説明

貸金庫装置

【課題】貸し金庫の使い勝手を向上させる。
【解決手段】多数の貸金庫ボックスBをラック11に収納して保管する金庫室10と、金庫室10に付設し、顧客に貸金庫ボックスBを利用させるブース20と、指定の貸金庫ボックスBをラック11から取り出してブース20のスライド蓋25a付きの開口部25に搬出し、利用済みの貸金庫ボックスBをラック11の指定位置に戻しいれる搬送システムとを設け、ブース20は、三方を仕切る背面開放形に形成し、立ち姿勢によってアクセスする開口部25と操作パネル24とを正面壁22の前面に配置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、顧客の使い勝手を最大に向上させることができる貸金庫装置に関する。
【背景技術】
【0002】
顧客の要望に応じて貴重品などを安全に保管することができる貸金庫装置が金融機関などの店舗に設置されている。
【0003】
従来の貸金庫装置は、多数の貴重品保管用の貸金庫ボックスを収納するラックを金庫室内に設置し、顧客の要望に応じて、スタッカクレーンなどの搬送システムを介して指定の貸金庫ボックスをラックから取り出して専用のブースに搬出し、ブース内で貸金庫ボックスの内部を利用させる。また、利用済みの貸金庫ボックスは、搬送システムを介してラックの指定位置に自動的に戻し入れられる(たとえば特許文献1、2)。なお、金庫室に付設するブースは、電子錠付きの入室ドアを有する閉鎖形に構成されており、顧客は、たとえばあらかじめ給付されているIDカードを使用して入室ドアを解錠して入室すると、顧客用の操作パネルを介して顧客情報を入力することにより、自分の貸金庫ボックスを金庫室からブース内のスライド蓋付きの開口部に搬出させて利用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−20611号公報
【特許文献2】特開2003−301664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
かかる従来技術によるときは、金庫室に付設するブースは、電子錠付きの入室ドアを有する閉鎖形であるから、安全性が高いとしても、貸金庫ボックスの1回当りの利用時間が極く短い場合や、短時間内に貸金庫ボックスを再利用する場合などにおいて、ブースへの入室動作が煩雑であり、顧客の使い勝手が必ずしも良好でないという問題があった。ただし、ここでいう極く短い1回当りの利用時間とは、たとえば2〜3分以内のオーダであり、再利用までの短時間とは、たとえば5分以内のオーダである。
【0006】
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、入室ドアがない背面開放形のブースを金庫室に付設することによって、顧客の使い勝手を格段に向上させることができる貸金庫装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、多数の貸金庫ボックスをラックに収納して保管する金庫室と、金庫室に付設し、顧客に貸金庫ボックスを利用させるブースと、指定の貸金庫ボックスをラックから取り出してブースのスライド蓋付きの開口部に搬出し、利用済みの貸金庫ボックスをラックの指定位置に戻し入れる搬送システムとを備えてなり、ブースは、左右の仕切壁と正面壁とによって三方を仕切る背面開放形に形成し、立ち姿勢によってアクセスする開口部と顧客用の操作パネルとを正面壁の前面に配置することをその要旨とする。
【0008】
なお、操作パネルには、顧客を認証する認証手段を付設することができ、金庫室には、電子錠付きの入室ドアを有する閉鎖形のブースを併せて付設することができる。
【発明の効果】
【0009】
かかる発明の構成によるときは、貸金庫ボックスは、搬送システムを介し、金庫室のラックから取り出されてブースのスライド蓋付きの開口部に搬出される。そこで、ブース内の顧客は、開口部に搬出された貸金庫ボックスを解錠して内部を利用することができ、搬送システムを介し、利用済みの貸金庫ボックスをラックの指定位置に戻し入れすることができる。なお、ブースは、三方を仕切る背面開放形であり、入室ドアがなく、入退室に伴う入室ドアの解錠操作が不要である上、開口部や顧客用の操作パネルも立ち姿勢によりアクセス可能であるから、貸金庫ボックスの利用時間が短い場合、短時間内に貸金庫ボックスを再利用する場合などにおいても、煩雑でなく、良好な使い勝手を実現することができる。また、入室ドアに付随する入室用のカードリーダや退室用のキーユニットなどの設備も不要であるため、全体の設置コストを削減し、省スペース化を図ることができる。
【0010】
なお、貸金庫ボックスを利用するためのスライド蓋付きの開口部や、顧客用の操作パネルは、立ち姿勢でアクセスするに便利な高さ位置にして正面壁の前面に配置するものとする。また、正面壁には、背後に近付く不審者などの有無を確認するために、鏡や、録画機能を有する監視用のテレビカメラなどを設備することが好ましい。
