説明

耳障害の超音波検出

耳分泌液の粘性を決定する装置と方法において、変換器は、耳の分泌液収容部分と相互に作用するために、信号を送受信するように操作される。分泌液の粘性が、送受信された信号を使用して決定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも1個の耳障害の検出に関する。より詳しくは、本発明は、耳内の分泌液の粘性を用いる装置と方法に関する。
【背景技術】
【0002】
耳障害は、多くの人々を冒す一般的な悩みである。例えば、中耳の炎症性進行である中耳炎(OM)は、15才以下の子供において小児科医が遭遇する最も一般的な病状である。OMは、中耳貯留液(MEE)と中耳感染症の存在によって特徴付けられる。未診断のOMの合併症は、難聴と、従って、言語発達遅延を含み得る。未診断のOMと不満足な非侵襲性診断手法の合併症の重大性の組合せは、しばしば、子供に抗生物質の不必要な過剰投薬をもたらす。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
MEEの存在の最も確実な決定は、直接の外科診査(鼓膜切開術)である。これは、鼓膜に小さな切り口を作り、次に、分泌液を吸引することによって行われる。それは、侵襲性処置であって、麻酔下に外科的設定で行わなければならない。MEEの存在を決定する既存の非侵襲性方法の中で、鼓膜切開術と100%の一致を見せるものはない。不必要な抗生物質の使用を低減すると共に、同時に、中耳炎患者の効果的で合併症を伴わない治療を確保するために、MEE検出のための非侵襲性方法のための簡単だがより正確な方法を開発する緊急の必要性が存在する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
一態様によれば、本発明は、耳分泌液の粘性を決定する装置を提供する。装置は、耳の分泌液収容部分と相互に作用するために信号を送受信するように操作される変換器を含む。装置は、又、送受信された信号を使用して分泌液の粘性を決定する手段を含む。
【0005】
別の態様によれば、本発明は、耳分泌液の粘性を決定する方法を提供する。変換器が、分泌液を収容する耳部分と相互に作用する信号を送受信するように操作される。送受信された信号を使用して、分泌液の粘性が決定される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明に従って中耳貯留液(MEE)等の耳障害を検出する装置10の一例を図1に示す。装置10は、耳14と相互に作用するプローブ12を含む。装置10は、又、操作制御、情報分析、装置のユーザー(例えば、検査医)への情報提供と、あるいは他の機能のための構造物16(例えば、部品)を含む。
【0007】
制御、分析、提供等に関係する構造物16が図1に示される。以下に、概略的に示す構造物16を、多数の機能を果たし得るコントローラ16と呼ぶ。コントローラ16は、各種の設計、構成等を有し得ることを理解すべきである。更に、コントローラ16の詳細は、本発明を限定することを意図したものではない。本明細書に記載する機能を果たし得るどのような構造及び/又は構成を用いてもよい。その構造の変形例は、本発明の範囲内であるはずである。
【0008】
プローブ12は、耳14と相互に作用すると共に、例えば、外耳道18の空間に挿入される。プローブの全体又は大部分をカプセルに入れた適合スリーブ20が設けられる。スリーブ20は、適合性と快適性を提供すると共に、プローブ12を各種の耳寸法に使用可能にすることに役立つ。スリーブ20は、シリコーン又はポリウレタンエラストマー等の適合性と快適性を与えるのに適したどのような材料から成ってもよい。
【0009】
一例において、図2のプローブ12は、その上に支持された複数のセンサー26を含む。好ましい一例において、センサー26は変換器26である。又、ある特定の例では、変換器26は、超音波変換器である。任意の個数の変換器26を用いてもよい。
【0010】
各変換器26は、超音波信号(例えば、波動ビーム)を送受信することができる。特に、各変換器26は、超音波信号を送信することができると共に、その変換器26に反射して戻ってきた超音波信号を受信することができる。各変換器26において、超音波信号の出力は、電気刺激信号に応答するものであり、反射信号の受信は、戻り電気信号になる。関連信号を出力する各変換器26の操作は、「点火」と呼ぶことができる。
【0011】
一例において、各変換器26は、1−60MHzの範囲の中心周波数を有する、即ち、出力信号はこのような周波数を有する。変換器26は、公知の材料と公知の方法で製作してもよい。しかしながら、新たに開発された材料と方法を使用してもよい。
【0012】
