説明

農産物低温貯蔵庫

【課題】ひとりで容易に運搬、設置、サービスができる主に略1坪から3坪程度の農産物低温貯蔵庫を提供する。
【解決手段】複数台の小型軽量冷却ユニットを組み合わせて貯蔵庫を冷却させるものである。これによって、主に略1坪から3坪程度の農産物低温貯蔵庫20であっても、ひとりでも容易に運搬、設置、サービスができる。さらに、複数台の冷却ユニットをそれぞれ単独で制御することにより、貯蔵室21内をより細やかな温度雰囲気に維持できる農産物低温貯蔵庫20を提供することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、玄米、野菜、花弁などを収納、貯蔵するのに用いる主に1坪から3坪程度の農産物低温貯蔵庫に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の農産物低温貯蔵庫に関するものとしては、例えば特許文献1がある。
【0003】
以下、図面を参考にしながら上記従来の農産物低温貯蔵庫を説明する。図7は、従来の農産物低温貯蔵庫の正面図である。図7において、1は貯蔵室、2は貯蔵室天面に配置された冷却ユニットである。また、図8は、従来の農産物低温貯蔵庫の冷却ユニットの上面図である。図8において、冷却ユニット2は、断熱体4内部に冷却器5、冷却器用送風機6とを有する冷却室3と、圧縮機9と放熱器10と放熱器用送風機11とを有する機械室7と、冷却ユニット2を制御する制御盤8とから構成される。
【0004】
以上のように構成された農産物低温貯蔵庫について、以下その動作について説明する。
【0005】
農産物低温貯蔵庫の貯蔵室1内部は、冷却ユニット2の冷却器5により冷却された冷気を冷却器用送風機6により導入することで冷却される。また、貯蔵室内が所定温度に冷却されると制御盤8により圧縮機9の発停運転を繰り返す。また、運転時間の経過と共に冷却器5の表面に水分が結露し霜となって徐々に蓄積する。冷却器5に付着した霜が多くなると、適当な時期に除霜操作が実施される。
【0006】
ここで、一般に、主に1坪程度までの農産物低温貯蔵庫では、冷却ユニット2は比較的小型軽量で、設置工事・サービス交換時等の作業はひとりでも簡潔にできるというものがほとんどである。
【0007】
一方、略3坪以上の農産物低温貯蔵庫では、大型の貯蔵庫を冷却するのに必要な冷却ユニットを貯蔵室天面に配置しようとした場合、貯蔵庫本体の強度等も必要となることから、冷却室3と、機械室7がセパレートされ、機械室7は床置きタイプの冷却ユニットが主流であり、施工時に配管工事等が必要で、人手と手間がかかっていた。
【0008】
また、略1坪から3坪程度の農産物低温貯蔵庫に関していえば、冷却ユニット2の大型タイプが主流であった。
【特許文献1】特開2003−343968号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記従来の構成では、略1坪から3坪程度の農産物低温貯蔵庫に関していえば、冷却ユニットが大型であり、重量物のため、ひとりで運搬、設置ができず、複数人にて設置工事やサービスをする必要があり、人手と手間がかかるという課題を有していた。
【0010】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ひとりでも容易に設置工事やサービスができる、主に略1坪から3坪程度の農産物低温貯蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記従来の課題を解決するために、本発明の農産物低温貯蔵庫は、複数台の冷却ユニットを備えたものである。
【0012】
これによって、略1坪から3坪程度の農産物低温貯蔵庫であってもひとりでも容易に設置工事やサービスができる。
【発明の効果】
【0013】
主に1坪から3坪程度の農産物低温貯蔵庫であっても、ひとりでも容易に設置工事やサービスができる。さらに、複数台の冷却ユニットをそれぞれ単独で制御することにより、貯蔵室内をより細やかな温度雰囲気に維持できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の請求項1に記載の発明は、貯蔵室と、前記貯蔵室天面に配置された冷却器、冷却器用送風機、圧縮機、放熱器、放熱器用送風機および前記貯蔵室内の温度調節用サーミスタからなる冷却ユニットと、前記冷却ユニットを制御する制御コントローラとからなり、前記冷却ユニットを複数台備えたことにより、従来の一般に略1坪までの小型、軽量の冷却ユニットをもちいることで、ひとりで運搬、設置、サービスできる。
