説明

調理レンジ

【課題】 レンジに関する装置
【解決手段】 調理レンジにおけて、加減圧に関する機構の構造、構成を為す事による加減圧の機能の制御、調整する加減圧の圧力調整手段或いは圧力制御手段を備えている調理レンジ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電子レンジ・オープンレンジその他のレンジ、その他種々の調理装置(調理レンジ)加熱装置、レンジに関する。本発明は食品又は食材を煮炊きしたり、焼いたり、蒸したり、或いはそれらの調理加工により味付けを浸透させたりすることが出来る調理レンジに適用する事が出来る
【背景技術】
【0002】
従来の調理レンジでは、単なる調理時間の表示や単なる料理時間の設定等が、行われるのみであった。ここで、特許文献1には、加減圧機能を有する調理レンジが開示されている。又、此処で、特許文献2には、段階的に上昇する圧力のみの加熱装置が開示されている。又、此処で、特許文献3・特許文献4には、圧力容器の圧力のみに関するもので安全弁・2個以上の圧力弁を設けたものが開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開昭62−213715号公報
【特許文献2】特開昭59−170624号公報
【特許文献3】実開昭60−138103号公報
【特許文献4】実開昭63−160724号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って従来の調理レンジは、上記記載の設定のみの調理レンジであるので、圧力の加圧・減圧・加減圧は行われていない為それに対する表示又は調整又は安全に依る対策は為されていなかったのが実状である。また、特許文献1に記載の調理レンジは、便利性や安全性の点で改善する余地がある。また、特許文献2に記載の加熱装置は、圧力の加圧のみで、減圧・加減圧は行われていない従って便利性や安全性の点で改善する余地がある。 また、特許文献3、特許文献4に記載の加圧調理用容器類は、圧力の減圧・加減圧は行われていない容器であり、該容器は調理レンジ外で使用するように構成されている為、まして調理レンジ内で使用することは不可能である。従って便利性や安全性の点で改善する余地がある。
【0005】
本発明は、以上の実状に鑑みて、種々の調理装置(調理レンジ)に適用でき、且つ、その利便性向上を図ったり、又安全性向上を図る、又は使用する器と調理レンジとの関わりのことに於ける利便性向上又安全性向上を図るによって、より使い勝手のよくすることができる調理レンジを得ることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成すべく、
請求項1に記載された発明では、
加減圧の機能又は手段を持った、加減圧力鍋を加減圧調理レンジ内に設け、食品を煮炊きするとき、加減圧力鍋内を加圧・減圧・又は加減圧の調整・制御、又は、経時的なオンオフ機能及び/又は調整・制御、又は、多段圧力機能及び/又は調整・制御を行う手段を有した調理レンジ。
【0007】
請求項2に記載された発明では、
調理部内にて 加熱調理を行う機能を有する調理装置と該調理部内を加減圧する加減圧手段を備えた調理レンジにおいて、該加減圧調理レンジに関与して使用する、該加減圧鍋・加減圧釜・又は加減圧容器類の調理部内にて、食材・食品を、調理・加工・又は煮炊きする時、早く・美味しく・又は安全に、調理・加工・煮炊きを行える該コントロ−ル調整・制御を為す、構造・作用・機能・仕法・手段或いは該装置を設け、又は、該加減圧調理レンジ及び該加減圧鍋・加減圧釜・又は加減圧容器類の効果が相乗的に得ることが出来る、調理レンジ。
【0008】
請求項3に記載された発明では、
調理レンジに屈折迂回部分、凹凸部分、分岐部分、抵抗体、補助室、弁、安全弁、管体、枝構成体、分散構造体、安全装置、圧力の道の制御・調整を行う装置、圧力の分配を行う装置、圧への抵抗を行う装置、圧の一定値維持を行う装置、圧の流動導の太細・直進・迂回機構装置、多段圧力制御・調整装置、経時的オンオフ制御・調整装置、又は蒸気・圧の発生流動の流動導装置等の上記何れか1つ又は複数の部分・構成体・構造体・或いは装置の該手段を設けて、該圧力調整・制御する、又は、圧力変動を行う該手段或いは該機構を設けた請求項1乃至2項記載の調理レンジ。
【0009】
請求項4に記載された発明では、
調理部内にて 加熱調理を行う機能を有する調理装置と該調理部内を加減圧する加減圧手段を備えた調理レンジにおいて、前記調理部の加熱調理状態及び/又は状況に関する情報及び/又は管理及び/又は安全を計る該手段、又は、前記調理部内の加圧及び/又は減圧の状態及び/又は状況に関する情報及び/又は管理及び/又は安全を計る該手段、又は、調理部内を加・減・圧する該機能・作動の方法・及び/又はあり方を為す該手段、又は、メロディ音・ベル音・ラッパ音・ブザー音・香料・匂い・指針・絵・文字・或いは数字にて表示・報知する該手段、又は、光・或いは光輝の発生により表示・報知する該手段、又は、液晶・或いはデジタル手法で表示・報知する該手段、の少なくても何れか1つ又は複数の該手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3項記載の調理レンジ。
【0010】
従来の調理レンジ及び圧力鍋など、単体の開発がされてきたがそれぞれの利点即ち、圧力の変化、温度の変化のみで、温度と圧力の変化を行う組み合わせて行うものは無かった。即ち、外部レンジにて圧力、加熱を行い、レンジの内部の釜には安全弁を設け温度、圧力、を間接的に検知する装置を設け、外部レンジより、分岐通路 、抵抗体、弁、屈折迂回部分、又は補助室等を設け、水蒸気の吹き出し・ふきこぼれを無くし、加熱、圧力の調整し釜内部を圧力、温度を制御して、調理し、食材を美味に加工すれば、釜の利点である取り扱い及び後始末、洗浄の便利さが発揮され従来の無い便利な調理器が作れる。
