説明

表面張力の低い液体に特に適した液滴ディスペンシング容器

【課題】例えば表面張力が小さい液体でも容易に液滴としてディスペンスできるディスペンシング容器を提供する。
【解決手段】液体製剤をディスペンスするためのチップと、チップに通じている、液体製剤を収容する圧縮可能な内部ボトルと、内部ボトルの周囲に配置された外部ボトルとから成り、外部ボトルを手で圧縮することにより内部ボトルは圧縮され、内部ボトルおよび外部ボトルが、それらのネック部分で共に封止されている液滴ディスペンシング容器であって、外部ボトルの圧縮を促進するために、外部ボトルおよび内部ボトルの少なくとも一方がアコーディオン状の折畳を有するディスペンシング容器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は液体製剤の液滴としてのディスペンシングに関し、とりわけ、広範な眼科的適用において有用な剤の場合のような、表面張力の低い液体をディスペンスするためのディスペンサーに関する。個々の液滴を形成し得る開口を通って容器からディスペンスされる液滴の形成において、表面張力は最も重要な因子の一つである。
【背景技術】
【0002】
よく知られているように、液体の表面は弾性シートのように挙動し、それによって液滴は表面積をできるだけ小さくする形にまとまる。無重力状態では、液滴は球を形成する。液滴内部の液体分子は分子によって全ての方向から等しく引力を受けているが、表面の分子は他の分子による内向きの力しか受けない、という事実によって、表面張力作用が生じる。
液滴外部の空気または蒸気の分子による外向きの引力ははるかに小さいので、表面の分子層は弾性皮膜のように挙動する。
表面張力は、液体表面積を小さくするように作用し、これは、表面上の単位長さの線に対して直角に作用する力として測定し得る。例えば、水の場合その力は、長さ1cmの線に対して約0.073g重(約72dyne)、または1フィートの線に対して約0.07ozである。
【0003】
ディスペンシングボトルに入れられた液体(例えば眼用製剤)は、ボトルの固体内壁と接触する。固体分子と液体分子との間の引力は、液体分子間の引力よりも大きいことがある。このことは、とりわけ表面張力の低い液体の場合に顕著である。
液体製剤分子と器壁との間の引力は、付着力として知られる。それにより製剤表面が引き上げられ、器壁と接触してメニスカスを形成する。
すなわち、表面張力の低い液体は、容器の内壁に対する引力が小さい。従って、ディスペンシングの初期段階においては、液体の重量によって、液体が所望の液滴を形成せずにノズルから流出し、その後、ディスペンサー内が減圧となり、残りの液体の付着力が所望の液滴ディスペンシングを可能とする。
【0004】
換言すれば、ディスペンスする液体の表面張力が臨界点よりも低い場合には、大容量のディスペンシングボトルおよびノズル装置からは、液体を液滴としてディスペンスすることはできず、流出するであろう。
この問題を克服するために、通例、より容量の小さいボトルが用いられる。しかし、小さいボトルは、取り扱い、および製剤ディスペンシングのための操作(すなわち圧縮)が困難であるので、実用的でない場合がある。
小さい製剤ボトルまたはバイアルは、取り扱いが困難であることに加えて、使用法または内容物、および規制機関が要求する他の表示に関して、適正に記すことも困難である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、上記のような従来のディスペンシング容器が有する欠点のないディスペンシング容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、上記目的は、液体製剤(32)をディスペンスするためのチップ(22)と、チップ(22)に通じている、液体製剤を収容する圧縮可能な内部ボトル(30)と、内部ボトル(30)の周囲に配置された外部ボトル(12)とから成り、外部ボトル(12)を手で圧縮することにより内部ボトル(30)は圧縮され、内部ボトル(30)および外部ボトル(12)が、それらのネック部分(52、54)で共に封止されている液滴ディスペンシング容器(10)であって、外部ボトルの圧縮を促進するために、外部ボトル(110)および内部ボトル(30)の少なくとも一方がアコーディオン状の折畳を有するディスペンシング容器(10)により達成される。
