説明

観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝の栽培方法。

【課題】 従来の霊芝とは外観が全く異なる白色ないし黄色鹿角を呈する観賞用霊芝の栽培方法の提供。
【解決手段】ハウジング内で行う霊芝の人工栽培において、広葉樹の切断原木に霊芝の菌糸を接種して密生させた後、前記切断原木をハウジング内の土壌に、その切断面が見える程度に埋め込むと共に、前記ハウジング内を、下記の(A)〜(C)の条件に保持して霊芝の子実体を生育させることを特徴とする観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝の栽培方法。
(A)埋め込みから発芽を経て、幼霊芝が変色し始めるまでは、ハウジングの上部を半透光性の物体で覆い、透光率が65〜85%になるようにすること。
(B)芽切り後、幼霊芝が茶褐色に変色する前に、ハウジングの上面を遮光性材質で密に覆い、気密性を高めると共に光を完全に遮断すること。
(C)前記ハウジング内のスペースの温度を25〜35℃、かつ湿度を90%以上に調節・保持すること。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、従来の霊芝、又は鹿角霊芝とは外観が異なる観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝の栽培方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、図1に示す形状の鹿角霊芝が知られている。この鹿角霊芝は傘が存在せず(開いていず)、白い頂部2を有しているが、菌柄3は褐色(以下褐色鹿角霊芝という)を呈している。
そして、褐色鹿角霊芝は、広葉樹の切断原木に霊芝(Ganoderma lucidum)の菌糸を接種して密生(蔓延)させた後、前記切断原木を、1〜2mの高さを有するハウジング内に、その切断面(木口)が見える程度に埋め(伏せ)込むと共に、前記ハウジング内を、下記の(A)及び(B)の条件に保持することによって、その子実体を生育させることができる。
(A)埋め(伏せ)込みから芽切り(発芽)後、幼霊芝が3cmほど成長し、その下部(菌柄)が茶褐色に変色し始めたら、ハウジングの上部を遮光すること。
(B)前記ハウジング内のスペースの温度を25〜30℃、かつ湿度を80〜90%程度に調節・保持すること。
【0003】
なお、薬用又は観賞用の霊芝及び鹿角霊芝の栽培方法に関しては、例えば、次の特許文献が公知である。
【特許文献1】特公昭57−39605
【特許文献2】特開平11−146728
【特許文献3】特開2006−25765
【特許文献4】特開2006−271298
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者等は、霊芝は栽培方法により形態及び色調が大幅に変化することから、種々の栽培方法(条件)について試験したところ、ハウジング内の遮光条件、温度、及び湿度を変えることにより、前記鹿角霊芝の菌柄を白色ないし黄色に変えることに成功し、一段と愛好家の鑑賞に耐え得る観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)を栽培することを可能にするに至った。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願発明は、下記の請求項1〜請求項12により構成されている。
請求項1: ハウジング内で行う霊芝(Ganoderma lucidum)の人工栽培において、広葉樹の切断原木に霊芝(Ganoderma lucidum)の菌糸を接種して密生(蔓延)させた後、前記切断原木をハウジング内の土壌に、その切断面(木口)が見える程度に埋め(伏せ)込むと共に、前記ハウジング内を、下記の(A)〜(C)の条件に保持して霊芝の子実体を生育させることを特徴とする観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
(A)埋め(伏せ)込みから芽切り(発芽)を経て、幼霊芝が変色し始めるまでは、ハウジングの上部を半透光性の物体で覆い、透光率が65〜85%になるようにすること。
(B)芽切り後、幼霊芝が茶褐色に変色する前に、ハウジングの上面を遮光性材質で密に覆い、気密性を高めると共に光を完全に遮断すること。
(C)前記ハウジング内のスペースの温度を25〜35℃、かつ湿度を90%以上に調節・保持すること。
請求項2: ハウジングを、周囲を囲む遮光性側板と開閉自在の遮光性天蓋(置き蓋)で形成した請求項1に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
請求項3: ハウジングの内部の高さを30〜65cm、より好ましくは35〜45cmとする請求項1、又は請求項2に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
請求項4: ハウジングの側板と天蓋に断熱材を使用する請求項2、又は請求項3に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
