通信装置及び通信方法
【課題】大きな通信システムの変更をすることなく、高いセキュリティを確保すること。
【解決手段】変調部6802は、データ2を変調して変調信号を生成して出力する。チャネル合成部6803は、変調信号とチャネルパラメータとデータ1とを用いて信号の重み付けを行ってチャネル合成する。チャネル解析部6804は、受信信号から抽出した伝搬係数を解析して、チャネル合成するための係数を算出する。受信復調部6805は、伝搬係数をチャネル解析部6804に出力するとともに、復調してデータ1、2を出力する。制御部6809は、チャネル合成部6803とチャネル解析部6804と受信復調部6805とスイッチ6808の制御を行う。
【解決手段】変調部6802は、データ2を変調して変調信号を生成して出力する。チャネル合成部6803は、変調信号とチャネルパラメータとデータ1とを用いて信号の重み付けを行ってチャネル合成する。チャネル解析部6804は、受信信号から抽出した伝搬係数を解析して、チャネル合成するための係数を算出する。受信復調部6805は、伝搬係数をチャネル解析部6804に出力するとともに、復調してデータ1、2を出力する。制御部6809は、チャネル合成部6803とチャネル解析部6804と受信復調部6805とスイッチ6808の制御を行う。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
受信信号よりチャネルパラメータを算出するチャネル解析手段と、
送信データを一次変調する一次変調手段と、
前記送信データとは異なるデータを二次変調するパターンに応じて前記チャネル解析手段で算出したチャネルパラメータを所定のアンテナ係数に変換するとともに、変換した前記アンテナ係数を前記一次変調手段で一次変調した送信データに乗算するチャネル合成手段と、
前記チャネル合成手段で前記アンテナ係数を乗算した送信データを送信する送信手段と、
を具備することを特徴とする通信装置。
【請求項2】
あらかじめ格納しておいた伝搬特性に基づいてアンテナ係数を算出するアンテナ係数算出手段と、
算出した前記アンテナ係数に秘匿情報として送信するデータを重畳するとともに、前記データを重畳した前記アンテナ係数を振幅変調する伝搬変調手段と、
前記データとは異なるデータを変調する変調手段と、
前記伝搬変調手段で振幅変調した前記アンテナ係数と前記変調手段で変調したデータとを合成して合成信号を生成する合成手段と、
生成した前記合成信号を送信する送信手段と、
を具備することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
【請求項3】
前記変調手段で変調したデータと拡散符号とを畳み込み演算して周波数拡散を行う拡散手段を具備し、
前記合成手段は、前記伝搬変調手段で振幅変調したアンテナ係数と前記拡散手段で周波数拡散したデータとを合成して前記合成信号を生成することを特徴とする請求項2記載の通信装置。
【請求項4】
通信相手との通信に用いるチャネル以外のチャネルの前記通信相手が通信を行っている場所における受信電力が「0」になるヌルを形成する重み係数を求める伝搬制御手段と、
求めた前記重み係数を前記各チャネルの送信信号に乗算する合成手段と、
前記合成手段で前記重み係数が乗算された送信信号を送信する送信手段と、
を具備することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信装置。
【請求項5】
受信信号から通信相手との伝搬特性を算出する伝搬推定手段と、
算出した前記伝搬特性の特異値分解を行って特異値ベクトルを求める係数算出手段と、
秘匿化したい通信情報に対して前記特異値ベクトルを乗算する重み付け手段と、
前記重み付け手段で前記特異値ベクトルを乗算した前記通信情報を送信する送信手段と、
を具備することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の通信装置。
【請求項6】
受信信号よりチャネルパラメータを算出するステップと、
送信データを一次変調するステップと、
前記送信データとは異なるデータを二次変調するパターンに応じて、算出した前記チャネルパラメータを所定のアンテナ係数に変換するとともに、変換した前記アンテナ係数を前記一次変調した送信データに乗算するステップと、
前記アンテナ係数を乗算した送信データを送信するステップと、
を具備することを特徴とする通信方法。
【請求項7】
あらかじめ格納しておいた伝搬特性に基づいてアンテナ係数を算出するステップと、
算出した前記アンテナ係数に秘匿情報として送信するデータを重畳するとともに、前記データを重畳した前記アンテナ係数を振幅変調するステップと、
前記データとは異なるデータを変調するステップと、
振幅変調した前記アンテナ係数と変調した前記データとを合成して合成信号を生成するステップと、
生成した前記合成信号を送信するステップと、
を具備することを特徴とする請求項6記載の通信方法。
【請求項8】
変調した前記データと拡散符号とを畳み込み演算して周波数拡散を行うステップを具備し、
振幅変調した前記アンテナ係数と周波数拡散した前記データとを合成して前記合成信号を生成することを特徴とする請求項7記載の通信方法。
【請求項9】
通信相手との通信に用いるチャネル以外のチャネルの前記通信相手が通信を行っている場所における受信電力が「0」になるヌルを形成する重み係数を求めるステップと、
求めた前記重み係数を前記各チャネルの送信信号に乗算するステップと、
前記重み係数が乗算された送信信号を送信するステップと、
を具備することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載の通信方法。
【請求項10】
受信信号から通信相手との伝搬特性を算出するステップと、
算出した前記伝搬特性の特異値分解を行って特異値ベクトルを求めるステップと、
秘匿化したい通信情報に対して前記特異値ベクトルを乗算するステップと、