受信された各反射信号は、その信号が反射される表面に関する情報、例えば、データを伝える。変換器26を含むプローブ12の耳14(図1)との相互作用により、信号は、耳14内の表面から反射される。例えば、信号は、耳14内の鼓膜から反射される。反射信号により伝えられる情報の一例として、耳14の中耳部内の分泌液状態を予測するために、反射信号の振幅を使用することができる。中耳内のこのような分泌液状態を耳障害と関連付けることができる。貯留液の場合、中耳腔から反射された第2エコーが、耳障害に関する情報を提供する。
【0013】
プローブ12上の変換器26(図2)は、アレイ28に配置される。本例では、アレイ28は、5mm未満の外径を有する。アレイ28内の各変換器26は異なる方向に沿って方位設定される。特に、各変換器は、他の変換器と関連付けられた方向と異なる方向に沿って関連信号が出力されるように、方位設定される。当然の結果として、各変換器へ戻る反射信号の受信は、大体同じ方向に沿う。ある方向に沿った信号の出力と受信は、その信号をビーム角度に沿って向けることと見做すことができる。信号を指向させる全ての構造及び/又は方法は、本発明の範囲内にあると予定されることを認識すべきである。
【0014】
図3に示す一例において、方位設定は、プローブ12上の湾曲アレイ28’に変換器26を配置することを含む。特に、変換器26は、プローブ12の半球状端面部上に載置される。別のやり方として、変換器26は、異なる方向を与えるように、何かの手段で他の非平面状態で配置(例えば、各種の方位設定)される。しかしながら、湾曲アレイ28’の構成では、各変換器を異なるビーム角度に向けるという効果が容易に得られる。
【0015】
あるビーム角度で発する超音波信号(例えば、ビーム)だけが有用なデータを生成する。従って、理想的なビーム角度が存在すると共に有用なデータを生成することが、変換器26の異なる方向(例えば、湾曲アレイ28’)に沿った方位設定によって確実にされる。
【0016】
更に、変換器26は、同時にではなくて順に操作(例えば、点火)される。順に点火することにより、どの変換器が最も有用なビーム角度に位置決めされているかを決定することができる。耳障害検出に関する最も正確な決定を得るために、最も有用な角度にあると決定された変換器からのデータだけが使用される。
【0017】
図1において、コントローラ16は、変換器26の操作を制御する部分32を含む。一例では、各変換器の点火は、夫々の変換器に電気的刺激信号を供給する変換器制御部分32によりなされる。コントローラ16は、変換器26における帰り超音波信号の受信と同時に、帰り電気信号を受信する。一例において、変換器26が順に点火されるように、操作制御が変換器制御部分32によってなされる。
【0018】
コントローラ16は、反射信号内で伝えられると共に帰り電気信号を介してコントローラ16に送信される情報(例えば、反射信号の1個以上の特性)を分析する部分を含む。一例として、情報分析部分34は、反射信号の振幅を分析することができる。
【0019】
又、コントローラ16は、分析情報を装置10のユーザーに提供する部分36を含む。情報提供部分36は、ユーザーが情報を識別するための表示装置36を含む。
【0020】
情報分析部分34は、耳障害が存在するかどうかを決定するために、信号情報を使用する。特に、本発明によれば、その分析は、耳内の分泌液の粘性を決定する。その粘性は、耳障害の存在に関係する。
【0021】
一例において、1個のみの変換器からの信号だけが、耳障害検出の正確な徴候を決定するために使用される。用いられる信号は、最高の徴候を示す変換器の選択に基づく。最高の徴候は、論理的に、耳のある部分に向けて反射するように指向された変換器である。一例において、そのある部分は鼓膜である。中耳内の分泌液は鼓膜の後方に位置する。それ自体で、情報分析部分34は、信号分析を介してどの変換器が耳のある部分、即ち、鼓膜に指向されているかを決定する。
【0022】
信号分析は、変換器を順に操作する制御により容易になる。逐次操作手法は、他の信号とのコンフリクトの無い分析を許容する。コントローラ16の変換器制御部分32と情報分析部分34は、この特徴を達成するために、このように相互に作用すると共に協働する。しかしながら、本発明のある態様は、障害決定及び/又は逐次操作に使用される単一の変換器信号に限定されないことを認識すべきである。
【0023】
上記の例は複数の変換器を含むことに注目すべきである。本発明は、複数の変換器の使用に限定されずに、単一の変換器だけを使用して実施できることを理解すべきである。このような単一の変換器の装置では、上述して図示した例から1個以上の変更が存在することを理解すべきである。例えば、プローブは、単一の変換器を含む。更に、複数の変換器を扱うコントローラ16の部品は修正又は削除される。
【0024】
他の態様に転ずると、装置10の一つの特定の例は、コントローラ16の温度監視部分44(図1)に操作連係された温度検知手段42(図2)を含む。耳14の温度測定が変換器アレイ28の操作と関連して行われるように、温度検知手段42は、プローブ12に止着又は一体化される。温度検知手段42は、例えば、温度計又は他の適当な公知の装置でよい。温度情報もユーザーに提供されるように、温度監視部分44は情報提供部分36に操作連係されている。
