説明

自動撮影システム、その制御方法及びコンピュータプログラム

【課題】遊園地などの乗り物に乗っていながら、任意の構図と任意のタイミングでお気に入りの写真を撮影できるようにすることを目的とする。
【解決手段】撮影領域に存在する被写体を撮影する撮影装置と、ネットワークを介して前記撮影装置に撮影指示する端末装置とを有する自動撮影システムであって、前記端末装置は、前記撮影領域における前記被写体の位置情報及び方向情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得した位置情報と方向情報から前記被写体と前記撮影装置の位置を相対的に表示する画像表示手段とを備えたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テーマパークや遊園地等に設置されたカメラやビデオカメラにより人物等の被写体の画像を自動で撮影する自動撮影システム等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、カメラやビデオカメラを持ち歩かなくても、所定の人物があらかじめ定めた撮影エリアに進入した際に、設置してあるカメラで自動的に撮影し、映像をユーザに配信する課金システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2003−116127号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のシステムでは、遊園地のアトラクション(ジェットコースターなど)で撮影する場合など、撮影のタイミングやカメラの設置位置などが明確でない。そのために、カメラの方向を見ていなかったり、目をつぶったりする場合が多く、本人の気に入った構図で写真やビデオ撮影をすることが出来なかった。
【0005】
また、本人に焦点があっていない場合や、本人が画像の中心にいないため、撮影後の映像に不満が多く、撮影はしたが購入しないケースが増えている。そのため、課金システムとして、満足な収益を得ることができないという問題点がある。本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、遊園地などの乗り物に乗っていながら、任意の構図と任意のタイミングでお気に入りの写真を撮影できるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明は、撮影領域に存在する被写体を撮影する撮影装置と、ネットワークを介して前記撮影装置に撮影指示する端末装置とを有する自動撮影システムであって、前記端末装置は、前記撮影領域における前記被写体の位置情報及び方向情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得した位置情報と方向情報から前記被写体と前記撮影装置の位置を相対的に表示する画像表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、アミューズメント施設、とりわけ、メリーゴーランドやジェットコースターなどの乗り物において、乗り物に乗っていながら、自分自身を撮影することが可能になる。また、撮影のタイミングを自分自身でコントロールすることができるので、これまでのシステムのように、シャッターチャンス時に顔を伏せたり、目をつぶったりすることがなくなり、自分にスポットをあてたオリジナリティの強い写真を撮影することが可能になる。
【0008】
さらに、自分の気に入った写真をとることができるので、撮ったあとでも写真に対する思い入れが強くなり、これまでのシステムに比べて写真を購入する確率が増すので、課金システムとしてのメリットが増える。特に、カメラの設置位置や自分自身の位置をグラフィカルに把握することができるので、短時間で最適な写真の構図を決定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る自動撮影システムの構成の一例を示す図である。図1において、インターネット等を含むネットワーク12には、サーバ装置11が接続されている。また、ネットワーク12には基地局13が接続されている。端末装置15(以下、携帯端末装置という)は、基地局13と無線通信を行い、基地局13を介して、ネットワーク12に接続可能とされる。また、本実施形態において使用する撮影装置14(以下、カメラという)は、テーマパーク及び遊園地の乗り物あるいは乗り物付近に設置されるものであり、乗り物に乗車している被写体(以下、ユーザという)を任意のタイミングで撮影する機能を備えている。
【0010】
ユーザは事前に、インターネット等を介して、サーバ装置11にアクセスするためのアプリケーションをダウンロードし、ログインアカウントとしてユーザIDとパスワードを取得するものとする。該アプリケーションは携帯端末装置15で使用可能であり、GUIをもって画像表示されることを特徴とする。ユーザは上記GUIでカメラの位置及び自分の位置を把握でき、また、撮影のタイミングを指示(撮影指示)することができる。
