説明

血液学的腫瘍に対するエクスビボでの個別化医療試験を提供する方法

【課題】本願は、血液学的腫瘍に対する個別化医療試験を提供するための方法、装置、および組成物を記載する。
【解決手段】いくつかの実施形態では、前記方法は、多数の潜在的に代替できる薬物治療の併用により、腫瘍細胞において選択的にアポトーシスを導入する有効性を測定することを含む。いくつかの実施形態では、エクスビボでの検査が、新しく抽出された血液学的腫瘍のサンプルを用いて測定される。別の実施形態では、前記有効性は、自動フローサイトメータープラットフォームを用いてエクスビボで測定される。例えば、自動フローサイトメーターを用いて、数百、数千もの薬物および組成物の評価がエクスビボでなされる。そして、代替的な多剤療法が探索され得る。驚くべきことに非細胞毒性薬剤は、エクスビボで腫瘍細胞に選択的にアポトーシスを導入する。いくつかの実施形態では、前記方法は、非細胞毒性薬剤を評価することを含む。
【選択図24】


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬剤に対する細胞の応答性を分析する方法であって、
患者から採取された血液学的腫瘍から組織サンプルを得ること;
少なくとも35のアリコートに組織サンプルを分割すること;
薬剤組成物をそれぞれ有する少なくとも35のアリコートを併用すること;および
少なくとも35のアリコートのそれぞれにおける少なくとも1つの細胞集団のアポトーシスを測定すること;
を含む方法。
【請求項2】
血液学的腫瘍からの前記組織が、末梢血、骨髄、リンパ節、および脾臓からなる群から選択される組織である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記サンプルが、凍結または凍結保存されたサンプルであり、前記凍結または凍結保存されたサンプルが、少なくとも35のアリコートにサンプルを分割する前に解凍される、請求項1〜2のいずれかに記載の方法。
【請求項4】
前記測定が、前記アリコートを薬剤組成物と併用する72時間以内に完了する、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
【請求項5】
前記測定が、前記アリコートを薬剤組成物と併用する約48時間以内に完了する、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
【請求項6】
前記測定が、前記アリコートを薬剤組成物と併用する約24時間以内に完了する、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
【請求項7】
前記測定が、フローサイトメーターを使用して実行される、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
【請求項8】
特有の薬剤組成物を有するアリコートの数が、少なくとも約96である、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
【請求項9】
前記薬剤組成物の少なくとも2つが、異なる濃度での同じ薬剤を含む、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
【請求項10】
前記薬剤組成物の少なくとも1つが、複数の薬剤を含む、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
【請求項11】
前記薬剤組成物の少なくとも1つが、非細胞毒性の複数の薬剤を含む、請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
【請求項12】
前記薬剤組成物の少なくとも1つが、患者に既に投与されている薬剤と同じであるか、または同じ治療カテゴリーにある非細胞毒性薬剤を含む、請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
【請求項13】
前記薬剤組成物の少なくとも1つが、非細胞毒性薬剤と細胞毒性薬剤を併用する、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記アポトーシスが、特定の細胞集団のために選択的に測定される、請求項1〜13のいずれかに記載の方法。
【請求項15】
前記アポトーシスが、血液学的腫瘍を示す細胞集団のために測定される、請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
【請求項16】
前記血液学的腫瘍が、慢性リンパ性白血病、成人急性リンパ芽球性白血病、小児急性リンパ芽球性白血病、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、非M3急性骨髄芽球性白血病、急性骨髄芽球性白血病M3、非ホジキンリンパ腫、ホジキンリンパ腫、および慢性骨髄性白血病からなる群から選択される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記薬剤組成物の少なくとも1つが、フルダラビンまたはクロラムブシルのセルトラリン、パロキセチン、またはフルオキセチンとの併用を含む、請求項1〜16のいずれかに記載の方法。