前記特異値ベクトルを乗算した前記通信情報を送信するステップと、
を具備することを特徴とする請求項6から請求項9のいずれかに記載の通信方法。
【請求項1】
受信信号よりチャネルパラメータを算出するチャネル解析手段と、
送信データを一次変調する一次変調手段と、
前記送信データとは異なるデータを二次変調するパターンに応じて前記チャネル解析手段で算出したチャネルパラメータを所定のアンテナ係数に変換するとともに、変換した前記アンテナ係数を前記一次変調手段で一次変調した送信データに乗算するチャネル合成手段と、
前記チャネル合成手段で前記アンテナ係数を乗算した送信データを送信する送信手段と、
を具備することを特徴とする通信装置。
【請求項2】
あらかじめ格納しておいた伝搬特性に基づいてアンテナ係数を算出するアンテナ係数算出手段と、
算出した前記アンテナ係数に秘匿情報として送信するデータを重畳するとともに、前記データを重畳した前記アンテナ係数を振幅変調する伝搬変調手段と、
前記データとは異なるデータを変調する変調手段と、
前記伝搬変調手段で振幅変調した前記アンテナ係数と前記変調手段で変調したデータとを合成して合成信号を生成する合成手段と、
生成した前記合成信号を送信する送信手段と、
を具備することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
【請求項3】
前記変調手段で変調したデータと拡散符号とを畳み込み演算して周波数拡散を行う拡散手段を具備し、
前記合成手段は、前記伝搬変調手段で振幅変調したアンテナ係数と前記拡散手段で周波数拡散したデータとを合成して前記合成信号を生成することを特徴とする請求項2記載の通信装置。
【請求項4】
通信相手との通信に用いるチャネル以外のチャネルの前記通信相手が通信を行っている場所における受信電力が「0」になるヌルを形成する重み係数を求める伝搬制御手段と、
求めた前記重み係数を前記各チャネルの送信信号に乗算する合成手段と、
前記合成手段で前記重み係数が乗算された送信信号を送信する送信手段と、
を具備することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信装置。
【請求項5】
受信信号から通信相手との伝搬特性を算出する伝搬推定手段と、
算出した前記伝搬特性の特異値分解を行って特異値ベクトルを求める係数算出手段と、
秘匿化したい通信情報に対して前記特異値ベクトルを乗算する重み付け手段と、
前記重み付け手段で前記特異値ベクトルを乗算した前記通信情報を送信する送信手段と、
を具備することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の通信装置。
【請求項6】
受信信号よりチャネルパラメータを算出するステップと、
送信データを一次変調するステップと、
前記送信データとは異なるデータを二次変調するパターンに応じて、算出した前記チャネルパラメータを所定のアンテナ係数に変換するとともに、変換した前記アンテナ係数を前記一次変調した送信データに乗算するステップと、
前記アンテナ係数を乗算した送信データを送信するステップと、
を具備することを特徴とする通信方法。
【請求項7】
あらかじめ格納しておいた伝搬特性に基づいてアンテナ係数を算出するステップと、
算出した前記アンテナ係数に秘匿情報として送信するデータを重畳するとともに、前記データを重畳した前記アンテナ係数を振幅変調するステップと、
前記データとは異なるデータを変調するステップと、
振幅変調した前記アンテナ係数と変調した前記データとを合成して合成信号を生成するステップと、
生成した前記合成信号を送信するステップと、
を具備することを特徴とする請求項6記載の通信方法。
【請求項8】
変調した前記データと拡散符号とを畳み込み演算して周波数拡散を行うステップを具備し、
振幅変調した前記アンテナ係数と周波数拡散した前記データとを合成して前記合成信号を生成することを特徴とする請求項7記載の通信方法。
【請求項9】
通信相手との通信に用いるチャネル以外のチャネルの前記通信相手が通信を行っている場所における受信電力が「0」になるヌルを形成する重み係数を求めるステップと、
求めた前記重み係数を前記各チャネルの送信信号に乗算するステップと、
前記重み係数が乗算された送信信号を送信するステップと、
を具備することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載の通信方法。
【請求項10】
受信信号から通信相手との伝搬特性を算出するステップと、
算出した前記伝搬特性の特異値分解を行って特異値ベクトルを求めるステップと、
秘匿化したい通信情報に対して前記特異値ベクトルを乗算するステップと、
前記特異値ベクトルを乗算した前記通信情報を送信するステップと、
を具備することを特徴とする請求項6から請求項9のいずれかに記載の通信方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【公開番号】特開2006−230025(P2006−230025A)
【公開日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−155156(P2006−155156)
【出願日】平成18年6月2日(2006.6.2)
【分割の表示】特願2003−48364(P2003−48364)の分割
【原出願日】平成15年2月25日(2003.2.25)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年6月2日(2006.6.2)
【分割の表示】特願2003−48364(P2003−48364)の分割
【原出願日】平成15年2月25日(2003.2.25)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】
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