血管モデル表示器
【課題】視覚的、触覚的に直接血管の状態を説明できるようにした血管モデル表示器を提供する。
【解決手段】血管モデル表示器10は、長方形の板状に形成された表示器本体12を有する。この表示器本体12には、例えば2つの支持孔16、18が上下平行に形成されており、上部に配置された第1の支持孔16には第1の血管モデル20が、第2の支持孔18には第2の血管モデル22がそれぞれ嵌合支持されている。第1の血管モデル20は、例えば若くて弾力がある血管のモデルを示し、第2の血管モデル22よりも柔らかい材料から構成されている。第2の血管モデル22は、硬くなった血管のモデルを示し、この第2の血管モデル22の内面22aには、アテロームに類似して形成された凹凸部22eが形成されている。
【解決手段】血管モデル表示器10は、長方形の板状に形成された表示器本体12を有する。この表示器本体12には、例えば2つの支持孔16、18が上下平行に形成されており、上部に配置された第1の支持孔16には第1の血管モデル20が、第2の支持孔18には第2の血管モデル22がそれぞれ嵌合支持されている。第1の血管モデル20は、例えば若くて弾力がある血管のモデルを示し、第2の血管モデル22よりも柔らかい材料から構成されている。第2の血管モデル22は、硬くなった血管のモデルを示し、この第2の血管モデル22の内面22aには、アテロームに類似して形成された凹凸部22eが形成されている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、血管モデルを表示する血管モデル表示器に関する。
【背景技術】
【0002】
食生活の変化、運動不足、高齢化等に伴って例えば動脈硬化のように血管機能が低下したことを検査することは有用である。従来、血管機能を検査するための指標としてPWVが知られている。PWVとは、心臓からの脈波が所定部位まで伝播する速度をいう。伸展性の良い動脈では、ゴムチューブのように脈波が血管壁に吸収され、PWVは遅くなる。動脈硬化により伸展性が失われた動脈では、鉄パイプのように衝撃の緩衝力が失われるため、PWVは速くなる。このようなPWVを指標の一つとすることは広く知られている(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】特開2003−250769号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来においては、このような血管の状態を簡易に表すものがなく、動脈硬化について分かりやすく説明することが困難であった。
【0005】
本発明は、上記従来の問題点を解消し、視覚的、触覚的に直接血管の状態を説明できるようにした血管モデル表示器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の特徴とするところは、表示器本体と、この表示器本体に設けられた血管モデルの組み合わせとを有し、この血管モデルの組み合わせは、弾性体から形成された第1の血管モデルと、この第1の血管モデルよりも硬い弾性体から構成された第2の血管モデルとを有する血管モデル表示器にある。したがって、第1の血管モデルと第2の血管モデルとの弾性が異なり、それぞれを触ることにより簡単に血管の状態を知ることができ、血管の状態を簡単に説明することができる。
【0007】
好適には、前記第1の血管モデル及び第2の血管モデルは、それぞれ断面半円形状に形成された外面と内面とを有し、それぞれの外面と内面とが前記表示器本体の表面と裏面に表れるように前記表示器本体に支持されてなる。
【0008】
また、好適には、前記表示器本体は長方形状の少なくとも2つの支持孔が形成され、該支持孔に前記第1の血管モデル及び第2の血管モデルをそれぞれの弾性をもって嵌合支持してなる。
【0009】
また、好適には、前記第1の血管モデルの内面は、実質的に平滑である。
【0010】
また、好適には、前記第2の血管モデルの内面は、アテロームに類似した凹凸を有する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、第1の血管モデルと第2の血管モデルとの弾性が異なり、それぞれを触ることにより簡単に血管の状態を知ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明に係る実施形態を図面により説明する。
【0013】
図1乃至図3において、血管モデル表示器10の概略が示されている。図1は正面図であり、表面を表す。図2は背面図であり、裏面を表す。図3は側面図である。この血管モデル表示器10は、長方形の板状に形成された表示器本体12を有する。この表示器本体12は、血管モデルの説明を記載した例えば紙を、例えばポリ塩化ビニル等の透明樹脂でラミネートして構成されている。この表示器本体10は、台座14に垂直あるいはやや斜めに支持されている。
【0014】
上記
【0015】
上記表示器本体12には、横長の長方形に形成された例えば2つの支持孔16、18が上下平行に形成されている。上部に配置された第1の支持孔16には第1の血管モデル20が、第2の支持孔18には第2の血管モデル22がそれぞれ嵌合支持されている。
【0016】