【0011】
次に、本発明の実施形態に係る携帯端末装置15の構成例について説明する。図2は、基地局13と無線通信可能に構成された携帯端末装置15の内部の構成の一例を示す図である。通信部22は、基地局13との間で無線通信を行う。表示部21は、被写体である人物の向いている方向をグラフィカルに画像表示するためのGUIである。記録部25は、種々の情報を記憶するものであり、例えばユーザにより入力されたデータを記憶する。また、記憶部25は、表示部21に表示する映像のフレームバッファとしても機能する。
【0012】
位置検出部23は、携帯端末装置15の位置を示す位置情報を検出する。この位置検出部23は、例えば、GPS(Global Positioning System)衛星から送信される信号を受信するGPS受信機を含み、受信した信号に基づいて、携帯端末装置15の現在位置を測位する(経度、緯度、高度を算出する)。方向検出部24は、携帯端末装置15が向いている方向を示す方向情報を検出する。方向検出部24は、例えば、地磁気センサやジャイロ等により構成され、携帯端末装置15が向いている方角を示す方向情報を取得する。位置検出部23と方向検出部24とにより情報取得手段を構成する。
【0013】
操作部27は、ボタンやダイヤル等により構成され、ユーザから入力された操作に対応する操作信号を制御部28に通知する。位置算出部26は、位置検出部23と方向検出部24から検出した位置情報をもとに、携帯端末装置15の相対的な位置を算出する。制御部28は、携帯端末装置全体の動作を制御する。
【0014】
図3は、サーバ装置11の内部の構成の一例を示す図である。サーバ装置11は、キーボード、マウスなどからなる入力部31、CRT、LCDなどからなるディスプレイ、並びにスピーカなどからなる表示部32を具備している。さらに、サーバ装置11はハードディスクなどから構成される記録部33、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部35が接続されている。記録部33には、データベース34が含まれている。通信部35は、インターネットを含むネットワーク12を介しての通信処理を行う。カメラ制御部37は、カメラの撮影を制御する。制御部36は、サーバ装置全体の動作を制御する。
【0015】
続いて、本実施形態において行われる処理について図4のフローチャートを参照して詳しく説明する。
(ステップS211)
サーバ装置は、携帯端末装置から接続要求があるかどうかをチェックする。
(ステップS212)
接続要求がある場合には、サーバ装置は、ユーザから送信されたIDとパスワードをサーバ装置のデータベースと照合し、照合が一致した場合には、S213に進み、一致しない場合は、ステップS211に戻り、次の接続要求を待つ。ここで、サーバ装置のデータベースには、予めインターネット等を介してユーザを登録しておくものとする。図5はデータベース34の構成例を示した図であり、ユーザごとに撮影した画像データが保存されている。
【0016】
(ステップS213)
次に、携帯端末装置の位置検出部23(図2)は、携帯端末装置が存在する位置を示す現在位置情報を取得する。また、携帯端末装置の方向検出部24(図2)は、携帯端末装置が向いている方角を示す方向情報を取得する。ここで、図6を参照して各乗り物に設置されているカメラの情報テーブルの例について説明する。該カメラ情報テーブルには、カメラに対して一意な値を付加したカメラIDと絶対位置情報と乗り物の種類と、予め作成した背景画像などから構成される。該カメラ情報テーブルは、携帯端末装置にダウンロードしたアプリケーション内部で所有するか、サーバ装置に接続する時に携帯端末装置にダウンロードするようにしてもよい。
【0017】
(ステップS214)
次に、上記ステップS213で取得した位置情報、方向情報及び図6のカメラ情報テーブルの絶対位置情報から、ユーザがどのカメラに最も接近しているかを算出し、撮影するカメラを決定する。例えば、ユーザの絶対位置情報とカメラの絶対位置情報1、2、3・・・・との差分をとり、差分の最も小さい絶対位置情報を有するカメラIDを抽出する。その結果、対象となるカメラのカメラIDがカメラ2、絶対位置情報が絶対位置情報2、乗り物種類がメリーゴーランド、背景画像のアドレスが背景画像2adであったとして、次の処理を説明する。
【0018】
(ステップS215)
ここでは、上記ステップS214で求めたカメラ情報をもとに、ユーザの相対位置をグラフィカルに表示する。具体的には、カメラの位置を基準としたユーザの相対位置と携帯端末装置15の向きを算出し、携帯端末装置の表示部21に表示された背景画像401上に表示していく。位置情報と方向情報は定期的に繰り返して取得されるので、これらの情報が更新されるたびに画像も更新される。
【0019】
