説明

複素環ピラン化合物

【課題】 不整脈治療剤の提供。
【解決手段】 式(I)、式(II)及び式(III)
【化1】



〔式中、R及びRは、それぞれ独立してC1−6アルキル基などを意味するか、お互いに一緒になってC=Oなどを意味するか又は結合する炭素と一緒になってC3−8シクロアルキル基などを形成し、Rは、水酸基などを意味し、Rは水素原子などを意味し、mは0〜4の整数を意味し、nは0〜4の整数を意味し、Vは単結合又はCR1213などを意味し、Rは、水素原子などを意味し、Rは、C1−6アルキル基又はC6−14アリール基などを意味し、R31及びR32は、それぞれ独立してC1−6アルキル基など等を意味し、R31及びR32のうち少なくとも一方は水素原子ではなく、Aはピラン環と縮合する5、6又は7員環などを意味する。〕で表される複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)、式(II)又は式(III)
【化1】


〔式中、
R及びRは、それぞれ独立して水素原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)又は水酸基により任意に置換されていてもよい。)又はC6−14アリール基(該アリール基は、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)又は水酸基により任意に置換されていてもよい。)又はC1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)により任意に置換されていてもよい。)を意味するか、
R及びRは一緒になって、=O、=S、若しくは=NR(Rは水素原子、C1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、水酸基又はC1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、水酸基、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもo個のR10(R10はハロゲン原子、水酸基、C1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、水酸基又はC1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、ホルムアミド基、スルホニルアミノ基、スルホニル基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルカルボニルアミノ基、C1−6アルキルスルホニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、アミノスルホニル基、C1−6アルキルスルホニル基、カルボキシル基又はC6−14アリールカルボニル基を意味する。)により任意に置換されていてもよく、oは1〜3の整数を表し、oが2又は3の場合、R10は同じでも異なっていてもよい。)を意味する。)を意味するか、
又は結合する炭素原子と一緒になって、
【化2】


