説明

育児期に適した上着及び育児用の補助布

【課題】ショート丈のジャンバーやジャケットなどにも用いることができ、乳児を冷気から完全に保護することができる、育児期に適した上着及び育児用の補助布を提供する。
【解決手段】上着本体1へ着脱可能とされた補助布2を備え、この補助布2は、上方に幅狭部21が、下方に幅広部22が設けられたものであり、上記の幅狭部21は、左右両端辺に、上着本体1の上着本体側分割部12に対して結合及び分離可能な留め具23を備え、上記の幅広部22は、上記の幅狭部21よりも相対的に幅広に形成されたものであって、補助布2が上着本体1に取り付けられた際において、幅広部22の上端辺22aが、上着本体1の身頃11の下端辺11cよりも上方に位置するものであり、かつ、幅広部22の下端辺22bが、抱かれた、あるいは背負われた状態にある乳児Bの脚部の下端よりも下方に位置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、母親などの育児者が乳児を身体前方にて抱いた状態、あるいは、身体後方にて背負った状態において、乳児を主に冷気から保護するための、育児期に適した上着及び育児用の補助布に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、母親などの育児者が着用する上着、特に防寒上着として、一般に「ママコート」と呼ばれるものが存在している。これは、抱っこ具やおんぶ具を用いて、乳児を身体前方にて抱いた状態、あるいは、身体後方にて背負った状態としたまま育児者が着用できる上着であり、その一例として、特許文献1に記載のものが挙げられる。
【0003】
これは、上着本体の後身頃(特許文献1の第2図参照)、あるいは、前身頃(特許文献1の第3図参照)が左右に分割されており、この分割された部分に対して、ジッパーなどにより着脱自在な補助布を挿入できるようにしたものであって、この補助布が存在する分幅方向寸法が広がるため、乳児を抱いたり背負った状態のままで上着を着用することができ、乳児を冷気から保護することができる。
【0004】
更に、この補助布を取り払った場合には、育児者が乳児を伴わない状態で上着(上着本体)を着用することも可能とされているため、育児期が終わった後もそのまま上着を着用することができる。
【0005】
【特許文献1】実開昭60−152614号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載の「ママコート」においては、補助布の下端辺の位置を上着本体の下端辺の位置に一致させているため、着丈の短い上着では、乳児の脚部が露出してしまい、乳児を冷気から完全に保護することができない場合があった。
【0007】
上記のことから、従来の「ママコート」においては、例えばロングコートなどの、着丈が膝丈よりも長い上着にしか用いることができず、ショート丈のジャンバーやジャケットなどに用いることは難しかった。
【0008】
本願発明はこのことに鑑み、ショート丈のジャンバーやジャケットなどにも用いることができ、乳児を冷気から完全に保護することができる、育児期に適した上着及び育児用の補助布を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の発明は、乳児Bを育児者Mの身体前方にて抱いた状態、あるいは、身体後方にて背負った状態のまま着用できる、育児期に適した上着において、上着本体1と、この上着本体1へ着脱可能とされた補助布2とを備え、上記の上着本体1の前身頃11と後身頃とのうち少なくとも一方には、上記の補助布2を挿入するために、上記身頃11の左側片11aと右側片11bとを結合及び分離可能とした上着本体側分割部12を備え、上記の補助布2は、上方に幅狭部21が、下方に幅広部22が設けられたものであり、上記の幅狭部21の下端辺21aが、上記の幅広部22の上端辺22aよりも下方に配位されたものであって、上記の幅狭部21は、左右両端辺に、上記の上着本体側分割部12に対して結合及び分離可能な留め具23を備え、上記の幅広部22は、上記の幅狭部21よりも相対的に幅広に形成されたものであって、上着本体1に取り付けられた際において、幅広部22の上端辺22aが、上着本体1において補助布2を取り付ける側の身頃11の下端辺11cよりも上方に位置するものであり、かつ、幅広部22の下端辺22bが、抱かれた、あるいは背負われた状態にある乳児Bの脚部の下端よりも下方に位置するものであることを特徴とする、育児期に適した上着を提供する。
【0010】
また、本願の請求項2に記載の発明は、上記の幅狭部21と幅広部22とは、縫製により一体とされており、幅狭部21の下端辺21aと幅広部22の上端辺22aとの間において、幅狭部21の左右両端辺が、幅広部22に対して固定されない状態にあることを特徴とする、請求項1に記載の育児期に適した上着を提供する。
【0011】
