芝刈機の使い捨て固定刃
フレーム(16)に回転可能に取り付けられた芝刈用のリール(120)と、リール軸(RA)を中心としてリール(30)を回転させる駆動部(15)と、フレーム(16)に取り付けられた少なくとも1つの支持部(32)と、を含むリール式芝刈機アセンブリ。リール式芝刈機は、作動位置において支持部(32)に固定された固定刃保持部(33)と、リール(30)と共に剪断を行うように支持部(32)と固定刃保持部(33)との間に配置された固定刃(36)と、支持部(32)に対して固定刃(34)が滑動することを防止する係合手段(35)と、をさらに含む。または、リール式芝刈機アセンブリは、作動位置において支持部(32)に固定された固定刃保持部(33)と、固定刃保持部(33)によって保持された固定刃(46A,46B)と、を含む。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願はリール式芝刈機に関し、より詳細にはリール式芝刈機の使い捨て固定刃に関する。
【背景技術】
【0002】
リール式芝刈機は、葉を切断するのではなく、芝や葉などを刈り込む剪断動作を行う。リール式芝刈機はロータリー式芝刈機よりも高価で、メンテナンスをより必要とするが、芝の外観や健全さが重要なゴルフコースなどではリール式芝刈機が好まれる。各リール式芝刈機アセンブリの幅は非常に狭いため、リール式芝刈機ユニットは並べて配置された複数のリール式芝刈機アセンブリを通常含む。
【0003】
一般的なリール式芝刈機アセンブリでは、取付部材(通常は支持バーと呼ばれる)がリールに固定された状態で装置に取り付けられており、取り外し可能な固定刃が支持バーに取り付けられている。リール、支持バー、固定刃は、リール刃と固定刃との間で剪断動作を行うために、固定刃がリール軸に対して平行で、リール刃に近接して保持されるように配置されている。通常、固定刃をリールに対して移動させるための調節装置を設け、それにより回転するリール刃に対して固定刃を適切に移動させることができる。
【0004】
固定刃は、固定刃に設けられた穴に配置され、支持バーのねじ穴と係合する複数のねじを使用して支持バーに取り付けられる。ゴルフコースなどで使用されるリール式芝刈機ユニットは、8個または10個のリール式芝刈機アセンブリを含む場合がある。芝刈機の固定刃の交換は非常に時間のかかる作業である。固定刃は通常は装置の下部に取り付けられているため、芝刈機の下部に手を伸ばすためには芝刈機を十分に持ち上げるか、部分的に分解しなくてはならない。また、固定刃を取り外した場合には、刃を研磨しなくてはならない。従って、このような芝刈機ユニットの固定刃を交換する際にはかなりの作業時間と芝刈機の停止時間が必要となる。刃を研磨する工程をなくすことができれば、固定刃の交換にかかる停止時間を大幅に短縮することができる。
【0005】
刃を研磨する工程を省略するための簡単な方法は、使い捨ての固定刃を開発することである。各固定刃に2つの刃を形成して両刃型の固定刃を開発することができればさらに有利となる。両刃型の固定刃は、一方の刃が鈍くなった時に他方の固定刃を使用するように向きを変えられるため、刃を研磨する不要はない。刃が両方とも鈍くなった場合には、固定刃を廃棄し、新しい固定刃と交換する。
【0006】
従って、既存のリール式芝刈機アセンブリに取り付けることができ、刃を交換する手間と芝刈機の停止時間を大幅に減少させながら固定刃を迅速に交換することのできる改良された固定刃を採用することによって改良されたリール式芝刈機アセンブリを提供することが望ましい場合がある。
【発明の開示】
【0007】
本願は、フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、リール軸を中心としてリールを回転させる駆動部と、フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、作動位置において支持部に固定された固定刃保持部と、リールと共に剪断を行うように支持部と固定刃保持部との間に配置された固定刃と、支持部に対して固定刃が滑動することを防止する係合手段と、を含むリール式芝刈機アセンブリに関する。
さらに、本願は、フレームと、芝刈機を移動させるためにフレームに取り付けられた原動機と、原動機を作動させるためにフレームに支持された動力源と、フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、リール軸を中心としてリールを回転させる駆動部と、フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、作動位置において支持部に固定された固定刃保持部と、リールと共に剪断を行うように支持部と固定刃保持部との間に配置された固定刃と、を含むリール式芝刈機アセンブリに関する。
【0008】
各種実施形態は、フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、リール軸を中心としてリールを回転させる駆動部と、フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、作動位置において支持部に固定された固定刃保持部と、固定刃保持部に保持された固定刃と、支持部に対して固定刃が滑動することを防止する係合手段と、を含むリール式芝刈機アセンブリを含む。
【0009】
また、本願は、フレームと、芝刈機を移動させるためにフレームに取り付けられた原動機と、原動機を作動させるためにフレームに支持された動力源と、フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、リール軸を中心としてリールを回転させる駆動部と、フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、作動位置において支持部に固定された固定刃保持部と、固定刃保持部に保持された固定刃と、を含むリール式芝刈機アセンブリに関する。
【0010】
本発明の利用可能性のさらなる領域は、以下の詳細な説明から明らかになるだろう。以下の詳細な説明と実施例は本発明の各種の好適な実施形態を示すものではあるが、単なる例示のみを意図するものであり、本願の範囲を限定することを意図するものではない。
【0011】
以下の詳細な説明と添付図面から本願をより完全に理解されることだろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下の各種実施形態の説明は単なる例示であって、実施形態および本願の用途または使用を制限することを意図するものではない。
【0013】
図1は、各種実施形態に従って構成された芝刈機10の基本的な構成要素を示す。芝刈機10は手押し式芝刈機として示されているが、どのような種類の芝刈機であってもよい。芝刈機10は、フレーム16に連結された動力源またはエンジン15を含む切断部12と、フレーム16に連結されたハンドル14とを有する。牽引ローラ18はフレーム16に回転可能に連結され、エンジン15に接続されて駆動されるようになっている。切断部12はリール式芝刈機アセンブリ20(図2を参照)をさらに含む。リール20はフレーム16に回転可能に取り付けられた刃22を備え、エンジン15により選択的に駆動される。トランスミッション24は、エンジン15の回転出力トルクを選択的に牽引ローラ18に伝達する複数のスプロケット25を有する。トランスミッション24は、エンジン15とトランスミッション24との中間に位置するクラッチ26を有する。クラッチ26は、エンジン15からの動力を牽引ローラ18に選択的に伝えるための係合モードおよび非係合モードで動作することができる。車輪28は牽引ローラ18に連結されており、手押し式芝刈機10を地面に沿って移動させるための原動力を供給するエンジン15により選択的に駆動する。
【0014】
図2は、フレーム16に回転可能に取り付けられた芝刈機リール30を含むリール式芝刈機アセンブリ20の主要部を概略的に示す。リール式芝刈機アセンブリ20は、乗車式芝刈機や手押し式芝刈機を含む各種芝刈機で使用されている。駆動部はリール軸RAを中心としてリール30を回転させるように作動する。支持バー32がフレーム16に取り付けられ、固定刃保持部33が支持バー32に固定されている。ねじ35などの留め具によって固定刃保持部33を支持バー32に取り付けることができる。固定刃34は、固定刃保持部33と支持バー32との間に配置される。また、固定刃34とリール30との間で芝が適切に剪断されるように、リール30は、リール30に対して支持バー32の位置を変更するための調整手段を通常含む。
