説明

蛍光発光管の真空気密容器

【課題】熱膨張係数の異なる導体膜形成基板と補強基板をフリットガラスにより貼り合せて作製するアノード基板等において、アノード基板等を加熱、冷却するときに導体膜形成基板に発生するクラックを防止すること。
【解決手段】図1(a)において、導体膜形成基板211には、フリットガラス層FG1〜FG11を所定の間隔で配置してある。フリットガラス層FG1〜FG11の内、外側のフリットガラス層FG1,2とFG10,11は、他のフリットガラス層FG3〜FG9よりも短い。またフリットガラス層FG1,11は、フリットガラス層FG2,10よりも短い(FG1=FG11<FG2=FG10)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、蛍光表示管等の蛍光発光管の真空気密容器に関し、特にその真空気密容器を構成するアノード基板やフロント基板等の基板に関する。
【背景技術】
【0002】
図3は、従来の蛍光表示管の真空気密容器(以下単に真空容器と呼ぶ)を示す(特許文献1参照)。
図3において、図3(a1)は、真空容器の斜視図(一部断面図)を、図3(a2)は、図3(a1)のX1部分の矢印方向の断面図を、図3(b)は、アノード基板の構造を示す。
図3において、真空容器は、アノード基板11、フロント基板12、サイド板13からなり、アノード基板11には、薄膜のアノード電極(蛍光体膜を形成する)やアノード配線等の導体膜(以下単に導体膜と呼ぶ)14を形成してある。なおCは、カソード電極(熱電子放出用フィラメント)である。アノード基板11、フロント基板12、サイド板13には、ガラスを用い、それらは、フリットガラス(図示せず)により一体的に接着されている。
蛍光表示管の基板やサイド板には、ソーダライムガラスが用いられているが、アノード基板11に薄膜の導体膜を形成する場合には、アノード基板11にソーダライムガラスを用いると、マイグレーションの問題が生じて、電極間や配線間が短絡するおそれがある。そこでアノード基板11は、マイグレーションを防止するため、高歪点ガラスが用いられている。
【0003】
また薄膜の導体膜を形成する場合には、ガラス板を軽くしてハンドリングを容易にするため、板厚の薄いガラス板が用いられており、汎用の製造装置では、板厚1.8mm程度のものが標準になっている。一方板厚1.8mm程度のガラス板は、蛍光表示管の真空容器としては耐圧が不足するため、薄膜の導体膜を形成した基板に補強用のガラス板を貼り付ける構造の基板が提案されている(特許文献2参照)。
図3(b)は、補強基板を用いたアノード基板11の例で、薄膜の導体膜14を形成した導体膜形成基板111の裏面全面にフリットガラス113を塗布して補強基板112を貼り付けてある。
図3(b)のアノード基板11の場合、導体膜形成基板111の裏面全面にフリットガラス113を塗布するため、フリットガラス113を加熱溶融したとき、導体膜形成基板111と補強基板112の間の気泡を外へ完全に抜く(放出する)ことができない。また導体膜形成基板111と補強基板112の間のフリットガラス113は、均一の厚さに広がらないために両基板の間隔が均一にならないことがある。
【0004】
本願発明者は、図3(b)のアノード基板11の前記問題点を解決するため、図4のように、フリットガラスを短冊状に塗布する構造のアノード基板を作製した。
次に図4について説明する。
図4において、図4(a)は、真空容器の横断面図を、図4(b)は、図4(a)のX2部分の矢印方向の断面図を示し、図4(c)は、導体膜形成基板に発生するクラックを説明する図である。なお図4(c)は、図4(a)において、アノード基板21をX3方向から見た図で、補強基板212を取除いた状態の図である。
【0005】
真空容器は、図3と同様に、アノード基板21、フロント基板22、サイド板23からなる。アノード基板21は、導体膜24を形成した導体膜形成基板211、補強基板212、長方形の短冊状のフリットガラス層FG(FG1〜FG11)からなり、両基板は、フリットガラス層FG1〜FG11により接着されている。フリットガラス層FG1〜FG11は、長さが同じで、所定の間隔で配置されている。またフリットガラス層FG1〜FG11の両端部(長手方向の両端部)は、導体膜形成基板211の対向する端面(図4(b)の上下の端面)からの距離が同じになるように配置してある。
【0006】
図4の真空容器は、導体膜形成基板211と補強基板212間のフリットガラス層を短冊状に形成することにより、前記図3(b)の問題点を解決することができた。
しかし図4の真空容器を安価に作製するため、高価な高歪点ガラス板は、導体膜形成基板211のみに用い、補強基板212には安価なソーダライムガラス板を用いたところ、封着工程において真空容器を加熱・冷却すると、導体膜形成基板211にクラックが発生する。クラックは、図4(c)において、導体膜形成基板211のフリットガラス層FG1とFG11の両端部に相当する場所211C(4箇所)に発生する。即ちクラックは、フリットガラス層FG1〜FG11の内、一番外側(側面板23に近い側)のフリットガラス層FG1,FG11の両端部に相当する場所に発生する。