また、本願の請求項3に記載の発明は、上記の幅広部22が、少なくとも前方片221と後方片222とを備えたものであって、上記の前方片221と後方片222とが接続され、幅広部22の底部及び左右両端部が閉鎖された袋状とされたことを特徴とする、請求項1に記載の育児期に適した上着を提供する。
【0012】
また、本願の請求項4に記載の発明は、上着の前身頃11における中央側端辺間に取り付けられるものであり、育児者Mの身体前方において抱かれた乳児Bを保護するための、育児用の補助布2において、相対的に幅狭である幅狭部21と、当該幅狭部21の下方に設けられた、相対的に幅広である幅広部22とを備え、上記の幅狭部21には、上着の前身頃11に対して着脱可能とするための留め具23を備えたことを特徴とする、育児用の補助布を提供する。
【発明の効果】
【0013】
本願の請求項1に記載の発明は、補助布2が上着本体1に取り付けられた際において、幅広部22の上端辺22aが、上着本体1において補助布2を取り付ける側の身頃11の下端辺11cよりも上方に位置するものであり、かつ、幅広部22の下端辺22bが、抱かれた、あるいは背負われた状態にある乳児Bの脚部の下端よりも下方に位置するものであることから、上着本体1から下方にはみ出した乳児Bの脚部を幅広部22が覆うことができ、上着本体1がショート丈のジャンバーやジャケットである場合でも、乳児Bを冷気から完全に保護することができたものである。
【0014】
また、本願の請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明の効果に加え、幅狭部21の下端辺21aと幅広部22の上端辺22aとの間において、幅狭部21の左右両端辺が、幅広部22に対して固定されない状態にあることから、幅広部22のうち、補助布2が取り付けられた身頃と重なり合う部分についても、この身頃の内側に容易に収めることができ、上着本体1に補助布2を簡単に取り付けることができたものである。
【0015】
また、本願の請求項3に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明の効果に加え、幅広部22が袋状とされ、乳児Bの脚部がこの袋状の部分に入り込むことで、より確実に乳児Bの脚部を冷気から保護することができたものである。
【0016】
また、本願の請求項4に記載の発明は、補助布2が幅広部22を備えたことにより、上着の前身頃11に補助布2が取り付けられた場合に、この上着がショート丈のジャンバーやジャケットである場合でも、乳児Bを冷気から保護することができたものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態の一例をとりあげて説明する。図1及び図2は、本願発明の実施例に係る補助布を示し、図4は本願発明の実施例に係る上着本体及び上着の着用状態を示す。また、図6は本願発明の実施例に係る補助布の布地の組み合わせ方を示す。
【0018】
本実施例に係る上着は、上着本体1と、この上着本体1へ着脱可能とされた補助布2とを備えたものである。
【0019】
上着本体1の前身頃と後身頃とのうち少なくとも一方には、上記の補助布2を挿入するために、上記身頃の左側片と右側片とを結合及び分離可能とした上着本体側分割部12を備える。本実施例においては、図4(A)に示すように、この上着本体側分割部12が前身頃11における中央側端辺に設けられたジッパーとされているが、これに限定されたものではなく、例えば、ホック、ボタン、面ファスナーなど、上記身頃11の左側片11aと右側片11bの各々に設けられた一方側部分と他方側部分との着脱が可能なものであれば、ジッパー以外の種々の手段を採用することができる。
【0020】
上着本体側分割部12は、前身頃11と後身頃とのいずれか一方に設けられたものであっても良いし、各身頃の両方に設けられたものであっても良い。なお、図4(A)に示すように、前身頃11に設けられた上着本体側分割部12は、乳児Bを身体前方にて抱いた状態とする際に補助布2が挿入されて用いられる(図4(B)参照)。一方、後身頃に設けられた上着本体側分割部12は、乳児を身体後方にて背負った状態とする際に補助布2が挿入されて用いられる。
【0021】
なお、上着本体1としては、図4(A)に示すようにごく一般的な前開きのジャンバーやジャケット、つまり、上着本体1の単独で上着として成立するものを用いることもでき、この場合には、上着本体側分割部12が前身頃11に設けられたものとして扱うことができる。ただし、このように一般的なジャンバーやジャケットを用いる際には、下記補助布2の幅広部22を留めるためのホックなどの固定手段13をユーザーが前身頃11の内面に取り付けて用いることが望ましい(図4(B)参照)。
【0022】
