説明

自動二輪車用テールランプ組立体

【課題】 自動二輪車用テールランプ組立体の提供。
【解決手段】 自動二輪車用テールランプ組立体は、少なくとも第1の色で点灯する少なくとも1つの発光ダイオードの第1のアレイを含む。発光ダイオードの第1の集合は、非動作状態、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれが第1の強度で点灯される走行状態、及び、発光ダイオードのそれぞれが第2のより明るい強度で点灯されるブレーキ状態で動作する。少なくとも1つの発光ダイオードの第2のアレイは、少なくとも第2の色で点灯される。第2のアレイは、非動作状態、及び、前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが交互に点灯及び消灯される点滅状態で動作する。前記点滅状態で前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが交互に点灯及び消灯される間、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれは前記第1の強度及び第2の強度のいずれか一方で点灯される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のテールランプに関する。より詳細には、本発明は、自動二輪車のテールランプ構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来では、自動二輪車のテールランプ構造は、通常、3つの別々のランプに含まれる。2つのオレンジないし琥珀色のターンシグナルランプが設けられ、そのうちの1つは、自動二輪車の左側に設けられ、他方は、自動二輪車の右側に設けられる。中央の赤色のランプは、自動二輪車が走行している間に点灯されるために設けられ、ブレーキが付与されたときにより明るい強度で点灯される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
その他の構造は、自動二輪車の両側に1つずつ位置される2つのランプのみを用いる。2色の発光ダイオードが用いられ、ブレーキが付与されたときは、発光ダイオードは赤に点灯し、ターン信号が用いられるとき、適切な側の発光ダイオードが琥珀ないしオレンジ色に点滅する。発光ダイオードは2色であるので、唯一の色しか、従って唯一の機能しか、任意の時間に点灯されることができない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
一実施例では、本発明は、フレームと、ブレーキアクチュエータと、ターンシグナルスイッチと、イグニッションスイッチとを含む自動二輪車を提供する。ブレーキアクチュエータはブレーキ信号を発生し、ターンシグナルスイッチはターン信号を発生し、イグニッションスイッチはイグニッション信号を発生する。テールランプ組立体は、自動二輪車の後部に結合され、テールランプハウジングを含む。少なくとも1つの発光ダイオードの第1のアレイは、テールランプハウジングに結合される。第1のアレイは、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれが点灯されない非動作状態、前記イグニッション信号に応答して、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれが第1の強度で点灯される走行状態、及び、前記ブレーキ信号に応答して、発光ダイオードのそれぞれが前記第1の強度よりも大きい第2の強度で点灯されるブレーキ状態で動作可能である。少なくとも1つの発光ダイオードの第2のアレイは、テールランプハウジングに結合される。第2のアレイは、前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが点灯されない非動作状態、及び、前記ターン信号に応答して、前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが交互に点灯及び消灯される点滅状態で動作可能である。前記点滅状態で前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが交互に点灯及び消灯される間、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれは前記第1の強度及び第2の強度のいずれか一方で点灯される。前記第1のアレイは、少なくとも第1の色で点灯するように動作可能であり、前記第2のアレイは、少なくとも第2の色で点灯するように動作可能である。
【0005】
その他の実施例では、本発明は、車両上のテールランプ組立体を点灯する方法であって、走行状態において第1の強度で少なくとも1つの発光ダイオードの第1のアレイを点灯するステップと、