【0015】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記複数台の冷却ユニットのうちの1台が冷却運転時、前記複数台の冷却ユニットのうちの残りの冷却ユニットの少なくとも一つの冷却器用送風機を運転したことにより、庫内の温度むらを抑えることができる。
【0016】
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記複数台の冷却ユニットのうちの1台が除霜運転時、前記複数台の冷却ユニットのうちの残りの冷却ユニットの少なくとも1台を冷却運転したことにより、庫内の温度上昇を抑えることができる。
【0017】
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記複数台の冷却ユニットのうちの1台が優先して運転しないよう、前記複数台の冷却ユニットは、順次冷却運転したことにより、各冷却ユニットの寿命をのばすことができる。
【0018】
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記複数台の冷却ユニットが同時に運転しないよう、タイムラグを設けて圧縮機が起動させることにより、各冷却ユニットの電圧ドロップを抑え、供給電圧の低い設置条件下でも冷却ユニットが安定して運転できる。
【0019】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における農産物低温貯蔵庫の構成図である。図2は、同実施の形態における農産物低温貯蔵庫の制御インプット、アウトプットの関係図である。図3は、同実施の形態における農産物低温貯蔵庫の天面配置図である。
【0020】
尚、本実施の形態では、冷却ユニットが2台からなる農産物低温貯蔵庫を例にして説明する。
【0021】
図1、図2において、20は農産物低温貯蔵庫、21は貯蔵室、22、23はそれぞれ貯蔵室21の上面に配設する第1の冷却ユニット、第2の冷却ユニット、24a、24bはそれぞれ第1の冷却ユニットの温度調節用サーミスタ、第2の冷却ユニットの温度調節用サーミスタ、25は、第1の冷却ユニットの温度調節用サーミスタ24aおよび第2の冷却ユニットの温度調節用サーミスタ24bのインプット情報を基に第1の冷却ユニット22、第2の冷却ユニット23の制御を行う制御コントローラである。
【0022】
図3において、26は第1の冷却ユニット22の冷却器、27は第1の冷却ユニット22の冷却器用送風機、28は第1の冷却ユニット22の圧縮機、29は第1の冷却ユニット22の放熱器、30は第1の冷却ユニット22の放熱器用送風機、31は第2の冷却ユニット23の冷却器、32は第2の冷却ユニット23の冷却器用送風機、33は第2の冷却ユニット23の圧縮機、34は第2の冷却ユニット23の放熱器、35は第2の冷却ユニット23の放熱器用送風機である。
【0023】
以上のように構成された農産物低温貯蔵庫について、以下に説明する。
【0024】
図2に示すように、農産物低温貯蔵庫20は、貯蔵室21内に配置された第1の冷却ユニットの温度調節用サーミスタ24aおよび第2の冷却ユニットの温度調節用サーミスタ24bで検知された貯蔵室21の温度情報を制御コントローラ25にインプットする。制御コントローラ25にインプットされた温度情報から、まず第1の冷却ユニット22の運転が開始される。ここで、第1の冷却ユニット22の運転のみで貯蔵室21の温度調節ができないほど外気負荷や庫内負荷が高い場合には、第2の冷却ユニットの温度調節用サーミスタ24bの温度情報をえながら第2の冷却ユニット23の追加運転が始まる。貯蔵室21が所定の温度に達すると、従来の冷却ユニットと同様に、第1の冷却ユニット22、第2の冷却ユニット23の発停運転、および除霜運転を繰り返すことになる。また、複数の温度調整用サーミスタで貯蔵室内21の温度情報を得ることができるため、より緻密な貯蔵室内の温度管理をすることができ、更には、例えば、第1の冷却ユニットの温度調節用サーミスタ24aが短絡、開放した場合でも、第2の冷却ユニットの温度調節用サーミスタ24bの温度情報をもとに、第1の冷却ユニット22を応急運転できるという利点もある。
【0025】
以上のように、貯蔵室21は、第1の冷却ユニット22、第2の冷却ユニット23により冷却されるが、一般に略1坪までの小型、軽量の冷却ユニットをもちいるため、第1の冷却ユニット22、第2の冷却ユニット23の運搬、設置、サービスは、ひとりでできる。
【0026】
なお、本実施の形態では、冷却ユニットは2台としたが、それ以上の台数の冷却ユニットとしても、同様な効果が得られる。
【0027】
