説明

蓋の連結方法およびそれを用いたオルゴール、電報、カード類、玩具及び書類

【課題】従来、オルゴールの箱においては蓋の一端が蝶番などで本体に固定されており開閉は一方のみで、多方向に開ける事はできなかった。またその結果として箱型オルゴールに於いてはシリンダーを取り替えない限り演奏曲目を変更することはできなかった。これらの欠点を解消し、更に一般の箱や箱以外のものにも多方向から開閉できる仕組みを応用する。
【解決手段】蓋1と箱本体2を紐やワイヤー3で緩やかに固定する。本発明のオルゴールでは最大3方向に蓋を開閉できる事が特徴で開ける向きによって曲を選ぶことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は蓋の本体への連結方法およびそれを用いたオルゴール、電報、カード類、玩具及び書類に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に箱の蓋は本体に蝶番などで固定されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
箱の蓋を本体に蝶番で固定すると蓋の開閉の向きは一つに限定される。その結果オルゴールではシリンダーの取り替えなどを行わない限り一曲しか演奏できない。しかし箱を複数の向きに開けることができれば複数の曲の演奏を楽しむことが出来る。本発明では複数の向きに開けることができる蓋の本体への連結方法とその連結方法を使った箱型オルゴール、及びその仕組みを応用したカード類、書類を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
蓋側の辺の両端から相対する本体側の辺の反対側の両端へ紐あるいはワイヤー、細い棒などを交差させつつ沿うように配する。蓋と本体の上下を一つの辺について2本の紐あるいはワイヤーで上下交互に連結する。オルゴールのストッパーは普通押さえた時に音楽が止まる仕組みであるが、開けうる向きの数に合わせてオルゴールのムーブメントを箱に設置し、蓋の開閉でストッパーのオンオフと選曲が出来る構造を作る。
【0005】
本発明については下記の如くである。
・ワイヤーとは針金はもちろんのこと、樹脂、紙、布、ゴム、糸、鎖など細長い形状のすべての物を含む。
・連結布12とは布のみを指すのではなく、面状に出来る紙、和紙、メッシュ素材。樹脂板、フィルム、木材などあらゆる素材を含む。
・ヒンジとは蓋が開閉する際の回転の軸及びその周囲を指し本発明では実体として存在するものではない。
・蓋や本体の辺とは蓋裏面及び本体上面におよそ沿った上記ヒンジとなる帯状の部分およびその周辺を指す。
・連結に使用するワイヤーや布はたるみが無いように長さを調整して取り付けるが、本体に固定するための大きさの調整や動きに必要なゆとりは必要に応じて与えるものとする。
・箱とは内部に空間のあるものだけでなく、蓋をする相手となる全てのものを含む。
【発明の効果】
【0006】
・箱形オルゴールの演奏曲目を手軽に選ぶことができる。
・連結された蓋の開閉が何方向にも行える事は常識を覆しオルゴールの娯楽性を高める。
・箱の開閉と共に画像を変更すると全体の雰囲気を曲に合わせる事が可能でエンターテインメントとしての価値が飛躍的に向上する。
・蓋の開閉方法として一般の箱にも応用が出来る。
・祝電や圧着葉書などに連結方法を応用でき、楽しさを大勢で共有出来る。
・蓋が多方向に開く驚きとその向きによって選曲できる喜びを与える事ができ、オルゴールの癒し効果を倍増させる。
・工芸的にも工業的にも製造は容易である。
・実施例3を書類に適用した場合にはセキュリティ機能を持たせることが出来る。
・同様に圧着葉書やカードに用いた場合には上記セキュリティ機能の向上の他、遊びの要素を加えた通信とする事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以後実施例を順に図に添って説明する。