【0007】
本発明の液滴ディスペンシング容器は、表面張力が特定値(例えば0.025g重/cm、25dyne/cm)よりも低い液体製剤を含んで成る。本発明に特に適当な眼用製剤は、25℃における表面張力が約0.0197g重/cm(約19.3dyne/cm)のパーフルオロデカリン製剤を包含する。
【0008】
チップ(先端部)が液体製剤を液滴としてディスペンスする手段を提供し、チップと液体流通する内部ボトル手段が、液体製剤を収容し、かつ、該手段圧縮時にはチップ手段から液体製剤を押し出すように機能する。
【0009】
本発明によると、ある容積の内部ボトルは、内部ボトル手段の非圧縮時に液体製剤が内部ボトル手段からチップ手段を通って流出するのを防止するための手段を提供する。すなわち、内部ボトルを反転した時に特定の表面張力(例えば0.025〜0.015g重/cm、25〜15dyne/cm)の製剤がチップから流出しないように、内部ボトル容積を調節する。前記パーフルオロデカリン製剤に対しては、内部ボトルのサイズは約0.5〜5mlである。
【0010】
内部ボトル手段を圧縮するために、外部ボトル手段が内部ボトル手段の周囲に配置されている。
このような形状では、内部ボトル手段は外部ボトル手段によって環境から隔離されるが、このことは、水性製剤中の揮発性防腐剤(例えばクロロブタノール)の損失を低下するのに非常に有利である。高温地域でしばしば大きな問題となる液体(例えば水)の損失も低下する。従って、本発明の液滴ディスペンサー系は、液体製剤の貯蔵寿命を延長する。
【0011】
更に、外部ボトル手段は、ラベル成分(例えば接着剤および色素)が液体製剤中に侵入するのを防止するバリアとしても機能する。これは、内部ボトルおよび外部ボトルのそれぞれで侵入が防止されるからで、本発明によらなければ液体製剤が汚染されることもある。また、外部ボトルは再生プラスチック製であり得るが、本発明でなければその使用は許容できないであろう。このことは、廃棄物処理並びに資源およびエネルギー保護に関する現在の環境問題の観点から、重要である。
【0012】
本発明の他の重要な特徴は、外部ボトル手段の使用によって、取扱いの容易なサイズが提供されるということであり、これは障害者および高齢者にとって特に有利である。更に、外部ボトルを、高齢者が取扱い易い形状(例えば卵型)にすることができる。
【0013】
とりわけ、本発明のディスペンシング容器においては、内部および外部ボトル手段をそれらのネック部分において共に封止し、内部および外部ボトル手段のそれぞれが、互いに離れて位置するボディ部分を有する。前記のように、これによって、外部ボトル外側から内部ボトル内側への侵入の可能性が、完全にではないかも知れないが、顕著に低下する。
【0014】
内部ボトルを不透明材料で製造することによって、液体製剤を更に保護し得る。また、液体製剤が酸素感受性である場合は、内部および外部ボトル手段間に不活性ガスを充填し得る。多くの眼用製剤は貯蔵中に光または酸素への曝露によって分解され、多くの場合に眼用製剤中の活性剤と容器材料との相互作用が眼用製剤の活性に悪影響を及ぼすので、前記のような保護は重要である。これに関して、光および酸素からの保護を提供するために、外部ボトルの内壁にバリアまたはライナー(例えばアルミニウムまたは樹脂)を配置し得る。
【0015】
本発明によると、内部ボトル手段の圧縮に流体圧効果を提供するような形状に、外部ボトル手段を形成する。外部ボトル手段の内表面積が内部ボトル手段の外表面積よりも大きいことによって、流体圧効果が生じる。
【0016】
更に、圧媒流体を内部ボトル手段との間に配置し得る。確実に純粋な流体圧効果を得るために、外部ボトル手段圧縮時に内部および外部ボトルの本体どうしが接触するのを防止するための手段を提供し得る。
【0017】
