説明

装飾用帯状素材及び装飾用帯状素材の製造方法

【課題】内部に配置した樹脂製芯材の滑りを確実に防止する構成を備えた装飾用帯状素材を提供する。
【解決手段】組織を形成する糸A、Bと共に、可撓性及び形状保持性を備えた樹脂製の芯材2を織り込んで形成してある装飾用帯状素材であって、前記芯材2に予め巻付けた熱融着糸3を溶融固化することにより、前記芯材2を前記糸A、Bに固定してある。予め熱融着糸がカバーリングされている芯材を組織中に織り込み、熱融着糸を溶融固化することにより芯材を周辺の糸に固定するので、熱融着糸を単に並列に配置した場合と比較して、滑りが生じ易い樹脂性の芯材を組織内に確実に固定できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、装飾用帯状素材に関する。より詳細には、一般に装飾用リボン或いは装飾用テープ、装飾用レースなどと称され、衣類の襟や袖などの周縁飾り、また贈答品などの包装、結束、飾り等として広く利用されている装飾用帯状素材に関する。
【背景技術】
【0002】
装飾用帯状素材としては種々の形態のものが知られているが、この中には一度、形付けすると、その形状を保持するように形成してあるものがある。このように形状保持機能を備えた装飾用帯状素材は、手芸、クラフト、ラッピング、花束の結び目、アクセサリなどに用いるのに好適な素材として広く利用されている。
【0003】
ところが、このように形状保持機能を備える装飾用帯状素材は、内部に芯材として細い針金などを埋設したものであった為に、その製造工程が複雑であった。また、使用するときに切断するのが困難であること、水分と接触して錆びが発生し、その錆びが装飾用帯状素材の表面まで進行して美観を損なう場合があること、金属材を用いるので軽量化が困難であること、さらに廃棄するときには内部の金属を引き抜く必要があること、など金属製の芯材を用いた装飾用帯状素材には種々の問題が指摘されていた。
【0004】
そこで、金属に替えて、可撓性及び形状保持性を備えた樹脂材を芯材とする装飾用帯状素材が案出されていた。芯材を樹脂材とすることで、上記の金属を用いた場合の問題を解決できる。しかし、その一方で樹脂材は平滑性に富むので、組織中に埋設してあっても滑って一部が突出したり、抜け易いという問題があった。
【0005】
そこで、例えば特許文献1で開示するように、樹脂性芯材の滑りを止める構成を備えた装飾用帯状素材(装飾リボン)が提案されている。この特許文献1の装飾用帯状素材は、芯材(樹脂性の線状体)に接着用の熱融着糸(熱接着糸)を1本または複数本引き揃えて併用し、加熱融着により芯材の滑り(滑動)を阻止するようにした構造を開示する。同公報の段落0019には、「芯材(線条体)と引き揃え併用するには、細幅織機等で織成するとき、同時供給するか、ミシン,ラッセル等の後加工で縫い付けるに際し、同時に引き揃え供給することによって得られ、供給にあたっては糸の太さに応じて1本又は1本に限らず複数本同時に供給することも好適である。」とある。しかし、これだけの記載であって、図面も添付されていない。要するに、1本または複数本の熱融着糸を芯材と並列になるように配置しておき、加熱融着させることが記載されているだけである。実際に装飾用帯状素材を製造するときに、どのようにして芯材と熱融着糸とを引き揃えをするのか、また熱融着糸をどのように加熱するのかについては全く記載がない。
【0006】
【特許文献1】登録実用新案3097045号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記の芯材は例えば径が1〜20mm程度と太く、形状保持性の線材であるのに対して、熱融着糸は細くて柔らかい糸である。よって、芯材と熱融着糸を引き揃えて供給しても製造された装飾用帯状素材の組織内では、芯材に対して熱融着糸の位置が不安定なものとなる。例えば、太い線材の周表面に細い線材が蛇行して付着している状態になる。そのために、装飾用帯状素材を加熱しても熱融着糸を十分に溶融させることができず、芯材を組織内に確実に固定できない場合がある。その結果、芯材が組織内で滑り、突出するなどの問題が発生する。このように芯材が滑り易い装飾用帯状素材は信用性の低い製品となってしまう。なお、接着剤を用いて芯材を固定することも考えられるが、この場合には製造工程が煩雑であり、製造コストが上昇してしまう。
【0008】
そこで、本発明の目的は、内部に配置した樹脂製芯材の滑りを確実に防止する構成を備えた装飾用帯状素材を提供すること、更にはこのような装飾用帯状素材を比較的簡単に製造する方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的は、組織を形成する糸と共に、可撓性及び形状保持性を備えた樹脂製の芯材を織り込んで形成してある装飾用帯状素材であって、前記芯材に予め巻付けた熱融着糸を溶融固化することにより、前記芯材を前記糸に固定してある装飾用帯状素材によって達成される。