実施例1は蓋、箱本体が直方体の例である。蓋は図の左右方向に開口可能である。開口しない2つの辺にそれぞれ二本一組のワイヤー3を配する。図1−aは斜視図で手前側にワイヤーが交差して配されているのが見える。図1−bではワイヤー部分をわかりやすくするため、蓋と本体との距離を離して正面図として図示した。図の向かって左側蓋側止め位置4から向かって右の本体側止め位置5までワイヤーが渡されている。同様に向かって右側の蓋側止め位置4から向かって左側の本体側止め位置5までワイヤーが渡されている。これらは辺の中央近くで互いに交差する。この図1−bで見ることが出来る構造と全く同一の構造がこれと平行に図1−aの向こう側の辺に設けられている。
【0008】
実施例1では止め位置4,5においては図1−bの様にワイヤーを完全に固定して良いし、小さな輪や孔を設けてワイヤーを通し図1−cの様にそのままワイヤーを本体内部や辺に配しても良い。この後者の場合にはワイヤー3を横から見ると八の字の様になる。
【0009】
図1−dに本体上面のワイヤーの状態を示す。尚、図では蓋が無いものとして記載してあるが実際には蓋がこの図のように完全にはずれることはない。二本一組のワイヤーは実際には接触しているが説明のために距離をわずかに開けて描いた。これらの2本のワイヤーは交差することも重なることもありまた互いの位置は図の上下どちらでも良い。図の中のワイヤー上端7、ワイヤー下端8とはそれぞれ、ワイヤーの蓋側へ止められた端、本体側へ止められた端を示す。尚、図の明瞭化の為、上下止め位置4,5の表示は省いた。
【0010】
蓋の一方が開いている時、閉じられている側のオルゴールのストッパー上端部品9は蓋に押されているので該当するオルゴールは演奏されないが、開いている側はストッパーがはずれた状態となり該当のオルゴールが演奏される。つまり2曲のオルゴールムーブメントが内蔵されている状態で蓋を開いた側のオルゴールだけが演奏される。
【0011】
オルゴールのストッパー上端部品9の形状は重要である。一般のオルゴールのストッパーのように押す位置がワンポイントであれば開閉に伴う蓋の位置の変化によってストッパーを安定して押さえることが難しくなる。実施例1の図に示すように図の左右に長いストッパー上端部品9を採用することによって蓋の形状を厳密に選ばなくても安定した動作提供できる。
【0012】
続いて実施例2について説明する。実施例2は実施例1のワイヤー3の幅を広くして更に工夫を加えた本体上部全体を覆う形にした連結布12である。ワイヤーの発展であり蓋1と本体2の連結は該連結布12によって行う。連結布12は連結布パーツA,Bよりなる。図2−aは図2−aは蓋を閉じた状態の本体上面の様子を記載している。図2ーb、cに連結布パーツA,Bを示した。図2ーaは本体上面を記載しているが図1ーdと同様説明のため蓋を描いていない。
【0013】
図2−d、eはそれぞれ蓋をほぼ垂直に左側、右側から開けた時の本体上面の様子を表している。蓋の左側を開けた時には連結布パーツAが本体上面を覆い、右側を開けた時には連結布パーツBが本体上面を覆う。これは連結布Aの左端が本体に、右端が蓋裏側に固定されており、反対に連結布Bは左端が蓋裏面に、右端が本体に固定されているからである。蓋の左を開けると連結布Aと蓋の裏側にある連結布Bの裏面を見る事になり、逆に蓋の右側を開けると連結布Bと蓋の裏側にある連結布Aの裏面を見る事になる。連結布12の機能としての構造はこれでよいが、この状態では孔の開いた面が見えるだけでまったく美的ではない。
【0014】
実施例3は実施例2から更に発展させ、蓋1を開く向きによってオルゴールの曲だけでなく中に仕組まれた絵も楽しめるようにした。図3ーaに蓋を左右に開いた様子を示す。左側から開くとリンゴとブドウの絵、右側から開くとスイカとバナナの絵が構成される例である。
