説明

超砥粒工具

【課題】 超砥粒の割れや脱離をさらに低減させた超砥粒工具を提供する。
【解決手段】 ワイヤ工具10等の台金14の研削面16にダイヤモンドからなる超砥粒18を固定するロウ材40は、6.0〜8.0重量%のCr、2.75〜3.50重量%のB、4.0〜5.0重量%のSi、2.5〜3.5重量%のFe、0.06重量%以下のC、0.02重量%以下のP、及び残部のNiからなるニッケルロウ材、すなわちBNi−2のニッケルロウ材に対して、当該ニッケルロウ材の5〜20重量%のCuが添加されたものである。これにより、台金14に固定されたダイヤモンドからなる超砥粒18に与える応力が軽減され、超砥粒18の割れを低減させる。また、ロウ材40は、超砥粒18を台金14に固着させる力を十分に有し、加工時における超砥粒18の脱離を防止することも可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、超砥粒工具に関し、特には台金の研削面に超砥粒をロウ付けにより固定した超砥粒工具に関する。
【背景技術】
【0002】
シリコンやサファイヤなどの硬脆材料の加工や、アルミ合金と鋳鉄とからなるレシプロエンジン(Reciprocating engine)のシリンダーブロック等の加工において、台金の研削面に超砥粒(硬度が高いCBN(立方晶窒化ホウ素:Cubic Boron Nitride)やダイヤモンドからなる砥粒)を固着した超砥粒工具を用いることが知られている。台金に合成樹脂により超砥粒を固定したレジンボンド工具は、超砥粒を台金に固定する力が弱く、超砥粒が台金から脱離し易いという問題がある。これに対して、台金に超砥粒をロウ付けで固定したロウ付け工具は、レジンボンドワイヤ工具より超砥粒を台金に固定する力が強く、超砥粒が台金から脱離し難い。
【0003】
そのため、例えば、特許文献1では、超微粒CBN基焼結体をAg、Cu、Ni、Mn、Pb、Pd、Cd、Au、Zn、Sn、Li、P、Si、Cr、B、Fe、Co、V、Ta、Mo、Al、Be、Geのいずれか1種以上からなる金属、さらに必要によってはTi、Zr、Hfの一種以上の金属を0.2〜70体積%含有した金属によって、超硬合金、ハイス、鋼、セラミックス、サーメットの少なくとも1種の基材に接合したロウ付け工具が開示されている。
【特許文献1】特開2002−302732号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、超砥粒を、一般的に用いられるNiを主成分とするニッケルロウ材等により台金にロウ付けすると、ロウ付けによる応力によって台金に固定した超砥粒に割れが生じる場合がある。台金に固定した超砥粒に割れが生じた場合、被削材に不要な傷を付けてしまう可能性がある。一方、合成樹脂により超砥粒を台金に固定したレジンボンド工具は、超砥粒に割れは生じないものの、上述のように超砥粒を台金に固定する力が弱く、超砥粒が台金から脱離し易いという問題がある。そのため、超砥粒の割れや脱離をさらに低減させた超砥粒工具が望まれている。
【0005】
本発明は、斯かる実情に鑑み、超砥粒の割れや脱離をさらに低減させた超砥粒工具を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、研削面を有する台金と、台金の研削面に固定されたダイヤモンドからなる超砥粒と、台金と超砥粒とを固定するためのロウ材とを備え、ロウ材は、6.0〜8.0重量%のCr、2.75〜3.50重量%のB、4.0〜5.0重量%のSi、2.5〜3.5重量%のFe、0.06重量%以下のC、0.02重量%以下のP、及び残部のNiからなるニッケルロウ材に対して、ニッケルロウ材の5〜20重量%のCuが添加されたものである超砥粒工具である。
【0007】
この構成によれば、ロウ材は、6.0〜8.0重量%のCr、2.75〜3.50重量%のB、4.0〜5.0重量%のSi、2.5〜3.5重量%のFe、0.06重量%以下のC、0.02重量%以下のP、及び残部のNiからなるニッケルロウ材、すなわちBNi−2(日本工業規格:JIS Z3265)のニッケルロウ材に対して、当該ニッケルロウ材の5重量%以上のCuが添加されたものであるため、台金に固定されたダイヤモンドからなる超砥粒に与える応力が軽減され、超砥粒の割れを低減させることが可能となる。一方、ロウ材は、当該ニッケルロウ材の20重量%以下のCuが添加されたものであるため、超砥粒を台金に固着させる力を十分に有し、加工時における砥粒の脱離を防止することも可能となる。
【0008】