【請求項18】
前記薬剤組成物の少なくとも1つが、フルダラビンおよびシクロホスファミドを含む、請求項1〜16のいずれかに記載の方法。
【請求項19】
血液学的腫瘍の組織サンプルからの細胞をマウスに注入すること;
注入細胞を十分な時間マウス中で増殖させること;および、
増殖した細胞をマウスから取り出し、ここで、前記注入、増殖、および取り出しが、アリコートを薬剤組成物と併用する前に行われること;
をさらに含む、請求項1〜18のいずれかに記載の方法。
【請求項20】
測定ステップの結果をまとめたレポートを作成することをさらに含む、請求項1〜18のいずれかに記載の方法。
【請求項21】
患者の医療に関わる当事者に前記レポートを提供することをさらに含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記薬剤組成物が、5−アザシチジン、アレムツズマブ、アミノプテリン、アモナフィド、アムサクリン、CAT−8015、ベバシズマブ、ARR Y520、三酸化ヒ素、AS1413、Atra、AZD6244、AZD1152、バノキサントロン、ベヘノイルアラ−C、ベンダムスチン、ブレオマイシン、ブリナツモマブ、ボルテゾミブ、ブスルファン、カルボプラチン、CEP−701、クロラムブシル、クロロデオキシアデノシン、クラドリビン、クロファラビン、CPX−351、シクロホスファミド、シクロスポリン、シタラビン、シトシンアラビノシド、ダサチニブ、ダウノルビシン、デシタビン、脱グリコシル化−リシン−A鎖−結合抗CD19/抗CD22イムノトキシン、デキサメタゾン、ドキソルビシン、エラシタラビン、エンチノスタット、エプラツズマブ、エルウィナーゼ、エトポシド、エベロリムス、メシル酸エキサテカン、フラボピリドール、フルダラビン、ホロデシン、ゲムシタビン、ゲムツズマブ−オゾガマイシン、ホモハリングトニン、ヒドロコルチゾン、ヒドロキシカルバミド、イダルビシン、イホスファミド、イマチニブ、インターフェロンα2a、ヨウ素I131モノクローナル抗体BC8、イホスファミド、イソトレチノイン、ラロムスチン、L−アスパラギナーゼ、レナリドミド、レスタウルチニブ、マホスファミド、メルファラン、メルカプトプリン、メトトレキサート、メチルプレドニゾロン、メチルプレドニゾン、ミドスタウリン、ミトキサントロン、ネララビン、ニロチニブ、オブリメルセン、パクリタキセル、パノビノスタット、ペガスパルガーゼ、ペントスタチン、ピラルビシン、PKC412、プレドニゾロン、プレドニゾン、PSC−833、ラパマイシン、リツキシマブ、リバビリン、サパシタビン、ジナシクリブ、ソラフェニブ、ソラフェニブ、STA−9090、タクロリムス、タネスピマイシン、テムシロリムス、テニポシド、テラメプロコル、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、チピファルニブ、トポテカン、トレオスルファン、トロキサシタビン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビノレルビン、ボレロキシン、ボリノスタット、エトポシド、ゾスキダル、およびそれらの併用からなる群から選択される化合物を含む、請求項1〜21のいずれかに記載の方法。
【請求項23】
前記薬剤組成物が、酸化アルミニウム水和物、ロラゼパム、アミカシン、メロペネム、セフェピム、バンコマイシン、テイコプラニン、オンダンセトロン、デキサメタゾン、アムホテリシンB(リポソーム製剤)、カスポフギン、イトラコナゾール、フルコナゾール、ボリコナゾール、トリメトプリム、スルファメトキサゾール、G−CSF、ラニチジン、ラスブリカーゼ、パラセタモール、メタミゾール、塩化モルヒネ、オメプラゾール、パロキセチン、フルオキセチン、セルトラリンおよびそれらの併用からなる群から選択される化合物を含む、請求項1〜22のいずれかに記載の方法。
【請求項24】
薬剤への腫瘍細胞の応答性を解析する方法であって、
患者から採取された血液学的腫瘍の組織サンプルを得ること;
前記組織サンプルを少なくとも35のアリコートに分割すること;
少なくとも35のアリコートを薬剤組成物と併用し、ここで、各アリコート中の薬剤組成物は、薬剤の同一性、濃度、またはそれらの併用の少なくとも1つが他のすべてのアリコートにおける薬剤組成物とは異なり、そして、前記薬剤組成物は、全体として少なくとも1つの非細胞毒性薬剤を含んでいること;
薬剤組成物と併用される前記アリコートをインキュベーションすること;および、
インキュベーションされた各アリコートに対して、前記薬剤組成物への少なくとも1種の腫瘍細胞の応答性を分析すること;