(式中、
jは0〜7の整数を表し、
kは0〜7の整数を表し、
Gは、単結合、CRR(R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、水酸基、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもo個のR10(R10及びoは、前記と同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい)、C1−6アルキルカルボニルオキシ基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、ホルムアミド基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルカルボニルアミノ基、C1−6アルキルスルホニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、アミノスルホニル基、C1−6アルキルスルホニル基、カルボキシル基又はスルホニル基で任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもo個のR10(R10及びoは、前記と同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、水酸基、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、ホルムアミド基、スルホニルアミノ基、スルホニル基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルカルボニルアミノ基、C1−6アルキルスルホニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、アミノスルホニル基、C1−6アルキルスルホニル基、カルボキシル基、C6−14アリールカルボニル基若しくはC2−9ヘテロアリールカルボニル基(該アリールカルボニル基及びヘテロアリールカルボニル基は何れもo個のR10(R10及びoは、前記と同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)を意味するか又はR及びRが一緒になって=O又は=Sを意味する。)、NR11(R11は水素原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、水酸基、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもo個のR10(R10及びoは、前記と同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C3−8シクロアルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、カルボキシル基、C6−14アリールカルボニル基又はC2−9ヘテロアリールカルボニル基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C3−8シクロアルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C6−14アリールスルホニル基、又はC2−9ヘテロアリールスルホニル基(該アリールスルホニル基及びヘテロアリールスルホニル基は何れもo個のR10(R10及びoは、前記と同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、カルボキシル基、C6−14アリールカルボニル基又はC2−9ヘテロアリールカルボニル基(該アリールカルボニル基及びヘテロアリールカルボニル基は何れもo個のR10(R10及びoは、前記と同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)を意味する。)、O、S、SO又はSOを意味する。)
を意味し、
Rは、水酸基若しくはC1−6アルキルカルボニルオキシ基を意味するか、又はRと一緒になって結合を意味し、
Rは水素原子を意味するか、又はRと一緒になって結合を意味し、
mは0〜4の整数を意味し、
nは0〜4の整数を意味し、
Vは単結合、CR12R13(R12はRと同様の意味を表し、R13はRと同様の意味を表す。)、NR14(R14はR11と同様の意味を表す。)、O、S、SO又はSOを意味し、
Rは、水素原子又はC1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)を意味し、
Rは、水素原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C3−8シクロアルキル基、C3−8シクロアルケニル基(該シクロアルキル基及びシクロアルケニル基は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、C6−14アリールアミノ基、C2−9ヘテロアリールアミノ基(該アリールアミノ基及びヘテロアリールアミノ基は何れもp個のR15(R15はR10と同様の意味を表し、pはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもp個のR18(R18はR10と同様の意味を表し、pはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)又はC2−9ヘテロシクリル基(該ヘテロシクリル基は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもp個のR15(R15はR10と同様の意味を表し、pはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、ホルムアミド基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルカルボニルアミノ基、C1−6アルキルスルホニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、アミノスルホニル基、C1−6アルキルスルホニル基、カルボキシル基又はC6−14アリールカルボニル基で任意に置換されていてもよい。)を意味し、
31及びR32はそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、C1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、水酸基又はC1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、ホルムアミド基、スルホニルアミノ基、スルホニル基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルカルボニルアミノ基、C1−6アルキルスルホニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、アミノスルホニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C1−6アルキルカルボニルオキシ基、C1−6アルキルスルホニルオキシ基、カルボキシル基又はC6−14アリールカルボニル基を意味し、R31及びR32のうち少なくとも1つは水素原子ではなく、
Aは、ベンゼン環、ピラン環又はピラノン環と縮合する5、6又は7員環(該5、6又は7員環は何れもq個のR16(R16はR10と同様の意味を表し、qは1〜6の整数を意味し、qが2〜6の場合、R16は同じでも異なっていてもよい。)により任意に置換されていてもよく、環の構成原子として酸素原子、窒素原子又は硫黄原子を1〜3原子単独もしくは組み合わせて含むことができ、環内の不飽和結合の数は、縮合するベンゼン環の不飽和結合を含め、1、2又は3であり、環を構成する炭素原子は、カルボニル又はチオカルボニルであってもよく、R16同士が隣りあった場合には、一緒になってC6−14アリール環及びC2−9ヘテロアリール環(該C6−14アリール環及びC2−9ヘテロアリール環は何れもr個のR17(R17はR10と同様の意味を表し、rはoと同様の意味を表す。)を形成しても良い。)〕で表される複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項2】
Aが、
【化3】


(式中、
及びDはそれぞれ独立して、C=O、C=S、SO又はC=NR18(R18はRと同様の意味を表す。)を表し、
Eは、O又はSを表し、
21,R22及びR23はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、水酸基、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C3−8シクロアルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、カルボキシル基、C6−14アリールカルボニル基又はC2−9ヘテロアリールカルボニル基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、カルボキシル基、アミノ基、水酸基、C6−14アリール基又はC2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6チオアルコキシ基(該チオアルコキシ基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、カルボキシル基、水酸基、C6−14アリール基又はC2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)により任意に置換されていてもよい。)、水酸基、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルカルボニルオキシ基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、ホルムアミド基、アミノ基、スルホニル基、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、C6−14アリールアミノ基、C2−9ヘテロアリールアミノ基(該アリールアミノ基及びヘテロアリールアミノ基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルカルボニルアミノ基、C1−6アルキルスルホニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C6−14アリールカルボニル基、C2−9ヘテロアリールカルボニル基(該アリールカルボニル基及びヘテロアリールカルボニル基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシカルボニル基、アミノスルホニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C6−14アリールスルホニル基、C2−9ヘテロアリールスルホニル基(該アリールスルホニル基及びヘテロアリールスルホニル基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、カルボキシル基、スルホニル基又はC2−9ヘテロシクリル基(該ヘテロシクリル基は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、ホルムアミド基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルカルボニルアミノ基、C1−6アルキルスルホニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、アミノスルホニル基、C1−6アルキルスルホニル基、カルボキシル基又はC6−14アリールカルボニル基で任意に置換されていてもよい。)であり、
25及びR26はそれぞれ独立して、水素原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、水酸基、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもt個のR20(R20はR10と同様の意味を表し、tはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C3−8シクロアルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、カルボキシル基、C6−14アリールカルボニル基又はC2−9ヘテロアリールカルボニル基で任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもt個のR20(R20はR10と同様の意味を表し、tはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C3−8シクロアルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C6−14アリールスルホニル基、C2−9ヘテロアリールスルホニル基(該アリールスルホニル基及びヘテロアリールスルホニル基は何れもt個のR20(R20はR10と同様の意味を表し、tはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、カルボキシル基、C6−14アリールカルボニル基又はC2−9ヘテロアリールカルボニル基(該アリールカルボニル基及びヘテロアリールカルボニル基は何れもt個のR20(R20はR10と同様の意味を表し、tはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)であるか
又は2つの置換基が隣り合う場合、一緒になってC6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもu個のR27(R27はR10と同様の意味を表し、uはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)を形成しても良い)
である請求項1記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項3】
Rが水酸基であり、Rが水素原子である請求項2記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項4】
Rが水素原子であり、mが0〜3の整数であり、nが0〜2の整数である、請求項3記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項5】
Aが、
【化4】