【0007】
クラックが発生する原因としては、導体膜形成基板211と補強基板212は熱膨張係数が異なるから、両基板を加熱するとき或いは冷却するとき、211Cの部分に大きな応力が集中的に加わるためと考えられる。なお導体膜形成基板211に加わる応力については、後述する。
因みに熱膨張係数は、ソーダライムガラスが93×10-7/℃、高歪点ガラスが85×10-7/℃、フリットガラスが78×10-7/℃である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2003−68189号公報
【特許文献1】特開平7−302559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本願発明は、図4(c)のように、熱膨張係数の異なる導体膜形成基板と補強基板を短冊状のフリットガラス層により接着して作製するアノード基板において、前述した導体膜形成基板のクラックの発生を防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本願発明は、その目的を達成するため、請求項1に記載の蛍光発光管の真空気密容器は、熱膨張係数の異なる導体膜形成基板と補強基板を接着剤層により貼り合せてある基板を備えた蛍光発光管の真空気密容器において、長方形の短冊状又は弓形の短冊状の接着剤層を所定の間隔で配置してあり、接着剤層の配置パターンは、接着剤層の長手方向の両側において対称であり、外側の接着剤層は、他の接着剤層よりも長さが短いことを特徴とする。
請求項2に記載の蛍光発光管の真空気密容器は、請求項1に記載の蛍光発光管の真空気密容器において、導体膜形成基板は高歪点ガラスからなり、補強基板はソーダライムガラスからなり、接着剤層はフリットガラスからなることを特徴とする。
請求項3に記載の蛍光発光管の真空気密容器は、請求項1又は請求項2に記載の蛍光発光管の真空気密容器において、前記外側の接着剤層は、2個以上で、段階的に外側程短くしてあることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本願発明の真空容器に用いる基板は、熱膨張係数の異なる導体膜形成基板と補強基板を短冊状のフリットガラス層により貼り合せてあるが、所定の間隔で配置したフリットガラス層の内、外側のフリットガラス層を他のフリットガラス層よりも短くしてあるから、導体膜形成基板に加わる応力は分散して1箇所に加わる応力は小さくなる。したがって熱膨張係数の異なる導体膜形成基板と補強基板を短冊状のフリットガラス層により貼り合せても、導体膜形成基板にクラックは発生しない。また外側の複数のフリットガラス層を段階的に短くすることにより、導体膜形成基板の1箇所に加わる応力は一層小さくなるから、導体膜形成基板のクラック防止効果は、一層大きくなる。またフリットガラス層が弓形の短冊状の場合には、導体膜形成基板に加わる応力は一層小さくなる。
本願発明は、導体膜形成基板と補強基板を短冊状のフリットガラス層により貼り合せるから、フリットガラス113を加熱溶融したとき、両基板の間の気泡を外へ完全に抜く(放出する)ことができ、また両基板の間のフリットガラスを均一の厚さに広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本願発明の実施例に係る導体膜形成基板に形成(塗布)するフリットガラス層の形状を示す。
【図2】本願発明の実施例に係る導体膜形成基板の応力の分布の説明に用いる図である。
【図3】従来の蛍光表示管の真空容器の構造を示す斜視図である。
【図4】従来の導体膜形成基板と補強基板を短冊状のフリットガラス層により接着したアノード基板を備えた真空容器を示す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1,2により本願発明の実施例を説明する。
【実施例】
【0014】
まず図1について説明する。
図1の真空容器の構造は、図4の真空容器と同じで、図1は、図4(c)と同じ部分を示す図である。
図1(a)において、導体膜形成基板211の導体膜を形成しない面(裏面)には、フリットガラス層FG1〜FG11を所定の間隔で形成し配置してある。フリットガラス層FG1〜FG11は、長方形の短冊状のフリットガラス層からなる。フリットガラス層FG1〜FG11の内、外側(側面板23に近い側)のFG1,FG2とFG11、FG10は、他の内側のフリットガラス層FG3〜FG9よりも短く、長さは、FG1=FG11<FG2=FG10<FG3=FG4〜FG9となるように、段階的に外側程(側面板23に近い側程)短くしてある。
【0015】