【0015】
図3および図4は、各種実施形態に係る支持バー32の実施形態を示す。支持バー32は、支持バー32を固定刃保持部33にねじ35により接続できるようにするための複数の穴36を有する。固定刃34は、作動位置において位置決めピン40によって支持バー32に固定される。
【0016】
図5は、各種実施形態に従って形成された固定刃34を示す。固定刃34は、第一の刃34Aおよび第二の刃34Bを有する。刃34Aおよび34Bは固定刃34の両側に形成されており、一方の刃34Aを常に使用することができる。刃34Aが鈍くなった場合には、固定刃34の向きを反転させ、もう一方の刃34Bを使用することができる。刃34Aおよび34Bの両方が鈍くなった場合には、固定刃34を廃棄し、交換することが容易にできる。さらに、固定刃34は、支持バー32の位置決めピン40を係合させるためのノッチ42を有する。いくつかの実施形態ではノッチ42および穴36は固定刃34に沿って交互に設けられているが、動作的に固定刃34を両刃で使用することができれば、位置決めピン40を係合させるためのノッチ42およびねじ35を係合させるための穴36の配置は特に限定されない。穴36、位置決めピン40、ノッチ42は、刃34Aと刃34Bを入れ替えることができるように位置している。位置決めピン40とノッチ42を位置合わせすることにより、固定刃34を支持バー32に対して適切な位置に配置することができる。
【0017】
図6は支持バー32への固定刃34の取付および位置決めピン40とノッチ42の係合を示す。固定刃保持部33は、ねじ35またはその他の留め具を介して固定刃34の底部に固定されている。これにより、固定刃34が支持バー32に対して位置ずれすることを防止するための力がさらに加わる。支持バー32に対する固定刃34の位置がずれると、芝刈機10によって適切な長さで芝を刈ることができなくなってしまう。芝の長さは、芝刈機10によって芝を効果的に刈ることができる固定刃保持部33の適切な厚みと比例する。長い芝を刈る場合には厚い固定刃保持部33を使用し、短い芝を刈るために薄い固定刃保持部33を使用する。固定刃保持部33が大きな厚みを有していれば、長い芝または茂った芝を剪断する際に、固定刃34が切断位置で適切な方向に維持され、固定刃34の安定性が向上する。短い芝の場合には固定刃34が支持バー32に対して簡単に位置ずれすることはない。この場合には薄い固定刃保持部33を使用する。適切な固定刃保持部33を使用しない場合には、固定刃34が支持バー32に対してずれ、芝刈機10によって芝を適切に刈ることができなくなってしまう。
【0018】
図7は、いくつかの実施形態に係る固定刃の別の構成を示す。図7の構成には、支持バー32を含み、ノッチ42と係合する位置決めピン40が固定刃保持部33上に形成されている。位置決めピン40とノッチ42を位置合わせすることにより、固定刃保持部33を支持バー32に対して適切に位置合わせすることができる。また、ねじ35が固定刃保持部33を支持バー32に固定している。いくつかの実施形態とは異なり、固定刃34は固定刃保持部33と支持バー32との間には配置されていない。その代わりに、第一の固定刃46Aが固定刃保持部33の片側に接合され、第二の固定刃46Bが固定刃保持部33の反対側に接合されている。第一および第二の固定刃46A,46Bは、接着または杭などの接合方法によって固定刃保持部33に接合される。
【0019】
上述したように、第一および第二の固定刃46A,46Bは固定刃保持部33に接合されている。一方の固定刃46Aのみで十分であるが、両刃構とすることにより、第一の固定刃46Aが鈍くなった場合には、固定刃保持部33を反転させて第二の固定刃46Bを配置して第二の刃とすることができる。これにより、刃を研磨するために費やされる時間を短縮することができる。
【0020】
通常、固定刃保持部33は鋼で形成され、第一および第二の固定刃46A,46Bは調質ばね鋼等のより柔軟な材料で形成される。より柔軟な材料で図6および図7に示す固定刃34を形成することにより、より堅い材料で固定刃34を形成する場合と比較してコストを抑えることができる。固定刃34のコストを抑えることができれば、刃34A,34Bが鈍くなった後は、固定刃34を廃棄しても不経済ではない。より柔軟な材料で形成される両刃型の固定刃34を用いれば、刃の研磨工程が不要となり、コストを下げ、固定刃34の交換に要する時間を短縮することができる。
【0021】
実施形態に従って新しいリール式切断アセンブリを製造したり、既存の芝刈機に各種実施形態の磁石式刃を取り付けることを可能とする改造支持バーまたは支持フレームキットを製造することを含む多くの方法によって各種実施形態を実施することができる。
【0022】
様々な製造方法により、各種実施形態の磁石式固定刃18は製造することができる。特に、図8から図14に示すように、固定刃18は、炭素鋼、特に、AISI 1566高温圧延酸洗鋼で製造することができ、これを全体として参照番号100で示す。固定刃18などの炭素鋼固定刃100は、図6に示すように、支持バー16上の作動位置において磁気的に磁石20に対して引きつけられ、固定刃100は、固定刃18と同様に、リール2との間で剪断がなされるように配置されている。
【0023】
特に図8から図14を参照しながら、炭素鋼固定刃100の製造工程について詳しく説明する。まず、ほぼ平らな鋼板101を所定の長さに切断する。次に、平らな鋼板101を打ち抜き機またはプレス機に送る。これらの機械により、平らな鋼板101を平坦化し、矯正し、鋼板に屈曲力を与える。形状はリール式芝刈機に応じて異なっていてもよいが、固定刃100は、ほぼ平らな取付部102と、上向きの切断部104とを有する。図9に最もよく示すように、上向きの切断部104は、取付部102と遠心端108を相互接続する半円形部106を有している。具体的には、炭素鋼を形成するために行う打ち抜き処理の結果として、図9に示すように、半円形部106は取付部102の下部表面112の下方に延在する外側表面110を有している。当業者には明らかなように、下部表面112の下方に延在する外側表面110の状態では、適切な芝の切断を妨害および/または地表に接触する可能性があるために、望ましいものではない。さらに、この状態では、リール式芝刈機が刈り込むことのできる芝の限界長さがさらに限定されてしまう。従って、一般的に邪魔になることのない下部表面にするためには、この外側表面110を研磨することが好ましい。
【0024】
図11および図12は、外側表面110を除去し、複数の面を画定させて最終的な所望の形状を形成するために必要な一連の研磨作業を完了した後の固定刃100を示す。具体的には、図12に示すように、固定刃100は、取付部102の下部表面112から上方へ延びるトーナメント切断面114を含む。トーナメント切断面114は、約3°〜8°(例えば5°)の相対角度で下部表面112から上方へ延びることが好ましい。トーナメント切断面114は、より大きく傾斜(下部表面112との相対角度が約5°〜15°(例えば8°))してさらに上方へ延びる超トーナメント切断面116へと移行する。固定刃100は、ほぼ垂直(下部表面112との相対角度が約90°)である前面118と、下部表面112との相対角度が約5°〜15°(例えば8〜10°)である上面120とを有する。前面118と上面120は端部121で交わる。トーナメント切断面114、超トーナメント切断面116、前面118と上面120は、固定刃100をフライス盤へ送ることで行われる各種研磨作業によって形成される。研磨作業後、十分な硬度を与え、固定刃100の作動時の磨耗を低減させるために、固定刃100を熱処理する。
【0025】
図11を参照すると、熱処理後の固定刃100は、取付部102に形成された1対の開口部122をさらに有する。1対の開口部122は、後続の研磨作業時において、製造時に固定刃100を配置するために使用される。さらに、第二の1対の開口部124を取付部102に形成する。第二の1対の開口部124は、穴28と同様に、支持バー16の杭26を収容できる寸法になっている。
【0026】
図13および図14に示すように、固定刃の最終研磨を終了する。具体的には、熱処理後の研磨作業を通して、下部表面112との相対角度が約3°〜8°(例えば約5.5°)で傾斜するように上面120を最終研磨する。同様に、前面118を研磨して端部121の代わりに刃126を形成する。刃126の傾斜は、リール2に対する所望の切断形状による。
