足用マッサージ機
【課題】 マッサージ機を持ち運ぶ際に、リモコン操作器がマッサージ機本体に当たって音を発生したり傷つけたりすることのない、また、マッサージ機の不使用時の見栄えも良くなる足用のマッサージ機を提供する。
【解決手段】 足先を収容する足先受部3と、ふくらはぎを収容する脚受部4を有し、足先受部3と脚受部4にエアバッグ5等のマッサージ手段を有するもので、脚受部4の左右の外側面に、取っ手となる内側へ窪んだ凹部8を形成し、凹部8に、足用マッサージ機1を操作するリモコン操作器50を着脱自在に装着する。凹部8の上部には手掛け部9を有し、凹部8の下部に、リモコン操作器50を装着する
【解決手段】 足先を収容する足先受部3と、ふくらはぎを収容する脚受部4を有し、足先受部3と脚受部4にエアバッグ5等のマッサージ手段を有するもので、脚受部4の左右の外側面に、取っ手となる内側へ窪んだ凹部8を形成し、凹部8に、足用マッサージ機1を操作するリモコン操作器50を着脱自在に装着する。凹部8の上部には手掛け部9を有し、凹部8の下部に、リモコン操作器50を装着する
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被施療者の足先及びふくらはぎをマッサージする足用マッサージ機に関するものであり、より具体的には、足用マッサージ機を操作するリモコン操作器の不使用時の収納に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、被施療者の足先を収容する足先受部と、被施療者のふくらはぎを収容する脚受部を有し、足先受部と脚受部にマッサージ手段を有する足用マッサージ機として、特許文献1に記載のマッサージ機が知られている。このマッサージ機を持ち運ぶときは、足先受部の左右側面の下部に手を掛けて持ち運ぶ。またマッサージ機の不使用時、マッサージ機を操作するリモコン操作器は、脚受部の側面に設けた爪に引っ掛けておくようになっている。(特許文献2参照)
【特許文献1】特開2005−245803号公報
【特許文献2】登録意匠第1216578号公報(専用操作リモコンを搭載した状態を示す参考斜視図を参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の足用マッサージ機では、リモコン操作器は、不使用時にマッサージ機本体の横にぶら下がった状態なので、持ち運ぶ際に、マッサージ機本体(リモコン操作器以外の足用マッサージ機をさす)とリモコン操作器が接触して音が発生したり、傷をつけたりすることがあった。また不使用時にリモコン操作器がマッサージ機本体の横にぶら下がっているので、見栄えが悪く、人が不用意に当ってしまうことがあった。
【0004】
本発明の目的は、マッサージ機を持ち運ぶ際に、リモコン操作器がマッサージ機本体に当たって音を発生したり傷つけたりすることのない、また、不使用時の見栄えも良くなる足用のマッサージ機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために本発明は、被施療者の足先を収容する足先受部と、被施療者のふくらはぎを収容する脚受部を有し、足先受部と脚受部にマッサージ手段を有する足用マッサージ機において、脚受部の左右の外側面に、取っ手となる内側へ窪んだ凹部を形成し、該凹部に、足用マッサージ機を操作するリモコン操作器を着脱自在に装着したものである。
【0006】
具体的には、前記凹部の上部に持ち運ぶ際に手を掛ける手掛け部を有し、凹部の下部に、リモコン操作器を着脱自在に装着する。
【0007】
前記凹部へのリモコン操作器の装着は、凹部とリモコン操作器のいずれか一方に係合突部を形成し、他方に前記係合突部と嵌合する係合凹部を形成して、係合突部と係合凹部の係合により装着してもよいし、磁石による磁力で装着してもよい。
【0008】
また取っ手となる内側へ窪んだ前記凹部は、前記脚受部の左右の外側面の上部に形成するのが好ましい。
【0009】
さらにリモコン操作器は、前記脚受部の左右の外側面に形成したいずれの凹部にも着脱自在に装着できるようにするのが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、脚受部の左右の外側面に形成した取っ手となる内側へ窪んだ凹部に、足用マッサージ機を操作するリモコン操作器を着脱自在に装着したので、マッサージ機を持ち運ぶ際に、リモコン操作器がマッサージ機本体に当たって音を発生したり傷つけたりすることがない。また、不使用時にはリモコン操作器は、マッサージ機本体の横にぶら下がることなく、凹部に収容されているので、見栄えも良くなり、不用意に人が当たることもない。
【0011】
また、凹部の上部に持ち運ぶ際に手を掛ける手掛け部を有し、凹部の下部に、リモコン操作器を着脱自在すれば、持ち運ぶ際にリモコン操作器が邪魔になることはない。