図7は背景画像401に携帯端末装置の相対位置と方向を示した画像の例を示す図である。ここで、501は携帯端末装置の表示ウィンドウであり、502は背景画像、503は撮影開始ボタン、504はユーザの位置を示す画像(アイコン)であり、505は、ユーザの方向を示す画像(アイコン)である。また、506は、状況に応じて適宜にメーセージを表示するためのテキストフィールドである。ここでのユーザの位置と方向であるが、携帯端末装置の位置と向きをユーザ自身の位置と向きに想定している。実際には携帯端末装置をユーザ自身の前方に向けて携帯することで、自分自身の位置と方向を決定する。
【0020】
図8は携帯端末装置の位置及び方向と画像との関係を説明するための図である。603は携帯端末装置の相対位置であり、ユーザの位置を示す丸アイコンの中心点になる。また、602は携帯端末装置の方向であり、ユーザの方向を示す矢印アイコン505の根元が矢印の元をユーザの位置を示す丸アイコン504の中心点に、矢印の先を602の携帯端末装置の方向上に表示する。
【0021】
(ステップS216)
次に、ユーザが撮影可能エリア(撮影領域)内に侵入した際に、撮影可能エリアをGUIに表示する。撮影可能エリアは、カメラの位置から一定の範囲を定め、定めた領域を例えば三角形状で表現したり、色別に表示するなどして、GUI上でユーザにわかりやすく表示することを特徴とする。さらに、現時点で撮影した場合に得られる写真構図を写真予想構図にGUI上に表示する。上記、写真予想構図は、写真フレーム中のユーザの大きさと向きをリアルタイムに示すもので、撮影する写真のイメージをユーザが撮影前に予め予想できるようにするためのものである。
【0022】
次に、図9を参照して写真予想構図について詳しく説明する。図9の701は携帯端末装置の表示ウィンドウであり、702は撮影可能エリアを三角形状や色別に表示したものであり、703は現時点で撮影した場合の写真予想構図を表示した例である。写真予想構図703に表示するユーザの顔の大きさは、ユーザの位置情報から算出する。また、ユーザの方向情報から、顔の向きを算出する。
【0023】
図10はユーザの方向情報(矢印の位置)から顔の向きを算出した例である。802は、カメラ正面を向いた場合のユーザの位置と方向を示す画像で、この場合の写真予想構図におけるユーザの顔の向きは801になる。また、ユーザの位置と方向が803の場合は、写真予想構図におけるユーザの顔の向きが804で表示される。
(ステップS217)
ここでは、撮影開始ボタンが選択されたかを判断し、選択された場合は次のステップに進む。撮影開始ボタンが押されない場合は、ステップS213に戻り、一連の処理を繰り返す。
【0024】
(ステップS218)
ここでは、撮影処理を行う。前記ステップS217で、開始ボタンが押されると、ユーザのアプリケーションからサーバ装置のカメラ制御部(図3)に撮影開始信号が渡される。サーバ装置は撮影開始のコマンドをネットワークを介してカメラに送信し、撮影が行われる仕組みになっている。
【0025】
撮影された写真は、ユーザごとに図3のデータベース34に保存される。ユーザは撮影後に、携帯端末装置や他の情報処理装置からサーバ装置にアクセスすることができる。ユーザは、図11に示すように配信されたサムネイル画像の一覧を表示させ、気に入った画像を選択し、指定した携帯端末装置や情報処理装置にダウンロードすることができる。ここで、配信された画像を表示させる構成を配信画像表示手段という。901はメリーゴーランドで撮影した写真のサムネイル画像の例を示している。また、任意のメールアドレスに添付して送信することも可能である。入手した画像1枚につき課金する仕組みになっている。
【0026】
また、本実施形態では、カメラを例にして説明したが、ビデオカメラで、撮影することも可能である。ビデオカメラの場合は、ユーザが撮影開始を指示してから一定の時間、撮影を行う方法と、撮影可能エリアにユーザが存在している間だけ撮影を行う方法がある。後者の場合は、ユーザが撮影開始を支持しなくても、自動で撮影するモードを設け、取り残しが無いようにすることも可能である。
【0027】
上述した本発明の実施形態における自動撮影システムを構成する各手段、並びに自動撮影システムの制御方法の各ステップは、例えば、端末装置、サーバ装置などに備わるRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
【0028】
また、本発明は、例えば、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能である。なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
【0029】
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
【0030】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0031】