【0027】
固定刃100は、多くの有益な切断性をもたらし、長い寿命を有するが、その製造には多くのコストがかかり、複雑になる可能性がある。そこで、本発明の各種実施形態は、研磨工程、熱処理および構成の複雑さをなくすことができる固定刃の製造方法を提供する。
【0028】
図15および図16を参照すると、簡易な方法で製造された固定刃200が示されている。より具体的には、固定刃200は、ばね鋼、特に、約47Cの最小ロックウェル数に硬化されたばね鋼である、C1095スケールレス光輝青ばね鋼、ASTM A682からなる。固定刃18,100のようなばね鋼固定刃200は、図6に示すように、支持バー16上の作動位置において磁気的に磁石20対して保持され、固定刃200は固定刃18と同様にリール2との間で剪断が行われる位置に配置される。
【0029】
図15および図16を参照しながら、ばね鋼固定刃200の製造工程について詳細に説明する。ばね鋼固定刃200の製造工程は、固定刃100の製造工程と比較して非常に簡易化されており、製造の複雑さとコストが低減されることを示されている。ほぼ平らな鋼板(図示せず)を、鋼板に屈曲力を与える冷間圧延成形機に送る。平らな鋼板は、連続的な途切れのない方法で迅速かつ簡単に成形できる、ロール状のばね鋼であることが好ましい。図15および図16に最もよく示すように、鋼板は一連のローラを介して所望の形状に成形される。ばね鋼の性質のために、この成形方法では、所望の最終的な形状を生成するために1以上の屈曲または上部屈曲が必要となる場合がある。
【0030】
最終的な形状はリール式芝刈機の設計に応じて異なるが、固定刃200は、ほぼ平らな取付部202と、上向きの切断部204とを有する。図16に最もよく示すように、上向きの切断部204は、約9°の相対角度で取付部202から上方に延在している。図示するように、打ち抜き処理によって形成される半円形部106の下方に突出する外側表面110を有する固定刃100とは異なり、各種実施形態の冷間圧延成形処理ではこのような形状とはならず、トーナメント切断面114および超トーナメント切断面116を研磨する必要がない。従って、ばね鋼を使用すると打ち抜きではなくロール成形法を使用することができ、研磨面を画定するために行う前面218の最終的な研磨以外の研磨処理を省略することができる。
【0031】
図15に示すように、固定刃200は、取付部202に形成された1対の開口部224をさらに含む。1対の開口部224は、穴28と同様に支持バー16の杭26を収容することができる寸法を有する。
【0032】
ばね鋼固定刃200は、従来のねじ止め式固定刃、さらには固定刃100と比較して多くの利点を有する。具体的には、ばね鋼からなる固定刃200は、簡単な冷間圧延成形技術で製造することができる。磁気固定刃を形成する方法として従来は使用されていなかったこの技術は、製造方法を非常に簡易化し、複雑な平坦化、矯正、成形、研磨、熱処理作業を省略することができる。
【0033】
本実施形態の説明は単に例示を目的としたものであり、各種実施形態の要旨から逸脱しない変形も本願の範囲に含まれる。従って、そのような変形及び変更も本願の範囲から逸脱するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】各種実施形態の教示に従って構成された手押し式リール式芝刈機の分解斜視図である。
【図2】各種実施形態の教示に従って構成されたリール式芝刈機アセンブリの分解斜視図である。
【図3】いくつかの実施形態の支持バーの上面の斜視図である。
【図4】いくつかの実施形態の支持バーの底面の斜視図である。
【図5】図3の支持バーに取り付けるための固定刃の斜視図である。
【図6】図3の支持バー上の作動位置における図5の支持バーの概略図である。
【図7】図3の支持バー上の作動位置における別の支持バーの概略図である。
【図8】第一の製造方法に係る固定刃の平面図である。
【図9】図8の支持バーの断面図である。
【図10】図8の固定刃を形成するために使用される鋼板の平面図である。
【図11】複数の研磨作業後の図8の固定刃の平面図である。
【図12】図11の固定刃の断面図である。
【図13】最終研磨作業後の図11の固定刃の平面図である。
【図14】図13の固定刃の断面図である。
【図15】第二の製造方法に係る固定刃の平面図である。
【図16】図15の固定刃の断面図である。
【技術分野】
【0001】
本願はリール式芝刈機に関し、より詳細にはリール式芝刈機の使い捨て固定刃に関する。
【背景技術】
【0002】
リール式芝刈機は、葉を切断するのではなく、芝や葉などを刈り込む剪断動作を行う。リール式芝刈機はロータリー式芝刈機よりも高価で、メンテナンスをより必要とするが、芝の外観や健全さが重要なゴルフコースなどではリール式芝刈機が好まれる。各リール式芝刈機アセンブリの幅は非常に狭いため、リール式芝刈機ユニットは並べて配置された複数のリール式芝刈機アセンブリを通常含む。
【0003】
一般的なリール式芝刈機アセンブリでは、取付部材(通常は支持バーと呼ばれる)がリールに固定された状態で装置に取り付けられており、取り外し可能な固定刃が支持バーに取り付けられている。リール、支持バー、固定刃は、リール刃と固定刃との間で剪断動作を行うために、固定刃がリール軸に対して平行で、リール刃に近接して保持されるように配置されている。通常、固定刃をリールに対して移動させるための調節装置を設け、それにより回転するリール刃に対して固定刃を適切に移動させることができる。
【0004】
固定刃は、固定刃に設けられた穴に配置され、支持バーのねじ穴と係合する複数のねじを使用して支持バーに取り付けられる。ゴルフコースなどで使用されるリール式芝刈機ユニットは、8個または10個のリール式芝刈機アセンブリを含む場合がある。芝刈機の固定刃の交換は非常に時間のかかる作業である。固定刃は通常は装置の下部に取り付けられているため、芝刈機の下部に手を伸ばすためには芝刈機を十分に持ち上げるか、部分的に分解しなくてはならない。また、固定刃を取り外した場合には、刃を研磨しなくてはならない。従って、このような芝刈機ユニットの固定刃を交換する際にはかなりの作業時間と芝刈機の停止時間が必要となる。刃を研磨する工程をなくすことができれば、固定刃の交換にかかる停止時間を大幅に短縮することができる。
【0005】
刃を研磨する工程を省略するための簡単な方法は、使い捨ての固定刃を開発することである。各固定刃に2つの刃を形成して両刃型の固定刃を開発することができればさらに有利となる。両刃型の固定刃は、一方の刃が鈍くなった時に他方の固定刃を使用するように向きを変えられるため、刃を研磨する不要はない。刃が両方とも鈍くなった場合には、固定刃を廃棄し、新しい固定刃と交換する。
【0006】
従って、既存のリール式芝刈機アセンブリに取り付けることができ、刃を交換する手間と芝刈機の停止時間を大幅に減少させながら固定刃を迅速に交換することのできる改良された固定刃を採用することによって改良されたリール式芝刈機アセンブリを提供することが望ましい場合がある。
【発明の開示】
【0007】
本願は、フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、リール軸を中心としてリールを回転させる駆動部と、フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、作動位置において支持部に固定された固定刃保持部と、リールと共に剪断を行うように支持部と固定刃保持部との間に配置された固定刃と、支持部に対して固定刃が滑動することを防止する係合手段と、を含むリール式芝刈機アセンブリに関する。
さらに、本願は、フレームと、芝刈機を移動させるためにフレームに取り付けられた原動機と、原動機を作動させるためにフレームに支持された動力源と、フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、リール軸を中心としてリールを回転させる駆動部と、フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、作動位置において支持部に固定された固定刃保持部と、リールと共に剪断を行うように支持部と固定刃保持部との間に配置された固定刃と、を含むリール式芝刈機アセンブリに関する。
【0008】
