説明

表示装置の修復情報処理システム

【課題】コストダウンすることが可能か否かの判断を行う情報を得ることが出来る表示装置の修復情報処理システムを提供する。
【解決手段】液晶TV36と、自己検出の結果、上記自己修復の結果および液晶TV36の個別認識情報を含む液晶TV36の情報を液晶TV36から送信されるインターネット28と、インターネット28から液晶TV36の情報を受け取るネットワーク4と、ネットワーク4から送信される、液晶TV36の情報を蓄積するデータベース54と、ネットワーク4に接続されており、データベース54に蓄積された液晶TV36の個別認識情報から表示用駆動装置20の型番を検索し、データベース54に蓄積された上記自己検出の結果およびデータベース54に蓄積された上記自己修復の結果を上記型番毎に整理し、整理された情報により、故障が発生していない上記型番を抽出し、抽出した型番を示すコンピュータ10,55とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自己検出および自己修復を行う表示用駆動装置を使用した表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
液晶表示装置等は、表示パネルに半導体集積回路(LSI)で作成した駆動回路を複数実装し、表示を行っている。
【0003】
このような表示装置において、駆動回路に不具合が生じた場合、直接表示不良として、ユーザに認識される。このような不具合が生じた場合は、メーカーは迅速に不具合箇所の修理を行う必要があり、できればユーザが使用している場所にて短時間で修理を終えることが望ましい。
【0004】
表示信号を処理するようなコントロール基板であれば、表示パネルとコネクタで接続されているため交換は容易であるが、駆動回路はコネクタ等で接続されておらず、表示パネルに直接接続されているため、ユーザが製品を使用している場所での交換は困難である。
【0005】
図3は、自己検出機能および自己修復機能を備えた表示装置190のブロック図である。
【0006】
表示装置190は、表示パネル180および表示用駆動装置(駆動回路)120を備えている。表示用駆動装置120は、外部からの表示データに基づき階調電圧を作成し、表示パネル180の画素170に与える事により表示を行う。
【0007】
表示用駆動装置120は、通常表示を行う出力回路ブロック130と、予備出力回路140を備えており、出力回路ブロック130は、出力回路130−1〜130−nを有している。さらに、表示用駆動装置120は、外部から入力される表示データを、出力回路ブロック130に出力するか予備出力回路140に出力するかを切り替える切替回路161と、出力回路ブロック130からの出力信号と、予備出力回路140からの出力信号とを切り替えて表示パネル180へ出力信号を与える切替回路160と、出力回路130−1〜130−nの内の2つの出力回路の出力信号を比較して出力回路ブロック130の不良を判断する比較判定回路150とを備えている。
【0008】
自己検出(自己診断)では、上記2つの出力回路を選択し、上記2つの出力回路に種々の表示データを与え、上記2つの出力回路からの出力信号を比較判定回路150において比較して、階調電圧が正しく出力されているかを判定する。自己検出完了後、判定結果は判定フラグとして図示しない記憶回路に格納される。
【0009】
自己修復では、切替回路161および切替回路160が、上記判定フラグの結果に基づいて不良と判断された出力回路を使用しないようにし、使用しない出力回路を予備出力回路140で補充するように切り替えを行う。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
図3の表示装置190において、自己検出および自己修復を行った場合、表示装置190の表示不良はなくなるが、自己検出および自己修復の機能を付加するために回路規模が増大し、表示用駆動装置120のコストアップとなる。
【0011】
このため、自己検出および自己修復の状況を確認し、一定期間自己修復が行われないのであれば、その後に製造される表示用駆動装置では自己検出を行う回路および自己修復を行う回路を取り除き、表示用駆動装置のコストダウンを図りたい。
【0012】
