説明

米保冷庫

【課題】結露水や除霜水などをヒーターを使用する必要もなく、自動的にしかも効果的に蒸発処理できる米保冷庫を提供する。
【解決手段】保冷庫本体1と、保冷庫本体1の天井壁1aの外面に配置される冷却ユニット2とを備えている。冷却ユニット2は、圧縮機10、凝縮器11、凝縮器ファン12と、蒸発器13および蒸発器ファン14を収容する冷熱交換箱15と、蒸発器13から滴下する結露水を冷熱交換箱15の外に排出し蒸発させるドレン構造とを含む。ドレン構造は、蒸発器13の下面側に配置される集水皿33と、冷熱交換箱15の外に配置される蒸発皿34と、集水皿33と蒸発皿34とを連通する排水パイプ35とを含む。蒸発皿34の少なくとも一部を、凝縮器11を通過した温排風の通風領域内に配置して、蒸発皿34における排水の蒸発を促進する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、玄米や白米などの米を低温で保存して食味の低下を防止する米保冷庫に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の保冷庫の基本構造は例えば特許文献1、2に公知である。いずれも、一群の米パックを収容する保冷庫本体と、保冷庫本体の天井壁の外面に配置される冷却ユニットとで構成されていて、冷却ユニットから送給される冷気で保冷庫本体の内部を5ないし15℃に維持して、玄米などの食味が低下するのを防止している。紙やプラスチック製の袋に玄米などが袋詰めされた米パックは、多くの場合、秋の米収穫後から翌年の収穫期までの長期にわたって収納保管される。
【0003】
上記のように、保冷庫本体の天井壁に冷却ユニットが配置してある保冷庫においては、庫内空気と蒸発器との熱交換時に発生する結露水の滴下によって、パック詰めされた玄米が劣化し、あるいは保冷庫の内壁が錆びるおそれがある。このような、結露水による不具合を避けるために、特許文献1の保冷庫では、蒸発器から滴下する結露水を受ける露受皿と、露受皿からの流下水を受ける排水受皿とを保冷庫内に配置し、排水受皿から導出したホースを保冷庫本体の外へ出して、排水を保冷庫本体の下方に配置した蒸発皿へと流下できるようにしている。さらに、露受皿の外表面で結露した結露水を排水受皿へ流下させて、露受皿の外表面の結露水が保冷庫内へ滴下するのを防いでいる。除霜機能を備えた米保管庫の場合には、除霜水が排水受皿とホースを介して蒸発皿へ流下排水される。
【0004】
【特許文献1】特許第3092913号公報(段落番号0010、図2)
【特許文献2】特開平10−309124号公報(段落番号0022、図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のように、蒸発器から滴下した結露水や除霜水を、保冷庫本体の下方に設けた蒸発皿へと流下させる米保冷庫においては、蒸発皿に溜まった排水を自然に蒸発させて、ユーザーによる排水処理の手間を省いている。しかし、米保冷庫が設置してある場所の温度条件や湿度条件が劣悪である場合や、除霜時には、蒸発皿の蒸発能力を越える排水が流下されるおそれがあり、最悪の場合には蒸発皿の周囲に排水が溢れることもある。蒸発皿に貯留した排水をヒーターで強制的に蒸発させると、排水量が多い場合にも、先のような溢水を避けることができるが、米保冷庫の電力消費量が増え、ランニングコストが増加するのを避けられない。
【0006】
本発明の目的は、結露水などをヒーターなどの熱源を使用する必要もなく、自動的にしかも効果的に大量の排水を蒸発処理できる米保冷庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の米保冷庫は、一群の米パックPを収容する保冷庫本体1と、保冷庫本体1の天井壁1aの外面に配置される冷却ユニット2とを備えている。冷却ユニット2は、圧縮機10と、凝縮器11と、凝縮器用の凝縮器ファン12と、蒸発器13と、蒸発器用の蒸発器ファン14と、保冷庫本体1の上面に配置されて、蒸発器13および蒸発器ファン14を収容する冷熱交換箱15と、蒸発器13から滴下する結露水を冷熱交換箱15の外に排出し蒸発させるドレン構造とを含む。冷熱交換箱15は、保冷庫本体1の天井壁1aに開口した吸込通路4と送給通路5とを介して庫内空間と連通されて、その内部に設けた循環通路22に蒸発器13と、蒸発器ファン14とが配置してある。ドレン構造は、蒸発器13の下面側に配置される集水皿33と、冷熱交換箱15の外に配置される蒸発皿34と、集水皿33と蒸発皿34とを連通する排水パイプ35とを含む。蒸発皿34の少なくとも一部が、凝縮器11を通過した温排風の通風領域内に配置してあることを特徴とする。