各種実施形態は、フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、リール軸を中心としてリールを回転させる駆動部と、フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、作動位置において支持部に固定された固定刃保持部と、固定刃保持部に保持された固定刃と、支持部に対して固定刃が滑動することを防止する係合手段と、を含むリール式芝刈機アセンブリを含む。
【0009】
また、本願は、フレームと、芝刈機を移動させるためにフレームに取り付けられた原動機と、原動機を作動させるためにフレームに支持された動力源と、フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、リール軸を中心としてリールを回転させる駆動部と、フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、作動位置において支持部に固定された固定刃保持部と、固定刃保持部に保持された固定刃と、を含むリール式芝刈機アセンブリに関する。
【0010】
本発明の利用可能性のさらなる領域は、以下の詳細な説明から明らかになるだろう。以下の詳細な説明と実施例は本発明の各種の好適な実施形態を示すものではあるが、単なる例示のみを意図するものであり、本願の範囲を限定することを意図するものではない。
【0011】
以下の詳細な説明と添付図面から本願をより完全に理解されることだろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下の各種実施形態の説明は単なる例示であって、実施形態および本願の用途または使用を制限することを意図するものではない。
【0013】
図1は、各種実施形態に従って構成された芝刈機10の基本的な構成要素を示す。芝刈機10は手押し式芝刈機として示されているが、どのような種類の芝刈機であってもよい。芝刈機10は、フレーム16に連結された動力源またはエンジン15を含む切断部12と、フレーム16に連結されたハンドル14とを有する。牽引ローラ18はフレーム16に回転可能に連結され、エンジン15に接続されて駆動されるようになっている。切断部12はリール式芝刈機アセンブリ20(図2を参照)をさらに含む。リール20はフレーム16に回転可能に取り付けられた刃22を備え、エンジン15により選択的に駆動される。トランスミッション24は、エンジン15の回転出力トルクを選択的に牽引ローラ18に伝達する複数のスプロケット25を有する。トランスミッション24は、エンジン15とトランスミッション24との中間に位置するクラッチ26を有する。クラッチ26は、エンジン15からの動力を牽引ローラ18に選択的に伝えるための係合モードおよび非係合モードで動作することができる。車輪28は牽引ローラ18に連結されており、手押し式芝刈機10を地面に沿って移動させるための原動力を供給するエンジン15により選択的に駆動する。
【0014】
図2は、フレーム16に回転可能に取り付けられた芝刈機リール30を含むリール式芝刈機アセンブリ20の主要部を概略的に示す。リール式芝刈機アセンブリ20は、乗車式芝刈機や手押し式芝刈機を含む各種芝刈機で使用されている。駆動部はリール軸RAを中心としてリール30を回転させるように作動する。支持バー32がフレーム16に取り付けられ、固定刃保持部33が支持バー32に固定されている。ねじ35などの留め具によって固定刃保持部33を支持バー32に取り付けることができる。固定刃34は、固定刃保持部33と支持バー32との間に配置される。また、固定刃34とリール30との間で芝が適切に剪断されるように、リール30は、リール30に対して支持バー32の位置を変更するための調整手段を通常含む。
【0015】
図3および図4は、各種実施形態に係る支持バー32の実施形態を示す。支持バー32は、支持バー32を固定刃保持部33にねじ35により接続できるようにするための複数の穴36を有する。固定刃34は、作動位置において位置決めピン40によって支持バー32に固定される。
【0016】
図5は、各種実施形態に従って形成された固定刃34を示す。固定刃34は、第一の刃34Aおよび第二の刃34Bを有する。刃34Aおよび34Bは固定刃34の両側に形成されており、一方の刃34Aを常に使用することができる。刃34Aが鈍くなった場合には、固定刃34の向きを反転させ、もう一方の刃34Bを使用することができる。刃34Aおよび34Bの両方が鈍くなった場合には、固定刃34を廃棄し、交換することが容易にできる。さらに、固定刃34は、支持バー32の位置決めピン40を係合させるためのノッチ42を有する。いくつかの実施形態ではノッチ42および穴36は固定刃34に沿って交互に設けられているが、動作的に固定刃34を両刃で使用することができれば、位置決めピン40を係合させるためのノッチ42およびねじ35を係合させるための穴36の配置は特に限定されない。穴36、位置決めピン40、ノッチ42は、刃34Aと刃34Bを入れ替えることができるように位置している。位置決めピン40とノッチ42を位置合わせすることにより、固定刃34を支持バー32に対して適切な位置に配置することができる。
【0017】
図6は支持バー32への固定刃34の取付および位置決めピン40とノッチ42の係合を示す。固定刃保持部33は、ねじ35またはその他の留め具を介して固定刃34の底部に固定されている。これにより、固定刃34が支持バー32に対して位置ずれすることを防止するための力がさらに加わる。支持バー32に対する固定刃34の位置がずれると、芝刈機10によって適切な長さで芝を刈ることができなくなってしまう。芝の長さは、芝刈機10によって芝を効果的に刈ることができる固定刃保持部33の適切な厚みと比例する。長い芝を刈る場合には厚い固定刃保持部33を使用し、短い芝を刈るために薄い固定刃保持部33を使用する。固定刃保持部33が大きな厚みを有していれば、長い芝または茂った芝を剪断する際に、固定刃34が切断位置で適切な方向に維持され、固定刃34の安定性が向上する。短い芝の場合には固定刃34が支持バー32に対して簡単に位置ずれすることはない。この場合には薄い固定刃保持部33を使用する。適切な固定刃保持部33を使用しない場合には、固定刃34が支持バー32に対してずれ、芝刈機10によって芝を適切に刈ることができなくなってしまう。
【0018】
図7は、いくつかの実施形態に係る固定刃の別の構成を示す。図7の構成には、支持バー32を含み、ノッチ42と係合する位置決めピン40が固定刃保持部33上に形成されている。位置決めピン40とノッチ42を位置合わせすることにより、固定刃保持部33を支持バー32に対して適切に位置合わせすることができる。また、ねじ35が固定刃保持部33を支持バー32に固定している。いくつかの実施形態とは異なり、固定刃34は固定刃保持部33と支持バー32との間には配置されていない。その代わりに、第一の固定刃46Aが固定刃保持部33の片側に接合され、第二の固定刃46Bが固定刃保持部33の反対側に接合されている。第一および第二の固定刃46A,46Bは、接着または杭などの接合方法によって固定刃保持部33に接合される。
【0019】
上述したように、第一および第二の固定刃46A,46Bは固定刃保持部33に接合されている。一方の固定刃46Aのみで十分であるが、両刃構とすることにより、第一の固定刃46Aが鈍くなった場合には、固定刃保持部33を反転させて第二の固定刃46Bを配置して第二の刃とすることができる。これにより、刃を研磨するために費やされる時間を短縮することができる。
【0020】
通常、固定刃保持部33は鋼で形成され、第一および第二の固定刃46A,46Bは調質ばね鋼等のより柔軟な材料で形成される。より柔軟な材料で図6および図7に示す固定刃34を形成することにより、より堅い材料で固定刃34を形成する場合と比較してコストを抑えることができる。固定刃34のコストを抑えることができれば、刃34A,34Bが鈍くなった後は、固定刃34を廃棄しても不経済ではない。より柔軟な材料で形成される両刃型の固定刃34を用いれば、刃の研磨工程が不要となり、コストを下げ、固定刃34の交換に要する時間を短縮することができる。
【0021】
実施形態に従って新しいリール式切断アセンブリを製造したり、既存の芝刈機に各種実施形態の磁石式刃を取り付けることを可能とする改造支持バーまたは支持フレームキットを製造することを含む多くの方法によって各種実施形態を実施することができる。
【0022】