【0025】
装置10の別の特定の例は、超音波伝達媒体を耳14の外耳道18に送出及び外耳道18から排出する分泌液送出システム48(図2)を含む。超音波伝達媒体は、中でも、耳14と変換器26の間の音響カップリングを助けると共に、例えば、水、食塩水、AYR-SALINE、NASAL-GEL又はVO-SOL等の市販の公知媒体から成る。図2の例に示すように、分泌液送出システム48はプローブ12内に含まれてもよい。分泌液送出システム48のこのような例は、超音波伝達媒体出口50と超音波伝達媒体入口52を含む。超音波伝達媒体出口50は、超音波伝達媒体を耳14の外耳道18内に送出する導管を提供する。超音波伝達媒体入口52は、超音波伝達媒体を耳14から排出する排出部品を提供する。超音波伝達媒体出口50と超音波伝達媒体入口52は、超音波伝達媒体を収容するタンク等の外部装置に、例えば、フレキシブルチューブによって接続される。フレキシブルチューブは、データ収集中に小児科患者が頭の動きを続けることを許容するので、フレキシブルチューブの使用は、小児科患者の検査に好都合である。
【0026】
装置10がどのような適当な構造、装備等を有してもよいことを認識すべきである。図1において、コントローラ16の部品(例えば、変換器制御部分32、情報分析部分34と情報提供部分36)は、プローブ12から分離されたように概略的に図示されている。しかしながら、装置10は、変換器制御部分32、情報分析部分34と情報提供部分36等の部品を直接組込んだ全て完備したハンドヘルド部品等の他の適当な形式で実施してもよいことを理解すべきである。又、装置10は追加の部品を含んでもよい。
【0027】
本発明の別の態様として、1個以上の耳障害がある方法によって検出される。一例において、その方法は、複数の変換器を含むプローブを設けるステップと、プローブを耳と相互に作用させるステップと、情報を提供するように、複数の変換器を操作するステップと、その情報を使用して、耳障害の存在を決定するステップとを含む。別の例において、その方法は、(例えば、湾曲アレイ28’に配置された)複数の変換器26を含むプローブ12を設けることを含む。プローブ12が耳14と相互に作用され、耳障害の存在が決定される。方法は、更に、以下のステップ、即ち、変換器26を順に操作するステップ、外耳道18に挿入するステップ、超音波伝達媒体を耳に供給するステップと、超音波伝達媒体を外耳道18から排出するステップ、及び/又は耳14の温度を測定するステップのいずれかを含んでもよい。更に、この方法は相対的に短時間(例えば、60秒以下)で行うことができることが期待される。
【0028】
本発明は、耳障害の超音波検出を提供することを認識すべきである。それ自体で、本発明は、耳内の分泌液の粘性状態の検査のための方法と装置10を提供する。耳内の分泌液は、水のような(さらさらした)、膿状の(中間の)又は粘液状の(どろどろした)として表される。本発明の一実施の形態では、装置10は、耳内の分泌液が水のような、膿状又は粘液状であるかを識別することができる。分泌液状態を予測するのにパルスエコー振幅を使用できることが見出された。例えば、分泌液の粘液状態を確認するのに、第1及び第2パルス振幅を使用することができる。別の例として、第1及び第2パルス振幅の関数として粘液状(イエス/ノー)応答に適合させた2値論理回帰モデルが、全ての起こり得る実験のイエス/ノー対のイエス/ノー粘液状態を100%精度等の高精度で正確に識別することができた。
【0029】
耳内の分泌液の粘性状態の検査に関する方法と観察の一例を以下に説明する。貯留液の粘性を決定する重要な要素として、ムチンの濃度が決定された。人工貯留液が、リン酸緩衝食塩液(PBS)に溶解したブタ胃由来ムチン(シグマ)から準備された。0%と10%(w/v)のムチン濃度を有する一連の「人工MEE」溶液が試験された。
【0030】
その溶液の粘性が、キャノン・フェンスケ(Cannon-Fenske)型細管粘度計を使用して測定された。A型粘度計が、低粘度溶液の測定に使用され、B型粘度計が中間範囲の測定に、又、C型粘度計が高粘度範囲の測定に使用された。測定は、自動調温装置によって25℃に制御された室内でなされた。試験された溶液の粘性は、メーカーから提供された検定証明書のキャピラリー定数値を使用して計算された。0%と10%(w/v)のムチン濃度を有する一連の「人工MEE」溶液が準備された。
【0031】
分泌液の粘性と振幅の間の相互関係は、対数特性を有する、即ち、低粘度範囲で粘性に対するより高い感度が変化する。低粘度領域にある、水のような貯留液と膿状の貯留液の間の粘度の違いは多分かなり小さいので、この関係は本発明に好都合である。粘液状貯留液の粘性は、水のような又は膿状のものより大幅に高いので、曲線の低感度部分に入っても、検出可能である。動粘性についての試験粘性範囲は、0.98cSt(PBS)と168cSt(PBSの10%ムチン溶液)の間であった。
【0032】