【0010】
本発明によると、予め熱融着糸が巻き付けられている(カバーリングされている)芯材を組織中に織り込み、熱融着糸を溶融固化することにより芯材を周辺の糸に固定するので、熱融着糸を単に並列に配置した場合と比較して、滑りが生じ易い樹脂性の芯材を組織内に確実に固定できる。
【0011】
そして、前記芯材は、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド及びポリフェニレンオキサイドから選択される熱可塑性樹脂とすることが好ましい。
【0012】
また、上記目的は、可撓性及び形状保持性を備えた樹脂製の芯材の外周に、前記芯材よりも細い熱融着糸を巻付けるカバーリング工程と、前記カバーリング工程によって得た前記熱融着糸を巻付けた芯材を、組織を形成する糸と共に織成して帯状素材を作製する織成工程と、前記帯状素材を加熱して前記熱融着糸を溶融固化して、前記糸に前記芯材を固定して当該芯材の滑りを止める滑止処理工程とを含む装飾用帯状素材の製造方法によって達成できる。本発明によると、芯材を組織中に確実に固定した装飾用帯状素材を製造できる。
【0013】
また、前記滑止処理工程では、前記芯材を外側から包込むように加熱加圧して前記熱融着糸を溶融させることが望ましい。例えば、周表面に、前記芯材が嵌合する凹部が環状に形成されている加熱ローラの対を用い、前記ローラ間に前記帯状材を挟持したときに、前記凹部に前記芯材を嵌合しながら加熱して前記熱融着糸を溶融させるようにすればよい。
【0014】
そして、前記芯材が、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド及びポリフェニレンオキサイドから選択される熱可塑性樹脂とするのが好ましい。また、前記熱融着糸は低融点樹脂糸とするのが好ましい。
【発明の効果】
【0015】
本発明によると、内部に配置した樹脂製芯材の滑りを確実に防止する構成を備えた装飾用帯状素材を提供できる。また、このような装飾用帯状素材を比較的簡単に製造する方法を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る装飾用帯状素材について説明する。図1は、装飾用帯状素材1の構成が確認し易いように模式的に示した拡大平面図である。図1で上下方向を装飾用帯状素材1の長手方向Y、これと直角な横方向を幅方向Xと称して説明する。長手方向Yは後述する縦糸及び芯材が延在する方向となる。
【0017】
この装飾用帯状素材1は、縦糸(緯糸)Aと横糸(経糸)Bとを平織状に織成し、これをY方向に延在させて長尺シート状に形成してある。横糸Bは、複数の縦糸Aに対して交互に上下して幅方向Xで端部に至り、折返して同様に縦糸Aに対して交互に上下している。このように横糸Bが幅方向Xで左から右へ走り、右端で折り返して右から左へ走り縦糸Aをまとめている。ただし、図1は理解の容易とするために、装飾用帯状素材1の基本組織を簡素化して示している。横糸Bは1本ではなく複数使用してもよい。また、実際の組織は縦糸A同士及び横糸Bの間隔が狭く密集した状態(目がつんでいる状態)になっている。
【0018】
上記のように、装飾用帯状素材1は基本組織が縦糸Aと横糸Bとにより形成されているが、この組織内に縦糸Aと並列に芯材2が配置されて同様に織り込まれている。この芯材2は、可撓性及び形状保持性を備えた樹脂製の線材である。このような線材を組織内に埋設することにより、装飾用帯状素材1を任意の形に曲げたときに、その形状を一定に保持するようにしている。芯材2としては、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド及びポリフェニレンオキサイドから選択される熱可塑性樹脂を好適に採用できる。なお、作図上の都合から芯材2に対して、縦糸A及び横糸Bを実際よりも太めに示している。
【0019】
上記芯材2は、熱融着糸3が予めカバーリングされた状態で長手方向Yに沿って縦糸Aと並列に配置され、横糸Bによって織り込まれて装飾用帯状素材1の一部となる。一般にカバーリングとは、芯材の外周に他の細い糸を巻き付ける処理である。カバーリング処理は、カバーリング装置(カバーリング撚り糸装置)を用いて行われる。カバーリング処理自体は、芯糸の保護、装飾、伸び規制などを目的として繊維、製紐業界で従来から実行されている技術である。
【0020】