様々な製造方法により、各種実施形態の磁石式固定刃18は製造することができる。特に、図8から図14に示すように、固定刃18は、炭素鋼、特に、AISI 1566高温圧延酸洗鋼で製造することができ、これを全体として参照番号100で示す。固定刃18などの炭素鋼固定刃100は、図6に示すように、支持バー16上の作動位置において磁気的に磁石20に対して引きつけられ、固定刃100は、固定刃18と同様に、リール2との間で剪断がなされるように配置されている。
【0023】
特に図8から図14を参照しながら、炭素鋼固定刃100の製造工程について詳しく説明する。まず、ほぼ平らな鋼板101を所定の長さに切断する。次に、平らな鋼板101を打ち抜き機またはプレス機に送る。これらの機械により、平らな鋼板101を平坦化し、矯正し、鋼板に屈曲力を与える。形状はリール式芝刈機に応じて異なっていてもよいが、固定刃100は、ほぼ平らな取付部102と、上向きの切断部104とを有する。図9に最もよく示すように、上向きの切断部104は、取付部102と遠心端108を相互接続する半円形部106を有している。具体的には、炭素鋼を形成するために行う打ち抜き処理の結果として、図9に示すように、半円形部106は取付部102の下部表面112の下方に延在する外側表面110を有している。当業者には明らかなように、下部表面112の下方に延在する外側表面110の状態では、適切な芝の切断を妨害および/または地表に接触する可能性があるために、望ましいものではない。さらに、この状態では、リール式芝刈機が刈り込むことのできる芝の限界長さがさらに限定されてしまう。従って、一般的に邪魔になることのない下部表面にするためには、この外側表面110を研磨することが好ましい。
【0024】
図11および図12は、外側表面110を除去し、複数の面を画定させて最終的な所望の形状を形成するために必要な一連の研磨作業を完了した後の固定刃100を示す。具体的には、図12に示すように、固定刃100は、取付部102の下部表面112から上方へ延びるトーナメント切断面114を含む。トーナメント切断面114は、約3°〜8°(例えば5°)の相対角度で下部表面112から上方へ延びることが好ましい。トーナメント切断面114は、より大きく傾斜(下部表面112との相対角度が約5°〜15°(例えば8°))してさらに上方へ延びる超トーナメント切断面116へと移行する。固定刃100は、ほぼ垂直(下部表面112との相対角度が約90°)である前面118と、下部表面112との相対角度が約5°〜15°(例えば8〜10°)である上面120とを有する。前面118と上面120は端部121で交わる。トーナメント切断面114、超トーナメント切断面116、前面118と上面120は、固定刃100をフライス盤へ送ることで行われる各種研磨作業によって形成される。研磨作業後、十分な硬度を与え、固定刃100の作動時の磨耗を低減させるために、固定刃100を熱処理する。
【0025】
図11を参照すると、熱処理後の固定刃100は、取付部102に形成された1対の開口部122をさらに有する。1対の開口部122は、後続の研磨作業時において、製造時に固定刃100を配置するために使用される。さらに、第二の1対の開口部124を取付部102に形成する。第二の1対の開口部124は、穴28と同様に、支持バー16の杭26を収容できる寸法になっている。
【0026】
図13および図14に示すように、固定刃の最終研磨を終了する。具体的には、熱処理後の研磨作業を通して、下部表面112との相対角度が約3°〜8°(例えば約5.5°)で傾斜するように上面120を最終研磨する。同様に、前面118を研磨して端部121の代わりに刃126を形成する。刃126の傾斜は、リール2に対する所望の切断形状による。
【0027】
固定刃100は、多くの有益な切断性をもたらし、長い寿命を有するが、その製造には多くのコストがかかり、複雑になる可能性がある。そこで、本発明の各種実施形態は、研磨工程、熱処理および構成の複雑さをなくすことができる固定刃の製造方法を提供する。
【0028】
図15および図16を参照すると、簡易な方法で製造された固定刃200が示されている。より具体的には、固定刃200は、ばね鋼、特に、約47Cの最小ロックウェル数に硬化されたばね鋼である、C1095スケールレス光輝青ばね鋼、ASTM A682からなる。固定刃18,100のようなばね鋼固定刃200は、図6に示すように、支持バー16上の作動位置において磁気的に磁石20対して保持され、固定刃200は固定刃18と同様にリール2との間で剪断が行われる位置に配置される。
【0029】
図15および図16を参照しながら、ばね鋼固定刃200の製造工程について詳細に説明する。ばね鋼固定刃200の製造工程は、固定刃100の製造工程と比較して非常に簡易化されており、製造の複雑さとコストが低減されることを示されている。ほぼ平らな鋼板(図示せず)を、鋼板に屈曲力を与える冷間圧延成形機に送る。平らな鋼板は、連続的な途切れのない方法で迅速かつ簡単に成形できる、ロール状のばね鋼であることが好ましい。図15および図16に最もよく示すように、鋼板は一連のローラを介して所望の形状に成形される。ばね鋼の性質のために、この成形方法では、所望の最終的な形状を生成するために1以上の屈曲または上部屈曲が必要となる場合がある。
【0030】
最終的な形状はリール式芝刈機の設計に応じて異なるが、固定刃200は、ほぼ平らな取付部202と、上向きの切断部204とを有する。図16に最もよく示すように、上向きの切断部204は、約9°の相対角度で取付部202から上方に延在している。図示するように、打ち抜き処理によって形成される半円形部106の下方に突出する外側表面110を有する固定刃100とは異なり、各種実施形態の冷間圧延成形処理ではこのような形状とはならず、トーナメント切断面114および超トーナメント切断面116を研磨する必要がない。従って、ばね鋼を使用すると打ち抜きではなくロール成形法を使用することができ、研磨面を画定するために行う前面218の最終的な研磨以外の研磨処理を省略することができる。
【0031】
図15に示すように、固定刃200は、取付部202に形成された1対の開口部224をさらに含む。1対の開口部224は、穴28と同様に支持バー16の杭26を収容することができる寸法を有する。
【0032】
ばね鋼固定刃200は、従来のねじ止め式固定刃、さらには固定刃100と比較して多くの利点を有する。具体的には、ばね鋼からなる固定刃200は、簡単な冷間圧延成形技術で製造することができる。磁気固定刃を形成する方法として従来は使用されていなかったこの技術は、製造方法を非常に簡易化し、複雑な平坦化、矯正、成形、研磨、熱処理作業を省略することができる。
【0033】
本実施形態の説明は単に例示を目的としたものであり、各種実施形態の要旨から逸脱しない変形も本願の範囲に含まれる。従って、そのような変形及び変更も本願の範囲から逸脱するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】各種実施形態の教示に従って構成された手押し式リール式芝刈機の分解斜視図である。
【図2】各種実施形態の教示に従って構成されたリール式芝刈機アセンブリの分解斜視図である。
【図3】いくつかの実施形態の支持バーの上面の斜視図である。
【図4】いくつかの実施形態の支持バーの底面の斜視図である。
【図5】図3の支持バーに取り付けるための固定刃の斜視図である。
【図6】図3の支持バー上の作動位置における図5の支持バーの概略図である。
【図7】図3の支持バー上の作動位置における別の支持バーの概略図である。
【図8】第一の製造方法に係る固定刃の平面図である。
【図9】図8の支持バーの断面図である。
【図10】図8の固定刃を形成するために使用される鋼板の平面図である。
【図11】複数の研磨作業後の図8の固定刃の平面図である。
【図12】図11の固定刃の断面図である。
【図13】最終研磨作業後の図11の固定刃の平面図である。
【図14】図13の固定刃の断面図である。
【図15】第二の製造方法に係る固定刃の平面図である。
【図16】図15の固定刃の断面図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、
リール軸を中心として前記リールを回転させる駆動部と、
前記フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、
作動位置において前記支持部に固定された固定刃保持部と、
前記リールと共に剪断を行うように前記支持部と固定刃保持部との間に配置された固定刃と、
前記支持部に対する前記固定刃の滑動を防止する係合手段と、
