説明

複合半導体装置

【目的】コンデンサをGND電位となる半導体基板の裏面に低コストで接続した複合半導体装置を提供することである。
【解決手段】GND電位となるp型半導体基板1の裏面2に薄型コンデンサ7の電極9を導電型DAF8(Die Attach Film)や導電性接着剤で接続し、p型半導体基板1の表面3の電極5、6と薄型インダクタ12の端子13、16をバンプ19、20で接続して積層することにより、ノイズの発生を抑制し製造コストを低減でき、また実装面積を小さくできる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、携帯機器などに搭載されるDC−DCコンバータなどを構成する複合半導体装置であって、集積回路(IC)を形成した半導体基板(半導体チップ)に薄型コンデンサなどを積層した小型で薄型の複合半導体装置に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話、デジタルカメラ及びデジタルビデオカメラに代表される携帯型電子機器に使用されるDC−DCコンバータは、電源ICとは別にインダクタやコンデンサなどを外付けした構成となっている。年々小型化している携帯型電子機器に対応するため、DC−DCコンバータを実装したPCB(Printed Circuit Board:プリント基板)も面積を小さくする必要がある。
【0003】
多数のDC−DCコンバータをそれぞれ駆動する制御回路を集積した多チャンネルの電源ICが近年多用されるようになったが、インダクタおよびコンデンサが外付けであるため小型化には限界がある。
図9は、DC−DCコンバータの要部回路構成図である。電源IC50にインダクタLとこのインダクタLにコンデンサCの一方の電極が接続し、接続点がDC−DCコンバータの主直端子であるVDD端子と接続する。また電源IC50のGNDとコンデンサCの他方の電極が接続し、接続点がDC−DCコンバータのGND端子と接続する。このVDD端子とGND端子は負荷と接続する。多チャネルの電源IC50は、複数のインダクタLにそれぞれ接続する制御回路が集積されている。
【0004】
図10は、6チャネルを集積する電源ICと6個のインダクタと6個のコンデンサと6個の負荷であるICを搭載したPCBを示す図である。
電源IC50aに6個のチャネルが形成され、各チャネルに配線61で6個のインダクタLと接続し、これらのインダクタLと6個のコンデンサCがそれぞれ接続し、これらのインダクタLとコンデンサCとのそれぞれの接続点に各負荷51〜56が接続される。電源IC50a、インダクタL、コンデンサCおよび負荷51〜56であるICはPCB100上に固着している。
【0005】
この図のように多チャンネルを集積する電源IC50aを用いると、インダクタLやコンデンサCが電源IC50aの近くに配置することが困難となる。また、電力供給先である負荷51〜56(ICなどのデバイス)までの距離が遠くなる。このことにより電源IC50aとインダクタLやコンデンサCを結ぶ配線61が長くなり配線61からノイズ63が発生する。また、負荷51〜56までの配線62が長くなり配線インダクタンス64による電圧振動により電源IC50aが不安定な動作をしたり、負荷51〜56で消費される電流が急変した時などに負荷51〜56に供給される電流による電圧降下で負荷51〜56であるICが本来の性能を発揮できない等の問題が生じる。
【0006】
これらの問題を解決するために、図11に示すように、単チャネルの電源ICとインダクタやコンデンサを一体化して複合半導体装置71〜76を形成し、この一体化された複合半導体装置71〜76を負荷51〜56近傍に配置して負荷51〜56までの配線77の長さを短くすることが行われている。また、この場合はPCB101の面積も小さくすることができる。
【0007】
特許文献1によれば、図12に示すように、集積回路が形成された半導体基板81の裏面にバッファ層83を形成し、このバッファ層83上に誘電体層85をエピタキシャル成長させて薄型コンデンサを形成し、さらに薄型コンデンサに薄型インダクタ87を形成することが開示されている。図中の符号で82は集積回路を構成する素子を形成した素子形成領域、84、86は薄型コンデンサの電極である。
