説明

記録装置及び画像読取装置

【課題】輸送等移動時に衝撃が加わるとキャリッジが暴れてしまい、装置が損傷する。
【解決手段】この装置は、装置に加わる衝撃力を利用してキャリッジ24の走査方向の位置を固定するキャリッジロック機構27を備える。このキャリッジロック機構27によるキャリッジロックは、キャリッジ走査によって自動的に解除できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、複写機、複合機などの画像読取部または画像記録部を有する装置の画像読取センサを搭載して走査するキャリッジ及び記録ヘッド搭載して走査するキャリッジに関する。
【背景技術】
【0002】
画像読取装置により、読み取った画像をパーソナルコンピュータに送信、保存、さらには編集する、パーソナルコンピュータで作成した文書、画像の記録装置による印刷することは職場、家庭においても一般的な作業となっている。また近年では画像読取装置と記録装置が一体化した画像読取記録装置が、本来有する利便性の高さと低価格競争で入手しやすくなった影響から普及が進んでいる。画像読取装置と記録装置が一体化した最大の特徴として、画像を簡単に複写することが可能である。FAX通信機能を設けることで、画像読取で読み取った画像を送信、受信画像を記録部で印刷することが可能な機種も製造されている。さらには各種カード型記録メディアを接続可能なカード型記録メディアコネクタを有し、カード型記録メディアに記録された画像を、パーソナルコンピュータを介さず直接記録画像として出力可能な機種もある。デジタルカメラと通信接続することで、デジタルカメラの記録画像を直接記録画像として出力可能など、利便性を高めた機種も製造されている。現在流通している機種は、特許文献1(特開2004-235831号公報)に示されているように、フラットベッドタイプのスキャナをインクジェットプリンタ等の記録装置の上に載せた形態が主流となっている。
【0003】
フラットベッドスキャナの内部には画像読取センサを搭載したキャリッジがガイド軸及びガイドレールに対して走査可能に設けられていて、画像読取時に走査する。
【0004】
このような走査体を設けたフラットベッドスキャナにおいては特許文献2(特開平10-004485号公報)に示すように、キャリッジロックを設けることが多い。
【0005】
最近の機種では図13及び図14に示すように、キャリッジロックボタン1028の裏側の突起部(不図示)がキャリッジの溝部10243に係合し、キャリッジの走査方向の位置を固定する構成となっている。キャリッジロックボタン1028による固定は製品の出荷物流時、使用者が製品を移動する時に使用する。キャリッジロックボタン1028による固定は、輸送等移動中に発生する衝撃によるフラットベッドスキャナ内部でのキャリッジの暴れを抑え、キャリッジ自体及びフラットベッドスキャナ内部の他部品が損傷することを防止している。
【0006】
また、インクジェット記録装置においてはインクジェット記録装置内にインクを吐出可能な記録ヘッドを搭載したキャリッジがガイド軸及びガイドレールに対して走査可能に設けられていて、画像記録時に走査する。インクジェット記録装置においても、フラットベッドスキャナ同様、キャリッジロック機構が設けられている。輸送等移動中に発生する衝撃によるインクジェット記録装置内部でのキャリッジの暴れを抑える。それにより、キャリッジ自体及びインクジェット記録装置内部の他部品の損傷、インクジェット記録ヘッドのインク吐出部の乾燥を防ぐためにインク吐出部を覆うキャップ部材からの脱落を防止している。フラットベッドスキャナ同様、キャリッジロック部材の突起部が、キャリッジに設けられた溝に係合して機能する構成となっている。但し、電源OFF動作時、モータ駆動により自動的にキャリッジロック部材がキャリッジに設けられた溝に係合して規制する方式が主流となっており、この点がフラットベッドスキャナと異なっている。インクジェット記録装置のキャリッジロック機構の目的が単に輸送等移動時の不具合防止にとどまらず、使用者が不用意に手動でキャリッジを移動させてしまうことによるインク吐出部の乾燥防止も目的としているためである。
【特許文献1】特開2004-235831号公報
【特許文献2】特開平10-004485号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、このような特許文献1及び2に開示されたような画像読取記録装置には、次のような課題が残されていた。
【0008】
画像読取装置の動作中に電源コードを引き抜く等、強制的に電源OFFを行なうと、キャリッジが所定位置に存在しないため、キャリッジロックボタンをロック側に移動してもロックがかからない。その結果、輸送等移動時に衝撃が加わるとキャリッジが暴れてしまうことになり、装置の損傷を防止することが不可能になる。記録装置も同様に、動作中に電源コードを引き抜く等、強制的に電源OFFが行われた場合、駆動モータによりキャリッジを所定位置に移動してキャリッジの溝にキャリッジロック部材の突起を係合するという終了動作が実行されないため、ロックがかからない。よって、輸送等移動時に衝撃が加わるとキャリッジが暴れてしまうことになり、装置の損傷を防止することが不可能になる。
【0009】
