説明

車両の空気出入部構造

【課題】ルーバーの取付け、取外し作業が容易で、かつルーバー(通気口取付板)の製造コストや保管コストが低い車両の空気出入口部構造を提供すること。
【解決手段】車両の室内面を覆うトリムに設けられ、空気の出入りを許容する細長く、かつ長方向、及び短方向共に夫々の中心線に対し対称な開口部の周縁に沿って装着される枠部材と、枠部材に、突起状の爪にて複数の箇所にて係合し、外形が枠部材に沿って形成されるとともに、複数個の部分ルーバーに分割され、少なくとも長方向の中心線に対し、対称の位置に配置される部分ルーバーは、左右反転させて使用する同一品であるルーバーを備えて空気出入部構造を構成した。これにより、ルーバーを小型化し、かつ爪により枠部材に係合できるので、作業が容易で、製造コスト及び保管コストを低減できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、車両室内に開口した空気出入部(通気口)の構造に関する。
【背景技術】
【0002】
車両の室内には、空調装置からの空気を室内に吹き出す吹き出し口や、室内の空気を吸い込み空調装置に戻す吸い込み口など空気出入部が複数設けられている。通常これら空気出入部が車両のトリム(内装材)に開口している場合には、開口部にルーバーなど整流板などが取り付けてある。
【0003】
近年車両において、空調設備の大型化や、車内での快適な空調環境を実現するため、空気出入口部が大型化してきている。特にバスなどにおいては、全席に均等な環境を提供するため、空調用の吹き出し口や吸い込み口を車内に複数設けたり、その開口を幅広に形成したりしている。また特開平10−203157号公報に記載されているように、噴出し口を拡大させた吹出し口装置が知られている。
【特許文献1】特開平10−203157号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バスの空気吸い込み口は、車内全体から均一に空気を吸い入れるため、車両後方に、車室の横幅ほぼ一杯の長さで形成されていることが多い。したがって空気吸い込み口に組み付けるルーバーが、細く、長い形状となっていた。それゆえ、ルーバーを成形する金型も長く、大型化し、ルーバーを製造するコストが大きくなっていた。
【0005】
また、ルーバーはトリム(内装材)に多数のねじで固定してあり、ねじの取り外し、取り付けに手間がかかっていた。特に車両後方の空気吸い込み口の下流には、空調装置用のフィルターを取り付けることが多く、フィルターを定期的に清掃、交換する際、その都度、多数のねじを取り外して、空気吸い込み口からルーバーを取り外し、そしてフィルターを交換した後、再び多数のねじ止めをしてルーバーを取り付けていた。また、ルーバーの取り付けにおいては、例えば片手でルーバーを下から押さえながら多数のねじ止めをしなければならず、大変な手間がかかっていた。
【0006】
更にルーバーが細長い形状であることから、取り扱い中に損傷する恐れが大きかった。そして万一損傷したときは、ルーバー全体を交換することとなっていたため、交換の手間とコストがかかり、更に部品を保管、管理するコストも大きかった。
【0007】
本発明は上記課題を解決し、ルーバーの取付け、取外し作業が容易で、かつルーバー(通気口取付板)の製造コスト及び保管コストが低い車両の空気出入口部構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記課題を解決するため空気出入口部の構造を次のように構成した。
【0009】
1、車両の室内面を覆うトリムに設けられ、空気の出入りを許容する細長く、かつ長方向、及び短方向共に夫々の中心線に対し対称な開口部の周縁に沿って装着される枠部材と、枠部材に、突起状の爪にて複数の箇所にて係合し、外形が枠部材に沿って形成されるとともに、複数個の部分ルーバーに分割され、少なくとも長方向の中心線に対し、対称の位置に配置される部分ルーバーは、左右反転させて使用する同一品であるルーバーを備えて空気出入部構造を構成した。
【0010】
トリムに形成された空気開口部は、長方向、及び短方向共に夫々の中心線に対し対称な形状が好ましいが、完全に対称形でなくともよい。空気開口部に取り付ける枠部材内側に、長方向、及び短方向共に夫々の中心線に対し対称な開口部が形成されればよい。枠部材は、一体でも、複数の部材を組み付けて構成してもよい。更に、枠部材にルーバーを対称に組み付けることができれば、必ずしも、枠部材の開口部が長方向、及び短方向共に夫々の中心線に対し対称でなくともよい。例えば、若干湾曲していてもよい。
【0011】
