説明

移動通信方法

【課題】UEからのアクセスを契機にUEに対して「RA」を送信する場合における「Paging」の誘発を防止し、効率的な「RA」の送信を行う。
【解決手段】本実施形態に係る移動通信方法は、S-GW#2が、P-GWとの間でUE用のユーザデータベアラを設定する処理において、MMEに対して、「Downlink Data Pending」を送信する工程Aと、MMEが、「Downlink Data Pending」を受信した場合、UEとの間で設定されているNASシグナリングコネクションを開放することなく保持すると共に、S-GW#2とS-GW#2配下のeNBとの間でUE用のS1ベアラ/E-RABを設定するように要求する「Initial Cotext Setup Request」を送信する工程Bと、MMEが、UE用のS1ベアラ/E-RABを介して、UEに対して、「RA」を送信する工程Cとを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
非特許文献1に記載のGTP(GPRS Tunneling Protocol)が適用されているEPC(Evolved Packet Core)ネットワークでは、「RA(Router Advertisement、ルータ通知信号)」が、P-GW(PDN-Gateway、パケットデータネットワークゲートウェイ装置)から、UE(User Equipment、移動局)に通知されるように構成されている。
【0003】
「RA」は、UEに割り当てる「IPv6 Prefix」や、かかる「IPv6 Prefix」が有効である時間を示す「router lifetime」や、「default gateway情報(パケット転送情報)」を含む。
【0004】
UEは、定期的に「RA」を受信することで、UEが保持するIPv6アドレスの有効性について更新するように構成されている。
【0005】
すなわち、UEは、「RA」を受信した場合、かかる「RA」に含まれる「router lifetime」に基づいて「Router lifetime(所定タイマ)」を設定して、かかる「RA」に含まれる「default gateway情報」を保持するように構成されている。
【0006】
ここで、UEは、かかる「Router lifetime」が満了するまでに「RA」を受信した場合には、受信した「RA」に基づいて、保持するIPv6アドレスの有効性について更新し、かかる「default gateway情報」を更新するように構成されている。
【0007】
一方、UEは、UEが保持するIPv6アドレスが有効でないと判断した場合、すなわち、「Router lifetime」が満了するまでに「RA」を受信しなかった場合、保持する「default gateway情報」を削除するように構成されている。
【0008】
言い換えると、かかるUEは、「RA」で通知された「Router lifetime(例えば、18時間)」が満了するまで、「default gateway情報」を保持し、「Router lifetime」が満了した後に、「default gateway情報」を削除するように構成されている。
【0009】
ここで、「Router lifetime」は、UEによって保持されるタイマであり、デフォルト値として、「MaxRtrAdvInterval(ネットワーク側タイマ)」の3倍の時間が定義されている(例えば、非特許文献2参照)。
【0010】
また、「MaxRtrAdvInterval」は、移動局UEの接続するP-GWによって保持されるタイマ(最大RA送信間隔)であり、デフォルト値として、「21600秒(6時間)」が定義されている(例えば、非特許文献3参照)。
【0011】
同様に、非特許文献4に記載のPMIP(Proxy Mobile IP)が適用されているEPCネットワークでは、「RA」が、S-GW(Serving Gateway、サービングゲートウェイ装置)から、UEに通知されるように構成されている。
【0012】
ここで、「MaxRtrAdvInterval」は、移動局UEの接続するS-GWによって保持されるタイマ(最大RA送信間隔)であり、デフォルト値として、「21600秒(6時間)」が定義されている(例えば、非特許文献3参照)。
【0013】
また、上述のPMIPが適用されているEPCネットワークにおいて、UEの移動に伴い、TAU(Tracking Area Update)処理やRAU(Routing Area Update)処理やHO(Handover)処理が実施され、UE用のベアラを管理するS-GWが、S-GW#1からS-GW#2に変更になった場合、S-GW#2が、UEに対して「RA」を送信することができるように構成されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0014】
【非特許文献1】3GPP TS23.401
【非特許文献2】RFC4861 6.2.1
【非特許文献3】3GPP TS29.061
【非特許文献4】3GPP TS23.402
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
図11に、UEの接続先無線アクセスネットワーク(RAT:Radio Access Technology)をUTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)からE-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)に切り替えた場合、UE用のベアラを管理するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴う位置登録処理において、UEに対して「RA」を送信する動作について示す。
