説明

調質機器

【課題】視認性を高めつつ安全性と耐久性を向上させた調質機器の容器を提供する。
【解決手段】この調質機器9は、ポートブロック10と容器20とを有しており、ポートブロック10には第1と第2の2つのポート11,12が形成され、一方のポート11に接続される一次側配管から圧縮空気が供給され、他方のポート12から圧縮空気が流出される。容器20は透明性を有する円筒形状の容器本体31と、透明性を有するとともに容器本体31の外面に密着されて容器本体31とにより容器20を形成する被覆層32とを有し、容器20を容器本体31とその外側に密着される被覆層32との二重構造とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は空気圧回路に使用されるフィルタやドレン等の調質機器に関する。
【背景技術】
【0002】
空気圧シリンダや空気圧揺動アクチュエータ等の空気圧作動機器に、駆動媒体としての圧縮空気を供給するために、空気圧作動機器は空気圧回路により空気圧供給源に接続される。空気圧回路には、空気圧供給源から空気圧作動機器に供給される圧縮空気を調整するために調質機器が取り付けられている。調質機器としては、圧縮空気の中に含まれるゴミや液滴等の異物を除去するためのフィルタがあり、フィルタには圧縮空気中の水分や油分等の液体を貯溜するための容器が設けられており、貯溜された液体を定期的に外部に排出するためのドレンコックが設けられている。さらには、空気圧作動機器に供給される圧縮空気に霧状に潤滑油を噴霧して注入するために、空気圧回路にはルブリケータが調質機器として取り付けられる場合がある。
【0003】
このような調質機器は、一次側の空気圧配管が接続される一次側ポートと二次側の空気圧配管が接続される二次側ポートとが形成されたポートブロックと、このポートブロックに取り付けられ液体を収容する容器とを有している。調質機器としてのフィルタは、一次側ポートから流入した空気中の異物を除去するためのフィルタエレメントがポートブロックに取り付けられている。フィルタエレメントにより除去されたゴミや液滴等の異物は、容器内に落下して捕捉され、異物が除去されて清浄化された空気は二次側ポートから排出されるようになっている。空気圧回路に使用されるフィルタには、フィルタエレメントにより除去される異物の粒度に応じて、エアフィルタ、ミストフィルタ、マイクロミストフィルタがあり、いずれかが用途に応じて選択されている。
【0004】
これらのフィルタは、空気中から除去された液滴を貯溜して所定量の液体が貯溜した状態のもとで外部に排出するドレンとしての機能を有している。フィルタの容器内に貯溜した液体を外部に排出するために、容器の底部にはドレンコックが取り付けられており、ドレンコックの手動操作により容器の底部から液体が外部に排出される。液体が所定量貯溜すると、自動的に液体を外部に排出させるようにしたフィルタはオートドレン機構付きのフィルタとなる。特許文献1には、オートドレン機構が組み込まれたフィルタが記載されており、ボウルつまり容器の外側はボウルガードにより覆われている。さらに、特許文献2の図1には、フィルタとルブリケータとが連結ヘッドにより連結された調質ユニットが記載されており、それぞれの容器の外側はボウルガードにより覆われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平11−270790号公報
【特許文献2】特開2009−222117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
フィルタやルブリケータの容器は、液体の量を外部から観察できるように、透明性を有する樹脂により形成されている。透明樹脂により形成された容器は、一般的に紫外線や外部から容器の外面に付着する切削油や溶剤等の特定の成分により劣化が促進されることになる。容器の劣化が促進されると、容器内に加わる圧縮空気の圧力により亀裂ができたり、破壊されたりする可能性が高くなることが想定される。そのため、調質機器が使用される環境の安全を図るために、上述のように、容器の外側には、容器が破壊されても容器の破壊片が外部に飛散しないように、ボウルガードが装着されている。このボウルガードは金属や不透明の結晶樹脂により形成されており、容器を外部から観察できるように、ボウルガードには観察用窓が設けられている。しかしながら、外部から調質機器を観察する際に、観察用窓の位置によっては容器内の液体の量を観察し難い場合がある。
【0007】
容器内部の視認性を高めるには、ボウルガードを取り除くことが好ましいが、透明の樹脂は上述のように、劣化により破壊される可能性があり、調質機器の安全性を高めるために、ボウルガードを容器の外側に装着することが不可避であった。
【0008】