【0015】
図3−b、cにそれぞれ、左側と右側から開けた際の図柄を示す。分かりやすい様に「花、月、雪、宙」の4文字を図柄にした。図柄「花」,図柄「宙」は本体上面に、図柄「月」,「雪」は蓋の裏面に現れる。実施例3では図柄を縦に5つに分割したが、分割する数はいくつでも良いし、幅を等分にカットしなくてもよい。後に示すセキュリティ保護の必要のある書類などは図柄を縦に細かく分割すると情報の再生がより困難となって都合がよい。図3では文字の図柄に地模様を加えて区別を容易にした。またカットされた図柄の縦方向の配置は元の図柄の位置に合わせる。連結布の大きさは縦は図柄と同じで横は図柄の4倍の大きさである。連結布の表面を図3−dに裏面を図3−eに示す。
【0016】
連結布1面では縦に5等分された上から順に図柄のパーツが「花」,「宙」,「花」,「宙」,「花」と並べられている。同様に、連結布2面は「月」,空、「月」、空、「月」、連結布4面は空、「雪」,空、「雪」、空、連結布5面は、空、「花」,空、「花」、空、連結布6面は「雪」,「月」,「雪」,「月」,「雪」、連結布7面は「宙」,空、「宙」、空、「宙」となる。空と書いた部分には布自体がない事を意味する。連結布3面、8面は蓋を開けても見えない部分であるが、連結布3面は透明の蓋で作成した場合に蓋の開け閉めにかかわらず蓋の上から見える重要な箇所となる。
【0017】
1枚の連結布の表に図3−d裏に図3−eで示す配置で図柄を印刷する。連結布4面22の裏側には連結布5面をが印刷される。同様に連結布6面24は連結布3面21の裏、連結布7面25は連結布2面20の裏、連結布8面26は連結布1面19の裏に印刷されることになる。連結布2面20と連結布3面21の間の山折り線28において表側から見て山折りにする。連結布4面及び5面は2本の帯状になっているがこれを2面及び7面のスリットに通して連結布5面が連結布1面の上ににちょうど重なる様に構成する。連結布8面と3面はそれぞれ本体上面と蓋の裏側に接着などの方法で固定する。
【0018】
左側から蓋を開けると連結布1面19及びその上に重なった連結布5面23が見え、「花」の文字が現れる。。このとき蓋の裏側には連結布6面の上に連結布2面が重なった状態となり「月」の文字が現れる。逆に右側から蓋を開けると蓋の裏側には連結布6面24に連結布4面22が重なって文字「雪」が、本体上面には連結布1面19の上に連結布7面25が重なって文字「宙」が姿を現す。尚、連結布1から8の位置関係が相対的に変わらなければ現在表側の左端にあるものを他の位置に移動させる事は可能である。
この連結布部分を圧着葉書やお祝い電報などに応用できる。光センサーを用いてオンオフを制御するお祝い電報でも開いた面それぞれにセンサーを設置することでオルゴールも動作可能である。この場合、連結布の帯の隙間から光がセンサーに届いて誤動作しないようにセンサーの位置、感度を調節し、またセンサー周囲にカバーを設けて一定方向からの光だけを感知させるなどの工夫が必要である。
この仕組みを用いて玩具、メッセージカードを作る事が出来る。また、バラバラになると解読しにくい特徴を生かして診察券や保険証、クレジットカードなどのセキュリティ保護にも役立てることができる。図3ーd、eに示した通り、組み合わせられていない状態では記載された情報は読むことが出来ない。現在は保険証や身分証明書などを廃棄する際には個人情報保護の観点からシュレッダーにかけて廃棄しており、家庭においては細かく手でちぎってゴミ箱に入れている場合も多いが、この方式にしておけば、4つに分割するだけで普通には読むことができないので、簡単に捨てることが出来る。
ノートやメモ用紙、便せんなどにこの方法を適用すると、使用中には普通に書くことが出来、不要になればばらして安全に廃棄処分できる。この場合はあらかじめ画像や文字などの情報を書き込むのではなく、無地の状態にしたまま形のみを完成させた状態で販売しそのまま使用者がメモなどを書き込む。