点滅状態において少なくとも1つの発光ダイオードの第2のアレイを交互に点灯及び消灯するステップと、
ブレーキ状態において前記第1の強度よりも大きい第2の強度で前記少なくとも1つの発光ダイオードの第1のアレイを点灯するステップと、
前記点滅状態で前記少なくとも1つの発光ダイオードの第2のアレイが交互に点灯及び消灯される間、前記少なくとも1つの発光ダイオードの第1のアレイを前記第1の強度及び第2の強度のいずれか一方で点灯するステップとを含む、方法を提供する。
【0006】
本発明の他の局面は、添付図面及び詳細な説明を考慮することにより明らかになるだろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明の実施例を詳説する前に、理解されるべきこととして、本発明は、図面に図示された又は次の説明が付与された部品の構造及び配置の詳細にその用途が限定されるものでない。本発明は、他の実施例が可能であり、種々の態様で実現ないし実施されることができる。また、理解されるべきこととして、ここで用いられる専門語ないし用語は、説明の目的であり、限定としてみなされるべきでない。“含む”や“有する”及びそれらの変形は、その前に列挙されるアイテム及びその均等物のみならず、追加のアイテムを包含する意図で用いられている。特に特定ないし限定されない限り、用語“搭載される”、“接続される”、“支持される”及び“結合される”及びそれらの変形は、広い意味で用いられ、直接的及び間接的な搭載、接続、支持、及び結合を包含する。更に、“接続される”及び“結合される”は、物理的又は機械的な接続や結合に限定されない。
【0008】
図1は、フレーム12と、フレーム12の前部に回転可能に結合される操舵組立体14と、操舵組立体14に回転可能に結合される前輪16を含む自動二輪車10を示す。スイングアーム18は、フレーム12の後部に回転可能に結合され、後輪20は、スイングアーム18に回転可能に結合される。シート22は、スイングアーム18の略上に配置される。テールランプ組立体24は、後輪20の上でフレーム12の後部に結合される。自動二輪車10は、操舵組立体14に結合されるハンドブレーキレバー26と、フレーム12に結合されるブレーキペダル28と、操舵組立体14に結合されるターンシグナルスイッチ30と、操舵組立体14に結合されるイグニッションスイッチ(図示せず)とを含む。ブレーキレバー26とブレーキペダル28は、作動時にブレーキ信号を生成し、ターンシグナルスイッチ30は、作動時にターン信号を生成し、イグニッションスイッチは、起動時にイグニッション信号を生成する。
【0009】
図2は、クロスバー32と、クロスバー32の左端に配置される第1のテールランプ34と、クロスバー32の右端に配置される第2のテールランプ36とを含むテールランプ組立体24の一実施例を示す。第1のテールランプ34は、少なくとも1つのレンズ38を有し、第2のテールランプ36は、少なくとも1つのレンズ40を有する。ライセンスプレートライト42は、クロスバー32上の第1及び第2のテールランプ34,36の略間に配置される。電源コード44は、クロスバー32から外側に延在し、自動二輪車の電源から電力を供給する。自動二輪車10は、テールランプ組立体24に所望の強度及び持続時間で電力を送るターンシグナル制御モジュール(図示せず)を含む。
【0010】
左右のテールランプ34,36は、略同一である。それ故に、左のテールランプ34のみが図3を参照して説明される。テールランプ34は、レンズ38の背後に配置される回路基板46を有する(レンズは明瞭化のために取り除かれている)。ランプ34は、第1のパターンで回路基板46に搭載される発光ダイオード(LEDs)の第1のアレイ48を有する。発光ダイオードの第2のアレイ50は、第2のパターンで回路基板46に搭載される。第1のアレイ48及び第2のアレイ50は、ボード46上に混合される。第1のアレイ48は、赤の発光ダイオードを含む。第2のアレイ50は、琥珀色の発光ダイオードを含む。他の実施例では、第2のアレイ50は、白の発光ダイオードを含むことができる。発光ダイオードは、電源コード44に結合する電線(図示せず)によりハウジングの後部に回路基板46を介して電気的に接続される。一実施例では、第2のアレイ50は、白になり、少なくとも1つのレンズ38は琥珀色である。その他の実施例では、第2のアレイ50は、琥珀色になり、少なくとも1つのレンズ38は透明である。双方の実施例において、第2のアレイ50の最終的な色は、点灯時に琥珀色であり、第1のアレイ48の最終的な色は、点灯時に赤色である。
【0011】