(式中、
及びDはそれぞれ独立して、C=O、C=S、SO又はC=NR18(R18はRと同様の意味を表す。)を表し、
Eは、O又はSを表し、
21、R22、R23及びR24はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、水酸基、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C3−8シクロアルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、カルボキシル基、C6−14アリールカルボニル基又はC2−9ヘテロアリールカルボニル基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、カルボキシル基、アミノ基、水酸基、C6−14アリール基又はC2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6チオアルコキシ基(該チオアルコキシ基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、カルボキシル基、水酸基、C6−14アリール基又はC2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)により任意に置換されていてもよい。)、水酸基、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルカルボニルオキシ基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、ホルムアミド基、アミノ基、スルホニル基、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、C6−14アリールアミノ基、C2−9ヘテロアリールアミノ基(該アリールアミノ基及びヘテロアリールアミノ基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルカルボニルアミノ基、C1−6アルキルスルホニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C6−14アリールカルボニル基、C2−9ヘテロアリールカルボニル基(該アリールカルボニル基及びヘテロアリールカルボニル基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシカルボニル基、アミノスルホニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C6−14アリールスルホニル基、C2−9ヘテロアリールスルホニル基(該アリールスルホニル基及びヘテロアリールスルホニル基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、カルボキシル基、スルホニル基又はC2−9ヘテロシクリル基(該ヘテロシクリル基は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、ホルムアミド基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルカルボニルアミノ基、C1−6アルキルスルホニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、アミノスルホニル基、C1−6アルキルスルホニル基、カルボキシル基又はC6−14アリールカルボニル基で任意に置換されていてもよい。)であり、
25及びR26はそれぞれ独立して、水素原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、水酸基、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもt個のR20(R20はR10と同様の意味を表し、tはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C3−8シクロアルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、カルボキシル基、C6−14アリールカルボニル基又はC2−9ヘテロアリールカルボニル基で任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもt個のR20(R20はR10と同様の意味を表し、tはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C3−8シクロアルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C6−14アリールスルホニル基、C2−9ヘテロアリールスルホニル基(該アリールスルホニル基及びヘテロアリールスルホニル基は何れもt個のR20(R20はR10と同様の意味を表し、tはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、カルボキシル基、C6−14アリールカルボニル基又はC2−9ヘテロアリールカルボニル基(該アリールカルボニル基及びヘテロアリールカルボニル基は何れもt個のR20(R20はR10と同様の意味を表し、tはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)であり、
28及びR29は、それぞれ独立して水素原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)又は水酸基により任意に置換されていてもよい。)又はC6−14アリール基(該アリール基は、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)又は水酸基により任意に置換されていてもよい。)又はC1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)により任意に置換されていてもよい。)を意味するか、
又は2つの置換基が隣り合う場合、一緒になってC6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもu個のR27(R27はR10と同様の意味を表し、uはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)を形成しても良い)
である請求項1記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項6】
Rが水酸基であり、Rが水素原子である請求項5記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項7】
Rが水素原子であり、mが0〜3の整数であり、nが0〜2の整数である、請求項6記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項8】
Aが、
【化5】


