説明

車載機器用の固定具

【課題】 簡易な構成で、安定的に固定することができる車載機器の固定具を提供する
【解決手段】 下側で露出する吸盤本体6を備えた台座部1と、車載機器を保持するための支持部3と、を備える。支持部は、支柱7を介して吸盤本体に連係される。支持部は、車載機器を連結する取付部11と、支持部の姿勢を変えるための操作レバー14を有し、(b)に示す操作レバーを起立した第1姿勢から(a)に示す操作レバーを倒した第2姿勢にすることで、吸盤本体を台座部に対して相対的に上昇させ、固定力を高める。この第2姿勢の状態で、スライドバー22を台座部1の中心に向けて押し込むと、スライドバーの突条22eと操作レバー14の凹溝14aとが符合し、ロックされる。よって、このロック状態にすることで、使用中等において支持部が不用意に第1姿勢に戻り、車載機器が倒れるのを阻止できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載機器を車両のダッシュボード等の取付面上に設置するための車載機器用の固定具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車載装置の多くは、運転者が操作する都合からダッシュボード上に固定する配置を採ることが多い。例えばGPS受信機などの表示パネルを有する車載装置では、運転者の操作性はもちろん、視認性も良好に得るため、ダッシュボードの上面で運転の妨げにならない位置を選ぶことになる。
【0003】
ダッシュボード上へ固定するには、両面粘着テープを用いて貼り付ける方法が簡単ではあるが、貼り直しが困難であること、並びに、はがした際に粘着物が残ってダッシュボードが汚れる等の問題がある。
【0004】
そこで例えば特許文献1などに見られるように、吸盤を用いて吸着により車載機器の支持,固定を行う技術の提案がある。この特許文献1に開示された発明では、ケースの下面に吸盤を露出配置すると共に、そのケースに吸盤を昇降させるレバーを設け、吸盤をダッシュボード等の車両の取付面に密着させた状態でレバーを操作して、ケースに対して相対的に吸盤を引き上げることで、吸盤の取付面に対する密着力を高め、強固な固定力を得る。
【0005】
係る吸盤を相対的に引き上げるためのレバーの操作は、水平状態から90度回転して起立させるようにする。このように、レバーは、吸盤を強固な固定力を発揮させる固定時には、起立するため、その先端に表示部を備えた車載機器を装着するようにしている。これにより、固定具をダッシュボード等の取付面に固定し、レバーがその取付面に対して直交する垂直面内で起立すると、車載機器もレバーと同様に起立した状態で設置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2007−154933号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に開示された吸盤を固定するレバーと、車載機器の支持部材を同一部材で構成した発明では、以下に示す問題を有する。すなわち、当然のことながら、ダッシュボード等の所定の取付面に固定した固定具において、起立したレバーを90度回転して倒すと、固定力が低下し、容易に取り外すことができる。
【0008】
一方、起立したレバーの先端に車載機器を取り付けた場合、車載機器はレバーよりも前方(ドライバー側)に位置することから、車載機器の重心は、レバーの軸芯からずれた位置になる。そのため、車載機器の自重により、レバーに対して前方、すなわち、レバーが倒れ込む込む方向への荷重が発生する。そして、近年の表示画面の大型化に伴い、車載機器の寸法形状の大型化や重量の増加を招き、上記のレバーに対して倒れ込む方向にかかる力も大きくなる。さらに、車載機器のため、車両の走行に伴う振動も加わり、上記のレバーに対する倒れ込む方向の力は、大きくなる。そのため、走行中等において、不用意にレバーが倒れ、固定具が取付面から離脱するおそれがある。
【0009】
一方、車載機器の支持部材と、固定具を固定するためのレバーを別の部材で構成すると、使用中等において、レバーに倒れ込む方向の力が加わらないので、大型の車載機器であっても、確実に保持することができる。しかしながら、係る構成では、レバーと車載機器の支持部材を共に設置することから、吸盤を含め設置面積が大きくなってしまう。さらに、レバーの操作領域を確保することから、支持部材の上端位置も高くなり、必然的にダッシュボード等の上に固定具を介して設置した車載機器の位置も高くなってしまう。そうすると、車載機器を取り付けた固定具全体の重心位置も高くなり、安定性が低くなると共に、設置位置が高くなると、車両の進行方向前方側の視認性の低下を招くおそれもある。
【0010】