超音波信号が媒体中を伝播するにつれて、信号のエネルギーは吸収されるので、その強度が距離と共に減少する。距離に伴うピーク圧力の減少は次式で表される。
p(x)=pexp(−αx)
ここで、xは距離であり、αは媒体の減衰係数であり、pはx=0における圧力である。
【0033】
減衰係数αは信号の周波数に依存する。ニュートン流体の場合、αは周波数の2乗に比例する。
【0034】
媒体中を進行する超音波信号の減衰は、単位距離当たりの信号のエネルギー損失として表すことができる。組織の異なる層を進行する信号も、特性インピーダンスの異なる値を有する個所の間の界面からの反射によりエネルギーを失う。進行信号のエネルギー損失は、反射によるものであると共に、反射係数は周波数に依存することから減衰によるエネルギー損失と識別され得る。
【0035】
しかしながら、減衰係数αは、次式で示すように信号周波数に依存する。
α(f)=α
ここで、αは、周波数に依存する、媒体の減衰係数であり、fは信号周波数であり、nとαは、媒体に特有の減衰係数である。ニュートン流体に対し、n=2である。
【0036】
MEEの粘性は、中間の水のような貯留液をはさんで低(膿状貯留液)から高(粘液状)へと病気の異なる段階で変化する。低粘度膿状貯留液は、外科処置無しに除去の可能性の高い急性中耳炎(AOM)を示す一方、高粘度粘液状貯留液の存在は管配置を示すものである。
【0037】
中耳内を進行する超音波信号のエネルギーは、上記式に従って貯留液によって減衰される。その結果、その振幅が、貯留液の粘性と中耳の幅に関係する。その幅は、鼓膜エコーと中耳エコーの遅れから計算できる。
【0038】
要約すると、本発明は、湾曲アレイに配置された小型変換器から発生される超音波信号を分析することによるMEE検出を提供することができることを認識すべきである。MEE検出は、非侵襲性であると共に、麻酔の必要無しに意識のある患者に行ってもよい。MEEの超音波検出は、鼓膜からの反射された超音波信号(例えば、エコー)と、貯留液の場合、中耳腔から反射された第2エコーの分析に基づく。正常な耳の場合、超音波信号エネルギーの大部分が、鼓膜の音響インピーダンスと中耳腔を満たす空気のインピーダンスの不一致により反射される。貯留液が存在する時、反射パルスのエネルギーが大幅に低い。これは、鼓膜のインピーダンスと貯留液のインピーダンスの良好な一致によるものであり、その結果、パルスが中耳腔に突入する。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の装置と耳の相互作用の一例を示す略図である。
【図2】図1の装置用にアレイに配置した変換器の一例の詳細を示す、図1の領域Aの拡大部分略図である。
【図3】図1の装置用に湾曲アレイに配置した変換器を示す拡大部分略図である。
【符号の説明】
【0040】
10 装置
12 プローブ
14 耳
16 コントローラ
18 外耳道
20 適合スリーブ
26 変換器
28 アレイ
42 温度検知手段
48 分泌液送出システム
50 超音波伝達媒体出口
52 超音波伝達媒体入口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
耳の分泌液収容部分と相互に操作するために信号を送受信するように操作される変換器と、送受信された信号を使用して分泌液の粘性を決定する決定手段とを備える耳分泌液の粘性を決定する装置。
【請求項2】
前記決定手段が、信号の振幅を決定する手段を含む請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記決定手段が、その粘性が耳障害を表すかどうかを決定する手段を含む請求項1に記載の装置。
【請求項4】
分泌液を収容する耳部分と相互に作用する信号を送受信するように、変換器を操作する操作ステップと、送受信された信号を使用して分泌液の粘性を決定する決定ステップとを備える耳分泌液の粘性を決定する方法。
【請求項5】
前記決定ステップが、信号の振幅を決定することを含む請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記決定ステップが、その粘性が耳障害を表すかどうかを決定することを含む請求項4に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2006−508780(P2006−508780A)
【公表日】平成18年3月16日(2006.3.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−508479(P2005−508479)
【出願日】平成15年12月5日(2003.12.5)
【国際出願番号】PCT/US2003/038768
【国際公開番号】WO2004/052174
【国際公開日】平成16年6月24日(2004.6.24)
【出願人】(505205395)バイオメック・インコーポレイテッド (2)
【氏名又は名称原語表記】BIOMEC, INC.
【Fターム(参考)】