説明

超小型で救急時瞬時対応の酸素マスク兼防毒ガスマスク。

【課題】地下街、地下鉄の事故或いはビル火災など不測事態に対応した携帯用超小型酸素マスク・防毒マスク及び呼吸困難時に対応した超小型の応急処置マスクの提供するも、本発明では超小型酸素補給装置で酸素の発生量に限界があり更に効率の良い酸素発生剤の研究が待たれる。
【解決手段】救急車の到着時間が年々遅れ平均が6分以上掛かる事が報告されていることから緊急の場合、有毒ガスの防具として効果を期待出来、初期段階の脳酸欠症を最小限に食い止めることが最悪の事態に対して自分の命を守る有効な手段となり得る事から、軽便でハンデイな超小型の酸素・防毒マスクの提供が望まれている。
発生時間を多くするには、超小型で容量に限界ある事から必要あれば本発明による超小型酸素発生装置を2個、3個と装着する方法可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、突発災害即ち地震・火災・地下鉄・地下街での災害等で安全な場所へ緊急避難する際、救援隊の到着時間までにガスにまかれたりして呼吸困難な状況の陥り脳酸欠で気絶した状況のまま死亡事故に繋がる。この様に死亡事故に至らない為の、一時的防毒マスク兼酸素マスクとして利用可能とした災害時の緊急避難マスクに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、携帯用マスクとしてばスプレー缶に充填された酸素ボンベのタイプともう一方では酸素発生剤と水を貯蔵する四角い容器と酸素を貯留する大きな袋を格納する為の比較的大きな矩形の容器に分かれており2層3層の構造のものが有るが、携帯に便利でコンパクトと云い難い又、酸素発生装置として水筒状長いの容器にマスクと繋ぐチューブ及び分解容器が必要とした例もある。この様に別々の部材で構成している関係から円筒状又は角型の容器では携帯には不向きと言わざるを得ない持ち運びに不便では常時携帯する事が出来無いのが実情で、パニック状態の中で準備に時間を要する事が緊急災害時は対応不可能で咄嗟の場合は役に立たないのが現状で有る。
【特許文献1】特開2004−275894
【0003】
近年はテロリストによる突発的な奇襲攻撃が多発しており、地下鉄・地下街・ビル火災など危険が何時起きるか予測がつかない状態が益々多くなる。
又、必ず起こると言われている地震の発生後、瓦礫の下敷き或いは火災時発生時、有害ガス等等不測の事態に対応出来るものが無く、現在のものの殆どが防災対策型緊急避難グッズとして持ち運び出来無いのが実情である為、この様な不測事故の犠牲者が後を断たないのが現実である。
【0004】
災害時の犠牲者を最小限にする為には、絶えず身体に携帯出来る装置として腰ベルト或いはハンドバックなどに携行し自分自身を守る事が出来る緊急時の防毒ガスマスク・酸素マスクでありながら応急用に10分間程度の呼吸が可能な超小型のマスクが求められている。
【0005】
この為国を挙げて、国民一人一人に緊急避難用超小型の酸素・防毒マスクの携帯を関係省庁・自治体が一体となって指導に注力すれば災害時の死亡事故が大幅に減ることが期待される。
又、飛行機で海外に出張する際も、観光で出かける時も、携行すれば国民の生命と財産を守る事になると期待できる。
【0006】
これらを鑑み本発明はこれらの具体的な事柄の解決に向け国民の生命と財産を守ることを前提とした「緊急避難用酸素マスク・防毒ガスマスク」を携帯に便利な超小型を実現する事によりポケットサイズのハンデイな緊急避難マスクで環境に配慮したリサイクル、リユースを考慮した簡単な構造に必要となっている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来の比較的小型の装置で酸素を貯留する袋を格納する矩形のボックスが必要なタイプと、或いはスプレー式のボンベ等有るが、円筒状・角型で付属部材が多いことから、絶えず携行するには不便で咄嗟の場合、地震やビル火災、地下鉄、地下街などの火災に発生した有害なガスが充満する場所から脱出するための緊急の応急用とグッズとして常時携行が便利な超小型でハンデイな装置が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための手段として軽便で取出し易く且つ絶えず携行を可能にする為嵩張らず、邪魔にならず、角張らずコンパクトなウエストポーチタイプで絶えず腰ベルト等で帯同が可能とした。タバコケース程度の大きさを可能としたのでワイシャツの内ポケットにも挿入を出来る超小型を実現した。