よって、簡易な構成で、安定的に固定することができる車載機器の固定具の開発が望まれているという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上述した課題を解決するために、本発明に係る車載機器用の固定具は、(1)下側で露出する吸盤を備えた台座部と、車載機器を保持するための支持部と、を備え、前記支持部は、前記吸盤に連係されるとともに、その支持部の姿勢を変えることで前記吸盤を前記台座部に対して相対的に昇降させるように構成し、前記支持部は、前記車載機器を直接または間接的に連結する取付部と、前記支持部の姿勢を変えるための操作レバーを有し、前記吸盤を前記台座部に対して相対的に上昇させた状態の前記操作レバーの位置を固定するロック機構を備えた。
【0012】
本発明では、吸盤を固定する操作レバーと、車載機器を固定する取付部を同一部材で形成したので、簡易な構成となるばかりでなく、固定具の小型化が図れる。その結果、車載機器の設置高さを低くすることもでき、車載機器を固定具に取り付けた際の重心を低くして安定化を図ると共に、ドライバーの視認性も確保することができる。そして、固定具の使用に際しては、車両のダッシュボード等と取付面上に台座部を置き、その取付面に吸盤を近接或いは密着させる。その状態で操作レバーを操作し、台座部に対して吸盤を相対的に上昇させ、当該吸盤が取付面から離反しようとする力を利用して吸盤による取付面に対する固定力を高める。その状態でロック機構により操作レバーの位置を固定することで、当該固定力が高まった状態を維持することができ、固定具は車両の取付面に対してしっかりと固定される。よって、その状態で取付部に車載機器を装着し、その車載機器の自重等で吸盤の固定力が弱まる方向に支持部の姿勢が変わるような力が発生したとしても、ロック機構により操作レバーの位置が固定されているので、当該強固な固定力を維持でき、車載機器の姿勢も変わらない。
【0013】
(2)前記支持部は、前記台座部に対して起立する面内で正逆回転可能に設けられ、その正逆回転に伴い前記吸盤を前記台座部に対して相対的に昇降させるものとすることができる。この発明は、実施形態にて詳細に説明したものに対応する。もちろん、このように起立する面内で回転するものに限ることはなく、例えば、操作レバーを水平面内で旋回させることで吸盤を相対的に昇降させるようにしても良い。但し、実施形態のように起立した面内(垂直面内)で回転する構成の方が機構が簡単で、強度も増すので好ましい。
【0014】
(3)前記ロック機構は、前記台座部の表面に沿って移動可能に設けられたスライド部材(実施形態のスライドバー22に対応)が、前記操作レバーと連結することで構成するとよい。実施形態でも説明しているように、スライド部材を往復移動するだけで操作レバーに対するロック・解除が行える構成が簡単でよい。
【発明の効果】
【0015】
本発明では、吸盤を固定する操作レバーと、車載機器を固定する取付部を同一部材で形成した支持部を備えた簡易な構成をとりつつ、吸盤の固定力を高めた取付姿勢にある操作レバーの位置を固定するロック機構を設けたので、仮に支持部に車載機器の自重等による固定力を弱める方向の不用意な力が加わったとしも高い固定力を維持でき、安定的に車載機器を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の好適な一実施形態を示す全体斜視図である。
【図2】第1姿勢の状態を示す側面図である。
【図3】第1姿勢の状態を示す平面図である。
【図4】第1姿勢の状態を示す断面図である。
【図5】取付部が起立した第2姿勢(ロック解除状態)の状態を示す側面図である。
【図6】第2姿勢(ロック解除状態)の状態を示す平面図である。
【図7】第2姿勢(ロック解除状態)の状態を示す背面図である。
【図8】第2姿勢(ロック解除状態)の状態を示す断面図である。
【図9】車載機器を取り付けた状態(ロック解除状態)を示す斜視図である。
【図10】車載機器を取り付けた状態(ロック解除状態)を示す側面図である。
【図11】車載機器を取り付けた状態(ロック解除状態)を示す背面図である。
【図12】車載機器を取り付けた状態(ロック解除状態)を示す平面図である。
【図13】車載機器を取り付けた状態(ロック状態)を示す断面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本実施形態の車載機器用の固定具は、車両のダッシュボード等の取付面の上に車載機器を設置するためのもので、当該取付面に対して吸盤の吸着力を利用して固定する。取付面上に置かれる台座部1と、その台座部1上に設置され車載機器を装着するための支持部3と、を備えている。
【0018】
台座部1は、底面が開口した平面円形状で中心に行くに従って上昇する湾曲面を有するケース4と、そのケース4の底面の開口部位を塞ぐようにして配置された吸盤本体6と、吸盤本体6の中央上面に起立配置された支柱7と、吸盤本体6の上面とケース4の天井面4aとの間に配置されたスプリング9と、を備えている。吸盤本体6の下面外周囲には、リング状のパッド6aが一体に形成される。また、支柱7の上端は、ケース4の上面側に突出している。そして、スプリング9は、コイルスプリングであり、支柱7の外周囲を囲むように装着し、その上下の両端がそれぞれケース4の天井面4aと吸盤本体6の上面に接触している。ここでは、スプリング9の下端は、吸盤本体6内に埋め込み一体化させているが、埋め込むことなく単に接触させるだけでも良い。さらに、図4と図8を見ると明らかなように、本実施形態では、スプリング9の上端は、常時ケース4の天井面4aに接触しているが、吸盤本体6の上面とケース4の天井面4aの間隔が広くなる図4の状態では必ずしもスプリング9とケース4の天井面4aとは接触していなくても良い。