次に、本実施例における補助布2は、2枚の布地が組み合わされたものであって、そのうち上方に設けられた布地が幅狭部21であり、下方に設けられた布地が幅広部22である。具体的には、各布地が組み合わされた状態において、図1(A)及び図2(A)に示すような、平面視が逆T字形の形態とされており、幅狭部21が、幅広部22の略中央において接続されている。幅狭部21の下端辺21aは、幅広部22の上端辺22aよりも下方に配位されている。ただし、図3に示すように、平面視が逆T字形の形態とされた1枚の布地からなるものであっても良い。
【0023】
この補助布2を構成する布地としては、乳児Bに冷気の冷たさが伝わらないように、厚手で通気性の低い布地を用いることが望ましい。
【0024】
なお、補助布2を構成する各布地の組合わせ方は特に限定されるものではなく、例えば、図6(A)に示したように、幅狭部21と幅広部22とを各々長方形の布地C1,C2として各々を縫い合わせたものや、図6(B)に示したように、幅狭部21と幅広部22のうち下半分とを一体の逆T字状の布地C3とし、幅広部22のうち上半分を長方形の布地C4として各々を縫い合わせたものなど、種々の組合わせ方で実施できる。
【0025】
また、本実施例における幅狭部21と幅広部22との接続は縫製によりなされている。なお、この接続は縫製以外の手段によりなされていても良く、例えばジッパーやホックにより、幅狭部21と幅広部22とが分離可能とされていても良い。このようにした場合は、さほど寒くない時期に着用する場合など、上着の着用状況に合わせて、補助布2の幅狭部21のみを選択して上着本体1に取り付けることもでき、より使い勝手の良いものとできる。
【0026】
上記の縫製による縫い目24は、図1(A)に示すように、幅狭部21の左右側に平行に2本設けられたものとしても良いし、図2(A)に示すように、幅狭部21の下端辺に平行に1本設けられたものとしても良く、幅狭部21に対して種々の位置に設けることができる。ただし、これらの縫い目24は、幅狭部21の左右両端辺には設けられていない。つまり、幅狭部21の下端辺21aと幅広部22の上端辺22aとの間において、幅狭部21の左右両端辺は、例えば図1(B)や図2(B)に示すように幅広部22に対して固定されない状態で、幅広部22から浮き上った、いわゆる「持ち出し」の仕様とされている。これにより、上着本体1の上着本体側分割部12と幅狭部21の留め具23とを結合させる際にも幅広部22が邪魔になることがなく、幅広部22のうち前身頃11と重なり合う部分についても、前身頃11の内側に容易に収めることができる。
【0027】
幅狭部21は、左右両端辺に、上着本体1において補助布2を取り付ける側の身頃(本実施例では前身頃11)における上着本体側分割部12に対して結合及び分離可能な留め具23を備えている。本実施例においては、上記のように、上着本体1における上着本体側分割部12がジッパーとされていることから、留め具23もこれに合わせてジッパーとされており、上着本体1への補助布2の着脱が容易とされている。また、上記と同様にして、上着本体側分割部12は、例えば、ホック、ボタン、面ファスナーなどの種々の手段によって実施可能であるため、この留め具23も上着本体側分割部12に一致するようにして変更が可能である。
【0028】
幅広部22は、上記の幅狭部21よりも相対的に幅広に形成されたものであって、本実施例においては、補助布2が上着本体1に取り付けられた際において、上端辺22aが、上着本体1において補助布2を取り付ける側の身頃(本実施例では前身頃11)の下端辺11cよりも上方に位置する。つまり、上着本体1に補助布2が取り付けられた際にあっても、図4(B)や図5(A)に示すように、幅広部22の上側部分と上着本体1の前身頃11の一部とが重なり合った状態となるため、ここに隙間ができて冷気が侵入する可能性が小さい。
【0029】
ただし、補助布2を図3に示すような1枚物とした場合には、幅広部22の上端辺22aが、図5(B)に示すように、上着本体1の身頃の下端辺11cとほぼ一致することとなるが、上記のような隙間の発生を許容する場合には、このような形態で補助布2を形成しても良い。
【0030】
なお、この幅広部22の表面における上方角部には、ホックや面ファスナーなどの固定手段25が設けられており、これに対応して上着本体1の身頃内面側に設けられた固定手段13に取り付けられることにより、幅広部22がめくれて隙間ができてしまうことがないようにされている。
【0031】
一方、幅広部22の下端辺22bは、補助布2が上着本体1に取り付けられた際において、抱かれた状態にある乳児Bの脚部の下端よりも下方に位置するものとされている。具体的には、幅狭部21の下端辺から幅広部22の下端辺22bまでの寸法が20〜40cmとされており、着用時において幅広部22の下端辺22bが育児者Mのひざ上辺りに配位される。
【0032】
また、幅広部22の幅寸法は、乳児Bの脚部を覆うことのできる寸法であれば良く、特に限定されるものではない。よって、育児者Mの腰周りの全周にわたって配位できる寸法として実施しても良い。
【0033】