ここで、本発明は、新しく容器類の内部に加圧・減圧の断続、又は停止、又は加減圧の変化又それ等の制御・調整を行う等々が及ぼすように、新しく容器類を構成・製作して新しく容器類の内部を加圧・減圧・加減圧を行う加減圧鍋は、加減圧鍋・加減圧釜・又は加減圧容器類等全ての加減圧器類を指すものです。
【0011】
又、レンジは、容器類でないので、液状の食材又はふきこぼれ生じる食材等多種類の異なる種々の料理を行うことが出来ない欠点がある。そこで、ここで、本発明の該加減圧鍋・加減圧釜・又は加減圧容器類等をレンジ内に関与設定し、加減圧容器類等の調理内を加減圧行って煮炊きをする。前記欠点を補う特徴有した発明である。
【0012】
ここで、本発明の調理レンジは、調理部内にて 加熱調理を行う機能を有する調理装置と該調理部内を加減圧する加減圧手段を備えた調理レンジにおいて、該調理レンジに、鍋・釜・又は容器類を使用して、食材・食品を調理・又は煮炊きするとき、上記記載の加減圧する該加減圧手段は、加圧・減圧・加圧減圧の断続・停止又は加圧減圧の変化等を為す事が出来る作用・機能・構造・仕法・又は手段を備え、制御・調整を行うことが出来る該手段を有する。
【0013】
又は、上記該加減圧調理レンジ内で使用する鍋・釜・又は容器類において、該加減圧調理レンジに関与して、使用する上記記載の鍋・釜・又は容器類は、加減圧鍋・加減圧釜・又は加減圧容器類となり得る構造・作用・機能・仕法・又は手段を備え、調理・加工・又は煮炊きを行う事が出来る該手段を有する。又は、該加減圧鍋・加減圧釜・又は加減圧容器類の調理部内にて、食材・食品を、調理・加工・又は煮炊きする時、早く・美味しく・又は安全に調理・加工・又は煮炊きを行える構造・作用・機能・仕法・又は手段を備え食材・食品を、早く・美味しく・安全に・又はコントロ−ル調整・制御を行い、調理・加工・又は煮炊きすることが出来る該手段を有する。
【0014】
又は、該加減圧調理レンジ及び該加減圧鍋・加減圧釜・又は加減圧容器類は、(関与し、相互に於いて、)該加減圧調理レンジ及び該加減圧鍋・加減圧釜・又は加減圧容器類の効果が相乗的に得ることも出来る該手段を有する。尚、ここの調理レンジにおける、加圧・減圧・加圧減圧の断続・停止は、経時的オンオフの機能を持って行う事も可能である。
【0015】
又、ここの調理レンジにおける、加圧・減圧・加圧減圧の変化は、多段圧力制御調整にて行う事も可能である。
【0016】
ここで、本発明の調理レンジは、該事項の仕法・構成・構造・又は作用する該手段を備え、其の手段は種々の調理装置(調理レンジ)に適用でき、且つ、その利便性向上を図ったり、安全性向上を図ることによって、より使い勝手のよくすることができる調理レンジである。加減圧力鍋・釜・又は容器類を加減圧調理レンジに関与・関係・又は使用して、加減圧力鍋・釜・又は容器類内の食材・食品をより早く且つ美味しく及び安全に煮炊き・調理するとき、加減圧調理レンジ及び加減圧力鍋の効果が相乗的に得られる手段を備えている。
【0017】
又、加減圧調理レンジは加減圧力鍋等内との関係においても、その作用・機能・構成・構造は、上記事項を良好且つ相乗的にする手段を備えている所の加減圧する加減圧装置を有した調理レンジである。又、加減圧力鍋は、加減圧力鍋内と加減圧調理レンジとの関係においても、良好且つ効果が相乗的に得られる手段を備えて、両者共に関係、関与を持って成立させて為る加減圧力鍋となる構造・構成の調理レンジ内の加減圧力鍋である。依って、調理レンジの加減圧する加減圧機構・構造・機能・作用又は装置は、加減圧力鍋・加減圧力鍋内との関係・関与を持って該使用した時、上記加減圧する加減圧機構・構造・機能・作用又は装置は加減圧力鍋・釜・又は容器類と共に共通する・同通する・又は共存する該部品・機構・構造・機能・作用又は装置となり得るを備えた調理レンジ及び鍋・容器等である。該加減圧調理レンジに該加減圧力鍋を使用する事により、加減圧力鍋内の食材・食品をより早く且つ美味しく及び安全に煮炊き・調理出来る構成・機能・構造・又は仕法となる手段をも備えている。
【0018】
ここで、本発明の調理レンジは、スプリング・輪道部分・重ね機構体・又は回り構造体を設ける事もできる、吸排出口・前記吸排出口より続く枠箱の補助室・前記枠箱の補助室に設けた別口の吸排出口・前記吸排出口或いは別口の吸排出口に関与して前記枠箱の補助室の中に収容された抵抗体・又は弁を有し前記圧力の制御又は調整を行う機構体・構成・構造を設ける事もできる。
【0019】
ここで、本発明の調理レンジは、吸排出口に、連結、関与、設置又は接・合し、該機構は 重ね切込み線、中央に弾力を持つ切り穴、 玉体、舌体、輪体、弁体、スプリング、スプリング状の管、複数の穴を有する管、観音開き弁、単数の枝・複数の枝を有する管、屈折迂回した管、又は凸凹を設けた管等の種々の部品、機構・構成を設ける事もできる、
ここで、本発明の調理レンジは、レンジに接する加減圧の吸排出口を設けて、この吸排出口をスプリングを設置した弁、又はスプリングを関与した抵抗体を、接・合、関与して加圧・減圧又は加減圧の制御、調整を行う手段を有する事もできる。
【0020】
ここで、本発明の調理レンジは、調理部内と関与して設けた吸排出口に弁・又は抵抗体を設けて、該弁・又は抵抗体は、レールに関与して移動し、又は巻取りワイヤー・又はスプリングに関与して移動・又は作動する手段にて移動・設置・調節・又は作動を行う該手段を有して加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行う事の該手段を設ける事もできる。
【0021】