尚、薄型で超小型の為、婦女子の小さなハンドバックに入る程度のコンパクトサイズで、取付けおよび取外しが簡単、添付する余分な付属部品が無いので、小学生・中学生なども防災対策として腰紐又は腰ベルトにまき付ける事を指導すれば更に児童の生命と防毒ガスマスクとして脳酸欠死などの安全性を高める事が可能である。
【0009】
災害時応急処置的に対応可能な腰ベルト或いは身体に絶えず装着していれば突発の事態の緊急を要するあらゆる災害にも対処可能であるため室内・室外問わず、地下鉄・飛行機などの乗り物の中でも使用できる。
【0010】
この場合の酸素発生剤として過炭酸ナトリューム、水性溶媒として、水の触媒としての二酸化マンガンを混合することで酸素を発生させる技術は従来の技術に関する装置であるがプラスチック素材で成形された容器10に弾性体からなるマスク13に相当するマスク状を反転させた形態で容器にカバー状装着された構造で構成されている、凹面状のマスクが粘着面を持った弾性素材で顔面の鼻腔口部に密着する構造としている。
【0011】
地下街・地下鉄などでの災害時に場所を選ばず脱着が可能であるが、酸素パウダーの化学反応で新鮮且つクリーンな酸素が供給できる携帯可能装置。
【発明の効果】
【0012】
外国ではテロリストによる自爆テロ等、奇襲攻撃が多発しており、地下鉄・ビル災害など何時起きるか予測がつかない、又地震等の不測の事態に対処した、防災形緊急避難グッズとして持ち運びがし易いように腰周り、胸ポケット或いはハンドバックなどに帯同し、自分の身を守る為には常時持ち歩くことが、緊急時の応急酸素マスクとして超小型のマスクが必要不可欠でその効果絶大と期待出来る。
【0013】
また携帯に便利となればビジネス、観光でも海外に出かける場合安心して携行出来る為、災害時の死亡事故が急激に減ることが予想される。
【0014】
以上の説明したように、本発明の効果は超小型ウエストポーチ形、且つ吸入マスクに即対応が可能であることより地下鉄、電車・ビル内・地下街・ショッピングセンターなどあらゆる場所に対応した、防毒マスク・酸素マスクで地震の際、避難に最小限の応急措置が可能で災害時死亡事故が極端に減る事が期待できる。
又、マスク構造で酸素の漏れ・防毒ガスマスクとしての機能をより効果的にする為の結束固定方法について新構造の3重ホックの発明により結束バンドが左右の耳掛け紐・バンドに、更には1本に繋ぎ後頭部からの固定バンド・紐にも出来る。
【0015】
一方、地下火災・個人住宅火災の際等で有毒ガス発生した場合に酸欠状態に陥った場合にも応急的に使用すれば脳酸欠症の大半が救われる事が可能となることより、もはや不測事故は最小限自分で自分の身を守る事が今後益々の重要で有ろうと考えられる。
【0016】
救急車の出動到着時間にしても年々遅くなって、平均6分以上掛かる事が発表されていることから、全国民の身を守る為の必携のグッズとして期待出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以上の説明よりどこかに一定の場所に設置して有ってもいざ災害発生時間に合うとは限らず、携行を義務化すれば災害時、例えば瓦礫の下敷きになっても救出までの数分間(5〜10分)の呼吸維持する為の軽便なものでの対応が有害ガスから時をかせぎ身を守ることが重要である。
【実施例1】
【0018】
本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、超小型酸素発生装置を腰ベルト18に装着した場合であるが、タバコケースサイズでありワイシャツ胸ポケット・ハンドバックに入るサイズでありその平面図、側面図を示す。
図2は、超小型酸素発生装置容器本体10の固定バンド14に腰ベルト18を通し装着した場合の1例であり形体図を示す。
図3は、発生装置の各部品の断面図であって容器本体10の容器内に突起物針状10aを数ヶ所設け、図中12はで酸素発生する容器10を支える保護バックを示し、容器本体10を支える保護バック12と樹脂ホック12aを備え、又防護カバー兼マスク13には13bのフック・13aのホックを備えている。