【0012】
また、取っ手となる内側へ窪んだ前記凹部を、前記脚受部の左右の外側面の上部に形成すれば、持ち運ぶ際、上体を少しだけ屈めればよく、移動する際の負担を少なくできる。また万一落下しても、衝撃を最小限に抑えることができる。
【0013】
また、リモコン操作器は、前記脚受部の左右の外側面に形成したいずれの凹部にも着脱自在に装着できるようにすれば、使い勝手を向上できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の足用マッサージ機について、図面に沿って説明する。
[実施例1]
図1、図2は、夫々本発明の足用マッサージ機1を前方側から見た斜視図、後方側から見た斜視図である。図に示すように、マッサージ機1は、被施療者の両足の足先を独立して収容する2つの足先受部3、3と、足先受部3、3の後部側に連続して上向き形成されたふくらはぎを収容する2つの脚受部4、4を有する本体ケーシング2を具える。ここで、図3に示す如く、椅子に座った被施療者Mの足先を足先受部3に、ふくらはぎを脚受部4に収容した状態で足先の向く方向を、以下「前方」とする。
【0015】
本体ケーシング2は後部から上向きに背壁17、左右に側壁10、10、該側壁10、10間に仕切壁12を有しており、両側壁10、10、仕切壁12及び背壁17とで、前方及び上方が開口した2つの足先受部3、3と、2つの脚受部4、4が形成されている。足先受部3の底部31の前後方向の長さは30〜35cm程度、幅長さは13〜15cm程度で、大人の足裏の長さ、足裏の幅に対して十分余裕がある。脚受部4の高さは30〜40cm程度である。
【0016】
足先受部3、3の底面や側面、脚受部4、4の底面や側面には、マッサージ手段が具えられている。マッサージ手段としては、エアー圧で膨らんで足裏やふくらはぎの裏面を押圧したり、足先やふくらはぎを側面から押圧するエアバッグ5を例示できる。図5においては、ふくらはぎの側面を押圧する側面エアバッグ5を示している。マッサージ手段である全てのエアバッグ5は、布製カバー32で覆われている。
【0017】
本体ケーシング2には、底側前端から背壁17の上部にかけて延びる2本の脚部20、20が平行に突設されている。各脚部20は足先受部3の真下と脚受部4の真後ろを通って延びている。脚部20、20の接地面である底部は湾曲して膨らんだ膨らみ湾曲面21に形成され、本体ケーシング2は該膨らみ湾曲面21によって前後方向に揺動可能である。
【0018】
膨らみ湾曲面21は、前記足先受部3の前部と対応する本体ケーシング2底部の前部にて上向きに湾曲した前側膨らみ湾曲面21bと、本体ケーシング2底部の後寄りから背壁17の上部へ延びる後側膨らみ湾曲面21aを有し、両膨らみ湾曲面21a、21bはフラット面21cを介して連続している。
【0019】
この足用マッサージ機は、図3の如く、椅子に座った被施療者Mの足先を足先受部3に、ふくらはぎを脚受部4に収容した状態で使用したり、膨らみ湾曲面21によって本体ケーシング2を前後方向に揺動させ、例えば図4の如く後方へ揺動させ、寝転んで膝を立てた状態でも使用することができる。
【0020】
本体ケーシング2の左右の両側壁10、10、の外側面の上部(脚受部4、4の左右の外側面の上部に相当)には、開口6が形成され、該開口6には、合成樹脂製の取っ手カバー7が装着されている。図5に示す如く、取っ手カバー7には、内側へ窪んだ凹部8が形成され、この凹部8は、マッサージ機1を持ち運ぶ際の取っ手となる。詳細に説明すると、凹部8は、上部と下部とで深さが異なり、上部凹部8aが深く、下部凹部8bが浅くなっている。取っ手カバー7の上縁には、手掛け部9が形成されている。マッサージ機1を持ち運ぶ際には、上部凹部8aに手を挿入して指を手掛け部9に引っ掛けて運ぶ。
【0021】
下部凹部8bには、マッサージ機1を操作するリモコン操作器50が着脱自在に装着される。下部凹部8bの前後の側面には、係合凸部71が突設され、一方リモコン操作器50の上面と底面には、係合凹部51が形成され、係合凸部71を係合凹部51に弾性嵌合することにより、リモコン操作器50を下部凹部8bに装着している。装着状態では、図5に示すように、凹部8の深さ方向に対しては、リモコン操作器50は下部凹部8b内に殆どすっぽりと入った状態となる。上下方向には、一部が下部凹部8bより上部凹部8aへとはみ出している。リモコン操作器50を下部凹部8bから取り出す際には、このはみ出した部分に手を引っ掛けて係合凸部71と係合凹部51の弾性係合を外す。
【0022】
