説明

腫瘍の診断と治療のための組成物と方法

本発明は、哺乳動物における腫瘍の診断及び治療に有用な組成物及びこれらの同一の組成物を使用する方法を対象とする。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)配列番号21−34の何れか一のCDR−L1配列、
(b)配列番号35−38の何れか一のCDR−L2配列、
(c)配列番号39−41の何れか一のCDR−L3配列、
(d)配列番号42−45の何れか一のCDR−H1配列、
(e)配列番号46−60の何れか一のCDR−H2配列、及び
(f)配列番号61−65の何れか一のCDR−H3配列
からなる群より選択された少なくとも一のCDR配列を含んでなる単離された抗体。
【請求項2】
配列番号66−75の何れか一のVHアクセプターヒトコンセンサスフレームワーク配列を更に含む、請求項1に記載の単離された抗体。
【請求項3】
配列番号76−79の何れか一のVLアクセプターヒトコンセンサスフレームワーク配列を更に含む、請求項1に記載の単離された抗体。
【請求項4】
配列番号66−75の何れか一のVHアクセプターヒトコンセンサスフレームワーク配列、及び配列番号76−79の何れか一のVLアクセプターヒトコンセンサスフレームワーク配列を更に含む、請求項1に記載の単離された抗体。
【請求項5】
抗体断片である、請求項1に記載の抗体。
【請求項6】
キメラ抗体又はヒト化抗体である、請求項1に記載の抗体。
【請求項7】
増殖阻害剤にコンジュゲートしている、請求項1に記載の抗体。
【請求項8】
細胞障害性剤にコンジュゲートしている、請求項1に記載の抗体。
【請求項9】
細胞障害性剤が、毒素、抗生物質、放射性同位元素及び核酸分解酵素からなる群より選択される、請求項8に記載の抗体。
【請求項10】
細胞障害性剤が毒素である、請求項8に記載の抗体。
【請求項11】
毒素が、メイタンシノイド及びカリケアマイシンからなる群より選択されるものである、請求項10に記載の抗体。
【請求項12】
毒素がメイタンシノイドである、請求項10に記載の抗体。
【請求項13】
細菌中で生成される、請求項1に記載の抗体。
【請求項14】
CHO細胞中で生成される、請求項1に記載の抗体。
【請求項15】
結合する細胞の死を誘発する、請求項1に記載の抗体。
【請求項16】
前記細胞が卵巣癌細胞である、請求項15に記載の抗体。
【請求項17】
前記細胞が肺癌細胞である、請求項15に記載の抗体。
【請求項18】
検出可能に標識される、請求項1に記載の抗体。
【請求項19】
配列番号6−11に示された何れかのVL配列を含む単離された抗体。
【請求項20】
配列番号15−20に示された何れかのVH配列を含む単離された抗体。
【請求項21】
配列番号6のVL配列及び配列番号15のVH配列を含む単離された抗体。
【請求項22】
配列番号7のVL配列及び配列番号16のVH配列を含む単離された抗体。
【請求項23】
配列番号8のVL配列及び配列番号17のVH配列を含む単離された抗体。
【請求項24】
配列番号9のVL配列及び配列番号18のVH配列を含む単離された抗体。
【請求項25】
配列番号10のVL配列及び配列番号19のVH配列を含む単離された抗体。
【請求項26】
配列番号11のVL配列及び配列番号20のVH配列を含む単離された抗体。
【請求項27】
配列番号80の重鎖配列を含む単離された抗体。
【請求項28】
配列番号81の軽鎖配列を含む単離された抗体。
【請求項29】
配列番号80の重鎖配列及び配列番号81の軽鎖配列を含む単離された抗体。
【請求項30】
請求項1に記載の抗体を産生する細胞
【請求項31】
請求項1に記載の抗体をコードする単離された核酸。
【請求項32】
請求項1に記載の抗体である第二の抗体が結合したTAT211抗原性エピトープに結合する第一の抗体を同定する方法であって、該方法が、該第二の抗体のTAT211ポリペプチドへの結合を遮断する該第一の抗体の能力を決定することを含み、該第二の抗体の該TAT211ポリペプチドへの結合を遮断する該第一の抗体の能力が、等しい抗体濃度で少なくとも40%であった場合に、該第二の抗体が結合したエピトープへ結合することができる該第一の抗体を示す方法。
【請求項33】
TAT211ポリペプチドを発現する細胞の増殖を阻害する方法であって、前記細胞に、請求項1に記載の抗体を接触させることを含み、該抗体の該TAT211ポリペプチドへの結合が、該細胞の増殖の阻害を引き起こす方法。
【請求項34】