図4は、超小型酸素発生容器に酸素発生剤のパウダーパック(例えばラミネートチューブ)と蓋付き挿入台を挿入する実施例の断面図を示す。 図中11は蓋(樹脂キャップ)でこの蓋11の内側下方に連結棒11aを一体成形している。連結棒の先端には容器口径部10bに蓋兼フイルタ−の役目をする17と酸素発生剤のパウダーパック16及びパックホルダー15を装着し脱落しない様に11aの連結棒を11b、11cで変形させ固着している。
図5は、超小型酸素発生容器本体10の容器本体口径部10bより図4で示した組付け部材15、16を傾斜しながら挿入する手順の例を示す。
図6は、図5の示した状態に加え更に容器内に酸素パック16を挿入される形態図を示している。
図7は、図5で示した状態から容器防護カバー兼マスク13を表裏反転させ挿入する状態の断面図を示す。
図8は、酸素発生部剤を挿入後容器内に容器本体口径部10aより分解液としての水17を注入した形態の断面図を示す。
図9は、キャップ(蓋)11をネジ締めした締め付け状態を示す発生装置の容器の完成の断面図である。
【実施例2】
【0019】
図10は、固定バンド14を樹脂ホック14aと保護バック12の樹脂ホック12aにマスクのフック部13bを介しタスキ掛けとし容器10と保護バック12と防護マスク13とを完全に結束した超小型酸素発生装置の完成品としての平面図である。
図11は、超小型酸素発生装置で応急使用時まず結束バンド14のホック14aを外しマスク部13のヘリ13aを摘んで逆転(ヒックリ返し)する状態で上方に引っ張る動作で完全に口唇部・鼻孔部へと当てがい、マスクカバーに変身させる形体図を示す。又、この際口唇部・鼻孔部に当該する凹状の内面には両面テープを最初から付着させておけば、テープ表紙を剥がせば口唇部完全に密着し外部からの有害ガス等は吸入出来無い様にする事可能である。
図12は、容器内で酸素発生時の状態の断面図であって酸素発生装置の凹状マスクカバー13とし使用状態より樹脂キャップ11のネジ部11dを緩め樹脂キャップ11を引っ張り容器内の針状突起10aに酸素発生剤の混入しておるチュウーブ状16をパウダーパック固定台15の突起部15aで酸素発生剤入りパック16の平面部16aに酸素発生容器10に形成された突起部10aとパウダーパック固定台15に形成された針状突起部15aの間でパウダーパック16の表裏に微細な穴を空け除々酸素発生剤を溶解液17に浸透するように構成し溶解液との化学反応で酸素が発生し空気中の酸素濃度を脳酸欠状態至らない適度(16%程度)にする調整する機構を持つ酸素発生装置の機構を示す。
図13は、使用状態の断面図であって図12で示した状態から酸素フィルタ兼ストッパー17と容器本体10の口径部10aとストッパー部17bで固着される。この際樹脂キャップ11を垂直に引っ張ることにより連結棒のくびれ部11bで切断分離されて初めて吸入マスク部13を口唇部・鼻孔部をあてがい酸素の吸入を始めること可能となる。
図14、では酸素を吸入する為、図13で構成された吸入マスク13を口・鼻孔部に当て緊急を要する場合固定バンド紐なし状態のまま手で押え、鼻孔部にピッタリ装着し吸入を開始した形体図を示す。
【実施例3】
【0020】
図15では、14のバンド兼耳掛け紐の14aをマスクホック部13aに雄・雌ホックで止めて耳掛け紐として利用した実施例を示す。
図16では、固定バンド14の2本をホック14aと14bで雄・雌ホックで止め結束し1本のバンドを図17に示す輪状態を作り、後頭部にこの輪状態のまま固定した酸素吸入マスク状態の実施例を示す。
図17では、16で示した固定バンドを後頭部に固定した状態で1本の環状紐に組み合わせた実施例の1つと左右ニ本で耳掛け紐14を示す、この際マスク部13とバンド紐14を連結する手段として新発明の三重構造の樹脂ホックを連結した部分を拡大して示す。
図18は、従来の樹脂ホックの断面図であって、二重構造の組立品20でホックA20aとキャップ20dで取付けバンド20f(テープ・布・ゴム等)を挟み込んでキャップ20dの先端をカシメ行い一体化する、もう一方B型ホック20bとキャップ25dで同様に取付けバンド20f(テープ・布・ゴム等)を挟み15で示した。