ここで、本発明の調理レンジは、前記請求項における調理部内の圧力制御・調整を行う機能として用いる部品・機構・構造・又は構成を安全弁として用いる手段を有する安全装置、又は前記調理内部の加圧・又は減圧の値が一定値を越えたとき、遮断部の離脱・又は解放する手段を有する安全装置、又は扉開き構造の該部品を用いる手段を有する安全装置、又は前記調理内部の加圧・又は減圧の値が一定値を越えたとき止め栓構造の部品を備え該止め栓が飛び或いは外れてなる手段を有する安全装置、又は加圧・減圧又は加減圧の安全値を設定し、前記加圧・減圧又は加減圧の値が一定値に達したとき安全スイッチが働く手段を有する安全装置 等の手段を設ける事もできる。
【0022】
ここで、本発明の調理レンジは、前記調理部内を多段圧力による多段圧力制御・調整を行う該手段、又は経時的なオンオフ制御を行う該手段、又は加圧状態と大気開放状態との間で圧力制御・調整する該手段を設ける事もできる。
【0023】
ここで、本発明の調理レンジは、前記調理部内を加圧状態と減圧状態との間で圧力制御・調整し、これにより結果的に加減圧を行うと共に、ポンプを用いることなく圧力変動させるようにしたことを特徴とする構成・機構・構造・又は該手段を設ける事もできる。
【0024】
ここで、本発明の調理レンジは、前記調理部内を経時的なオンオフ制御により圧力制御・調整し、これにより結果的に加減圧を行うと共に、ポンプを用いることなく圧力変動させるようにしたことを特徴とする構成・機構・構造・又は該手段を設ける事もできる。
【0025】
ここで、本発明の調理レンジは、前記調理部内を加圧状態と大気開放状態との間で圧力制御・調整し、これにより結果的に加減圧を行うと共に、ポンプを用いることなく圧力変動させるようにしたことを特徴とする構成・機構・構造・又は該手段を設ける事もできる。
【0026】
ここで、本発明の調理レンジは、前記調理部内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記調理部内の温度を検出する温度検出手段と、これら圧力検出手段及び温度検出手段によって検出された圧力或いは温度に係る情報・管理を報知する該手段を設ける事もできる。
【0027】
ここで、本発明の調理レンジは、加熱調理手段と、加減圧手段と、調理部内の調理或いは機能或いは作用の仕法を行う(適切・適当・調節・調整・制御又は安全な)手段とより構成することもできる。この場合、調理とは、煮る・炊く・焼く・蒸す・蒸らす・味付けする、又は味を浸透させる等の調理加工のことを言う。
【0028】
記調理レンジは、更に、加減圧する状況或いは状態に関する情報を表示する手段と、調理部内を加減圧する機能・作動の状況・状態に関する情報を表示する手段と、調理内を加減圧する機能・作動の方法・あり方を実行する手段とを備える構成とすることもできる。また、調理レンジは、上記何れかの手段を、メロデー・ベル・ラッパ・ブザ−・指針・絵・文字・数字・香料にて表示或いは報知する手段、又は液晶或いはデジタル手法で表示或いは報知する手段を備える構成とすることもできる。
【0029】
尚、上記調理レンジにおいて、例えば、前記各情報を表示する手段によって情報を報知する場合には、各種の情報を掲載することが可能となり、メロデ−によって報知する場合には、直感的に情報を使用者に判らせることが可能となり得る。また、例えば、前記調理部内を加圧・減圧・又は加減圧する手段と、調理部内にて煮る・炊く・焼く・蒸す・蒸らす・味付けする又は味を浸透を行う手段とを備える調理レンジにおいて、前記調理部内の情報を表示・報知する手段として、メロデ−を奏でたり、ラッパを鳴らしたり、ベル又はブザ−等の音を発生させることにより表示を行い又は報知する手段を採用しても良い。また、調理部内を加圧・減圧・又は加減圧する手段を有する調理レンジの調理部内において加熱調理を行う際、前記記載の各報知手段等を介して、適応・適切な加熱調理を行うための制御・調整をする事が出来、危険防止・安全運転・美味なる料理とするための加熱調理を行うことが出来る。なお、調理部内の状態情報を報知したり表示したりする場合、調理部内の情報を感知して、その感知した情報を報知するようにしても良い。
【0030】
ここで、本発明の調理レンジは、例えば、調理レンジの調理部内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記調理部内の温度を検出する温度検出手段と、これら圧力検出手段及び温度検出手段に依って検出された圧力及び温度に係わる情報を報知する報知手段とを備えるよう構成することもできる。このように構成されたレンジに依れば、圧力変化のみならず、温度変化により、加減圧手段等の機能や動作の調整制御を行うことが出来る。また、これらの圧力や温度を報知することもできることから、調理に係わる、より適切な情報や、加減圧手段等の機能若しくは動作処理の方法等を使用者に提供する事が出来、その利便性が高くなって、使い勝手が良くなる。
【0031】
また、本発明の調理レンジは、例えば、経時的なオンオフ制御を行う手段、多段圧力制御・調整を行う手段、又は、加圧状態と大気開放状態との間で圧力調整する手段のいずれかの手段を備えることもできる。このように構成された調理レンジに依れば、加圧状態と減圧状態との間での圧力調整によって結果的に加減圧を行うことが出来る。其の結果、減圧用ポンプを用いることなく簡易な構成によって圧力変動をさせることが出来る。しかも、加減圧ポンプを用いた場合と同様な良好な調理の仕上がりを期待させることが出来る。また、多段圧力制御・調整の方法を用いて、調理部内を一定圧、一定値に保つことが出来る。なお、この場合、加圧或いは加減圧を行う場合に、調理部内を単純に一定値に加圧するものに限らず、その加圧状態での圧力値を変化させたり、調理部内を所定の圧力に保持したり、調理部内の圧力を調理過程に応じて特異な変動をさせたりすることが可能となり、利便性が高くなって使い勝手がよくなると共に、調理の良好な仕上がりを期待させることが出来る。
【0032】