本実施例の芯材2にカバーリングされる細糸は熱融着糸3である。熱融着糸3は、加熱されたときに溶融して周辺に適度に流れ出す状態となり、その後に冷却されたときに芯材2を周辺の糸(縦糸A、横糸B)に固定するように作用する。このような熱融着糸3としては、低融点樹脂糸を採用することが好ましい。低融点樹脂糸として融点温度が例えば100〜130度、程度の低融点ナイロン繊維を用いることができる。この装飾用帯状素材1は、後述するように加熱装置により加圧されながら処理されると熱融着糸3が溶融し、その後に冷却固化することにより芯材2を周辺の糸に固定する。
【0021】
図1では、芯材2の外周にカバーリングされた状態の熱融着糸3を点線で示しているが、熱融着糸3についても縦糸A、横糸Bの場合と同様に実際の間隔は狭い状態(目がつんだ状態)である。図2は、図1におけるY−Y矢視図であり、熱融着糸3を溶融固化させた後における装飾用帯状素材1の状態を示している。この図は模式的に示したもので、縦糸A及び横糸Bの太さは実際とは異なる。また、手前側の横糸Bを実線、奥側の横糸Bを点線で示している。この図2で示すように、熱融着糸3が加熱されることで溶融して周辺に流れ出し、その後に冷却固化されることで周辺の縦糸A、横糸Bに芯材2が確りと固着(固定)されることになる。
【0022】
以上のように、図1に示す装飾用帯状素材1は芯材2が溶融固化した熱融着糸3によって周辺の糸A.Bに確りと固定されるので滑りが発生して抜け出してしまうということがない。よって、信頼性の高い装飾用帯状素材として提供できる。
【0023】
なお、必要に応じて縦糸Aや横糸Bを染色することや周部にレース飾りなどを設けることで、装飾用帯状素材1は可撓性及び形状保持性を備えた装飾リボン或いは装飾レースとすることができる。
【0024】
上記のように熱融着糸3をカバーリング処理してある芯材2を用いることで、従来の場合と比較して熱融着糸3により芯材2を組織内に確実に固定できる。しかし、図1によっても確認できるように、芯材2は装飾用帯状素材1の基本組織を構成する本来の糸A,Bよりも径が相対的に大きい、すなわち太い。よって、例えば表面が平坦な加熱部材(例えばアイロンなど)を装飾用帯状素材1に押付けて加熱した場合、芯材2の外周全体に巻付いている熱融着糸3を十分に加熱溶融できない場合がある。せっかくカバーリングされている熱融着糸3を十分に溶融できず、滑り止め機能が十分に発揮されないことも想定される。
【0025】
以下では、図2で示す装飾用帯状素材1のように、熱融着糸3が溶融固化されており、芯材2が縦糸A、横糸Bに確りと固定された構造に製造するための方法について説明する。
【0026】
図3は、装飾用帯状素材1を加熱する工程の一例について示した図である。この工程は、一対のローラ10、20が使用される。下ローラ10に対して、上ローラ20は矢印Vで示すように接離可能に配備されている。上ローラ20を下ローラ10に接触したときは、装飾用帯状素材1を所定圧で挟持しながら方向Dに送り出すようになっている。また、各ロータ10、20それぞれの内部には、加熱用のヒータ15、25が埋設されている。ただし、各ロータ10、20を加熱するためのヒータはこのように内設型とせず、外側に対向するように配置してもよい。外付けとした場合には装置が大型化するが、構成を簡素化できる。
【0027】
上記ローラ10、20のそれぞれの周表面には環状の凹部11、21が形成されている。本実施例で示す装飾用帯状素材1は2本の芯材2を埋設した場合であるので、これに応じて各ローラ10、20には2本ずつの環状の凹部11、21が形成されている。ローラ10側の凹部11とローラ側の凹部21とは互い対向するように配置されている。よって、ローラ10にローラ20を接近させると、凹部11と凹部21とによる貫通路が形成されることになる。この貫通路に芯材2を嵌合(収納)させながら、装飾用帯状素材1を方向Dへ送出すようになっている。
【0028】
図4は、図3で示した一対のローラ10、20による加熱処理の前後の装飾用帯状素材の構成変化が確認できるように示した図である。(A)は加熱前の装飾用帯状素材1の状態、(B)はローラを通過して加熱後の装飾用帯状素材1の状態を示した図である。(A)で示す状態は熱融着糸3が単にカバーリングされているだけであるので、周辺の糸A,B(この図4では横糸Bのみを示している)に芯材2を固定する機能を果していない。このような状態の装飾用帯状素材1に対してローラ10、20が挟持する状態になると、周面上に設けた凹部11、21内に芯材2を収納して外側から包込む状態となる。このときには、熱融着糸3を間に介在させた状態で周辺の糸A,Bが芯材2に押し付けられた状態となる。そして、ローラ10、20側の熱が装飾用帯状素材1に伝導してくるので、熱融着糸3が満遍なく均一に溶融する。よって、ローラ10、20によって加熱挟持され、送り出されてくる装飾用帯状素材1は、図4(B)で示すように溶融した熱融着糸3により空間が埋められ、芯材2が熱融着糸3によって周辺の糸に固定された(滑り止めされた)形態となる。なお、熱融着糸3の冷却固化を促進するため、図2の出口側に冷却用の水槽や送風装置などを配備してもよい。