また、本発明は、研削面を有する台金と、台金の研削面に固定された立方晶窒化ホウ素からなる超砥粒と、台金と超砥粒とを固定するためのロウ材とを備え、ロウ材は、6.0〜8.0重量%のCr、2.75〜3.50重量%のB、4.0〜5.0重量%のSi、2.5〜3.5重量%のFe、0.06重量%以下のC、0.02重量%以下のP、及び残部のNiからなるニッケルロウ材に対して、ニッケルロウ材の5〜20重量%のCuと、ニッケルロウ材の3〜9重量%のTiとが添加されたものである超砥粒工具である。
【0009】
この構成によれば、ロウ材は、BNi−2のニッケルロウ材に対して、当該ニッケルロウ材の3〜9重量%のTiとが添加されたものであるため、CBNからなる砥粒を脱離することなく台金に固定することが可能となる。また、ロウ材は、当該ニッケルロウ材の5重量%以上のCuが添加されたものであるため、台金に固定されたCBNからなる超砥粒に与える応力が軽減され、超砥粒の割れを低減させることが可能となる。さらに、一方、ロウ材は、当該ニッケルロウ材の20重量%以下のCuが添加されたものであるため、超砥粒を台金に固着させる力を十分に有し、加工時における砥粒の脱離を防止することも可能となる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の超砥粒工具によれば、超砥粒の割れや脱離をさらに低減させることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
【0012】
図1〜3は、本発明の超砥粒工具をそれぞれワイヤ工具、カップ型研削工具、及びホイール型研削工具として実現した例を示す斜視図である。図1に示すワイヤ工具10は、主に、大型石材等の硬脆材料の切断に用いられるものである。図1に示すようにワイヤ工具10は、ピアノ線、撚り線等からなる線状体である芯線12に、円柱状の台金14が等間隔で固定されている。台金14の研削面16には、ダイヤモンドあるいはCBNからなる超砥粒18がロウ材によるロウ付けにより固定されている。
【0013】
図2は、本実施形態に係るワイヤ工具10の研削面を示す断面図である。図2に示すように、超砥粒18は台金14の研削面16にロウ材40によって、単層に固定されている。超砥粒18を台金14の研削面16に、複数の層にわたって固定するようにしても良いが、超砥粒18を研削面16に単層に固定することにより、超砥粒18の脱離により研削面16からの超砥粒18の固定位置が変動して、加工精度が損なわれることを防止することができる。
【0014】
超砥粒18は、ダイヤモンドあるいはCBNからなるものである。ここで、超砥粒18にダイヤモンドからなる砥粒を用いた場合は、当該ダイヤモンド砥粒に、天然ダイヤモンド、合成ダイヤモンド、及び金属被覆した合成ダイヤモンドのいずれかから選択されるものからなる砥粒を用いることができる。また、超砥粒18にCBNからなる砥粒を用いた場合は、当該CBN砥粒に、CBNからなる砥粒及び金属被覆したCBN砥粒のいずれかから選択されるものからなる砥粒を用いることができる。
【0015】
本実施形態における超砥粒工具は微細な加工に用いても効果を発揮するが、後述するように超砥粒の割れや脱離が低減されているため、粗研削及び重研削に適用して場合においてより効果を発揮する。そのため、超砥粒18の平均粒径は、好ましくは65μm〜1200μmであり、より好ましくは149μm〜1200μmであり、さらに好ましくは297μm〜〜1200μmとすることにより、本発明の効果をより発揮させることが可能となる。
【0016】
本実施形態において、超砥粒18にダイヤモンド砥粒を用いた場合は、ロウ材40の組成は、6.0〜8.0重量%のCr、2.75〜3.50重量%のB、4.0〜5.0重量%のSi、2.5〜3.5重量%のFe、0.06重量%以下のC、0.02重量%以下のP、及び残部のNiからなるBNi−2のニッケルロウ材に対して、BNi−2のニッケルロウ材の5〜20重量%のCuが添加されたものである。
【0017】
Cuの添加量は、後述するようにBNi−2のニッケルロウ材に対して10重量%を超える添加量とすることにより無添加の場合に比べて、超砥粒18に割れが生じ難くなり、超砥粒18の保持力が50%以上向上する。さらに、Cuの添加量は、BNi−2のニッケルロウ材に対して15重量%の添加量とすることにより無添加の場合に比べて超砥粒18の保持力が150%以上向上する。
【0018】
一方、BNi−2のニッケルロウ材に対するCuの添加量が10重量%を超えると、加工時における超砥粒18に割れよりも脱離が多く生じる傾向が顕著になってくる。この場合、加工時に超砥粒18にかかる負荷よりも、超砥粒18の保持力が大きければ超砥粒18の脱離は生じないため、特に研削面16に超砥粒18が単層で固定されている場合において、超砥粒工具を長寿命化することができ、優れた特性を持つものとなる。
【0019】
