説明

移送装置および移送装置の組立方法

【課題】育苗容器の移送装置の移送ローラーへのグリス充填作業が面倒であり、グリスを充填するグリス室の形成が面倒である。
【解決手段】育苗容器を移送する左右一対のフレーム3に育苗容器を移送する移送ロール2を所定間隔を置いて複数軸装し、該移送ローラ2は、該移送ローラ2のロール回転軸4を前記フレーム3に、該フレーム3とロール回転軸4の間に供給するグリス31を充填した軸受20を介して取付ける。軸受20はロール回転軸4を挿通する挿通孔21を有する内筒部22と該内筒部22より大径の外筒部24とを有し、前記軸受20には外筒部24の内周と前記ロール回転軸4の外周の間に所定量のグリス31を充填しうるグリス室30を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移送装置およびその組立方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、育苗容器を移送する左右一対のフレームに育苗容器を移送する移送ロールを所定間隔を置いて複数軸装した構成は、周知である(特許文献1参照)。
【特許文献1】実開平04−48915号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記公知例には、移送ローラの軸装する構成の詳細は、開示されていないが、通常、移送ローラのロール回転軸をフレームの取付孔に、挿通しているだけであり、ロール回転軸の回転に伴う騒音が大きく、また、回転効率も低いという課題がある。
本願は、ロール回転軸とフレームとの間にグリス室を簡単に設け、騒音を低減させ、回転の際の摩擦を低減させて回転効率を向上するように、工夫したものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、育苗容器を移送する左右一対のフレーム3に育苗容器を移送する移送ロール2を所定間隔を置いて複数軸装し、該移送ローラ2は、該移送ローラ2のロール回転軸4を前記フレーム3に、該フレーム3とロール回転軸4の間に供給するグリス31を充填した軸受20を介して取付けた移送装置としたものである。
本発明は、前記軸受20は、前記ロール回転軸4を挿通する挿通孔21を有する内筒部22と該内筒部22より大径の外筒部24を有して形成し、前記軸受20には、外筒部24の内周と前記内筒部22に軸装したロール回転軸4の外周の間に所定量のグリス31を充填しうるグリス室30を形成した移送装置としたものである。
本発明は、前記軸受20は弾性変形する部材により形成し、該軸受20と前記フレーム3の取付孔25とは、前記ロール回転軸4を前記軸受20の前記挿通孔21に挿入して斜めにすると前記軸受20が変形し、この軸受20の変形を許容する直径に取付孔25を形成して構成した移送装置としたものである。
本発明は、前記軸受20は、前記内筒部22の外周に放射方向に突出するリング部23を形成し、該リング部23の周縁に外筒部24の基部を形成し、外筒部24の基部にはフレーム3の側板5に当接するフランジ部26を設けて構成した移送装置としたものである。
本発明は、前記移送ローラ2のロール部32の外端には前記軸受20の外筒部24の内径より小径に形成した円板部34を形成した移送装置としたものである。
本発明は、前記左右のフレーム3の各側板5の外側のロール回転軸4の夫々には前記軸受20の内筒部22に当接するワッシャ35を夫々当接させ、各ワッシャ35の外側に歯車10または止着筒部材37を当接させ、前記歯車10および前記止着筒部材37はピンにより前記ロール回転軸4に対して軸方向に固定した移送装置としたものである。
本発明は、左右方向のロール回転軸4に一対の移送ローラ2のロール部32を予め挿通し、左右のフレーム3の各取付孔25に軸受20の外筒部24を夫々嵌合させ、左右のうちの何れか一方の軸受20の内筒部22にロール回転軸4の端部を挿通し、次に、ロール回転軸4の他方の端部を他方の軸受20の内筒部22に挿通し、各軸受20のグリス室30にグリス31を充填し、次に、前記ロール部32をロール回転軸4の軸方向の外側に夫々移動させて、前記移送ローラ2の円板部34を軸受20のグリス室30に嵌合させる移送装置の組立方法としたものである。
本発明は、前記ロール回転軸4は、ロール回転軸4の一方端部を一方側の軸受20の内筒部22に差込み、次に、ロール回転軸4を斜めにして軸受20を変形させながら更に一方側に向けて、ロール回転軸4の他方端部が他方側のフレーム3の側板5の内面より内側に位置するまで差込み、次に、ロール回転軸4の他方端部をロール回転軸4の軸方向の他方側に向けて移動させて他方側のフレーム3の軸受20に挿通する移送装置の組立方法としたものである。
【発明の効果】
【0005】