【0008】
具体的には、図4に示すように、凝縮器ファン12と、凝縮器11と、圧縮機10とを保冷庫本体1の上面に配置する。蒸発皿34を、全体が凝縮器ファン12の通風領域に臨む状態で、保冷庫本体1の上面に配置する。
【0009】
排水パイプ35が、集水皿33から蒸発皿34へ向かって下り傾斜する状態で配置する。排水パイプ35の中途部に、通気を阻止しながら排水の通過を許すトラップ36を配置する。
【発明の効果】
【0010】
本発明においては、保冷庫本体1の天井壁1aの外面に圧縮機10、凝縮器11、凝縮器ファン12と、蒸発器13および蒸発器ファン14を収容する冷熱交換箱15とを隣接配置して冷却ユニット2を構成し、蒸発器ファン14で吸い込んだ庫内空気を蒸発器13で冷却することにより保冷庫本体1の内部を所定温度に冷却できるようにした。そのうえで、蒸発器13の下面側に配置される集水皿33と、冷熱交換箱15の外に配置される蒸発皿34と、集水皿33と蒸発皿34とを連通する排水パイプ35などでドレン構造を構成し、蒸発皿34を、その少なくとも一部が凝縮器11を通過した温排風の通風領域内に臨む状態で配置するので、熱交換後の温排風を蒸発皿34に排出された排水に接触させて、皿内の排水を効果的に蒸発させることができる。
【0011】
したがって、本発明の米保管庫によれば、結露水はもちろん、短時間で大量に排出される除霜水をヒーターなどの熱源を使用する必要もなく、自動的にしかも効果的に蒸発処理でき、さらに、凝縮器フィルターの不要な凝縮器(ワイヤーコンデンサー)11を使用するので、ユーザーにとってまったく手間が掛からない、メンテナンスフリーで電力消費が少ない米保冷庫を提供できる。保冷庫本体1の外面に設けた冷熱交換箱15の内部に蒸発器13と蒸発器ファン14を配置して、冷熱交換箱15内で庫内空気を冷却できるようにし、さらにドレン構造の構成部品の全てを冷熱交換箱15から保冷庫本体1の外面にわたって配置するので、保冷庫本体1の内部空間の全てを、米パックPの収納空間として有効に使用できる利点もある。
【0012】
凝縮器ファン12と、凝縮器11と、圧縮機10を保冷庫本体1の上面に配置し、蒸発皿34を、皿全体が凝縮器ファン12の通風領域に臨む状態で、保冷庫本体1の上面に配置してあると、凝縮器11を通過した熱交換後の温排風を蒸発皿34内の排水に接触させて蒸発を促進できるのはもちろん、冷却風がブロック状の凝縮器11を通過する間に乱流が発生するので、凝縮器ファン12から送給される冷却空気と皿内の排水との接触機会を増加して、皿内に流下された排水の蒸発をさらに促進することができ、大量の除霜水が蒸発皿34へ排出される場合であっても、問題なく蒸発させることができる。とくに除霜運転が終了した直後は冷凍機器の運転率が高くなるので、凝縮器ファン12の風による自動蒸発作用を促進できる。
【0013】
排水パイプ35が集水皿33から蒸発皿34へ向かって下り傾斜する状態で配置してあると、集水皿33内の結露水を蒸発皿34へ向かって自然流下できるので、ドレン構造を簡素化してその分だけ米保冷庫の製造コストを削減できる。排水パイプ35の中途部に、通気を阻止しながら排水の通過を許すトラップ36を配置すると、結露水や除霜水などを支障なく排出しながら外気が冷熱交換箱15内へ入り込むのを阻止し、あるいは冷熱交換箱15内の冷気が排水パイプ35を介して外部へ漏れ出るのを確実に防止できるので、冷気の無駄な消費を防いで、効率よく米パックPを保管できる米保冷庫が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
(実施例) 図1ないし図4は本発明に係る米保冷庫の実施例を示す。図2において米保冷庫は、一群の米パックPを収容する保冷庫本体1と、保冷庫本体1の天井壁1aの外面に配置される冷却ユニット2と、保冷庫本体1の前面開口を揺動開閉するドア3とで構成してある。保冷庫本体1は、断熱材が封入された鋼板製の断熱パネルを縦長直方体状に組んで構成してあり、その天井壁1aに吸込通路4と送給通路5とが開口してある。庫内の底壁には冷気の循環を許すパレット6が載置してあり、その上面に一群の米パックPが庫内周壁と隙間をあけた状態で積み上げてある。この場合の米パックPは、紙袋に30kgの玄米を詰めた包装体からなる。
【0015】
図3および図4において冷却ユニット2は、圧縮機10と、凝縮器11と、凝縮器用の凝縮器ファン12と、蒸発器13と、蒸発器用の蒸発器ファン14と、天井壁1aの上面に配置されて、蒸発器13および蒸発器ファン14を収容する冷熱交換箱15と、これらの機器を収容する角箱状のカバー16と、蒸発器13から滴下する結露水や除霜水を冷熱交換箱15の外に排出し蒸発させるドレン構造などで構成する。