図4及び図5にも示すように、第1の血管モデル20は、例えば血管を長手方向半分に切断したモデルであり、例えばゴム等で血管に類似した色に着色されており、断面半円形の内面20aと同じく断面半円形の外面20bとを有する。この第1の血管モデル20は、例えば若くて弾力がある血管のモデルを示し、第2の血管モデル22よりも柔らかい弾性体から構成されている。また、この第1の血管モデル20の内面20aは、実質的に平滑に形成されている。第1の血管モデル20には、鍔部20c、20dが内面20a及び外面20bの上下端からそれぞれ上下方向に延びるように形成されている。前述した第1の支持孔16の短方向の長さは、第1の血管モデル20の外面20bの上下端間の長さよりもやや短く形成され、長手方向の長さは、第1の血管モデル20の内面20a及び外面20bの左右端間の長さと略同じに形成されている。そして、第1の血管モデル20は、上下方向に若干縮まり、外面20bの上下端が第1の支持孔16の上下端に嵌合し、鍔部20c、20dが第1の支持孔16の裏面周辺に嵌合して、第1の支持孔16に該第1の血管モデル20の弾性をもって嵌合支持されている。
【0017】
図6にも示すように、第2の血管モデル22は、第1の血管モデル20と同様に、例えば血管を長手方向半分に切断したモデルであり、例えばゴム等で血管に類似した色に着色されており、断面半円形の内面22aと同じく断面半円形の外面22bとを有する。この第2の血管モデル22は、例えば硬くなった血管のモデルを示し、第1の血管モデル20よりも硬い弾性体から構成されている。また、この第2の血管モデル22の内面22aには、アテロームに類似して形成された凹凸部22eが形成されている。また、第2の血管モデル22には、鍔部22c、22dが内面22a及び外面22bの上下端からそれぞれ上下方向に延びるように形成されている。前述した第2の支持孔18の短方向の長さは、第2の血管モデル22の外面22bの上下端間の長さよりもやや短く形成され、長手方向の長さは、第2の血管モデル22の内面22a及び外面22bの左右端間の長さと略同じに形成されている。そして、第2の血管モデル22は、上下方向に若干縮まり、外面22bの上下端が第2の支持孔18の上下端に嵌合し、鍔部22c、22dが第2の支持孔18の裏面周辺に嵌合して、第2の支持孔18に該第2の血管モデル22の弾性をもって嵌合支持されている。
【0018】
表示器本体12の表面には、「さわってみてください。」との表示がなされており、実際に第1の血管モデル20と第2の血管モデル22とを触ってみると、第1の血管モデル20の方が第2の血管モデル22よりも柔らかいことが理解される。表示器本体12には、「血管は第2の心臓です。若い弾力ある血管は、しなやかに伸びたり縮んだりして心臓の働きを助けてくれます。」と記載があり、このことが触覚的に理解することができる。
【0019】
一方、表示器本体12の裏面には、「若い弾力ある血管は、しなやかに伸びたり縮んだりして心臓のポンプを助け、心臓に負担をかけることなく、十分な血液を臓器・抹消に送ることができます。」との記載が第1の血管モデル20の下部にあり、「硬くなった血管は、伸びたり縮んだりできないために、十分な血液を臓器・抹消に送ることができず、心臓に負担がかかってしまいます。」との記載が第2の血管モデル22の下部にある。したがって、第1の血管モデル20と第2の血管モデル22とを実際に触ってみることにより、上記の記載事項を理解することができる。特に第1の血管モデル20の内面20aは平滑であり、第2の血管モデル22の内面22aは、アテロームに類似した凹凸部22eが形成されているので、これを触ることにより、さらに血管に対する理解を深めることができる。
【産業上の利用可能性】
【0020】
以上述べたように、本発明は、血管の状態を視覚的、触覚的に説明する場合に利用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の実施形態に係る血管モデル表示器を示す正面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る血管モデル表示器を示す背面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る血管モデル表示器を示す側面図である。
【図4】本発明の実施形態に用いた第1の血管モデルを示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に用いた第1の血管モデルを示す側面図である。
【図6】本発明の実施形態に用いた第2の血管モデルを示す側面図である。
【符号の説明】
【0022】
10 血管モデル表示器
12 表示器本体
14 台座
16 第1の支持孔
18 第2の支持孔
20 第1の血管モデル
20a 内面
20b 外面
20c、20d 鍔部
22 第2の血管モデル
22a 内面
22b 外面
22c、22d 鍔部
22e 凹凸部
【技術分野】
【0001】
本発明は、血管モデルを表示する血管モデル表示器に関する。
【背景技術】
【0002】
食生活の変化、運動不足、高齢化等に伴って例えば動脈硬化のように血管機能が低下したことを検査することは有用である。従来、血管機能を検査するための指標としてPWVが知られている。PWVとは、心臓からの脈波が所定部位まで伝播する速度をいう。伸展性の良い動脈では、ゴムチューブのように脈波が血管壁に吸収され、PWVは遅くなる。動脈硬化により伸展性が失われた動脈では、鉄パイプのように衝撃の緩衝力が失われるため、PWVは速くなる。このようなPWVを指標の一つとすることは広く知られている(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】特開2003−250769号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来においては、このような血管の状態を簡易に表すものがなく、動脈硬化について分かりやすく説明することが困難であった。
