説明

給餌装置

【課題】少量でも精確に粗飼料が定量供給される粗飼料給餌装置を提供する。
【解決手段】粗飼料給餌装置において、計量槽における計量の前工程として、半球形鏡板状または皿形鏡板状の網を有する振動篩を備えることを特徴とし、前記鏡板状の網が網の平面直径100cmに対し深度が1cm〜50cmの半球形または皿形であることが好ましく、該網の網目の大きさが、10mm〜35mmであることが好ましい。更に前記振動篩の前工程として、クロスバーを有する複数の回転フォークを有し、隣接する回転フォークが相互に逆方向の部分回転往復運動をする粗飼料供給部を備えることが好ましく、前記回転フォークは、直交する4本のクロスバーを有し、前記部分回転往復運動が90°回転の往復運動であることが好ましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は給餌装置に関し、更に詳しくは粗飼料の定量供給を可能とする給餌装置に関する。
【背景技術】
【0002】
牛の飼育等の飼料に粗飼料を用いる動物の飼育において、自動給餌システムは、図1に示す一般的給餌システムにおける各種飼料の流れ図の通り、粗飼料や固形試料等の複数の飼料が、各飼料の貯留槽から各々の給餌装置により供給、計量され、配合槽で配合された後に、シューターから、餌箱等からなるフィーダーに供給され、飼育動物に給餌される。
【0003】
しかし粗飼料は、セルロース等の粗繊維に富む稲稈や牧草等が、生のまま給与されるか、または乾草、サイレージ等に調製した上で給餌されており、いずれの場合も稲稈や牧草等が相互に絡まり、団塊を形成するために(本発明の粗飼料供給部に供給前の粗飼料の形状を示す図6を参照。)、粗飼料を適宜に分別して、少量を区分計量することが難しかった。
【0004】
自動給餌装置において、粗飼料貯留槽の多くは、内部にオーガあるいは粗飼料を掻きだす装置を備え、該オーガ又は掻きだし装置等の飼料取り出し装置によって粗飼料が分別、取り出され、チェーンコンベアあるいはベルトコンベア等により送り出され、計量槽により計量された上で、配合槽に供給される。しかしオーガあるいは掻きだし装置による粗飼料の取り出しでは、粗飼料の稲稈や牧草等が、団塊状のまま計量槽に送られるために、定量を計量供給することは困難で、さらにオーガとケーシングの間に粗飼料が引っかかり、オーガが破損することも多かった。
【0005】
また、他の粗飼料取り出し方法として、爪を取り付けた回転ドラムを使用する方法もあるが、この場合も飼料の形状が均一ではないために、ボタ落ち等が生じ、正確な量の取り出しはやはり困難であった(例えば、特許文献1を参照。)。
【0006】
【特許文献1】特開2003−92942号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記問題を解決し、少量でも精確に粗飼料が定量供給される粗飼料給餌装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
<1> 本発明の粗飼料給餌装置は、計量槽における計量の前工程として、半球形鏡板状または皿形鏡板状の網を有する振動篩を備えることを特徴とし、前記鏡板状の網が網の平面直径100cmに対し深度が1cm〜50cmの半球形または皿形であることが好ましく、該網の網目の大きさが、10mm〜35mmであることが好ましい。
<2> 更に本発明は、前記振動篩の前工程として、クロスバーを有する複数の回転フォークを有し、隣接する回転フォークが相互に逆方向の部分回転往復運動をする粗飼料供給部を備えることが好ましく、前記回転フォークは直交する4本のクロスバーを有し、前記部分回転往復運動が90°回転の往復運動であることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、団塊を形成した粗飼料についても、少量に区分した上で、計量槽に供給することができ、正確に定量の粗飼料を飼育動物に供給することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明は、計量槽における計量の前工程の装置として、半球形鏡板状または皿形鏡板状の網を有する振動篩を備えることを特徴とする粗飼料給餌装置であり、更に本発明の粗飼料給餌装置は、前記振動篩への供給前工程の装置として、クロスバーを有する回転フォークが、隣接する回転フォークと相互に逆方向の部分回転往復運動をする粗飼料供給部を有することが好ましい。以下にその具体的実施の形態を図に基づき説明する。
【0011】
図2は、本発明の粗飼料給餌装置における一実施例を示す粗飼料槽の一部切欠斜視図を示す。図2において、10は粗飼料槽を、20は振動篩を、30は粗飼料供給部を、50は図に示さない計量槽への供給コンベアをそれぞれ示す。
【0012】