を含む前記方法。
【請求項25】
前記組織が、末梢血、骨髄、リンパ節、および脾臓からなる群から選択される、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記サンプルが、凍結または凍結保存されたサンプルであり、前記凍結または凍結保存されたサンプルは、少なくとも35のアリコートにサンプルを分割する前に解凍される、請求項24〜25のいずれかに記載の方法。
【請求項27】
前記分析が、前記アリコートを薬剤組成物と併用する72時間以内に完了する、請求項24〜26のいずれかに記載の方法。
【請求項28】
前記分析が、前記アリコートを薬剤組成物と併用する48時間以内に完了する、請求項24〜26のいずれかに記載の方法。
【請求項29】
前記分析が、前記アリコートを薬剤組成物と併用する24時間以内に完了する、請求項24〜26のいずれかに記載の方法。
【請求項30】
前記分析ステップの結果をまとめたレポートを作成することをさらに含む、請求項24〜29のいずれかに記載の方法。
【請求項31】
患者の医療に関わる当事者に前記レポートを提供することをさらに含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
薬剤組成物と併用されるアリコートの数が、少なくとも約96である、請求項24〜31のいずれかに記載の方法。
【請求項33】
前記測定が、フローサイトメーターを使用して実行される、請求項24〜32のいずれかに記載の方法。
【請求項34】
前記腫瘍細胞が、血液学的腫瘍を示す、求項24〜33のいずれかに記載の方法。
【請求項35】
前記血液学的腫瘍が、慢性リンパ性白血病、成人急性リンパ芽球性白血病、小児急性リンパ芽球性白血病多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、非M3急性骨髄芽球性白血病、急性骨髄芽球性白血病M3、非ホジキンリンパ腫、ホジキンリンパ腫、および慢性骨髄性白血病からなる群から選択される、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
組織サンプルからの腫瘍細胞をマウスに注入すること;
前記注入腫瘍細胞を十分な時間マウス中で増殖させること;および、
前記増殖した腫瘍細胞をマウスから取り出し、ここで、注入、増殖、および取り出しがアリコートを薬剤組成物と併用する前に行われること;
をさらに含む、請求項24〜35のいずれかに記載の方法。
【請求項37】
前記薬剤組成物が、5−アザシチジン、アレムツズマブ、アミノプテリン、アモナフィド、アムサクリン、CAT−8015、ベバシズマブ、ARR Y520、三酸化ヒ素、AS1413、Atra、AZD6244、AZD1152、バノキサントロン、ベヘノイルアラ−C、ベンダムスチン、ブレオマイシン、ブリナツモマブ、ボルテゾミブ、ブスルファン、カルボプラチン、CEP−701、クロラムブシル、クロロデオキシアデノシン、クラドリビン、クロファラビン、CPX−351、シクロホスファミド、シクロスポリン、シタラビン、シトシンアラビノシド、ダサチニブ、ダウノルビシン、デシタビン、脱グリコシル化−リシン−A鎖−結合抗CD19/抗CD22イムノトキシン、デキサメタゾン、ドキソルビシン、エラシタラビン、エンチノスタット、エプラツズマブ、エルウィナーゼ、エトポシド、エベロリムス、メシル酸エキサテカン、フラボピリドール、フルダラビン、ホロデシン、ゲムシタビン、ゲムツズマブ−オゾガマイシン、ホモハリングトニン、ヒドロコルチゾン、ヒドロキシカルバミド、イダルビシン、イホスファミド、イマチニブ、インターフェロンα2a、ヨウ素I131モノクローナル抗体BC8、イホスファミド、イソトレチノイン、ラロムスチン、L−アスパラギナーゼ、レナリドミド、レスタウルチニブ、マホスファミド、メルファラン、メルカプトプリン、メトトレキサート、メチルプレドニゾロン、メチルプレドニゾン、ミドスタウリン、ミトキサントロン、ネララビン、ニロチニブ、オブリメルセン、パクリタキセル、パノビノスタット、ペガスパルガーゼ、ペントスタチン、ピラルビシン、PKC412、プレドニゾロン、プレドニゾン、PSC−833、ラパマイシン、リツキシマブ、リバビリン、サパシタビン、ジナシクリブ、ソラフェニブ、ソラフェニブ、STA−9090、タクロリムス、タネスピマイシン、テムシロリムス、テニポシド、テラメプロコル、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、チピファルニブ、トポテカン、トレオスルファン、トロキサシタビン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビノレルビン、ボレロキシン、ボリノスタット、エトポシド、ゾスキダル、およびそれらの併用からなる群から選択される化合物を含む、請求項24〜36のいずれかに記載の方法。
【請求項38】
