説明

送信方法、送信装置、受信方法及び受信装置

【課題】畳み込み符号からLDPC−CCを作成し、信号系列にLDPC−CCを用いた誤り訂正符号化を施して送信する場合に、良好な受信品質を得ること。
【解決手段】検査行列Hの近似下三角行列に「1」を追加し(501,502)、このときの畳み込み符号のパリティ検査多項式である式(1)において、α1,・・・,αnが2K+1以上、β1,・・・,βが2K+1以上となるように設定し、この式(1)によりパリティ系列P(D)を求める。
【数1】


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
符号化率(n−1)/n、時変周期3の低密度パリティ検査畳み込み符号(LDPC−CC:Low-Density Parity-Check Convolutional Codes)の符号化方法を用いた送信方法であって、
#k,p,3、b#k,3のうち、少なくともb#k,3=0である、
式(1−1)であらわされる0を満たす第1パリティ検査多項式と、
式(1−2)であらわされる0を満たす第2パリティ検査多項式と、
式(1−3)であらわされる0を満たす第3パリティ検査多項式と、を周期3で規則的に切り替えることで定義されたLDPC−CCにおいて、
0を満たす前記第1から第3パリティ検査多項式を順次供給するステップと、
供給された0を満たす前記第1から第3パリティ検査多項式のいずれかのパリティ検査多項式を用いて、入力データ及び各ビットの値がゼロの複数ビットで構成されたビット列から、パリティビットを取得するステップと、
前記入力データ及び前記取得したパリティビットを送信するステップと、
を含む送信方法。
【数1】

ここで、X1(D)、X2(D)〜Xn−1(D)は情報系列X1、X2〜Xn−1の多項式表現であり(nは2以上の整数)、P(D)はパリティ系列の多項式表現であり、a#k,p,1、a#k,p,2、a#k,p,3(k=1、2、3:p=1、2、3〜n−1)は0以上の整数(ただし、a#k,p,1≠a#k,p,2≠a#k,p,3)であり、b#k,1、b#k,2は自然数(ただし、b#k,1≠b#k,2)である。
【請求項2】
式(1−k)において、n=2である、
請求項1に記載の送信方法。
【請求項3】
符号化率(n−1)/n、時変周期3の低密度パリティ検査畳み込み符号(LDPC−CC:Low-Density Parity-Check Convolutional Codes)の符号化方法を用いた送信装置であって、
#k,p,3、b#k,3のうち、少なくともb#k,3=0である、
式(1−1)であらわされる0を満たす第1パリティ検査多項式と、
式(1−2)であらわされる0を満たす第2パリティ検査多項式と、
式(1−3)であらわされる0を満たす第3パリティ検査多項式と、を周期3で規則的に切り替えることで定義されたLDPC−CCにおいて、
0を満たす前記第1から第3パリティ検査多項式を順次供給する記憶部と、
供給された0を満たす前記第1から第3パリティ検査多項式のいずれかのパリティ検査多項式を用いて、入力データ及び各ビットの値がゼロの複数ビットで構成されたビット列から、パリティビットを取得するパリティ計算部と、
前記入力データ及び前記取得したパリティビットを用いて送信信号を生成する変調部と、
を含む送信装置。
【数2】

ここで、X1(D)、X2(D)〜Xn−1(D)は情報系列X1、X2〜Xn−1の多項式表現であり(nは2以上の整数)、P(D)はパリティ系列の多項式表現であり、a#k,p,1、a#k,p,2、a#k,p,3(k=1、2、3:p=1、2、3〜n−1)は0以上の整数(ただし、a#k,p,1≠a#k,p,2≠a#k,p,3)であり、b#k,1、b#k,2は自然数(ただし、b#k,1≠b#k,2)である。
【請求項4】
式(1−k)において、n=2である、
請求項3に記載の送信装置。
【請求項5】
符号化率(n−1)/n、時変周期3の低密度パリティ検査畳み込み符号(LDPC−CC:Low-Density Parity-Check Convolutional Codes)を信頼度伝播(BP:Belief Propagation)を利用して復号する受信方法であって、
信号を受信するステップと、
#k,p,3、b#k,3のうち、少なくともb#k,3=0である、
式(1−1)であらわされる0を満たす第1パリティ検査多項式と、
式(1−2)であらわされる0を満たす第2パリティ検査多項式と、
式(1−3)であらわされる0を満たす第3パリティ検査多項式と、を周期3で規則的に切り替えることで定義されたパリティ検査行列を用いて、前記受信した信号に対して、行処理演算を行うステップと、
前記パリティ検査行列を用いて列処理演算を行うステップと、
前記行処理演算部及び前記列処理演算部での演算結果を用いて、前記受信した信号に含まれる符号語を推定するステップと、
を含む受信方法。
【数3】

ここで、X1(D)、X2(D)〜Xn−1(D)は情報系列X1、X2〜Xn−1の多項式表現であり(nは2以上の整数)、P(D)はパリティ系列の多項式表現であり、a#k,p,1、a#k,p,2、a#k,p,3(k=1、2、3:p=1、2、3〜n−1)は0以上の整数(ただし、a#k,p,1≠a#k,p,2≠a#k,p,3)であり、b#k,1、b#k,2は自然数(ただし、b#k,1≠b#k,2)である。
【請求項6】
符号化率(n−1)/n、時変周期3の低密度パリティ検査畳み込み符号(LDPC−CC:Low-Density Parity-Check Convolutional Codes)を信頼度伝播(BP:Belief Propagation)を利用して復号する受信装置であって、
信号を受信する受信部と、
#k,p,3、b#k,3のうち、少なくともb#k,3=0である、
式(1−1)であらわされる0を満たす第1パリティ検査多項式と、
式(1−2)であらわされる0を満たす第2パリティ検査多項式と、
式(1−3)であらわされる0を満たす第3パリティ検査多項式と、を周期3で規則的に切り替えることで定義されたパリティ検査行列を用いて、前記受信した信号に対して、行処理演算を行う行処理演算部と、
前記パリティ検査行列を用いて列処理演算を行う列処理演算部と、
前記行処理演算部及び前記列処理演算部での演算結果を用いて、前記受信した信号に含まれる符号語を推定する判定部と、
を含む受信装置。
【数4】

ここで、X1(D)、X2(D)〜Xn−1(D)は情報系列X1、X2〜Xn−1の多項式表現であり(nは2以上の整数)、P(D)はパリティ系列の多項式表現であり、a#k,p,1、a#k,p,2、a#k,p,3(k=1、2、3:p=1、2、3〜n−1)は0以上の整数(ただし、a#k,p,1≠a#k,p,2≠a#k,p,3)であり、b#k,1、b#k,2は自然数(ただし、b#k,1≠b#k,2)である。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18A】
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【図18B】
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【図18C】
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【図19A】
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【図19B】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53A】
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【図53B】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65A】
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【図65B】
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【図65C】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【公開番号】特開2013−31231(P2013−31231A)
【公開日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−245784(P2012−245784)
【出願日】平成24年11月7日(2012.11.7)
【分割の表示】特願2011−269355(P2011−269355)の分割
【原出願日】平成20年6月6日(2008.6.6)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り ITUT寄書(NT052〜53、NT053R1、08CS086〜089、08CS093、08CS087R1〜R4
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】