説明

薬物送達デバイス用の用量表示機構

本発明は薬物送達デバイスに関し、特に、−実質的に管状形状であり、及び少なくとも第一の用量表示窓(12,32;52)を有するハウジング(10;30;50);−ハウジング(10;30;50)内に回転可能に配置され、そしてその周面上に、第一及び第二のらせん状用量表示スケール(18,19;38,39;58,59)を含む用量設定ダイヤル(16;36;56);を含んでなり、ここで、第一の用量表示スケール(18;38;58)及び第二の用量表示スケール(19;39;59)の情報内容(24,26;40,42; 60,62)が、異なった向きで配置される;を含む薬物送達デバイスの用量投与機構に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、使用者に注射可能な医薬品の複数回用量を選択することを可能にする薬物送達デバイス用の用量表示機構、並びに、設定用量を投与し、及び上記の医薬品を患者に、好ましくは、注射により適用するための用量表示機構に関する。特に、本発明は、患者自身で取扱い、従って、自己投与用に適合されるそのようなデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
液体薬剤などの液体医薬品の必要用量の複数回投与を可能とする薬物送達デバイス、更に患者に液体医薬品の投与を提供することは当該分野で公知である。一般的に、そのようなデバイスは、実質的に、通常の注射器と同一目的を有する。
【0003】
この種のペン形注射器は、多くの使用者に具体的な要求事項を合致させる必要がある。例えば、糖尿病患者の場合、多くの使用者は肉体的に虚弱で、また、視力に障害があるかもしれない。従って、これらのデバイスは構造上強固であり、その上、部品の操作及び使用者によるその操作の理解の両方の観点より、容易に使用できる必要がある。更に用量の設定が容易であり、及び明白であり、及び、デバイスが再使用できるよりむしろ使い捨てである場合、デバイスは製造するのに安価であり、及び廃棄するのに容易であるべきである。これらの要求事項を満足させるために、デバイスの組立に必要な部品数及び工程数及びデバイスが作られる材料タイプの合計数は最小に保つ必要がある。
【0004】
例えば、特許文献1は、選択された用量の二つの指標が表示できるように配置された外周上の指標を表示する、用量設定ダイヤル、及び、カウンタリング(counter ring)それぞれから成る用量表示機構を開示する。用量設定ダイヤル及びカウンタリングは、ハウジングの表示窓を通して視認できる1桁数字(single digits)を含む。
【0005】
桁数字は、薬物送達デバイスを実質的に水平方向に合わせたとき、読むことが可能な向き(orientation)に合わせられる。大半の薬物送達デバイスが右利きの使用者用に設計されているので、桁数字は、使用者の視点から見て、デバイスの遠位端部分が左側を指すとき、及びデバイスの近位端部分が右手側を指すとき、正しく直立した向きで表示される。
【0006】
使用者又は患者が薬物送達デバイスのハウジングを左手で保持し、一方、例えば、用量の設定、及び/又は、投与のために、右手でデバイスを操作する場合、そのようなデバイスの向きは、特に、適用可能である。
【0007】
左利きの使用者は、一般的に、そのようなペン形注射器を異なった方法で活用する。左利きの使用者は、一般的に、右手でデバイスを保持し、一方、用量の設定及び投与のために左手を使用する。用量設定ダイヤルの固定された表示向きに関して、左利きの使用者は、それ故、表示窓に示される情報を読むためにデバイスを回転することを強いられる。従って、標準的な薬物送達デバイスの活用は、左利き使用者にとっては全く煩わしいことになる。結果として、左利き患者は、間違った、又は誤解した表示情報を読むことにさらされるかもしれない。最終的には、患者は不正確な用量を投与する危険になるかもしれない。
【0008】
この問題に対する簡単な解決策は、右利き及び左利き使用者に対して特別に設計された異なった薬物送達デバイスの製造により実現できる。しかし、異なったタイプ及び構成の薬物送達デバイスの製造は、製造に複雑性を増大させることを意味する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】EP第1642607号A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
従って、本発明の目的は、特に、左利き使用者に対する従来の用量表示機構の上記の欠点を克服するために改良された用量表示機構及び個別の薬物送達デバイスを提供することである。従って、本発明は、右利き及び左利きの両方の使用者に対して、用量設定情報の明確な説明を提供する用量表示機構を提供することを目的とする。更に本発明は、薬物送達デバイスの右利き用、又は左利き用の設計に対して選択的に構成可能な用量表示機構に焦点を置いている。更にその上、本発明は、薬物送達デバイスの、特に、その用量表示機構の構造及び組立を簡略化することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