画像や文字などの情報が合成された15,16などの面を外側に向けて書籍のカバーや表紙にし、購入後表になっていた面を貼り合わせたり、見える面を替えたり、一部を切り取る事によって書店では書名が読めて購入後は書名を隠すことが可能なカバーや表紙となる。
【0019】
蓋を開ける向きによって図柄を変える方法は他にもある。カットしない平坦な布29をS字型に取り付ける実施例4である。この場合図柄がカットされないという長所はあるが、この布29は蓋を連結する役割を果たさない。図4に蓋1と本体2及び布29の取り付けを分かりやすく示した。図にはワイヤーなどは記載していない。また本体2と蓋1の距離を開けて記載したが実際は本体と蓋1は布29を挟んで接触している。布29の両端から3分の1は本体上面と蓋裏側にそれぞれ固定される。他に、蓋の裏側などに見る向きによって図柄が変わる絵や写真を取り付ける実施例5も簡単に楽しむことが出来る。ホログラフィなども面白い。宝塚歌劇の男女トップスターの写真を配してテーマ曲と組み合わせても面白い。実施例4も5もど連結は実施例1と同様のワイヤーで行う必要がある。
【0020】
図5に実施例6を示す。3方向に蓋1が開閉し3つの曲を演奏できる。図3−aには3方向に蓋1が開いた状態と張り巡らされたワイヤー3を示した。図を分かりやすくするため、ストッパー上端部品9は図3−aには描いていない。ワイヤー3は三角形の角から隣の角へと順に渡され、蓋側止め位置4と本体側止め位置5を交互に通過する。一本のワイヤー3でこれを行う事が出来るが各辺において2本一組のセットとして上下にワイヤーを渡しても良い。
【0021】
蓋側止め位置4と本体側止め位置5が蓋を閉めた際にぶつからない様に本体側止め位置を本体上面より少し下に配置する(図5ーb)。またストッパー上端部品9は図5−c、d、eに示すように蓋が閉まっている状態で蓋側止め位置4と本体側止め位置5の間の高さとする。隣の角を持ち上げた際に蓋1でストッパー上端部品9を押さえた状態を保つため個々では角の角度を二等分する直線に対して直角で十分な長さを持つ棒状のストッパー上端部品9を設けた。図5−bは角のストッパー上端部品9やワイヤーの位置関係を示す斜視図、図5−cはストッパー上端部品9の拡大図、図5−dは図5−bと同様の位置関係を真横から見たAB断面図である。ストッパー上端部品9は本体側止め位置5と蓋側止め位置4との間に位置する。蓋が隣の角で開いたときにワイヤー本体側止め位置5近くのワイヤー3は多少持ち上がるので、ストッパー上端部品9に切り込み30を設けて開閉のじゃまにならないようにしている。
【0022】
ストッパー上端部品9はオルゴールのムーブメントから本体上面まで針金などで支えられ、蓋の開閉によってストッパー上端部品9が上下してオルゴールのオンオフができる仕組みとなっている。図6にストッパー上端部品の位置や形状のバリエーションを示した。図6−aは針金が本体壁内部に通された孔を通って本体上面のストッパー上端部品9に固定されている。図6−bは実施例6と似ているがストッパー上端部品9は上下の止め位置4,5より外側にあり、ストッパー上端部品9に固定された針金は角の溝を経由して内部のムーブメントに至り、ストッパー上端部品9の動きをムーブメントに伝える。
【0023】
ストッパー9は上から押さえたときに上から回転羽を止める事によって演奏を停止する一般的なタイプの他、回転羽を横や下から止める様にもできる。いずれの例に於いても回転軸を安定させる為に角部分に磁石を用いたり、蓋の端の形状を半円形にしたり、突起部分やそれを受ける溝を設けたりの工夫を凝らすと良い。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】実施例1(a)斜視図(b)正面図(c)断面図(d)蓋上面平面図
