説明

複数の配索材を搭載するメタルコア基板

【課題】分岐線やコネクタなどの従来の構成部品の削減ができて、しかも大電流仕様に対応でき、さらに、異形電源ボックスの中に収納可能なメタルコア基板を提供する。
【解決手段】本発明に係る複数の配索材を搭載するメタルコア基板1は、メタルコア材Mとメタルコア材Mの表面に形成された絶縁材P1、P2と絶縁材P1、P2の表面に形成された銅箔による回路パターンC2とを備えた配索材10、11の2個を、1枚の前記メタルコア材Mの上に所定の間隔をあけて形成し、前記所定間隔の部位MCに位置する絶縁材P1、P2と銅箔C2とを除去して成るものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の配索材を搭載するメタルコア基板に関するもので、特に、複数の配索材を収納する電源ボックスが平面状ではなくて、直角に折れ曲がった多面構成の異形形状をした電源ボックスに収納される場合の複数の配索材間の電気的接続に関する。
【背景技術】
【0002】
〈従来の配索材の1例〉
図7は従来の配索材の1例を説明する断面図である。
従来の配索材80は、絶縁性基板81の上下の表面に導電性の回路パターン82が形成されており、この絶縁性基板81には、負荷を切替制御するための半導体スイッチング素子(発熱素子)TRと、この半導体スイッチング素子TRを駆動するための駆動部品DR、半導体スイッチング素子TRに対する放熱フィンF、及びコネクタCなどが実装されている。相手方コネクタ30Kの接続端子T2と配索材80のコネクタCの接続端子T1を介して車載バッテリから電力の供給を受けると共に、この電力を半導体スイッチング素子TRの切替制御に基づいて断続することで所望の電力に変換して負荷に供給する。
【0003】
〈異形形状の電源ボックスに収納された複数個の配索材の電気的接続〉
このような図7の配索材80の2個が平面状の電源ボックスに搭載される場合は電源エネルギーの供給に特に問題はなかったが、車両搭載要件から電源ボックス20が図8のように直角に折れ曲がった多面構成の異形形状をした電源ボックスとならざるを得ない場合、このような電源ボックス20に配索材100、110が収納されると、下流に位置する配索材110への電源エネルギーの供給が問題となった。
そこで、異なる面にある配索材同士を電気的に接続するためには、図8のようにワイヤーハーネス上で分岐を設けて別々に接続を行うか、図9のようにコネクタなどの部品を用いることが必要となる。
【0004】
《分岐接続》
図8は従来方法1に係る電源エネルギー供給方法を説明する斜視図で、ワイヤーハーネス上で分岐を設けて別々に接続を行うものである。図8において、配索材収納スペースが互いに90度に折れ曲がった異形電源ボックス20の中に、図7の配索材80のような配索材100と110とがそれぞれ収納されると、配索材100側では電源線30A(図3(B)参照)とその他の入出力線30B(図3(B)参照)とがそれぞれコネクタ10K(図8)を介して配索材100と接続される。また、配索材110側では入出力線40B(図3(B)参照)がコネクタ11K(図8)を介して配索材110と接続される。そして、配索材110に電源エネルギーを供給するために電源線を接続するときは、上流側ワイヤーハーネス幹線30上に分岐線31を設けて、分岐線31からコネクタ110K(図8)を介して回路接続を行っている。
【0005】
《分岐接続の欠点》
ところが近年、ワイヤーハーネスや電源ボックスの搭載スペース確保が厳しくなると同時に、構成部品の削減が急務となっており、また、特に電源ボックスにおいては上流回路は大電流仕様となるため、従来通りの分岐接続の対応では太物電線の分岐が困難となっている。
【0006】
《コネクタ接続》
図9は従来方法2に係る電源エネルギー供給方法を説明する斜視図で、異なる面にある配索材同士をコネクタで電気的に接続するものである。図9において、配索材収納スペースが互いに90度に折れ曲がった異形電源ボックス20の中に、図7の配索材80のような配索材100と110とがそれぞれ収納されると、配索材100側では電源線30A(図3(B)参照)とその他の入出力線30B(図3(B)参照)とがそれぞれコネクタ10K(図9)を介して配索材100と接続される。また、配索材110側では入出力線40B(図3(B)参照)がコネクタ11K(図9)を介して配索材110と接続される。配索材110に電源エネルギーを供給するために、配索材100の後端部と配索材110の先端部にそれぞれコネクタK1と相手側コネクタK2を設けて、配索材100側からコネクタK1とコネクタK2を介して配索材110が電源エネルギー供給を受けていた。
【0007】
《コネクタ接続の欠点》
コネクタ接続の欠点も分岐接続の欠点と同じで、近年、ワイヤーハーネスや電源ボックスの搭載スペース確保が厳しくなると同時に、構成部品の削減が急務となっており、また、特に電源ボックスにおいては上流回路は大電流仕様となるため、従来通りのコネクタ接続の対応では大型コネクタの設定が困難となっている。