また、画像読取装置において、キャリッジロックボタンを操作しないと画像読取りセンサを搭載したキャリッジは規制されたままとなり、画像読取装置は機能しない。画像読取装置にキャリッジロックが存在することが、使用者に認識されにくい傾向が有り、操作忘れによる故障との勘違いが多い。
【0010】
そこで本発明の目的は、上記のような課題のいずれか一つを解決できる装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、画像読取センサや記録ヘッドを搭載したキャリッジを走査することにより、原稿画像の読取りや画像の記録を行う装置において、当該装置に加わる衝撃力を利用してキャリッジの走査方向の位置を固定するロック手段を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、輸送等移動時に衝撃があるとキャリッジが自動的に固定されるので、装置の損傷を防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。また、参照番号にアルファベットを添えた符号は、アルファベットを添えていない番号のみの部位を構成する下位の部位を示すものである。
【0014】
図1は本発明の一実施形態に係る画像読取装置の斜視図であり、図2は図1の画像読取装置の原稿圧板部を開放した図である。図1、図2及び図3において、画像読取装置は、パネル部1、スキャナ部2、記録部3、電気基板部(不図示)及びカードスロット部4を備えている。なお、本実施形態に係る画像読取装置は、記録部を有することから、画像読取記録装置と称することもできる。
【0015】
まず、スキャナ部2について説明する。
【0016】
図2において、原稿は原稿台であるガラス23の上面に裏向きにセットされる。ガラス23はカバー125によりスキャナフレーム120(図3または図4参照)に上から抑えて組み付けられている。ガラス23上の原稿の浮きを抑えるための原稿圧板部6にはスポンジフレームユニット68が取り付けられている。
【0017】
図4は図2のスキャナ部2においてガラス23及びカバー125を外してスキャナ内部の構造がわかるようにした図である。図4において、スキャナ部2のCCD読取キャリッジ24は、図示の左端の位置から図示の右端の位置のまでの間でスキャン移動可能に案内支持されている。スキャナ部2の内部構成部品は、すべてがスキャナフレーム120に取り付けられている。原稿画像を読取る読取手段であるCCD読取キャリッジ24は、軸25とレール121に沿って案内されて往復移動する。また、CCD読取キャリッジ24は、駆動モータ122を駆動源として、駆動ギア部123で減速され、タイミングベルト26を介して駆動される。タイミングベルト26は駆動ギア部123の反対側に配設されたプーリ126に掛けられている。こうして、コピーするとき、あるいはPCからの指令でスキャン動作をするときに、CCD読取キャリッジ24が矢印Aの方向に駆動され、これに同期してガラス23を介して原稿の画像が読取られる。
【0018】
次に、記録部3について説明する。図5は記録部3を示す斜視図であり、符号301は積載された記録シートを1枚ずつ分離して送り出すシート自動給送装置を指し示す。符号302はシート搬送ローラ、符号303はピンチローラを指し示す。シート自動給送装置301から1枚ずつ分離給送されたシートはシート搬送ローラ302とピンチローラ303に挟持され、プラテン304に送り込まれる。さらに符号305は排紙ローラを指し示し、記録シートは排紙ローラ305と拍車(不図示)に挟持されて記録装置外に排出される。符号306は記録ヘッド、符号307はインクタンク、符号308はキャリッジ、符号309はガイドシャフト、符号310はガイドレール、符号311は駆動ベルトを指し示す。
【0019】
シートSがプラテン304上を通過する時、キャリッジ308がキャリッジモータにより駆動ベルト311を介して、走査方向の駆動力を伝達される。そのとき、ガイドシャフト309およびガイドレール310にガイドされて、走査方向に往復動作し、搭載された記録ヘッド306から、記録信号に従ってインクがシートSに吐出されることによって、記録が行われる。
【0020】
なお、本実施形態では、記録部3における記録手段として、吐出口から記録媒体(記録紙)へインクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドを使用する場合を例に挙げている。このようなインクジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギーとして熱を発生する手段を備え、熱によりインクの状態変化を生起させる方式のものは、記録の高密度化及び高精細化が達成できる点で好ましい。その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示されている基本的な原理を用いるものが好ましい。熱エネルギー発生手段としては例えば電気熱変換体やレーザ発生素子等がある。
【0021】
図3はスキャナ部2をダンパーユニット7で記録部3に対して開放した状態を示す斜視図である。
【0022】
図3では、不図示のスキャナ部開放検知手段によりスキャナ部2が開放した情報が電気信号としてCPUに送られ、キャリッジ308(図7参照)がキャリッジモータの駆動により記録部3中央のインクタンク交換位置に移動した状態となっている。この状態で、作業者はインクタンクの交換作業が可能である。