しかしながら、表示装置では自己検出および自己修復を行っているので、見かけ上不良の発生は零である。このため、表示装置に実際に不良が発生していないのか、自己検出および自己修復の結果として表示装置に不良が発生していないのかの情報が得られず、上記コストダウンを実施できない状況が発生する。
【0013】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、コストダウンすることが可能か否かの判断を行う情報を得ることが出来る表示装置の修復情報処理システムを提供する事にある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明の表示装置の修復情報処理システムは、上記課題を解決するために、表示パネルと、上記表示パネルを駆動するための出力信号を出力する出力手段、上記表示パネルに上記出力信号を出力可能な予備出力回路、上記出力手段が不良か否かを判定する自己検出を行う判定手段、上記判定手段の判定結果が不良である場合、上記表示パネルを駆動する出力信号として、および上記不良となった出力手段からの出力信号を、上記予備出力回路からの出力信号に切り替える自己修復を行う切替手段を有する表示用駆動手段とを備える表示装置と、上記自己検出の結果、上記自己修復の結果および上記表示装置の個別認識情報を含む上記表示装置の情報を上記表示装置から送信される第1のネット回線と、上記第1のネット回線から上記表示装置の情報を受け取る第2のネット回線と、上記第2のネット回線から送信される、上記表示装置の情報を蓄積するデータベースと、上記第2のネット回線に接続されており、上記データベースに蓄積された上記表示装置の個別認識情報から上記表示用駆動手段の型番を検索する第1処理システムと、上記第2のネット回線に接続されており、上記データベースに蓄積された上記自己検出の結果および上記データベースに蓄積された上記自己修復の結果を上記型番毎に整理する第2処理システムと、上記第2処理システムにて整理された情報により、故障が発生していない上記型番を抽出する第3処理システムと、上記第3処理システムが抽出した型番を示す第4処理システムとを備えることを特徴とする。
【0015】
上記発明によれば、上記データベースに蓄積された上記表示装置の個別認識情報から上記表示用駆動手段の型番を検索し、該型番毎の不良発生状況の集計を、上記第1処理システムおよび上記第2処理システムにより自動的に行う。次に、一定期間不良が発生していない上記型番、即ち一定期間自己修復を行っていない上記型番を上記第3処理システムにより抽出し、抽出した型番を上記第4処理システムにより表示する。
【0016】
上記抽出した型番の上記表示用駆動手段は、プロセス、即ち製造条件や回路構成が安定しており、自己検出を行う回路および自己修復を行う回路が無い場合でも、市場において不良が発生しない。
【0017】
よって、上記抽出した型番の上記表示用駆動手段と同一のプロセス、および上記抽出した型番の上記表示用駆動手段と同一の回路を使用して、上記表示用駆動手段の設計をやり直し、自己検出を行う回路および自己修復を行う回路を上記表示用駆動手段から取り除くことにより、上記表示用駆動手段のコストダウンを行うことが可能となる。
【0018】
このように、本発明の表示装置の修復情報処理システムは、表示装置に実際に不良が発生していないのか、自己検出および自己修復の結果として表示装置に不良が発生していないのかの情報を得ることが出来、コストダウンすることが可能か否かの判断を行う情報を得ることが出来る。
【0019】
上記抽出が行われない型番の上記表示用駆動手段については、プロセス等を見直し不良の発生が無いように改良を行う。不良が発生した上記表示用駆動手段の個別認識情報を元に所有者が分かれば、上記表示用駆動手段を新品と交換して不良が発生した上記表示用駆動手段を回収し、不良箇所の解析を行う事も可能である。
【0020】
上記表示装置の修復情報処理システムでは、上記自己修復が行われた場合に、上記表示装置の情報は、上記データベースに蓄積されると同時に上記表示装置のメーカーに送付されてもよい。
【0021】
これにより、上記自己修復が行われたことを上記表示装置のメーカーにおいてより迅速に把握し、対応へ要する時間をより短縮できる結果、上記表示装置の信頼性をより向上出来る。
【発明の効果】
【0022】