また、本発明の調理レンジは、例えば、風発生機構を備えるよう構成することもできる。この場合、風の発生有無、風の強弱、風の量の多少又は風の域の作用区分に関する運転を行う手段を備えることもできる。又は、調理部内の圧力変化、区別変化、区分変化、又は状態変化を行う手段を備えることもできる。又は、上記何れかの手段の調整・制御を行う手段を備えることもできる。又は調理レンジの圧力変化、区別変化、区分変化、又は状態変化を行う機構・機能の調整・制御を行う手段や、該機構・機能の指示・方法や作動・作用を行う手段を備えることもできる。この場合、例えば、風による機能を利用して、調理部内を加減圧することもできる。例えば、風の冷却機能による熱のコントロ−ルを行い、加減圧の際の圧力の変化作用(加減圧の圧力制御・調整)を為し得ることが可能である。従って、これにより、安全、危険回避、安定性の機能を有する調理レンジとすることも出来る。
【0033】
本発明に係る調理レンジは、例えば加熱調理を行う機能を有する調理レンジ内の容器を、前記調理レンジに関与して設けることにより加圧、減圧、または加減圧容器とするための手段を備えることもできる。この場合、前記容器が加圧、減圧、または加減圧容器となる。又、調理レンジに関与して設けた前記加圧、減圧、加減圧容器内の加圧、減圧、または加減圧の圧力調整や圧力制御を行う手段を当該加圧、減圧、加減圧容器に備えることもできる。又は、上記調理レンジにそのような圧力調整や圧力制御手段を備えても良い。調理レンジ内における前記容器は、前記加圧、減圧、加減圧容器とするための手段を用いることにより、その機能を発揮し、其の構造により加圧、減圧、加減圧を行い、あるいは、圧力の調整制御を行う。よって、両者(調理レンジ及び容器)は、相互、交互、扶助の関係、或いは共有、共通の機能、機構を共に持って成り立っている。ここで、調理レンジ内の「容器」または「加減圧容器」とは、蓋無し容器、圧力容器、蓋体付容器、蓋体付圧力容器をも含んだ器の全般を指す。従って、鍋、釜、フライパン、食器等種々の器をも含まれる。また、「加圧、減圧、加減圧容器」とは、調理材料(食品、食材)を投入可能な容器を有し、その容器に蓋をするための蓋体を有する。例えば、調理レンジの扉を蓋体とし、前記容器の開放部をその扉(蓋体)により閉じることもできる。
【0034】
又、上記調理レンジ、調理レンジの「調理部内」とは、前記調理レンジに関与して設けた加圧、減圧、加減圧容器の調理部内、若しくは、調理レンジの調理部内の全体をいう場合もある。又、例えば、加熱調理を行う機能を有する調理レンジにおいて、加熱調理を行う機能を有する調理レンジにおいて、調理レンジの調理部内の容器は、レンジ機能に関与して、加減圧容器、圧力容器、蓋体付加減圧力容器、蓋体付圧力容器とすることが出来る。なお、「関与」とは、関連、添着、係合、係着、連通、等等の意味をも含む。また、前記容器を、加減圧容器類等に変化機能させる構造とする為の、加圧、減圧、加減圧手段の構造、機能を、前記容器側または前記容器蓋体に設置することができる。又は、前記加圧、減圧、加減圧手段をレンジ側に備える事も出来る。このように構成された調理レンジや前記容器によれば、圧力調整手段を備えたことにより調理部内(上記種々の容器類等の器内をも含む)の圧力調整を自在に行う事が可能となる。しかも、比較的簡易な手段で圧力調整手段を構成する事が出来る。これより、調理レンジや容器のユニット化が容易になるという利点もある。
【0035】
本発明に係る調理レンジは、調理部内を加圧、又は加減圧する手段の動作に基づき、前記調理部内の圧力が所定値に達した時点から調理時間を設定する調理時間設定手段を備える事もできる。このように構成された調理レンジに依れば、調理レンジの作動開始からの調理時間と、そうでなく調理部内が所定圧になってからの調理時間とを設定することもできるため、より適切な時間設定が可能となり、調理の良好な仕上がりを期待できる。特に此の発明は、調理部内が所定圧に達するまでの時間がまちまちである場合に於いて、極めて有効である。
【0036】
本発明に係る調理レンジは、調理部内を加圧、減圧、又は加減圧調整又は制御する機能及び構造を有する安全装置機構を備え、調理装置の管理や、調理の管理、又は安全の管理を行うこともできる。又、調理部内の圧力値が予め設定された加圧値を超えたときに作動する管理装置手段や安全装置手段を備え、それらの情報を報知するようにすることもできる。このように構成された調理レンジによれば、加圧を行う機能を備えているにもかかわらず、過加圧といった安全性の問題を解消することが出来、安全の管理を行うことが出来る。
【0037】
更に、例えば、前記各手段の作動中に於ける、前記調理部内の状態情報を報知する報知手段を備えるよう構成することもできる。このように構成された調理レンジによれば、調理器に於ける調理過程の実際の状況を、使用者が容易に認識する事が出来、利便性が高くなって使い勝手が良くなる。この場合、調理内の情報を感知するように構成しても良い。
【0038】
このように構成されたレンジによれば、調理過程の実際の状況、特に加圧状態や加減圧状態といった情報を、使用者が容易に認識することが出来、其の管理を容易に行うことが出来るため、利便性が高くなって、使い勝手が良くなる。又、 本発明に係る調理レンジは、各種検出手段によって検出された情報に基づき総合的な報知を行う総合報知手段を備えるよう構成することもできる。
【0039】
本発明の調理レンジによれば、加減圧する際の圧力調整手段を備えたことによって、調理部内の圧力調整をも自在に行うことが可能となる。しかもその圧力手段が、弁体、抵抗体等を備えて構成されることによって、比較的簡易な手段で加減圧の圧力調整手段で加減圧の圧力調整手段を構成することが出来る。これらの構成により、調理レンジのユニット化が容易になるという利点もある。
【0040】
