説明

精算システムおよび精算装置

【課題】遊技者の利便性を向上させること。
【解決手段】取引装置によって、受付けた記録媒体の記録媒体識別情報に対応する管理残額を特定可能な管理残額特定情報が記録媒体に記録され、管理残額特定情報が記録された記録媒体が排出される。また、精算装置によって、管理装置と通信できる通信可能状態であるか通信できない通信不可能状態であるかが検知され、通信可能状態が検知されているときは、受付けた記録媒体の記録媒体識別情報に対応付けて管理装置にて管理されている管理残額に基づいて、精算を行うオンライン精算処理が行われ、通信不可能状態が検知されているときは、受付けた記録媒体に記録されている管理残額特定情報から管理残額が特定され(S912,913)、特定された該管理残額の精算を行うオフライン精算処理が行われる(S914)。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録媒体を個々に識別するための記録媒体識別情報に対応付けて取引処理に使用される残額を管理する管理装置と、受付けた記録媒体の前記記録媒体識別情報に対応付けて前記管理装置にて管理されている残額である管理残額を用いて前記取引処理を実行する取引処理手段を有する取引装置と、前記記録媒体の前記記録媒体識別情報に対応する前記管理残額の精算を行う精算手段を有する精算装置とを備える精算システムであって、
前記取引装置は、さらに、
受付けた記録媒体の記録媒体識別情報に対応する管理残額を特定可能な管理残額特定情報を前記記録媒体に記録する管理残額特定情報記録手段と、
該管理残額特定情報記録手段によって前記管理残額特定情報が記録された前記記録媒体を排出する記録媒体排出手段とを備え、
前記精算装置は、さらに、
前記管理装置と通信できる通信可能状態であるか通信できない通信不可能状態であるかを検知する通信可否検知手段を備え、
前記精算手段は、
該通信可否検知手段によって前記通信可能状態が検知されているときは、受付けた記録媒体の前記記録媒体識別情報に対応付けて前記管理装置にて管理されている前記管理残額に基づいて、精算を行うオンライン精算処理を行い、
前記通信可否検知手段によって前記通信不可能状態が検知されているときは、受付けた記録媒体に記録されている前記管理残額特定情報から前記管理残額を特定し、特定した該管理残額の精算を行うオフライン精算処理を行うことを特徴とする、精算システム。
【請求項2】
前記精算装置は、さらに、
前記オフライン精算処理を許容するためのオフライン精算許容操作を係員から受付ける許容操作受付手段を備え、
前記精算手段は、前記通信可否検知手段によって前記通信不可能状態が検知されているときは、前記許容操作受付手段によって前記オフライン精算許容操作が受付けられたことを条件として、前記オフライン精算処理を行うことを特徴とする、請求項1に記載の精算システム。
【請求項3】
前記精算装置は、さらに、
前記オフライン精算処理に供された精算済の記録媒体の記録媒体識別情報である精算済記録媒体識別情報を記憶する精算済情報記憶手段と、
前記通信可否検知手段によって前記通信不可能状態が検知されているときに、受付けた記録媒体の前記記録媒体識別情報が、前記精算済状態記憶手段に記憶されている前記精算済記録媒体識別情報と一致するか否かを判定する記録媒体判定手段とを備え、
前記精算手段は、該記録媒体判定手段によって一致しないと判定されたことを条件として前記オフライン精算処理を行うことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の精算システム。
【請求項4】
前記精算装置は、さらに、
前記オフライン精算処理を許容する時間帯であるオフライン精算許容時間帯の設定入力を受付ける精算許容時間帯受付手段を備え、
前記精算手段は、現在の時刻が前記精算許容時間帯受付手段によって受付けられた前記オフライン精算許容時間帯に含まれることを条件として前記オフライン精算処理を行うことを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の精算システム。
【請求項5】
前記精算装置は、さらに、
前記オフライン精算処理に供された記録媒体の記録媒体識別情報と精算額とを対応付けて記憶する精算額記憶手段と、
前記通信可否検知手段によって前記通信不可能状態が検知されている状態から前記通信可能状態への復帰が検知されたことに基づいて、前記精算額記憶手段に記憶されている前記記録媒体識別情報と前記精算額とを前記管理装置に送信する精算額送信手段とを備え、
前記管理装置は、
前記精算額送信手段から受信した前記記録媒体識別情報に対応して前記管理装置にて管理されている前記管理残額と前記精算額送信手段から受信した前記精算額とが一致するか否かを判定する精算額判定手段と、
該精算額判定手段によって一致しないと判定されたことを条件として、前記管理残額と前記精算額とが一致しない旨を報知する不一致報知手段とを備えることを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の精算システム。
【請求項6】
前記管理残額特定情報記録手段は、演算方式を特定可能な情報と当該演算方式による演算により前記管理残額を算出するための元データとを、前記管理残額特定情報として記録し、
前記精算手段は、前記管理残額特定情報から前記演算方式と前記元データとを特定するとともに、特定した該演算方式により、特定した該元データを演算して、前記管理残額を特定することを特徴とする、請求項1から請求項5までのいずれかに記載の精算システム。
【請求項7】
記録媒体を個々に識別するための記録媒体識別情報に対応付けて取引処理に使用される残額を管理する管理装置によって管理されている残額である管理残額の精算を行う精算手段を有する精算装置であって、
前記記録媒体には、前記管理残額を特定可能な管理残額特定情報が記録され、
前記管理装置と通信できる通信可能状態であるか通信できない通信不可能状態であるかを検知する通信可否検知手段を備え、
前記精算手段は、
該通信可否検知手段によって前記通信可能状態が検知されているときは、受付けた記録媒体の前記記録媒体識別情報に対応付けて前記管理装置にて管理されている前記管理残額に基づいて、精算を行うオンライン精算処理を行い、
前記通信可否検知手段によって前記通信不可能状態が検知されているときは、受付けた記録媒体に記録されている前記管理残額特定情報から前記管理残額を特定し、特定した該管理残額の精算を行うオフライン精算処理を行うことを特徴とする、精算装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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