説明

芳香土壌とその製造方法

【課題】 農産、水産、畜産、林産物やその廃棄物、厨芥などに、芳香性植物を添加、混合して消臭、防臭を図るとともに、堆肥化によりその芳香成分を安定化した堆肥、培土など良質な土壌を製造する。
【解決手段】
農林水産物やその廃棄物、家畜排せつ物、厨芥などに1−15%(乾燥重量)の芳香性植物を加えて、すべての毛管孔げきを水が満たし、非毛管孔げきには水が存在しない状態の粉砕混合物に空気を5−30L/分・mで通気して芳香成分を安定化する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、芳香性植物によって消臭、防臭を施した農業、園芸用土壌とその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
バイオマスの有効活用の一環として、厨芥、水産廃棄物、林産廃棄物、家畜排せつ物などから堆肥が製造されている。その製造過程ならびに製品にかかる臭いは、回避できないものとされている。特に魚腸骨や家畜排せつ物からなる堆肥は、完熟後も臭みが強く、これらのバイオマスを主材料とした堆肥は屋内園芸には敬遠されている。
【0003】
堆肥の製造過程の悪臭対策として、活性炭、脱臭剤、消臭液などを充填したカラムを排気口に取り付ける手法が為されている。しかし、カラムは定期的な交換が不可欠で、コスト的課題も多い。また堆肥の消臭方法として、堆肥化後に炭化や乾燥がなされているが、このような堆肥化との二段処理では、製造装置も大きくなりがちで、さらには加熱などに伴うエネルギー消失も少なくない。
【0004】
堆肥化は好気性発酵が主体で、通気性が重要な要因である。従来、適性通気量は50−300L/分・mとされている。しかし、冬期間や寒冷地において300L/分・mほどの通気を行うと、発酵熱が放散し、結果として昇温が為されず、堆肥化も遅延がちとなる。一方で、通気性が低すぎると、嫌気性状態となりやすく、発酵すなわち堆肥化が為されず雑菌が蔓延し悪臭を放つこととなる。
【0005】
特に家畜排せつ物は、適正処理(家畜排せつ物の管理の適正化および利用の促進に関する法律など)が求められる。しかし、堆肥技術そのものには、未成熟で未解明な部分も多い。例えば、堆肥化する際、使用する資材の種類、粒度、pH、混合比等によって、発酵性が大きく異なる。にもかかわらず、堆肥化では水分が漠然と50−70%が良好とされる。事実、鶏ふんは牛ふんよりも低めの水分(60%)に設定したほうが良好な堆肥となるが、鶏ふんを水分65%で処理すると、昇温が不十分となりやすく、堆肥化の大きな目的の一つであるクリプトスポリジウムや大腸菌など雑菌の死滅、雑草種子の死活が果たせない。堆肥化においては、資材に応じた水分指標を組み入れ、その適正手法に基づく堆肥化が不可欠である。
【0006】
一方、アロマテラピーとして、香りを楽しむ風潮がある。香りは、古くから伝わる植物療法の一つで、例えばラベンダーは鎮静作用、柑橘類はリフレッシュ作用で知られる。香りを生活に組み入れることは、心身のリフレッシュ、リラックスにつながり、より豊かな暮らしを演出しうる。
【0007】
植物の豊かな香りは、精油に担うところが大きい。精油とは植物中の揮発油のことで、一般的には水蒸気蒸留によって植物より分離回収されるものである。精油は心身をリフレッシュさせるとともに、悪臭に対する消臭、防臭効果も高い。なお、消臭とは臭気を化学的作用で除去または緩和することを、防臭とは臭気を他の香りでマスキングすることを言う。
【0008】