第一の態様において、本発明は、実質的に管状形状のハウジングを含む薬物送達デバイス用の用量表示機構を提供する。ハウジングは、用量に関連する情報が視覚的に表示される、少なくとも第一の用量表示窓を有する。用量表示機構は、更にハウジング内に回転可能に配置される用量設定ダイヤル、好ましくは、管状形状の用量設定ダイヤルを含む。用量設定ダイヤルは、その周面上に第一及び第二の用量表示スケールを含む。該用量表示スケールは、好ましくは、らせん形状である。一般的な用量設定手法の間、用量設定ダイヤルは、らせん的に配置された用量に関連する情報が固定表示窓により連続的に図示されるように、軸方向及び回転方向の変位を組み合わせる必要がある。
【0012】
第一及び第二のらせん用量表示スケールは、特に、右利き又は左利き使用に関する薬物送達デバイスの最適化された取扱いを提供するように適合される。従って、第一の用量表示スケール及び第二の用量表示スケールの情報内容は、異なった向きに、好ましくは、用量表示機構又は薬物送達デバイスの右利き使用又は左利き使用に対して最適化を図った向きに配置される。
【0013】
二つの用量表示スケールを提供することにより、それぞれは用量に関連する情報を互いに他方に対して異なった向きで提供し、用量表示機構は、使用者が薬物送達デバイスを右利き、又は左利きの方法のどちらで保持するかに関係なく、用量に関連する情報の正しく直立した説明を提供することができる。それ故、二つの用量表示スケールは、実質的に同一の情報内容を重複した方法で、異なった向きで提供され、各々は右利き又は左利きの使用者の要望に対してそれぞれ最適化される。
【0014】
更に共通の用量設定ダイヤル上に第一及び第二の用量指示スケールを提供することにより、用量表示機構は、左利き又は右利きに最適化した情報内容を示すために、容易に構成可能、又は再構成可能になるであろう。
【0015】
更にその上、少なくとも第一の用量表示窓のサイズは、丁度、前記の窓で表示された情報内容のサイズに合う。それ故、用量表示窓は、情報内容に対して、直接、及び不変の視覚的なアクセスを提供する。情報内容のサイズ及び窓のサイズは、明快な方法で必要な情報を表示するために、互いに合致する。このようにして、拡大、又は他の光学的表示手段は、一般的には必要とされず、及びハウジングは、単純で、及びコスト効率のよい方法で設計できる。好ましい取り組みにおいて、窓はハウジングの側壁部分の貫通開口部を含んでもよい。あるいは、又は更に前記の窓は情報内容を覆う保護及び透明部材を含んでもよく、ここで、保護部材は、好ましくは、ハウジングの側壁部分の外面と同一平面である。
【0016】
別の好ましい実施態様において、第一及び第二の用量表示スケールは、互いに対して軸方向にオフセットされる。そのような構成において、第一及び第二の用量表示スケールは、軸方向に共芯合わせ(co-align)され得る。それ故、第一及び第二の用量表示スケールは、互いに対して軸方向に、排他的にシフトしてもよい。第一及び第二の用量表示スケールは、軸方向の突起で見られる同一の情報を提示し得て、ここで、個別のスケールの桁、数字、又は文字の向きは、単に、互いに異なっているのみである。
【0017】
更にその上、第一及び第二の用量表示スケールの同一情報内容を連結する仮想線は、ハウジング又は用量設定ダイヤルの管状形状で画成される通り、実質的に軸方向に伸長する。
【0018】
本発明の更なる実施態様によると、第一及び第二の用量表示スケールは、互いに対して円周方向にオフセットされる。それ故、第一及び第二の用量表示スケールの同一の用量関連の情報を連結する仮想線は、ハウジング又は用量設定ダイヤルの管状形体で画成される通り、実質的に軸方向に対して垂直に伸長する。
【0019】
更にその上、及び別の好ましい実施態様によると、第一及び第二の用量表示スケールが軸方向に、及び円周方向に、互いに対してオフセットされるときが有益である。そのような構成において、第一及び第二の用量表示スケールの同一の情報内容を連結する仮想線は、軸方向に対して斜めに伸びていく。
【0020】
更に好ましい実施態様において、第一及び第二の用量表示スケールは、実質的に等しい情報内容を提示する。好ましくは、第一及び第二の用量表示スケールの各々は、用量に関連する情報の完全なセットを含み、各々は選択された用量サイズに関しては全く有益である。このようにして、第一及び第二の用量表示スケールは、互いに重複していると見なすことができる。
【0021】
別の有益な配置において、第一の用量表示スケールの情報内容は、第二の用量表示スケールの情報内容の向きに対して約180°だけ反転させられる。それ故、第一の用量表示スケールは、第二の用量表示スケールの上下逆の表現として見なすことができ、そして逆もまたその通りである。このように、第一の用量表示スケールは、デバイスが一般的な右利き方式で向きを合わせられるとき、その情報内容を直立した位置で提示する。それ故、第二の用量表示スケールは、薬物送達デバイスが一般的に左利き方式で保持されるとき、例えば、薬物送達デバイスが、その右利き向きと比較して、180°反転させられたとき、その情報内容を適切で明確な方法で表示し得る。