を含むリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項2】
前記係合手段が、前記支持部上に形成された複数の位置決め部材をさらに含む、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項3】
前記係合手段が、前記位置決め部材を前記支持部と係合させるために前記保持部に形成された複数の開口部をさらに含む、請求項2に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項4】
前記保持部を前記支持部に固定して維持するための留め具をさらに含む、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項5】
前記留め具がねじ留め具である、請求項4に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項6】
前記固定刃が、各面が切断機能を有するように配置された第一および第二の面を有し、前記第一および第二の面の一方が切断機能を有するように前記固定刃が配置されている、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項7】
前記固定刃が前記保持部よりも柔軟な材料で形成されている、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項8】
前記固定刃が調質ばね鋼である、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項9】
前記固定刃が取り外し可能である、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項10】
前記保持部が複数の厚みの異なる保持部から選択される、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項11】
前記リール式芝刈機アセンブリを支持する乗車式および手押し式芝刈機の一方をさらに含む、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項12】
フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、
リール軸を中心として前記リールを回転させる駆動部と、
前記フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、
作動位置において前記支持部に固定された固定刃保持部と、
前記固定刃保持部に保持された固定刃と、
前記支持部に対して前記固定刃が滑動することを防止する係合手段と、
を含むリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項13】
前記固定刃が前記保持部に接着されている、請求項12に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項14】
前記固定刃が前記保持部に杭で固定されている、請求項12に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項15】
前記保持部上に保持され、前記第一の固定刃に対向する第二の固定刃をさらに含む、請求項12に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項16】
前記固定刃が前記保持部に接着されている、請求項15に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項17】
前記固定刃が前記保持部に杭で固定されている、請求項16に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項18】
前記係合手段が、前記位置決め部材を前記支持部と係合させるために前記保持部に形成された複数の開口部をさらに含む、請求項15に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項19】
前記保持部を前記支持部に固定して維持するための留め具をさらに含む、請求項12に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項20】
前記留め具がねじ留め具である、請求項19に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項21】
前記固定刃が、各面が切断機能を有するように配置された第一および第二の面を有し、前記第一および第二の面の一方が切断機能を有するように前記固定刃が配置されている、請求項15に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項22】
前記リール式芝刈機アセンブリを支持する乗車式および手押し式芝刈機の一方をさらに含む、請求項15に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項23】
フレームと、
芝刈機を移動させるために前記フレームに取り付けられた原動機と、
前記原動機を作動させるために前記フレームに支持された動力源と、
前記フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、
リール軸を中心として前記リールを回転させる駆動部と、
前記フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、
作動位置において前記支持部に固定された固定刃保持部と、
前記リールと共に剪断を行うように前記支持部と前記固定刃保持部との間に配置された固定刃と、
を含むリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項24】
前記支持部に対して前記固定刃が滑動することを防止する係合手段をさらに含む、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項25】
前記係合手段が、前記支持部上に形成された複数の位置決め部材をさらに含む、請求項24に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項26】
前記係合手段が、前記位置決め部材を前記支持部と係合させるために前記保持部に形成された複数の開口部をさらに含む、請求項25に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項27】
前記保持部を前記支持部に取り付けるための留め具をさらに含む、請求項24に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項28】
前記留め具がねじ留め具である、請求項27に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項29】
前記固定刃が、各面が切断機能を有するように配置された第一および第二の面を有し、前記第一および第二の面の一方が切断機能を有するように前記固定刃が配置されている、請求項23に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項30】
前記固定刃が前記保持部よりも柔軟な材料で形成されている、請求項23に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項31】
前記固定刃が調質ばね鋼である、請求項23に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項32】
前記固定刃が取り外し可能である、請求項23に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項33】
前記保持部が複数の厚みの異なる保持部から選択される、請求項23に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項34】
前記リール式芝刈機アセンブリを支持する乗車式および手押し式芝刈機の一方をさらに含む、請求項23に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項35】
フレームと、
芝刈機を移動させるために前記フレームに取り付けられた原動機と、
