部Eが接続される。これにより脚21は下方に折りたたむことができる。
【0050】
復元するときは、脚21を上方に上げて中心部方向端部21aが脚中央部23に当接して定位置に戻る。本装置の使用時は、脚21の中心部方向端部21aが脚中央部23に当接してこれ以上上方に上がらないので安全である。
【0051】
また、脚21を上方に折りたたむ場合は、前記と同様に脚21の中央側両端部でピン継ぎ手により折りたたむことが可能である。ただし、この場合は本装置使用時における脚21にかかる力が折り曲げる方向と一致して転倒することになるので、ストッパーにより固定するなど(図示せず)適宜手段を設ける。
【0052】
図10に、ピストン11bの上部に水平回動自在に設けた回動軸受け32を介して座支持部31を設けた場合を部分図で示す。回動軸受け32によって移乗板51及び背もたれ61は水平回動が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0053】
特殊な製造技術を要せずに製造することができ製品化の可能性が大きく、福祉機器関連製造業に貢献することができ、高齢者や障がい者等の要介護者や介護者などに貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本発明の移乗補助装置全体の正面図
【図2】同上の左側面図
【図3】同上の平面図
【図4】同上の下面図
【図5】移乗板凹凸面の説明図
【図6】移乗板凹凸面の説明図
【図7】移乗板の折りたたみ説明図
【図8】脚部の詳細図
【図9】脚部の折りたたみ説明図
【図10】移乗板の回動説明図
【符号の説明】
【0055】
11 ガスシリンダ
20 キャスター
21 脚
23 脚中央部
24 ボールキャスター
25 バネ
26 キャスター収納部
27 ストッパー
31 座支持部
32 回動軸受け
33 軸
35 操作レバー
41 座固定
42 軸
43 バネ
51 移乗板
61 背もたれ
71 軸受け
72 ピン


【特許請求の範囲】
【請求項1】
移乗時に移乗者が腰掛ける移乗板と脚を持つ支持体とで構成され、該移乗板が昇降調節可能に該支持体に接続されたことを特徴とする移乗補助装置。
【請求項2】
前記移乗板が湾曲して略ハの字形状に形成された請求項1に記載の移乗補助装置。
【請求項3】
前記移乗板の座表面に凹凸を設けた請求項1又は請求項2に記載の移乗補助装置。
【請求項4】
前記移乗板が適宜手段により傾斜可能に前記支持体に接続されたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の移乗補助装置。
【請求項5】
前記移乗板を座固定部基部で継手により折りたたみ可能とした請求項1又は請求項2に記載の移乗補助装置。
【請求項6】
体幹を支持する背もたれを設けた請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の移乗補助装置。
【請求項7】
移乗時に移乗者が腰掛ける移乗板と脚を持つ支持体とで構成され、該移乗板がガスシリンダによる昇降調節と適宜手段による傾斜可能に該支持体に接続されたことを特徴とする移乗補助装置。
【請求項8】
前記脚にキャスターを設け、該キャスターは前記移乗板への載荷により収納部内に退避してストッパーが接地し、載荷解除時に弾性手段により復元するようにした請求項1又は請求項7に記載の移乗補助装置。
【請求項9】
前記脚を脚中央支持部基部で継手により折りたたみ可能とした請求項1、請求項7、請求項8のいずれかに記載の移乗補助装置。
【請求項10】
前記移乗板が水平回動可能に前記支持体に接続された請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の移乗補助装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2009−142408(P2009−142408A)
【公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−321523(P2007−321523)
【出願日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【出願人】(507122216)株式会社プラウシップ (2)
【出願人】(591190955)北海道 (121)
【出願人】(800000024)北海道ティー・エル・オー株式会社 (20)
【Fターム(参考)】