【0022】
別の好ましい態様において、第一及び第二の用量表示スケールは、共通の用量設定ダイヤル上の平行したらせんに沿って伸長する。それ故、第一及び第二の用量表示スケールは、同じ向きの回転である。
【0023】
それ故、第一及び第二の表示スケールは、表示ユニットの同一目盛を特徴とし、ここで、個別情報の表現の向きは、好ましくは、単に、180°変化するのみである。
【0024】
本発明の更に好ましい実施態様によると、ハウジングの表示窓は、第一及び第二の、隣接して配置された表示セクションを含む。それ故、表示窓は、互いに軸方向に隣接して位置し得る、異なった表示セクションに分割される。ここで、第一の表示セクションは、第一の用量表示スケールと重なり、及び第二の表示セクションは、好ましくは、第二の用量表示スケールと重なる。選択的に第一又は第二の表示セクションを覆うように適合されたカバーエレメントを、更に提供することにより、用量表示機構及び薬物送達デバイス全体は、単に、第一又は第二の表示セクション上にカバーエレメントを配置することにより、選択的に左利き又は右利き構成に切り替えることができる。
【0025】
別の好ましい実施態様において、ハウジングは、第一の表示窓から軸方向に、及び/又は、円周方向にオフセットされる追加の第二表示窓を含む。また、ここで、第一及び第二の表示窓は、実質的に、それぞれ、用量設定ダイヤルの第一及び第二の用量指示スケールと重なる。二つの表示窓を有することにより、用量表示機構は、一般的に、薬物送達デバイスの右利き、並びに、左利き向きにおいて、正しく図示された重複した用量に関連する情報を同時に提供するように適合される。
【0026】
第一及び第二の用量表示スケールの軸方向及び円周方向のオフセットに依存して、また、個別の標示窓は、互いに対して個別の軸方向、及び/又は、円周方向のオフセットに配置される。第一及び第二の表示窓は、実質的に、軸方向又は円周方向の突起に重なることは、更に想定可能であり、ここで、第一及び第二の表示窓に連結する仮想線は、実質的に、軸方向に、又はそれに対して垂直方向に伸長する。
【0027】
しかし、第一及び第二の用量表示スケールは、互いに対して軸方向に、及び円周方向にオフセットされる場合、これは、また、第一及び第二の表示窓に、個別に適用されるであろう。
【0028】
更なる好ましい実施態様において、第一及び第二の表示窓は、円周方向で、互いに対して実質的に、180°オフセットされる。それ故、第一及び第二の表示窓は、管状形状のハウジングの側壁において、直径上で互いに反対方向である。
【0029】
別の独立した態様において、本発明は、また、本発明に基づく用量表示機構を含む薬物送達デバイス用の駆動機構に関する。
【0030】
また、本発明は、医薬品の所定の用量を投与するための、及び現在の用量表示機構を更に含む薬物送達デバイスに関する。
【0031】
更にその上、及び別の好ましい実施態様によると、薬物送達デバイスは、医薬品で充填されたカートリッジを含む。デバイスは、再使用可能、及び/又は、使い捨てタイプであってもよい。好ましくは、容易にその中に配置できる充填カートリッジを備えたデバイスは、商業的に流通している。
【0032】
本明細書で使用する用語「薬剤」又は「医薬品」は、少なくとも一つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで一実施態様において、薬学的に活性な化合物は、最大で1500Daまでの分子量を有し、及び/又は、ペプチド、蛋白質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、抗体、酵素、抗体、ホルモン又はオリゴヌクレオチド、若しくは上記の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、又は糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈又は肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、癌、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症、及び/又は、関節リウマチの処置、及び/又は、予防に有用であり、
ここで、更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、又は糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の処置、及び/又は、予防のための、少なくとも一つのペプチドを含み、
ここで、更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも一つのヒトインスリン又はヒトインスリン類似体若しくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)、又はその類似体若しくは誘導体、又はエキセンジン−3又はエキセンジン−4、若しくはエキセンジン−3又はエキセンジン−4の類似体若しくは誘導体を含む。