請求項1の発明では、フレーム3とロール回転軸4の間にグリス31を充填した軸受20を設けているので、グリスの充填保持構成を簡単に達成でき、騒音を低減させ、回転の際の摩擦を低減させて回転効率を向上させることができる。
請求項2の発明では、軸受20をフレーム3に取付けるだけで、ロール回転軸4の外周に供給するグリス31を充填したグリス室30を設けることができ、製造・組立が容易であり、特に、アルミ合金によりフレーム3を形成した場合、製造・組立の容易化が顕著になる。
請求項3の発明では、軸受20を内筒部22の外周にリング部23を形成し、該リング部23の周縁に外筒部24の基部を形成しているので、グリス室30の容積を充分確保でき、外筒部24の基部にはフレーム3の側板5に当接するフランジ部26を設けているので、取付が容易である。
請求項4の発明では、移送ローラ2の円板部34の外端を軸受20の外筒部24の先端に嵌合させることにより、グリス室30の反フレーム3側を塞ぐことができ、グリス31への異物混入を防止して騒音発生および回転効率の低下を防止でき、また、グリス31の損失を軽減させ、グリス31の追加充填というメンテナンス作業の回数を軽減させることができる。
請求項5の発明では、軸受20の軸方向の固定を容易にできる。
請求項6の発明では、軸受20とロール回転軸4の取付を容易にできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明の一実施例を図面により説明すると、1は公知の育苗容器を移送する移送ローラ2を有する移送装置である。
移送装置1は、左右一対のフレーム3に移送ロール2のロール回転軸4を所定間隔を置いて軸装して構成する。
前記フレーム3は、少なくとも、側板5と該側板5の上下に夫々設けた上板6と下板7を有して構成する。フレーム3はアルミ合金により形成する。
左右のフレーム3の側板5の間には移送ロール2のロール回転軸4を軸装し、フレーム3の側板5より外側に突出する部分の各ロール回転軸4には歯車10を固定状態に取付け、各歯車10には無端状のチェン11を掛け回す。
【0007】
しかして、ロール回転軸4は、フレーム3に軸受20を介して軸装する。軸受20は、ロール回転軸4挿通する挿通孔21を有する内筒部22を有して弾性変形する部材により形成して構成する。
内筒部22の外周には放射方向に突出するリング部23を形成する。リング部23の周縁には外筒部24の基部側を一体状に形成する。外筒部24は中間部分より先端を先細形状に形成し、フレーム3の側板5の取付孔25への嵌合を容易にしている。
26は外筒部24の基部に設けたフランジ部である。
外筒部24の内周とロール回転軸4の外周の間には所定の隙間のグリス室30に形成し、グリス室30にはグリス31を充填する(理解を容易にするために、図面のグリス部分の一部に斜線または細点を付しているが、これにより構成は限定されない)。
【0008】
前記移送ローラ2のロール部32の外端には小径部33を形成し、小径部33には円板部34を形成する。円板部34は、前記軸受20の外筒部24の内径より小径に形成し、グリス室30に反固体状のグリス31を充填後、円板部34を軸受20の外筒部24の内に嵌合させ、グリス室30への異物の混入およびグリス31の流出を防止する。
【0009】
しかして、フレーム3の取付孔25と軸受20は、ロール回転軸4を斜めから挿入するとき、軸受20が変形し、この軸受20の変形を許容する直径に取付孔25を形成して構成する(図5)。
即ち、ロール回転軸4に一対のロール部32を予め嵌合させ、ややロール回転軸4の中央よりの部分に位置させ、次に、フレーム3の一方の取付孔25に、軸受20の外筒部24を嵌合させ、この軸受20の内筒部22にロール回転軸4の一方端部を差込み、次に、ロール回転軸4を斜めにして軸受20を変形させながら挿通し、ロール回転軸4の他方端部が他方側のフレーム3の側板5の軸受20より内側に位置するまで、一方の軸受20にロール回転軸4の一方端部を差込み、次に、ロール回転軸4の他方端部を他方側のフレーム3の軸受20に挿通し、次に、各フランジ部26の外面にワッシャ35を当接させ、ロール回転軸4の一方側には歯車10をピン36により固定状態に取付け、ロール回転軸4の他方側には止着筒部材37を当接させてピン36により固定状態に取付ける。
【0010】
次に、軸受20のグリス室30にグリス31を充填し、次に、ロール部32をロール回転軸4の軸方向に移動させて、ロール部32の円板部34を軸受20の外筒部24の内に嵌合させる。
しかして、実施例の移送装置1のフレーム3の上方には、育苗容器に土を供給する土供給装置40を設け、土供給装置40の移送方向下手側には育苗容器に供給した余分な土を除いて均平する回転ブラシ41を設け、回転ブラシ41の移送方向下手側には灌水装置42を設けている。また、灌水装置42の移送方向下手側には図示は省略するが、種子供給装置や覆土供給装置を設けてもよく、移送装置1の上方に移送される育苗容器に上方から供給する各種装置を設けて構成し、その各種供給装置は任意であり、育苗容器用土供給装置や、種子供給装置や覆土供給装置あるいは、これらを有する播種装置であってもよい。