さらに、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の実施形態に係る自動撮影システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係る端末装置の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係るサーバ装置の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る動作処理を示すフローチャートである。
【図5】サーバ装置に記録されるデータベースの一例を示す図である。
【図6】カメラ情報テーブルの一例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係る端末装置に表示されるGUIの一例を示す図である。
【図8】位置情報と方向情報の表示方法を示した図である。
【図9】撮影可能エリアと写真予想構図を示した図である。
【図10】方向情報から顔の向きを表示する方法を説明するための図である。
【図11】撮影した画像のサムネイル一覧の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0033】
11 サーバ装置
12 ネットワーク
14 カメラ(撮影装置)
15 端末装置
21 表示部
22 通信部
23 位置検出部
24 方向検出部
25 記録部
26 位置算出部
27 操作部
28 制御部
31 入力部
32 出力部
33 記録部
34 データベース
35 通深部
36 制御部
37 カメラ制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影領域に存在する被写体を撮影する撮影装置と、ネットワークを介して前記撮影装置に撮影指示する端末装置とを有する自動撮影システムであって、
前記端末装置は、前記撮影領域における前記被写体の位置情報及び方向情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段により取得した位置情報と方向情報から前記被写体と前記撮影装置の位置を相対的に表示する画像表示手段とを備えたことを特徴とする自動撮影システム。
【請求項2】
前記画像表示手段は、前記被写体が向いている方向をグラフィカルに表示することを特徴とする請求項1に記載の自動撮影システム。
【請求項3】
前記画像表示手段は、前記被写体が前記撮影領域に侵入したときに、実際に撮影される場合の前記被写体の位置及び大きさを表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動撮影システム。
【請求項4】
前記撮影装置は、前記端末装置からの任意のタイミングの撮影指示によって撮影することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動撮影システム。
【請求項5】
前記撮影装置によって撮影された画像を記録するサーバ装置を有し、
前記サーバ装置は、ユーザが指定した情報処理装置に配信する配信手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動撮影システム。
【請求項6】
前記情報処理装置は、前記配信手段によって配信された画像を表示部に表示する配信画像表示手段を有することを特徴とする請求項5に記載の自動撮影システム。
【請求項7】
撮影領域に存在する被写体を撮影する撮影装置と、ネットワークを介して前記撮影装置に撮影指示する端末装置とを有する自動撮影システムの制御方法であって、
前記端末装置に設けられた位置検出部及び方向検出部によって前記撮影領域における前記被写体の位置情報及び方向情報を取得する情報取得ステップと、
前記情報取得ステップにより取得した位置情報と方向情報から前記被写体と前記撮影装置の位置を相対的に前記端末装置の表示部に表示する画像表示ステップとを有することを特徴とする自動撮影システムの制御方法。
【請求項8】
撮影領域に存在する被写体を撮影する撮影装置と、ネットワークを介して前記撮影装置に撮影指示する端末装置とを有する自動撮影システムを制御するコンピュータプログラムであって、
前記端末装置に設けられた位置検出部及び方向検出部によって前記撮影領域における前記被写体の位置情報及び方向情報を取得する情報取得ステップと、
前記情報取得ステップにより取得した位置情報と方向情報から前記被写体と前記撮影装置の位置を相対的に前記端末装置の表示部に表示する画像表示ステップとをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2008−135993(P2008−135993A)
【公開日】平成20年6月12日(2008.6.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−320803(P2006−320803)
【出願日】平成18年11月28日(2006.11.28)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】