この場合、調理レンジ、加減圧容器、又は調理部に関与して、或いはこれらの構成の一部として、例えば、これらに連通される連通路を設けることにより、前記圧力調整手段を構成する事もできる。例えば、屈折迂回部分、凸凹部分、分岐部分、抵抗体、弁体、補助室等を設置すると共に、その配置場所や配置位置を、調理レンジ側(扉側も含む)又は加減圧容器の蓋体側に関与して設定する。
【0041】
又は、それらを調理レンジ側と加減圧容器の蓋体側とに跨って設定することも可能である。このように構成された調理レンジによれば、加減圧容器内をも含む調理部内は、前記圧力調整手段を備えたことによって、内部の圧力調整を自在に行うことが可能となる。しかも、その圧力調整手段が、屈折迂回部分、凸凹部分、分岐部分、抵抗体、弁体、補助室により構成されるため、比較的簡易な手段で圧力調整手段を構成する事が出来る。これにより、調理装置のユニット化が、容易になるという利点もある。尚、例えば、本発明の調理レンジの開閉扉は、上部に設置しても良いが、目的製品に対して扉位置を変えることも可能である。
【発明の効果】
【0042】
本発明は、上記のように構成したため、種々の調理装置(調理レンジ)に適用でき、且つ、其の利便性向上を図ったり、安全性向上を図ったりすることによって、より使い勝手をよくすることが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0043】
以下、各実施例について説明する。
【実施例1】
【0044】
此処で説明する調理レンジは、使用時において、加圧又は減圧又は加減圧の機能の働きを為すとき、指針、絵、文字、数字、デジタル、液晶等にて加圧又は減圧又は加減圧の圧力の計、あり方、状態、指示、方法等を示す表示を行うものである。表示を行うことにより、調理レンジの機能の明確を分かりせしめて便利性を計り且つ安全性を行える調理レンジとなるものである。
【0045】
図1は具体例を示し、加減圧調理レン(1)において加減圧機能装置(2)により加圧、減圧、加減圧の働きを為す時指針、絵、文字、数字、デジタル、液晶等により表示(3)を行うものである。
【実施例2】
【0046】
此処で説明する調理レンジは、加圧又は減圧又は加減圧の機能の働きを為すとき、音の発生により加圧、減圧又は加減圧の圧力の計り、あり方、状態、指示、方法等の表示を行うものである。音の発生は圧力等の加圧、減圧又は加減圧の作用の機構から機能、情報を取り入れて音声に再編成発生させることが出来る。或いは感知器にて圧力等の加圧、減圧又は加減圧を感知して音の発生させることが出来る。
【0047】
音の発生のあり方として、音の強弱、音の高低、音の量、音の音域、音によるメロディー等を用いて圧力の計、状態、あり方、指示、方法等の表示又はそれらの区別、変化を表示する。ことにより危険回避、安全、通常運転、心地よい安定性を有した運転とする。又調理状態の状況が分かる。
【0048】
図2Aは具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て加減圧機能装置(2)により誘導作用にて音を発生させて報せ、表示(3)を行うものである。この時表示方法として音の発生設定を以て第1実施例の方法にて表示を行う事も出来る。
図2Bは別の具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て感知器(4)により加圧、減圧又は加減圧を感知によりベル、ブザー、ラッパー、メロデー等の音を発生させて表示(3を)行うものである。この時表示方法として音の発生設定を以て第1実施例の方法にて表示を行う事も出来る。
【実施例3】
【0049】
此処で説明する調理レンジは、加圧又は減圧又は加減圧の機能の働きを為すとき、光、光輝の発生により加圧又は減圧又は加減圧の圧力の計り、あり方、状態、指示、方法等の報知、表示を行うものである。光、光輝の発生は、圧力の加圧又は減圧又は加減圧の作用の機構から機能、情報を取り入れて光、光輝機能を発生させることが出来る。或いは、感知器により圧力等の加圧、減圧又は加減圧を感知して、光、光輝の発生を行うことが出来る。
【0050】
光の発生のあり方として、強弱、量、等を用いて圧力の計、状態あり方、指示、方法等の表示又はそれらの区別、変化を表示することにより、危険回避、安全運転、通常運転、心地よい安定性を有した運転とする又料理状態の状況が分かる。
【0051】
図3は具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て感知器(4)により加圧、減圧又は加減圧を感知して光、光輝を発生させて表示(3)を行うものである。
【実施例4】
【0052】
此処で説明する調理レンジは、加圧又加減圧又は減圧の機能の働きを為すとき、風の発生により加圧又加減圧又は減圧等の圧力のあり方、状態、指示、方法等をなす又該表示を行うものである。
風の発生による加圧、減圧又は加減圧の作用は機構から機能を取り入れて、風を発生利用させる。或いは、感知器にて圧力等の加圧、減圧又は加減圧を感知してファン等によって風の発生を行い作用す。
【0053】
風の発生のあり方として、風の強弱、風の量、域、を用いる。圧力の状態、あり方、指示、方法をなす。該表示する。それらの区別、変化をする表示をするそれらをすることにより危険回避、安全、通常運転、心地よい安定性を有した運転をする又料理状態の状況が分かる意味深い意味を有する調理レンジである。
【0054】
図4は具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て感知器(4)により加圧、減圧又は加減圧へ感知してフアン等を用いて風を発生させる又表示(3)をも行うものである。この時表示方法として風の発生と共に第1実施例の方法にて表示を行へば尚便利である。
【実施例5】
【0055】