【0008】
特許文献2によれば、図13に示すように、電源ICを形成した半導体基板91の表側の表面と薄型インダクタ92の端子93の表面をバンプ94で接続し、薄型インダクタ92の端子93の裏面と薄型コンデンサ95の電極96を導電性接着剤で固着することが開示されている。
【特許文献1】特開2002−57037号公報
【特許文献2】特開2004−72815号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、特許文献1では、薄型コンデンサを半導体基板81の裏面にエピタキシャル成長で形成するため、製造方法が複雑であり、コストが高くなる。また、製造プロセスのバラツキによりコンデンサ特性のばらつきが大きくなる傾向にある。
また、特許文献2では、半導体基板91と薄型インダクタ92の端子93の表面をバンプで接続し、薄型インダクタ92の端子93の裏面に薄型コンデンサ95の電極96を導電性接着剤で接続しているため、半導体基板91と薄型コンデンサ95の電気的接続は、バンプ94、薄型インダクタ92を貫通する端子93および薄型コンデンサ95の電極96を介したものになっている。薄型コンデンサ95の一方の電極にGNDを接続するのもこの経路によることになるが、コストやノイズに関する特性を向上させるためには、この接続をより直接的にとることが必要になる。
【0010】
この発明の目的は、前記の課題を解決して、コンデンサをGND電位となる半導体基板の裏面に低コストで接続した複合半導体装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前記の目的を達成するために、薄型コンデンサと、該薄型コンデンサの一方の電極とGND(接地)電位となる裏面が導電性DAF(Die Attach Film)を介して固着される半導体基板とを有する構成とする。
また、前記半導体基板の素子が形成される表側の表面に形成した電極と一方の端子がバンプで固着される薄型インダクタを有する。この薄型インダクタの他方の端子と、前記薄型コンデンサの他方の電極とをワイヤボンディングで接続した構成とする。
【0012】
また、前記半導体基板の素子が形成される表側の表面に形成した電極と一方の端子がバンプで固着される薄型インダクタを有する。前記半導体基板の裏面に金属膜を形成し、この金属膜と前記インダクタに形成したGND端子をワイヤボンディングで接続した構成とする。
また、前記半導体基板の素子が形成される表側の表面に形成した電極と一方の端子がバンプで固着される薄型インダクタを有し、前記半導体基板の裏面に金属膜を形成し、該金属膜と前記電極を前記半導体基板を貫通する接続導体で接続する構成とする。
【0013】
また、前記半導体基板の導電型をp型とすることで、半導体基板の裏面をGND電位とすることができる。
また、前記導電性DAFの代わりに導電性接着剤を用いてもよい。
また、前記導電性接着剤はAgペーストもしくははんだであるとよい。
また、前記半導体基板の裏面に金属膜を形成し、該金属膜を介して前記薄型コンデンサの一方の電極と前記半導体基板の裏面が固着されるとよい。
【発明の効果】
【0014】
この発明によれば、GND電位となるp型半導体基板の裏面に薄型コンデンサの電極を導電型DAF(Die Attach Film)や導電性接着剤で接続し、p型半導体基板の表面の電極と薄型インダクタの端子をバンプで接続して積層することにより、製造コストを低減でき、また実装面積を小さくできる。
また、薄型コンデンサをp型半導体基板の裏面に導電性DAFで貼り付け固着することでワイヤボンディングによるGND電位をとることが不要となり、また薄型コンデンサの電極構造を簡易なものにでき製造コストを低減できる。
【0015】
p型半導体基板の裏面に導電膜を形成しこの導電膜とGND端子をワイヤボンディグもしくはこの導電膜とp型半導体基板の表側の表面に形成した電極をp型半導体基板を貫通する接続導体で接続することで、p型半導体基板の裏面のGND電位を安定化できる。