【0019】
支持部3は、支柱7の上端部に対し、ピン8にて回転自在に連結される。すなわち、支持部3は、車載機器の背面を装着するお椀型(略半球状)の取付部11と、その取付部11の下方に延びる連結部12と、その連結部12の下端から後方に向けて延びる操作レバー14とを、一体に備えている。連結部12は、二股状になり、支柱7を左右両側から挟み込むように配置し、その連結部12と支柱7とをピン8にて連結する。
【0020】
お椀型の取付部11の開口面11aと、操作レバー14とは、直交しており、図1(b),図4等に示すように取付部11の開口面11aが下方を向いた状態では、操作レバー14は上下方向に起立した状態となり、図1(a),図8等に示すように取付部11の開口面11aが前方を向いた状態では、操作レバー14は水平方向後方に延びる状態となる。そして、取付部11は、これらの2つの姿勢を採るべく、ピン8の位置を回転中心として90度の角度範囲内で正逆回転する。取付部11の内部中央には、車載機器を固定するためのボルトを挿入するための管部11bを有している。この管部11bは、前後が開口する。
【0021】
また、支持部3の回転中心であるピン8の中心から、連結部12の前面までの距離d1と、そのピン8の中心から連結部12の底面までの距離d2は、d2>d1としている。そして、図1(b),図4等に示すように、取付部11が倒れた状態では、連結部12の前面がケース4に対向し、図1(a),図8等に示すように、取付部11が起立した状態では、連結部12の底面がケース本体4に対向する。よって、取付部11を起立させた状態の方が、ピン8から連結部12の端までの距離が長く、図1(b)の状態から図1(a)の状態にすることで支柱7が上方に引き上げられる。これ伴い、吸盤本体6の中央部位もケース4に対して相対的に上方へ持ち上げられる。
【0022】
従って、例えば図4等に示すように操作レバー14が起立するとともに取付部11を倒した状態(第1姿勢)で、台座部1をダッシュボード等の車両側の取付面の上に置くと、パッド6aが当該取付面に接触し、パッド6aの内側から露出する吸盤本体6の下面と取付面とが所定の隙間を隔てて対向するか密着する。その第1姿勢の状態から操作レバー14を水平状態になるまで倒して、支持部3を90度回転させると、支柱7はケース4の上面に対して相対的に上方に持ち上げられるため、それに伴い吸盤本体6の中央部位も上昇移動しようとし、望む吸盤本体6の下面中央部位と車両の取付面との間で負圧が生じ強固に吸着固定される。そして、操作レバー14が水平状態になると、ケース4の上面には連結部12の底面が接触するため、その姿勢(第2姿勢)をとどめる。もちろん、操作レバー14が起立する(取付部11が倒れる)方向に一定以上の力が加わると、支持部3は上記と逆方向に回転し、図4等に示す元の第1姿勢の状態に戻る。
【0023】
一方、台座部1の上面後方部位には、操作レバー14を固定するロック機構20が設けられている。すなわち、ケース4の上面の後方側所定領域、すなわち、操作レバー14を水平状態に倒した際にその操作レバー14が存在する領域は、水平な受け面を有する受け台21を設けている。この受け台21は、ケース4の上面中央の最も高い位置から後方側周縁に向けて延びるように形成されている。そして、中心近傍領域21aでは水平面となり、操作レバー14を倒した(連結部12が起立した)際に、連結部12の底面や操作レバー14の底面が接触し、連結部12が垂直状態で起立した第2姿勢になるように位置決めしている。
【0024】
また、受け台21の周縁側は、一段低くなった低段部21bとなり、その低段部21bにスライドバー22を径方向に往復移動可能に取り付けている。すなわち、スライドバー22の両外側面には、ガイド溝22aが設けられる。そして、そのガイド溝22aに低段部21bの内側壁に設けられたガイドレールを嵌め合わすことで、スライドバー22は、安定した状態で低段部21bから離脱することなくケース4の径方向に往復移動できる。
【0025】
さらに、スライドバー22の下面の先端には係止突起22bが設けられる。そして、図4等に示すように、スライドバー22が低段部21b内に入り込んだ状態では、係止突起22bは低段部21bの上面所定位置に設けた係止突部21cを乗り越えて中心側に位置し、スライドバー22が不用意に径方向外側に移動するのを防止する。もちろん、スライドバー22に対し、径方向外側に向けて一定以上の力が加わると、係止突起22bは係止突部21cを乗り越えるので、その後は、スライドバー22は外側に容易に移動することができる。