前記振動篩の構造説明図を図3に示す。図3において20は振動篩を、21は半球形鏡板状または皿形鏡板状の鏡板状網を、23は網枠を、25は振動機をそれぞれ示す。鏡板状網21は、網枠23により固定され、振動機25は、図に示さない粗飼料槽等の固定部に固設される。前記網枠23は、振動機25と着脱が可能な状態で固定されていることが好ましい。
【0013】
前記鏡板状網21は、平面形状が、方形、円形等のいずれの形状であっても用いることができるが、円形または楕円形がより好ましい。該鏡板状網21のサイズは、鏡板状網21が円形の場合であれば、その直径30cm〜100cmが好ましく、50cm〜80cmがより好ましい。該鏡板状網21はいずれの形状であっても、網枠23に固定される。
【0014】
本発明の鏡板状網21は、半球形鏡板状または皿形鏡板状であることを特徴とする。該半球形鏡板状は、厳密な半球形の形状を必要とするものではなく、絡まった粗飼料が側面及び底面から落下するために必要な程度に半球形または皿形が形成されていれば十分である。
【0015】
前記半球形または皿形の形状は、鏡板状網21の平面形状が円形でその直径が100cmの場合に、曲率半径として1250.5cm(鏡板の網枠からの深度が1cm。以下本項括弧内は同様に深度を示す。)〜50cm(50cm)が好ましく、さらには625.5cm(2cm)〜72.5(20cm)がより好ましく、252.5cm(5cm)〜90.6cm(15cm)が特に好ましい。
【0016】
前記鏡板状網21の網目の大きさは、10mm〜35mmが好ましく、15〜25mmがより好ましい。鏡板状網21は、弾力性と滑りやすさを有する素材からなることが好ましく、中でも硬質樹脂製または金網にプラスッチックコーティングしたものが特に好ましい。
【0017】
前記振動機25は、粗飼料槽等の固定部に固設される。該振動機25は、網枠23を少なくとも水平方向において前後左右に揺動するものであればよく、さらに水平方向の揺動に加えて垂直方向に揺動することが好ましい。前記揺動の方式は、前記の揺動を可能とするものであれば、いかなる方式のものをも用いることができる。中でもモーター、クランク、ユニバーサルジョイント、及びスプリングにより構成され、モーターの回転運動を、クランクにより軸方向の2次元運動に変え、ユニバーサルジョイントにより、網枠23に伝達され,該網枠23が固定部とスプリングを介して連結され、クランクにより2次元運動を3次元運動に変換する方式が、装置的に簡明で好ましい。
【0018】
前記振動機25の揺動は、鏡板状網21が円形でその直径が100cmの場合において、振動のストロークとして5〜30cmが好ましく、10〜25cmがより好ましい。また振動の周期は1〜10回/秒が好ましく、1〜3回/秒がより好ましい。
【0019】
前記鏡板状網21は、前記の通り半球形鏡板状または皿形鏡板状であることから、鏡板状網21上に置かれた粗飼料は、振動機による前後、左右、上下の3次元方向の揺動により、鏡板状の側面及び底面から落下する。特に鏡板状網の前後、左右の水平面の揺動により、細長い粗飼料が網に対し水平に向いていても、鏡板状網がゆるい曲面を有しているため、粗飼料は側面の網目から確実に落下する。その結果、絡まり団塊を形成していた粗飼料は、振動篩を通過することにより、絡まった団塊が分離して、粗飼料が捌かれることとなり、振動篩を通過した粗飼料は、相互に分散した状態で、均一かつ連続的に送り出される。
【0020】
前記網枠23は、前記振動機25と着脱が可能な状態で固定されていることが好ましい。前記鏡板状網21を通過する粗飼料には、V字形に曲がった形状のものも含まれるために、該形状の粗飼料が前記鏡板状網21の網目に、少量ではあるが絡みつくために、鏡板状網を清掃する必要が生じるためである。
【0021】
前記網枠23の着脱は、着脱装置が振動篩20に内装され、網枠23と一体となっている方式も好ましく用いることができる。該振動篩20に内装される方式として例えば、振動篩20に、網枠23を内包するフレームと、網枠の着脱を可能とするガイドとを有する方式を挙げることができる。更に前記ガイドの端部にヒンジが設けられ、網枠が90°下方に懸垂する方式も、好ましい実施の形態として挙げることができる。なお前記方式の場合には、前記振動機は網枠に代わり、網枠23を内包するフレームに固定される。
【0022】
本発明の粗飼料給餌装置は、前記振動篩20への供給前の工程として、粗飼料を連続的に振動篩20に供給することを可能とする粗飼料供給部30を有することが好ましい。該粗飼料供給部は、粗飼料槽の内部、下部に設けられることが好ましい。
【0023】
前記図2は、前記粗飼料供給部30が、粗飼料槽10の内部、下部で、振動篩20の上面に設けられた状態の粗飼料槽の一部切欠斜視図である。
【0024】