また、DC−DCコンデンサの構成要素である電源IC(制御回路)、薄型インダクタ、薄型コンデンサが最短距離で接続されているため、ノイズの発生を抑制し、DC−DCコンバータ本来の特性を発揮できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
実施の形態をDC−DCコンバータを構成する半導体基板と薄型コンデンサと薄型インダクタを積層した構造を例に挙げて以下の実施例で説明する。
【実施例1】
【0017】
図1は、この発明の第1実施例の複合半導体装置の要部断面図である。薄型インダクタ12に設けられたGND端子13(後述の図5に示すように、この端子は必ずしもインダクタ(コイル)本体とは接続されていない)とp型半導体基板1(半導体チップの基板)の表側(電源ICを構成するMOSFETなどの素子形成領域4がある側)の表面3に形成した電極5をバンプ19(フリップチップボンディング)により接続し、薄型インダクタ12の別の端子16(図5に示すように、インダクタ(コイル)本体の一方の端子に接続される)とp型半導体基板1の表側の表面3に形成した別の端子6をバンプ19で接続する。p型半導体基板1の裏面2(GND電位となる側)と薄型コンデンサ7の電極9を導電性DAF8(Die Attach Film)を介して貼り付けで固着することで接続する。薄型コンデンサ7の電極11と薄型インダクタ12の図示しない他の端子27とワイヤボンディング21で接続する。その後で全体を樹脂モールド22で封止する。前記の薄型コンデンサ7は平行平板型コンデンサで誘電体10を平行平板である電極9、11で挟んだ構成でチップ状をしている。
【0018】
導電性DAF8により薄型コンデンサ7の電極9はp型半導体基板1の裏面2と電気的に同電位となる。薄型インダクタ12の電極14はGNDと接続し、GND端子14は薄型インダクタ12のフェライト12aに開けた貫通孔に形成した接続導体15を介してGND端子13と接続する。このGND端子13と接続するバンプ19を介して半導体基板7の表面3に形成した電極5はGND電位となる。この電極5は素子形成領域4以外の箇所のp型半導体基板1に接続されているため、p型半導体基板1の内部を通して裏面2はGND電位となる。
【0019】
p型半導体基板1がGND電位となっているため、薄型コンデンサ7の電極9を導電性DAF8を介してGND電位とすることができる。また、薄型コンデンサ7の他方の電極11はワイヤボンディング21により、図示していない薄型インダクタ12の他方の端子(27:図5参照)へ直接接続される。
導電性DAF8で薄型コンデンサ7とp型半導体基板1を貼りあわせて固着して接続することで、特許文献1の場合と比べて製造プロセスが簡略化でき低コスト化できる。また、個別に形成した薄型コンデンサ7とp型半導体基板1(電源IC)をそれぞれ導電性DAF8を介して貼りあわせて接続するので、特許文献1の薄型コンデンサ7と電源ICを一緒に半導体プロセスで形成する場合と比べて、薄型コンデンサ7や電源ICの特性ばらつきを小さくすることができる。
【0020】
また、GND電位となっているp型半導体基板1の裏面2と薄型コンデンサ7の一方の電極9を接続することで、薄型コンデンサ7の一方の電極9の電位をワイヤボンディングでGND端子13に接続することなくGND電位とすることができる。また、これにより、薄型コンデンサに関し、図13の電極96のような電極構造は不要となる
また、前記の薄型インダクタ12から樹脂モールド22上面までの高さHを、携帯電話などに搭載する場合には1.2mm以下とする。
【0021】
尚、図中の符号で17は薄型インダクタ12の端子、18は接続導体を示す。
【実施例2】
【0022】
図2は、この発明の第2実施例の複合半導体装置の要部断面図である。図1との違いは、導電性DAF8をAgペーストやはんだなどの導電性接着剤23に代えた点である。この場合も図1と同様の効果が得られる。