【0023】
次に、スキャナ部2のCCD読取キャリッジ24の走査位置を固定するロック手段について説明する。
【0024】
図6は、図4の状態からCCD読取キャリッジ24を左端に移動させた図であり、スキャナ中央にキャリッジロック機構27が設けられていることを示す。図7、図9、図10は図6のキャリッジロック機構27を拡大した図であり、キャリッジロック機構27の動作を示す。
【0025】
図7において、符号271はスライドプレート、符号272はロックレバー、符号273はロックレバーローラ、符号274はリリーススプリングを示している。スライドプレート271はスキャナフレーム120(図6)のボス1202,1203に長穴2712,2713でスライド可能に支持されている。このスライドプレート271は重量を必要とするため鉄等の金属製としている。
【0026】
ロックレバー272はスライドプレート271のボス2714を中心に回転可能に支持されている。スライドプレート272にはタイミングベルト26の歯型に対応した歯形を有する歯型ブロック2711が設けられている。ロックレバー272にはタイミングベルト26を挟んで、歯型ブロック2711と対向するようにプレス部材2721が設けられている。プレス部材2721は通常リリーススプリング274によりタイミングベルト26から離れる方向に引っ張られており、図7のように、歯型ブロック2711とプレス部材2721はタイミングベルト26から離れた状態になっている。
【0027】
また、スキャナフレーム120にはロックカム1201が一体的に設けられており、通常ロックレバーローラ273がロックカム1201中央の凹部に位置している。通常の使用状態ではリリーススプリング274の作用で、凹部からキャリッジ走査方向への移動はしない。
【0028】
図8はキャリッジロック機構27を図6の右方から見た右側面断面図である。タイミングベルト26は、CCD読取キャリッジ24のベルト係止部242による係止領域と、キャリッジロック機構27の歯型ブロック2711、プレス部材2721による挟み込み領域の両方が重ならないように上下方向に幅を持たせている。
【0029】
次に図9、図10を用いてキャリッジロック機構27の動作について説明する。
【0030】
図9において、R方向からスキャナ部2に衝撃が作用するとスライドプレート272がA方向に移動し、ロックカム1201に沿ってロックレバーローラ273が移動する。このとき、ロックレバー272はリリーススプリング274に逆らって、ボス2714を中心に回転する。同時にロックレバー272に設けられたプレス部材2721がタイミングベルト26を歯型ブロック2711に押し付けることとなり、タイミングベルト26と歯型ブロック2711の歯が噛み合ってタイミングベルト26が固定される。したがって、CCD読取キャリッジ24も位置固定される。
【0031】
ここで、CCD読取キャリッジ24が固定されるまでに必要なスライドプレート272の移動量は、CCD読取キャリッジ24の走査領域の端部からスキャナフレーム120の側壁に衝突するまでの距離より小さく設定している。従って、電源を切断された時のCCD読取キャリッジ24の位置によらず、衝撃作用時にCCD読取キャリッジ24がスキャナフレーム120の側壁に衝突することは無い。
【0032】
さらに安全性を高めるためには、工場出荷時設定あるいは、電源OFF時のCCD読取キャリッジの停止位置設定を図4に示すような装置中央とし、側壁からの距離を最大とすることも効果的である。
【0033】
次に、CCD読取キャリッジ24が固定された状態からの復帰について説明する。図9においてCCD読取キャリッジ24をB方向に移動させる駆動を作用すると、タイミングベルト26と噛み合っている歯形ブロック2711、さらにはスライドプレート272がB方向に移動する。すると、リリーススプリング274の力によりロックレバーローラ273がロックカム1201の凹部に入り込み、歯型ブロック2711、タイミングベルト26、プレス部材2721の当接は解除され、CCD読取キャリッジ24の固定も解除される。
【0034】
以上はR方向からの衝撃力を受けた場合について説明したが、図10に示すように、L方向からスキャナ部2に衝撃が作用したときは、スライドプレート272がC方向に移動し、R方向からの衝撃時と同様にCCD読取キャリッジ24が固定される。そして、CCD読取キャリッジ24をD方向に移動させる駆動を作用すると、CCD読取キャリッジ24の固定は自動的に解除される。これらの動作は図9で示した動作と向きが異なるだけの動作なので、省略する。
【0035】
また本装置には、図5に示されるような記録部3においてキャリッジ308の後方にスキャナ部2のキャリッジロック機構27と同様の機構が設けられており(不図示)、図9、図10で示した同様の動作で、キャリッジ308の固定、解除を可能としている。
【0036】
次に、キャリッジロック解除のタイミングについて説明する。
【0037】
電源投入時の装置制御プログラムの最初に、図11のフローチャートに示すキャリッジロック解除シーケンスを設けることで、装置がどのような状態でも、確実にキャリッジロックが解除される。
【0038】