図7はリモコン操作器50の正面図、図8は一部を破断した側面図である。リモコン操作器50の正面には、運転「入/切」ボタン他複数個の操作ボタン52が配備される。裏面には、赤外線発光部(LED)53が露呈しており、操作ボタンに応じた信号を裏面より発光する。マッサージ機の仕切壁12の上面には、赤外線発光部53より発光される信号を受信する赤外線受光部60が配備されている。赤外線受光部60は、通常赤外線を透過させるカバーで覆われ、保護されている。このようにリモコン操作器50は所謂ワイヤレスリモコンである。
【0023】
図3のように椅子に座ってマッサージ機1を使用する場合、リモコン操作器50の操作ボタン52を自分の顔に向けて見やすくした状態にしても、リモコン操作器50の裏面より露呈した赤外線発光部53が必然的に赤外線受光部60に向くことになり、この自然な姿勢で、操作ボタン52の操作が可能になる。また図4のようにマッサージ機1を寝転んで使用する場合も同様に、リモコン操作器50の操作ボタン52を顔に向けた状態で、操作が可能になる。図3、図4で、矢印Bは目線を表し、矢印Cは、赤外線発光部53から発光される赤外線を表す。
【0024】
図7、図8のリモコン操作器50では赤外線発光部53から発光される赤外線が裏面のみから発光するようになっているが、図9、図10に示すように、赤外線発光部53を上面にも露呈させ、裏面以外に上面からも発光させることもできる。
【0025】
従来、一般的なリモコン操作器50の赤外線発光部53は、図11のようにリモコン操作器50の上面からのみ発光するものであるが、このようなものでは、図12に示すように、手首を捻るなどして赤外線発光部53を前方下方に位置する赤外線受光部60に向けなければならず、操作ボタン52が見難く操作しにくいものであるが、図7乃至図10に示すリモコン操作器50では、この点が改善され、操作性が向上する。図8、図10乃至図12で、矢印Cは、赤外線発光部53から発光される赤外線を表す。
【0026】
マッサージ機の使用が終わると、リモコン操作器50は、取っ手カバー7の下部凹部8b内に装着して収納する。従って、不使用時にはリモコン操作器50は、マッサージ機本体の横にぶら下がることなく、見栄えも良くなり、不用意に人が当たることもない。
【0027】
マッサージ機を持ち運ぶ際には、リモコン操作器50を下部凹部8b内に収納しているので、リモコン操作器50がマッサージ機本体に当たって音を発生したり傷つけたりすることがない。またリモコン操作器50は下部凹部8bに収納され、上部凹部8aに手を掛ける手掛け部9が形成されているので、持ち運ぶ際にリモコン操作器50が邪魔になることはない。また前記凹部8は、脚受部4、4の左右の外側面の上部に形成されているので、持ち運ぶ際、上体を少しだけ屈めればよく、移動する際の負担を少なくできる。また万一落下しても、衝撃を最小限に抑えることができる。
【0028】
以上の説明では、マッサージを行っている被施療者から見て左側の取っ手カバー7の凹部8に、リモコン操作器50を装着する場合を説明しているが、右側の取っ手カバー7の凹部8にも、同様にしてリモコン操作器50を着脱自在に装着できる。このようにすれば、左利き右利きに関係なく使い易い。
[実施例2]
図13は他の実施例のマッサージ機を示し、この足用マッサージ機1は、床面に載置されるベース部25上に、前後方向に揺動可能に支持される可動部26を具えたもので、この可動部26に、被施療者の両足の足先を独立して収容する2つの足先受部3、3と、足先受部3、3の後部側に連続して上向き形成されたふくらはぎを収容する2つの脚受部4、4が構成されたものである。実施例1と同様、この足先受部3、3の底面や側面、脚受部4、4の底面や側面に、マッサージ手段が具えられている。実施例1と同様のものには、実施例1と同じ符号を附し、説明は省略する。
【0029】
そして脚受部4、4の左右の外側面の上部に相当には、図6に示したのと同様の凹部8が形成された取っ手カバー7が装着され、マッサージ機1を持ち運ぶ際の取っ手となると共に、凹部8の下部には、マッサージ機を操作するリモコン操作器50が着脱自在に装着されるものである。装着方法等は、実施例1と同じである。
【0030】
図14はリモコン操作器50の正面図で、実施例1のものに比べ幅が細くなっている。正面には操作ボタン52のみが配備され、また赤外線発光部53の発光は、図10に示したように、裏面と上面より発光されるようになっている。
【0031】
左右の足を仕切る中央の仕切壁12の上面には、図15に示すように、赤外線受光部60の他に、リモコン操作器50の操作ボタン52群の配列と同様の配列をした操作ボタン92群と、その隣に、操作ボタン92群の操作内容などを表示するLED等からなる表示部93群とを具えた固定操作部90が配備されている。赤外線受光部60は、赤外線を透過するカバー61で覆われ保護されている。図15では、カバー61をハッチングで表している。リモコン操作器50を操作すると、その操作内容等が、固定操作部90の表示部93で表示されるようになっている。このようにすることにより、リモコン操作部50においては表示部を省略することができ、小型化が可能になる。