本発明の表示装置の修復情報処理システムは、以上のように、表示パネルと、上記表示パネルを駆動するための出力信号を出力する出力手段、上記表示パネルに上記出力信号を出力可能な予備出力回路、上記出力手段が不良か否かを判定する自己検出を行う判定手段、上記判定手段の判定結果が不良である場合、上記表示パネルを駆動する出力信号として、および上記不良となった出力手段からの出力信号を、上記予備出力回路からの出力信号に切り替える自己修復を行う切替手段を有する表示用駆動手段とを備える表示装置と、上記自己検出の結果、上記自己修復の結果および上記表示装置の個別認識情報を含む上記表示装置の情報を上記表示装置から送信される第1のネット回線と、上記第1のネット回線から上記表示装置の情報を受け取る第2のネット回線と、上記第2のネット回線から送信される、上記表示装置の情報を蓄積するデータベースと、上記第2のネット回線に接続されており、上記データベースに蓄積された上記表示装置の個別認識情報から上記表示用駆動手段の型番を検索する第1処理システムと、上記第2のネット回線に接続されており、上記データベースに蓄積された上記自己検出の結果および上記データベースに蓄積された上記自己修復の結果を上記型番毎に整理する第2処理システムと、上記第2処理システムにて整理された情報により、故障が発生していない上記型番を抽出する第3処理システムと、上記第3処理システムが抽出した型番を示す第4処理システムとを備えるものである。
【0023】
それゆえ、コストダウンすることが可能か否かの判断を行う情報を得ることが出来る表示装置の修復情報処理システムを提供するという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
本発明の一実施形態について図1および図2に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0025】
図1の表示装置の修復情報処理システム1において、液晶TV36は、図2に示される構成を有する表示装置である。図2の液晶TV36は、表示パネル80および表示用駆動装置(駆動回路)20を備えている。表示用駆動装置20は、外部からの表示データに基づき階調電圧を作成し、表示パネル80の画素70に与える事により表示を行う。
【0026】
表示用駆動装置20は、通常表示を行う出力回路ブロック30と、予備出力回路40を備えており、出力回路ブロック30は、出力回路30−1〜30−n(nは2以上の複数)を有している。さらに、表示用駆動装置20は、外部から入力される表示データを、出力回路ブロック30に出力するか予備出力回路40に出力するかを切り替える切替回路61と、出力回路ブロック30からの出力信号を、予備出力回路40からの出力信号に切り替えて表示パネル80へ出力信号を与える切替回路60と、出力回路30−1〜30−nの内の2つの出力回路の出力信号を比較して出力回路ブロック30の不良を判断する比較判定回路50とを備えている。
【0027】
自己検出では、上記2つの出力回路を選択し、上記2つの出力回路に種々の表示データを与え、上記2つの出力回路からの出力信号を比較判定回路50において比較して、階調電圧が正しく出力されているかを判定する。自己検出完了後、判定結果は判定フラグとして図示しない記憶回路に格納される。
【0028】
自己修復では、切替回路61および切替回路60が、上記判定フラグの結果に基づいて不良と判断された出力回路を使用しないようにし、使用しない出力回路を予備出力回路40で補充するように切り替えを行う。
【0029】
図1を使用して、各情報の収集方法を示す。液晶TV36からは、液晶TV36の個別認識情報と、液晶TV36における自己修復の結果、即ち液晶TV36の表示用駆動装置20の診断情報とを併せ、液晶TV36の情報としてインターネット28を通じてサーバー2へ送付される。
【0030】
この時、上記自己検出の説明にあるように、液晶TV36の表示用駆動装置20が自己検出を行った場合に、出力回路ブロック30の不良の有無を示す判定フラグが、表示用駆動装置20の診断情報として送付される。
【0031】
液晶TV36の個別認識情報としては、表示用駆動装置20の機種名と、表示用駆動装置20のロットNo.とが挙げられる。液晶TV36の個別認識情報に、表示用駆動装置20のシリアルNo.を含めてもよい。表示用駆動装置20の機種名と、表示用駆動装置20のロットNo.とが分かれば、表示用駆動装置20の製造条件、即ち表示用駆動装置20の製造工場や表示用駆動装置20の製造年月が分かる。