請求項5: 断熱材として、ベニヤ板に発泡スチロール又は押出し法ポリスチレンフォームを貼着したものを使用する請求項4に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
請求項6: スペースの温度調節・保持を天蓋の厚さを変えることにより行う請求項1〜請求項5に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
請求項7: スペースの湿度調節・保持を、ハウジング内への散水量と散水頻度で行う請求項1〜請求項6に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
請求項8: 広葉樹がクヌギ、ナラガシである請求項1に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
請求項9: 直径が15〜25cm、高さが10〜16cmの切断原木を使用する請求項1に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
請求項10: 埋め(伏せ)込む切断原木の間隔を7〜15cmとする請求項1に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
請求項11: ハウジング内の生育期間が50日以上、より好ましくは70日以上である請求項1〜請求項10に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
請求項12: 埋め(伏せ)込み時期が、5月中旬で収穫時期が7月中旬ないし8月中旬である請求項1〜請求項11に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
【発明の効果】
【0006】
本願発明に係る霊芝の栽培方法によれば、下記の特徴を有する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝を栽培することができるという効果を有する。
(a)全長(背丈)が25〜40cmで、分岐せず。
(b)先端部(菌傘に相当する部分)が白色
(c)菌柄が白色ないし黄色
(d)菌柄の直径がおよそ10.0mm(上部)〜20.0(下部)mm
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本願発明に用いる広葉樹は、クヌギ又はナラガシが優れているが、コナラ、ミズナラ、アベマキ、サクラ、ブナ、ニセアカシア等も十分使用可能である。
【0008】
本願発明において、広葉樹の切断原木に霊芝(Ganoderma lucidum)の菌糸を接種して密生(蔓延)させるには、既に公知の方法を使用することができるが、例えば特許第3553005号、又は特開2002−84884(両者共、本願発明者の発明)記載の方法を用いれば、一層簡便・確実である。
【0009】
広葉樹の切断原木は、直径15〜25cm、高さ10〜16cm程度の大きさのものを使用する。原木の寸法は、必ずしもこの大きさに限るものではないが、この範囲の原木が、作業上及び管理上好都合である。
【0010】
霊芝(Ganoderma lucidum)の菌糸を密生(蔓延)させた切断原木(株)を埋め(伏せ)込む土壌には、水捌けのよい山砂が適している。埋め込みはほぼ原木の高さまで行い、切断(木口)面の砂は払って除去するのがよい。
【0011】
埋め込む原木の左右の間隔は、7〜15cmの範囲がよい(1平方メートル当り9〜10本)。この範囲より狭くなると霊芝の成長が悪くなり、この範囲を超えると菌柄が黄色を超えて着色(褐色化)が進行し、又は着色(褐色化)するものが増える傾向にある。
【0012】
ハウジングの内部の高さを30〜65cm、より好ましくは35〜45cmとすることが好ましい。この範囲より低くすると、霊芝の成長が悪くなったり、霊芝が横に伸びて外観が悪くなる。
又この範囲を超えると、菌柄が黄色を超えて着色(褐色化)が進行し、又は着色(褐色化)するものが増える傾向にある。
原木と原木との間隔、及びハウジング内部の高さは、1本の原木から発生する霊芝が生育するスペース(容積)を決定するものであり、このスペースの大きさは霊芝の着色に敏感に影響する。
すなわち、スペースが増すと(大きすぎれば)着色が増加する。
数本の原木を使用して詳細に試験した結果では、ハウジング内の二酸化炭素濃度を0.1%、(通常の空気の濃度:0.03%)以上にすることにより菌柄の褐色化を防ぐことが可能となり、この二酸化炭素濃度のスペースを確保するためには、通気を制限し、前記(原木の)間隔と(ハウジング内部の)高さが最適であることが判明した。
【0013】
次に、ハウジングの構成例を示すと次のとおりである。
全体の構成を、周囲を箱状に囲む側板とその上部に被せる天蓋とし、その内部に高さ35〜45cmのスペースを確保する。側板と天蓋には、断熱材を貼着したものを使用し、完全に遮光・密閉可能とする。
使用する断熱材としては、例えば下記のボードを使用する。
内側:断熱材(発泡スチロール又は押出し法ポリスチレンフォーム(商品名:スタイロフォーム):9〜30mm)