【0033】
インスリン類似体は、例えば、Gly(A21)、Arg(B31)、Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3)、Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28)、Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;ヒトインスリンであり、ここで、B28位におけるプロリンは、Asp、Lys、Leu、Val又はAlaで代替され、及び、B29位において、Lysは、Proで代替されてもよく;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、及びDes(B30)ヒトインスリンである。
【0034】
インスリン誘導体は、例えば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイル ヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、及びB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
【0035】
エキセンジン−4は、例えば、エキセンジン−4(1−39)、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドを意味する。
【0036】
エキセンジン−4誘導体は、例えば、以下の化合物リスト:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);又は
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
ここで、基−Lys6−NH2は、エキセンジン−4誘導体のC−末端と結合してもよく;
【0037】
又は以下の配列のエキセンジン−4誘導体:
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
H−desAsp28 Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−des Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
desMet(O)14,Asp28,Pro36,Pro37,Pro38 エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5,desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25, Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−des Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38 [Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
又は前述のいずれか1つのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物;
から選択される。
【0038】
ホルモンは、例えば、ゴナドトロピン(ホリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロパイン(ソマトロピン)、デスモプレッシン、テルリプレッシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどのRote Liste、2008年版、50章に表示されている脳下垂体ホルモン又は視床下部ホルモン又は規制活性ペプチド及びそれらの拮抗剤である。
【0039】
多糖類としては、例えば、グルコサミノグリカン、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、又は超低分子量ヘパリン、若しくはその誘導体、又はスルホン化された、例えば、上記多糖類のポリスルホン化形体、及び/又は、薬学的に許容可能なその塩がある。ポリスルホン化低分子量ヘパリンの薬学的に許容可能な塩の例としては、エノキサパリンナトリウム塩がある。
【0040】
薬学的に許容可能な塩は、例えば、酸付加塩、及び塩基塩がある。酸付加塩としては、例えば、HCl又はHBr塩がある。塩基塩は、例えば、アルカリ又はアルカリ土類金属、例えば、Na+、又は、K+、又は、Ca2+から選択されるカチオン、又は、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)を有する塩であり、ここで、R1〜R4は互いに独立に、水素;場合により置換されるC1〜C6アルキル基;場合により置換されるC2〜C6アルケニル基;場合により置換されるC6〜C10アリール基、又は場合により置換されるC6〜C10ヘテロアリール基を意味する。薬学的に許容される塩の別の例は、“Remington's Pharmaceutical Sciences”17編、Alfonso R.Gennaro(編集),Mark Publishing社,Easton, Pa., U.S.A.,1985 及びEncyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