【0011】
顧客を認証する認証手段を付設する操作パネルは、認証済みの顧客による操作内容のみを受け付け、認証されない顧客による貸金庫ボックスの利用を拒絶することにより、安全性を高めることができる。ただし、ここでいう認証手段は、たとえば暗証番号や、磁気カード、ICカードなどのIDカードによる認証手段の他、顔、指紋、掌紋、声紋や、虹彩、網膜などの毛細血管パターン等を利用する生体認証手段であってもよい。
【0012】
入室ドアを有する閉鎖形のブースを金庫室に併せて付設すれば、顧客は、要望により、背面開放形、閉鎖形の各ブースの一方を任意に選択して利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】全体構成平面模式図
【図2】全体構成側面模式図
【図3】動作フローチャート
【図4】他の実施の形態を示す図1相当図(1)
【図5】他の実施の形態を示す図3相当図
【図6】他の実施の形態を示す図1相当図(2)
【図7】他の実施の形態を示す図1相当図(3)
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
【0015】
貸金庫装置は、金庫室10に対し、背面開放形のブース20を付設してなる(図1)。
【0016】
金庫室10は、必要十分な耐火性能、防盗性能を有するように構築されている。金庫室10には、一対のラック11、11が対面配置されており、各ラック11には、平箱状の貸金庫ボックスB、B…を複列多段に収納することができる。なお、ラック11、11内の貸金庫ボックスB、B…は、顧客ごとに特定されている。
【0017】
ブース20は、左右の仕切壁21、21と、正面壁22とによって三方が仕切られている。正面壁22の前面には、操作台23が設置されており(図1、図2)、操作台23上には、顧客M用の操作パネル24が搭載され、スライド蓋25a付きの開口部25が形成されている。操作パネル24には、顧客Mを認証するためのカードリーダ24aが隣接して付設されており、操作台23は、顧客Mが立ち姿勢により操作パネル24、開口部25にアクセスするに適切な高さに設定されている。開口部25には、顧客Mの貸金庫ボックスBが金庫室10から搬出され、顧客Mは、スライド蓋25aを開放することにより貸金庫ボックスBの内部を利用することができる。
【0018】
金庫室10内のラック11、11の間には、移載機12が配置されている。移載機12は、ラック11、11の間に昇降する長方形のキャリッジ12aと、キャリッジ12aに搭載する移載ユニット12bと、移載ユニット12bに搭載する係合ユニット12cとを備えている。
【0019】
移載機12は、キャリッジ12aを昇降させ、移載ユニット12bをラック11、11に沿って往復移動させることにより(図1の矢印Kb 方向)、移載ユニット12b上の係合ユニット12cを各ラック11内の任意の位置の貸金庫ボックスBに対向させることができる。そこで、係合ユニット12cをラック11に向けて進退させることにより(図1の矢印Kc 方向)、ラック11内の貸金庫ボックスBを移載ユニット12b上に引き出し、または移載ユニット12b上の貸金庫ボックスBをラック11内に収納することができる。
【0020】
各貸金庫ボックスBは、前後面にそれぞれフックB1 を有し、係合ユニット12cは、各ラック11の前面側に突出する貸金庫ボックスBのフックB1 に係合する図示しない係合部材を前後両側に有する。そこで、係合ユニット12cは、貸金庫ボックスBのフックB1 に係合部材を係合させ、ラック11と移載ユニット12bとの間に貸金庫ボックスBを移動させることができる。なお、ブース20の開口部25に近い側のラック11の列のうち、開口部25に最も近い列内には、図示しない貸金庫ボックスBの受渡し位置が設定されている。
【0021】
ラック11内の任意の貸金庫ボックスBは、移載機12の移載ユニット12b上に引き出されると、キャリッジ12aを昇降させ、移載ユニット12bを移動させて受渡し位置の前面にまで搬送し、係合ユニット12cを介して受渡し位置に収納することができ、その後、図示しないコンベヤを介して受渡し位置からブース20側の開口部25にまで搬送することができる(図1の矢印K方向)。また、このようにして開口部25に搬出された貸金庫ボックスBは、開口部25のスライド蓋25aを開くことにより、顧客Mが保有する鍵によって解錠し、内部を利用することができる。利用済みの貸金庫ボックスBは、施錠してスライド蓋25aを閉じることにより、図示しないコンベヤを介して金庫室10側の受渡し位置に戻し(図1の矢印Kの反対方向)、移載機12により受渡し位置から引き出して元のラック11内の指定位置に戻し入れることができる。
【0022】