【0005】
本発明は、上記従来の問題点を解消し、視覚的、触覚的に直接血管の状態を説明できるようにした血管モデル表示器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の特徴とするところは、表示器本体と、この表示器本体に設けられた血管モデルの組み合わせとを有し、この血管モデルの組み合わせは、弾性体から形成された第1の血管モデルと、この第1の血管モデルよりも硬い弾性体から構成された第2の血管モデルとを有する血管モデル表示器にある。したがって、第1の血管モデルと第2の血管モデルとの弾性が異なり、それぞれを触ることにより簡単に血管の状態を知ることができ、血管の状態を簡単に説明することができる。
【0007】
好適には、前記第1の血管モデル及び第2の血管モデルは、それぞれ断面半円形状に形成された外面と内面とを有し、それぞれの外面と内面とが前記表示器本体の表面と裏面に表れるように前記表示器本体に支持されてなる。
【0008】
また、好適には、前記表示器本体は長方形状の少なくとも2つの支持孔が形成され、該支持孔に前記第1の血管モデル及び第2の血管モデルをそれぞれの弾性をもって嵌合支持してなる。
【0009】
また、好適には、前記第1の血管モデルの内面は、実質的に平滑である。
【0010】
また、好適には、前記第2の血管モデルの内面は、アテロームに類似した凹凸を有する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、第1の血管モデルと第2の血管モデルとの弾性が異なり、それぞれを触ることにより簡単に血管の状態を知ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明に係る実施形態を図面により説明する。
【0013】
図1乃至図3において、血管モデル表示器10の概略が示されている。図1は正面図であり、表面を表す。図2は背面図であり、裏面を表す。図3は側面図である。この血管モデル表示器10は、長方形の板状に形成された表示器本体12を有する。この表示器本体12は、血管モデルの説明を記載した例えば紙を、例えばポリ塩化ビニル等の透明樹脂でラミネートして構成されている。この表示器本体10は、台座14に垂直あるいはやや斜めに支持されている。
【0014】
上記
【0015】
上記表示器本体12には、横長の長方形に形成された例えば2つの支持孔16、18が上下平行に形成されている。上部に配置された第1の支持孔16には第1の血管モデル20が、第2の支持孔18には第2の血管モデル22がそれぞれ嵌合支持されている。
【0016】
図4及び図5にも示すように、第1の血管モデル20は、例えば血管を長手方向半分に切断したモデルであり、例えばゴム等で血管に類似した色に着色されており、断面半円形の内面20aと同じく断面半円形の外面20bとを有する。この第1の血管モデル20は、例えば若くて弾力がある血管のモデルを示し、第2の血管モデル22よりも柔らかい弾性体から構成されている。また、この第1の血管モデル20の内面20aは、実質的に平滑に形成されている。第1の血管モデル20には、鍔部20c、20dが内面20a及び外面20bの上下端からそれぞれ上下方向に延びるように形成されている。前述した第1の支持孔16の短方向の長さは、第1の血管モデル20の外面20bの上下端間の長さよりもやや短く形成され、長手方向の長さは、第1の血管モデル20の内面20a及び外面20bの左右端間の長さと略同じに形成されている。そして、第1の血管モデル20は、上下方向に若干縮まり、外面20bの上下端が第1の支持孔16の上下端に嵌合し、鍔部20c、20dが第1の支持孔16の裏面周辺に嵌合して、第1の支持孔16に該第1の血管モデル20の弾性をもって嵌合支持されている。
【0017】
図6にも示すように、第2の血管モデル22は、第1の血管モデル20と同様に、例えば血管を長手方向半分に切断したモデルであり、例えばゴム等で血管に類似した色に着色されており、断面半円形の内面22aと同じく断面半円形の外面22bとを有する。この第2の血管モデル22は、例えば硬くなった血管のモデルを示し、第1の血管モデル20よりも硬い弾性体から構成されている。また、この第2の血管モデル22の内面22aには、アテロームに類似して形成された凹凸部22eが形成されている。また、第2の血管モデル22には、鍔部22c、22dが内面22a及び外面22bの上下端からそれぞれ上下方向に延びるように形成されている。前述した第2の支持孔18の短方向の長さは、第2の血管モデル22の外面22bの上下端間の長さよりもやや短く形成され、長手方向の長さは、第2の血管モデル22の内面22a及び外面22bの左右端間の長さと略同じに形成されている。そして、第2の血管モデル22は、上下方向に若干縮まり、外面22bの上下端が第2の支持孔18の上下端に嵌合し、鍔部22c、22dが第2の支持孔18の裏面周辺に嵌合して、第2の支持孔18に該第2の血管モデル22の弾性をもって嵌合支持されている。
【0018】