【0011】
(実施例の作用)
次に作用を述べる。
本発明は以上の構成であり、左右一対のフレーム3間に、移送ロール2のロール回転軸4を所定間隔を置いてフレーム3の長さ方向に複数軸装し、フレーム3には該フレーム3とロール回転軸4の間に供給するグリス31を充填した軸受20を取付けているので、ロール回転軸4とフレーム3との間にグリス31を簡単に介在させることができ、騒音を低減させ、ロール回転軸4の回転の際の摩擦を低減させて回転効率を向上させ、また、フレーム3の加工および軸受20の装着とグリス31の供給を頗る容易に行える。
【0012】
軸受20は、ロール回転軸4を挿通する挿通孔21を有する内筒部22と、内筒部22より大径の外筒部24とにより形成し、外筒部24の内周とロール回転軸4の外周の間には所定量のグリス31を充填しうる室グリス室30に形成しているので、軸受20の外筒部24をフレーム3の取付孔25に嵌合させ、内筒部22の挿通孔21にロール回転軸4を挿通させれば取り付けられる。
そのため、フレーム3は単に取付孔25を形成する切削あるいは打ち抜き加工で良く、軸受20は合成樹脂等の適宜材料で一体成型で形成できるので、フレーム3および軸受20を共に容易に製造できる。
【0013】
特に、アルミ合金により形成したフレーム3では溶接加工が面倒であり、フレーム3とは別体の合成樹脂等の適宜材料で形成した軸受20をフレーム3の取付孔25に弾性変形させながら嵌合させて取付ければ良く、製造組付が容易となる。
軸受20は、内筒部22の外周に放射方向に突出するリング部23を形成し、リング部23の周縁に外筒部24の基部を形成し、外筒部24の基部にはフレーム3の側板5に当接するフランジ部26を設けているので、軸受20は側板5の外側から取付孔25に軸受20の外筒部24を押し込み、フランジ部26を側板5の外面に当接させて装着する。
【0014】
この場合、外筒部24は中間部分より先端を先細形状に形成しているので、フレーム3の側板5の取付孔25への嵌合を、一層容易にしている。
しかして、フレーム3の取付孔25と軸受20は、ロール回転軸4を斜めから挿入するとき、軸受20が変形し、この軸受20の変形を許容する直径に取付孔25を形成して構成しているから、ロール回転軸4に一対のロール部32を予め嵌合させ、ややロール回転軸4の中央よりの部分に位置させ、次に、フレーム3の一方の取付孔25に、軸受20の外筒部24を嵌合させ、この軸受20の内筒部22にロール回転軸4の一方端部を差込み、次に、ロール回転軸4を斜めにして軸受20を変形させながら挿通することができる(図5)。
【0015】
したがって、左右のフレーム3の側板5の間の距離より当然長いロール回転軸4の取付けを、軸受20の変形とこの軸受20の変形を許容する直径に形成した取付孔25の構成により、頗る容易に行える。
また、軸受20は、内筒部22の外周には放射方向に突出するリング部23を形成し、リング部23の周縁には外筒部24の基部側を一体状に形成しているので、内筒部22に対して外筒部24がリング部23の存在により、一層、弾性変形を容易にし、組付を容易にすることができる。
【0016】
次に、ロール回転軸4の他方端部が他方側のフレーム3の側板5の軸受20より内側に位置するまで、一方の軸受20にロール回転軸4の一方端部を差込み、次に、ロール回転軸4の他方端部を他方側のフレーム3の軸受20に挿通すると、ロール回転軸4の軸装が終了する。
次に、各移送ローラ2のロール部32の外端には小径部33を夫々形成し、小径部33には円板部34を形成し、円板部34は軸受20の外筒部24の内径より小径に形成しているから、グリス室30にグリス31を充填後、移送ローラ2をロール回転軸4の軸方向に移動させて、円板部34を軸受20の外筒部24の内に嵌合させ、移送ローラ2と軸受20の装着が終了する。
【0017】
軸受20の外筒部24の先端側は、移送ローラ2の円板部34により閉塞されるので、グリス室30内への異物の混入を防止する。
しかして、歯車10を設けた側の軸受20の内筒部22にはワッシャ35を当接させ、ワッシャ35の外側に歯車10を当接させ、歯車10はピン36によりロール回転軸4に対して軸方向に固定する。
同様に、歯車10の無い側の軸受20の内筒部22にワッシャ35を当接させ、ワッシャ35の外側に止着筒部材37を当接させ、止着筒部材37はピン36によりロール回転軸4に対して軸方向に固定する。
【0018】
したがって、左右の軸受20はフレーム3の側板5と歯車10または止着筒部材37とにより挟持される(図2)。