前記TAT211ポリペプチドが配列番号2のアミノ酸配列又はその細胞外ドメインを含む、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記細胞が卵巣癌細胞である、請求項33に記載の方法。
【請求項36】
前記細胞が肺癌細胞である、請求項33に記載の方法。
【請求項37】
TAT211ポリペプチドを発現する細胞を含む癌性腫瘍を有する哺乳動物を治療的に処置する方法であって、該方法が、該哺乳動物に対して、請求項1に記載の抗体の治療的有効量を投与することにより、該哺乳動物を効果的に処置することを含む方法。
【請求項38】
前記TAT211ポリペプチドが配列番号2のアミノ酸配列又はその細胞外ドメインを含む、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記細胞が卵巣癌細胞である、請求項37に記載の方法。
【請求項40】
前記細胞が肺癌細胞である、請求項37に記載の方法。
【請求項41】
TAT211タンパク質を含むと疑われる試料中における該タンパク質の存在を決定する方法であって、該方法が、請求項1に記載の抗体に該試料を曝露し、該試料中において該タンパク質に対する該抗体の結合を決定することを含み、該タンパク質への抗体の結合が、該試料中における該タンパク質の存在を示す方法。
【請求項42】
前記試料が、前記タンパク質を発現すると疑われる細胞を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
前記細胞が卵巣癌細胞である、請求項42に記載の方法。
【請求項44】
前記細胞が肺癌細胞である、請求項42に記載の方法。
【請求項45】
前記抗体が検出可能に標識される、請求項42に記載の方法。
【請求項46】
哺乳動物において腫瘍の存在を診断する方法であって、該方法が、該哺乳動物から採取した組織細胞の試験試料、及び同じ組織起源の既知の正常細胞のコントロール試料における、TAT211ポリペプチドをコードする遺伝子の発現レベルを決定することを含み、コントロール試料と比較して試験試料における該TAT211ポリペプチドの発現レベルが高い場合に、試験試料を採取した哺乳動物における腫瘍の存在を示す方法。
【請求項47】
前記ポリペプチドをコードする遺伝子の発現レベルを決定する工程が、インシツハイブリダイゼーション又はRT−PCR分析においてオリゴヌクレオチドを使用することを含む、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記タンパク質をコードする遺伝子の発現レベルを決定する工程が、免疫組織化学分析又はウエスタンブロット分析において抗体を使用することを含む、請求項46に記載の方法。
【請求項49】
前記腫瘍が卵巣又は肺腫瘍である、請求項46に記載の方法。
【請求項50】
前記TAT211ポリペプチドが配列番号2のアミノ酸配列又はその細胞外ドメインを含む、請求項46に記載の方法。
【請求項51】
哺乳動物における腫瘍の存在を診断する方法であって、該方法が、該哺乳動物から採取した組織細胞の試験試料を請求項1に記載の抗体と接触させて、試験試料中での該抗体とTAT211タンパク質との複合体の形成を検出することを含み、複合体の形成が、該哺乳動物における腫瘍の存在を示す方法。
【請求項52】
前記組織細胞からなる試験試料が、癌性腫瘍を有すると疑われる個体から得られたものである、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記癌性腫瘍が卵巣又は肺腫瘍である、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
前記TAT211ポリペプチドが配列番号2のアミノ酸配列又はその細胞外ドメインを含む、請求項51に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公表番号】特表2013−511993(P2013−511993A)
【公表日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−541221(P2012−541221)
【出願日】平成22年11月29日(2010.11.29)
【国際出願番号】PCT/US2010/058197
【国際公開番号】WO2011/066503
【国際公開日】平成23年6月3日(2011.6.3)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.サランラップ
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】