ルーバーは、複数の部分ルーバーから構成されている。少なくとも枠部材の左右対称の位置に取り付けられる部分ルーバーは、同一の部材を用いることとする。部分ルーバーの数は特に限定しない。奇数個でも偶数個でもよいが、奇数個が好ましい。例えば部分ルーバーを5個で構成した場合、中央にルーバーを設け、中央のルーバーに対して左右均等に各ルーバーを取り付ける。その際、最も外側に取り付けられる部分ルーバーとその一つ内側に取り付ける部分ルーバーとを異なる部材としても、同一の部材としてもよい。
【0012】
2、ルーバーは、左右のルーバーサイドと、中央のルーバーセンターの3個の部分ルーバーから構成した。左右のルーバーサイドは同一部材であり、一方の部材を反転して用いる。左右のルーバーサイドは、枠部材の長方向の中心線に対し対称に、枠部材の両側に組み付ける。ルーバーサイドは、長方向の一方側に、枠部材に係合する係合片を有し、他方の側に、ルーバーセンターを重ねる平坦部、あるいは段部などを有している。尚、ルーバーサイドに係合片でなく、係合口を設けてもよい。また、ルーバーサイドの側方には、枠部材に脱着可能に係合する係合爪をいくつか形成してある。尚、ルーバーサイドに係合爪でなく、係合口を設けてもよい。
【0013】
ルーバーセンターは、ルーバーの中間に配置する。ルーバーセンターは、枠部材に脱着可能に係合する係合爪と、枠部材にねじ止めするためのねじ孔を有している。ルーバーセンターの長方向両側は、枠部材に組み付けたルーバーサイドの中央側の端部に、ルーバーセンターを上に(車室側にして。)重ねるように形成してある。
【0014】
3、枠部材を、長方向に延在する略平行の腕部の中間部で組み付ける、2つの構成部材から構成した。2つの構成部材は、同一の部材であり、構成部材の一方を180度反転させて組み合わせる。また腕部は長さを異ならせ、腕部の接合部が長方向の中央からずれた位置で接合することとした。更に部分ルーバーの組み付け個所と、腕部の接合部とが重ならないことが好ましい。トリムに形成されているねじ孔にねじ止めできるよう、枠部材にねじ取付孔を形成した。枠部材、ルーバーセンター、ルーバーサイドは、いずれも樹脂成形品とする。尚、本発明にかかる空気出入口部の構造は、バスに限るものではない。また空気取入口に限らず、空気吹き出し口、その他一般のカバー類に用いてもよい。
【発明の効果】
【0015】
本発明にかかる空気出入部構造は、次の効果を有している。
ルーバーを複数個に分割し、かつ少なくとも中心に対し、対称の位置に配設されるものは、180度反転させて使用する同一部材としたので、ルーバー自体の大きさが小さくなり、金型費用、射出成形機の小型化が可能となり、製造コストの低減が可能となる。また部品の保管、管理費用を低くし、更にルーバーを部分的に交換できるので、部品供給コストを低く抑えることができる。
【0016】
ルーバーの、ねじによる締結個所を少なくし、ねじ以外の個所では、係合爪で枠部材にルーバーを係合させる構造としたので、ルーバーを容易に着脱でき、作業時間、作業コストを大幅に低減できる。ルーバーセンターの両側部分を、ルーバーサイドのルーバーセンター側端縁に車室側から覆う構造としたので、ルーバーサイドとルーバーセンターとの継ぎ目の合沿いが調整し易く、作業時間を短縮でき、また、美観を向上できる。
【0017】
枠部材の構成部材を小さくできるので、金型費用、射出成形機の小型化が可能となり、製造コストの低減が可能となる。また部品の保管、管理費用を低くし、更に枠部材を部分的に交換できるので、部品供給コストを低く抑えることができる。
【0018】
枠部材の接合部を、中央位置から長方向にずらしてあることから、腕部に設けられた接合部が枠部材の中央位置で正対している場合に比較して剛性を高くできる。また、ルーバーセンターが枠部材の中央に取り付けられることから、トリムの剛性、及び枠部材の剛性が低くても、空気出入部構造を強固に構成できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明にかかる空気出入部構造の一実施形態について、図を参照して説明する。
図5に、空気出入部構造を具えた車両100を示す。車両100は、小型バスであり、車室内に乗客用のシート110等(図4参照。)が複数設けられている。車両100の後方上部には、空調装置6が据え付けてある。空調装置6は、車室内環境を調整する装置(エアコン。)であり、車両100の天井外板102と車室内のトリム104(天井部)との間に設けてある。空調装置6には、流入側の前面に空気濾過用のフィルター(図示せず。)が設けられている。
【0020】
図4に、車両100の車室後部を示す。図において、110は最後尾の乗客用シートであり、112は車両100の後部ガラスである。車室後部には図に示すようにトリム104に、空気取入口4が開口している。空気取入口4は、空気出入部としての空気取入口であり、空調装置6に連通している。すなわち、空気取入口4を通って、空調用の空気が車室内から空調装置6に送られる。
【0021】