【0016】
図3に向かって、カバー16で囲まれる空間の左半部に冷熱交換箱15を配置し、右半部に凝縮器ファン12と、凝縮器11と、圧縮機10とが、ケース前部からケース後部へ向かって記載順に配置してある。凝縮器ファン12と対向するカバー16の前壁には、一群の吸風口17が開口され(図4参照)、圧縮機10に臨むカバー16の後面は開放してある。図2において符号18はカバー16の前壁に配置した操作パネルであり、そこには電源スイッチ、運転モードスイッチ、温度調節器、および温度表示器などが組み込んである。
【0017】
図1に示すように、冷熱交換箱15は下向きに開口する発泡断熱材製の箱体からなり、その開口面の左右中央に配置した発泡断熱材製の支持ベース21によって、箱内に逆U字状の循環通路22が形成してある。循環通路22は、先の吸込通路4および送給通路5を介して庫内空間と連通しており、支持ベース21の上面と箱体の天井壁との間に蒸発器13が配置され、蒸発器13の吸込通路4側の側面に隣接して蒸発器ファン14が斜めに傾斜する状態で配置してある。
【0018】
蒸発器13および蒸発器ファン14は、それぞれ冷熱交換箱15に組み付けてあり、蒸発器ファン14と蒸発器13との間の空間は、蒸発器13に固定された導風ケース23で覆ってある。庫内の空気は吸込通路4を介して吸い込まれ、蒸発器ファン14で加圧された庫内空気が蒸発器13を通過する間に冷却されて、送給通路5から庫内空間へと吹き出し送給される。これにより、保冷庫本体1の内部は、5〜15℃の温度範囲内で任意の設定温度に維持されて、米パックP内の玄米を低温状態に保持し、玄米に含まれる脂肪酸の酸化を防止できる。
【0019】
図4に示すように、凝縮器11は繰り返し反転屈曲された冷媒管24の上下面に一群のワイヤー25を固定したワイヤー型の凝縮器からなり、保冷庫本体1の天井壁1aに固定した前後一対のベース枠26で支持してある。ベース枠26と天井壁1aとの間には隙間が確保してある。ワイヤー型の凝縮器は、凝縮器用のフィルターを使用する必要がないので、メンテナンスフリーとすることができる。
【0020】
凝縮器ファン12は、天井壁1aに立設固定したブラケット27に装着されて凝縮器11の前面中央部分と正対しており、吸風口17から吸い込んだ外部空気を凝縮器11へ向かって送給する。凝縮器ファン12で加圧送給された外部空気は、凝縮器11を通過する間に熱交換を行い、冷媒管24を通過する冷媒を冷却する。凝縮器ファン12の通風領域は凝縮器11の前面外郭線を完全に内包しており、天井壁1aとカバー16とによって上下方向の通風域が規定されている。図示していないが、凝縮器ファン12の一側にはキャピラリーチューブが配置してある。
【0021】
圧縮機10は、凝縮器11を通過した温排風の通風領域に配置されて、天井壁1aの上面に固定したベース枠30で、防振具31を介して支持してある。ベース枠30は前後面が開口する枠体からなり、ベース枠30と天井壁1aとの間に隙間が確保してある。先に説明した凝縮器11用のベース枠26と、圧縮機10用のベース枠30の隙間を利用して後述する蒸発皿34が配置される。
【0022】
ドレン構造は、蒸発器13の下面側に配置される集水皿33と、両ベース枠26・30の下面側に載置される蒸発皿34と、集水皿33と蒸発皿34とを連通する排水パイプ35と、排水パイプ35の中途部に設けられるトラップ36とで構成する。
【0023】
集水皿33は、前後に長い角皿状のプラスチック成形品からなり、その底壁33aを排水パイプ35の側へ向かって下り傾斜させ、前後中央の傾斜下端の外面に、排水パイプ35を接続するための出口管33bが一体に設けてある。排水パイプ35は、冷熱交換箱15の側壁から箱外へ導出してある。トラップ36は、排水パイプ35の中途部を、他のパイプ部分より低くなるようにバンド37で天井壁1aに締結して形成してある。トラップ36に排水が溜まっている状態では、パイプ内の空間が排水で遮断されるので、外気が排水パイプ35を介して冷熱交換箱15に入り込むのを阻止でき、あるいは冷熱交換箱15内の冷気が排水パイプ35を介して箱外へ漏れ出るのを阻止できる。
【0024】
なお、排水パイプ35は、集水皿33内の排水を自然に流下排水するために、出口管33bから蒸発皿34へ向かって緩やかに下り傾斜させてあり、第2ホース35bの終端部分は天井壁1aに固定したブラケット43で遊動不能に固定されて、そのホース開口が蒸発皿34の上開口面に臨ませてある。
【0025】