フリットガラス層FG1〜FG11は、中心線SL1方向に長く伸び、それらの中心が中心線SL2に沿って並ぶように配置してある。またフリットガラス層FG1〜FG11の配置パターンは、中心線SL1(長手方向)の両側(図1(a)の左右)において対称である。即ちフリットガラス層FG1〜FG5の配置パターンとフリットガラス層FG7〜FG11の配置パターンは、対称である。図1(a)の場合、中心線SL1は、11個のフリットガラス層FG1〜FG11の内、中央のFG6を通る。中心線SL1は、一般にフリットガラス層が奇数個のときは、中央のフリットガラス層(偶数番目のフリットガラス層)を通り、偶数個のときは、中央の2個のフリットガラス層(偶数番目と奇数番目のフリットガラス層)の間を通る。
【0016】
ここで中心線SL1,SL2は、導体膜形成基板211のフリットガラス層を形成する面の中心を通り、導体膜形成基板211の対向する端面(図1(a)の上下又は左右の端面)と直交する線を中心線と呼ぶ。また中心線SL1,SL2は、直交している。
図1(a)のように、フリットガラス層FG1〜FG11の長さを外側程短くすると、導体膜形成基板211の応力は、フリットガラス層FG1,FG2,FG3及びFG9,FG10,FG11の両端部に対応する場所に分散し、個々の場所の応力は小さくなるから、クラックの発生を防止することができる。
なおフリットガラス層の個数は、11個に限らない。また長さを短くする外側のフリットガラス層は、2個に限らず1個以上でよい。短くするフリットガラス層の個数が多くなると、導体膜形成基板に加わる応力は、その個数に対応して分散するから、クラックの発生は一層小さくなる。
【0017】
ここで図1(a)の導体膜形成基板211とフリットガラス層FG1〜FG11のサイズの一例を示す。なお単位は、「mm」である。
導体膜形成基板211の大きさは、91×44、板厚は、1.8である。また補強基板(図示せず)の大きさは、導体膜形成基板211と同じで、板厚は、1.3である。側面板23は、板厚2.35、高さ3.5である。フリットガラス層FG1〜FG11の幅は2、導体膜形成基板211の端面からの距離S1,S2,S3,S4及びフリットガラス層の間隔S5は、S1=S4=8.35、S2=11.35、S3=15.35、S5=7.18である。なお距離S1は、フリットガラス層FG3〜FG9について同じである。
前記のサイズは、一例であって、他のサイズであってもよい。
また図1(a)の場合、フリットガラス層FG1〜FG11は、それらの長手方向が中心線SL1の方向と一致するように配置してあるが、中心線SL2の方向と一致するように配置することもできる。
【0018】
次に図1(b)について説明する。
図1(b)のフリットガラス層FG1〜FG9は、図1(a)の長方形の短冊を弓形に湾曲させた短冊状(弓形の短冊状)のフリットガラス層からなり、所定の間隔で配置してある。フリットガラス層FG1,FG2,FG8,FG9は、段階的に短くしてある。フリットガラス層FG1〜FG9の配置パターンは、中心線SL1(長手方向)の両側(図1(b)の左右)で対称である。即ちフリットガラス層FG1〜FG4の配置パターンとFG6〜FG9の配置パターンは、対称である。またフリットガラス層FG1〜FG4とフリットガラス層FG6〜FG9は、外側(側面板23側)へ凸状に湾曲している。ここで弓形は、半楕円状、半円状等に湾曲した形状を、弓形と呼ぶ。
図1(b)の場合、フリットガラス層FG4とFG6の形状は、導体膜形成基板211の導体膜形成面の中心を中心点とする楕円弧(楕円の一部)、真円弧(円の一部)であってもよい。FG3とFG7、FG2とFG8、FG1とFG9についても同様である。
【0019】
図1(b)の場合、フリットガラス層FG4〜FG4とFG6〜FG9は、弓形に形成してあるから、導体膜形成基板211に生じる応力は、長方形の場合よりも小さくなり、クラックの発生防止効果が一層大きくなる。
図1(b)において、中心線SL1が通るフリットガラス層FG5は、円形であるが、楕円形、長方形等であってもよい。
【0020】
図1(a)、図1(b)において、フリットガラス層FG1〜FG11、フリットガラス層FG1〜FG9は、導体膜形成基板211の導体膜を形成しない面の側面板23に囲まれた範囲(内側)に配置するのが好ましい。
なお導体膜形成基板、補強基板は、ガラスに限らず絶縁材料からなる基板であればよい。またフリットガラスは、ガラス以外の絶縁材料からなる接着剤であってもよい。
【0021】
図2により導体膜形成基板における応力のシミュレーションの結果について説明する。
図2(a1),(a2)は、フリットガラス層の配置パターンが、図4(c)の場合であり、図2(b1),(b2)は、フリットガラス層の配置パターンが、図1(a)の場合である。また図2(a1),(b1)は、フリットガラス層の配置パターンを示し、図2(a2),(b2)は、シミュレーションの結果を示す。
【0022】
シミュレーションは、有限要素法により行った。