すなわち、ブース20の開口部25と金庫室10の受渡し位置との間のコンベヤは、金庫室10内の移載機12とともに、貸金庫ボックスBをラック11の所定の収納位置と、ブース20の開口部25との間に往復搬送する搬送システムを構成している。なお、開口部25と金庫室10側の受渡し位置との間のコンベヤは、貸金庫ボックスBが通過するときにのみ開放される自動シャッタ15を介してブース20側、金庫室10側に分割されており、自動シャッタ15は、金庫室10の必要な耐火性能、防盗性能を維持することができる。また、金庫室10には、保守点検用の二重ドア16が付設されている。
【0023】
図1、図2の貸金庫装置は、たとえば図3のフローチャートに従って作動することができる。
【0024】
まず、顧客Mは、ブース20内のカードリーダ24aに認証用のIDカードを読み込ませて認証を受ける(図3のステップ(1)、以下、単に(1)のように記す)。認証が成功すると、操作パネル24が操作可能になるから、顧客Mは、操作パネル24に暗証番号を入力して受付操作をする(2)。そこで、移載機12が自動スタートし、顧客Mの貸金庫ボックスBをラック11の指定位置から取り出して受渡し位置に収納し、図示しないコンベヤを介してブース20の開口部25に搬出する(3)。
【0025】
顧客Mの貸金庫ボックスBが開口部25に出庫されると、その旨が操作パネル24上に表示されるから、顧客Mは、操作パネル24に「取出」指示を入力して開口部25のスライド蓋25aを開放させ(4)、保有する鍵により貸金庫ボックスBを解錠して内部を利用することができる(5)。その後、顧客Mは、貸金庫ボックスBを施錠した上、操作パネル24に「返却」指示を入力することにより開口部25のスライド蓋25aを閉じ(6)、貸金庫ボックスBは、開口部25から金庫室10の受渡し位置を経由して元のラック11の指定位置に自動的に戻し入れされる(7)。顧客Mの貸金庫ボックスBの入庫動作が完了すると、次の顧客Mの認証動作が可能となる。
【0026】
以上の説明において、操作パネル24は、いわゆるタッチパネル式に構成することが好ましい。また、図3のステップ(3)の出庫動作、ステップ(7)の入庫動作は、その進行状況を操作パネル24上にリアルタイムに表示してもよい。さらに、認証用のカードリーダ24aは、必ずしも操作パネル24に隣接して配置する必要はなく、立ち姿勢の顧客Mがアクセスし易いブース20内の任意の場所に配置することができる。
【他の実施の形態】
【0027】
金庫室10には、閉鎖形のブース30を併せて付設してもよい(図4)。
【0028】
図4において、背面開放形のブース20は、金庫室10の一方の長辺に沿って設置され、左右の仕切壁21、21の一方は、ブース30用の壁の一部が流用されている。また、顧客認証用のカードリーダ24aは、操作台23の前面側に設置されている。ブース20内における貸金庫ボックスBの利用形態は、図1、図2のブース20におけるそれと全く同一である。ただし、貸金庫ボックスBをブース20の開口部25に出庫し、開口部25から入庫する際の受渡し位置は、ブース20側のラック11の複列のうち、開口部25に対応する列内に設定されている(図4の矢印Kの位置)。
【0029】
閉鎖形のブース30は、四周が壁によって囲まれ、電子錠付きの入室ドア31が一方の壁に設置されている。入室ドア31の近傍には、顧客認証用のカードリーダ31aが室外側に設置され、顧客が保有する貸金庫ボックスB用の鍵によって入室ドア31を解錠する退室用のキーユニット31bが室内側に設置されている。ブース30内には、操作台33上に操作パネル34を設置するとともに、スライド蓋35a付きの開口部35が形成されている。ただし、操作台33は、顧客が椅子33aに着席して操作パネル34、開口部35にアクセスし得る高さに設定されている。
【0030】
ブース30内の操作パネル34を操作すると、金庫室10内の所定の貸金庫ボックスBを開口部35に出庫させて内部を利用することができ、利用済みの貸金庫ボックスBをラック11、11内の指定位置に戻し入れることができる。ただし、貸金庫ボックスBを開口部35に出庫し(図4の矢印K1 方向)、開口部35から入庫する際(同図の矢印K1 と反対方向)の受渡し位置は、開口部35に最も近いラック11の列内に設定されており、この受渡し位置と開口部35との間には、自動シャッタ17を介してブース30側、金庫室10側に分割される図示しないコンベヤが設置されている。そこで、金庫室10内の移載機12は、操作パネル34からの指令によって作動するとき、貸金庫ボックスBをブース30側に出庫し、操作パネル24からの指令によって作動するとき、貸金庫ボックスBをブース20側に出庫することができる。
【0031】
ブース20において貸金庫ボックスBを利用するときの作動は、図3のとおりである。ブース30において貸金庫ボックスBを利用するときの作動は、たとえば図5のとおりである。