【0008】
《フレキシブルプリント基板接続》
また、特許文献1には電気接続箱のケース内の回路基板に第1フレキシブルプリント基板の一端部を接続し、その他端部をスロットインコネクタに接続して、スロットインコネクタをケースの開口に取り付けて、ケース外部からプリント基板を着脱自在に差し込み接続できるようにすることが開示されている。特許文献1に示す考えを採用すると、配索性に優れたフレキシブルプリント基板を用いて上流の配索材と下流の配索材とを連結して、フレキシブルプリント基板を介して電源エネルギーの供給をすることが考えられる。
【0009】
《フレキシブルプリント基板接続の欠点》
しかしながら、特許文献1のフレキシブルプリント基板は小容量の機器に対しては効果があるが、ここで問題にしているような電源ボックスにおいては上流回路は大電流仕様となるため、フレキシブルプリント基板では大電流に対応することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開平11−41752号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
〈本発明の目的〉
本発明はこれらの問題を解決するためになされたもので、構成部品の削減ができて、しかも大電流仕様に対応できる複数の配索材を搭載するメタルコア基板を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するため、第1発明は、複数の配索材を搭載するメタルコア基板において、メタルコア材と前記メタルコア材の表面に形成された絶縁層と前記絶縁層の表面に形成された銅箔による回路パターンとを備えた配索材の2個を、1枚の前記メタルコア材の上に所定の間隔をあけて形成し、前記所定間隔の部位に位置する前記絶縁層と前記銅箔とを除去したことを特徴としている。
第2発明は、第1発明において、前記絶縁層と前記銅箔とを除去した部位のメタルコア材を中心にして90度または180度に折り曲げたことを特徴としている。
第3発明は、第2発明において、前記折り曲げ部位のメタルコア材を幅方向に複数に分割してそれぞれ幅狭のメタルコア材にして折り曲げ加工時の成形力を軽減させたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、2つの配索材の共通のメタルコア材を電源供給路として用いることができるので、分岐線やコネクタなどの従来の構成部品の削減ができて、しかも大電流仕様に対応できる。さらに、ほぼ中央部近傍の絶縁層と銅箔を除去したのでここで任意の角度に折り曲げて、異形の電源ボックス内に収納することができるようになる。
また、2つの配索材の共通のメタルコア材を幅方向に複数分割することで、折り曲げ加工時の成形力を軽減させることができたり、または複数の電源系統がある場合にも対処することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は本発明に係るメタルコア基板の配索材を異形電源ボックスの中に収納した状態の斜視図である。
【図2】図2は本発明に係る配索材の構成について説明する正面図で、(1)は折り曲げ前の状態、(2)は折り曲げた状態である。
【図3】図3は配索材へ電源エネルギーを供給するための図1のメタルコア基板法(A)と図8の分岐接続法(B)を説明する等価回路である。
【図4】図4は電気部品を搭載した配索材の1例を示す縦断面図である。
【図5】図5は折り曲げ部の実施例2を示す斜視図である。
【図6】図6は折り曲げ部の実施例3を示す正面図である。
【図7】図7は従来の配索材の1例を説明する断面図である。
【図8】図8は従来方法1に係る電源エネルギー供給方法を説明する斜視図である。
【図9】図9は従来方法2に係る電源エネルギー供給方法を説明する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、構成部品の削減ができて、しかも大電流仕様に対応できる複数の配索材を搭載する本発明に係るメタルコア基板について、図面に基づいて説明する。
【0016】
〈実施例1〉
〈本発明に係るメタルコア基板〉
図1は本発明に係る複数の配索材を搭載するメタルコア基板を説明する斜視図である。
本発明に係るメタルコア基板1は複数の配索材を異形電源ボックスの中にそれぞれ収納できるようにしたものである。すなわち、図1のような配索材収納スペースが互いに90度に折れ曲がった異形電源ボックス20の中に、共通のメタルコア材Mに配索材10と11を搭載したものを90度に曲折して収納したのが特徴である。
図1において、1が本発明に係る複数の配索材を搭載するメタルコア基板で、配索材10側では電源線30A(図3(A))とその他の入出力線30B(図3(A))を纏めた上流側ワイヤーハーネス幹線30がハーネス側のコネクタ30Kから配索材10側のコネクタ10Kを介して配索材10と接続されている。