図4に、前記粗飼料供給部30の構造説明図を示す。図4において、31は粗飼料供給部の本体部分である回転フォークを、33は回転フォークの主軸、35はクロスバー、37は回転フォークの回転動力連結部をそれぞれ示す。なお粗飼料供給部の上部に、図に示さない粗飼料が供給される。本発明において該粗飼料は、3〜20cmに細断されていることが好ましい。該細断は、粗飼料の裁断に用いられるいかなる細断方法をも用いることができる。
【0025】
一の回転フォーク31は、主軸33と、該主軸上に複数個備えられたクロスバー35と、主軸の端部に設けられた回転動力連結部37とから構成される。回転動力連結部37は、図に示さない回転動力部と連結する。主軸33は直径10〜20mmの金属製の棒、又は管で、中でもステンレスあるいはアルミニウム製の棒、又は管よりなるものがより好ましい。
【0026】
クロスバー35は、主軸33に直角に設けられた2〜10本のバーからなり、中でも主軸33に直角に設けられた直交する4本のバーからなるものが好ましい。該バーは直径3〜8mm、長さ3〜10mmの金属製の棒、又は管からなり、主軸と同様にステンレスあるいはアルミニウム製の棒、又は管よりなるものが好ましい。クロスバー35は主軸33上に、等間隔で複数取り付けられる。該間隔は30〜120mmが好ましい。
【0027】
図5に、粗飼料供給部30の回転フォークの配置の一例を示す。回転フォーク31は、図5に示すように、一の回転フォーク31aのクロスバー35aと、隣接する回転フォーク31bのクロスバー35bとが、平面において相互にずれるように配置されることが好ましい。また隣接する回転フォークの相互のクロスバー35aと35bとが、側面から見ると10〜50mm程度重複するように配置されることが好ましく、かつ回転フォークの主軸33aと隣接する回転フォークの主軸33bとの間隔は、80〜160mmで配置されることが好ましい。
【0028】
回転動力連結部37は、図に示さない回転動力部と連結しており、回転フォーク31は、回転動力部の運動により部分回転の往復運動をする。また、一の回転フォーク31aの部分回転運動は、隣接する回転フォーク31bと、相互に逆方向の部分回転運動をする。具体的には図5に示すクロスバー35aと35bとは、相互に左右逆方向に回転し、クロスバー35aが右回転するときに、クロスバー35bが左回転することにより、粗飼料を振動篩機20方向に落とし込み、逆にクロスバー35aが左回転するときに、クロスバー35bが右回転することにより粗飼料を浮上させる。
【0029】
前記部分回転運動の回転角度と、主軸33に設けられるクロスバー35の数は連動して、1の部分回転運動の終期には、クロスバー35の一のバーが水平になることが好ましい。中でも主軸33に設けられるクロスバー35のバーの数が主軸に直交する4本からなり、回転動力部の部分回転の回転角度が90°であることが特に好ましい。
【0030】
前記回転動力部は、回転フォークを左右交互に反復運動させることができるものであれば、いかなる動力も用いることができるが、中でもエアアクチュレーターによることが好ましい。
【0031】
前記回転フォークの交互反復運動により、粗飼料が大きなかたまりとして振動篩に落下するのを防止し、連続的に且つ平均化されて、少量づつ振動篩に落下させるとともに、粗飼料の荷重が直接振動篩にかかることを防止し、振動篩の本来の機能を高める効果をも発揮する。さらに、上方方向へのクロスバーの駆動は、粗飼料の下部への急激な落とし込みを防止する効果も果たす。
【0032】
前記振動篩の直下には、コンベア50が配置され、落下した粗飼料を計量槽に輸送する。該コンベアは計量槽の指示に基づいて動く応答制御方式が好ましく、コンベアに粗飼料を乗せ、これを一定の速度で動かすことにより、所定の量の粗飼料が計量槽に送り出される方式が好ましい。
【0033】
計量槽は、前記コンベアにより供給された粗飼料の重量及び/または容積を計測する。計量槽の形状は箱型で、下部が開く構造が好ましく、中でもロードセルを用いて容積を計測する方法が、装置が簡単で好ましい。
【0034】
計量された粗飼料は、計量槽から、配合槽に供給され、他飼料と配合された上で、フィーダーに投入される。また必要に応じて、計量された粗飼料のみが、直接フィーダーに投入される。
【実施例】
【0035】
本発明の更に具体的内容を以下の実施例により説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
本実施例の粗飼料給餌装置は、粗飼料槽、粗飼料供給部、振動篩、コンベア、及び計量槽を備える。
【0036】
前記粗飼料槽の一部切り欠き斜視図を、図2に示す。図2において、10は粗飼料槽本体、20は振動篩、30は粗飼料供給部をそれぞれ示す。本実施例における粗飼料槽本体10は、サイズが縦80cm×横80cm×高さ100cmのプラスチック製立方体であった。
【0037】
図4は前記粗飼料供給部の説明図である。図4において31は回転フォーク、33は回転フォークの主軸、35はクロスバー、37は回転フォークの回転動力連結部を、それぞれ示す。前記主軸33は、長さ80cm、直径20mmのアルミニウム管によりなる。