【0016】
図11に示すように、MMEは、ステップS111において、S-GWから「Create Session Response」を受信し、ステップS115において、UEに対して「TAU Accept」を送信した後、或いは、ステップS117において、UEから「TAU Complete」を受信した後、ステップS118において、MMEとUEとの間で設定されているNASシグナリングコネクションが開放される。
【0017】
なお、S-GW#2は、ステップS111bにおいて、「RA」の送信処理を開始し、ステップ116において、配下のeNBとの間でUE用のS1ベアラ/E-RAB(EUTRAN-Radio Access Bearer)が設定されていないため、MMEに対して、「RA」を送信することを通知する「Downlink Data Notification(下りリンクデータ通知信号)」を送信する。
【0018】
ここで、MMEは、かかる「Downlink Data Notification」を受信した場合、ステップS119において、MMEとUEとの間でNASシグナリングコネクションが設定されていないことを検出し、ステップS120において、UE宛ての「Paging(ページング信号)」を送信する。
【0019】
すなわち、従来の移動通信システムでは、UEからのアクセスを契機にUEに対して「RA」を送信するケース、例えば、UE用のベアラを管理するS-GWの変更を伴う位置登録処理を契機にUEに対して「RA」を送信するケースでは、一旦、UE用のNASシグナリングコネクションを開放した後、「Paging」を送信することによって、再度、UE用のNASシグナリングコネクションを設定し、「RA」の転送に必要なS1ベアラ/E-RABを設定するように構成されている。
【0020】
したがって、UEからのアクセスを契機にUEに対して「RA」を送信する場合、「Paging」を誘発することになり、効率的な「RA」の送信を行うことができないという問題点があった。
【0021】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、UEからのアクセスを契機にUEに対して「RA」を送信する場合における「Paging」の誘発を防止し、効率的な「RA」の送信を行うことを可能とする移動通信方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0022】
本発明の第1の特徴は、移動局用のベアラを管理するサービングゲートウェイ装置の第1サービングゲートウェイ装置から第2サービングゲートウェイ装置への変更を伴う位置登録処理において、該移動局に対して、該移動局に割り当てるIPアドレスに係る情報を通知する通知信号を送信する移動通信方法であって、前記第2サービングゲートウェイ装置が、パケットデータネットワークゲートウェイ装置との間で前記移動局用の第1ユーザベアラを設定する処理において、該第2サービングゲートウェイ装置に接続されているコアネットワーク装置に対して、所定情報を送信する工程Aと、前記コアネットワーク装置が、前記所定情報を受信した場合、前記移動局との間で設定されている制御ベアラを開放することなく保持すると共に、前記第2サービングゲートウェイ装置と該第2サービングゲートウェイ装置配下の無線アクセスネットワーク装置との間で該移動局用の第2ユーザベアラを設定するように要求する設定要求信号を送信する工程Bと、前記第2サービングゲートウェイ装置が、前記第2ユーザベアラを介して、前記移動局に対して、前記通知信号を送信する工程Cとを有することを要旨とする。
【0023】
本発明の第2の特徴は、移動局用のベアラを管理するサービングゲートウェイ装置の第1サービングゲートウェイ装置から第2サービングゲートウェイ装置への変更を伴う位置登録処理において、該移動局に対して、該移動局に割り当てるIPアドレスに係る情報を通知する通知信号を送信する移動通信方法であって、前記第2サービングゲートウェイ装置が、パケットデータネットワークゲートウェイ装置との間で前記移動局用の第1ユーザベアラを設定する処理において、該第2サービングゲートウェイ装置に接続されているコアネットワーク装置に対して、所定情報を送信する工程Aと、前記コアネットワーク装置が、前記所定情報を受信した場合、前記移動局との間で設定されている制御ベアラを開放することなく保持する工程Bと、前記第2サービングゲートウェイ装置が、配下の無線アクセスネットワーク装置との間で前記移動局用の第2ユーザベアラが設定されていない場合に、前記コアネットワーク装置に対して、下りリンクデータ通知信号を送信する工程Cと、前記コアネットワーク装置が、前記下りリンクデータ通知信号を受信した場合、前記第2ユーザベアラを設定するように要求する設定要求信号を送信する工程Dと、前記第2サービングゲートウェイ装置が、前記第2ユーザベアラを介して、前記移動局に対して、前記通知信号を送信する工程Eとを有することを要旨とする。
【発明の効果】
【0024】
以上説明したように、本発明によれば、UEからのアクセスを契機にUEに対して「RA」を送信する場合における「Paging」の誘発を防止し、効率的な「RA」の送信を行うことを可能とする移動通信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。
【図5】本発明の変更例1に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。