また、従来の大型で重量物の冷却ユニットを貯蔵室21の天面の中央部に配置する場合、貯蔵室21の天面の壁厚をあげるなどの貯蔵室21の強度アップが必要となっていたが、本実施の形態では、第1の冷却ユニット22、第2の冷却ユニット23を貯蔵室21の天面の隅部に対角線上に配置することにより、貯蔵室21の天面上に直接配置でき、強度面での懸念が軽減され、また、高所での設置時の作業性もさらに容易となる。
【0028】
従来のように、1台の冷却ユニットにて貯蔵室21内を冷却する場合、貯蔵室21内の隅部に冷気の循環が行き届かない部分があり、貯蔵室21内の温度むらができていたが、本実施の形態では、複数台の冷却ユニット、例えば2台の冷却ユニットを、貯蔵室21の天面の隅部に対角線上に配置し、冷却器用送風機をも貯蔵室21の天面の隅部に対角線上に配置することで、貯蔵室21内へ冷気を送り、より貯蔵室21内の冷気循環がスムーズになり、かつ、それぞれの冷却ユニットに配した温度調整用サーミスタにて温度管理することにより、貯蔵室21内の温度むらのない貯蔵雰囲気を作り出すこともできる。
【0029】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における農産物低温貯蔵庫のタイムチャートである。
【0030】
従来の農産物低温貯蔵庫は、貯蔵庫天面の中央に配置された1台の冷却ユニットから吹き出される1方向の冷風により貯蔵室1内を冷却するため、貯蔵室1が大容量化すればするほど、特に冷却ユニットにより吹き出される冷風が届かない庫内隅部に温度むらができる。
【0031】
本実施の形態では、複数の冷却ユニットにて貯蔵室21内を冷却するため、冷却ユニットの配置により、冷風の向きを冷却ユニットの設置数分だけ変えることができ、貯蔵室21内の冷風の循環が向上し、かつ複数の冷却ユニットそれぞれに温度調整用サーミスタを有しているため、貯蔵室21内の温度むらを低減することができる。
【0032】
また、例えば図4に示すように、第1の冷却ユニット22のみ運転していた場合でも、第2の冷却ユニット23の圧縮機33を停止したまま第2の冷却ユニットの冷却器用送風機32のみ運転することにより、貯蔵室内の冷風の循環が向上し、貯蔵室21内の温度むらを低減することもできる。
【0033】
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における農産物低温貯蔵庫のタイムチャートである。
【0034】
従来の冷却ユニット2は、貯蔵室1内が所定温度に冷却されると制御盤8により圧縮機9の発停運転を繰り返す。また、運転時間の経過と共に冷却器5の表面に水分が結露し霜となって徐々に蓄積する。冷却器5に付着した霜が多くなると、適当な時期に除霜操作が実施される。この除霜中は、圧縮機9の運転が停止され、貯蔵室内への冷風の供給がとまるため、庫内の温度上昇が起こる。この除霜には、一般に10分から30分程度かかるため、特に夏場等の外気負荷が高い場合などには温度上昇が激しくなり、野菜等の温度変化に敏感な貯蔵には弊害となっていた。
【0035】
本実施の形態では、例えば、図5に示すように第1の冷却ユニット22および第2の冷却ユニット23の2台で貯蔵室21を冷却運転中に冷却器26が霜付により除霜が必要となった場合でも、第1の冷却ユニット22のみ除霜操作を実施し、第2の冷却ユニット23は継続して冷却運転をし続けることにより、貯蔵室21内の温度上昇を最低限におさえることができ、野菜等の温度変化に敏感な貯蔵物であっても最適な貯蔵室内の温度雰囲気を作り出すことができる。
【0036】
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4における農産物低温貯蔵庫のタイムチャートである。
【0037】
従来の冷却ユニットは、夏場等の負荷の高い条件下においても、十分冷却可能な能力をもつユニットを選定するため、冬場等の負荷の低い条件下や、玄米などの長期保管で庫内設定温度の高い収納物などの保管では、冷却能力が余剰となる時期があった。そのため、冷却ユニットの運転としては、圧縮機の運転時間の非常に短い効率の悪い運転となっていた。
【0038】
本実施の形態では、負荷に応じて冷却ユニットの台数を選定することができるため、冬場等の負荷の低い条件下や、玄米などの長期保管で庫内設定温度の高い収納物などの保管では、1台のみ運転するなどの能力調整が可能である。また、この時、ある特定の冷却ユニットのみが運転時間が長くならないよう冷却ユニットのローテーション運転をおこなうことにより、個々の冷却ユニットの寿命も延ばすことができる。
【0039】
例えば、図6に示すように、第1の冷却ユニット22を所定時間運転したのち、強制的に第2の冷却ユニット23を優先的に運転する。また、次に第2の冷却ユニット23が所定時間運転経過すれば、第1の冷却ユニット22を再び優先的に運転し、ローテーションさせる。これにより、従来の頻繁に発停運転を繰り返す農産物低温貯蔵庫で起こっていた発停頻度の多いことに起因する接点溶着や、起動時の騒音なども低減する効果も得ることができる。