図1および図2の場合には、図3に示すように、薄型コンデンサ7から図示しないGND端子13と接続する裏面の電極5に向かって流れる電流iが大きいと、p型半導体基板1の縦方向の抵抗24により電圧降下を生じて裏面2のGND電位が不安定となる。それを防止する方法を次の実施例で説明する。
【実施例3】
【0023】
図4は、この発明の第3実施例の複合半導体装置の要部断面図である。p型半導体基板1の裏面2に金属膜25を形成し、この金属膜25と薄型インダクタのGND端子1
3をワイヤボンディング26で接続する。また、薄型コンデンサ12の電極9と
p型半導体基板1の裏面2との接続は導電性DAF8で行うことで、図1や図2と同様の効果が得られる。
【0024】
また、図示しないが、p型半導体基板1に貫通孔を開けて金属膜25と電極5を点線で示す接続導体29で結合してワイヤボンディング26を省いても勿論構わない。
これにより図1や図2のようにp型半導体基板1の裏面2を直接GNDに接続するので、薄型コンデンサ7からの電流iによる電圧降下の影響が少なくp型半導体基板1の裏面2のGND電位を安定化できる。
【0025】
つまり、図1の場合は、薄型コンデンサ7に流れる電流iが比較的小さな場合に適用できる。この電流iが大きくなると、p型半導体基板1での電圧降下が大きくなり、p型半導体基板1の裏面2のGND電位を変動させるので適用できない。
一方、図4の場合は、p型半導体基板1の裏面2に金属膜25を形成し、この金属膜25と薄型インダクタ1のGND端子13をワイヤボンディング26で接続することで、薄型コンデンサ7の電流iがp型半導体基板1を縦方向に通らなくなり、そのため電圧降下が小さくなり、p型半導体基板1の裏面2のGND電位を安定化できる。
【0026】
図5は、薄型インダクタの要部平面図である。薄型インダクタ12はフェライト12aにコイルを形成し、コイルの端子16、27をフェライト12aの表面に形成する。その他にフェライト12aにGND端子13やp型半導体基板1の他の電極とバンプで接続する端子をフェライト12aの周辺にフェライト12aを貫通するように形成する。
尚、第1実施例〜第3実施例ではp型半導体基板1に薄型コンデンサ7と薄型インダクタ12を積層した場合について説明したが、薄型コンデンサ7のみp半導体基板1に積層し、インダクタを個別に外付けしても構わない。
【実施例4】
【0027】
図6は、この発明の第4実施例の複合半導体装置の要部断面図である。p型半導体基
板1の裏面2の全域に金属膜28を形成し、この金属膜28と薄型インダクタ12のGND端子13をワイヤボンディング26で接続する。この場合も裏面電極26と電極5をワイヤボンディング26の代わりに点線で示す接続導体29で結合してもよい。このように裏面2全面に金属膜28を形成すると、裏面2に生ずる自然酸化膜に対処できるとともに、薄型コンデンサ7を流れる電流iは金属膜26を流れてp型半導体基板1の内部に流れなくなるので、図4の場合より裏面2のGND電位は一層安定化できる。また、薄型コンデンサ12の電極9とp型半導体基板1の裏面2に形成した金属膜28との接続を導電性DAF8で行うことで、図1や図2と同様の効果が得られる。
【0028】
また、図7に示すように、負荷(51〜56)のICを形成した半導体基板31の裏面32に導電性DAF8でICの電源安定化用のコンデンサとなる薄型コンデンサ35を固着して利用してもよい。この場合も裏面32はGND電位とする。
尚、本実施例においても、裏面2からGND端子13に流れる電流が小さい場合は、ワイヤボンディング26や接続導体29をもうけなくてもよい。
【0029】
図8は、DC−DCコンバータの回路構成に、図1の構成部を番号で示した図である。p型半導体基板1は電源ICが形成されており、Lは薄型インダクタ12、Cは薄型コンデンサ7である。また電極5とGND端子13はバンプ19で接続し、電極6と端子16はバンプ20で接続し、端子27と電極11はワイヤボンディング21で接続し、電極9はp型半導体基板1の裏面2と導電性DAF8で接続する。
【0030】
また、p型半導体基板1をn型半導体基板に代えた場合もある。この場合もn型半導体基板の裏面をGND電位とし、表側の表面をマイナス電位とする。n型半導体基板の表側の表面層にはp型ウェル領域が形成される。