此処で説明する調理レンジは、加圧、減圧又加減圧の機能の働きを為すとき、匂いの発生により加圧、減圧又加減圧の圧力の計り、あり方、状態、指示、方法等の表示を行うものである。匂いの発生は圧力等の加圧又は減圧の作用の機構から機能、情報を取り入れて匂いを発生させることが出来る。或いは、圧力等の加圧又は減圧又は加減圧を感知する感知器によって感知し匂いを発生を行うことが出来る。
【0056】
匂いの発生のあり方として、食品の料理の過程で発生する匂い又は香料にいて人為的に発生を持つ匂い等による匂いの強弱、量、異臭とを用いて圧力の状態、あり方、指示、方法等の報知、表示又はそれらの区別、変化を表示する。ことにより危険防止、安全、通常運転、心地よい安定性を有した運転を設定する、料理状態の状況が分かる。
【0057】
図5は具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て感知器(4)により加圧、減圧又は加減圧を感知して匂いを発生させて表示(3)を行うものである。この時表示方法として匂いの発生と共に第1実施例の方法にて表示を行へば尚便利である。
【実施例6】
【0058】
此処で説明する調理レンジは、使用時において、加圧、減圧又は加減圧の作動又は状態と、温度の上昇、下降の関係、変化において、第一実施例乃至第五実施例の特徴において表示を行う調理レンジである。よって上記表示を行うことにより、料理の経過、料理の仕上がり等の良好を促すものである。
図6は具体例を示し、加減圧調理レン(1)に於て、温度計(5)圧力計(6)総合判断表示(7)を設置し料理の構成、製作を行い且つ安全に作動、対処する事を目標と為すものである。
【実施例7】
【0059】
此処で説明する調理レンジは、使用時において、加圧、減圧、加減圧の作動又は状態等の過程において、第一実施例乃至第六実施例の特徴を持った表示にて指示値に設定又は一定値に達したとき停止命令、停止をおこなうものである。よって上記表示又は停止を行うことにより、料理の経過、料理の仕上がり等の良好を促す又安全性が図れるものである。
図7は具体例を示し、加減圧調理レン(1)に於て、加圧、減圧又は加減圧の表示をし目的値に設定し一定値に達した時、停止表示又は停止スイッチ(8)が働く安全又は料理の管理を行う。
【実施例8】
【0060】
ここで説明する調理レンジは、加圧、減圧又は加減圧の調理レンジに於ける操作及び設定及び表示に対して料理時間の設定を行える機構を備える事により料理の経過、結果を行いベターな料理を作り上げることが出来るようにしたものである。
【0061】
図8は具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於いて、加圧、減圧又は加減圧を行う時、料理時間スイッチ(9)により料理時間の設定を行えば料理の管理が容易に行える。
【実施例9】
【0062】
此処で説明する調理レンジは、加圧、減圧又は加減圧の調理レンジに圧力調整機構を持たせて加圧、減圧、加減圧の制御、調整を行うものである。加圧、減圧、加減圧の制御、調節により調理経由のコントロールを行い美味な料理の出来上がり並びに付加加減圧による安全性を図ることが出来る。
【0063】
よってコントロール機能の作用により料理方法の特徴の例を次に挙げる。
【0064】
イ)例えば、ご飯、豆のような穀類は,電子レンジにて煮炊きは出来にくいものである。そこで加圧、又は減圧の調理レンジに加減圧調整機構を持たせて加圧、減圧、加減圧の制御、調整を行える調理レンジでコントロールしながら煮炊きを行えば、ふきこぼれを制御しながら早く美味しく煮ることが出来る。
【0065】
ロ)漬け物、酢漬け、ピックル、砂糖漬け、肉の味付け等の生のままの味わいを持った味の浸透させるものは、加圧、減圧又は加減圧を行ったり、加圧、減圧又は加減圧を止め一時そのままの加圧維持を行ったり又は加熱を止め一時そのままの加圧維持を行ったり又それらの繰り返しなどを行って圧力調整を行い味のうま味をコントロールすることも出来る。
【0066】
ハ)肉類、魚類、穀物類等の色々食品の煮る蒸す焼くの過程において加減圧調理レンジの加圧加熱で調理。加圧、減圧、加減圧で味を浸透させたりして、制御、調整を行う、コントロール調理を行えば食品の持ち味を生かした、固い、柔らかい又味の浸透度合いもコントロールできて、美味な料理が出来上がる。
【0067】
ニ)加減圧調理レンジに加減圧力鍋、釜を使用して、食品を煮炊きする時、加圧、減圧の断続、停止、加減圧の変化等の制御、調整を行ってコントロール調理を行えば、より早く且つ美味しく及び安全に使用出来る調理装置となり得る。又加減圧力調理レンジとなる。依って加減圧力鍋、釜等の効果が相乗的に得ることが出来る。
【0068】
又加圧、減圧又は加減圧等の圧力の制御、調整を行う機能として用いる部品、機構としての次のものがある。
【0069】
イ)玉、舌、輪、スプリング等の部品を使用して弁、抵抗体の機構を形成して加圧、減圧又は加減圧の制御調整を行う機構。
【0070】
ロ)管、凸凹、重ね、回り、輪道の部品機構を使用して圧力の道の制御、圧力の分配により加圧、減圧、加減圧の制御、調整を行う機構。
図9は具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て、加圧又は減圧又は加減圧又は圧力現状維持等を行う為の加減圧機能装置(2)を設定して加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行う。
【0071】
図10は別の具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て、加圧、減圧、加減圧の制御、調整を行う加減圧機能装置、構造でレンジに接する加減圧の吸排出口(10)より続く枠箱(11)、(補助室)を設け枠箱(11)、補助室の上部に別口の吸排出口(13)を設けてその枠箱(11)、補助室の中に吸排出口(10)(13)に適合した大きさの球(12)の抵抗体を入れて加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行ったものである。