即ち、ロール回転軸4に一対の移送ローラ2のロール部32を予め挿通し、フレーム3の取付孔25に、軸受20の外筒部24を嵌合させ、この軸受20の内筒部22にロール回転軸4の端部を夫々挿通し、軸受20のグリス室30にグリス31を充填し、ロール部32をロール回転軸4の軸方向の外側に移動させて、移送ローラ2の円板部34を軸受20のグリス室30に嵌合させる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】移送装置の側面図。
【図2】移送ローラーの装着状態縦断面図。
【図3】同一部拡大図。
【図4】一部分解斜視図。
【図5】ロール回転軸の挿入状態断面図。
【図6】移送ローラーの装着状態説明図。
【符号の説明】
【0020】
1…移送装置 、2…移送ローラ 、3…フレーム 、4…ロール回転軸、5…側板、6…上板、7…下板、10…歯車 、11…チェン、20…軸受、21…挿通孔、22…内筒部、23…リング部、24…外筒部、25…取付孔、26…フランジ部、30…グリス室、31…グリス、32…ロール部、33…小径部、34…円板部、35…ワッシャ、36…ピン、37…止着筒部材。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
育苗容器を移送する左右一対のフレーム3に育苗容器を移送する移送ロール2を所定間隔を置いて複数軸装し、該移送ローラ2は、該移送ローラ2のロール回転軸4を前記フレーム3に、該フレーム3とロール回転軸4の間に供給するグリス31を充填した軸受20を介して取付けた移送装置。
【請求項2】
請求項1において、前記軸受20は、前記ロール回転軸4を挿通する挿通孔21を有する内筒部22と該内筒部22より大径の外筒部24を有して形成し、前記軸受20には、外筒部24の内周と前記内筒部22に軸装したロール回転軸4の外周の間に所定量のグリス31を充填しうるグリス室30を形成した移送装置。
【請求項3】
請求項2において、前記軸受20は弾性変形する部材により形成し、該軸受20と前記フレーム3の取付孔25とは、前記ロール回転軸4を前記軸受20の前記挿通孔21に挿入して斜めにすると前記軸受20が変形し、この軸受20の変形を許容する直径に取付孔25を形成して構成した移送装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3において、前記軸受20は、前記内筒部22の外周に放射方向に突出するリング部23を形成し、該リング部23の周縁に外筒部24の基部を形成し、外筒部24の基部にはフレーム3の側板5に当接するフランジ部26を設けて構成した移送装置。
【請求項5】
請求項2または請求項3または請求項4において、前記移送ローラ2のロール部32の外端には前記軸受20の外筒部24の内径より小径に形成した円板部34を形成した移送装置。
【請求項6】
請求項5において、前記左右のフレーム3の各側板5の外側のロール回転軸4の夫々には前記軸受20の内筒部22に当接するワッシャ35を夫々当接させ、各ワッシャ35の外側に歯車10または止着筒部材37を当接させ、前記歯車10および前記止着筒部材37はピンにより前記ロール回転軸4に対して軸方向に固定した移送装置。
【請求項7】
左右方向のロール回転軸4に一対の移送ローラ2のロール部32を予め挿通し、左右のフレーム3の各取付孔25に軸受20の外筒部24を夫々嵌合させ、左右のうちの何れか一方の軸受20の内筒部22にロール回転軸4の端部を挿通し、次に、ロール回転軸4の他方の端部を他方の軸受20の内筒部22に挿通し、各軸受20のグリス室30にグリス31を充填し、次に、前記ロール部32をロール回転軸4の軸方向の外側に夫々移動させて、前記移送ローラ2の円板部34を軸受20のグリス室30に嵌合させる移送装置の組立方法。
【請求項8】
請求項7において、前記ロール回転軸4は、ロール回転軸4の一方端部を一方側の軸受20の内筒部22に差込み、次に、ロール回転軸4を斜めにして軸受20を変形させながら更に一方側に向けて、ロール回転軸4の他方端部が他方側のフレーム3の側板5の内面より内側に位置するまで差込み、次に、ロール回転軸4の他方端部をロール回転軸4の軸方向の他方側に向けて移動させて他方側のフレーム3の軸受20に挿通する移送装置の組立方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−148430(P2010−148430A)
【公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−329970(P2008−329970)
【出願日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【出願人】(000132219)株式会社スズテック (25)
【Fターム(参考)】