蒸発皿34は、凝縮器11から圧縮機10に至る下面全体を占める前後に長い角皿状のプレス成形品からなり、底壁に多数個の膨出壁45が形成してある。蒸発皿34は凝縮器11用のベース枠26と圧縮機10用のベース枠30の下方空間に配置されて、上開口面の全体が凝縮器ファン12の通風領域に臨ませてある。
【0026】
このように、蒸発皿34の全体が凝縮器ファン12の通風領域に臨ませてあると、皿内の排水と凝縮器ファン12から送給される冷却空気との接触機会を増加して、皿内に流下された排水の蒸発を促進することができる。また、凝縮器11を通過した温排風の通風領域内に臨む蒸発皿34の後半部分においては、熱交換後の温排風によって排水の蒸発作用をさらに促進して、時間あたりの蒸発量を増加できるうえ、蒸発器13の運転状況に比例して蒸発を促進できる。
【0027】
蒸発器13に付着した霜を除去する除霜運転時には、結露水に比べてより大量の除霜水が短時間に排出されるが、その場合でも蒸発皿34の容積が充分に大きいので排水が溢れることはなく、除霜後に起動される凝縮器11を通過した温排風によって、蒸発皿34内の排水を短時間で蒸発させることができる。
【0028】
上記の実施例以外に、ベース枠26・30は蒸発皿34の内底に立設することができ、その場合には蒸発皿34を天井壁1aに締結固定するとよい。米保冷庫は米以外の穀類や野菜等の保冷庫として使用することができ、その場合には、加湿機能を付加して庫内の湿度を所定状態に調整することができる。保冷庫本体1の左右壁、および後壁のそれぞれに上下方向に連続する棚柱兼用の荷擦り突起の一群を形成しておくと、米パックPが壁に接触しなくなるので、冷気の庫内循環を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】冷却ユニットの縦断正面図である。
【図2】米保冷庫のドアを開放した状態の正面図である。
【図3】冷却ユニットの内部平面図である。
【図4】冷却ユニットの縦断側面図である。
【符号の説明】
【0030】
1 保冷庫本体
2 冷却ユニット
4 吸込通路
5 送給通路
10 圧縮機
11 凝縮器
12 凝縮器ファン
13 蒸発器
14 蒸発器ファン
15 冷熱交換箱
22 循環通路
33 集水皿
34 蒸発皿
35 排水パイプ
36 トラップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一群の米パック(P)を収容する保冷庫本体(1)と、保冷庫本体(1)の天井壁(1a)の外面に配置される冷却ユニット(2)とを備えており、
冷却ユニット(2)は、圧縮機(10)と、凝縮器(11)と、凝縮器用の凝縮器ファン(12)と、蒸発器(13)と、蒸発器用の蒸発器ファン(14)と、保冷庫本体(1)の上面に配置されて、蒸発器(13)および蒸発器ファン(14)を収容する冷熱交換箱(15)と、蒸発器(13)から滴下する結露水を冷熱交換箱(15)の外に排出し蒸発させるドレン構造とを含み、
冷熱交換箱(15)は、保冷庫本体(1)の天井壁(1a)に開口した吸込通路(4)と送給通路(5)とを介して庫内空間と連通されて、その内部に設けた循環通路(22)に蒸発器(13)と、蒸発器ファン(14)とが配置されており、
ドレン構造は、蒸発器(13)の下面側に配置される集水皿(33)と、冷熱交換箱(15)の外に配置される蒸発皿(34)と、集水皿(33)と蒸発皿(34)とを連通する排水パイプ(35)とを含み、
蒸発皿(34)の少なくとも一部が、凝縮器(11)を通過した温排風の通風領域内に配置してあることを特徴とする米保冷庫。
【請求項2】
凝縮器ファン(12)と、凝縮器(11)と、圧縮機(10)とが保冷庫本体(1)の上面に配置されており、
蒸発皿(34)を、全体が凝縮器ファン(12)の通風領域に臨む状態で、保冷庫本体(1)の上面に配置してある請求項1記載の米保冷庫。
【請求項3】
排水パイプ(35)が、集水皿(33)から蒸発皿(34)へ向かって下り傾斜する状態で配置されており、
排水パイプ(35)の中途部に、通気を阻止しながら排水の通過を許すトラップ(36)が配置してある請求項1または2記載の米保冷庫。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−292318(P2007−292318A)
【公開日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−117054(P2006−117054)
【出願日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【出願人】(000239585)福島工業株式会社 (62)
【Fターム(参考)】