【化6】


【化7】


(式中、
及びDはそれぞれ独立して、C=O、C=S、SO又はC=NR18(R18はRと同様の意味を表す。)を表し、
Eは、O又はSを表し、
21、R22、R23及びR24はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、水酸基、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C3−8シクロアルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、カルボキシル基、C6−14アリールカルボニル基又はC2−9ヘテロアリールカルボニル基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、カルボキシル基、アミノ基、水酸基、C6−14アリール基又はC2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6チオアルコキシ基(該チオアルコキシ基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、カルボキシル基、水酸基、C6−14アリール基又はC2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)により任意に置換されていてもよい。)、水酸基、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルカルボニルオキシ基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、ホルムアミド基、アミノ基、スルホニル基、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、C6−14アリールアミノ基、C2−9ヘテロアリールアミノ基(該アリールアミノ基及びヘテロアリールアミノ基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルカルボニルアミノ基、C1−6アルキルスルホニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C6−14アリールカルボニル基、C2−9ヘテロアリールカルボニル基(該アリールカルボニル基及びヘテロアリールカルボニル基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシカルボニル基、アミノスルホニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C6−14アリールスルホニル基、C2−9ヘテロアリールスルホニル基(該アリールスルホニル基及びヘテロアリールスルホニル基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、カルボキシル基、スルホニル基又はC2−9ヘテロシクリル基(該ヘテロシクリル基は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもs個のR19(R19はR10と同様の意味を表し、sはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、ホルムアミド基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルカルボニルアミノ基、C1−6アルキルスルホニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、アミノスルホニル基、C1−6アルキルスルホニル基、カルボキシル基又はC6−14アリールカルボニル基で任意に置換されていてもよい。)であり、
25及びR26はそれぞれ独立して、水素原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、水酸基、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもt個のR20(R20はR10と同様の意味を表し、tはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C3−8シクロアルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、カルボキシル基、C6−14アリールカルボニル基又はC2−9ヘテロアリールカルボニル基で任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもt個のR20(R20はR10と同様の意味を表し、tはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C3−8シクロアルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C6−14アリールスルホニル基、C2−9ヘテロアリールスルホニル基(該アリールスルホニル基及びヘテロアリールスルホニル基は何れもt個のR20(R20はR10と同様の意味を表し、tはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、カルボキシル基、C6−14アリールカルボニル基又はC2−9ヘテロアリールカルボニル基(該アリールカルボニル基及びヘテロアリールカルボニル基は何れもt個のR20(R20はR10と同様の意味を表し、tはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)であり、
28及びR29は、それぞれ独立して水素原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)又は水酸基により任意に置換されていてもよい。)又はC6−14アリール基(該アリール基は、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)又は水酸基により任意に置換されていてもよい。)又はC1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)により任意に置換されていてもよい。)を意味するか、
又は2つの置換基が隣り合う場合、一緒になってC6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもu個のR27(R27はR10と同様の意味を表し、uはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)を形成しても良い)
である請求項1記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項9】
Rが水酸基であり、Rが水素原子である請求項8記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項10】
Rが水素原子であり、mが0〜3の整数であり、nが0〜2の整数である、請求項9記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項11】
Vが単結合である、請求項4、請求項7若しくは請求項10記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項12】
mが1〜3の整数であり、nが0であり、RがC6−14アリール基(該アリール基はp個のR15(R15はR10と同様の意味を表し、pはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)である、請求項11記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項13】
mが2である、請求項12記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項14】
がC6−14アリール基(該アリール基はp個のハロゲン原子又はアミノ基で任意に置換されていてもよく、pは1〜3の整数を表し、pが2又は3の場合、置換基は同じでも異なっていてもよい。)である、請求項13記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項15】
mが1〜3の整数であり、nが0であり、RがC2−9ヘテロアリール基(該ヘテロアリール基は何れもp個のR15(R15はR10と同様の意味を表し、pはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)である、請求項11記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項16】
mが2である、請求項15記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項17】
が2−ピリジル、3−ピリジル又は4−ピリジルである請求項16記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項18】
mが1〜3の整数であり、nが0であり、RがC2−4アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C3−8シクロアルキル基、C3−8シクロアルケニル基(該シクロアルキル基及びシクロアルケニル基はハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)又はC2−9ヘテロシクリル基(該ヘテロシクリル基は、ハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、水酸基又はアミノ基で任意に置換されていてもよい。)である請求項11記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項19】
mが2である請求項18記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項20】