本発明においては、外部ボトルおよび/または内部ボトルの圧縮は、アコーディオン状の折畳の使用によって促進し得る。更に別に態様においては、内部ボトル手段と外部ボトル手段との間にニューマチッククッションを提供するために、内部および外部ボトル手段間にダイヤフラムを配置し得る。
本発明の他の態様においては、流体圧効果を更に向上および改良するために、内部ボトル手段は硬質壁部分および圧縮可能部分を有し得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明の利点および特徴は、以下の説明と添付図面とによって、より一層理解することができるであろう。
図1に、本発明の液滴ディスペンシング容器の基本となる構造を示す。図1は、液滴ディスペンシング容器10を示し、特にキャップ14で封止した外部ボトル12を示す。液体製剤をチップ22から液滴20として示すように液滴としてディスペンスするために、使用者の指18が圧縮および取扱い易いようなサイズおよび形状を、外部ボトル12は有する。
【0019】
外部ボトル12のサイズ(例えば約10cc)は、ラベル26の適用に充分である。ラベル26には、規制機関が要求または推奨し得るような、内容物および他の関連事項の表示28がなされている。これは、処方された製剤の場合は、ボトル内容物を使用者が容易に正しく識別するために特に重要である。キャップ14は、チップ22上に成形されたねじ山28と噛み合うねじ山(図示せず)を内側に有する。
【0020】
参考として示す図3において、より明らかなように、液体ディスペンシング容器10は、外部ボトル12およびチップ22に加えて、内部ボトル30を有する。内部ボトル30は、液体製剤32を収容するためと、内部ボトル手段圧縮時に図2に示す液滴20を形成するようにチップ22から液体製剤32を押し出すためとの手段を提供する。
重要事項として、本発明は、液体製剤32として、表面張力の低い(すなわち、20℃における表面張力が約0.074g重/cm(約72.8dyne/cm)の水よりも顕著に低い)製剤を特に意図する。
【0021】
好ましくは、表面張力が約0.0407g重/cm(約40dyne/cm)よりも低い液体を、本発明に従って液滴としてディスペンスし得る。特に、25℃における表面張力が約18〜22dyne/cm(例えば約19.3dyne/cm)であるパーフルオロデカリン製剤のような液体を、液滴としてディスペンスし得る。
【0022】
本発明において使用するのに適当な、25℃における表面張力の低い製剤は、例えば下記のものを包含するが、それらに制限されない:
【表1】

【0023】
表面張力が19.3dyne/cmの製剤を液滴としてディスペンスするために適当なボトルサイズは、最大で約3mlであることがわかる。
【0024】
しかし、そのサイズのボトル自体は、使用者が容易に取扱い、圧縮するのに適していない。しかも、外表面積が小さいので、表示または内容物の適正な印刷が極度に制限される。それ故、少しでも視力の悪い人にとっては、ボトル内容物表示を読み取るのが困難であり得る。
【0025】
外部ボトル30の容積は、内部ボトルの非圧縮時に液体製剤が内部ボトル30からチップ20を通って流出するのを防止するために内部ボトル容積を限定する手段を提供する。すなわち、液体製剤がチップ22から流出するという問題は、内部ボトルサイズを小さくすることによって解決される。この場合、小さい内部ボトル30内の減圧と、製剤の面積:体積比とが「吸い込み」減圧を生じるので、チップ22による更なる調節が可能となる。図3に示すように、外部ボトル12を内部ボトル30の周囲に配置し、後述のように、内部ボトル30の圧縮のための手段を提供する。
【0026】
外部ボトルは内表面、および内部ボトル30の外表面38を内包するので、図2に示すような外部ボトル12の圧縮による内部ボトル30の圧縮において、流体圧効果が提供される。
【0027】
図3に示すように内部ボトル30と外部ボトル12との間の容積40が圧縮可能なガスで占められている場合は、ガス40は外部ボトル壁42の圧縮時に一定の圧力を受け、面する表面36、38全体に、平方インチ当たり均一な圧力を加える。表面38の方が面積が小さいので、内部ボトル30にかかる全圧はより小さい。
