説明

車両用ランプ

【課題】車両用ランプが、ランプハウジングの外縁部にランプレンズの外縁部を溶融固着したものである場合に、ランプの外観上の見栄えが良好に維持されるようにする。
【解決手段】ランプハウジング10の開口9を閉じるランプレンズ11が、レンズ本体19と、レンズ本体19の外縁部の裏面20に一体的に突設され、突出端面がランプハウジング10の外縁部に溶融固着されるリブ21とを有する。リブ21の少なくとも近傍におけるレンズ本体19の外縁部の裏面部分20aに不透明塗膜23が塗装される。リブ21の基部側の外面に、不透明塗膜23と互いに連続する他の不透明塗膜24が塗装される。レンズ本体19の厚さ方向でリブ21の基部に対応するレンズ本体19の外縁部の表面26に、リブ21に沿って延びる凹溝28が形成され、凹溝28の長手方向における各部断面の内面が三角形状、もしくは円弧形状にされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ランプハウジングの開口を閉じるランプレンズを備え、上記ランプハウジングの外縁部にランプレンズの外縁部を溶融固着した車両用ランプに関するものである。
【背景技術】
【0002】
上記車両用ランプには、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、車両用ランプは、車体に支持され、バルブを内有してこのバルブによる照射光の照射方向に開口が形成されたランプハウジングと、上記開口を閉じる透明のランプレンズとを備えている。このランプレンズは、上記開口を全体的に閉じ、上記照射光を透過させるレンズ本体と、このレンズ本体の外縁部の裏面に一体的に突設され、その突出端面が上記ランプハウジングの外縁部に溶融固着されるリブとを有している。また、上記ランプには、上記リブの少なくとも近傍における上記レンズ本体の裏面部分に不透明塗膜を塗装したものがあり、この不透明塗膜は、ランプの外観上の見栄えを向上させるためのものである。
【0003】
そして、上記バルブから照射され、上記ランプレンズをその外方に向けて透過した照射光は、車両の内、外部の照射に用いられたり、自分の車両の走行状態を他に知らせるため信号として用いられたりする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11−191302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記ランプハウジングの外縁部に対するランプレンズのリブの溶融固着時には、この溶融した樹脂内に微小な気泡が多数入り込みがちとなる。このため、この溶融固着部は、通常、泡立つような外観を呈することから、この溶融固着部には、外観上の見栄えについてわずかながら問題がある。
【0006】
一方、上記ランプレンズは透明であるため、視認者が、このランプレンズを、その外方近傍から見たとき、上記リブと、このリブの基部に対応する上記レンズ本体の外縁部の部分とを通し、上記溶融固着部が視認可能状態となる。
【0007】
そして、上記ランプレンズの外方近傍から、上記レンズ本体を通して前記したリブの近傍の見栄えのよい不透明塗膜を見ると共に、上記リブとレンズ本体とを通して上記した外観上の問題がある溶融固着部を見た場合には、この溶融固着部が、上記不透明塗膜についての塗装不良部分であるかのように見えたり、上記不透明塗膜との対比で視覚上の違和感を生じさせたりするおそれがある。そして、これは、上記ランプの外観上の見栄えを低下させるものであって、好ましくない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、車両用ランプが、ランプハウジングの開口を閉じるランプレンズを備え、上記ランプハウジングの外縁部にランプレンズの外縁部を溶融固着したものである場合に、このランプの外観上の見栄えが良好に維持されるようにすることである。
【0009】
請求項1の発明は、車体2に支持され、バルブ12〜15を内有してこのバルブ12〜15による照射光16の照射方向に開口9が形成されたランプハウジング10と、上記開口9を閉じる透明のランプレンズ11とを備え、このランプレンズ11が、上記開口9を全体的に閉じ、上記照射光16を透過させるレンズ本体19と、このレンズ本体19の外縁部の裏面20に一体的に突設され、その突出端面が上記ランプハウジング10の外縁部に溶融固着されるリブ21とを有し、このリブ21の少なくとも近傍における上記レンズ本体19の外縁部の裏面部分20aに不透明塗膜23を塗装した車両用ランプにおいて、
上記リブ21の基部側の外面に、上記不透明塗膜23と互いに連続する他の不透明塗膜24を塗装し、上記レンズ本体19の厚さ方向で上記リブ21の基部に対応する上記レンズ本体19の外縁部の表面26に、上記リブ21に沿って延びる凹溝28を形成し、この凹溝28の長手方向における各部断面の内面を三角形状、もしくは円弧形状にしたことを特徴とする車両用ランプである。
【0010】