外側:ベニヤ板(必要に応じて外側を遮光フィルムで被覆したもの):5〜10mm
【0014】
前記天蓋は、温度及び湿度の急激な変化を避け、かつ霊芝の生育により増加した二酸化炭素濃度を維持するために、通常3〜5日に1度散水する時以外は開閉しない。
又、通常、散水は夜行い、日中の天蓋の開閉は、直射日光の差込を防ぐため行わない。
【0015】
ハウジング内の温度を25〜35℃、湿度を90%以上、より好ましくは95%以上に保持することを要する。この条件は、例えば、天蓋の断熱材の厚さを変えること(温度が低く過ぎるときは薄くしてハウジング内へ太陽光の熱を取り込み、高過ぎるときは厚くして太陽光の熱を遮断する)及び散水の量と頻度を変えることにより満たすことができる。
【0016】
ハウジングを天蓋等で完全に遮光する時期は、幼霊芝が変色する寸前が好ましく、この時期は通常芽切り後5〜7日前後に訪れる。
【0017】
請求項1の(A)に使用する半透光性の物体(埋め込みから発芽を経て、幼霊芝が変色し始める期間、ハウジングの上部を覆うもの)とは、通常太陽光線を一部遮るシート状物体をいう。
又、本願発明の条件を達成するために使用される半透光性の物体としては、透光性のフィルム(シート)の上部に、その一部を覆う(例えば網状、簾状)シートを重ねても目的を達成することができる。
なお、天蓋で密閉する以前に、ハウジング内を、前記(A)の条件下に維持しないと、霊芝の変色が早まったり、霊芝の伸び(生育)が悪くなる。
【0018】
同一のスペース内で同時に大量(例えば100株以上)に栽培する場合は、露地栽培(太陽光照射)を行う。
このためには、5月中旬に、霊芝(Ganoderma lucidum)の菌糸を密生(蔓延)させた切断原木(株)を埋め(伏せ)こみ、7月中旬ないし8月初旬に収穫するのがよい。
この時期においては、前記スペース内は、散水を適宜行うこと、天蓋の断熱材の厚さを変えることにより、温度が25〜35℃、湿度が90%以上に保持される。
【実施例】
【0019】
長野県下伊那郡根羽村に、図2に示す霊芝栽培用のハウジング5を地面に設置した。ハウジングの仕様は次のとおりである。
大きさ(内部):710cm(縦)×150cm(横)×40cm(高さ)
側板5:ベニヤ板6(外側,7mm)に発泡スチロール7(内側,10mm)を貼着
天蓋9:ベニヤ板6(外側,7mm)に発泡スチロール7(内側,20mm)を貼着
地面の土(山砂)13:水はけのよい山砂を、地面の下へ約20cm敷いた。
【0020】
本願発明に係る観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法は、概ね次の経過をたどる。

原木準備→→種菌接種・培養→→伏せ込み→→置蓋(天蓋で被覆)→→生育→→収穫

(イ)原木準備
原木は、11月から2月にかけて伐採した。この原木の直径15cm〜25cm(平均19センチcm)の部分を、約13cmの長さに切断し、切断原木4とした。これらを袋詰めし、常圧殺菌釜にて約2時間半殺菌して用いた。
(ロ)種菌接種・培養
霊芝の種菌の切断原木4への接種及び培養は、概特許第3553005号の方法によった。
培養期間は120日〜150日、接種直後30日は、温度25℃〜27℃、湿度40〜60%に設定した簡易培養室にて培養し、30日を過ぎ十分に菌が蔓延した切断原木4から、自然環境(温度)にて管理した。
(ハ)伏せ込み(本伏せ)
前記ハウジング12内の山砂13へ、霊芝(Ganoderma lucidum)の菌糸を接種して密生(蔓延)させたクヌギの切断原木4を、その切断面(木口)が見える程度に埋め(伏せ)込んだ。切断原木4の相互の距離は、約10cmとした(5月中旬)。
(ニ)次に、ハウジング12の上部を透光性のシート(ポリエチレン)10と遮光ネット(黒色、簾状)11で覆い、透光率が65〜85%になるようにした。
(ホ)置蓋
霊芝は、伏せ込み後、10日前後で発芽(芽切り)した。その後約1週間後にハウジング12の上部を前記天蓋9で覆い、完全に遮光し、密閉した(なお、遮光と温度管理のため、天蓋9の上部を更に黒色のポリエチレンシート覆うこともある)。
天蓋9の開閉(散水)は、温度(30℃)と湿度(95%以上)を目安に、3〜5日に一度、夜間に行った。
(ヘ)生育
霊芝は順調に生育し、7月中旬には下記の特徴を有するものとなった。
(a)全長(背丈)が25〜40cmで、分岐せず。
(b)先端部(菌傘に相当する部分)が白色
(c)菌柄が白色ないし黄色
(d)菌柄の直径がおよそ10.0mm(上部)〜20.0(下部)mm
(ト)収穫
収穫は、8月上旬から中旬にかけて、菌柄が白色ないし黄色霊芝の生えている切断原木4を山砂13から取(堀)り出した。
【0021】
本願の栽培方法により得られる菌柄が白色ないし黄色霊芝は、用途が観賞用に限るものではなく、切断原木4から分離し、下記の形態で薬用及び健康サプリメント用として利用することができる。
(A)収穫した霊芝本体を乾燥した後、微粉末として利用する。
(B)収穫した霊芝を微粉砕して液体に懸濁して飲用に供する。
(C)霊芝の成分を抽出して利用する。
【0022】