しかしながら、超砥粒18の割れを防止し、保持力を維持しつつも、超砥粒18の脱離を防止する見地から、Cuの添加量は、BNi−2のニッケルロウ材に対して、好ましくは10〜18重量%であり、より好ましくは13〜16重量%が好ましいと考えられる。
【0020】
本実施形態において、超砥粒18にCBN砥粒を用いた場合は、ロウ材40の組成は、6.0〜8.0重量%のCr、2.75〜3.50重量%のB、4.0〜5.0重量%のSi、2.5〜3.5重量%のFe、0.06重量%以下のC、0.02重量%以下のP、及び残部のNiからなるBNi−2のニッケルロウ材に対して、BNi−2のニッケルロウ材の5〜20重量%のCuと、ニッケルロウ材の3〜9重量%のTiとが添加されたものである。
【0021】
Cuの添加量は、上記ダイヤモンド砥粒の場合と同様に、超砥粒18の割れを防止し、保持力を維持しつつも、超砥粒18の脱離を防止する見地から、Cuの添加量は、BNi−2のニッケルロウ材に対して、好ましくは10〜18重量%であり、より好ましくは13〜16重量%が好ましいと考えられる。
【0022】
また、Tiの添加量は、BNi−2のニッケルロウ材の3〜9重量%であり、より好ましくは4〜8重量%であり、さらに好ましくは5〜7重量%とする。
【0023】
このようなロウ材40は、例えば、アトマイズ容器中に、各々の組成物を含有させた金属溶湯を、アトマイズガスを用いて噴射するガスアトマイズ法によって製造することにより、各々の組成物の偏析を防止し、安定した組成のロウ材40を製造することが可能となる。
【0024】
図3は、本実施形態に係るカップ型研削工具を示す斜視図である。図3に示すように、本実施形態のカップ型研削工具20は、一端に電動機のチャックに取り付けるための取付部25が設けられたカップ状の台金24の研削面26に、上記ワイヤ工具10と同様に、ダイヤモンドあるいはCBNからなる超砥粒28がロウ材によるロウ付けにより固定されている。
【0025】
また、図4は、本実施形態に係るホイール型研削工具を示す斜視図である。図3に示すように、本実施形態のホイール型研削工具30は、電動機のチャックに取り付けるための取付部35が設けられた円筒状の台金34の研削面36に、上記ワイヤ工具10と同様に、ダイヤモンドあるいはCBNからなる超砥粒38がロウ材によるロウ付けにより固定されている。
【0026】
これらの本実施形態のカップ型研削工具20及びホイール型研削工具30は、超砥粒28,38の割れや脱離を少なくすることが可能であるため、例えば、自動車用エンジンのシリンダーブロックを構成するアルミニウム合金や鋳鉄等を、粗研削加工、重研削加工あるいは上面仕上げ加工等を行なう場合に特に最適である。
【0027】
以上、本実施形態によれば、ワイヤ工具10等の台金14の研削面16にダイヤモンドからなる超砥粒18を固定するロウ材40は、6.0〜8.0重量%のCr、2.75〜3.50重量%のB、4.0〜5.0重量%のSi、2.5〜3.5重量%のFe、0.06重量%以下のC、0.02重量%以下のP、及び残部のNiからなるニッケルロウ材、すなわちBNi−2のニッケルロウ材に対して、当該ニッケルロウ材の5重量%以上のCuが添加されたものであるため、台金14に固定されたダイヤモンドからなる超砥粒18に与える応力が軽減され、超砥粒18の割れを低減させることが可能となる。一方、ロウ材40は、当該ニッケルロウ材の20重量%以下のCuが添加されたものであるため、超砥粒18を台金14に固着させる力を十分に有し、加工時における超砥粒18の脱離を防止することも可能となる。
【0028】
さらに、ワイヤ工具10等の台金14の研削面16にダイヤモンドからなる超砥粒18を固定するロウ材40は、BNi−2のニッケルロウ材に対して、当該ニッケルロウ材の3〜9重量%のTiとが添加されたものであるため、CBNからなる超砥粒18を脱離することなく台金14に固定することが可能となる。また、ロウ材40は、当該ニッケルロウ材の5重量%以上のCuが添加されたものであるため、台金14に固定されたCBNからなる超砥粒18に与える応力が軽減され、超砥粒18の割れを低減させることが可能となる。さらに、一方、ロウ材40は、当該ニッケルロウ材の20重量%以下のCuが添加されたものであるため、超砥粒18を台金14に固着させる力を十分に有し、加工時における超砥粒18の脱離を防止することも可能となる。
【0029】
(実験例)
以下、本発明の実験例について説明する。図4に示すようなホイール型研削工具30において、ダイヤモンドからなる超砥粒38を様々なロウ材の組成を用いて作製した。さらに、これらのロウ付けを行なった超砥粒38に対してフォースゲージにより負荷を与え、超砥粒38に割れや脱落が生じたときの最大荷重を砥粒保持力として測定した。図5に結果を示す。