図19では、バンド兼耳掛けを酸素吸入マスクのバンドを連結する本件に派生的発明に至った3重構造の樹脂ホック断面図を示す。
【実施例4】
【0021】
この場合は図18で示した二重構造の在来型B型ホック20に対し、酸素吸入マスクのホック部13aにC型ホック20cとB型凸ホック20bで連結部材20fを挟み込んで20cの先端カシメ固定するもスリーピースの部材を連結し完成させる構造である。他は図18と同じ方法で組み付け簡単に完成する。ここで派生的に発明至った三重構造の樹脂ホックでは有るが、通常に使用すれば雄(凸)ホックと雌(凹)ホックを連結し1本に連結した状態で後頭部バンドにも切り替え出来る事を完成した。ここでは酸素マスク或いは防毒マスクに採用しているが、この三重構造のC型ホックは一般的な衣類・カバン他ベビー用品等に代表される複雑な3ピースの部材を連結するのに応用出来る。
【産業上の利用可能性】
【0022】
諸外国のテロリストの奇襲攻撃が日本でも同様な事態が警戒されており、地下鉄、ビル災害など危険が何時起きるか予測がつかない状態が今後益々多くなる。このよう社会情勢の背景の中、不測事態に対処した、防災形緊急避難グッズとして持ち運びがし易いように腰周り・内ポケットまたはハンドバックなどに携帯電話と同様に常時持ち歩くことが出来れば防災のグッズとして、国内、国外問わず携行を指導・教育すれば自分自身での生命が守る事が可能になる。
【0023】
海外にビジネスで出張・観光で出かける場合も、携行すれば不測の事態に対処出来るし諸外国の範となる事が期待できる。
【0024】
一方携行に便利になれば心臓病、ぜんそく等持病の方の緊急応急として、交通事故等の呼吸困難時周囲の人が本人の小型酸素マスクを取出し応急措置が可能である。
例えば救急車の平均到着時間6分余りの間に超小型酸素吸入器があれば待ち時間による救急医療活動の死亡事故を半減することが可能である。
【0025】
又この発明の中で考案されたマスクバンド(紐等)の連結の方法で三重構造のホックの提案をしているが、衣類分野でも幼児衣類の止め具、他各種衣料の連結に幅広く利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】超小型酸素発生装置の平面図と側面図である。
【図2】超小型酸素発生装置を腰ベルトに挿入した形態図を示す。
【図3】超小型酸素発生装の発生容器・防護マスク・保護カバーの断面図である。
【図4】酸素発生剤のパウダーパックと蓋・連結棒の断面図である。
【図5】酸素発生容器にパウダーパックを傾斜しながら挿入する形態図を示す。
【図6】酸素発生容器内に図5の状態に更に内部挿入した形態図を示す。
【図7】容器防護カバー兼マスク反転させ挿入する断面図である。
【図8】酸素発生部剤の挿入後分解液を注入した状態図を示す。
【図9】超小型酸素発生装置の密閉した断面図である。
【図10】超小型酸素発生装置の完成品状態の平面図を示す。
【図11】超小型酸素発生装置で応急時マスクカバーに変身する途中状態を示す。
【図12】超小型酸素発生装置の防護マスクの完成状態図を示す。
【図13】キャップと連結棒の切断・分離し酸素の発生器の使用状態図を示す。
【図14】鼻孔部にピッタリ装着し吸入を開始後の形体図を示す。
【図15】耳掛けバンド・紐を掛けた状態図を示す。
【図16】固定バンド・紐を後頭部に装着した実施例を示す。
【図17】固定バンド・紐を還状に1本及び2本の実施例を示す。
【図18】従来の二重構造の樹脂ホック断面図示す。
【図19】本発明で派生的に発明した三重構造の樹脂ホックの断面図である。
【符号の説明】
【0027】
10 酸素発生の容器本体(PET等)。
10a容器本体内部の針状突起物。
10b容器本体口径部。
11 容器の蓋となる連結棒付き樹脂キャップ。
11a 連結棒。
11b連結棒くびれ部
11c連結棒の噛み潰し部
12 保護バック
12a樹脂ホック。
13 防護カバー(兼反転時マスク)。
13aホック(通常樹脂)。
13b固定バンドフック。
13cカバーマスク部。
13d防護カバー端部。
13eホック(通常樹脂)。
14 結束固定バンド(兼耳掛け紐)。
14a樹脂ホック。
15 パウダーパックホルダー。
15a針状突起物。
15b連結孔。
16 酸素発生剤入りパック(ラミネートチューブ状)。