また、図8、9は降圧型のコンバータを規定したものであるが、本発明の実施の形態はこれに限るものではなく、昇圧型や極性逆転型のDC−DCコンバータ、シリーズレギュレータ(この場合、インダクタは不要となる)であってもよい。特に極性逆転型のDC−DCの場合は、図5に示すインダクタ12の端子13と16を同じものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】この発明の第1実施例の複合半導体装置の要部断面図
【図2】この発明の第2実施例の複合半導体装置の要部断面図
【図3】GNDに向かって流れる電流iが半導体基板の内部を流れる様子を示す図
【図4】この発明の第3実施例の複合半導体装置の要部断面図
【図5】薄型インダクタの要部平面図
【図6】この発明の第4実施例の複合半導体装置の要部断面図
【図7】負荷となるICに電源安定化用の薄型コンデンサを積層した要部断面図
【図8】DC−DCコンバータの回路構成に、図1の構成部を番号で示した図
【図9】DC−DCコンバータの要部回路構成図
【図10】6チャネルを集積する電源ICと6個のインダクタと6個のコンデンサと6個の負荷であるICを搭載したPCBの平面図
【図11】複合半導体装置と負荷を搭載したPCBの平面図
【図12】従来の複合半導体装置の要部断面図
【図13】従来の別の複合半導体装置の要部断面図
【符号の説明】
【0032】
1 p型半導体基板
2、32 裏面
3、33 表側の表面(素子形成領域がある側)
4、34 素子形成領域
5、6、9、11 電極
7、35 薄型コンデンサ
8 導電性DAF
10 誘電体
12 薄型インダクタ
12a フェライト
13、14 GND端子
15、18、29 接続導体
16、17、27 端子
19、20 バンプ
21、26 ワイヤボンディング
22 樹脂モールド
23 導電性接着剤
24 抵抗
25、28 金属膜
31 半導体基板


【特許請求の範囲】
【請求項1】
薄型コンデンサと、該薄型コンデンサの一方の電極とGND電位となる裏面が導電性DAF(Die Attach Film)を介して固着される半導体基板とを有することを特徴とする複合半導体装置。
【請求項2】
前記半導体基板の素子が形成される表側の表面に形成した電極と一方の端子がバンプで固着される薄型インダクタを有し、該薄型インダクタの他方の端子と、前記薄型コンデンサの他方の電極とをワイヤボンディングで接続したことを特徴とする請求項1に記載の複合半導体装置。
【請求項3】
前記半導体基板の素子が形成される表側の表面に形成した電極と一方の端子がバンプで固着される薄型インダクタを有し、前記半導体基板の裏面に金属膜を形成し、該金属膜と前記インダクタに形成したGND端子をワイヤボンディングで接続したことを特徴とする請求項1に記載の複合半導体装置。
【請求項4】
前記半導体基板の素子が形成される表側の表面に形成した電極と一方の端子がバンプで固着される薄型インダクタを有し、前記半導体基板の裏面に金属膜を形成し、該金属膜と前記電極とを前記半導体基板を貫通する接続導体で接続したことを特徴とする請求項1に記載の複合半導体装置。
【請求項5】
前記半導体基板の導電型がp型であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の複合半導体装置。
【請求項6】
前記導電性DAFの代わりに導電性接着剤を用いることを特徴とする請求項1に記載の複合半導体装置。
【請求項7】
前記導電性接着剤がAgペーストもしくははんだであることを特徴とする請求項6に記載の複合半導体装置。
【請求項8】
前記半導体基板の裏面に金属膜を形成し、該金属膜を介して前記薄型コンデンサの一方の電極と前記半導体基板の裏面が固着されることを特徴とする請求項1、2、3、4、6、7のいすれか一項に記載の複合半導体装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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