【0028】
外部ボトル壁42に開けた、選択した直径の孔46は、外部ボトル12の圧縮によって内部ボトル30に加えられる圧力を調節する手段を提供する。孔46のサイズは当然、内部および外部ボトル30、12のサイズ、並びに製剤32および外部チップ22の物理的性質によって変化する。更なる因子は、外部ボトル壁42および内部ボトル壁48の厚さ、並びにボトル構成材料を包含する。
【0029】
内部ボトル30は、独立して成形した後、スナップロックによって外部ボトル内に配置するか、または内部および外部ボトル30、12のネック部分52、54において従来の方法(回転溶接を包含する)で接着することができる。
【0030】
内部および外部ボトル30、12の壁厚は、ディスペンシング容器10の操作にとって重要な因子である。壁厚は当然、製剤の表面張力、並びにボトル30、12の材質、サイズおよび形状によって変化し得る。
【0031】
薬物0〜4%、懸濁剤0〜5%および賦形剤パーフルオロデカリンから成る製剤に対しては、内部ボトルは約2〜5ml、外部ボトルは約7〜20mlで、ボトル30、12の壁厚は0.0254〜0.127cm(0.010〜0.050インチ)、材質は低密度ポリエチレンとすべきであることがわかった。卵形ボトルは、側部が厚く(0.0752〜0.1524cm、0.030〜0.060インチ)、端部が薄い(0.0254〜0.127cm、0.010〜0.050インチ)。
【0032】
更に、製剤32が光感受性製剤(例えばレボブノロール、ジピベフリン、エピネフリン、フェニレフリン)である場合は、内部ボトルを不透明材料で形成し得る。また、光および酸素からの保護を提供するために、内表面(または壁)36上にバリアまたはライナー56(例えばアルミニウムまたは樹脂)を配置し得る。更に、製剤が酸素感受性である場合は、内部および外部ボトル30、12の間に不活性ガスを充填し得る。この態様においては、当然、孔46は設けない。
【0033】
このようにして、レボブノロール、スルファセタミド、エピネフリンおよびフェニレフリンのような水溶液から抗酸化剤(例えばメタ重亜硫酸カリウム、重亜硫酸ナトリウム、アスコルビルパルミテート、ブチル化ヒドロキシアニソール、ブチル化ヒドロキシトルエン、アスコルビン酸、モノチオグリセロールプロピルガレート、および抗酸化剤含有トコフェロール製剤)を省くことができる。抗酸化剤は毒性および刺激性であることが知られており、抗酸化剤アレルギーを有する人もあるので、それを省略することは有利である。
【0034】
透過COは炭酸を生成し得、ジピベフリンのように緩衝能の低い製剤のpHを低下し得るが、不活性ガスはそのような事態をも軽減し得る。適当な不活性ガスは、窒素、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンおよびラドンなどを包含する。
【0035】
本発明の他の重要な利点は、外部ボトル12に再生し得る材料を使用するということである。従来は、眼用製剤との相互作用の故に、そのような材料は使用不可能であった。外部ボトル12はサイズがより大きいので、本発明の大部分を環境的に有利な材料で形成し、高価な材料は眼用製剤と接触する内部ボトル30に限定使用することができる。
【0036】
チップ22は、液滴をボトルからディスペンスするための従来の設計によるものであってよく、スナップ嵌合によって内部ボトルに取り付け得る。更に、リブ62を、強化の目的で外部ボトルネック54に配置し得る。
【0037】
図4には、本発明の第1の態様108を示す。この態様においては、外部ボトル110は、外部ボディ10の圧縮を促進する手段を提供する、アコーディオン状の折畳を有する。この態様においては、手による外部ボトル10の圧縮に好都合なリブを提供するリブ54を利用して、ボトルを底114からチップ22に向けて上方に圧縮する。ボトル厚を適当に選択することにより、折畳112は、内部ボトル30と外部ボトル110との間の相対圧縮力を調節するための更なる手段を提供する。