また、ガーデニングとして小さな家庭菜園、庭園を楽しむ暮らしがポピュラーとなっている。そして、ガーデニングにアロマテラピーを組み合わせることは、更なる心身のリフレッシュが期待される。これまで、両者を組み合わせたものとして、ハーブなど芳香性植物自体の栽培が挙げられる。そのほか、園芸用土壌に乾燥ハーブを添加した培土(特許文献1)のほか、植物の色、香りを引き出すために植物エキス、糖液、木酢液などを添加した培土も見られる。また、香りを高分子ゲル、ワックス、紙や布などに付着、吸着させたものをプランターに載せたものも見られる。しかし、いずれも植物に対して良好な堆肥、土壌としたものではなく、ガーデニングとアロマの一体感に乏しいものである。
【0009】
【特許文献1】特願平11−195854
【0010】
芳香性植物は、堆肥としては望ましい材料ではない。その理由は、芳香性植物中の精油が、植物の発芽、生長を抑制する作用を有するためで、堆肥化後も、過剰量の精油が残存することは植物の生育に大きく影響することになる。さらに精油が多いことは堆肥化自体の進行も悪くし、堆肥化が不十分となり、混入する雑草種子や植物の生育抑制作用が残存する。堆肥化技術が未熟で指標などがない現状では、精油を含む資材の効率的な堆肥化は困難である。
【0011】
さらに、悪臭を消臭、防臭し、かつ良好な香りとして引き立たせるには、土壌に対して0.1%以上の精油を含有させることが必要である。しかし精油は光、温度、酸素、金属などにさらされると、その香りが劣化し、異臭、悪臭となりやすい。指標に基づく堆肥化により、精油の変質を抑えつつ、速やかに安定化して、無臭および豊かな香りを有する良質な堆肥や培土が調製されるならば、新たな園芸、ガーデニンググッズとして活用され、暮らしに憩いをもたらすことが大いに期待される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
悪臭を有する堆肥、培土は、屋内園芸、ガーデニング用資材として敬遠される。悪臭には、芳香性植物が有する精油、油脂などによる消臭、防臭が有効である。しかし、精油や油脂は揮発性を有し、次第に消失する。一方で、精油、油脂は光、熱、酸素に不安定で、強く曝されると異臭になりやすい。さらに過剰の精油は、堆肥化の進行を遅延させるばかりか、植物の発芽、生長を抑制することになる。
【0013】
本発明は、農産、水産、畜産、林産物やその廃棄物、厨芥などに、芳香性植物を添加、混合して消臭、防臭を図るとともに、堆肥化によりその芳香成分を安定化した堆肥、培土など良質な土壌を製造するものである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明者等はかかる目的を達成するため鋭意研究の結果、適性条件下で堆肥化することで、ハーブ、柑橘、樹木、生薬などの芳香性植物を消臭、防臭、芳香材料とした良好な土壌になることを見出したものである。
【0015】
芳香性植物としては、精油、油脂を有するハーブ、針葉、果物、スパイス、生薬などが挙げられる。具体的には、ミント、ラベンダーなどハーブ類、ヒバ、トドマツなど樹木類、カモミール、バラなど花類、マンダリン、レモンなど柑橘類、ドリアン、レイシなど果物類、シナモン、山椒などスパイス類などである。これらの芳香性植物の葉、根、花、果物、樹皮などの単独または二つ以上の部位や種類を、農産物、水産物、畜産物、林産物およびその廃棄物や厨芥などに対して重量で1−15%(乾燥重量)を加えて混合する。
【0016】
上記の混合物に対して、5−30L/分・mの通気量で空気を供給する。夏日が続くような温暖な時期の堆肥化は強めの通気量でも良いが、冬期間や寒冷地では、堆肥化に伴う発酵熱の放散を避けるべく10L/分・m程度の通気が望ましい。供給する空気は室温、もしくは20−60℃程度に加温したものが良好で、30−50℃が望ましい。さらに、空気の加温方法としては、堆肥化過程で生じる発酵熱の活用が図られるべく、空気の供給口を堆肥の内部として、順次周辺に放散する形式が良好である。