前記原動機を作動させるために前記フレームに支持された動力源と、
前記フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、
リール軸を中心として前記リールを回転させる駆動部と、
前記フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、
作動位置において前記支持部に固定された固定刃保持部と、
前記固定刃保持部に保持された固定刃と、
を含むリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項36】
前記支持部を滑動させながら、前記支持部に対して前記保持部が滑動することを防止する係合手段をさらに含む、請求項35に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項37】
前記固定刃が前記保持部に接着されている、請求項36に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項38】
前記固定刃が前記保持部に杭で固定されている、請求項36に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項39】
前記保持部上に保持される、第一の固定刃とは反対の第二の固定刃をさらに含む、請求項36に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項40】
前記第二の固定刃が前記保持部に接着されている、請求項39に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項41】
前記第二の固定刃が前記保持部に杭で固定されている、請求項40に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項42】
前記係合手段が、前記位置決め部材を前記支持部と係合させるために前記保持部に形成された複数の開口部をさらに含む、請求項36に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項43】
前記保持部を前記支持部に取り付けるための少なくとも1つの留め具をさらに含む、請求項35に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項44】
前記留め具がねじ留め具である、請求項43に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項45】
前記固定刃が、各面が切断機能を有するように配置された第一および第二の面を有し、前記第一および第二の面の一方が切断機能を有するように前記固定刃が配置されている、請求項35に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項46】
前記固定刃が調質ばね鋼である、請求項35に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項47】
前記リール式芝刈機アセンブリを支持する乗車式および手押し式芝刈機の一方をさらに含む、請求項35に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項1】
フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、
リール軸を中心として前記リールを回転させる駆動部と、
前記フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、
作動位置において前記支持部に固定された固定刃保持部と、
前記リールと共に剪断を行うように前記支持部と固定刃保持部との間に配置された固定刃と、
前記支持部に対する前記固定刃の滑動を防止する係合手段と、
を含むリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項2】
前記係合手段が、前記支持部上に形成された複数の位置決め部材をさらに含む、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項3】
前記係合手段が、前記位置決め部材を前記支持部と係合させるために前記保持部に形成された複数の開口部をさらに含む、請求項2に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項4】
前記保持部を前記支持部に固定して維持するための留め具をさらに含む、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項5】
前記留め具がねじ留め具である、請求項4に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項6】
前記固定刃が、各面が切断機能を有するように配置された第一および第二の面を有し、前記第一および第二の面の一方が切断機能を有するように前記固定刃が配置されている、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項7】
前記固定刃が前記保持部よりも柔軟な材料で形成されている、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項8】
前記固定刃が調質ばね鋼である、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項9】
前記固定刃が取り外し可能である、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項10】
前記保持部が複数の厚みの異なる保持部から選択される、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項11】
前記リール式芝刈機アセンブリを支持する乗車式および手押し式芝刈機の一方をさらに含む、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項12】
フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、
リール軸を中心として前記リールを回転させる駆動部と、
前記フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、
作動位置において前記支持部に固定された固定刃保持部と、
前記固定刃保持部に保持された固定刃と、
前記支持部に対して前記固定刃が滑動することを防止する係合手段と、
を含むリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項13】
前記固定刃が前記保持部に接着されている、請求項12に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項14】
前記固定刃が前記保持部に杭で固定されている、請求項12に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項15】
前記保持部上に保持され、前記第一の固定刃に対向する第二の固定刃をさらに含む、請求項12に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項16】
前記固定刃が前記保持部に接着されている、請求項15に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項17】
前記固定刃が前記保持部に杭で固定されている、請求項16に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項18】
前記係合手段が、前記位置決め部材を前記支持部と係合させるために前記保持部に形成された複数の開口部をさらに含む、請求項15に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項19】
前記保持部を前記支持部に固定して維持するための留め具をさらに含む、請求項12に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項20】
前記留め具がねじ留め具である、請求項19に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項21】