又、本願の白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法は、農薬を全く使用しないで実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】鹿角霊芝の斜視図である。
【図2】鹿角霊芝栽培用のハウジングを示す斜視図である。
【図3】ハウジングの側板の構造、透光性のシート(ポリエチレン)、及び遮光ネットを説明する部分図である。
【図4】ハウジングを天蓋で被覆する状態を示す部分斜視図である。
【図5】天蓋の構造を示す正面図である
【図6】白色ないし黄色鹿角霊芝の生育状態を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
【0024】
1 鹿角霊芝
2 頂部
3 菌柄
4 切断原木
5 側板
6 ベニヤ板
7 発泡スチロール
8 添木
9 天蓋
10 透光性シート
11 遮光ネット
12 ハウジング
13 地面の土(山砂)
14 支柱

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジング内で行う霊芝(Ganoderma lucidum)の人工栽培において、広葉樹の切断原木に霊芝(Ganoderma lucidum)の菌糸を接種して密生(蔓延)させた後、前記切断原木をハウジング内の土壌に、その切断面(木口)が見える程度に埋め(伏せ)込むと共に、前記ハウジング内を、下記の(A)〜(C)の条件に保持して霊芝の子実体を生育させることを特徴とする観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
(A)埋め(伏せ)込みから芽切り(発芽)を経て、幼霊芝が変色し始めるまでは、ハウジングの上部を半透光性の物体で覆い、透光率が65〜85%になるようにすること。
(B)芽切り後、幼霊芝が茶褐色に変色する前に、ハウジングの上面を遮光性材質で密に覆い、気密性を高めると共に光を完全に遮断すること。
(C)前記ハウジング内のスペースの温度を25〜35℃、かつ湿度を90%以上に調節・保持すること。
【請求項2】
ハウジングを、周囲を囲む遮光性側板と開閉自在の遮光性天蓋(置き蓋)で形成した請求項1に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
【請求項3】
ハウジングの内部の高さを30〜65cm、より好ましくは35〜45cmとする請求項1、又は請求項2に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
【請求項4】
ハウジングの側板と天蓋に断熱材を使用する請求項2、又は請求項3に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
【請求項5】
断熱材として、ベニヤ板に発泡スチロール又は押出し法ポリスチレンフォームを貼着したものを使用する請求項4に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
【請求項6】
スペースの温度調節・保持を天蓋の厚さを変えることにより行う請求項1〜請求項5に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
【請求項7】
スペースの湿度調節・保持を、ハウジング内への散水量と散水頻度で行う請求項1〜請求項6に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
【請求項8】
広葉樹がクヌギ、ナラガシである請求項1に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
【請求項9】
直径が15〜25cm、高さが10〜16cmの切断原木を使用する請求項1に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
【請求項10】
埋め(伏せ)込む切断原木の間隔を7〜15cmとする請求項1に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
【請求項11】
ハウジング内の生育期間が50日以上、より好ましくは70日以上である請求項1〜請求項10に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。
【請求項12】
埋め(伏せ)込み時期が、5月中旬で収穫時期が7月中旬ないし8月中旬である請求項1〜請求項11に記載する観賞用白色ないし黄色鹿角霊芝(Ganoderma lucidum)の栽培方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−154463(P2008−154463A)
【公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−343664(P2006−343664)
【出願日】平成18年12月21日(2006.12.21)
【出願人】(506423534)株式会社キソテック (3)
【出願人】(500436891)
【出願人】(500003165)
【Fターム(参考)】