また、記録部3においては、従来から設けられているキャリッジロックとの併用も可能である。前回電源OFF時の状態を内蔵メモリーに記憶可能で、かつ従来から設けられているキャリッジロックと併用する装置では、前回電源OFF時に正常終了していれば、従来から設けられているキャリッジロックにキャリッジが保持されている。このことから図12のフローチャートに示すようにすると、キャリッジロック解除動作の無駄を避けることが可能になる。
【0039】
以上説明した実施形態におけるキャリッジ24または308のロック手段の効果を説明する。
【0040】
上記のようにキャリッジロック機構27は、装置に加わる衝撃力を利用してキャリッジの走査方向の位置を固定するロック手段と、このキャリッジロックをキャリッジ走査によって自動的に解除するロック解除手段とを含む。
【0041】
この構成により、装置の動作中に電源コードを引き抜く等、強制的に電源OFFを行なっても、輸送等移動時に衝撃が加わるとキャリッジの位置が自動的に固定され、キャリッジが暴れてしまうことが無い。これにより装置の損傷を防止できる。
【0042】
また、キャリッジ走査でキャリッジロックを自動で解除する手段を有するので、キャリッジロックボタンを操作する必要がなくなり、使用者に存在を認識されにくいキャリッジロックボタンの操作忘れによる故障との勘違いが解消される。
【0043】
また、輸送中の衝撃でキャリッジ位置が固定されてしまった後の画像読取装置使用時にも、全く使用者を煩わせることが無い。
【0044】
以上本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明は図面に示された構造、形に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に適宜変更を加えられることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像読取記録装置の斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る画像読取記録装置の原稿圧板部の開放状態の斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る画像読取記録装置のスキャナ部開放状態の斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る画像読取記録装置のスキャナ部の内部平面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る画像読取記録装置の記録部の斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るキャリッジロック機構を有するスキャナ部の内部平面図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るキャリッジロック機構の詳細図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るキャリッジロック機構の右側面からみた断面図である。
【図9】本発明の一実施形態に係るキャリッジロック機構の動作説明図である。
【図10】本発明の一実施形態に係るキャリッジロック機構の動作説明図である。
【図11】本発明の一実施形態に係るキャリッジロック機構の解除制御フローチャートである。
【図12】本発明の一実施形態に係るキャリッジロック機構の解除制御フローチャートである。
【図13】従来例に係る画像読取記録装置のスキャナ部の斜視図である。
【図14】従来例に係る画像読取記録装置のスキャナ部の開放状態の斜視図である。
【符号の説明】
【0046】
24 CCD読取キャリッジ
26 タイミングベルト
27 キャリッジロック機構
271 スライドプレート
272 ロックレバー
274 リリーススプリング
1201 ロックカム
2711 歯型ブロック
2721 プレス部材
273 ロックレバーローラ
308 記録部のキャリッジ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像読取センサを搭載したキャリッジを走査することにより原稿画像を読取る画像読取装置において、
画像読取装置に加わる衝撃力を利用してキャリッジの走査方向の位置を固定するロック手段を備えたことを特徴とする画像読取装置。
【請求項2】
前記キャリッジの走査方向の位置固定を自動で解除するロック解除手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
記録ヘッドを搭載したキャリッジを走査することで画像を記録する記録装置において、記録装置に加わる衝撃を利用してキャリッジの走査方向の位置を固定するロック手段を備えたことを特徴とする記録装置。
【請求項4】
前記キャリッジの走査方向の位置固定を自動で解除するロック解除手段を有することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2009−200720(P2009−200720A)
【公開日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−39053(P2008−39053)
【出願日】平成20年2月20日(2008.2.20)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】