前記固定刃が、各面が切断機能を有するように配置された第一および第二の面を有し、前記第一および第二の面の一方が切断機能を有するように前記固定刃が配置されている、請求項15に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項22】
前記リール式芝刈機アセンブリを支持する乗車式および手押し式芝刈機の一方をさらに含む、請求項15に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項23】
フレームと、
芝刈機を移動させるために前記フレームに取り付けられた原動機と、
前記原動機を作動させるために前記フレームに支持された動力源と、
前記フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、
リール軸を中心として前記リールを回転させる駆動部と、
前記フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、
作動位置において前記支持部に固定された固定刃保持部と、
前記リールと共に剪断を行うように前記支持部と前記固定刃保持部との間に配置された固定刃と、
を含むリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項24】
前記支持部に対して前記固定刃が滑動することを防止する係合手段をさらに含む、請求項1に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項25】
前記係合手段が、前記支持部上に形成された複数の位置決め部材をさらに含む、請求項24に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項26】
前記係合手段が、前記位置決め部材を前記支持部と係合させるために前記保持部に形成された複数の開口部をさらに含む、請求項25に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項27】
前記保持部を前記支持部に取り付けるための留め具をさらに含む、請求項24に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項28】
前記留め具がねじ留め具である、請求項27に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項29】
前記固定刃が、各面が切断機能を有するように配置された第一および第二の面を有し、前記第一および第二の面の一方が切断機能を有するように前記固定刃が配置されている、請求項23に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項30】
前記固定刃が前記保持部よりも柔軟な材料で形成されている、請求項23に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項31】
前記固定刃が調質ばね鋼である、請求項23に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項32】
前記固定刃が取り外し可能である、請求項23に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項33】
前記保持部が複数の厚みの異なる保持部から選択される、請求項23に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項34】
前記リール式芝刈機アセンブリを支持する乗車式および手押し式芝刈機の一方をさらに含む、請求項23に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項35】
フレームと、
芝刈機を移動させるために前記フレームに取り付けられた原動機と、
前記原動機を作動させるために前記フレームに支持された動力源と、
前記フレームに回転可能に取り付けられた芝刈用のリールと、
リール軸を中心として前記リールを回転させる駆動部と、
前記フレームに取り付けられた少なくとも1つの支持部と、
作動位置において前記支持部に固定された固定刃保持部と、
前記固定刃保持部に保持された固定刃と、
を含むリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項36】
前記支持部を滑動させながら、前記支持部に対して前記保持部が滑動することを防止する係合手段をさらに含む、請求項35に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項37】
前記固定刃が前記保持部に接着されている、請求項36に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項38】
前記固定刃が前記保持部に杭で固定されている、請求項36に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項39】
前記保持部上に保持される、第一の固定刃とは反対の第二の固定刃をさらに含む、請求項36に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項40】
前記第二の固定刃が前記保持部に接着されている、請求項39に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項41】
前記第二の固定刃が前記保持部に杭で固定されている、請求項40に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項42】
前記係合手段が、前記位置決め部材を前記支持部と係合させるために前記保持部に形成された複数の開口部をさらに含む、請求項36に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項43】
前記保持部を前記支持部に取り付けるための少なくとも1つの留め具をさらに含む、請求項35に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項44】
前記留め具がねじ留め具である、請求項43に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項45】
前記固定刃が、各面が切断機能を有するように配置された第一および第二の面を有し、前記第一および第二の面の一方が切断機能を有するように前記固定刃が配置されている、請求項35に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項46】
前記固定刃が調質ばね鋼である、請求項35に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【請求項47】
前記リール式芝刈機アセンブリを支持する乗車式および手押し式芝刈機の一方をさらに含む、請求項35に記載のリール式芝刈機アセンブリ。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公表番号】特表2007−535937(P2007−535937A)
【公表日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−511546(P2007−511546)
【出願日】平成17年5月4日(2005.5.4)
【国際出願番号】PCT/US2005/015526
【国際公開番号】WO2005/107434
【国際公開日】平成17年11月17日(2005.11.17)
【出願人】(591188550)テクストロン インコーポレーテッド (12)
【氏名又は名称原語表記】TEXTRON INCORPORATED
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年5月4日(2005.5.4)
【国際出願番号】PCT/US2005/015526
【国際公開番号】WO2005/107434
【国際公開日】平成17年11月17日(2005.11.17)
【出願人】(591188550)テクストロン インコーポレーテッド (12)
【氏名又は名称原語表記】TEXTRON INCORPORATED
【Fターム(参考)】
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