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
【発明の効果】
【0011】
本発明による効果は、次の如くである。
【0012】
請求項1の発明は、車体に支持され、バルブを内有してこのバルブによる照射光の照射方向に開口が形成されたランプハウジングと、上記開口を閉じる透明のランプレンズとを備え、このランプレンズが、上記開口を全体的に閉じ、上記照射光を透過させるレンズ本体と、このレンズ本体の外縁部の裏面に一体的に突設され、その突出端面が上記ランプハウジングの外縁部に溶融固着されるリブとを有し、このリブの少なくとも近傍における上記レンズ本体の外縁部の裏面部分に不透明塗膜を塗装した車両用ランプにおいて、
上記リブの基部側の外面に、上記不透明塗膜と互いに連続する他の不透明塗膜を塗装し、上記レンズ本体の厚さ方向で上記リブの基部に対応する上記レンズ本体の外縁部の表面に、上記リブに沿って延びる凹溝を形成し、この凹溝の長手方向における各部断面の内面を三角形状、もしくは円弧形状にしている。
【0013】
ここで、視認者が上記ランプレンズをその外方近傍から見た場合において、上記ランプハウジングの外縁部とリブの突出端面との互いの溶融固着部を透過したり反射したりした光が、上記透明なランプレンズのリブと、このリブの基部に対応する上記レンズ本体の外縁部の部分とを通して視認者に達したときには、視認者は上記光を介し上記溶融固着部を視認した状態となる。そして、この場合、前記した溶融固着部の外観上の問題に因り、上記リブの厚さ方向における上記溶融固着部の視認幅が広い程、この溶融固着部が大きく見えて、ランプの外観上の見栄えが低下しがちとなる。
【0014】
しかし、上記発明によれば、上記凹溝の内面を三角形状、もしくは円弧形状としたため、上記した溶融固着部から視認者に達する光と、上記リブの基部側の外面に塗装された他の不透明塗膜で反射して上記視認者に達する他の光とは、上記凹溝の内面を通過するときに屈折し、この屈折により、上記視認者に達する上記リブの厚さ方向での光の幅寸法が狭められる一方、同上リブの厚さ方向での他の光の幅寸法は拡げられる。
【0015】
即ち、上記レンズ本体の外縁部の表面が単に平坦であった従来の技術において、上記ランプレンズの外方で視認者が視認した場合の上記溶融固着部の視認幅に比べ、上記発明によれば、上記光を介しての溶融固着部の視認幅が狭められて、この溶融固着部がより小さく見えることとなり、その分、上記他の光を介しての見栄えのよい他の不透明塗膜の視認幅が拡げられる。よって、このランプの外観上の見栄えが良好に維持される。
【0016】
また、上記したランプの外観上の見栄えの良好な維持は、上記レンズ本体の外縁部の表面に単に凹溝を形成することにより達成されることから、この効果は、ランプの部品点数の増加を抑制し、簡単な構成で、安価に達成できる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】図3のI部拡大断面図である。
【図2】車両の部分背面図である。
【図3】図2のIII−III線矢視断面図である。
【図4】図2のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】図4のV部拡大断面図である。
【図6】(a)は、従来のランプの溶融固着部を外観上、見た場合の視認図、(b)は、本実施例のランプの溶融固着部を外観上、見た場合の視認図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の車両用ランプに関し、車両用ランプが、ランプハウジングの開口を閉じるランプレンズを備え、上記ランプハウジングの外縁部にランプレンズの外縁部を溶融固着したものである場合に、このランプの外観上の見栄えが良好に維持されるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための形態は、次の如くである。
【0019】
即ち、車両用ランプは、車体に支持され、バルブを内有してこのバルブによる照射光の照射方向に開口が形成されたランプハウジングと、上記開口を閉じる透明のランプレンズとを備える。このランプレンズは、上記開口を全体的に閉じ、上記照射光を透過させるレンズ本体と、このレンズ本体の外縁部の裏面に一体的に突設され、その突出端面が上記したランプハウジングの外縁部に溶融固着されるリブとを有している。このリブの少なくとも近傍における上記レンズ本体の外縁部の裏面部分に不透明塗膜が塗装される。
【0020】
上記リブの基部側の外面に、上記不透明塗膜と互いに連続する他の不透明塗膜が塗装される。上記レンズ本体の厚さ方向で上記リブの基部に対応する上記レンズ本体の外縁部の表面に、上記リブに沿って延びる凹溝が形成され、この凹溝の長手方向における各部断面の内面が三角形状、もしくは円弧形状とされる。
【実施例】
【0021】
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