【0017】
土壌には固有の水分保持力があり、個々の水分状態を示す指標としてpFがある。最大容水量をpF0とし、ほ場容水量をpF1.8とする。pF1.8とpF4.2との間の水分が、植物の活用できる土壌水分とされる。特にpF1.8は、すべての毛管孔げきを水が満たし、非毛管孔げきには水が存在しない状態として、植物が直接活用できない自由水のない状態を指す。本発明は、この状態が、堆肥化をつかさどる微生物群にとっても良好な活性化要因であることを見いだし、さらに活性化を図るべく諸要因の影響を明らかにしたものである。ついては、混合物の水分をpF1.8、すなわち毛管孔げきを水が満たし、非毛管孔げきには水が存在しない状態に調整することで、通気性が良好となり、堆肥化が促進され、芳香成分の安定化が為される。
【0018】
堆肥化の促進には通気が不可欠である。しかし、過剰量の通気は発酵熱の放出、香りの消失ばかりか、水分の蒸散にともなう乾燥をもたらし、発酵自体が損なわれる。少ない通気量で効率的に堆肥化を図るためには、資材の平均粒径は1−4mmが良好である。形状は粒状、粉末状または繊維状などが良い。粒径2mm前後に粉砕することで、より密な状態で、通気に必要最低限の空間が確保される。多くの材料が充填されることで発酵の活性部位は増大し、良好な堆肥化が誘発される。そこで、5−30L/分・mで通気することにより、堆肥槽など発酵空間は1時間で内部の空気が0.5−2回入れ替わることとなる。すなわち、pFならびに平均粒径の調整により、従来から知られる適正通気量よりも少ない通気量で好気性発酵が促進されることとなる。
【0019】
通気方法として送風式または吸入式、通気の加温方法としてヒーターやジャケット方式を問わないが、資材の中心から外周部に空気が供給させるような通気が堆肥過程で生じる発酵熱を活用する点から望ましい。なお、堆肥化の規模としては、容積1−50m程度が作業性から良好ではあるが、粉砕等によって粒度を1−4mmとした上でpFを調製することにより、大型発酵槽でも効率的な通気が為され、速やかに堆肥化が為される。なお、堆肥の混合、均一化を図る目的で、ドラム式、スクリュー式の攪拌装置の付設も望ましい。
【0020】
堆肥化とは、環境中に広く分布する糸状菌、放線菌、細菌など微生物群による発酵である。発酵をよりスムーズとするため、堆肥の一部や市販菌を微生物群などの種菌、すなわち分解促進菌として添加することが良好である。また、当該発明に基づく処理を一次発酵として、さらに安定させるべく二次発酵することが、より良質な土壌、堆肥となる。さらに優れた含有成分の堆肥とするため、油粕・鶏糞などの窒素分、骨粉・米ぬかなどのリン酸、草木灰などのカリウムの添加も良好である。
【0021】
芳香成分は空気に混ざって漂い、鼻の臭細胞にくっつくことで香りとして感じられる。香りが漂うことは、次第に揮発、消失することでもある。芳香性植物による消臭作用には、芳香成分が有するアルデヒド、エステル、アルコール、フェノールなどの官能基や二重結合などの化学構造と悪臭物質が結合する化学変化に基づく消臭と、強い香りによって悪臭を不明確にするマスキングが挙げられる。一般的には、飽和型炭化水素類の多い精油は消臭作用が少なく、アルデヒド、ケトン、エステル、ラクトン、アルコール、フェノールなどの官能基や二重結合を有する精油が優れた消臭効果を発揮する。しかし、後者の芳香成分は反応性が高いために、熱、酸素、金属などにさらされると劣化して異臭となりやすい。芳香成分を速やかに安定化し、植物に対しても良好な堆肥とするには、香りの調和、拡散性、持続性等も考慮した堆肥化が不可欠である。すなわち、通気性、粒度、pFなどの適正な指標を踏まえた堆肥化により、エネルギー消失や精油の変質を抑えつつ、速やかに60℃以上に達し芳香土壌が得られる。