空気取入口4は、図1に示すように車両100の前後方向の幅が薄く、横方向の長さが車室のほぼ一杯に形成してある。空気取入口4の車室開口面には、枠部材8とルーバー10が、トリム104に取り付けてある。
【0022】
枠部材8を、図2に示す。枠部材8は、樹脂製の、2つの枠片12から形成されている。2つの枠片12は、同一部材であり、枠部材8は枠片12の一方をその表裏方向を変更せず、180度反転させて組み付けて構成されている。
【0023】
枠片12の一方を説明する。枠片12は、基部14と、基部14からほぼ平行に延びる長い2つの腕片16から形成されている。基部14には、係合口15と、ねじ孔30が形成してある。係合口15は、細長いスリットであり、後述するルーバー10の係合片22(図3参照。)が差し入れられる。ねじ孔30は、空気取入口4の周縁、つまりトリム104に形成されたねじ孔106(図1参照。)に対応して形成されている。
【0024】
2つの腕片16は、ほぼ平行で、係合部17と、ねじ孔30を有し、先端に組付部18が形成してある。係合部17は、腕片16の内側に形成された、ほぼ四角形の孔部であり、後述するルーバー10の係合爪19に対応して形成されている。ねじ孔30は、基部14のねじ孔30と同様、トリム104に開口された空気取入口4の周縁に形成されたねじ孔106に対応して形成してある
組付部18は、他方の枠片12を反転させ双方の腕片16を付き合わせたときに、互いに嵌合して組み付くようにそれぞれの腕片16に雌雄に形成してある。また腕片16は異なる長さに形成してあり、組付部18は、枠部材8の長手方向の中央位置ではない位置で組み付けられる。更に組付部18には、長い腕片16の側にねじ部32が形成してある。ねじ部32は、もう一方の枠片12を組み合わせたとき、枠部材8の長手方向中央に位置する。
【0025】
図3に、ルーバー10を示す。ルーバー10は、左右2つのルーバーサイド3と中央のルーバーセンター5の3つの部材から構成されている。ルーバーサイド3とルーバーセンター5は、共に樹脂製で、空気の整流のための整流板21が多数平行に設けられている。整流板21の間は空間となっており、ルーバーサイド3とルーバーセンター5の表裏方向にはほとんど抵抗なく空気が流通する。尚、整流板21でなく、桟や網のようなものでもよい。
【0026】
2つのルーバーサイド3は、同一部材であり、一方のルーバーサイド3を、その表裏方向を変更せず他方側に180度反転させて用いる。ルーバーサイド3は長方形で、長方向の一方端に、係合片22が設けてある。係合片22は、外方に延出しており、上記係合口15に差入れ可能に形成してある。ルーバーサイド3の他方端には、ルーバーセンター5に重なる延長片23が形成してある。ルーバーサイド3の裏面の短方向(図3の上面側。)には、係合部17に対応した係合爪19が4箇所設けてある。係合爪19には、いわゆる返しが形成してあり、係合爪19を係合部17に差し入れると返しが掛かり、係合爪19は係合部17に固定されるが、付勢力に抗して指で係合爪19に所定の力を加えると、係合爪19が倒れて係合爪19を係合部17から抜き出すことができるようになっている。
【0027】
ルーバーセンター5は長方形で、ルーバーサイド3と同様、短方向裏面に係合爪19が4箇所形成してある。またルーバーセンター5は、中央にねじ孔34(図1参照。)が形成してあり、ルーバーセンター5を枠部材8に組み付けると、ねじ孔34が枠片12のねじ部32に対応する。
【0028】
ルーバーセンター5の長方向両側には、延長片25が形成してある。延長片25は、ルーバーサイド3の延長片23に上から、つまり延長片25を車室内側として延長片23に重なるように形成してある。ルーバーセンター5は、その長方向、及び短方向共に、ねじ孔34を除いて対称形に形成されている。
【0029】
次に、枠部材8及びルーバー10からなる上記空気出入口構造における作用、効果について説明する。
【0030】
まず、2つの枠片12を組み付け、枠部材8を構成する。枠片12の組み付けは、腕片16の組付部18を組み合わせて行う。組付部18どおしは、長方向から差し入れ組み付け嵌合される。
【0031】
そして枠部材8を、図1に示すようにトリム104に開口された空気取入口4の周縁に沿って取り付ける。枠部材8は、ねじ孔30にねじを差し入れ、各ねじ孔106に取り付ける。図では、14箇所にねじ止めを行う。
【0032】
枠部材8をトリム104に固定したなら、図1に示すように枠部材8の内側にルーバー10を組み入れる。まずルーバーサイド3を枠部材8の左右両側に組み付ける。ルーバーサイド3の組み付けは、係合片22を枠部材8の係合口15に差入れた後、係合爪19を係合部17に差入れ、係合させる。ルーバーサイド3を左右両側に取り付けたら、次に、ルーバーサイド3の間にルーバーセンター5を嵌め込む。
【0033】