本実施例においては、幅広部22が図1(C)に示すように平坦な布地とされているが、この他に、図1(D)に示すように、幅広部22が少なくとも前方片221と後方片222とを備えたものであって、これら前方片221と後方片222とが接続され、底部及び左右両端部が閉鎖された袋状とされたものであっても良い。このように幅広部22を袋状とすることにより、この部分に乳児Bの脚部を納めることができるため、より確実に乳児Bの脚部を冷気から保護することができる。なお、上記の前方片221と後方片222との間に別の布地を取り付けて襠を形成したものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本願発明の一実施例に係る補助布を示し、(A)は平面図、(B)はA−A矢視の断面図、(C)はB−B矢視の断面図であり、(D)は、他の実施例に係る補助布を示すもので、前記B−B矢視に相当する断面図である。
【図2】本願発明の他の実施例に係る補助布を示し、(A)は平面図、(B)はC−C矢視の断面図である。
【図3】本願発明の他の実施例に係る補助布を示す平面図である。
【図4】(A)は本願発明の一実施例に係る上着本体を示し、(B)は上着本体に補助布を取り付けた上着の着用状態を示す説明図である。
【図5】上着本体と補助布との位置関係を示す縦断面視の説明図であり、(A)は図1(A)に示した補助布を取り付けたもの、(B)は図3に示した補助布を取り付けたものである。
【図6】(A)(B)とも、本願発明の一実施例に係る補助布の布地の組み合わせ方を示す概略図である。
【符号の説明】
【0035】
1 上着本体
11 前身頃
11a 前身頃の左側片
11b 前身頃の右側片
11c 身頃の下端辺
12 上着本体側分割部
2 補助布
21 幅狭部
21a 幅狭部の下端辺
22 幅広部
22a 幅広部の上端辺
22b 幅広部の下端辺
221 幅広部の前方片
221 幅広部の後方片
23 留め具
B 乳児
M 育児者

【特許請求の範囲】
【請求項1】
乳児(B)を育児者(M)の身体前方にて抱いた状態、あるいは、身体後方にて背負った状態のまま着用できる、育児期に適した上着において、
上着本体(1)と、この上着本体(1)へ着脱可能とされた補助布(2)とを備え、
上記の上着本体(1)の前身頃(11)と後身頃とのうち少なくとも一方には、上記の補助布(2)を挿入するために、上記身頃(11)の左側片(11a)と右側片(11b)とを結合及び分離可能とした上着本体側分割部(12)を備え、
上記の補助布(2)は、上方に幅狭部(21)が、下方に幅広部(22)が設けられたものであり、
上記の幅狭部(21)の下端辺(21a)が、上記の幅広部(22)の上端辺(22a)よりも下方に配位されたものであって、
上記の幅狭部(21)は、左右両端辺に、上記の上着本体側分割部(12)に対して結合及び分離可能な留め具(23)を備え、
上記の幅広部(22)は、上記の幅狭部(21)よりも相対的に幅広に形成されたものであって、
上着本体(1)に取り付けられた際において、幅広部(22)の上端辺(22a)が、上着本体(1)において補助布(2)を取り付ける側の身頃(11)の下端辺(11c)よりも上方に位置するものであり、
かつ、幅広部(22)の下端辺(22b)が、抱かれた、あるいは背負われた状態にある乳児(B)の脚部の下端よりも下方に位置するものであることを特徴とする、育児期に適した上着。
【請求項2】
上記の幅狭部(21)と幅広部(22)とは、縫製により一体とされており、
幅狭部(21)の下端辺(21a)と幅広部(22)の上端辺(22a)との間において、幅狭部(21)の左右両端辺が、幅広部(22)に対して固定されない状態にあることを特徴とする、請求項1に記載の育児期に適した上着。
【請求項3】
上記の幅広部(22)が、少なくとも前方片(221)と後方片(222)とを備えたものであって、
上記の前方片(221)と後方片(222)とが接続され、幅広部(22)の底部及び左右両端部が閉鎖された袋状とされたことを特徴とする、請求項1に記載の育児期に適した上着。
【請求項4】
上着の前身頃(11)における中央側端辺間に取り付けられるものであり、育児者(M)の身体前方において抱かれた乳児(B)を保護するための、育児用の補助布(2)において、
相対的に幅狭である幅狭部(21)と、当該幅狭部(21)の下方に設けられた、相対的に幅広である幅広部(22)とを備え、
上記の幅狭部(21)には、上着の前身頃(11)に対して着脱可能とするための留め具(23)を備えたことを特徴とする、育児用の補助布。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−45252(P2008−45252A)
【公開日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−224073(P2006−224073)
【出願日】平成18年8月21日(2006.8.21)
【出願人】(504274929)有限会社シーエスピー (3)
【Fターム(参考)】