【0041】
薬学的に許容可能な溶媒和物としては、例えば、水和物がある。
【0042】
様々な改造体及び変形体は、本発明の精神及び範囲から離れることなく、本発明に対して実施できることは当業者には明白であろう。更に添付の請求項において使用されるいかなる参照記号も、本発明の範囲を制限するものとして解釈すべきではないことは、留意すべきである。
【発明を実施するための形態】
【0043】
制限なしで、本発明は、以下の好ましい実施態様と関連して、及び図面を参照して、より詳細に説明されるであろう:
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】二つの用量表示窓を含む用量表示機構のハウジングを概略的に図示する。
【図2】図1で図示するハウジングと併用して使用される広げた用量設定ダイヤルを概略的に図示する。
【図3】円筒状に巻かれた構成における図2に基づく用量設定ダイヤルを示す。
【図4】別の実施態様を図示し、ここで、ハウジングは軸方向に隣接して配置された表示セクションに分割される単一の表示窓を含む。
【図5】図4に基づく表示機構を示し、ここで、第一の用量表示スケールのみ視認できる。
【図6】第二の用量表示スケールのみ視認できる構成を図示する。
【図7】図4〜6で図示するハウジングのいずれか一つに適用可能な、広げた用量設定ダイヤルを図示する。
【図8】第一及び第二の軸方向に重なるが円周方向にシフトする表示窓を備えたハウジングを有する別の用量表示機構を概略図示する。
【図9】図8で図示するハウジングに適用可能な、広げた用量設定ダイヤルを示す。
【0045】
図1は、第一及び第二の用量表示窓12、14を含むハウジング10を有する用量表示機構を概略的に図示する。ハウジング10は、実質的に、管状形体である。その円筒状の長い軸は、軸方向20に沿って伸長し、及びその周囲の壁は、実質的に、軸20の延長部に、実質的に、垂直な円周方向22に従動する。
【0046】
表示窓12、14は、ハウジングにおいていかなる好適な開口部を含んでもよい。幾分簡単な実施態様において、窓12、14は、ハウジングにおいて、単に、孔又は直通の開口部を含むだけである。他の実施態様において、表示窓12、14は、実際のデバイス構成を可視化し、表示することを可能にする透明なカバーを含んでもよい。一般的には、表示窓12、14は、桁、数字、又は他の好適な文字などの数字、及び/又は、図示記号を表示することにより用量関連の情報を提供するように適合される。
【0047】
ハウジング10の内側で、図2で広げた状態で典型的に図示する管状の用量設定ダイヤル16が配置されている。図3は個別の用量設定ダイヤル16’をその巻かれた管状形体で示す。
【0048】
図2から分かる通り、用量設定ダイヤルは、第一及び第二のらせん状の用量表示スケール18、19を含む。該スケール18、19は、互いに対して軸方向に、及び円周方向にオフセットされる。更にらせん状ねじ山15で表示される通り、用量設定ダイヤルは、一般的には、用量設定手法の間ずっと、ハウジング10に対して、組み合わせた軸方向及び円周方向の変位に従う。第一及び第二の用量表示スケール18、19は、互いに対して平行に伸長する。両方の用量表示スケール18、19は、一般的には、増分数字の規則的な、及び等間隔の目盛を表示する同一の情報内容を含む。
【0049】
二つの用量表示スケール18、19は、それぞれ、異なったデバイスの向きから読むことができる。第一の用量表示スケール18を読むために、用量設定ダイヤル16又は個別の薬物送達デバイスは、直立した向きに維持すべきである。第二の用量表示スケール19を読むために、用量設定ダイヤルは、180°回転する必要がある。それ故、与えられたタイプが左利き使用者にとって一般的であるデバイスは、上下逆にして保持する必要がある。
【0050】
情報内容の向き、従って、各用量表示スケールの個別の数字又は記号の提示は、実質的に180°異なる。第一及び第二の用量表示スケール18、19の軸方向及び円周方向のオフセットは、ハウジング10の第一及び第二の表示窓12、14の個別の軸方向及び円周方向のオフセットに対応する。この方法において、図示された用量表示機構10は、両方の窓12、14で、同時に、異なった、一般的には反転した向きにおいて、同一の用量に関連する情報を示すように適合される。この方法において、表示機構及び個別に設置された薬物送達デバイスは、右利き、左利きの両方の使用者に対して普遍的に適用可能である。
【0051】
更に図2で示す通り、第一用量表示スケール18の桁数字24は、第二の用量表示スケール19の同一の桁数字26に対して円周方向にオフセットされる。二つの桁数字24、26、従って、その対応する用量表示スケール18、19は、円周方向に180°オフセットされる。図1〜3に基づく実施態様において、桁数字24は、第二の用量表示スケールの桁数字26が表示窓14で同時に現れるとき、第一の窓12の位置で現れる。