がn-プロピル、i-プロピル、c-ペンチル、c-ヘキシル、1-c-ペンテニル、2-c-ペンテニル、3-c-ペンテニル、1-c-ヘキセニル、2-c-ヘキセニル又は3-c-ヘキセニルである請求項19記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項21】
VがCR1213(R12及びR13は前記と同じ意味を示す。)である請求項4、請求項7若しくは請求項10記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項22】
12が水酸基、C1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基又はカルボキシル基であり、R13が水素原子又はC1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)であるか或いはR12及びR13が一緒になって=O又は=Sである請求項21記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項23】
12が水酸基、C1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、水酸基又はカルボキシル基で任意に置換されていてもよい。)又はカルボキシル基であり、R13が水素原子又はC1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、水酸基又はカルボキシル基で任意に置換されていてもよい。)であるか或いはR12及びR13が一緒になって=Oである請求項22記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項24】
12が水酸基であり、R13が水素原子である請求項23記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項25】
mが1〜2の整数であり、nが0であり、RがC6−14アリール基又はC2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもp個のR15(R15はR10と同様の意味を表し、pはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)である請求項21記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項26】
12が水酸基、C1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基又はカルボキシル基であり、R13が水素原子又はC1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)であるか或いはR12及びR13が一緒になって=O又は=Sである請求項25記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項27】
12が水酸基、C1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、水酸基又はカルボキシル基で任意に置換されていてもよい。)又はカルボキシル基であり、R13が水素原子又はC1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、水酸基又はカルボキシル基で任意に置換されていてもよい。)であるか或いはR12及びR13が一緒になって=Oである請求項26記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項28】
12が水酸基であり、R13が水素原子である請求項27記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項29】
mが1であり、nが0であり、RがC6−14アリール基(該アリール基は何れもp個のハロゲン原子又はアミノ基で任意に置換されていてもよく、pは1〜3の整数を表し、pが2又は3の場合、置換基は同じでも異なっていてもよい。)である請求項28記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項30】
mが1〜2の整数であり、nが0であり、RがC1−4アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C3−8シクロアルキル基、C3−8シクロアルケニル基(該シクロアルキル基及びシクロアルケニル基はハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)又はC2−9ヘテロシクリル基(該ヘテロシクリル基はハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)である請求項21記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項31】
12が水酸基、C1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノ基、C1−6ジアルキルアミノ基又はカルボキシル基であり、R13が水素原子又はC1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)であるか或いはR12及びR13が一緒になって=O又は=Sである請求項30記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項32】
12が水酸基、C1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、水酸基又はカルボキシル基で任意に置換されていてもよい。)又はカルボキシル基であり、R13が水素原子、又はC1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基で任意に置換されていてもよい。)であるか或いはR12及びR13が一緒になって=Oである請求項31記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項33】
12が水酸基であり、R13が水素原子である請求項32記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項34】
がn-プロピル、i-プロピル、c-ペンチル、c-ヘキシル、1-c-ペンテニル、2-c-ペンテニル、3-c-ペンテニル、1-c-ヘキセニル、2-c-ヘキセニル又は3-c-ヘキセニルである請求項33記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項35】
12及びR13が一緒になって=O又は=Sであり、Rがアミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、C6−14アリールアミノ基、C2−9ヘテロアリールアミノ基(該アリールアミノ基及びヘテロアリールアミノ基は何れもp個のR15(R15はR10と同様の意味を表し、pはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)又はC2−9ヘテロシクリル基(該ヘテロシクリル基はハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)である請求項21記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項36】
VがNR14(R14は前記と同じ意味を示す。)である、請求項4、請求項7若しくは請求項10記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項37】
mが1〜3の整数であり、nが0であり、RがC6−14アリール基又はC2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもp個のR15(R15はR10と同様の意味を表し、pはoと同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)である請求項36記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項38】
mが2である請求項37記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項39】
mが1〜3の整数であり、nが0であり、Rが水素原子、C2−4アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C3−8シクロアルキル基、C3−8シクロアルケニル基(該シクロアルキル基及びシクロアルケニル基はハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)又はC2−9ヘテロシクリル基(該ヘテロシクリル基はハロゲン原子、C1−6アルキル基(該アルキル基はハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、カルボキシル基又は水酸基で任意に置換されていてもよい。)である、請求項36記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項40】
mが2である請求項39記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項41】
及びRが、それぞれ独立して水素原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)又は水酸基により任意に置換されていてもよい。)又はC6−14アリール基(該アリール基は、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)又は水酸基により任意に置換されていてもよい。)又はC1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)により任意に置換されていてもよい。)を意味するか、R及びRが一緒になって=Oを意味するか又は結合する炭素原子と一緒になって、
【化8】