本発明の目的は、調質機器の容器の視認性を高めつつ安全性と耐久性を向上することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、容器が破壊されても破壊片が外部に飛散しないようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の調質機器は、第1と第2の2つのポートが形成され、一方のポートに接続される一次側配管から圧縮空気が供給され、他方のポートから圧縮空気を流出させるポートブロックと、当該ポートブロックに取り付けられ内部に液体を収容する容器とを有する調質機器であって、下端に底壁部が設けられ上端に前記ポートブロックに取り付けられる開口端が設けられ、一方の前記ポートから圧縮空気が流入し他方の前記ポートに圧縮空気を流出させる透明性を有する円筒形状の容器本体と、透明性を有するとともに前記容器本体の外面に密着されて前記容器本体とにより前記容器を形成する被覆層とを有し、前記容器を前記容器本体とその外側に密着される前記被覆層との二重構造とすることを特徴とする。
【0011】
本発明の調質機器は、前記被覆層を紫外線の透過を阻止する材料により形成することを特徴とする。本発明の調質機器は、前記容器本体内に収容された液体を外部に排出するドレンコックを前記容器本体の底壁部に設けることを特徴とする。本発明の調質機器は、熱収縮性の円筒形状の樹脂フィルムを前記容器本体の外側に配置した状態のもとで、前記樹脂フィルムに熱を加えて収縮させることにより前記容器の外面に被覆層を密着させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明の調質機器の容器は、容器本体とその外面に密着される被覆層とを有する二重構造となっており、容器本体と被覆層はそれぞれ透明性を有しているので、容器をどの方向から観察しても、容器の内部の液体の量を容易に観察することができ、容器の視認性が高められる。容器本体が破損したり破壊されたとしても、容器本体の外側には被覆層が設けられているので、容器本体の破壊片が外部に飛散することを防止できる。
【0013】
容器本体の外側には被覆層が設けられているので、容器本体の劣化を防止して容器の耐久性を向上させることができる。特に、被覆層を紫外線の透過を防止する材料により形成すると、容器本体の紫外線による劣化を防止することができ、容器の耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施の形態である調質機器の断面図である。
【図2】(A),(B)は図1に示した調質機器の容器の製造手順を示す工程図である。
【図3】従来の調質機器を示す断面図である。
【図4】(A)は図1に示した本発明の調質機器の外観を示す正面図であり、(B)は図3に示した従来の調質機器の外観を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1および図2に示すように、調質機器9はポートブロック10と容器20とを有しており、容器20はポートブロック10に取り外し自在に締結される。ポートブロック10には第1のポート11と第2のポート12の2つのポートが形成されている。第1のポート11を一次側ポートとすると、第1のポート11には一次側配管が接続され、第2のポート12には二次側配管が接続される。第2のポート12はポートブロック10の径方向中央部に設けられた円筒形状の仕切り壁13の内部に開口し、容器20内の液体収容室21に連通している。第1のポート11は仕切り壁13の外側で液体収容室21に連通している。
【0016】
第1のポート11に一次側配管が接続されると、圧縮空気圧源から供給された圧縮空気は一次側配管により案内されて第1のポート11から液体収容室21内に流入する。液体収容室21内に流入した圧縮空気は第2のポート12から二次側配管により外部に排出されて空気圧シリンダ等の空気圧作動機器に供給される。
【0017】
この調質機器9がフィルタとして使用されるときには、ポートブロック10に設けられた円筒形状の仕切り壁13には底部に端板が設けられたフィルタエレメントが装着される。これにより、第1のポート11と第2のポート12の一方のポートから液体収容室21内に流入した圧縮空気は、その中に含まれるゴミや液滴等の異物がフィルタエレメントにより除去されて清浄化され、他方のポートから外部に排出される。容器20内に流入した圧縮空気を容器20の内周面に沿って旋回させる場合には、上述した特許文献1に記載されるように、容器20の内周面とフィルタエレメントとの間にルーバが装着されることになり、第1のポート11を一次側ポートとしてここから圧縮空気が容器20内に供給され、第2のポート12が二次側ポートとなる。このタイプの調質機器9はエアフィルタと言われている。
【0018】
これに対し、円筒形状のフィルタエレメントにその内側から外側に向けて圧縮空気を通過させながら異物を除去する場合には、第2のポート12が一次側ポートとなり、第1のポート11が二次側ポートとなる。このタイプの調質機器9は、除去する異物のサイズに応じて、ミストフィルタやマイクロミストフィルタと言われている。図面においては、フィルタエレメントは省略されている。
【0019】
容器20は底壁部22と円筒部23とを有しており、上端部は開口されてこの開口端の部分で容器20はポートブロック10に取り付けられる。液体収容室21内に水分や油分等の液体つまりドレンが溜まったときに、ドレンを外部に排出するために、底壁部22にはドレンコック24が設けられている。このドレンコック24は底壁部22の取付孔に固定されたスリーブ25にねじ結合されており、スリーブ25内には液体収容室21を外部に開放する状態と閉塞する状態とに作動する弁体26が配置されている。底壁部22には弁体26と底壁部22との間をシールするためのシール部材27が設けられている。