【0032】
このマッサージ機では、リモコン操作器50による遠隔操作ができることは勿論、固定操作部90によりマッサージ機1を操作することもできる。リモコン操作器50を使わないときは、操作器50を取っ手カバー7の凹部8に収納できることは勿論のこと、固定操作部90の操作ボタン92群上に置くこともできる。そのために、固定操作部90は、仕切壁12の上面より段落ちされた一段低くなった面上に設けられている。またリモコン操作器50を固定操作部90の操作ボタン92群上に置いた状態で、リモコン操作器50を操作すると、赤外線発光部53からの赤外線は、リモコン操作器の上面より赤外線受光部60に向けて発光され、赤外線受光部60で受光されるので、リモコン操作器50を固定操作部90の操作ボタン92群上に置いた状態でも使うことができるようになっている。
【0033】
上記実施例1、2の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【0034】
例えば、取っ手カバー7の凹部8にリモコン操作器50を着脱自在に装着する方法として、凹部8とリモコン操作器50のいずれか一方に係合凸部71を形成し、他方に係合凸部71と嵌合する係合凹部51を形成して、係合凸部71と係合凹部51を弾性係合させることにより行なっているが、リモコン操作器50の裏面に鉄板を貼り付け、前記凹部8に磁石を取り付けることにより、磁石の磁力で装着することもできる。
【0035】
また足用マッサージ機としては、足先受部3と脚受部4が連続して形成されたものを説明したが、この他に、背景技術の欄で述べた特許文献1のように、足先受部と脚受部が分離されたタイプのものにも適用することができる。
【0036】
またマッサージ手段としては、エアバッグの他に、バイブレータ等の公知のマッサージ装置を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】実施例1の足用マッサージ機を斜め前方から見た斜視図である。
【図2】同足用マッサージ機を斜め後方から見た斜視図である。
【図3】同足用マッサージ機を椅子に座って使用する状態の説明図である。
【図4】同足用マッサージ機を寝転んで使用する状態の説明図である。
【図5】図1におけるX−X線に基づく断面図で、リモコン操作器を収納した状態の取っ手カバー部分を示す。
【図6】図5におけるA矢視図で、取っ手カバー部分の正面図である。
【図7】リモコン操作器の正面図である。
【図8】一部を破断して示すリモコン操作器の側面図である。
【図9】他の実施例のリモコン操作器の部分正面図である。
【図10】図9のリモコン操作器の一部を破断して示す部分側面図である。
【図11】従来からあるリモコン操作器の一部を破断して示す側面図である。
【図12】図11のリモコン操作器を椅子に座って使用する状態の説明図である。
【図13】実施例2の足用マッサージ機を斜め前方から見た斜視図である。
【図14】同足用マッサージ機で使用されているリモコン操作器の正面図である。
【図15】同足用マッサージ機の固定操作部を示す上面図である。
【符号の説明】
【0038】
3 足先受部
4 脚受部
5 エアバッグ(マッサージ手段)
7 取っ手カバー
8 凹部
8a 上部凹部
8b 下部凹部
50 リモコン操作器
9 手掛け部
71 係合凸部
51 係合凹部
【技術分野】
【0001】
本発明は、被施療者の足先及びふくらはぎをマッサージする足用マッサージ機に関するものであり、より具体的には、足用マッサージ機を操作するリモコン操作器の不使用時の収納に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、被施療者の足先を収容する足先受部と、被施療者のふくらはぎを収容する脚受部を有し、足先受部と脚受部にマッサージ手段を有する足用マッサージ機として、特許文献1に記載のマッサージ機が知られている。このマッサージ機を持ち運ぶときは、足先受部の左右側面の下部に手を掛けて持ち運ぶ。またマッサージ機の不使用時、マッサージ機を操作するリモコン操作器は、脚受部の側面に設けた爪に引っ掛けておくようになっている。(特許文献2参照)
【特許文献1】特開2005−245803号公報
【特許文献2】登録意匠第1216578号公報(専用操作リモコンを搭載した状態を示す参考斜視図を参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の足用マッサージ機では、リモコン操作器は、不使用時にマッサージ機本体の横にぶら下がった状態なので、持ち運ぶ際に、マッサージ機本体(リモコン操作器以外の足用マッサージ機をさす)とリモコン操作器が接触して音が発生したり、傷をつけたりすることがあった。また不使用時にリモコン操作器がマッサージ機本体の横にぶら下がっているので、見栄えが悪く、人が不用意に当ってしまうことがあった。
