糖化酵素組成物及びその糖化方法
本開示は、バチルス・ズブチリス・アルファ・アミラーゼ(AmyE)またはその変異体に関する。AmyEまたはその変異体は、より効率的にデンプンから発酵性糖を生産するために用いられることが出来る。さらに、グルコアミラーゼ及びAmyEまたはその変異体を含む組成物、及び本開示の酵素組成物を利用するデンプンの加工方法が開示される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
グルコアミラーゼ及びアルファ・アミラーゼを含む、デンプンを糖化するための組成物であって、前記アルファ・アミラーゼが、配列番号1と少なくとも約80%の配列同一性があるアミノ酸配列を有する、バチルス・ズブチリス・アルファ・アミラーゼ(AmyE)またはAmyE変異体である、前記組成物。
【請求項2】
前記アルファ・アミラーゼが、配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号27、配列番号28、配列番号29、配列番号30、配列番号31、配列番号32、配列番号33または配列番号34で示すアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記AmyE変異体が、配列番号1のアミノ酸配列を有するAmyEと比較して、一以上の改変された特性を有する、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
前記一以上の改変された特性が、基質特異性、基質結合性、基質切断パターン、熱安定性、pH/活性プロファイル、pH/安定性プロファイル、酸化への安定性、カルシウムイオン(Ca2+)のより少ない量での安定性、比活性度またはそれらの任意の組み合わせである、請求項3に記載の組成物。
【請求項5】
フィターゼ、プルラナーゼ、ベータ・アミラーゼ、菌性アルファ・アミラーゼ、プロテアーゼ、セルロース、ヘミセルラーゼ、リパーゼ、クチナーゼ、イソアミラーゼまたはそれらの任意の組み合わせをさらに含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
デンプンを糖化するのに十分な時間で請求項1に記載の組成物を混合する工程を含む、デンプンの加工方法。
【請求項7】
フルクトース高含有コーンシロップを生産する工程をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
グルコースイソメラーゼの混合により、フルクトース高含有コーンシロップの生産が達成される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
エタノールを生産するためにデンプンを発酵する工程をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
糖化と発酵が同時に行われる、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
エタノールを回収する工程をさらに含む、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
エタノールを得るためにデンプンを蒸留する工程であって、発酵及び蒸留が、同時に、別途または連続して行なわれる、前記工程をさらに含む、請求項9に記載の方法。
【請求項13】
グルコアミラーゼ及びアルファ・アミラーゼをオリゴ糖またはデンプン基質と混合する工程であって、前記アルファ・アミラーゼが、配列番号1と少なくとも約80%の配列同一性があるアミノ酸配列を有する、バチルス・ズブチリス・アルファ・アミラーゼ(AmyE)またはAmyE変異体である、前記工程を含む、デンプンの糖化方法。
【請求項14】
前記アルファ・アミラーゼが、配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号27、配列番号28、配列番号29、配列番号30、配列番号31、配列番号32、配列番号33または配列番号34で示すアミノ酸配列を含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記AmyE変異体が、配列番号1のアミノ酸配列を有するAmyEと比較して、一以上の改変された特性を有する、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記一以上の改変された特性が、基質特異性、基質結合性、基質切断パターン、熱安定性、pH/活性プロファイル、pH/安定性プロファイル、酸化への安定性、カルシウムイオン(Ca2+)のより少ない量での安定性、比活性またはそれらの任意の組み合わせである、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記グルコアミラーゼは、乾燥固形物のグラム当たりのグルコアミラーゼ単位(GAU/g ds)が0.11以下の量で用いられる、請求項13に記載の方法。
【請求項18】
フィターゼ、プルラナーゼ、ベータ・アミラーゼ、菌性アルファ・アミラーゼ、プロテアーゼ、セルロース、ヘミセルラーゼ、リパーゼ、クチナーゼ、イソアミラーゼまたはそれらの任意の組み合わせをオリゴ糖またはデンプン基質と混合する工程をさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項19】
フルクトース高含有コーンシロップを生産する工程をさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項20】
グルコースイソメラーゼの混合により、フルクトース高含有コーンシロップの生産が達成される、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
エタノールを生産するためにデンプンを発酵させる工程をさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項22】
糖化と発酵が、同時に行われる、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
エタノールを回収する工程をさらに含む、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
エタノールを得るためにデンプンを蒸留する工程であって、発酵及び蒸留が、同時に、別途または連続して行なわれる、前記工程をさらに含む、請求項21に記載の方法。
【請求項1】
グルコアミラーゼ及びアルファ・アミラーゼを含む、デンプンを糖化するための組成物であって、前記アルファ・アミラーゼが、配列番号1と少なくとも約80%の配列同一性があるアミノ酸配列を有する、バチルス・ズブチリス・アルファ・アミラーゼ(AmyE)またはAmyE変異体である、前記組成物。
【請求項2】