前記薬剤組成物が、酸化アルミニウム水和物、ロラゼパム、アミカシン、メロペネム、セフェピム、バンコマイシン、テイコプラニン、オンダンセトロン、デキサメタゾン、アムホテリシンB(リポソーム製剤)、カスポフギン、イトラコナゾール、フルコナゾール、ボリコナゾール、トリメトプリム、スルファメトキサゾール、G−CSF、ラニチジン、ラスブリカーゼ、パラセタモール、メタミゾール、塩化モルヒネ、オメプラゾール、パロキセチン、フルオキセチン、セルトラリンおよびそれらの併用からなる群から選択される化合物を含む、請求項24〜37のいずれかに記載の方法。
【請求項39】
患者の血液学的腫瘍の治療を促進する方法であって、
腫瘍細胞を含む患者から得た組織サンプルを提供すること;
サンプルの少なくとも6つの部分のそれぞれを別の薬剤または薬剤の併用とインキュベーションすること;
サンプルのそれぞれの前記部分を、その部分の腫瘍細胞のアポトーシスの程度を把握するために分析すること;および
最大級のアポトーシスを有する、少なくともその部分、薬剤、または薬剤の併用を示す分析ステップからの結果の印刷レポートまたは電子レポートを作成すること;
を含む前記方法。
【請求項40】
結果の前記レポートが、複数の薬剤または薬剤の併用の結果を示す、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記分析およびインキュベーションのステップが、他の部分と薬剤濃度で異なる付加的部分をさらに含む、請求項39〜40のいずれかに記載の方法。
【請求項42】
潜在的な薬剤治療計画への腫瘍細胞の応答を分析するための装置であって、
複数のチャンバー;および
前記複数のチャンバーのそれぞれで異なる薬剤または薬剤の併用;
を含み、ここで、前記チャンバーは、全体的に、
複数の薬剤を含む少なくとも1つのチャンバー;
細胞毒性薬剤を含む少なくとも1つのチャンバー;および
全体のチャンバーに合計で少なくとも10の異なる薬剤;
を含む、前記装置。
【請求項43】
非細胞毒性薬剤を含む少なくとも1つのチャンバーをさらに含む、請求項42に記載の装置。
【請求項44】
少なくとも1つのチャンバーが、細胞毒性薬剤および非細胞毒性薬剤を含む、請求項43に記載の装置。
【請求項45】
異なる濃度での同じ薬剤を含む少なくとも2つのチャンバーをさらに含む、請求項42〜44のいずれかに記載の装置。
【請求項46】
少なくとも1つのチャンバーが、フルダラビンまたはクロラムブシルのセルトラリン、パロキセチン、またはフルオキセチンとの併用を含む、請求項42〜45のいずれかに記載の装置。
【請求項47】
少なくとも1つのチャンバーが、フルダラビンおよびシクロホスファミドを含む、請求項42〜46のいずれかに記載の装置。
【請求項48】
少なくとも10の異なる薬剤組成物の1つまたは複数が、5−アザシチジン、アレムツズマブ、アミノプテリン、アモナフィド、アムサクリン、CAT−8015、ベバシズマブ、ARR Y520、三酸化ヒ素、AS1413、Atra、AZD6244、AZD1152、バノキサントロン、ベヘノイルアラ−C、ベンダムスチン、ブレオマイシン、ブリナツモマブ、ボルテゾミブ、ブスルファン、カルボプラチン、CEP−701、クロラムブシル、クロロデオキシアデノシン、クラドリビン、クロファラビン、CPX−351、シクロホスファミド、シクロスポリン、シタラビン、シトシンアラビノシド、ダサチニブ、ダウノルビシン、デシタビン、脱グリコシル化−リシン−A鎖−結合抗CD19/抗CD22イムノトキシン、デキサメタゾン、ドキソルビシン、エラシタラビン、エンチノスタット、エプラツズマブ、エルウィナーゼ、エトポシド、エベロリムス、メシル酸エキサテカン、フラボピリドール、フルダラビン、ホロデシン、ゲムシタビン、ゲムツズマブ−オゾガマイシン、ホモハリングトニン、ヒドロコルチゾン、ヒドロキシカルバミド、イダルビシン、イホスファミド、イマチニブ、インターフェロンα2a、ヨウ素I131モノクローナル抗体BC8、イホスファミド、イソトレチノイン、ラロムスチン、L−アスパラギナーゼ、レナリドミド、レスタウルチニブ、マホスファミド、メルファラン、メルカプトプリン、メトトレキサート、メチルプレドニゾロン、メチルプレドニゾン、ミドスタウリン、ミトキサントロン、ネララビン、ニロチニブ、オブリメルセン、パクリタキセル、パノビノスタット、ペガスパルガーゼ、ペントスタチン、ピラルビシン、PKC412、プレドニゾロン、プレドニゾン、PSC−833、ラパマイシン、リツキシマブ、リバビリン、サパシタビン、ジナシクリブ、ソラフェニブ、ソラフェニブ、STA−9090、タクロリムス、タネスピマイシン、テムシロリムス、テニポシド、テラメプロコル、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、チピファルニブ、トポテカン、トレオスルファン、トロキサシタビン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビノレルビン、ボレロキシン、ボリノスタット、エトポシド、ゾスキダル、およびそれらの併用からなる群から選択される、請求項42〜47のいずれかに記載の装置。