【発明の効果】
【0022】
本発明は農林水産物やその廃棄物、家畜排せつ物、厨芥や堆肥の消臭、無臭化を図るとともに、芳香豊かな堆肥、土壌として、バイオマスにおける環境循環型社会の構築に寄与する。すなわち、植物が生理的に生み出した物質と微生物群の発酵作用を用いて、家畜ふん尿や農林水産物の廃棄物、例えば残稈、残葉、出荷不適物、雑草などの植物資材から、消臭、防臭、芳香作用を有する付加価値の高い堆肥、培士を製造するもので、クリーン農業の推進に寄与する。
【発明を実態するための最良の形態】
【0023】
特に限定されるものではないが、本発明においての芳香性植物としては、ミント、ラベンダーなどハーブ類、ヒバ、トドマツなど樹木類、カモミール、バラなど花類、マンダリン、レモンなど柑橘類、ドリアン、レイシなど果物類、シナモンや山椒などスパイス類などが挙げられる。堆肥化には、厨芥ならびに水産、畜産、林産物やその廃棄物に対して、芳香性植物の葉、根、花、果物、樹皮などの単独または二つ以上の部位や種類を添加、混合する。賦香率(精油含有量)が多い植物は混合比を低く、少ない植物は高めに重量で1−15%(乾燥重量)、好ましくは3−10%を添加する。例えばトドマツ針葉のように疎水性の精油(精油中の水溶性画分4.9%)は、栽培植物の吸収性が低く生育抑制作用も低いことから、芳香性植物の混合比は高めの10−15%が望ましい。一方、アップルミント葉のように親水性の精油(同画分7.3%)は植物の吸収性が高く抑制作用も強いことから、混合比は5%程度が良好である。
【0024】
製品むらを少なくするためには、均一な粉砕物を処理することが望ましい。資材の粉砕方法としては、例えば植繊機、破砕機、切削型・スクリューフィーダー型粉砕機が良好である。なお、サルモネラ菌は56−60℃を15−60分間程度、ブドウ球菌は50℃を10分間程度のように、多くの雑菌が60℃を維持することで死滅する。ついては、堆肥化における病害菌の失活に向けた目標温度は50−60℃とする。以下、本発明を実施例に基づきより具体的に説明する。
【実施例1】
【0025】
空気を5−30L/分・mで通気することで、揮発性の高い精油が速やかに留去されるとともに、分解および重合して安定化する。すなわち、粒度1−2mmのトドマツ木粉を鶏ふん:木粉=6:4(g/g乾燥重量)の比で混合し、分解促進菌を10g/kg加えて、非毛管孔げきに水が存在しない状態pF1.8(水分65%)としたものを内容積5.5Lの分解槽に充填し、40℃の空気を表1のように所定量通気して発酵を行った。その結果、50時間後の到達温度は、通気量が55−110L/分・mの条件下は50℃よりも高く、発酵温度も維持された。しかし、5L/分・m以下ならびに110L/分・m以上の条件では、昇温に至らなかった。
【0026】
【表1】

【実施例2】
【0027】
粒度1−2mmのトドマツ木粉を鶏ふん:木材=6:4(g/g)で混合し、分解促進菌10g/kgを加えてpF1.8としたものを内容積5.5Lの分解槽に充填し、所定温度の空気(表2)を50L/分・mの通気量で発酵させた。その結果、30と40℃の条件では発酵槽は50℃以上に昇温した。なお、それ以下の温度では、速やかな微生物群の活性化は見られず、70℃以上の高温では精油の変質が激しく起こり、異臭を放った。通気には20−60℃の空気を用いることが望ましい。
【0028】
【表2】

【実施例3】
【0029】