前記アルファ・アミラーゼが、配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号27、配列番号28、配列番号29、配列番号30、配列番号31、配列番号32、配列番号33または配列番号34で示すアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記AmyE変異体が、配列番号1のアミノ酸配列を有するAmyEと比較して、一以上の改変された特性を有する、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
前記一以上の改変された特性が、基質特異性、基質結合性、基質切断パターン、熱安定性、pH/活性プロファイル、pH/安定性プロファイル、酸化への安定性、カルシウムイオン(Ca2+)のより少ない量での安定性、比活性度またはそれらの任意の組み合わせである、請求項3に記載の組成物。
【請求項5】
フィターゼ、プルラナーゼ、ベータ・アミラーゼ、菌性アルファ・アミラーゼ、プロテアーゼ、セルロース、ヘミセルラーゼ、リパーゼ、クチナーゼ、イソアミラーゼまたはそれらの任意の組み合わせをさらに含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
デンプンを糖化するのに十分な時間で請求項1に記載の組成物を混合する工程を含む、デンプンの加工方法。
【請求項7】
フルクトース高含有コーンシロップを生産する工程をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
グルコースイソメラーゼの混合により、フルクトース高含有コーンシロップの生産が達成される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
エタノールを生産するためにデンプンを発酵する工程をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
糖化と発酵が同時に行われる、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
エタノールを回収する工程をさらに含む、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
エタノールを得るためにデンプンを蒸留する工程であって、発酵及び蒸留が、同時に、別途または連続して行なわれる、前記工程をさらに含む、請求項9に記載の方法。
【請求項13】
グルコアミラーゼ及びアルファ・アミラーゼをオリゴ糖またはデンプン基質と混合する工程であって、前記アルファ・アミラーゼが、配列番号1と少なくとも約80%の配列同一性があるアミノ酸配列を有する、バチルス・ズブチリス・アルファ・アミラーゼ(AmyE)またはAmyE変異体である、前記工程を含む、デンプンの糖化方法。
【請求項14】
前記アルファ・アミラーゼが、配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号27、配列番号28、配列番号29、配列番号30、配列番号31、配列番号32、配列番号33または配列番号34で示すアミノ酸配列を含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記AmyE変異体が、配列番号1のアミノ酸配列を有するAmyEと比較して、一以上の改変された特性を有する、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記一以上の改変された特性が、基質特異性、基質結合性、基質切断パターン、熱安定性、pH/活性プロファイル、pH/安定性プロファイル、酸化への安定性、カルシウムイオン(Ca2+)のより少ない量での安定性、比活性またはそれらの任意の組み合わせである、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記グルコアミラーゼは、乾燥固形物のグラム当たりのグルコアミラーゼ単位(GAU/g ds)が0.11以下の量で用いられる、請求項13に記載の方法。
【請求項18】
フィターゼ、プルラナーゼ、ベータ・アミラーゼ、菌性アルファ・アミラーゼ、プロテアーゼ、セルロース、ヘミセルラーゼ、リパーゼ、クチナーゼ、イソアミラーゼまたはそれらの任意の組み合わせをオリゴ糖またはデンプン基質と混合する工程をさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項19】
フルクトース高含有コーンシロップを生産する工程をさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項20】
グルコースイソメラーゼの混合により、フルクトース高含有コーンシロップの生産が達成される、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
エタノールを生産するためにデンプンを発酵させる工程をさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項22】
糖化と発酵が、同時に行われる、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
エタノールを回収する工程をさらに含む、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
エタノールを得るためにデンプンを蒸留する工程であって、発酵及び蒸留が、同時に、別途または連続して行なわれる、前記工程をさらに含む、請求項21に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【公表番号】特表2011−522545(P2011−522545A)
【公表日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−512660(P2011−512660)
【出願日】平成21年6月4日(2009.6.4)
【国際出願番号】PCT/US2009/046296
【国際公開番号】WO2009/149283
【国際公開日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【出願人】(509240479)ダニスコ・ユーエス・インク (81)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年6月4日(2009.6.4)
【国際出願番号】PCT/US2009/046296
【国際公開番号】WO2009/149283
【国際公開日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【出願人】(509240479)ダニスコ・ユーエス・インク (81)
【Fターム(参考)】
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