【請求項49】
少なくとも10の異なる薬剤組成物の1つまたは複数が、酸化アルミニウム水和物、ロラゼパム、アミカシン、メロペネム、セフェピム、バンコマイシン、テイコプラニン、オンダンセトロン、デキサメタゾン、アムホテリシンB(リポソーム製剤)、カスポフギン、イトラコナゾール、フルコナゾール、ボリコナゾール、トリメトプリム、スルファメトキサゾール、G−CSF、ラニチジン、ラスブリカーゼ、パラセタモール、メタミゾール、塩化モルヒネ、オメプラゾール、パロキセチン、フルオキセチン、セルトラリンおよびそれらの併用からなる群から選択される、請求項42〜48のいずれかに記載の装置。
【請求項50】
前記腫瘍細胞が、多発性骨髄腫(MM)を示し、そして前記チャンバーの少なくとも1つが、イダルビシン+シタラビン+VP−16、ダウノルビシン+シタラビン、イダルビシン+シタラビン、ダウノキソーム+シタラビン、ミトキサントロン+シタラビン+VP−16、Atra+イダルビシン、シタラビン+ミトキサントロン+Atraからなる群から選択される少なくとも1つの薬剤併用を含む、請求項42〜49のいずれかに記載の装置。
【請求項51】
前記腫瘍細胞が、慢性リンパ性白血病(CLL)を示し、そして前記チャンバーの少なくとも1つが、シクロホスファミド+ドキソルビシン+ビンクリスチン+プレドニゾロン、シクロホスファミド+ドキソルビシン+プレドニゾロン、フルダラビン+シクロホスファミド+リツキシマブ、ペントスタチン+シクロホスファミド+リツキシマブ、フルダラビン+シクロホスファミド+ オファツムマブ、ペントスタチン+シクロホスファミド+オファツムマブ、フルダラビン+シクロホスファミド+アフツズマブ、ペントスタチン+シクロホスファミド+アフツズマブからなる群から選択される少なくとも1つの薬剤併用を含む、請求項42〜49のいずれかに記載の装置。
【請求項52】
前記腫瘍細胞が、急性リンパ性白血病(ALL)を示し、そして前記チャンバーの少なくとも1つが、ビンクリスチン+ダウノルビシン+プレドニゾン、ビンクリスチン+プレドニゾン+ミトキサントロン+シタラビン、メトトレキサート+シタラビン+ヒドロコルチゾン、デキサメタゾン+ビンクリスチン+メトトレキサート+シタラビン+L−アスパラギナーゼ+6−メルカプトプリン、シクロホスファミド+ドキソルビシン+ビンクリスチン+デキサメタゾン、デキサメタゾン+ダウノルビシン+シクロホスファミド+L−アスパラギナーゼ、ビンクリスチン+プレドニゾン、メトトレキサート+エトポシド+シタラビン+チオグアニン、メトトレキサート+6−メルカプトプリン、ビンクリスチン+ダウノルビシン+L−アスパラギナーゼ+シクロホスファミド+プレドニゾン、テニポシド+シタラビン、ビンクリスチン+ダウノルビシン+シクロホスファミド+L−アスパラギナーゼ+デキサメタゾン、ビンクリスチン+L−アスパラギナーゼ、ビンクリスチン+ダウノルビシン+シタラビン+L−アスパラギナーゼ+イマチニブ+プレドニゾン、ミトキサントロン+シタラビン+イマチニブ、メトトレキサート+イマチニブ+6−メルカプトプリン、テニポシド+シタラビン+イマチニブ、ビンクリスチン+ダウノルビシン+シクロホスファミド+L−アスパラギナーゼ+デキサメタゾン+イマチニブからなる群から選択される少なくとも1つの薬剤併用を含む、請求項42〜49のいずれかに記載の装置。
【請求項53】
前記腫瘍細胞が、非ホジキンリンパ腫(NHL)を示し、そして前記チャンバーの少なくとも1つが、シクロホスファミド+ドキソルビシン+ビンクリスチン+プレドニゾン、シクロホスファミド+ドキソルビシン+ビンクリスチン+プレドニゾン+リツキシマブ、シクロホスファミド+ドキソルビシン+ビンデシン+プレドニゾン、シクロホスファミド+ドキソルビシン+ビンデシン+プレドニゾン+インターフェロンα、シクロホスファミド+ビンクリスチン+プレドニゾン、シクロホスファミド+ビンクリスチン+プレドニゾン+リツキシマブ、ミトキサントロン+クロラムブシル+プレドニゾロン、ミトキサントロン+クロラムブシル+プレドニゾロン+リツキシマブ、フルダラビン+リツキシマブ、シクロホスファミド+ドキソルビシン+ビンデシン+プレドニゾン+ブレオマイシン、メトトレキサート+エトポシド+イホスファミド+シタラビン、メトトレキサート+ビンクリスチン+プレドニゾン、ドキソルビシン+シクロホスファミド+プレドニゾン+、ビンクリスチン+ブレオマイシン+プレドニゾン+、デキサメタゾン+シタラビン+シスプラチン+、フルダラビン+シクロホスファミド+ミトキサントロン、シクロホスファミド+ドキソルビシン+ビンクリスチン+デキサメタゾン、メトトレキサート+ヒドロコルチゾン+シタラビン+デキサメタゾン+シクロホスファミド、ベンダムスチン+ミトキサントロン、イホスファミド+カルボプラチン+エトポシド+リツキシマブ、エトポシド+プレドニゾン+ビンクリスチン+シクロホスファミド+ドキソルビシン+リツキシマブからなる群から選択される少なくとも1つの薬剤併用を含む、請求項42〜49のいずれかに記載の装置。