【図6】本発明の変更例2に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。
【図7】本発明の変更例2に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。
【図8】本発明の変更例3に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。
【図9】本発明の変更例4に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。
【図10】本発明の変更例5に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。
【図11】従来の移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
【0027】
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、UTRAN/GERAN(GSM EDGE Radio Access Network)内の無線アクセスネットワーク装置であるRNC(無線回線制御局)や、コアネットワーク装置であるSGSN(Serving GPRS Support Node、パケット交換機)や、E-UTARN内の無線アクセスネットワーク装置であるeNB(無線基地局)や、コアネットワーク装置であるMME(Mobility Management Entity、移動管理ノード)や、S-GW#1や、S-GW#2や、P-GWや、HSS(Home Subscriber Server、加入者管理サーバ)や、PCRF(Policy and Charging Rules Function)等を具備している。
【0028】
なお、本実施形態に係る移動通信システムでは、S-GW#2とP-GWとの間で、PMIPが適用されているものとする
以下、本実施形態では、UEの接続先無線アクセスネットワークをUTRANからE-UTRANに切り替えた場合のUE用のベアラを管理するS-GWについてS-GW#1からS-GW#2への変更を伴う位置登録処理において、UEに対して「RA」を送信するケースを例に挙げて説明するが、本発明は、かかるケースに限定されるものではなく、UEの接続先無線アクセスネットワークをE-UTRANからUTRANへの切り替えた場合のUE用のベアラを管理するS-GWの変更を伴う位置登録処理や、UTRAN内或いはE-UTRAN内においてUE用のベアラを管理するS-GWの変更を伴う各種処理(TAU処理/RAU処理/HO処理等)において、UEに対して「RA」を送信する様々なケースに適用可能である。
【0029】
以下、図2乃至図4を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、UE用のベアラを管理するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴う位置登録処理においてUEに対して「RA」を送信する動作について説明する。
【0030】
図3に示すように、UEは、ステップS1001において、TAU処理を開始することを決定すると、ステップS1002において、eNBに対して、「TAU Request」を送信する。
【0031】
ステップS1003において、eNBは、MMEに対して、「TAU Request」を送信する。
【0032】
ステップS1004において、MMEは、SGSNに対して、「Context Request」を送信し、ステップS1005において、SGSNは、MMEに対して、「Context Response」を送信する。
【0033】
ステップS1006において、UEとMMEとHSSとの間で、「Authentication/Security処理」が必要に応じて行われる。
【0034】
MMEは、ステップS1007において、SGSNに対して、「Context Acknowledge」を送信し、ステップS1008において、S-GW#2に対して、S-GW#2とP-GWとの間でUE用のユーザデータベアラを設定することを要求する「Create Session Request」を送信する。
【0035】
ステップS1008aにおいて、S-GW#2とPCRFとの間で、「Gateway Control Session Establishment処理」が行われる。
【0036】
ステップS1009において、S-GW#2は、P-GWに対して、「Proxy Binding Update」を送信し、ステップS1010において、P-GWは、S-GW#2に対して、「Proxy Binding Ack」を送信する。
【0037】
S-GW#2は、ステップS1011において、「Downlink Data Pending(所定情報)」を含む「Create Session Response」を送信し、ステップS1012aにおいて、「RA」の送信処理を開始する。
【0038】
ここで、「Downlink Data Pending」は、「RA」を送信することを明示的に通知する情報であってもよいし、下りデータの存在を示す情報であってもよい。
【0039】
ステップS1013aにおいて、SGSNは、RNCに対して、「Iu Release Command」を送信し、ステップS1013bにおいて、RNCは、SGSNに対して、「Iu Release Complete」を送信する。
【0040】
ステップS1013cにおいて、SGSNは、S-GW#1に対して、「Delete Session Request」を送信し、ステップS1013dにおいて、S-GW#1は、SGSNに対して、「Delete Session Response」を送信する。