【0032】
サーバー2に送られた情報は、液晶TV36の修理情報を蓄積するデータベース54に保存される。サーバー2に送られた情報は、インターネット28とは別のネットワーク4にアクセスすることにより取得出来るようにされている。ネットワーク4へのアクセスは、ネットワーク4に接続されている、表示用駆動装置メーカーのコンピュータ10、または液晶TVメーカーのコンピュータ55等にて行うことができる。
【0033】
上記修理情報により、自己検出により不良が発見され自己修復が行われた液晶TV36を特定することができる。液晶TV36は自己修復が行われているため、表示には問題はないが、万一自己修復が行われた液晶TV36の予備出力回路40に不良が発生した場合の事を考え、上記修理情報により特定した液晶TV36を修理することを検討することが可能となる。液晶TV36の修理は、液晶TV36の表示用駆動装置20を取り替えることにより行う。
【0034】
液晶TV36は、自己検出機能および自己修復機能により、表示不具合は発生していないため、市場での不具合発生は零となる。一方、液晶TV36の出力回路ブロック30における不良の有無を示す判定フラグの発生状況は、インターネット28、サーバー2およびネットワーク4を介することにより、液晶TV36の個別認識情報と共に、データベース54に蓄積されている。
【0035】
修復情報処理装置である、表示用駆動装置メーカーのコンピュータ10または液晶TVメーカーのコンピュータ55は、データベース54に蓄積された、液晶TV36の個別認識情報から表示用駆動装置20の型番を検索し、該型番毎の不良発生状況の集計を自動的に行う。
【0036】
なお、表示用駆動装置メーカーのコンピュータ10または液晶TVメーカーのコンピュータ55は、データベース54に蓄積され、液晶TV36の個別認識情報に対応する、液晶TV36の部品情報または液晶TV36の製造情報から、表示用駆動装置20の型番を検索し、該型番毎の不良発生状況の集計を自動的に行ってもよい。上記部品情報および上記製造情報は、データベース54とは別のデータベースに蓄積されていてもよい。
【0037】
次に上記修復情報処理装置は、一定期間不良が発生していない上記型番、即ち一定期間自己修復を行っていない上記型番を抽出し、抽出した型番を表示する。
【0038】
上記抽出した型番の表示用駆動装置20は、プロセス、即ち製造条件や回路構成が安定しており、自己検出を行う回路および自己修復を行う回路が無い場合でも、市場において不良が発生しない。
【0039】
よって、上記抽出した型番の表示用駆動装置20と同一のプロセス、および上記抽出した型番の表示用駆動装置20と同一の回路を使用して、表示用駆動装置20の設計をやり直し、自己検出を行う回路および自己修復を行う回路を表示用駆動装置20から取り除くことにより、表示用駆動装置20のコストダウンを行うことが可能となる。
【0040】
このように、表示装置の修復情報処理システム1は、液晶TV36に実際に不良が発生していないのか、自己検出および自己修復の結果として液晶TV36に不良が発生していないのかの情報を得ることが出来、コストダウンすることが可能か否かの判断を行う情報を得ることが出来る。
【0041】
上記一定期間は、上記プロセスが、全く新しいプロセスであるか既存のプロセスであるかにより異なる。例えば全く新しいプロセスを用いていれば、一定期間が液晶TV36の発売から5年以上になる可能性があり、既存のプロセスを用いていれば、一定期間が液晶TV36の発売から1年になる可能性もある。
【0042】
表示用駆動装置20、ひいては液晶TV36の信頼性に関わるため、上記一定期間は長い方が良いが、ビジネスとのトレードオフの関係になる。上記一定期間があまりにも長いとコストダウンが出来る期間が短くなり、上記一定期間があまりにも短いとコストダウン後の液晶TVにおいて不良が発生する可能性がある。
【0043】
上記修復情報処理装置により抽出が行われない型番の表示用駆動装置20については、プロセス等を見直し不良の発生が無いように改良を行う。不良が発生した表示用駆動装置20の個別認識情報がサーバー2に送られている。
【0044】
よって、この情報を元に所有者が分かれば、表示用駆動装置20を新品と交換して不良が発生した表示用駆動装置20を回収し、不良箇所の解析を行う事も可能である。