また、配索材11側では入出力線40B(図3(A))を纏めた下流側ワイヤーハーネス幹線40がコネクタ41Kから配索材11側のコネクタ11Kを介して配索材11と接続されている。
そして、配索材11に電源エネルギーを供給するため、上流である配索材10のメタルコア材Mと配索材11のメタルコア材Mを共通にして電源供給路とし、これを真ん中のMC部分で90度曲折して異形電源ボックス20の中に収納している。
このように、メタルコア材Mを電源供給路として使用し、これを条件に応じて折り曲げて使うようにしている。
【0017】
《配索材10・11の構成》
図2は配索材10および配索材11の構成について説明する縦断面図で、(1)は折り曲げ前の状態、(2)は折り曲げた状態である。図2(1)において、上下方向の中央に銅板から成るメタルコア材Mがあり、メタルコア材Mの左右方向の中央近傍を露出させている。メタルコア材Mの左右の上下に絶縁材P1、P2が積層され、さらにその上下に導体パターンが形成される銅箔C1、C2が積層されている。電気部品等は絶縁材P1、P2の表面に実装され、絶縁材P1の上に回路パターンを形成する銅箔C1は、内周側がメッキ処理されたスルーホールTH(図5参照)によって導通されて反対側の絶縁材P2の回路パターンを形成する銅箔C2と導通されて電気回路が形成されている。
図2(1)で左の回路パターン群が配索材10、右の回路パターン群が配索材11となっており、メタルコア材Mを放熱板として使用する他に配索材10から配索材11へ電源エネルギーを供給する電源供給路として使用するのが本発明である。
メタルコア材Mの中央部の曲折部位MCを中心に配索材10側を90度垂直上方に折り曲げると図2(2)の曲折されたメタルコアが得られるので、これを図1の配索材収納スペースが互いに90度に折れ曲がった異形電源ボックス20の中に収納すれば、従来のような図8の分岐線や図9のコネクタK1・K2や、また特許文献1のようなフレキシブルプリント基板を用いる必要がなくなり、部品点数削減及びスペース効率向上に伴う小型化の効果が得られ、しかも大電流仕様に対応できるようになる。
【0018】
図3は配索材へ電源エネルギーを供給するための図1のメタルコア基板法(A)と図8の分岐接続法(B)を説明する等価回路である。
図3(B)において、配索材100側では電源線30Aとその他の入出力線30Bを纏めた上流側ワイヤーハーネス幹線30(図8)がコネクタ10K(図8)を介して配索材100と接続される。また、配索材110側では入出力線30Bを纏めた下流側ワイヤーハーネス幹線40(図8)がコネクタ11K(図8)を介して配索材110と接続される。上流側の電源線30A上に分岐線31を設けることで配索材110へ電源エネルギー供給を行っている。したがって、図3(B)においては分岐線31が不可欠である。
【0019】
一方、図3(A)において、配索材10側では電源線30Aとその他の入出力線30Bを纏めた上流側ワイヤーハーネス幹線30(図1)がコネクタ10K(図1)を介して配索材10と接続される。配索材11側では入出力線40Bを纏めた下流側ワイヤーハーネス幹線40(図1)がコネクタ11K(図1)を介して配索材11と接続される。配索材11に電源を供給するため、配索材10と配索材11とがメタルコア材Mで接続され、放熱板としてのメタルコア材Mを電源供給路として使用している。
これによれば、図3(B)の分岐線31が廃止できるので、部品削減およびスペース確保が促進される。
【0020】
図4は電気部品を搭載した配索材10の1例を示す縦断面図である。
図4において、メタルコア材となる銅板Mの上下表面に絶縁材P1、P2を層状に形成し、その上に導電性回路パターンを形成した銅箔C1、C2が積層され、ここに負荷を切替制御するための半導体スイッチング素子TRやこれを駆動するための駆動部品DRを搭載している。半導体スイッチング素子TRの端子の1端R1はスルーホールTHを通って反対側の導電性回路パターンC2と接続されている。また、複数の接続端子T1を(紙面に垂直方向に)擁するコネクタ10Kが実装されており、接続端子T1は相手側コネクタ30Kの接続端子T2を介して車載バッテリから電力の供給を受けると共に、この電力を半導体スイッチング素子TRの切替制御に基づいて断続することで所望の電力に変換して負荷に供給する。これら各電子部品(TR、DR、C)を搭載する銅板Mの全体で配索材10が構成される。相手側コネクタ30Kは、それぞれワイヤWに接続された複数の端子T2を(紙面に垂直方向に)擁する。ワイヤWには、それぞれ車載バッテリ、ランプ、モータの負荷が接続されているため、端子T2側は車載バッテリからの電力を端子T1側に供給すると共に、半導体スイッチング素子TRの切替制御に基づいて所望の値に変換された電力を負荷に供給すべく端子T1側から受ける。MCは本発明によって銅箔C1、C2と絶縁材P1、P2が除去されてむき出しとなった銅板の曲折部で、この部位には銅箔や絶縁材がないのでここで折れ曲げれば支障なく折り曲げることができる。