【0041】
MMEは、「Downlink Data Pending」の受信に応じて、ステップS1014において、UE用のS1ベアラ/E-RABを設定することを決定する。
【0042】
ステップS1015aにおいて、MMEは、UEとの間で設定されているNASシグナリングコネクションを開放することなく保持し、UEに対して、「TAU Accept」を含む「S1-AP Initial Context Setup Request」を送信する。
【0043】
ここで、「S1-AP Initial Context Setup Request」は、S-GW#2とS-GW#2配下のeNBとの間でUE用のS1ベアラ/E-RABを設定するように要求する信号である。
【0044】
具体的には、図3に示すように、ステップS1015a1において、MMEは、eNBに対して、「TAU Accept」を含む「S1-AP Initial Context Setup Request」を送信し、ステップS1015a2において、eNBは、UEに対して、「TAU Accept」を含む「RRC Connection Reconfiguration」を送信する。
【0045】
例えば、図4に示すように、「TAU Accept」は、「S1-AP Initial Context Setup Request」内の情報要素「NAS-PDU」内に設定される。
【0046】
図2に戻り、ステップS1015bにおいて、UEは、MMEに対して、「TAU Complete」を送信してもよい。なお、かかる「TAU Complete」の送信は省略されてもよい。
【0047】
具体的には、図3に示すように、ステップS1015b1において、UEは、eNBに対して、「TAU Complete」を含む「RRC UL Information Transfer」を送信し、ステップS1015b2において、eNBは、MMEに対して、「TAU Complete」を含む「S1-AP Uplink NAS Transport」を送信する。
【0048】
なお、ステップS1012bにおいて、S-GW#2は、eNBとの間でUE用のS1ベアラ/E-RABが設定されていない場合に、MMEに対して、「RA」を送信することを通知する「Downlink Data Notification」を送信してもよい。なお、かかる「Downlink Data Notification」の送信は省略されてもよい。
【0049】
ここで、MMEは、かかる「Downlink Data Notification」を受信しても、特段の動作を実施しない。
【0050】
ただし、MMEは、UEとの間で設定されているNASシグナリングコネクション或いはS1ベアラ/E-RABを開放するためのタイマ等が起動している場合には、かかる「Downlink Data Notification」を受信した場合に、かかるタイマを停止してもよい。
【0051】
ステップS1016において、UE用のS1ベアラ/E-RABを設定する処理が行われる。
【0052】
具体的には、図3に示すように、UEは、「TAU Accept」を含む「RRC Connection Reconfiguration」を受信すると、ステップ1016aにおいて、eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信し、ステップS1016bにおいて、eNBは、MMEに対して、「S1-AP Initial Context Setup Response」を送信する。
【0053】
また、MMEは、S-GW#2に対して、「Modify Bearer Request」を送信し(不図示)、S-GW#2は、MMEに対して、「Modify Bearer Response」を送信する(不図示)。
【0054】
この結果、UE用のS1ベアラ/E-RABの設定が完了する。
【0055】
なお、図2におけるステップS1015b及びステップS1016の処理は、図2の順序の通りに実施されてもよいし、並列して実施されてもよい。或いは、ステップS1016の処理が先に実施され、その後、ステップS1015bの処理が実施されてもよい。
【0056】
図2に戻り、ステップS1017において、S-GW#2は、UEに対して、UE用のS1ベアラ/E-RABを介して、「RA」を送信する。
【0057】
本実施形態に係る移動通信システムによれば、UE用のベアラを管理するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴う位置登録処理において、UE用のNASシグナリングコネクションを開放することなく、「RA」を送信することができる。
【0058】
(変更例1)
図5を参照して、本発明の変更例1に係る移動通信システムについて説明する。以下、本変更例1に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
【0059】
なお、本変更例1に係る移動通信システムでは、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムと同様に、S-GW#2とP-GWとの間で、PMIPが適用されているものとする。
【0060】
以下、図5を参照して、本変更例1に係る移動通信システムにおいて、UE用のベアラを管理するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴う位置登録処理においてUEに対して「RA」を送信する動作について説明する。