【0004】
本発明の目的は、マッサージ機を持ち運ぶ際に、リモコン操作器がマッサージ機本体に当たって音を発生したり傷つけたりすることのない、また、不使用時の見栄えも良くなる足用のマッサージ機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために本発明は、被施療者の足先を収容する足先受部と、被施療者のふくらはぎを収容する脚受部を有し、足先受部と脚受部にマッサージ手段を有する足用マッサージ機において、脚受部の左右の外側面に、取っ手となる内側へ窪んだ凹部を形成し、該凹部に、足用マッサージ機を操作するリモコン操作器を着脱自在に装着したものである。
【0006】
具体的には、前記凹部の上部に持ち運ぶ際に手を掛ける手掛け部を有し、凹部の下部に、リモコン操作器を着脱自在に装着する。
【0007】
前記凹部へのリモコン操作器の装着は、凹部とリモコン操作器のいずれか一方に係合突部を形成し、他方に前記係合突部と嵌合する係合凹部を形成して、係合突部と係合凹部の係合により装着してもよいし、磁石による磁力で装着してもよい。
【0008】
また取っ手となる内側へ窪んだ前記凹部は、前記脚受部の左右の外側面の上部に形成するのが好ましい。
【0009】
さらにリモコン操作器は、前記脚受部の左右の外側面に形成したいずれの凹部にも着脱自在に装着できるようにするのが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、脚受部の左右の外側面に形成した取っ手となる内側へ窪んだ凹部に、足用マッサージ機を操作するリモコン操作器を着脱自在に装着したので、マッサージ機を持ち運ぶ際に、リモコン操作器がマッサージ機本体に当たって音を発生したり傷つけたりすることがない。また、不使用時にはリモコン操作器は、マッサージ機本体の横にぶら下がることなく、凹部に収容されているので、見栄えも良くなり、不用意に人が当たることもない。
【0011】
また、凹部の上部に持ち運ぶ際に手を掛ける手掛け部を有し、凹部の下部に、リモコン操作器を着脱自在すれば、持ち運ぶ際にリモコン操作器が邪魔になることはない。
【0012】
また、取っ手となる内側へ窪んだ前記凹部を、前記脚受部の左右の外側面の上部に形成すれば、持ち運ぶ際、上体を少しだけ屈めればよく、移動する際の負担を少なくできる。また万一落下しても、衝撃を最小限に抑えることができる。
【0013】
また、リモコン操作器は、前記脚受部の左右の外側面に形成したいずれの凹部にも着脱自在に装着できるようにすれば、使い勝手を向上できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の足用マッサージ機について、図面に沿って説明する。
[実施例1]
図1、図2は、夫々本発明の足用マッサージ機1を前方側から見た斜視図、後方側から見た斜視図である。図に示すように、マッサージ機1は、被施療者の両足の足先を独立して収容する2つの足先受部3、3と、足先受部3、3の後部側に連続して上向き形成されたふくらはぎを収容する2つの脚受部4、4を有する本体ケーシング2を具える。ここで、図3に示す如く、椅子に座った被施療者Mの足先を足先受部3に、ふくらはぎを脚受部4に収容した状態で足先の向く方向を、以下「前方」とする。
【0015】
本体ケーシング2は後部から上向きに背壁17、左右に側壁10、10、該側壁10、10間に仕切壁12を有しており、両側壁10、10、仕切壁12及び背壁17とで、前方及び上方が開口した2つの足先受部3、3と、2つの脚受部4、4が形成されている。足先受部3の底部31の前後方向の長さは30〜35cm程度、幅長さは13〜15cm程度で、大人の足裏の長さ、足裏の幅に対して十分余裕がある。脚受部4の高さは30〜40cm程度である。
【0016】
足先受部3、3の底面や側面、脚受部4、4の底面や側面には、マッサージ手段が具えられている。マッサージ手段としては、エアー圧で膨らんで足裏やふくらはぎの裏面を押圧したり、足先やふくらはぎを側面から押圧するエアバッグ5を例示できる。図5においては、ふくらはぎの側面を押圧する側面エアバッグ5を示している。マッサージ手段である全てのエアバッグ5は、布製カバー32で覆われている。
【0017】
本体ケーシング2には、底側前端から背壁17の上部にかけて延びる2本の脚部20、20が平行に突設されている。各脚部20は足先受部3の真下と脚受部4の真後ろを通って延びている。脚部20、20の接地面である底部は湾曲して膨らんだ膨らみ湾曲面21に形成され、本体ケーシング2は該膨らみ湾曲面21によって前後方向に揺動可能である。