表示器本体12の表面には、「さわってみてください。」との表示がなされており、実際に第1の血管モデル20と第2の血管モデル22とを触ってみると、第1の血管モデル20の方が第2の血管モデル22よりも柔らかいことが理解される。表示器本体12には、「血管は第2の心臓です。若い弾力ある血管は、しなやかに伸びたり縮んだりして心臓の働きを助けてくれます。」と記載があり、このことが触覚的に理解することができる。
【0019】
一方、表示器本体12の裏面には、「若い弾力ある血管は、しなやかに伸びたり縮んだりして心臓のポンプを助け、心臓に負担をかけることなく、十分な血液を臓器・抹消に送ることができます。」との記載が第1の血管モデル20の下部にあり、「硬くなった血管は、伸びたり縮んだりできないために、十分な血液を臓器・抹消に送ることができず、心臓に負担がかかってしまいます。」との記載が第2の血管モデル22の下部にある。したがって、第1の血管モデル20と第2の血管モデル22とを実際に触ってみることにより、上記の記載事項を理解することができる。特に第1の血管モデル20の内面20aは平滑であり、第2の血管モデル22の内面22aは、アテロームに類似した凹凸部22eが形成されているので、これを触ることにより、さらに血管に対する理解を深めることができる。
【産業上の利用可能性】
【0020】
以上述べたように、本発明は、血管の状態を視覚的、触覚的に説明する場合に利用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の実施形態に係る血管モデル表示器を示す正面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る血管モデル表示器を示す背面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る血管モデル表示器を示す側面図である。
【図4】本発明の実施形態に用いた第1の血管モデルを示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に用いた第1の血管モデルを示す側面図である。
【図6】本発明の実施形態に用いた第2の血管モデルを示す側面図である。
【符号の説明】
【0022】
10 血管モデル表示器
12 表示器本体
14 台座
16 第1の支持孔
18 第2の支持孔
20 第1の血管モデル
20a 内面
20b 外面
20c、20d 鍔部
22 第2の血管モデル
22a 内面
22b 外面
22c、22d 鍔部
22e 凹凸部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示器本体と、この表示器本体に設けられた血管モデルの組み合わせとを有し、この血管モデルの組み合わせは、弾性体から形成された第1の血管モデルと、この第1の血管モデルよりも硬い弾性体から構成された第2の血管モデルとを有する血管モデル表示器。
【請求項2】
前記第1の血管モデル及び第2の血管モデルは、それぞれ断面半円形状に形成された外面と内面とを有し、それぞれの外面と内面とが前記表示器本体の表面と裏面に表れるように前記表示器本体に支持されてなる請求項1記載の血管モデル表示器。
【請求項3】
前記表示器本体は長方形状の少なくとも2つの支持孔が形成され、該支持孔に前記第1の血管モデル及び第2の血管モデルをそれぞれの弾性をもって嵌合支持してなる請求項2記載の血管モデル表示器。
【請求項4】
前記第1の血管モデルの内面は、実質的に平滑である請求項2又は3記載の血管モデル表示器。
【請求項5】
前記第2の血管モデルの内面は、アテロームに類似した凹凸を有する請求項2乃至4いずれか記載の血管モデル表示器。
【請求項1】
表示器本体と、この表示器本体に設けられた血管モデルの組み合わせとを有し、この血管モデルの組み合わせは、弾性体から形成された第1の血管モデルと、この第1の血管モデルよりも硬い弾性体から構成された第2の血管モデルとを有する血管モデル表示器。
【請求項2】
前記第1の血管モデル及び第2の血管モデルは、それぞれ断面半円形状に形成された外面と内面とを有し、それぞれの外面と内面とが前記表示器本体の表面と裏面に表れるように前記表示器本体に支持されてなる請求項1記載の血管モデル表示器。
【請求項3】
前記表示器本体は長方形状の少なくとも2つの支持孔が形成され、該支持孔に前記第1の血管モデル及び第2の血管モデルをそれぞれの弾性をもって嵌合支持してなる請求項2記載の血管モデル表示器。
【請求項4】
前記第1の血管モデルの内面は、実質的に平滑である請求項2又は3記載の血管モデル表示器。
【請求項5】
前記第2の血管モデルの内面は、アテロームに類似した凹凸を有する請求項2乃至4いずれか記載の血管モデル表示器。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【公開番号】特開2006−119375(P2006−119375A)
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−307188(P2004−307188)
【出願日】平成16年10月21日(2004.10.21)
【出願人】(504254998)株式会社クロスウェル (37)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年10月21日(2004.10.21)
【出願人】(504254998)株式会社クロスウェル (37)
【Fターム(参考)】
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