【0061】
図5に示すように、ステップS2001乃至S2013dの動作は、図2に示すステップS1001乃至S1013dの動作と同一である。
【0062】
MMEは、「Downlink Data Pending」の受信に応じて、ステップS2014において、UEとの間で設定されているNASシグナリングコネクションを開放することなく保持し、ステップS1012bにおいて、S-GW#2から、「Downlink Data Notification」を受信すると、ステップS1015aにおいて、UE用のS1ベアラ/E-RABを設定することを決定し、UEに対して、「TAU Accept」を含む「S1-AP Initial Context Setup Request」を送信する。
【0063】
ここで、S-GWは、「Downlink Data Notification」により、「RA」の送信に係る通知であることをMMEに対して通知してもよい。
【0064】
また、MMEは、「Downlink Data Pending」を受信した場合、「Downlink Data Notification」の受信を待つタイマを起動してもよい。
【0065】
MMEは、かかるタイマが満了するまでに、「Downlink Data Notification」を受信できない場合、ステップS2015aにおいて、UEに対して、「S1-AP Context Setup Request」を含まない「TAU Accept」を送信する。
【0066】
かかる場合、MMEは、その後、所定時間、NASシグナリングコネクションを保持してもよいし、即座に切断してもよい。
【0067】
以下、ステップS2015a乃至S2017の動作は、図2に示すステップS1015a乃至S1017の動作と同一である。
【0068】
(変更例2)
図6及び図7を参照して、本発明の変更例2に係る移動通信システムについて説明する。以下、本変更例2に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
【0069】
なお、本変更例2に係る移動通信システムでは、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムと同様に、S-GW#2とP-GWとの間で、PMIPが適用されているものとする。
【0070】
以下、図6及び図7を参照して、本変更例2に係る移動通信システムにおいて、UE用のベアラを管理するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴う位置登録処理においてUEに対して「RA」を送信する動作について説明する。
【0071】
図6に示すように、ステップS3001乃至S3013dの動作は、図2に示すステップS1001乃至S1013dの動作と同一である。
【0072】
MMEは、「Downlink Data Pending」の受信に応じて、 ステップS3014において、UEとの間で設定されているNASシグナリングコネクションを開放することなく保持し、ステップS3015aにおいて、UEに対して、「TAU Accept」を送信する。
【0073】
具体的には、図7に示すように、ステップS3015a1において、MMEは、eNBに対して、「TAU Accept」を含む「S1-AP Downlink NAS Transport」を送信し、ステップS3015a2において、eNBは、UEに対して、「TAU Accept」を含む「RRC DL Information Transfer」を送信する。
【0074】
ステップS3015bにおいて、UEは、MMEに対して、「TAU Complete」を送信してもよい。なお、かかる「TAU Complete」の送信は省略されてもよい。
【0075】
具体的には、図7に示すように、ステップS3015b1において、UEは、eNBに対して、「TAU Complete」を含む「RRC UL Information Transfer」を送信し、ステップS3015b2において、eNBは、MMEに対して、「TAU Complete」を含む「S1-AP UL NAS Transport」を送信する。
【0076】
図6に戻り、MMEは、ステップS3012bにおいて、S-GW#2から、「RA」を送信することを通知する「Downlink Data Notification」を受信すると、ステップS3012cにおいて、UE用のS1ベアラ/E-RABを設定することを決定し、eNBに対して、「S1-AP Initial Context Setup Request」を送信する。
【0077】
ステップS3016において、UE用のS1ベアラ/E-RABを設定する処理が行われる。
【0078】
具体的には、図7に示すように、ステップS3012cにおいて、MMEは、eNBに対して、「S1-AP Initial Context Setup Request」を送信し、ステップS3016aにおいて、eNBは、UEに対して、「RRC Connection Reconfiguration」を送信し、ステップS3016bにおいて、UEは、「RRC Connection Reconfiguration」の受信に応じて、eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信し、ステップS3016cにおいて、eNBは、MMEに対して、「S1-AP Initial Context Setup Response」を送信する。
【0079】