【請求項54】
前記腫瘍細胞が、急性骨髄性白血病(AML)を示し、そして前記チャンバーの少なくとも1つが、イダルビシ+シタラビン+VP−16、ダウノルビシン+シタラビン、イダルビシン+シタラビン、ダウノキソーム+シタラビン、ミトキサントロン+シタラビン+VP−16、ATRA+イダルビシン、シタラビン+ミトキサントロン+ATRA、ダウノルビシン+シタラビン+チオグアニン、ダウノルビシン+シタラビン+VP−16、フルダラビン+イダルビシン+シタラビン+G−CSF、フルダラビン+シタラビン+G−CSF、高用量シタラビン+VP−16+ダウノルビシン、ゲムツズマブオゾガマイシン+イダルビシン+シタラビン、ゲムツズマブオゾガマイシン+シタラビン、クロファラビン+シタラビン、クロファラビン+シタラビン+イダルビシン、アムサクリン+シタラビン+VP−16、ミトキサントロン+VP−16、イダルビシン+シタラビン+FLT3阻害剤、シタラビン+FLT3阻害剤、シタラビン+オーロラキナーゼ阻害剤、イダルビシン+シタラビン+パノビノスタット、フルダラビン+イダルビシン+シタラビン+G−CSF+ゲムツズマブ、クラドリビン+イダルビシン+シタラビン、デシタビン+バルプロ酸、ジェナセンス+フルダラビン+シタラビン、ジェナセンス+ダウノルビシン+シタラビン、ジェナセンス+シタラビン、ジェナセンス+ゲンツズマブ・オゾガマイシン、PSC833+ダウノルビシン+シタラビン、PSC833+イダルビシン+シタラビン、PSC833+ダウノルビシン+シタラビン+VP−16、ボルテゾミブ+イダルビシン+シタラビンからなる群から選択される少なくとも1つの薬剤併用を含む、請求項42〜49のいずれかに記載の装置。
【請求項55】
フルダラビンまたはその薬学的に許容される塩とセルトラリンまたはその薬学的に許容される塩とを含む、慢性リンパ性白血病(CLL)の治療用組成物。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13A】
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【図13B】
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【図13C】
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【図14A】
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【図14B】
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【図14C】
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【図14D】
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【図14E】
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【図14F】
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【図15−1】
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【図15−2】
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【図15−3】
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【図16】
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【図17−1】
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【図17−2】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【公表番号】特表2012−527627(P2012−527627A)
【公表日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−512006(P2012−512006)
【出願日】平成22年5月19日(2010.5.19)
【国際出願番号】PCT/US2010/035474
【国際公開番号】WO2010/135468
【国際公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【出願人】(511281866)ビビア バイオテック ソシエダッド.リミターダ (1)
【Fターム(参考)】