通常のオガコと呼ばれる木粉の粒度0.5mm程度では、一般的に85%以上にもなる高水分の牛ふんを堆肥化する場合に空隙が生じにくく、好気性発酵に向けては通気量を多くせざるを得なかった。しかし、過剰の通気は発酵熱の消失を伴うことにもなる。すなわち、所定粒度のトドマツ木粉を鶏ふん:木材=6:4(g/g)の比で混合し、発酵促進菌10g/kgを加えたpF1.8の混合物に、温度30℃の空気を通気量50L/分・mで通気した(表3)。その結果、平均粒度1−4mmの繊維状、粒状、粉末状の粉砕物は、いずれも良好に昇温した。なお粒度が適正となることで、発酵むらが少なく、速やかに良質な堆肥ともなる。すなわち、1mm以下ならびに4mm以上の粒度では最高温度が50℃には至らないものの、2mm程度の粉砕物においては、毛管孔げきには水が満たされ、非毛管孔げきには水が存在しない状態とすることで、従来知られるよりも少ない通気量で発酵が良好となり、芳香成分の安定化が達せられる。
【0030】
【表3】

【実施例4】
【0031】
堆肥化においては、木材を水分調整剤として水産廃棄物や家畜排せつ物を処理することが多い。木材は樹種ごとに比重や水分保水能が異なり、堆肥化にかかる影響も異なる。5種類の木材を1−4mmに粉砕し、pF1.8における水分量を求めるとともに、鶏ふん:木材=6:4(g/g)の比で混合し分解菌10g/kgを加えて所定水分に調整した混合物に、温度30℃の空気を通気量50L/分・mで通気して発酵を行った。トドマツ、アカエゾマツ、カラマツ、ミズナラとシラカンバのそれぞれのpF1.8の水分は、堆肥化における適正水分と極めて一致するものであった(表4)。すなわち、すべての毛管孔げきを水が満たし、非毛管孔げきには水が存在しない状態が、最適な水分状態であり、速やかな堆肥化の進行により芳香成分が安定する。
【0032】
【表4】

【実施例5】
【0033】
平均粒径2.0mmのカラマツ木粉を鶏ふん:木材=7:3(g/g)の混合物に5%のアップルミント、スペアミントを添加し、pF1.8に調整して40℃の空気を70L/分・m通気して堆肥化した。その結果、いずれも65℃に達するとともに、30日後はCECならびにCN比、香りの良好な結果が得られた(表5)。
【0034】
【表5】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
農林水産物やその廃棄物、家畜排せつ物、厨芥などに1−15%(乾燥重量)の芳香性植物を加えて、堆肥化によって芳香成分を安定化した芳香土壌。
【請求項2】
農林水産物やその廃棄物、家畜排せつ物、厨芥などに1−15%(乾燥重量)の芳香性植物を加えて、すべての毛管孔げきを水が満たし、非毛管孔げきには水が存在しない状態の混合物に5−30L/分・mで通気して芳香成分を安定化させる土壌の製造方法。
【請求項3】
すべての毛管孔げきを水が満たし、非毛管孔げきには水が存在しない状態の平均粒度1−4mmの農林水産物やその廃棄物、家畜排せつ物、厨芥などに空気を5−30L/分・mで通気して堆肥化させる土壌の製造方法。
【請求項4】
平均粒度1−4mmの農林水産物やその廃棄物、家畜排せつ物、厨芥などに1−15%(乾燥重量)の芳香性植物を加えて、すべての毛管孔げきを水が満たし、非毛管孔げきには水が存在しない状態の混合物に空気を5−30L/分・mで通気して芳香成分を安定化させる土壌の製造方法。

【公開番号】特開2007−14315(P2007−14315A)
【公開日】平成19年1月25日(2007.1.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−224649(P2005−224649)
【出願日】平成17年7月6日(2005.7.6)
【出願人】(591190955)北海道 (121)
【Fターム(参考)】