【0029】
以上についてまとめると、本実施例の装飾用帯状素材1の製造方法は次の通りとなる。先ず樹脂製の2芯材の外周に細い熱融着糸3が巻付けられ(カバーリング工程)、これを組織を形成する糸(縦糸A,横糸B)と共に織成して帯状素材が作製される(織成工程)。そして、この帯状素材を上記のように環状の凹部を備えるローラ10,20間で挟持しながら加熱することで熱融着糸3を溶融し、その後に冷却固化して糸A,Bに芯材2を固定する(滑止処理工程)。この製造方法によると、カバーリングした熱融着糸3の全体を確実に加熱することができるので、熱融着糸3を溶融固化させて芯材2を周辺の糸A,Bに固定できる。図3で示すローラ10、20は装飾用帯状素材に2本の芯材2を埋設する場合を例示するので、埋設させる芯材の数に応じて環状の凹部11、21の数を増加させればよい。
【0030】
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】実施例に係る装飾用帯状素材の構成が確認し易いように模式的に示した拡大平面図である。
【図2】熱融着糸を溶融固化させた後における装飾用帯状素材の状態を示した図1におけるY−Y矢視図である。
【図3】装飾用帯状素材を加熱する工程の一例について示した図である。
【図4】図3で示した一対のローラによる加熱処理の前後の装飾用帯状素材の構成変化が確認できるように示した図であり、(A)は加熱前の装飾用帯状素材の状態、(B)はローラを通過して加熱後の装飾用帯状素材の状態を示した図である。
【符号の説明】
【0032】
1 装飾用帯状素材
2 芯材
3 熱融着糸
10、20 ローラ
11、21 凹部
15、25 ヒータ
A 縦糸
B 横糸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
組織を形成する糸と共に、可撓性及び形状保持性を備えた樹脂製の芯材を織り込んで形成してある装飾用帯状素材であって、
前記芯材に予め巻付けた熱融着糸を溶融固化することにより、前記芯材を前記糸に固定してある、ことを特徴とする装飾用帯状素材。
【請求項2】
前記芯材が、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド及びポリフェニレンオキサイドから選択される熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項2に記載の装飾用帯状素材。
【請求項3】
可撓性及び形状保持性を備えた樹脂製の芯材の外周に、前記芯材よりも細い熱融着糸を巻付けるカバーリング工程と、
前記カバーリング工程によって得た前記熱融着糸を巻付けた芯材を、組織を形成する糸と共に織成して帯状素材を作製する織成工程と、
前記帯状素材を加熱して前記熱融着糸を溶融固化して、前記糸に前記芯材を固定して当該芯材の滑りを止める滑止処理工程とを含む、ことを特徴とする装飾用帯状素材の製造方法。
【請求項4】
前記滑止処理工程では、前記芯材を外側から包込むように加熱加圧して前記熱融着糸を溶融させる、ことを特徴とする請求項3に記載の装飾用帯状素材の製造方法。
【請求項5】
周表面に、前記芯材が嵌合する凹部が環状に形成されている加熱ローラの対を用い、
前記ローラ間に前記帯状材を挟持したときに、前記凹部に前記芯材を嵌合しながら加熱して前記熱融着糸を溶融させる、ことを特徴とする請求項4に記載の装飾用帯状素材の製造方法。
【請求項6】
前記芯材が、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド及びポリフェニレンオキサイドから選択される熱可塑性樹脂である、ことを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の装飾用帯状素材の製造方法。
【請求項7】
前記熱融着糸が低融点樹脂糸であることを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の装飾用帯状素材の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−138334(P2007−138334A)
【公開日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−333423(P2005−333423)
【出願日】平成17年11月17日(2005.11.17)
【出願人】(594194778)株式会社ミノウラ (12)
【Fターム(参考)】