【図2】実施例2(a)蓋上面平面図(b)連結布パーツA(c)連結布パーツB(d)左から開けた際の本体上面平面図(e)右から開けた際の本体上面平面図
【図3】実施例3(a)左右に開閉した際の斜視図(b)左から開けた際に見える図柄(c)右から開けた際に見える図柄(d)連結布1面(e)連結布2面
【図4】実施例4説明図
【図5】実施例6(a)3方向に開けた際のそれぞれの斜視図(b)角部分拡大斜視図(c)ストッパー上端部品拡大斜視図(d)図(b)におけるA−B断面図
【図6】ストッパー上端部取り付け方法角部分拡大斜視図
【符号の説明】
【0025】
1.蓋
2.箱本体
3.ワイヤー
4.蓋側止め位置
5.本体側止め位置
6.辺
7.ワイヤー上端
8.ワイヤー下端
9.ストッパー上端部品
10.ストッパー溝
11.オルゴール
12.連結布
13.連結布パーツA
14.連結布パーツB
15.図柄「花」
16.図柄「月」
17.図柄「雪」
18.図柄「宙」
19.連結布1面
20.連結布2面
21.連結布3面
22.連結布4面
23.連結布5面
24.連結布6面
25.連結布7面
26.連結布8面
27.スリット
28.山折線
29.布
30.ストッパー切り込み





【特許請求の範囲】
【請求項1】
紙あるいは布、木、樹脂、フィルム、メッシュ素材、などのあらゆる薄い素材を用いて作られ、左右2方向のいずれにも開閉可能な連結方法を構成し、外形が同じの四つの長方形の領域を一列に並べて連結し、各領域を順に(い)(ろ)(は)(に)と仮に呼ぶ事とした時に、(い)と(は)は元の外形のままで、(ろ)には(い)から(は)に向かって長方形の辺に平行なスリットを何本か設け、(に)は逆に(ろ)のスリットに該当する部分だけを残しそれ以外の部分にスリットを設けておき、(ろ)と(は)の間を山折にして(に)を(ろ)のスリットに通した後(い)の領域に重ねた状態で(い)と(に)の辺同士を(ろ)及び(は)との境界線とは反対側の辺に於いて連結させた構造を持つ事を特徴とし、(い)を土台とした時に(ろ)と(は)の境界線を持ち上げるようにしながら(い)と(ろ)の境界線がヒンジとなる様に開くと、(い)及びその上に重なった(に)の裏面、(は)の裏面及びその上に重なった(ろ)によって二領域にまたがって画像や文字などを、また、(は)と(に)の境界線を持ち上げるようにしながら(は)と(ろ)の境界線がヒンジとなる様に開くと、(は)の裏面及びその上に重なった(に)、(い)及びその上に重なった(ろ)の裏面によって二領域にまたがって別の画像や文字などを得られる様に各領域をデザインされた、電報、ダイレクトメール、郵便物、圧着葉書、封筒、メッセージカード、名刺、パンフレット、販売促進カード、クレジットカード、銀行カード、写真用紙、新聞、書籍、包装資材、玩具、ノート類、便せん、メモ用紙、免許証、保険証などあらゆる用紙、書類。
【請求項2】
左右2方向のいずれにも開閉可能な蓋の連結方法を構成するために、開閉時にヒンジ部分となる2つの辺上の蓋側の止め位置から、他方の辺上の本体側の止め位置へとワイヤー、紐、棒、糸、ゴムなどのあらゆる線状の素材かあるいは幅の広いテープ状の素材を互いに交差するように締結する開閉構造をもつ請求項1に記載の連結構造をもつ蓋と箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−42407(P2011−42407A)
【公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−224072(P2010−224072)
【出願日】平成22年10月1日(2010.10.1)
【分割の表示】特願2005−296917(P2005−296917)の分割
【原出願日】平成17年9月9日(2005.9.9)
【出願人】(300056598)
【Fターム(参考)】