説明

連続使用が可能なガウス加速器

【課題】 連続使用が可能なガウス加速器
【解決手段】 強い磁力をもつ円柱磁石(1)の片面に、球面をもつ鉄(2)を固定し、それを、そこから打ち出された鉄球が、磁石のもう一つの面に転がりつくための大きな弧をもつ台(3)に設置し、さらに磁石面と鉄の球面の先を結ぶごく短いレール(4)を設けたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、連続使用が可能なガウス加速器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ガウス加速器は、鉄球が強い磁力をもつ磁石の面につくのと同時に、もう一方の面側に置かれていた鉄球が打ち出されて終わりという一回性のものであった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
当該器具を複数回利用するためには、その度に、鉄球などを置き磁力の弱められた側に別の鉄球をつけ、さらに別の鉄球を磁石面側に転がすという段取りが必要であった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
強い磁力をもつ円柱磁石(1)の片面に、球面をもつ鉄(2)を固定し、それを、そこから打ち出された鉄球が、磁石のもう一つの面に転がりつくための大きな弧をもつ台(3)に設置し、さらに磁石面と鉄の球面の先を結ぶごく短いレール(4)を設けた。
本発明は、以上の構成よりなる連続使用が可能なガウス加速器である。
【発明の効果】
【0005】
この発明により、ガウス加速器の連続使用が可能となる。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
強い磁力をもつ円柱磁石(1)の片面に、球面をもつ鉄(2)を固定し、それを、そこから打ち出された鉄球が、磁石のもう一つの面に転がりつくための大きな弧をもつ台(3)に設置し、さらに磁石面と鉄の球面の先を結ぶごく短いレール(4)を設けた。
本発明は、以上のような構成で、これを使用するときは、鉄の球面側に、一つの鉄球をつけておき、さらなる鉄球を磁石面側に転がす。
鉄球が磁石面につくのと同時に、鉄の球面側についていた鉄球が、勢いよく打ち出され、大きな弧をもつ台の上を転がる。
その転がる鉄球が、磁石面に到達するまでに、既についていた鉄球を、指ではじいて、短いレール上を通過させ、鉄の球面の先に移動させる。あとは磁石面に鉄球がつくたびに、指ではじき、鉄の球面の先に移動させればよく、まるでジャグリングのように複数の鉄球を転がすこともでき、様々な教育玩具等に応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の平面図である。
【符号の説明】
【0008】
1 円柱磁石
2 球面をもつ鉄
3 大きな弧をもつ台
4 ごく短いレール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
強い磁力をもつ円柱磁石(1)の片面に、球面をもつ鉄(2)を固定し、それを、そこから打ち出された鉄球が、磁石のもう一つの面に転がりつくための大きな弧をもつ台(3)に設置し、さらに磁石面と鉄の球面の先を結ぶごく短いレール(4)を設けた、連続使用が可能なガウス加速器

【図1】
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