【0032】
まず、顧客の保有するIDカードを室外側のカードリーダ31aに読み込ませ、電子錠付きの入室ドア31を解錠する(図5のステップ(1)、以下、単に(1)のように記す)。次いで、顧客は、入室ドア31を開けてブース30に入室し(2)、椅子33aに着席して操作パネル34に暗証番号を入力して受付操作すると(3)、移載機12が自動スタートして顧客の貸金庫ボックスBが開口部35に搬出され(4)、開口部35に貸金庫ボックスBが出庫されると、スライド蓋35aが自動的に開く(5)。そこで、顧客は、保有している鍵により貸金庫ボックスBを解錠して内部を利用することができる(6)。
【0033】
貸金庫ボックスBの利用が済むと、顧客は、貸金庫ボックスBを施錠し、操作パネル34に「返却」指示を入力することにより、スライド蓋35aが自動的に閉じ(7)、貸金庫ボックスBは、ラック11内の指定位置に自動的に戻し入れされる(8)。一方、顧客は、貸金庫ボックスB用の鍵をキーユニット31bに挿入し、抜き取ることによって入室ドア31を室内側から解錠し(9)、入室ドア31を開けてブース30から退室する(10)。なお、先きの顧客の貸金庫ボックスBの入庫動作が完了すると、次の顧客による受付操作が可能となる。
【0034】
金庫室10内の移載機12は、スタッカクレーン形に形成してもよい(図6)。
【0035】
スタッカクレーン形の移載機12は、図示しない台車上にキャリッジ12aを昇降可能に搭載して構成され、台車を介してラック11、11の前面に沿って往復移動可能である(図6の矢印Kb 方向)。そこで、移載機12は、キャリッジ12a上の図示しない移載ユニットを介してラック11、11内の任意の貸金庫ボックスBをキャリッジ12a上に引き出し、ラック11、11内に設定する受渡し位置を経由して、図示しないコンベヤを介してブース20側の開口部25、ブース30側の開口部35に出庫させることができ(図6の矢印K、K1 方向)、逆の手順により元のラック11内の指定位置に戻し入れて入庫することができる。なお、図6において、ブース20側のカードリーダ24a、ブース30側の入室ドア31、カードリーダ31a、キーユニット31bは、図示が省略されている。
【0036】
ブース20、30は、金庫室10の一方の長辺に沿って並設してもよい(図7)。なお、図7において、ブース20は、自動現金支払機(ATM)42を収納するATM用のブース40、40…と同一サイズに形成されており、ブース20、40、40…は、パーティション41、41…を介して仕切られている。また、ブース20の正面壁22は、金庫室10の周囲の壁の一部を流用しており、仕切壁21、21の一方は、ブース30の壁を流用し、他方は、隣接するブース40のパーティション41を流用している。ただし、図7の移載機12も、スタッカクレーン形として図示されている。
【0037】
以上の説明において、カードリーダ24aは、たとえば指紋、声紋などを認証する生体認証手段に代えてもよい。カードリーダ31aについても同様である。また、顧客を認証するために、カードリーダ24a、31aや、生体認証手段を設けるときは、操作パネル24、34に暗証番号を入力させることを省略することも可能である。
【産業上の利用可能性】
【0038】
この発明に係る貸金庫装置は、銀行や郵便局などの金融機関の店舗に限らず、スーパーやデパートなどの大形店舗などにも好適に設置することができる。
【符号の説明】
【0039】
M…顧客
B…貸金庫ボックス
10…金庫室
11…ラック
20…ブース
21…仕切壁
22…正面壁
24…操作パネル
25…開口部
25a…スライド蓋
30…ブース
31…入室ドア

特許出願人 株式会社 富士精工本社
代理人 弁理士 松 田 忠 秋

【特許請求の範囲】
【請求項1】
多数の貸金庫ボックスをラックに収納して保管する金庫室と、該金庫室に付設し、顧客に貸金庫ボックスを利用させるブースと、指定の貸金庫ボックスを前記ラックから取り出して前記ブースのスライド蓋付きの開口部に搬出し、利用済みの貸金庫ボックスを前記ラックの指定位置に戻し入れる搬送システムとを備えてなり、前記ブースは、左右の仕切壁と正面壁とによって三方を仕切る背面開放形に形成し、立ち姿勢によってアクセスする前記開口部と顧客用の操作パネルとを前記正面壁の前面に配置することを特徴とする貸金庫装置。
【請求項2】
前記操作パネルには、顧客を認証する認証手段を付設することを特徴とする請求項1記載の貸金庫装置。
【請求項3】
前記金庫室には、電子錠付きの入室ドアを有する閉鎖形のブースを併せて付設することを特徴とする請求項1または請求項2記載の貸金庫装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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