【0072】
図11は別の具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行う加減圧機能装置、構造でレンジに接する加減圧の吸排出口(10)を設けてこの吸排出口(10)を弁(14)により調整を行えるように弁(14)を接合して加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行ったものである。
【0073】
図12は別の具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て、加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行う加減圧機能装置、構造でレンジに接する加減圧の吸排出口(10)を設けてこの吸排出口(10)に連結した重ね切込み線(15)を有し中央に弾力を持つ切り穴(16)にて加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行う弁を設置したものである。
【0074】
図13は別の具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行う加減圧機能装置、構造でレンジに接する加減圧の吸排出口(10)を設けてこの吸排出口(10)をスプリング(17)を設置した弁(18)、抵抗体を接合して加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行ったものである。
【0075】
図14は別の具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行う加減圧機能装置、構造でレンジに接する加減圧の吸排出口(10)を設けてこの吸排出口(10)に調番(19)にて設置した観音開き弁(20)を設けて圧力の制御、調整を行った調理レンジである。
【0076】
図15は別の具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行う加減圧機能装置、構造でレンジに接する加減圧の吸排出口(10)を設けてこの吸排出口(10)の内側に接して弁(21)を設け圧力の制御、調整を行う。この弁(21)はレール(22)上にて移動し巻取りワイヤー又はスプリング(23)等にて調節を行うものである。
【0077】
図16は別の具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行う加減圧機能装置、構造でレンジに接する加減圧の吸排出口(10)を設けてこの吸排出口(10)に屈折迂回した管(24)を接合して加圧、減圧又は加減圧等の圧力の制御、調整を行うものである。
【0078】
図17は別の具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行う加減圧機能装置、構造でレンジに接する加減圧の吸排出口(10)を設けてこの吸排出口(10)に凸凹を設けた管(25)を接合して加圧、減圧又は加減圧等の圧力の制御、調整を行う調理レンジである。
【0079】
図18は別の具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行う加減圧機能装置、構造でレンジに接する加減圧の吸排出口(10)を設けてこの吸排出口(10)へ複数の穴(26)を有する管(27)を設置して複数の穴(26)より加圧、加減圧を分散吸排出を行い加圧、減圧又は加減圧等の圧力の制御、調整を行うものである。
【0080】
図19は別の具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行う加減圧機能装置、構造でレンジに接する加減圧の吸排出口(10)を設けてこの吸排出口(10)へ単数の枝又は複数の枝(28)を有する管を設置して単数の枝又は複数の枝(28)より加圧、減圧又は加減圧を分散吸排出を行い加圧、減圧又は加減圧等の圧力の制御、調整を行うものである。
【0081】
図20は別の具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て加圧、減圧又は加減圧の制御、調整を行う加減圧機能装置、構造でレンジに接する加減圧の吸排出口(10)を設けてこの吸排出口(10)に弾力を有した材料を使用してスプリンク状に管(29)を加工した部品を設置して加圧、減圧又は加減圧によってスプリング状の管は流動導が太細、直進迂回を発生させて分散吸排出を行うので加圧、減圧又は加減圧等の圧力の制御、調整を行えるものである。
【実施例10】
【0082】
ここで説明する調理レンジは、加圧、減圧又は加減圧の調理レンジにて加圧、減圧又は加減圧にて調理中に加圧、減圧が一定値を越えたとき、安全装置が作動して危険、爆発を防ぎ安全を保つものである。
【0083】
安全装置を設定するに要する部品、構造は次のものがある。
【0084】
イ) 第9実施例記載の特徴の制御、調整を行う機能として用いる部品、機構をもちいて安全弁として用いて安全装置とする。
【0085】
ロ) ばね等を用いて遮断部を離脱させて安全装置とする。
【0086】
ハ) 扉風の開き構造等の加圧、減圧、が一定値を越えたとき、扉が開き安全装置として作動する。
【0087】
ニ) 止め栓構造の部品等にて加圧、減圧が一定値を越えたとき、止め栓が飛んで安全装置として作動する。
【0088】
図21体例を示し、加減圧調理レンジ(1)に於て、加圧、減圧又は加減圧の安全値を設定し一定値に達した時、危険表示をする又は安全スイッチ(30)が働き安全又は料理の管理を行うものである。
【実施例11】