ルーバーセンター5は、係合爪19を係合部17に差入れ、係合させ、更にねじ孔34にねじを差し入れ。ねじ部32と締結する。これにより、ルーバーセンター5が枠部材8に固定される。そしてルーバーセンター5の延長片25が、ルーバーサイド3の端部の延長片23と重なり、延長片23を上から押さえ付けるので、ルーバーサイド3も枠部材8に固定される。
【0034】
このように、ねじ孔34に取り付けたねじにより、両ルーバーサイド3とルーバーセンター5からなるルーバー10が図4に示すように枠部材8に取り付けられ、空気出入口構造が形成される。したがって、ねじ孔34への1つのねじ止めでルーバー10を空気取入口4に形成できる。
【0035】
一方ルーバー10を枠部材8から取り外すときは、まずねじ孔34のねじを外し、係合爪19を指先で押圧して倒すことで係合爪19が係合部17から抜き出され、ルーバーセンター5が取り外せる。ルーバーセンター5が取り外されると、両ルーバーサイド3は係合爪19で係合部17と係合しているだけであるので、ルーバーセンタ5と同様の方法で容易に取り外すことができ、ルーバー10を枠部材8から取り外すことができる。枠部材8の内側は、空気取入口4の開口部とほぼ同一の大きさで開口しているので、枠部材8の内側から、必要な作業、例えば空調装置6の点検や、フィルターの交換等を行うことができる。
【0036】
更に、枠片12、ルーバーサイド3、ルーバーセンター5は、樹脂の一体成形等で成形してあり、それぞれ小型化されているので、成形、保管、取り扱いが容易で、製造コスト、及び作業コストを大幅に低減できる。
【0037】
腕片16の長さが異なっているので、枠部材8の中央で組付部18が正対せず、枠部材8の長方向の強度が向上される。また組付部18がそれぞれ、ルーバーセンター5の側面に位置することから、組付部18の組み付け個所がルーバーセンター5で補強される。
【0038】
空気出入口構造は、2つの同一の枠片12からなる枠部材8と、2つのルーバーサイド3及びルーバーセンター5からなるルーバー10で構成されているので、破損が生じた場合でも、破損部分のみを交換することで対応でき、補修コストを低減することができる。
【0039】
尚上記例では、小型バスの後方に形成された空気取り入れ口を例に説明したが、本発明の空気出入口構造は、それに限るものではない。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明にかかる空気出入口構造の一実施形態を示す図。
【図2】枠部材を示す分解斜視図。
【図3】ルーバーを示す分解斜視図。
【図4】車室内後方を示す図。
【図5】車両を示す斜視図。
【符号の説明】
【0041】
3…ルーバーサイド
4…空気取入口
5…ルーバーセンター
6…空調装置
8…枠部材
10…ルーバー
12…枠片
14…基部
16…腕部
17…係合部
18…組付部
19…係合爪
21…整流板
22…延長片
100…車両
104…トリム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の室内面を覆うトリムに設けられ、空気の出入りを許容する細長く、かつ長方向、及び短方向共に夫々の中心線に対し対称な開口部の周縁に沿って装着される枠部材と、
該枠部材に、突起状の爪にて複数の箇所で係合し、外形が前記枠部材に沿って形成されるとともに、複数個に分割され、少なくとも前記長方向の中心線に対し対称の位置に、左右反転させた同一部品を配置して使用するルーバーを備えたことを特徴とする車両の空気出入部構造。
【請求項2】
前記ルーバーは3箇に分割され、前記長方向の中心線に対し、両側部に配置されるルーバーサイドが同一形状をなし、前記枠部材の両側部に係合するとともに、中間部に配置されるルーバーセンターは前記両側方向で、前記ルーバーサイドの前記ルーバーセンター側の端縁を車室側から覆い、前記両側方向と直角方向の一側では前記突起状の爪にて前記枠部材と係合し、他側ではねじにて前記枠部材と締結したことを特徴とする請求項1に記載の車両の空気出入部構造。
【請求項3】
前記枠部材は、前記長方向に延在する略平行の二辺の中間部で組み付けられる2つの構成部材からなり、かつ前記二辺の分割位置をずらして形成し、前記構成部材を互いに180度反転して取り付けた後、前記二辺の接合部が前記長方向にずれる形状としたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両の空気出入部構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−155762(P2008−155762A)
【公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−346436(P2006−346436)
【出願日】平成18年12月22日(2006.12.22)
【出願人】(303002158)三菱ふそうトラック・バス株式会社 (1,037)
【Fターム(参考)】