16a位置決め孔。
17 酸素調整フイルタ−(兼蓋・ストッパー)
17a酸素供給孔。
17bストッパー部。
18 分解液(水)。
19 ベルト又紐状。
20 ホック樹脂全体図。
20aA型凹ホック
20bB型凸ホック。
20cC型凹ホック。
20dエンドキャップ。
20e取付けバンド(紐状)。
20f保護マスクカバー・バンド。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
超小型携帯酸素発生剤容器の保護カバーが緊急時の酸素吸入マスクにワンタッチで瞬時切り替え可能とした事を特徴とした酸素吸入マスク。
【請求項2】
請求項1記載の超小型酸素マスクで酸素発生剤容器を包み込む様に保護カバー・保護ケースと固定バンド(紐状)を樹脂ホック等介し保護カバーと連結してあり、固定結束バンドに腰ベルトを通し易い様バンド先端を樹脂ホックで止めてある構造で使用時耳掛け紐となるマスク装置。
【請求項3】
請求項2記載の容器カバーを反転させ凹状とし、即酸素吸入口となるマスク状で鼻孔及び口唇部に完全にフィットする様凹状マスク面の内側には両面テープを貼り付けも可能で,有害ガスの侵入する阻止を目的とした防護マスクを装備した事を特徴とする超小型酸素マスク。
【請求項4】
請求項3で口唇部及び鼻孔部にピッタリ粘着する事が可能であるが更に容器本体と防護カバーとが一体とし、バンド紐を通し脱落防止バンドのホックを自由に着脱可能で耳掛け紐が樹脂ホックを介し1本となり鉢巻状に後頭部で固定できる事を特徴とする超小型酸素マスク。
【請求項5】
酸素発生剤として過酸化ナトリュウム、水性溶剤としての水、触媒としてニ酸化マンガンを混合し酸素を発生させる発生剤をチュ−ブ状(例えばラミネートチュ−ブ)を超小型の装置の容器内に予め挿入して構成されていて容器の蓋を開けると同時に蓋を比較的小さい力で引っ張ることにより容器内部と蓋裏側から連結されたワイヤと結束させた針状突起の付いたパックホルダーでラミネートチューブパックを容器内部の針状突起とで瞬時にチューブの表面に穴が空け、酸素発生素剤が水と反応し酸素を発生させる事を特徴とする超小型酸素発生装置。
【請求項6】
請求項5で蓋の裏側より連結されたワイヤは柔軟性を持った太さで酸素発生剤のパックであるラミネートチュウブの着脱も簡単である上、このチューブの穴がフィルタ−の役目も果し急激な酸素の排出を調整する可能としたことを特徴とする発生装置。
【請求項7】
常時携帯に便利な腰ベルトの通し紐が装着され、平常は容器固定用に伸縮性のある紐状の2本で構成し両端には着脱容易可能な樹脂ホックに連結しているが、組合せ自由で、両耳掛け紐、或いは1本に連結を可能であることを特徴とする超伸縮自在のバンドの付いた装置。
【請求項8】
容器の蓋と連結しているワイヤ−状連結棒の垂直方向下方には容器口径に合せた中蓋が連関し、この中蓋は作動時ストッパーとしても利用可能で急激な流入を防止するフイルタ−をとなる中蓋装置。
【請求項9】
超小型酸素マスクであるが防毒ガスマスクと双方の役目を兼用出来、更に救急車到着までの応急マスクとして使用可能とした事を特徴とする超小型防毒ガスマスク・酸素マスク装置。
【請求項10】
耳掛け紐と後頭部バンドを使い分けるのには樹脂ホックを従来の雄・雌構造のホックで容器とカバーを結束しているも本発明の酸素吸入マスクの固定に欠かせぬ雄・雌・雄(又は雌・雄・雌)構造の3重ホック(樹脂・金属)を使用することにより2本のリング状を作り左右の耳に分け掛ける事を可能とした三重構造の樹脂ホック。
【請求項11】
請求項10で示した構造で当該のマスクに限らず各種衣料類等・ベビー衣類などのツーピース以上すなわちスリーピース部材からなる衣類の連結に当該三重構造の樹脂ホックを利用した各種衣料類。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公開番号】特開2007−98004(P2007−98004A)
【公開日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−294770(P2005−294770)
【出願日】平成17年10月7日(2005.10.7)
【出願人】(303050827)株式会社ユーシンテクノ (2)
【Fターム(参考)】