【0040】
また、さらには、貯蔵室21内の庫内負荷が減少した時点で、貯蔵室21内を第1の冷却ユニット22用および第2の冷却ユニット23用の部屋に仕切ることにより、ひとつの筐体にて複数の貯蔵室を有し、かつ温度設定も個別に管理することもできるため、玄米・野菜等の通常は同時に保存できない貯蔵物を同時に保存することもできる。
【0041】
(実施の形態5)
一般に主に1坪を超える農産物低温貯蔵庫の冷却ユニットは、圧縮機の容量が大きいため、圧縮機起動時の電圧ドロップも大きく、電源事情の悪い設置環境では、夏場等の負荷の高い時に電圧ドロップを起こし起動不良となり、冷却不良や圧縮機の故障を引き起こすことがあった。
【0042】
本実施の形態では、略1坪以下で搭載している冷却ユニットをもちいるため、従来に比べ小容量の圧縮機となるため、電源事情の悪い設置環境下においても、夏場等の負荷の高い時に電圧ドロップを起こしにくい。さらには、他の冷却ユニットの追加起動時には、貯蔵室内が冷却されているため、庫内負荷が減り、圧縮機の起動がしやすく冷却ユニットの負担も軽減することができる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
以上のように、本発明の農産物低温貯蔵庫は、主に1坪から3坪程度の農産物低温貯蔵庫であってもひとりで容易に運搬、設置、サービスができる。さらに、複数台の冷却ユニットをそれぞれ単独で制御することにより、貯蔵室内をより細やかな温度雰囲気に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の実施の形態1における農産物低温貯蔵庫の構成図
【図2】同実施の形態の農産物低温貯蔵庫のインプット、アウトプットの関係図
【図3】同実施の形態の農産物低温貯蔵庫の天面配置図
【図4】本発明の実施の形態2における農産物低温貯蔵庫のタイムチャート
【図5】本発明の実施の形態3における農産物低温貯蔵庫のタイムチャート
【図6】本発明の実施の形態4における農産物低温貯蔵庫のタイムチャート
【図7】従来の農産物低温貯蔵庫の正面図
【図8】従来の農産物低温貯蔵庫の冷却ユニットの上面図
【符号の説明】
【0045】
20 農産物低温貯蔵庫
21 貯蔵室
22 第1の冷却ユニット
23 第2の冷却ユニット
24a 温度調節用サーミスタ
24b 温度調節用サーミスタ
25 制御コントローラ
26 第1の冷却ユニットの冷却器
27 第1の冷却ユニットの冷却器用送風機
28 第1の冷却ユニットの圧縮機
29 第1の冷却ユニットの放熱器
30 第1の冷却ユニットの放熱器用送風機
31 第2の冷却ユニットの冷却器
32 第2の冷却ユニットの冷却器用送風機
33 第2の冷却ユニットの圧縮機
34 第2の冷却ユニットの放熱器
35 第2の冷却ユニットの放熱器用送風機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
貯蔵室と、前記貯蔵室天面に配置された冷却器、冷却器用送風機、圧縮機、放熱器、放熱器用送風機および前記貯蔵室内の温度調節用サーミスタからなる冷却ユニットと、前記冷却ユニットを制御する制御コントローラとからなり、前記冷却ユニットを複数台備えた農産物低温貯蔵庫。
【請求項2】
前記複数台の冷却ユニットのうちの1台が冷却運転時、前記複数台の冷却ユニットのうちの残りの冷却ユニットの少なくとも一つの冷却器用送風機を運転したことを特徴とする請求項1に記載の農産物低温貯蔵庫。
【請求項3】
前記複数台の冷却ユニットのうちの1台が除霜運転時、前記複数台の冷却ユニットのうちの残りの冷却ユニットの少なくとも1台を冷却運転したことを特徴とする請求項1に記載の農産物低温貯蔵庫。
【請求項4】
前記複数台の冷却ユニットのうちの1台が優先して運転しないよう、前記複数台の冷却ユニットは、順次冷却運転したことを特徴とする請求項1に記載の農産物低温貯蔵庫。
【請求項5】
前記複数台の冷却ユニットが同時に運転しないよう、タイムラグを設けて圧縮機が起動させることを特徴とする請求項1に記載の農産物低温貯蔵庫。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−218493(P2007−218493A)
【公開日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−39025(P2006−39025)
【出願日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】