また、MMEは、S-GW#2に対して、「Modify Bearer Request」を送信し(不図示)、S-GW#2は、MMEに対して、「Modify Bearer Response」を送信する(不図示)。
【0080】
この結果、UE用のS1ベアラ/E-RABの設定が完了する。
【0081】
なお、MMEは、ステップS3015の処理を実施した後、所定時間内に、ステップS3012bにおいて、「Downlink Data Notification」を受信しなかった場合、NASシグナリングコネクションを開放してもよい。
【0082】
(変更例3)
図8を参照して、本発明の変更例3に係る移動通信システムについて説明する。以下、本変更例3に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
【0083】
なお、本変更例3に係る移動通信システムでは、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムと異なり、S-GW#2とP-GWとの間で、GTPが適用されているものとする。
【0084】
以下、図8を参照して、本変更例3に係る移動通信システムにおいて、UE用のベアラを管理するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴う位置登録処理においてUEに対して「RA」を送信する動作について説明する。
【0085】
図8に示すように、ステップS4001乃至S4008の動作は、図2に示すステップS1001乃至S1008の動作と同一である。
【0086】
ステップS4009において、S-GW#2は、P-GWに対して、「Modify Bearer Request」を送信し、ステップS4009aにおいて、P-GWとPCRFとの間で、「PCEF Initiated IP-CAN Session Modification処理」が行われる。
【0087】
P-GWは、ステップS4010において、S-GW#2に対して、「Downlink Data Pending」を含む「Modify Bearer Response」を送信し、ステップS4011aにおいて、「RA」の送信処理を開始する。
【0088】
ステップS4012において、S-GW#2は、「Downlink Data Pending」を含む「Create Session Response」を送信する。
【0089】
ステップS4013a乃至S4016の動作は、図2に示すステップS1013a乃至S1016の動作と同一である。
【0090】
なお、S-GW#2は、ステップS4011bにおいて、P-GWから「RA」を受信した場合、ステップS4011cにおいて、eNBとの間でUE用のS1ベアラ/E-RABが設定されていない場合に、MMEに対して、「RA」を送信することを通知する「Downlink Data Notification」を送信してもよい。なお、かかる「Downlink Data Notification」の送信は省略されてもよい。
【0091】
ここで、MMEは、かかる「Downlink Data Notification」を受信しても、特段の動作を実施しない。
【0092】
ただし、MMEは、UEとの間で設定されているNASシグナリングコネクション或いはS1ベアラ/E-RABを開放するためのタイマ等が起動している場合には、かかる「Downlink Data Notification」を受信した場合に、かかるタイマを停止してもよい。
【0093】
ステップS4017において、S-GW#2は、UEに対して、UE用のS1ベアラ/E-RABを介して、P-GWから受信した「RA」を送信する。
【0094】
(変更例4)
図9を参照して、本発明の変更例4に係る移動通信システムについて説明する。以下、本変更例4に係る移動通信システムについて、上述の変更例3に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
【0095】
なお、本変更例4に係る移動通信システムでは、上述の変更例3に係る移動通信システムと同様に、S-GW#2とP-GWとの間で、GTPが適用されているものとする。
【0096】
以下、図9を参照して、本変更例4に係る移動通信システムにおいて、UE用のベアラを管理するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴う位置登録処理においてUEに対して「RA」を送信する動作について説明する。
【0097】
図9に示すように、ステップS5001乃至S5013dの動作は、図8に示すステップS4001乃至S4013dの動作と同一である。
【0098】
MMEは、「Downlink Data Pending」の受信に応じて、ステップS5014において、UEとの間で設定されているNASシグナリングコネクションを開放することなく保持し、ステップS5011cにおいて、S-GW#2から、「Downlink Data Notification」を受信すると、ステップS5015aにおいて、UE用のS1ベアラ/E-RABを設定することを決定し、UEに対して、「TAU Accept」を含む「S1-AP Initial Context Setup Request」を送信する。
【0099】
ここで、S-GWは、「Downlink Data Notification」により、「RA」送信に係る通知であることをMMEに対して通知してもよい。
【0100】
また、MMEは、「Downlink Data Pending」を受信した場合、「Downlink Data Notification」の受信を待つタイマを起動してもよい。
【0101】