【0018】
膨らみ湾曲面21は、前記足先受部3の前部と対応する本体ケーシング2底部の前部にて上向きに湾曲した前側膨らみ湾曲面21bと、本体ケーシング2底部の後寄りから背壁17の上部へ延びる後側膨らみ湾曲面21aを有し、両膨らみ湾曲面21a、21bはフラット面21cを介して連続している。
【0019】
この足用マッサージ機は、図3の如く、椅子に座った被施療者Mの足先を足先受部3に、ふくらはぎを脚受部4に収容した状態で使用したり、膨らみ湾曲面21によって本体ケーシング2を前後方向に揺動させ、例えば図4の如く後方へ揺動させ、寝転んで膝を立てた状態でも使用することができる。
【0020】
本体ケーシング2の左右の両側壁10、10、の外側面の上部(脚受部4、4の左右の外側面の上部に相当)には、開口6が形成され、該開口6には、合成樹脂製の取っ手カバー7が装着されている。図5に示す如く、取っ手カバー7には、内側へ窪んだ凹部8が形成され、この凹部8は、マッサージ機1を持ち運ぶ際の取っ手となる。詳細に説明すると、凹部8は、上部と下部とで深さが異なり、上部凹部8aが深く、下部凹部8bが浅くなっている。取っ手カバー7の上縁には、手掛け部9が形成されている。マッサージ機1を持ち運ぶ際には、上部凹部8aに手を挿入して指を手掛け部9に引っ掛けて運ぶ。
【0021】
下部凹部8bには、マッサージ機1を操作するリモコン操作器50が着脱自在に装着される。下部凹部8bの前後の側面には、係合凸部71が突設され、一方リモコン操作器50の上面と底面には、係合凹部51が形成され、係合凸部71を係合凹部51に弾性嵌合することにより、リモコン操作器50を下部凹部8bに装着している。装着状態では、図5に示すように、凹部8の深さ方向に対しては、リモコン操作器50は下部凹部8b内に殆どすっぽりと入った状態となる。上下方向には、一部が下部凹部8bより上部凹部8aへとはみ出している。リモコン操作器50を下部凹部8bから取り出す際には、このはみ出した部分に手を引っ掛けて係合凸部71と係合凹部51の弾性係合を外す。
【0022】
図7はリモコン操作器50の正面図、図8は一部を破断した側面図である。リモコン操作器50の正面には、運転「入/切」ボタン他複数個の操作ボタン52が配備される。裏面には、赤外線発光部(LED)53が露呈しており、操作ボタンに応じた信号を裏面より発光する。マッサージ機の仕切壁12の上面には、赤外線発光部53より発光される信号を受信する赤外線受光部60が配備されている。赤外線受光部60は、通常赤外線を透過させるカバーで覆われ、保護されている。このようにリモコン操作器50は所謂ワイヤレスリモコンである。
【0023】
図3のように椅子に座ってマッサージ機1を使用する場合、リモコン操作器50の操作ボタン52を自分の顔に向けて見やすくした状態にしても、リモコン操作器50の裏面より露呈した赤外線発光部53が必然的に赤外線受光部60に向くことになり、この自然な姿勢で、操作ボタン52の操作が可能になる。また図4のようにマッサージ機1を寝転んで使用する場合も同様に、リモコン操作器50の操作ボタン52を顔に向けた状態で、操作が可能になる。図3、図4で、矢印Bは目線を表し、矢印Cは、赤外線発光部53から発光される赤外線を表す。
【0024】
図7、図8のリモコン操作器50では赤外線発光部53から発光される赤外線が裏面のみから発光するようになっているが、図9、図10に示すように、赤外線発光部53を上面にも露呈させ、裏面以外に上面からも発光させることもできる。
【0025】
従来、一般的なリモコン操作器50の赤外線発光部53は、図11のようにリモコン操作器50の上面からのみ発光するものであるが、このようなものでは、図12に示すように、手首を捻るなどして赤外線発光部53を前方下方に位置する赤外線受光部60に向けなければならず、操作ボタン52が見難く操作しにくいものであるが、図7乃至図10に示すリモコン操作器50では、この点が改善され、操作性が向上する。図8、図10乃至図12で、矢印Cは、赤外線発光部53から発光される赤外線を表す。
【0026】
マッサージ機の使用が終わると、リモコン操作器50は、取っ手カバー7の下部凹部8b内に装着して収納する。従って、不使用時にはリモコン操作器50は、マッサージ機本体の横にぶら下がることなく、見栄えも良くなり、不用意に人が当たることもない。
【0027】
マッサージ機を持ち運ぶ際には、リモコン操作器50を下部凹部8b内に収納しているので、リモコン操作器50がマッサージ機本体に当たって音を発生したり傷つけたりすることがない。またリモコン操作器50は下部凹部8bに収納され、上部凹部8aに手を掛ける手掛け部9が形成されているので、持ち運ぶ際にリモコン操作器50が邪魔になることはない。また前記凹部8は、脚受部4、4の左右の外側面の上部に形成されているので、持ち運ぶ際、上体を少しだけ屈めればよく、移動する際の負担を少なくできる。また万一落下しても、衝撃を最小限に抑えることができる。