アレイは、ここでは、単一の色の一以上の発光ダイオードの集合若しくは構造を含むものと定義される。第1のアレイ48は、発光ダイオードのそれぞれが点灯されない非動作状態、イグニッション信号に応答して発光ダイオードのそれぞれが第1の強度で点灯される走行状態、及び、ブレーキ信号に応答して発光ダイオードのそれぞれが第1の強度よりも大きい第2の強度で点灯されるブレーキ状態で動作する。第2のアレイ50は、発光ダイオードのそれぞれが点灯されない非動作状態、及び、ターン信号に応答して発光ダイオードのそれぞれが交互に点灯及び消灯される点滅状態で動作する。
【0012】
自動二輪車10が電源オフされるとき、双方のランプ34,36のアレイ48,50は、図4に示すように、点灯されない。イグニッションスイッチがオンとなるとき、図5に示すように、第1の低い強度で点灯させるための信号が、双方のランプ34,36の第1のアレイ48に送られ、その間、双方のランプ34,36の第2のアレイは、非点灯のままである。ライセンスプレートライト(図2)も、イグニッションスイッチの起動に応答して点灯される。
【0013】
右のターンシグナルスイッチ30が作動されるとき、交互に点灯及び消灯させるための信号が、右のランプ36の第2のアレイ50に送られる。双方のランプ34,36の第1のアレイ48は、走行時の強度のままである一方、右のランプ36の第2のアレイ50は、点滅する。右のランプ36は、第2のアレイ50が点灯しているか消灯しているかに依存して、図6と図5に示す状態間を交互する。左右のテールランプ34,36は実質的に同一であるので、右のテールランプ36に対して説明したのと同様に、左のターンシグナルスイッチ30に応答して、左のテールランプ34で同一の点灯パターンが生ずる。
【0014】
ブレーキレバー26とブレーキペダルの一方若しくは双方が作動されるとき、双方のランプ34,36の第1のアレイ48は、図7に示すように、第2のより明るい強度で点灯される。双方のランプ34,36の第1のアレイ48は、ブレーキレバー26とブレーキペダルの少なくとも一方が作動している限り、より明るい強度で点灯したままである。例えば、ブレーキレバー26とブレーキペダルの少なくとも一方が作動されている間に左のターンシグナルスイッチ30が作動されるとき、左のテールランプ34の第2のアレイ50は、点灯(図8)と消灯(図7)の間を交互する。双方のランプ34,36の第1のアレイ48は、第2のアレイ50の状態に関係なく、ブレーキレバー26とブレーキペダルの少なくとも一方が作動している限り、第2のより明るい強度のままである。テールランプ34,36の第2のアレイ50の一方が点滅状態である間にブレーキ信号が断絶されると、テールランプ34,36の第1のアレイ48は、図6を参照して説明したような低強度で点灯することになる。
【0015】
イグニッション信号、ブレーキ信号及びターン信号に応じた光の動作の要約が、表1に含まれる。
【0016】
【表1】

他の実施例では、ターン方向のテールランプ34,36の第1のアレイ48は、(i)点滅状態中にターン方向のテールランプ34,36の第2のアレイ50が点灯されるときに第1の強度、及び、(ii)ブレーキ信号が点滅状態の全体を通して連続しているが点滅状態中にターン方向のテールランプ34,36の第2のアレイ50が点灯していないときにより高い強度、の間で交互しうる。他言すると、ブレーキが付与されるとき、ターン方向の第1のアレイ48は、ターン方向の第2のアレイ50が点滅の消灯時により高い強度で点灯し、ターン方向の第2のアレイ50が点滅の点灯時により低い強度で点灯しうる。
【0017】
図9は、異なるボード46’上の第1のアレイ48’及び第2のアレイ50’の代替構造を示す。図示の実施例では、第2のアレイ50’は、テールランプ34’の略中心に配置される単一のダイオードを含む。ダイオードの第1のアレイ48’は、第2のアレイ50’を囲繞する集合を形成する。他の実施例では、第2のアレイ50’は、テールランプの略中心に配置される2つ以上のダイオードを含む。更なる他の実施例では、第2のアレイ50’は、テールランプ34’の略中心に配置され第1のアレイ48’により囲繞される4つ以上のダイオードを含む。図9に示す実施例の第1のアレイ48’及び第2のアレイ50’は、図1乃至図8に示す実施例の第1及び第2のアレイ48,50と同様に動作する。
【0018】
本発明の種々の特徴及び利点は添付の特許請求の範囲に示される。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明を具現化するテールランプ組立体を含む自動二輪車の斜視図。
【図2】図1のテールランプ組立体の斜視図。
【図3】図2のテールランプ組立体のテールランプの正面図であり、第1及び第2の発光ダイオードのアレイを示す図。
【図4】図2のテールランプ組立体の正面図であり、点灯されていない状態での第1及び第2のアレイを示す図。
【図5】図4に類する図であり、走行状態での第1のアレイと、点灯されていない状態での第2のアレイを示す図。
【図6】図4に類する図であり、走行状態での第1のアレイと、点滅状態での右のテールランプ上の第2のアレイを示す図。