【0089】
此処で説明する調理レンジは、加圧、減圧又は加減圧の調理レンジにて調理を行うとき加圧値、減圧値又は加減圧値に達したときより調理時間の設定を行うものである。
【0090】
上記記載の加圧値又は減圧値又は加減圧値に達したときより調理時間の設定を行う調理の方法を行ったとき次のような便利さ使い良さがある。
【0091】
イ)どの様な食品を用いて調理を行っても調理時間帯がわかりやすく失敗のない調理が行えるものである。
【0092】
ロ)どの様な多、少量を用いて調理を行っても調理時間帯がわかりやすく失敗のない調理が行えるものである。
【0093】
ハ)どの様な大、小の器、鍋を用いて調理を行っても調理時間帯が分かりやすく心配のない調理が行えるものである。
【0094】
図22具体例を示し、加減圧調理レンジ(1)は加圧、減圧又は加減圧の調理レンジにて調理を行う時加圧値又は減圧値又は加減圧値に達した時より調理時間設定装置(31)にて調理時間の設定を行うものである。
【図面の簡単な説明】
【0095】
【図1】第1実施例の調理レンジの斜面図
【図2】A,Bは第2実施例の調理レンジの斜面図
【図3】第3実施例の調理レンジの斜面図
【図4】第4実施例の調理レンジの斜面図
【図5】第5実施例の調理レンジの斜面図
【図6】第6実施例の調理レンジの斜面図
【図7】第7実施例の調理レンジの斜面図
【図8】第8実施例の調理レンジの斜面図
【図9】第9実施例の調理レンジの斜面図
【図10】第9実施例の調理レンジの斜面図
【図11】第9実施例の調理レンジの斜面図
【図12】第9実施例の調理レンジの斜面図
【図13】第9実施例の調理レンジの斜面図
【図14】第9実施例の調理レンジの斜面図
【図15】第9実施例の調理レンジの斜面図
【図16】第9実施例の調理レンジの斜面図
【図17】第9実施例の調理レンジの斜面図
【図18】第9実施例の調理レンジの斜面図
【図19】第9実施例の調理レンジの斜面図
【図20】第9実施例の調理レンジの斜面図
【図21】第10実施例の調理レンジの斜面図
【図22】第11実施例の調理レンジの斜面図
【符号の説明】
【0096】
1 加減圧調理レンジ
2 加減圧機能装置
3 表示
4 感知器
5 温度計
6 圧力計
7 総合判断表示
8 停止スイッチ
9 調理時間スイツチ
10 吸排出口
11 枠箱
12 球
13 吸排出口
14 弁
15 重ね切込み線
16 切り穴
17 スプリング
18 弁
19 調番
20 観音開き弁
21 弁
22 レール
23 スプリング
24 管
25 凸凹を設けた管
26 複数の穴
27 管
28 複数の枝
29 管
30 安全スイッチ
31 調理時間設定装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
加減圧の機能又は手段を持った、加減圧力鍋を加減圧調理レンジ内に設け、食品を煮炊きするとき、加減圧力鍋内を加圧・減圧・又は加減圧の調整・制御、又は、経時的なオンオフ機能及び/又は調整・制御、又は、多段圧力機能及び/又は調整・制御を行う手段を有した調理レンジ。
【請求項2】
調理部内にて 加熱調理を行う機能を有する調理装置と該調理部内を加減圧する加減圧手段を備えた調理レンジにおいて、該加減圧調理レンジに関与して使用する、該加減圧鍋・加減圧釜・又は加減圧容器類の調理部内にて、食材・食品を、調理・加工・又は煮炊きする時、早く・美味しく・又は安全に、調理・加工・煮炊きを行える該コントロ−ル調整・制御を為す、構造・作用・機能・仕法・手段或いは該装置を設け、又は、該加減圧調理レンジ及び該加減圧鍋・加減圧釜・又は加減圧容器類の効果が相乗的に得ることが出来る、調理レンジ。
【請求項3】
調理レンジに屈折迂回部分、凹凸部分、分岐部分、抵抗体、補助室、弁、安全弁、管体、枝構成体、分散構造体、安全装置、圧力の道の制御・調整を行う装置、圧力の分配を行う装置、圧への抵抗を行う装置、圧の一定値維持を行う装置、圧の流動導の太細・直進・迂回機構装置、多段圧力制御・調整装置、経時的オンオフ制御・調整装置、又は蒸気・圧の発生流動の流動導装置等の上記何れか1つ又は複数の部分・構成体・構造体・或いは装置の該手段を設けて、該圧力調整・制御する、又は、圧力変動を行う該手段或いは該機構を設けた請求項1乃至2項記載の調理レンジ。
【請求項4】
調理部内にて 加熱調理を行う機能を有する調理装置と該調理部内を加減圧する加減圧手段を備えた調理レンジにおいて、前記調理部の加熱調理状態及び/又は状況に関する情報及び/又は管理及び/又は安全を計る該手段、又は、前記調理部内の加圧及び/又は減圧の状態及び/又は状況に関する情報及び/又は管理及び/又は安全を計る該手段、又は、調理部内を加・減・圧する該機能・作動の方法・及び/又はあり方を為す該手段、又は、メロディ音・ベル音・ラッパ音・ブザー音・香料・匂い・指針・絵・文字・或いは数字にて表示・報知する該手段、又は、光・或いは光輝の発生により表示・報知する該手段、又は、液晶・或いはデジタル手法で表示・報知する該手段、の少なくても何れか1つ又は複数の該手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3項記載の調理レンジ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate


【公開番号】特開2006−29776(P2006−29776A)
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−208115(P2005−208115)
【出願日】平成17年7月19日(2005.7.19)
【分割の表示】特願2003−314363(P2003−314363)の分割
【原出願日】平成2年3月26日(1990.3.26)
【出願人】(391042162)
【Fターム(参考)】