説明

自動スイング背当

【課題】パソコン等のデスクワークが増えている現在、リラックスできない、肩こりで悩んでいる人が増えているといわれる。そこで原因に着目してみると、同じ姿勢を長時間強いられていることが大きい要員と考えられる。姿勢を変化させることでリラックスし肩こり及び無呼吸解消を可能にする商品が求められている。
【解決手段】同じ姿勢が長時間続かないように、椅子や座椅子に座ってパソコン等の作業をしているとき上半身を前後左右にスイングしスイング角度、速度、時間調整できる背当てを開発した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、上半身をひねることで体の緊張を緩和させ、こり、無呼吸を解消する装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来は、素材又は形状を変える、振動させる等の背当が多数考えられ商品化されているが、数種類使って見ると、使い初めはよさそうだった。
【0003】
しかし、慣れてくると、どの商品も同じ姿勢が長時間続き以前の緊張状態に戻ったり、効果の割に構造が複雑で普及していない。
【特許文献1】特開2002−65433(P2002−65433A)広報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
解決しようとする問題点は、上半身が長時間同じ姿勢をさせない点と構造が簡単なことである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、従来の椅子の背当に軸一本を設け自動でスイングさせることで上半身を左右にひねり同じ姿勢を長時間させないことを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の自動スイング背当は、上半身をひねることで、緊張を緩和し血行不良、こり、無呼吸等の解消効果がある。
【0007】
又、頭部を動かさない様にすると、デスクワーク等に支障なく利用できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
従来の背当が軸で支えられた椅子と同様なつくりで、背当ての内部又は外部に転がり軸受けを備え、軸又は背当を電動等の動力でスイングさせることで、上半身を左右にひねるという自動スイング背当を実現した。
【実施例1】
【0009】
図1は本発明の1実施例の見取り図である。本体は背当て1の中心に縦軸2と背当てを円滑に回転する内部回転軸受け3又は外部回転軸受け4が有り、縦軸は座席5後部の軸受け6で支持されている。
【0010】
内部動力7又は外部動力が縦軸をスイングさせる。
【0011】
内部動力及びスイング装置は市販品で各種あるので説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】自動スイング背当ての実施方法を示した説明図である。(実施例1)
【符号の説明】
【0013】
1 背当て
2 縦軸
3 内部回転軸受け
4 外部回転軸受け
5 座席
6 軸受け
7 内部動力

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上半身を左右にスイングする背当付き椅子において、上半身上部を大きく動かし上半身下部の無理な動きを押さえるために可動部の上部が大きく下部が狭くなった背当の中心の内部又は外部に縦軸とそれを円滑に回転する軸受けを設け、軸を支持する軸受けを座席後部に設置し、背当て内部又は外部に設置した電動機等の動力で背当を反復スイングさせ、上半身又は背中、肩部を左右にひねることで、血行不良、体のこり、無呼吸等を解消し、椅子利用時の緊張緩和を促進することを特徴とする自動スイング背当。

【図1】
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【公開番号】特開2007−97831(P2007−97831A)
【公開日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−291482(P2005−291482)
【出願日】平成17年10月4日(2005.10.4)
【出願人】(591224032)
【Fターム(参考)】