MMEは、かかるタイマが満了するまでに、「Downlink Data Notification」を受信できない場合、ステップS5015aにおいて、UEに対して、「S1-AP Context Setup Request」を含まない「TAU Accept」を送信する。
【0102】
かかる場合、MMEは、その後、所定時間、NASシグナリングコネクションを保持してもよいし、即座に切断してもよい。
【0103】
以下、ステップS5015a乃至S5017の動作は、図8に示すステップS4015a乃至S4017の動作と同一である。
【0104】
(変更例5)
図10を参照して、本発明の変更例5に係る移動通信システムについて説明する。以下、本変更例5に係る移動通信システムについて、上述の変更例2及び3に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
【0105】
なお、本変更例5に係る移動通信システムでは、上述の変更例3に係る移動通信システムと同様に、S-GW#2とP-GWとの間で、GTPが適用されているものとする。
【0106】
以下、図10を参照して、本変更例5に係る移動通信システムにおいて、UE用のベアラを管理するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴う位置登録処理においてUEに対して「RA」を送信する動作について説明する。
【0107】
図10に示すように、ステップS6001乃至S6013dの動作は、図8に示すステップS4001乃至S4013dの動作と同一である。
【0108】
MMEは、「Downlink Data Pending」の受信に応じて、 ステップS6014において、UEとの間で設定されているNASシグナリングコネクションを開放することなく保持し、ステップS6015aにおいて、UEに対して、「TAU Accept」を送信する。
【0109】
ここで、ステップS6015a及びS6015bの動作は、図6に示すステップS3015a及びS3015bの動作と同一である。
【0110】
MMEは、ステップS6011cにおいて、S-GW#2から、「RA」を送信することを通知する「Downlink Data Notification」を受信すると、ステップS6011dにおいて、UE用のS1ベアラ/E-RABを設定することを決定し、eNBに対して、「S1-AP Initial Context Setup Request」を送信する。
【0111】
ステップS6016において、UE用のS1ベアラ/E-RABを設定する処理が行われる。
【0112】
ここで、ステップS6016及びS6017の動作は、図6に示すステップS3016及びS3017の動作と同一である。
【0113】
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
【0114】
本実施形態の第1の特徴は、UE(移動局)用のベアラ(例えば、S1ベアラ/E-RABやユーザデータベアラ)を管理するS-GWのS-GW#1(第1サービングゲートウェイ装置)からS-GW#2(第2サービングゲートウェイ装置)への変更を伴う位置登録処理において、UEに対して、「RA(移動局に割り当てるIPアドレスに係る情報を通知する通知信号)」を送信する移動通信方法であって、S-GW#2が、P-GW(パケットデータネットワークゲートウェイ装置)との間でUE用のユーザデータベアラ(第1ユーザベアラ)を設定する処理において、MME(コアネットワーク装置)に対して、「Downlink Data Pending(所定情報)」を送信する工程Aと、MMEが、「Downlink Data Pending」を受信した場合、UEとの間で設定されているNASシグナリングコネクション(制御ベアラ)を開放することなく保持すると共に、S-GW#2とS-GW#2配下のeNB(無線アクセスネットワーク装置)との間でUE用のS1ベアラ/E-RAB(第2ユーザベアラ)を設定するように要求する「S1-AP Initial Cotext Setup Request(設定要求信号)」を送信する工程Bと、S-GW#2が、UE用のS1ベアラ/E-RABを介して、UEに対して、「RA」を送信する工程Cとを有することを要旨とする。
【0115】
本実施形態の第1の特徴において、工程Cにおいて、S-GW#2は、UE用のS1ベアラ/E-RABを介して、UEに対して、P-GWから受信した「RA」を送信してもよい。
【0116】
本実施形態の第2の特徴は、UE用のベアラを管理するS-GWのS-GW#1からS-GW#2への変更を伴う位置登録処理において、UEに対して、「RA」を送信する移動通信方法であって、S-GW#2が、P-GWとの間でUE用のユーザデータベアラを設定する処理において、MMEに対して、「Downlink Data Pending」を送信する工程Aと、MMEが、「Downlink Data Pending」を受信した場合、UEとの間で設定されているNASシグナリングコネクションを開放することなく保持する工程Bと、S-GW#2が、配下のeNBとの間でUE用のS1ベアラ/E-RABが設定されていない場合に、MMEに対して、「Downlink Data Notification(下りリンクデータ通知信号)」を送信する工程Cと、MMEが、「Downlink Data Notification」を受信した場合、UE用のS1ベアラ/E-RABを設定するように要求する「S1-AP Initial Cotext Setup Request」を送信する工程Dと、S-GW#2が、UE用のS1ベアラ/E-RABを介して、UEに対して、「RA」を送信する工程Eとを有することを要旨とする。