【0022】
図2〜4において、符号1は、自動車で例示される車両であり、矢印Frは、この車両1の進行方向の前方を示している。
【0023】
上記車両1の車体2の後壁には、車体2の内外を連通させるバックドア開口3が形成され、このバックドア開口3はバックドア4により開閉可能に閉じられている。上記車体2の後壁の左右各側部であって、上記バックドア開口3の各側部開口縁部には、それぞれリヤコンビネーションランプ5が設けられている。
【0024】
上記ランプ5は、上記車体2に複数(2つ)のクリップ8により支持され、車体2の後方に向かって開く開口9が形成された樹脂製のランプハウジング10と、上記開口9を閉じる無色透明の樹脂製のランプレンズ11と、上記ランプハウジング10に内有されてこのランプハウジング10に取り付けられる上下方向で複数(4つ)のバルブ12〜15とを備えている。これらバルブ12〜15は、上から下に、順次、テール、ストップ、ターン、およびバックバルブとされ、これらバルブ12〜15の各照射光16の照射方向(車体2の後方)に上記開口9が形成されている。
【0025】
図1〜5において、上記ランプレンズ11は、上記開口9を全体的に閉じ、上記各照射光16を車体2の後方に向かって透過させるレンズ本体19と、このレンズ本体19の外縁部における上記ランプハウジング10側の面である裏面20から上記ランプハウジング10の外縁部(第2の前方)に向かって一体的に突設されるリブ21とを有している。このリブ21は、上記ランプレンズ11の外縁部の全周にわたり形成されている。
【0026】
上記リブ21の突出端面(前端面)は、上記ランプハウジング10の外縁部の前面に溶融固着されている。この溶融固着は、高周波による熱溶着の他、振動溶着や超音波溶着などにより達成される。
【0027】
図1,5において、上記リブ21の少なくとも近傍における上記レンズ本体19の裏面部分20aには、樹脂製の不透明塗膜23が、塗料のスプレー塗布により塗装されている。上記不透明塗膜23は黒色、もしくはシルバー色とされている。また、上記リブ21の少なくとも基部側の外面には、上記不透明塗膜23と互いに連続する他の不透明塗膜24が上記と同様にして塗装され、この他の不透明塗膜24は、上記不透明塗膜23と同色同構成とされている。
【0028】
なお、上記リブ21の突出端面を含む突出端部に上記他の不透明塗膜24を塗装した場合、この他の不透明塗膜24は上記溶融固着に悪影響を及ぼす。そこで、上記リブ21の突出端部に上記他の不透明塗膜24が塗装されることを防止するため、次の方法が採用される。
【0029】
即ち、上記リブ21の基部側に比べ突出端部の断面積が小さくなるようこれらの間に段差部25が形成される。そして、上記不透明塗膜23,24を塗装する際、上記段差部25に当接するまで上記リブ21の突出端部に筒形状のマスキング材Aが外嵌される。そして、この状態で、上記不透明塗膜23,24の塗料が塗布され、この際、上記リブ21の突出端部に不透明塗膜23,24が塗装されることは上記マスキング材Aによって防止される。
【0030】
上記ランプレンズ11のレンズ本体19の厚さ方向(車体2の前後方向)で上記リブ21の基部に対応する上記レンズ本体19の外縁部の表面26に、上記リブ21に沿って延びる凹溝28が形成されている。この凹溝28は、上記レンズ本体19の上、下外縁部と、車体2の幅方向における上記レンズ本体19の内、外側外縁部のうち、外側外縁部とに形成されている。なお、上記凹溝28は、上記レンズ本体19の外縁部の全周にわたり形成してもよい。
【0031】
また、上記凹溝28の長手方向における各部断面の内面は、それぞれ頂部が円弧凹形状をなす三角形状とされ、かつ、互いにほぼ同形同大とされている。また、特に、図1において、上記凹溝28の内面の三角頂部は、上記リブ21の厚さ方向でこのリブ21の基部のほぼ中央部に位置させられている。この構成は、上記レンズ本体19の上、下外縁部にそれぞれ全体的に適用されているが、レンズ本体19の外側外縁部に適用してもよい。なお、上記凹溝28の長手方向における各部断面の内面はそれぞれ円弧形状にしてもよく、長手方向における一部断面を三角形状にし、他部断面を円弧形状にしてもよい。
【0032】
上記構成によれば、リブ21の基部側の外面に、不透明塗膜23と互いに連続する他の不透明塗膜24を塗装し、ランプレンズ11のレンズ本体19の厚さ方向で上記リブ21の基部に対応するレンズ本体19の外縁部の表面26に、上記リブ21に沿って延びる凹溝28を形成し、この凹溝28の長手方向における各部断面の内面を三角形状、もしくは円弧形状にしている。
【0033】
ここで、図1,5で示すように、視認者30が上記ランプレンズ11をその外方近傍から見た場合において、上記ランプハウジング10の外縁部とリブ21の突出端面との互いの溶融固着部31を透過したり反射したりした光32が、図1,5中、二点鎖線で示すように上記透明なランプレンズ11のリブ21と、このリブ21の基部に対応する上記レンズ本体19の外縁部の部分とを通して視認者30に達したときには、視認者30は上記光32を介し上記溶融固着部31を視認した状態となる。そして、この場合、前記した溶融固着部31の外観上の問題に因り、上記リブ21の厚さ方向における上記溶融固着部31の視認幅が広い程、この溶融固着部31が大きく見えて、ランプ5の外観上の見栄えが低下しがちとなる。