またシミュレーションは、フリットガラス層FG1〜FG11により、導体膜形成基板211と補強基板212を貼り付けてアノード基板21(図4)を形成し、そのアノード基板21に側面板23を貼り付けた状態で、アノード基板21の1/4の部分(図2(a1)、(b1)の実線の部分)について行った。またフリットガラス層FG1〜FG11、導体膜形成基板211、補強基板212、側面板23のサイズは、図1(a)の説明中に記載した数値を用い、側面板23の高さは、1/2に設定した。また前記アノード基板21は、500℃まで加熱し、フリットガラスを溶融して導体膜形成基板211と補強基板212を接着し、その後常温(25℃)まで冷却したときの導体膜形成基板211の応力分布を求めた。なお溶融したフリットガラスは、380℃で固化する。
【0023】
フリットガラス層の配置パターンが、図2(a1)の場合、導体膜形成基板211に生じる第1主応力(引張応力)は、図2(a2)の211C11の場所において最大になり、その最大値は、約3.801kgf/mm2(37.3MPa)である。第1主応力が最大になる場所211C11は、図4(c)で説明したクラックの発生場所と同じである。
フリットガラス層の配置パターンが、図2(b1)の場合、導体膜形成基板211に生じる第1主応力は、図2(b2)の211C11,211C10,211C9の場所にピークが現れ、最大値は、211C11の場所に現れる。その第1主応力の最大値は、約1.876kgf/mm2(18.4MPa)である。第1主応力のピーク値は、211C11,211C10,211C9の順に小さくなる。
以上のシミュレーションの結果から、フリットガラス層FG1〜FG11は、外側のフリットガラス層を他のフリットガラス層(内側のフリットガラス層)よりも短くすると、導体膜形成基板211の第1主応力のピークが現れる場所は分散して、個々の場所に加わる第1主応力は、小さくなることが分かる。したがってフリットガラス層FG1〜FG11は、外側のフリットガラス層を他のフリットガラス層よりも短くすることにより、クラックの発生を防止できる。
【0024】
前記実施例は、アノード基板にアノード電極やアノード配線等の導体膜を形成する例について説明したが、アノード基板、フロント基板の双方に電極や配線等の導電体膜を形成するものであってもよい。
前記実施例の導体膜形成基板は、長方形のものについて説明したが、四辺形状(長方形、正方形、平行四辺形、菱形、台形、略四辺形状)であればよい。また導体膜形成基板と補強基板の大きさは、同じでなくてもよい。また側面板は、少なくとも4つの側面板を四辺形状に配設し接着してある。その場合、導体膜形成基板は、非四辺形状であってもよい。また側面板は、4つの側面板を一体的に形成してもよいし、フロント基板に導体膜を形成しない場合には、フロント基板と一体的にキャップ状に形成してもよい。
前記実施例のフリットガラス層FG1〜FG9は、夫々短冊状に連続しているが、各短冊をドット状に形成してもよい。
また前記実施例は、熱電子放出用フィラメントを備えた蛍光表示管について説明したが、電界放出型電子源(FEC)を備えたものであってもよい。また蛍光表示管に限らず、真空容器を備えた画像表示装置や光源等の蛍光発光管(装置)であってもよい。
【符号の説明】
【0025】
21 アノード基板
211 導体膜形成基板
211C19,211C10,211C11 応力のピーク或は最大値が現れる場所
212 補強基板
22 フロント基板
23 サイド板
24 薄膜の導体膜
FG1〜FG11 フリットガラス層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱膨張係数の異なる導体膜形成基板と補強基板を接着剤層により貼り合せてある基板を備えた蛍光発光管の真空気密容器において、長方形の短冊状又は弓形の短冊状の接着剤層を所定の間隔で配置してあり、接着剤層の配置パターンは、接着剤層の長手方向の両側において対称であり、外側の接着剤層は、他の接着剤層よりも長さが短いことを特徴とする蛍光発光管の真空気密容器。
【請求項2】
請求項1に記載の蛍光発光管の真空気密容器において、導体膜形成基板は高歪点ガラスからなり、補強基板はソーダライムガラスからなり、接着剤層はフリットガラスからなることを特徴とする蛍光発光管の真空気密容器。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の蛍光発光管の真空気密容器において、前記外側の接着剤層は、2個以上で、段階的に外側程短くしてあることを特徴とする蛍光発光管の真空気密容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−216273(P2011−216273A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−82381(P2010−82381)
【出願日】平成22年3月31日(2010.3.31)
【出願人】(000201814)双葉電子工業株式会社 (201)
【Fターム(参考)】