【0117】
本実施形態の第2の特徴において、工程Eにおいて、S-GW#2は、UE用のS1ベアラ/E-RABを介して、UEに対して、P-GWから受信した「RA」を送信してもよい。
【0118】
なお、上述のUEやeNBやRNCやMMEやSGSNやS-GW#1やS-GW#2やP-GWやPCRFやHSS等の動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
【0119】
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
【0120】
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、UEやeNBやRNCやMMEやSGSNやS-GW#1やS-GW#2やP-GWやPCRFやHSS等内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとしてUEやeNBやRNCやMMEやSGSNやS-GW#1やS-GW#2やP-GWやPCRFやHSS等内に設けられていてもよい。
【0121】
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
【符号の説明】
【0122】
UE…移動局
eNB…無線基地局
RNC…無線回線制御局
MME…移動管理ノード
SGSN…パケット交換機
S-GW#1、S-GW#2…サービングゲートウェイ装置
P-GW…パケットデータネットワークゲートウェイ装置
PCRF…ポリシー及び課金ルールサーバ装置
HSS…加入者管理サーバ装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動局用のベアラを管理するサービングゲートウェイ装置の第1サービングゲートウェイ装置から第2サービングゲートウェイ装置への変更を伴う該移動局の位置登録処理において、該移動局に対して、該移動局に割り当てるIPアドレスに係る情報を通知する通知信号を送信する移動通信方法であって、
前記第2サービングゲートウェイ装置が、パケットデータネットワークゲートウェイ装置との間で前記移動局用の第1ユーザベアラを設定する処理において、該第2サービングゲートウェイ装置に接続されているコアネットワーク装置に対して、所定情報を送信する工程Aと、
前記コアネットワーク装置が、前記所定情報を受信した場合、前記移動局との間で設定されている制御ベアラを開放することなく保持すると共に、前記第2サービングゲートウェイ装置と該第2サービングゲートウェイ装置配下の無線アクセスネットワーク装置との間で該移動局用の第2ユーザベアラを設定するように要求する設定要求信号を送信する工程Bと、
前記第2サービングゲートウェイ装置が、前記第2ユーザベアラを介して、前記移動局に対して、前記通知信号を送信する工程Cとを有することを特徴とする移動通信方法。
【請求項2】
前記工程Cにおいて、前記第2サービングゲートウェイ装置は、前記第2ユーザベアラを介して、前記移動局に対して、前記パケットデータネットワークゲートウェイ装置から受信した前記通知信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の移動通信方法。
【請求項3】
移動局用のベアラを管理するサービングゲートウェイ装置の第1サービングゲートウェイ装置から第2サービングゲートウェイ装置への変更を伴う該移動局の位置登録処理において、該移動局に対して、該移動局に割り当てるIPアドレスに係る情報を通知する通知信号を送信する移動通信方法であって、
前記第2サービングゲートウェイ装置が、パケットデータネットワークゲートウェイ装置との間で前記移動局用の第1ユーザベアラを設定する処理において、該第2サービングゲートウェイ装置に接続されているコアネットワーク装置に対して、所定情報を送信する工程Aと、
前記コアネットワーク装置が、前記所定情報を受信した場合、前記移動局との間で設定されている制御ベアラを開放することなく保持する工程Bと、
前記第2サービングゲートウェイ装置が、配下の無線アクセスネットワーク装置との間で前記移動局用の第2ユーザベアラが設定されていない場合に、前記コアネットワーク装置に対して、下りリンクデータ通知信号を送信する工程Cと、
前記コアネットワーク装置が、前記下りリンクデータ通知信号を受信した場合、前記第2ユーザベアラを設定するように要求する設定要求信号を送信する工程Dと、
前記第2サービングゲートウェイ装置が、前記第2ユーザベアラを介して、前記移動局に対して、前記通知信号を送信する工程Eとを有することを特徴とする移動通信方法。
【請求項4】
前記工程Eにおいて、前記第2サービングゲートウェイ装置は、前記第2ユーザベアラを介して、前記移動局に対して、前記パケットデータネットワークゲートウェイ装置から受信した前記通知信号を送信することを特徴とする請求項3に記載の移動通信方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2012−204977(P2012−204977A)
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−66092(P2011−66092)
【出願日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.GSM
【出願人】(392026693)株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ (5,876)
【Fターム(参考)】