【0034】
しかし、上記構成によれば、凹溝28の内面を三角形状、もしくは円弧形状としたため、上記した溶融固着部31から視認者30に達する光32と、上記リブ21の基部側の外面に塗装された他の不透明塗膜24で反射して上記視認者30に達する他の光33とは、図1,5中、特に実線で示すように、上記凹溝28の内面を通過するときにそれぞれ屈折し、この屈折により、上記視認者30に達する上記リブ21の厚さ方向での光32の幅寸法が狭められる一方、同上リブ21の厚さ方向での上記他の光33の幅寸法は拡げられる。
【0035】
即ち、上記レンズ本体19の外縁部の表面26が単に平坦であった従来の技術において、図6(a)で示すように、上記ランプレンズ11の外方で視認者30が視認した場合の上記溶融固着部31の視認幅L0に比べ、上記構成によれば、図6(b)で示すように、上記光32を介しての溶融固着部31の視認幅L1が狭められて、この溶融固着部31がより小さく見えることとなり、その分、上記他の光33を介しての見栄えのよい他の不透明塗膜24の視認幅L2が拡げられる。よって、このランプ5の外観上の見栄えが良好に維持される。
【0036】
また、上記したランプ5の外観上の見栄えの良好な維持は、上記レンズ本体19の外縁部の表面26に単に凹溝28を形成することにより達成されることから、この効果は、ランプ5の部品点数の増加を抑制し、簡単な構成で、安価に達成できる。
【0037】
ここで、上記ランプレンズ11のレンズ本体19の厚さ方向で上記リブ21の基部に対応する上記レンズ本体19の外縁部の表面26の部分は、上記リブ21の存在により、上記ランプレンズ11を射出成形する際にヒケが生じ易い部分である。しかし、前記したように、上記表面26の部分に凹溝28を形成したため、上記ランプレンズ11の射出成形の際にヒケが生じたとしても、上記凹溝28により上記ヒケの存在感が薄められて、ランプ5の外観上の見栄えが良好に維持される。
【0038】
また、特に、図1において、前記したように、凹溝28の内面の三角頂部を、上記リブ21の厚さ方向でこのリブ21の基部のほぼ中央部に位置させている。
【0039】
このため、上記溶融固着部31から視認者30に達する光32の幅寸法が、より効果的に狭められる。よって、上記溶融固着部31からの光32の視認幅L1が、より効果的に狭められ、その分、上記他の不透明塗膜24からの他の光33の視認幅L2が、より効果的に拡げられる。
【0040】
なお、以上は図示の例によるが、上記ランプ5は、車体2の前部に取り付けられるヘッドランプや車体2内部の車室を照射する室内ランプであってもよい。
【符号の説明】
【0041】
1 車両
2 車体
5 ランプ
9 開口
10 ランプハウジング
11 ランプレンズ
12 バルブ
13 バルブ
14 バルブ
15 バルブ
16 照射光
19 レンズ本体
20 裏面
20a 裏面部分
21 リブ
23 不透明塗膜
24 他の不透明塗膜
26 表面
28 凹溝
30 視認者
31 溶融固着部
32 光
33 他の光
L0 視認幅
L1 視認幅
L2 視認幅

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体に支持され、バルブを内有してこのバルブによる照射光の照射方向に開口が形成されたランプハウジングと、上記開口を閉じる透明のランプレンズとを備え、このランプレンズが、上記開口を全体的に閉じ、上記照射光を透過させるレンズ本体と、このレンズ本体の外縁部の裏面に一体的に突設され、その突出端面が上記ランプハウジングの外縁部に溶融固着されるリブとを有し、このリブの少なくとも近傍における上記レンズ本体の外縁部の裏面部分に不透明塗膜を塗装した車両用ランプにおいて、
上記リブの基部側の外面に、上記不透明塗膜と互いに連続する他の不透明塗膜を塗装し、上記レンズ本体の厚さ方向で上記リブの基部に対応する上記レンズ本体の外縁部の表面に、上記リブに沿って延びる凹溝を形成し、この凹溝の長手方向における各部断面の内面を三角形状、もしくは円弧形状にしたことを特徴とする車両用ランプ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−69278(P2012−69278A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−210911(P2010−210911)
【出願日】平成22年9月21日(2010.9.21)
【出願人】(000002967)ダイハツ工業株式会社 (2,560)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】