【0038】
本発明の二重ボトル構造の故に、外部ボトルは、通常用いられる安価なプラスチック材料で形成することができ、内部ボトル30の材料は、収容する液体製剤32との反応、または毒性を有し得る成分(例えば可塑剤および抗酸化剤)の溶出を防止する特定の組成を有し得る、ということを認識すべきである。
【0039】
図5には、第2の態様118を示す。この態様においては、内部ボトル120が、アコーディオン状の折畳を有する壁122を有する。この形状も、外部ボトル112による内部ボトル120の圧縮を促進するために選択し得る。
【0040】
本発明を有利に使用し得る方法を説明する目的で、本発明の液滴ディスペンシング容器の特定の態様を説明したが、本発明はそれに制限されないと解釈すべきである。すなわち、当業者が行い得る改良、変更、または同等の態様は、いずれも、請求の範囲に記載の本発明の範囲内に含まれると見なすべきである。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】基本的な液滴ディスペンシング容器の全体的な正面図である。
【図2】使用状態での液滴ディスペンシング容器の斜視図であり、使用者が簡単に操作するのに適当なボトルの有用性およびサイズを更に示す。
【図3】一態様の断面図であって、内部ボトル、外部ボトル、およびそれらの間の不活性ガスなどを充填した封止空間を示す。
【図4】外部ボトルは、その圧縮を促進するように側壁にアコーディオン状の折畳を有する、本発明の第1の態様の断面図である。
【図5】内部ボトルからのディスペンシングを調節するように内部ボトルがアコーディオン状の折畳を有する、本発明の第2の態様の断面図である。
【符号の説明】
【0042】
10:ディスペンシング容器
12,110:外部ボトル
30,120:内部ボトル
112,122:折畳
22:チップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体製剤(32)をディスペンスするためのチップ(22)と、チップ(22)に通じている、液体製剤を収容する圧縮可能な内部ボトル(30)と、内部ボトル(30)の周囲に配置された外部ボトル(12)とから成り、外部ボトル(12)を手で圧縮することにより内部ボトル(30)は圧縮され、内部ボトル(30)および外部ボトル(12)が、それらのネック部分(52、54)で共に封止されている液滴ディスペンシング容器(10)であって、外部ボトルおよび内部ボトルの少なくとも一方がアコーディオン状の折畳を有する液滴ディスペンシング容器(10)。
【請求項2】
液体製剤(32)の表面張力は特定の値よりも小さく、内部ボトル(30)は、内部ボトル(30)の圧縮によらない内部ボトル(30)からの液体製剤(32)の流出を防止するサイズを有する請求項1に記載の液滴ディスペンシング容器(10)。
【請求項3】
液体製剤(32)の表面張力が25dyne/cm未満であり、内部ボトル(30)の容積が4ml未満である請求項1または2に記載の液滴ディスペンシング容器(10)。
【請求項4】
内部ボトル(30)と外部ボトル(12)との間の容積が空気で満たされ、外部ボトル(12)は、外部ボトル(12)の圧縮により内部ボトル(30)に加えられる圧力を低下するための孔(46)を有する請求項1〜3のいずれかに記載の液滴ディスペンシング容器(10)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−54639(P2007−54639A)
【公開日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−262838(P2006−262838)
【出願日】平成18年9月27日(2006.9.27)
【分割の表示】特願平7−529056の分割
【原出願日】平成7年5月3日(1995.5.3)
【出願人】(591018268)アラーガン、インコーポレイテッド (293)
【氏名又は名称原語表記】ALLERGAN,INCORPORATED
【Fターム(参考)】