【0030】
図5に示すように、BNi−2のニッケルロウ材に対するCu添加量が10重量%を超える添加量とすることにより無添加の場合に比べて、超砥粒38の保持力が50%以上向上することが判る。さらに、Cuの添加量は、BNi−2のニッケルロウ材に対して15重量%の添加量とすることにより最大となり、無添加の場合に比べて超砥粒38の保持力が150%以上向上することが判る。
【0031】
図6は、実験例における保持力調査後のロウ材40の組成と超砥粒38の割れ及び脱落が生じた数との関係を示す表である。図6に示すように、BNi−2のニッケルロウ材に対するCu添加量が増加するにつれて、超砥粒38の割れが少なくなり、超砥粒38の状態に変化が無いか、超砥粒38が脱落する割合が増加することが判る。特に、BNi−2のニッケルロウ材に対するCu添加量が10重量%を超える添加量とすることにより、超砥粒18の割れが激減し、超砥粒38が脱落する傾向が顕著となることが判る。加工時に超砥粒38にかかる負荷よりも、超砥粒38の保持力が大きければ超砥粒38の脱離は生じないため、特に研削面36に超砥粒38が単層でロウ付けにより固定されているホイール型研削工具30において、ホイール型研削工具30を超寿命化することができ、優れた特性を持つものとなる。
【0032】
一方、BNi−2のニッケルロウ材に対するCu添加量が20重量%を超える添加量とすると、超砥粒38が脱落する傾向が顕著となり、超砥粒38の保持力も低下するため、BNi−2のニッケルロウ材に対するCu添加量は20重量%以下とすることが好ましいことが判る。
【0033】
上記作製したBNi−2のニッケルロウ材に対するCu添加量が15重量%であるホイール型研削工具30と、BNi−2のニッケルロウ材に対するCu添加量が0重量%である従来のホイール型研削工具とを用いて、それぞれアルミニウム合金と鋳鉄とからなる自動車用エンジンのシリンダーブロックの研削を行なった。図7は、実験例におけるロウ材の組成と被削材、被削材の材質及び加工数との関係を示す表である。図7に示すように、BNi−2のニッケルロウ材に対するCu添加量が15重量%であるホイール型研削工具30は、超砥粒38に生じる割れや脱落が比較的に少なく、工具の寿命は2倍以上となった。
【0034】
尚、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本実施形態に係るワイヤ工具を示す斜視図である。
【図2】本実施形態に係るワイヤ工具の研削面を示す断面図である。
【図3】本実施形態に係るカップ型研削工具を示す斜視図である。
【図4】本実施形態に係るホイール型研削工具を示す斜視図である。
【図5】実験例におけるロウ材の組成と砥粒保持力との関係を示すグラフ図である。
【図6】実験例における保持力調査後のロウ材の組成と砥粒の割れ及び脱落が生じた数との関係を示す表である。
【図7】実験例におけるロウ材の組成と被削材、被削材の材質及び加工数との関係を示す表である。
【符号の説明】
【0036】
10…ワイヤ工具、12…芯線、14,24,34…台金、16,26,36…研削面、18,28,38…超砥粒、20…カップ型研削工具、25,35…取付部、30…ホイール型研削工具、40…ロウ材。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
研削面を有する台金と、
前記台金の前記研削面に固定されたダイヤモンドからなる超砥粒と、
前記台金と前記超砥粒とを固定するためのロウ材と、
を備え、
前記ロウ材は、6.0〜8.0重量%のCr、2.75〜3.50重量%のB、4.0〜5.0重量%のSi、2.5〜3.5重量%のFe、0.06重量%以下のC、0.02重量%以下のP、及び残部のNiからなるニッケルロウ材に対して、前記ニッケルロウ材の5〜20重量%のCuが添加されたものである、超砥粒工具。
【請求項2】
研削面を有する台金と、
前記台金の前記研削面に固定された立方晶窒化ホウ素からなる超砥粒と、
前記台金と前記超砥粒とを固定するためのロウ材と、
を備え、
前記ロウ材は、6.0〜8.0重量%のCr、2.75〜3.50重量%のB、4.0〜5.0重量%のSi、2.5〜3.5重量%のFe、0.06重量%以下のC、0.02重量%以下のP、及び残部のNiからなるニッケルロウ材に対して、前記ニッケルロウ材の5〜20重量%のCuと、前記ニッケルロウ材の3〜9重量%のTiとが添加されたものである、超砥粒工具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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