【0052】
更に図示する通り、第一及び第二の用量表示スケール18、19の同一の桁数字24、26を連結する仮想連結線28は、縦軸20に関して、並びに、円周方向22に関して斜めに伸長する。
【0053】
図4〜7に基づく実施態様において、ハウジング30は、第一及び第二の表示窓33、34に分けられた単一の用量表示窓32を含む。ここに、第一表示セクション33は、図7で示す通り、対応する第一の表示スケール38と重なる方法で配置される。それに応じて、第二の表示セクション34は、第二の用量表示スケール39と個別に重なる。用量表示機構又はそれに対応する設置された薬物送達デバイスが、それぞれが右利き用か、又は左利き用かに依存して、適切なカバーエレメント37が、前記の表示セクション33、34の一つを覆うために使用できる。
【0054】
カバーエレメント37は、個別の表示セクション33、34に対して恒久的に、又は再構成可能に取り付けてもよい。この方法において、個別の用量表示機構は、右利き又は左利き用途の目的のために構成し、又は再構成することすら可能である。
【0055】
表示窓32の第一及び第二の表示セクション33、34が実質的に円周方向の突起と重なるが、互いに軸方向に隣接して位置するので、図7で示す用量設定ダイヤル36は、図2で示す用量設定ダイヤル16と比較して、異なった構成を含む。広げた構成から分かる通り、用量設定ダイヤル36は、二つの平行方向に向き、そして傾斜し、又はらせん状に伸長していく用量表示スケール38、39を含む。ここで、前記スケール38、39の数字40、42は、互いに、上下逆転している。数字40を適切に読み込むことは、90°の反時計方向の回転を必要とする。
【0056】
図2の用量設定ダイヤル16と比較して、図7で示す用量設定ダイヤル36は、互いに対して、軸方向にオフセットのみおこなう第一及び第二の用量表示スケール38、39を含む。図7から分かる通り、第一及び第二の用量表示スケール38、39の同一数字は軸方向に重なる。対応して、第一及び第二の用量表示スケール38、39の同一数字40、42に連結する、更に図示していない仮想線は、実質的に軸方向に伸長する。
【0057】
また、ここで、用量設定ダイヤル36は、ハウジング30及び用量設定ダイヤル36のねじ付き係合を任意に提供するらせんねじ山35を含む。そのようならせん構造を用いて、用量設定ダイヤルは、用量設定中、薬物送達デバイスの近位端に向かって回転可能に動くことを可能とする。図8及び9に基づく第三の実施態様において、ハウジング50は、また、二つの直径上で反対側に位置する表示窓52、54を含む。しかし、ここでは、表示窓52、54は軸方向では重なる。それらは、一般的には、円周上で約180°オフセットされる。更に図9で示す通り、個別の用量設定ダイヤル56は、平行に向いたらせん状に伸長する用量表示スケール58、59を含み、それぞれは、数字60、62で順番に表される目盛の付いた表示ユニットの形体において、実質的に同一の情報内容を含む。
【0058】
用量設定ダイヤル16、36は比較可能であるので、また、用量設定ダイヤル56は、用量設定手法の間ずっと、ハウジング50に対してダイヤル56のらせん状の運動を表示するらせん状のねじ山55を含む。第一及び第二の表示窓52、54は、互いに対して、円周方向にオフセットされるのみであるが、同じ事が、対応する用量表示スケール58、59にも適用される。図9で図示する通り、第一及び第二の表示窓52、54の仮想点が示される。各々が同時に同一数60、62を表示するが、互いに対して180°反転させられた異なった向きで表される。
【0059】
一般的に、用量設定ダイヤルは、更に図示されていない、薬物送達デバイスの駆動機構に、一般的には、幾つかのクラッチ手段により解放可能に連結され得る。用量を設定するために、用量設定ダイヤルは、内部シリンダ、又は駆動機構の比較可能な構成部品と一緒に回転し得る。一般的に、用量投与の間ずっと、クラッチ手段は、駆動機構から用量設定ダイヤルの係合を解除し得る。更に用量設定ダイヤルは、単回用量の最大量を限定するために一つ又はそれ以上の停止部を含んでもよい。
【0060】
参照番号リスト:
10:ハウジング;
12:窓;
14:窓;
15:ねじ山;
16:用量設定ダイヤル;
18:用量表示スケール;
19:用量表示スケール;
20:軸方向;
22:円周方向;
24:数;
26:数;
28:連結ライン;
30:ハウジング;
32:窓;
33:表示セクション;
34:表示セクション;
35:ねじ山;
36:用量設定ダイヤル;
37:カバー;
38:用量表示スケール;
39:用量表示スケール;
40:数;
42:数;
50:ハウジング;
52:窓;
54:窓;
55:ねじ山;
56:用量設定ダイヤル;
58:用量表示スケール;
59:用量表示スケール;
60:数;
62:数;

【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬物送達デバイス用の用量表示機構であって、用量表示機構は;