【0020】
ドレンコック24を回転させて上方に移動させると、弁体26がシール部材27から離れて液体収容室21は中空のドレンコック24を介して外部に連通状態となり、液体収容室21内に貯溜されたドレンを外部に排出することができる。ドレンコック24を逆回転して弁体26をシール部材27に接触させると、液体収容室21は閉塞された状態となり、液体収容室21内に供給された圧縮空気がドレンコック24を介して外部に漏出することが防止される。
【0021】
図示するドレンコック24は手動操作により液体の排出を行うようにしているのに対し、上述した特許文献1のように、容器20内にフロートを設けて液位が所定以上上昇したときに自動的に液体を排出するようにした形態は、オートドレン機能を有するフィルタとなる。
【0022】
容器20は底壁部22と円筒部23とを備えた容器本体31を有し、容器本体31はポリカーボネート等の透明性を有する樹脂により形成されている。容器本体31は樹脂成形金型を用いて射出成形等により成形され、成形後に底壁部22に貫通孔等が機械加工される。容器本体31の外面には被覆層32が密着して設けられている。この被覆層32は透明性を有するポリエチレンテレフタレート等の樹脂製のフィルムにより形成されている。このように、容器20を樹脂製の容器本体31とこの外面に密着される被覆層32とにより形成すると、容器20はそれぞれ透明性を有する容器本体31と被覆層32の二重構造となる。
【0023】
被覆層32は容器本体31に接着剤等により組織的には接着されておらず、密着した状態となっている。これにより、容器本体31が劣化して亀裂が発生して亀裂発生時に容器本体31が部分的に変位することがあっても、部分的な変位により容器本体31が被覆層32の内部で移動することになり、容器本体31の亀裂により被覆層32に亀裂が発生することが防止される。さらに、容器本体31が劣化したり、外部から衝撃力が加えられたりすると、容器20の内部には圧縮空気の圧力が加えられているので、容器本体31が破壊されて複数の破壊片となるおそれがあるが、容器本体31が破壊されたとしても、容器本体31の外側が被覆層32により覆われているので、破壊片が外部に飛散することが防止される。
【0024】
容器本体31の劣化原因としては、調質機器9が使用されている周囲環境の工作機械等から容器本体31に付着する切削油や溶剤があるが、容器本体31の外面は被覆層32により被覆されているので、容器本体31に切削油や溶剤が付着することを防止でき、容器20の耐久性を向上させることができる。
【0025】
容器本体31の他の劣化原因としては、容器本体31に照射される紫外線がある。容器本体31に照射される紫外線の量が増加すると、液体収容室21内に外部から圧縮空気の圧力が加えられていることから、容器本体31の劣化が促進されるが、被覆層32を紫外線の透過を阻止する材料により形成すると、容器本体31の紫外線に起因した劣化を防止することができ、容器20の耐久性を向上させることができる。
【0026】
図2は容器本体31と被覆層32の二重構造の図1に示された容器20を製造する手順を示す工程図である。容器本体31を樹脂金型を用いて成形した後に、図2(A)に示すように、円筒形状の樹脂フィルム32aを容器本体31の外側に配置する。この樹脂フィルム32aとしては、熱収縮性の材料が使用される。次いで、樹脂フィルム32aに対して外部から熱を加える。熱を加える方式としては、熱風や熱湯を樹脂フィルム32aに照射する方式、あるいは熱風炉において容器本体31とともに樹脂フィルム32aを加熱する方式などがあり、樹脂フィルム32aの熱収縮温度などに応じて加熱方式が選択される。樹脂フィルム32aを加熱してこれを熱収縮させると、図2(B)に示すように、樹脂フィルム32aが容器本体31の外面に密着した状態となって、樹脂フィルム32aにより被覆層32が形成される。容器本体31に対する貫通孔等の機械加工は、被覆層32を設ける前に行っても良く、被覆層32が設けられた後に行うようにしても良い。
【0027】
被覆層32は容器本体31の外面に接着剤等により組織的に一体とはなっておらず、密着した状態となっているので、容器本体31の材料と被覆層32の材料の熱膨張係数の相違により容器本体31と被覆層32との熱変形量の相違に起因して、調質機器9が使用される環境温度により容器本体31が熱膨張収縮しても、容器本体31は被覆層32に対して滑ることになる。これにより、容器本体31の熱変形により被覆層32が破壊されることがなくなり、容器20の耐久性を向上させることができる。
【0028】
図3は比較例として従来使用されている調質機器9aを示す断面図である。図3においては図1に示された調質機器9と共通する部分には同一の符号が付されている。従来の調質機器9aの容器20は、図3に示されるように、ボウルつまり容器20の外側には容器20の外面との間で隙間を隔ててボウルガード33が装着されている。ボウルガード33は金属や不透明の結晶樹脂により形成されており、容器20を外部から観察できるように、ボウルガード33には観察用窓34が設けられている。