【0028】
以上の説明では、マッサージを行っている被施療者から見て左側の取っ手カバー7の凹部8に、リモコン操作器50を装着する場合を説明しているが、右側の取っ手カバー7の凹部8にも、同様にしてリモコン操作器50を着脱自在に装着できる。このようにすれば、左利き右利きに関係なく使い易い。
[実施例2]
図13は他の実施例のマッサージ機を示し、この足用マッサージ機1は、床面に載置されるベース部25上に、前後方向に揺動可能に支持される可動部26を具えたもので、この可動部26に、被施療者の両足の足先を独立して収容する2つの足先受部3、3と、足先受部3、3の後部側に連続して上向き形成されたふくらはぎを収容する2つの脚受部4、4が構成されたものである。実施例1と同様、この足先受部3、3の底面や側面、脚受部4、4の底面や側面に、マッサージ手段が具えられている。実施例1と同様のものには、実施例1と同じ符号を附し、説明は省略する。
【0029】
そして脚受部4、4の左右の外側面の上部に相当には、図6に示したのと同様の凹部8が形成された取っ手カバー7が装着され、マッサージ機1を持ち運ぶ際の取っ手となると共に、凹部8の下部には、マッサージ機を操作するリモコン操作器50が着脱自在に装着されるものである。装着方法等は、実施例1と同じである。
【0030】
図14はリモコン操作器50の正面図で、実施例1のものに比べ幅が細くなっている。正面には操作ボタン52のみが配備され、また赤外線発光部53の発光は、図10に示したように、裏面と上面より発光されるようになっている。
【0031】
左右の足を仕切る中央の仕切壁12の上面には、図15に示すように、赤外線受光部60の他に、リモコン操作器50の操作ボタン52群の配列と同様の配列をした操作ボタン92群と、その隣に、操作ボタン92群の操作内容などを表示するLED等からなる表示部93群とを具えた固定操作部90が配備されている。赤外線受光部60は、赤外線を透過するカバー61で覆われ保護されている。図15では、カバー61をハッチングで表している。リモコン操作器50を操作すると、その操作内容等が、固定操作部90の表示部93で表示されるようになっている。このようにすることにより、リモコン操作部50においては表示部を省略することができ、小型化が可能になる。
【0032】
このマッサージ機では、リモコン操作器50による遠隔操作ができることは勿論、固定操作部90によりマッサージ機1を操作することもできる。リモコン操作器50を使わないときは、操作器50を取っ手カバー7の凹部8に収納できることは勿論のこと、固定操作部90の操作ボタン92群上に置くこともできる。そのために、固定操作部90は、仕切壁12の上面より段落ちされた一段低くなった面上に設けられている。またリモコン操作器50を固定操作部90の操作ボタン92群上に置いた状態で、リモコン操作器50を操作すると、赤外線発光部53からの赤外線は、リモコン操作器の上面より赤外線受光部60に向けて発光され、赤外線受光部60で受光されるので、リモコン操作器50を固定操作部90の操作ボタン92群上に置いた状態でも使うことができるようになっている。
【0033】
上記実施例1、2の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【0034】
例えば、取っ手カバー7の凹部8にリモコン操作器50を着脱自在に装着する方法として、凹部8とリモコン操作器50のいずれか一方に係合凸部71を形成し、他方に係合凸部71と嵌合する係合凹部51を形成して、係合凸部71と係合凹部51を弾性係合させることにより行なっているが、リモコン操作器50の裏面に鉄板を貼り付け、前記凹部8に磁石を取り付けることにより、磁石の磁力で装着することもできる。
【0035】
また足用マッサージ機としては、足先受部3と脚受部4が連続して形成されたものを説明したが、この他に、背景技術の欄で述べた特許文献1のように、足先受部と脚受部が分離されたタイプのものにも適用することができる。
【0036】
またマッサージ手段としては、エアバッグの他に、バイブレータ等の公知のマッサージ装置を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】実施例1の足用マッサージ機を斜め前方から見た斜視図である。
【図2】同足用マッサージ機を斜め後方から見た斜視図である。
【図3】同足用マッサージ機を椅子に座って使用する状態の説明図である。
【図4】同足用マッサージ機を寝転んで使用する状態の説明図である。