【図7】図4に類する図であり、ブレーキ状態での第1のアレイと、点灯されていない状態での第2のアレイを示す図。
【図8】図4に類する図であり、ブレーキ状態での第1のアレイと、点滅状態での左のテールランプ上の第2のアレイを示す図。
【図9】図3のテールランプの代替構成の正面図である。
【符号の説明】
【0020】
34,36 テールランプ
48 第1のアレイ
50 第2のアレイ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動二輪車用テールランプ組立体であって、
自動二輪車に結合されるように構成されたテールランプハウジングと、
前記テールランプハウジングに結合される少なくとも1つの発光ダイオードの第1のアレイであって、少なくとも第1の色で点灯するように動作可能であり、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれが点灯されない非動作状態、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれが第1の強度で点灯される走行状態、及び、発光ダイオードのそれぞれが前記第1の強度よりも大きい第2の強度で点灯されるブレーキ状態で動作可能である、第1のアレイと、
前記テールランプハウジングに結合される少なくとも1つの発光ダイオードの第2のアレイであって、少なくとも第2の色で点灯するように動作可能であり、前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが点灯されない非動作状態、及び、前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが交互に点灯及び消灯される点滅状態で動作可能である、第2のアレイとを含み、
前記点滅状態で前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが交互に点灯及び消灯される間、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれは前記第1の強度及び第2の強度のいずれか一方で点灯される、テールランプ組立体。
【請求項2】
前記第1の色は、赤色である、請求項1に記載のテールランプ組立体。
【請求項3】
前記第2の色は、コハク色である、請求項1に記載のテールランプ組立体。
【請求項4】
前記第1及び第2のアレイは、混合される、請求項1に記載のテールランプ組立体。
【請求項5】
前記第1及び第2のアレイは、前記テールランプハウジング上で略均一に分布される、請求項1に記載のテールランプ組立体。
【請求項6】
前記第1のアレイにおける発光ダイオードの数は、前記第2のアレイにおける発光ダイオードの数と略等しい、請求項5に記載のテールランプ組立体。
【請求項7】
前記第1のアレイは、前記第2のアレイを囲繞する、請求項1に記載のテールランプ組立体。
【請求項8】
前記第2のアレイは、5つよりも少ない発光ダイオードを含む、請求項7に記載のテールランプ組立体。
【請求項9】
前記第2のアレイは、単一の発光ダイオードを含む、請求項7に記載のテールランプ組立体。
【請求項10】
前記点滅状態で前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが交互に点灯及び消灯される間、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれは、前記走行状態で前記第1の強度で点灯され、
前記点滅状態で前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが交互に点灯及び消灯される間、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれは、前記ブレーキ状態で前記第2の強度で点灯される、請求項1に記載のテールランプ組立体。
【請求項11】
フレームと、
前記フレームに結合され、ブレーキ信号を発生するように動作可能なブレーキアクチュエータと、
前記フレームに結合され、ターン信号を発生するように動作可能なターンシグナルスイッチと、
前記フレームに結合され、イグニッション信号を発生するように動作可能なイグニッションスイッチと、
前記フレームの後部に結合されるテールランプ組立体とを含む自動二輪車であって、
前記テールランプ組立体は、
テールランプハウジングと、
前記テールランプハウジングに結合される少なくとも1つの発光ダイオードの第1のアレイであって、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれが点灯されない非動作状態、前記イグニッション信号に応答して、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれが第1の強度で点灯される走行状態、及び、前記ブレーキ信号に応答して、発光ダイオードのそれぞれが前記第1の強度よりも大きい第2の強度で点灯されるブレーキ状態で動作可能である、第1のアレイと、