【0029】
ボウルガード33を容器20の外側に配置すると、容器20が破壊されても容器20の破壊片が外部に飛散することが防止されるが、外部から容器20内の液体の量を観察する際には、観察用窓34の位置によっては容器20内を観察し難い場合がある。これに対し、本願発明の調質機器9においては、容器本体31と被覆層32が透明性を有する材料により形成されているので、どの方向から見ても容器20内の液体の容量を確認することがで、容器の視認性が高められる。
【0030】
図4(A)は図1に示した本発明の調質機器9の外観を示す正面図であり、図4(B)は図3に示した従来の調質機器9aの外観を示す正面図である。
【0031】
図4(A)と図4(B)を比較して明らかように、従来の調質機器9aは容器20の外側にボウルガード33が装着されているので、観察用窓34のみからしか容器20を目視することができないのに対し、本発明の調質機器9は容器20全体が透明性を有するので、どの方向から見ても内部を確認することができる。しかも、容器20が外周面は全体的にフラットとなっており、容器20の美観が向上することになる。容器20の外面が全体的にフラットとなっていることから、その外面の清掃を容易に行うことができる。従来のように観察用窓34を有するボウルガード33により容器20の外側が覆われていると、容器20の外面を清掃することが困難であり、容器20の外面に付着した切削油や溶剤を除去することが容易にはできなかったが、本願発明の容器20は外面が全体的にフラットとなっているので、外面の清掃作業を容易に行うことができる。
【0032】
図1に示す本発明の調質機器9は、ドレン機能を有するフィルタとして適用されるが、この調質機器9としては、空気圧作動機器に供給される圧縮空気に油分を給油するためのルブリケータとしても適用することができる。その場合には、ドレンコック24は容器本体31には取り付けられることなく、容器20内に収容された潤滑油を霧状として圧縮空気に噴霧するための噴霧機構がポートブロック10に取り付けられることになる。
【0033】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図1に示される調質機器9は内部にフィルタエレメントを組み込むことにより、フィルタとして使用されるが、フィルタエレメントを組み込まないようにすれば、調質機器9をドレントラップとして使用することができる。また、被覆層32としては、上述のように、熱収縮性樹脂を熱により収縮させて容器本体31の外面に密着させて設けることなく、溶融状態の樹脂素材を容器本体31の表面に塗布した後に、これを乾燥させて容器本体31の外面に被覆層32を設けるようにしても良い。
【符号の説明】
【0034】
9 調質機器
10 ポートブロック
11 第1のポート
12 第2のポート
20 容器
21 液体収容室
22 底壁部
23 円筒部
24 ドレンコック
26 弁体
31 容器本体
32 被覆層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1と第2の2つのポートが形成され、一方のポートに接続される一次側配管から圧縮空気が供給され、他方のポートから圧縮空気を流出させるポートブロックと、当該ポートブロックに取り付けられ内部に液体を収容する容器とを有する調質機器であって、
下端に底壁部が設けられ上端に前記ポートブロックに取り付けられる開口端が設けられ、一方の前記ポートから圧縮空気が流入し他方の前記ポートに圧縮空気を流出させる透明性を有する円筒形状の容器本体と、
透明性を有するとともに前記容器本体の外面に密着されて前記容器本体とにより前記容器を形成する被覆層とを有し、
前記容器を前記容器本体とその外側に密着される前記被覆層との二重構造とすることを特徴とする調質機器。
【請求項2】
請求項1記載の調質機器において、前記被覆層を紫外線の透過を阻止する材料により形成することを特徴とする調質機器。
【請求項3】
請求項1または2記載の調質機器において、前記容器本体内に収容された液体を外部に排出するドレンコックを前記容器本体の底壁部に設けることを特徴とする調質機器。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の調質機器において、熱収縮性の円筒形状の樹脂フィルムを前記容器本体の外側に配置した状態のもとで、前記樹脂フィルムに熱を加えて収縮させることにより前記容器の外面に被覆層を密着させることを特徴とする調質機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−67831(P2012−67831A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−212580(P2010−212580)
【出願日】平成22年9月22日(2010.9.22)
【出願人】(000145611)株式会社コガネイ (142)
【Fターム(参考)】