(式中、
jは1〜4の整数を表し、kは1〜4の整数を表し、jおよびkは、j+k=4〜6を満たす整数から選択され、
Wは、単結合、CRR(Rは水酸基、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、アミノカルボニル基、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、アミノスルホニル基、若しくはカルボキシル基を意味し、Rは水素原子を意味するか又はR及びRが一緒になって=O又は=Sを意味する。)、NR11(R11は水素原子、C1−6アルキル基(該アルキル基は、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基(該アルコキシ基はハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)、水酸基、C6−14アリール基、またはC2−9ヘテロアリール基(該アリール基及びヘテロアリール基は何れもo個のR10(R10及びoは、前記と同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルキルアミノカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノカルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C6−14アリールスルホニル基、C2−9ヘテロアリールスルホニル基(該アリールスルホニル基及びヘテロアリールスルホニル基は何れもo個のR10(R10及びoは、前記と同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリールカルボニル基又はC2−9ヘテロアリールカルボニル基(該アリールカルボニル基及びヘテロアリールカルボニル基は何れもo個のR10(R10及びoは、前記と同様の意味を表す。)により任意に置換されていてもよい。)を意味する。)、O、S、SO又はSOを意味する。)で表される請求項14、請求項17、請求項20、請求項24、請求項29、請求項34、請求項35、請求項38若しくは請求項40記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項42】
R及びRがそれぞれ独立して、C1−3アルキル基(該C1−3アルキル基は、水酸基、メトキシ基、ハロゲン原子又はトリフルオロメトキシ基で任意に置換されていてもよい。)であるか、R及びRが一緒になって=Oを形成するか又は結合する炭素原子と一緒になってC3−8シクロアルキルである請求項41記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項43】
式(I)である請求項42記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項44】
式(II)である請求項42記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項45】
式(III)である請求項42記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項46】
Aの環構造が、ピロール環、フラン環、チオフェン環、チアゾール環、オキサゾール環、ピラゾール環、2−(1H)ピロン環、2−イミダゾロン環、ピリジン環、ピリダジン環、ピリミジン環、ピラジン環、2−ピリジノン環、4−ピリジノン環、3−ピリダジノン環、4−ピリダジノン環、2−ピリミジノン環、4−ピリミジノン環、ピラジン−2−オン環、ピラジン−2,3−ジオン環又はウラシル環である請求項43、請求項44及び請求項45記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項47】
Aの環構造が、ピリジン環、ピラジン環又は3−ピリダジノン環である請求項46記載の複素環ピラン化合物或いはその医薬的に許容される塩。
【請求項48】
請求項1〜47のいずれかに記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容され得る塩を有効成分として含有することを特徴とする医薬。
【請求項49】
請求項1〜47のいずれかに記載の複素環ピラン化合物又はその医薬的に許容され得る塩を有効成分として含有することを特徴とする不整脈治療薬。

【公開番号】特開2010−65029(P2010−65029A)
【公開日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−187845(P2009−187845)
【出願日】平成21年8月13日(2009.8.13)
【出願人】(000003986)日産化学工業株式会社 (510)
【Fターム(参考)】