前記テールランプハウジングに結合される少なくとも1つの発光ダイオードの第2のアレイであって、前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが点灯されない非動作状態、及び、前記ターン信号に応答して、前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが交互に点灯及び消灯される点滅状態で動作可能である、第2のアレイとを含み、
前記点滅状態で前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが交互に点灯及び消灯される間、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれは前記第1の強度及び第2の強度のいずれか一方で点灯され、
前記第1のアレイは、少なくとも第1の色で点灯するように動作可能である一方、前記第2のアレイは、少なくとも第2の色で点灯するように動作可能である、自動二輪車。
【請求項12】
前記第1の色は、赤色である、請求項11に記載の自動二輪車。
【請求項13】
前記第2の色は、コハク色である、請求項11に記載の自動二輪車。
【請求項14】
前記第1のアレイは、前記第2のアレイを取り囲む円形である、請求項11に記載の自動二輪車。
【請求項15】
前記第2のアレイは、5つよりも少ない発光ダイオードを含む、請求項14に記載の自動二輪車。
【請求項16】
前記第2のアレイは、単一の発光ダイオードを含む、請求項14に記載の自動二輪車。
【請求項17】
プレートを更に含み、
前記発光ダイオードは、前記プレート上に、前記第1及び第2のアレイが前記プレートの全体の表面に亘って混合されるような態様で、配置される、請求項11に記載の自動二輪車。
【請求項18】
前記点滅状態で前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが交互に点灯及び消灯される間、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれは、前記走行状態で前記第1の強度で点灯され、
前記点滅状態で前記第2のアレイの発光ダイオードのそれぞれが交互に点灯及び消灯される間、前記第1のアレイの発光ダイオードのそれぞれは、前記ブレーキ状態で前記第2の強度で点灯される、請求項11に記載の自動二輪車。
【請求項19】
車両上のテールランプ組立体を点灯する方法であって、
走行状態において第1の強度で少なくとも1つの発光ダイオードの第1のアレイを点灯するステップと、
点滅状態において少なくとも1つの発光ダイオードの第2のアレイを交互に点灯及び消灯するステップと、
ブレーキ状態において前記第1の強度よりも大きい第2の強度で前記少なくとも1つの発光ダイオードの第1のアレイを点灯するステップと、
前記点滅状態で前記少なくとも1つの発光ダイオードの第2のアレイが交互に点灯及び消灯される間、前記少なくとも1つの発光ダイオードの第1のアレイを前記第1の強度及び第2の強度のいずれか一方で点灯するステップとを含む、方法。
【請求項20】
前記点滅状態で前記少なくとも1つの発光ダイオードの第2のアレイが交互に点灯及び消灯される間、前記走行状態で前記少なくとも1つの発光ダイオードの第1のアレイを前記第1の強度で点灯するステップと、
前記点滅状態で前記少なくとも1つの発光ダイオードの第2のアレイが交互に点灯及び消灯される間、前記ブレーキ状態で前記少なくとも1つの発光ダイオードの第1のアレイを前記第2の強度で点灯するステップとを更に含む、請求項19に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−288205(P2008−288205A)
【公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2008−128834(P2008−128834)
【出願日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【出願人】(595179505)ハーレー−ダビッドソン・モーター・カンパニー・グループ・インコーポレーテッド (43)
【氏名又は名称原語表記】Harley−Davidson Motor Company Group,Inc.
【住所又は居所原語表記】3700 West Juneau Avenue,Milwaukee,Wisconsin 53208,United States of America
【Fターム(参考)】