【0045】
なお、上記自己修復が行われた場合に、液晶TV36の情報は、データベース54に蓄積されると同時に液晶TV36のメーカーに送付されてもよい。
【0046】
これにより、上記自己修復が行われたことを液晶TV36のメーカーにおいてより迅速に把握し、対応へ要する時間をより短縮できる結果、液晶TV36の信頼性をより向上出来る。
【0047】
また、液晶TV36は、インターネット28に接続可能であればよく、例えば家電製品としての液晶TVであってもよいし、オフィス内に設置された液晶TVであってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0048】
本発明の表示装置の修復情報処理システムは、コストダウンすることが可能か否かの判断を行う情報を得ることが出来るので、液晶TV等の液晶表示装置に好適に用いることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明の実施形態に係る表示装置の修復情報処理システムを示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係る、自己検出機能および自己修復機能を備えた表示装置のブロック図である。
【図3】自己検出機能および自己修復機能を備えた表示装置のブロック図である。
【符号の説明】
【0050】
1 表示装置の修復情報処理システム
2 サーバー
4 ネットワーク(第2のネット回線)
10,55 コンピュータ(第1処理システム〜第4処理システム)
20 表示用駆動装置(表示用駆動手段)
28 インターネット(第1のネット回線)
30 出力回路ブロック(出力手段)
30−1〜30−n 出力回路
36 液晶TV
40 予備出力回路
50 比較判定回路(判定手段)
54 データベース
60 切替回路(切替手段)
61 切替回路
70 画素
80 表示パネル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示パネルと、上記表示パネルを駆動するための出力信号を出力する出力手段、上記表示パネルに上記出力信号を出力可能な予備出力回路、上記出力手段が不良か否かを判定する自己検出を行う判定手段、上記判定手段の判定結果が不良である場合、上記表示パネルを駆動する出力信号として、および上記不良となった出力手段からの出力信号を、上記予備出力回路からの出力信号に切り替える自己修復を行う切替手段を有する表示用駆動手段とを備える表示装置と、
上記自己検出の結果、上記自己修復の結果および上記表示装置の個別認識情報を含む上記表示装置の情報を上記表示装置から送信される第1のネット回線と、
上記第1のネット回線から上記表示装置の情報を受け取る第2のネット回線と、
上記第2のネット回線から送信される、上記表示装置の情報を蓄積するデータベースと、
上記第2のネット回線に接続されており、上記データベースに蓄積された上記表示装置の個別認識情報から上記表示用駆動手段の型番を検索する第1処理システムと、
上記第2のネット回線に接続されており、上記データベースに蓄積された上記自己検出の結果および上記データベースに蓄積された上記自己修復の結果を上記型番毎に整理する第2処理システムと、
上記第2処理システムにて整理された情報により、故障が発生していない上記型番を抽出する第3処理システムと、
上記第3処理システムが抽出した型番を示す第4処理システムとを備えることを特徴とする表示装置の修復情報処理システム。
【請求項2】
上記自己修復が行われた場合に、上記表示装置の情報は、上記データベースに蓄積されると同時に上記表示装置のメーカーに送付されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置の修復情報処理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−124216(P2010−124216A)
【公開日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−295726(P2008−295726)
【出願日】平成20年11月19日(2008.11.19)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】