【0026】
また、スライドバー22の上面側には、凹所22cが設けられている。この凹所22cは先端側が開口し、凹所22cに望む左右の側壁22dの内側面上端縁には内方に向けて突出する突条22eが設けられている。
【0027】
さらに、スライドバー22を中心に向けて押し込んだ場合、スライドバー22は低段部21b内に位置する。そして、当該位置には、水平状態に倒した操作レバー14も位置する。よって、操作レバー14を倒す場合には、その前に図5等に示すように、スライドバー22を引き出し、径方向外側に引っ張り出した状態にする必要がある。
【0028】
一方、操作レバー14の外側両側面には、凹溝14aが設けられている。この凹溝14aは、その一端は操作レバー14の先端にまで位置している。そして、この凹溝14aは、操作レバー14を倒して水平状態にした際に、スライドバー22の側壁22dの内側面に設けた突条22eと符合する。よって、上述したようにスライドバー22を引き出した状態で操作レバー14を倒し、その後、スライドバー22を押し込む(図8等参照)と、スライドバー22の突条22eと操作レバー14の凹溝14aとが符合する。さらにスライドバー22は、ケース4の受け台21の低段部21bに連携され、上下方向の移動は規制される。よって、操作レバー14も上方への移動、すなわち、取付部11が倒れ込んで第1姿勢に戻ることが抑止される。もちろん、スライドバー22を引き出すことで、ロックが解除され、操作レバー14を起立させることができる。
【0029】
このように操作レバー14を倒し、取付部11を起立させたならば、図9以降に示すように、その取付部11に車載機器を装着する。ここでは、車載機器は、PNDその他の装置本体とクレードル30に分かれており、装置本体は、クレードル30に対して着脱可能となっている。そして、取付部11にはそのクレードル30を固定する。すなわち、クレードル30の背面には、半球状の突出部31を設けている。図13に示すように、この突出部31の内側には、連結部材32を介してボルト33が配置され、そのボルト33のネジ部が形成される先端側は、突出部31の外側に突出している。そして、この外側に突出したボルト33は、取付部11内の管部11bを貫通し、取付部11の背面側に設けられたハンドル34内のナット35に連結される。これにより、ハンドル34を正逆回転することで、ボルト33とナット35を締結したり、離脱したりすることができる。よって、図13に示すようにボルト33とナット35を締結することで、クレードル30を取付部11に固定して固定具と一体化し、車両のダッシュボード等の所望の取付面に設置できる。そして、車載機器が大型で比較的重量があり、車載機器から支持部3に対して取付部11・連結部12が倒れる方向(前下方)への付勢力が加わったとしても、上述したように、支持部3に一体に設けられた操作レバー14がスライドレバー22に連結されてロックされているので、取り付けられた姿勢を維持する。
【0030】
なお、上述した実施形態では、装置本体とクレードルが分離可能で、クレードル30を固定具に固定したが、一体型の車載機器を直接或いは別の連結部材を介して装着するものでももちろん良い。
【符号の説明】
【0031】
1 台座部
3 支持部
6 吸盤本体
11 取付部
14 操作レバー
20 ロック機構
22 スライドレバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下側で露出する吸盤を備えた台座部と、
車載機器を保持するための支持部と、を備え、
前記支持部は、前記吸盤に連係されるとともに、その支持部の姿勢を変えることで前記吸盤を前記台座部に対して相対的に昇降させるように構成し、
前記支持部は、前記車載機器を直接または間接的に連結する取付部と、前記支持部の姿勢を変えるための操作レバーを有し、
前記吸盤を前記台座部に対して相対的に上昇させた状態の前記操作レバーの位置を固定するロック機構を備えたことを特徴とする車載機器用の固定具。
【請求項2】
前記支持部は、前記台座部に対して起立する面内で正逆回転可能に設けられ、その正逆回転に伴い前記吸盤を前記台座部に対して相対的に昇降させるものであることを特徴とする請求項1に記載の車載機器用の固定具。
【請求項3】
前記ロック機構は、前記台座部の表面に沿って移動可能に設けられたスライド部材が、前記操作レバーと連結することで構成することを特徴とする請求項1または2に記載の車載器用の固定具。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate


【公開番号】特開2011−106657(P2011−106657A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−265449(P2009−265449)
【出願日】平成21年11月20日(2009.11.20)
【出願人】(391001848)株式会社ユピテル (238)
【Fターム(参考)】