【0038】
前記クロスバー35は、主軸33に直角に直交する4本のバーからなり、該バーは直径3mm、長さ85mmのアルミニウム管によりなる。該クロスバー35は、図5に示す回転フォークの配置図における回転フォーク31aタイプが、主軸33a上に50mmの間隔で16本取り付けられ、回転フォーク31bタイプが、主軸33a上に50mmの間隔で15本取り付けられた。
【0039】
前記回転フォークは、粗飼料槽下部に、115mmの間隔で6本が設置された。また該回転フォークの回転動力部は、市販のエアアクチュレーター(太陽鉄工社製、商品名ロータリーアクチュレーター)を用い、回転角度は90度とした。
【0040】
前記振動篩20を図3に示す。図3において、21は鏡板状網を、23は網枠を、25は振動機を示す。網21は、平面形状が直径60cmの円形、中心の深度が10cmの鏡板状で、網目の大きさは25mmで、硬質樹脂にプラスッチックコーティングしたものを用いた。
【0041】
前記振動機25は、交流モーター(日本サーボ社製、商品名ギヤードモーター)、及び該モーターの動力を伝達するクランク(ミヨシテック社製、商品名MT0001)を備え、振動ストローク20cm、周期60回/分の3次元運動として、図に示さない篩着脱装置のフレームに伝達された。
【0042】
コンベア50は、チェーンコンベア(椿本社製、商品名汎用小型コンベアチェーン)を用い、図に示さない計量槽は、ロードセル(エーアンドディ社製、商品名シングルポイント型)を用いた。
【0043】
稲稈と乾草よりなる粗飼料を、裁断幅5cmに設定した裁断機により、3〜20cmに細断した。裁断後の粗飼料の状態を図6に示す。該細断後の粗飼料を、前記粗飼料供給部30、及び振動篩20に通過させた後に、計量槽に供給した。該切断された粗飼料が、前記粗飼料供給部30、及び振動篩20を通過した後の、コンベア50上の粗飼料の状態を図7に示す。
【0044】
前記図7に示すコンベア50上の粗飼料は、各粗飼料が分別され、捌かれた状態となっており、計量槽においては、100g単位で供給量を計量管理することができた。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明の給餌装置を用いることにより、団塊を形成した不定形の粗飼料が、分別され、捌かれた状態となってコンベア上に落下するために、粗飼料を区分して、各区分ごとに精密に計量することができる。その結果として、的確な供給量の給餌が可能となり、これにより飼養動物の固体ごとに、適正な飼育が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】一般的給餌システムにおける各種飼料の流れ図である。
【図2】本発明の粗飼料槽の一部切欠斜視図である。
【図3】本発明の振動篩の構造説明図である。
【図4】粗飼料供給部の構造説明図である。
【図5】回転フォークの配置を示す説明図である。
【図6】粗飼料供給部に供給前の粗飼料の形状を示す図である。
【図7】振動篩を通過した後の粗飼料の形状を示す図である。
【符号の説明】
【0047】
10 粗飼料槽
20 振動篩
21 鏡板状網
23 網枠
25 振動機
30 粗飼料供給部
31 回転フォーク
33 回転フォークの主軸
35 クロスバー
37 回転フォークの回転動力連結部
50 コンベア



【特許請求の範囲】
【請求項1】
粗飼料の給餌装置において、計量槽における計量の前工程として、半球形鏡板状または皿形鏡板状の網を有する振動篩を備えることを特徴とする粗飼料給餌装置。
【請求項2】
前記鏡板状の網が、網の平面直径が100cmの場合において、深度が1cm〜50cmの範囲の半球形または皿形である請求項1に記載の粗飼料給餌装置。
【請求項3】
前記鏡板状の網の網目の大きさが、10mm〜35mmである請求項1または請求項2に記載の粗飼料給餌装置。
【請求項4】
前記振動篩の振動ストロークが5〜30cmで、振動周期が1〜10回/秒である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の粗飼料給餌装置。
【請求項5】
前記振動篩の前工程として、クロスバーを有する複数の回転フォークを有し、隣接する回転フォークが相互に逆方向の部分回転往復運動をする粗飼料供給部を備える請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の粗飼料給餌装置。
【請求項6】
前記回転フォークが、直交する4本のクロスバーを有し、前記部分回転往復運動が90°回転の往復運動である請求項5に記載の粗飼料給餌装置。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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