−実質的に管状形状であり、及び少なくとも第一の用量表示窓(12,32;52)を有するハウジング(10;30;50);
−ハウジング(10;30;50)内に回転可能に配置され、その周面上に第一及び第二のらせん状用量表示スケール(18,19;38,39;58,59)を含む用量設定ダイヤル(16;36;56)、
を、含んでなり、
ここで、第一の用量表示スケール(18;38;58)及び第二の用量表示スケール(19;39;59)の情報内容(24,26;40,42; 60,62)が、異なった向きで配置され、そして少なくとも第一の用量表示窓(12,32;52)のサイズが、丁度、情報内容(24,26;40,42;60,62)のサイズと合う、上記用量表示機構。
【請求項2】
第一及び第二の用量表示スケール(18,19;38,39;58,59)が、互いに対して軸方向にオフセットされる、請求項1に記載の用量表示機構。
【請求項3】
第一及び第二の用量表示スケール(18,19;38,39;58,59)が、互いに対して円周方向にオフセットされる、請求項1又は2に記載の用量表示機構。
【請求項4】
第一及び第二の用量表示スケール(18,19;38,39;58,59)の情報内容(24,26;40,42;60,62)が実質的に等しい、請求項1〜3のいずれか1項に記載の用量表示機構。
【請求項5】
第一の用量表示スケール(18;38;58)の情報内容(24;40;60)が、第二の用量表示スケール(19;39;59)の情報内容(26;42;62)の向きに対して約180°だけ反転させられる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の用量表示機構。
【請求項6】
第一及び第二の用量表示スケール(18,19;38,39;58,59)が、共通の用量設定ダイヤル(16;36;56)上の平行らせんに沿って伸長する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の用量表示機構。
【請求項7】
第一及び第二の用量表示スケール(18,19;38,39;58,59)の目盛が、同一方向に伸長する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の用量表示機構。
【請求項8】
表示窓(32)が、第一及び第二の、隣接して配置される表示セクション(33、34)を含み、ここで、第一の表示セクション(33)が、第一の用量表示スケール(40)と重なり、第二の表示セクション(34)が、第二の用量表示スケール(42)と重なる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の用量表示機構。
【請求項9】
更に第一又は第二の表示セクション(33,34)をそれぞれ選択的に覆うように適合されたカバーエレメント(37)を含んでなる、請求項8に記載の用量表示機構。
【請求項10】
ハウジング(10;50)が、第一の表示窓(12;52)から軸方向に及び/又は円周方向にオフセットされる第二の表示窓(14;54)を含み、第一及び第二の表示窓(12,14;52,54)が、実質的に、第一及び第二の用量表示スケール(18,19;58,59)とそれぞれ重なる、請求項1〜9のいずれか1項に記載の用量表示エレメント。
【請求項11】
第一及び第二の表示窓(52,54)が、互いに対して、円周方向(22)に、実質的に180°だけオフセットされる、請求項10に記載の用量表示機構。
【請求項12】
第一及び第二の表示窓(12,14;52,54)が、軸方向に及び円周方向にオフセットされる、請求項10又は11に記載の用量表示機構。
【請求項13】
請求項1〜12のいずれか1項に記載の用量表示機構を含む薬物送達デバイス用の駆動機構。
【請求項14】
左利き及び右利き使用者のために選択的に構成可能であり、請求項1〜12のいずれか1項に記載の用量表示機構を含んでなる、医薬品の所定の用量を投与するための薬物送達デバイス。
【請求項15】
医薬品で充填されたカートリッジを更に含んでなる、請求項14に記載の薬物送達デバイス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5−6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2013−512702(P2013−512702A)
【公表日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−541476(P2012−541476)
【出願日】平成22年12月1日(2010.12.1)
【国際出願番号】PCT/EP2010/068591
【国際公開番号】WO2011/067267
【国際公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【出願人】(397056695)サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング (456)
【Fターム(参考)】