【0021】
なお図4では全体で5層となっているが、さらにこの上下に絶縁材P3、P4が積層され、さらにその上下に銅箔C3、C4が積層される7層構造とすることも可能である。
【0022】
〈実施例2〉
以上は実施例1であったが、図5は折り曲げ部の別の例である実施例2を示す概念斜視図である。実施例1では電源ボックスの形状が図1のように異形の場合、メタルコア材Mを折り曲げて設定していた。このとき、曲折部位MCの辺りは絶縁材P1、P2、表層の回路パターン(銅箔)C1、C2を取り除いてメタルコア材Mのみの構造とし、90度に折り曲げていたが、メタルコア材Mの曲折部位MCの辺りの部分を比較的広い幅で形成可能な場合は、図5のように部分的に繋ぎ部を形成して、幅狭のM1とM2にして折り曲げ加工時の成形力を軽減させるのがよい。
【0023】
〈実施例3〉
上流回路が1系統だけでなく、2系統ある場合には、メタルコア材を電気回路的に2分割し、曲折部位MCについても図5のように2箇所以上の繋ぎ部を形成するのがよい。
また、上流回路が3系統以上の場合は同様な方法で対応することができる。
【0024】
〈実施例4〉
実施例1〜3では折り曲げ部が90度に曲がっていたが、実施例3では図6のように180度折り曲げている。下側基板を電源回路として用い、上側基板を制御回路として用いるようにする。両者は本発明に係るメタルコア材Mを折り曲げて接続される。このように、上方の基板と下方の基板をメタルコアのコの字形態で連結することにより、積層タイプでも本発明を適用できる。
【0025】
〈まとめ〉
(1)メタルコア基板を使用し、メタルコア層を共有回路に設定する。
(2)電源ボックスの形状が図1のように異形の場合、図2のように基板を真ん中の曲折部位MCの所で折り曲げて設定する。このとき、曲折部位MCの辺りの部分は図2のように絶縁材、表層の回路パターン(銅箔)を取り除いてメタルコア材Mのみの構造とし、図2(2)のように折り曲げる。
(3)メタルコア材Mの曲折部位MCの辺りの部分を比較的広い幅で形成可能な場合は図5のように部分的に繋ぎ部を形成し、折り曲げ加工時の成形力を軽減させるのがよい。
(4)さらに、上流回路が1系統だけでなく、2系統ある場合には、メタルコア層を電気回路的に2分割し、図5のように曲折部位MCについても2箇所以上の繋ぎ部を形成する。また、上流回路が3系統以上の場合は同様な方法で対応する。
(5)下側基板を電源回路として用い、上側基板を制御回路として用いる場合には、メタルコア材Mの曲折部位MCを180度折り曲げて、図6のように使うこともできる。
このようにすることにより得られる効果は、
(a) 異形状な電源ボックスの配索材として、折り曲げたメタルコア基板1枚で対応が可能となり、配索性向上が望める。
(b) メタルコア材を電源供給部とすることで電源ボックス内の電源回路(上流回路)配索が可能でかつ簡素となる。また、ワイヤーハーネスによる電源線の分岐も不要となる。
【符号の説明】
【0026】
1 本発明に係る複数の配索材を搭載するメタルコア基板
10 (上流の)配索材
10K 配索材側コネクタ
11 (下流の)配索材
11K 配索材側コネクタ
20 異形電源ボックス
30 上流側ワイヤーハーネス幹線
30A 電源線
30B その他の入出力線
30K 相手側コネクタ
40 下流側ワイヤーハーネス幹線
C1、C2 銅箔(回路パターン)
DR 駆動部品
M メタルコア材
MC 曲折部位
P1、P2 絶縁材
TH スルーホール
TR 半導体スイッチング素子
T1 接続端子
T2 相手側コネクタの接続端子
W ワイヤ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メタルコア材と前記メタルコア材の表面に形成された絶縁層と前記絶縁層の表面に形成された銅箔による回路パターンとを備えた配索材の2個を、1枚の前記メタルコア材の上に所定の間隔をあけて形成し、前記所定間隔の部位に位置する前記絶縁層と前記銅箔とを除去したことを特徴とする複数の配索材を搭載するメタルコア基板。
【請求項2】
前記絶縁層と前記銅箔とを除去した部位のメタルコア材を中心にして90度または180度に折り曲げたことを特徴とする請求項1記載のメタルコア基板。
【請求項3】
前記折り曲げ部位のメタルコア材を幅方向に複数に分割してそれぞれ幅狭のメタルコア材にして折り曲げ加工時の成形力を軽減させたことを特徴とする請求項2記載のメタルコア基板。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−84736(P2012−84736A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−230733(P2010−230733)
【出願日】平成22年10月13日(2010.10.13)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【Fターム(参考)】