【図5】図1におけるX−X線に基づく断面図で、リモコン操作器を収納した状態の取っ手カバー部分を示す。
【図6】図5におけるA矢視図で、取っ手カバー部分の正面図である。
【図7】リモコン操作器の正面図である。
【図8】一部を破断して示すリモコン操作器の側面図である。
【図9】他の実施例のリモコン操作器の部分正面図である。
【図10】図9のリモコン操作器の一部を破断して示す部分側面図である。
【図11】従来からあるリモコン操作器の一部を破断して示す側面図である。
【図12】図11のリモコン操作器を椅子に座って使用する状態の説明図である。
【図13】実施例2の足用マッサージ機を斜め前方から見た斜視図である。
【図14】同足用マッサージ機で使用されているリモコン操作器の正面図である。
【図15】同足用マッサージ機の固定操作部を示す上面図である。
【符号の説明】
【0038】
3 足先受部
4 脚受部
5 エアバッグ(マッサージ手段)
7 取っ手カバー
8 凹部
8a 上部凹部
8b 下部凹部
50 リモコン操作器
9 手掛け部
71 係合凸部
51 係合凹部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
被施療者の足先を収容する足先受部と、被施療者のふくらはぎを収容する脚受部を有し、足先受部と脚受部にマッサージ手段を有する足用マッサージ機において、脚受部の左右の外側面に、取っ手となる内側へ窪んだ凹部を形成し、該凹部に、足用マッサージ機を操作するリモコン操作器を着脱自在に装着してなる足用マッサージ機。
【請求項2】
前記凹部の上部に手掛け部を有し、凹部の下部に、リモコン操作器を着脱自在に装着してなる請求項1に記載の足用マッサージ機。
【請求項3】
前記凹部とリモコン操作器のいずれか一方に係合突部を形成し、他方に前記係合突部と嵌合する係合凹部を形成してなる請求項1又は請求項2に記載の足用マッサージ機。
【請求項4】
前記リモコン操作器を前記凹部に磁石による磁力で装着してなる請求項1又は請求項2に記載の足用マッサージ機。
【請求項5】
取っ手となる内側へ窪んだ前記凹部を、前記脚受部の左右の外側面の上部に形成してなる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の足用マッサージ機。
【請求項6】
前記リモコン操作器を、前記脚受部の左右の外側面に形成したいずれの凹部にも着脱自在に装着できるようにした請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の足用マッサージ機。
【請求項1】
被施療者の足先を収容する足先受部と、被施療者のふくらはぎを収容する脚受部を有し、足先受部と脚受部にマッサージ手段を有する足用マッサージ機において、脚受部の左右の外側面に、取っ手となる内側へ窪んだ凹部を形成し、該凹部に、足用マッサージ機を操作するリモコン操作器を着脱自在に装着してなる足用マッサージ機。
【請求項2】
前記凹部の上部に手掛け部を有し、凹部の下部に、リモコン操作器を着脱自在に装着してなる請求項1に記載の足用マッサージ機。
【請求項3】
前記凹部とリモコン操作器のいずれか一方に係合突部を形成し、他方に前記係合突部と嵌合する係合凹部を形成してなる請求項1又は請求項2に記載の足用マッサージ機。
【請求項4】
前記リモコン操作器を前記凹部に磁石による磁力で装着してなる請求項1又は請求項2に記載の足用マッサージ機。
【請求項5】
取っ手となる内側へ窪んだ前記凹部を、前記脚受部の左右の外側面の上部に形成してなる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の足用マッサージ機。
【請求項6】
前記リモコン操作器を、前記脚受部の左右の外側面に形成したいずれの凹部にも着脱自在に装着できるようにした請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の足用マッサージ機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【公開番号】特開2008−79788(P2008−79788A)
【公開日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−262509(P2006−262509)
【出願日】平成18年9月27日(2006.9.27)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年9月27日(2006.9.27)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】
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