説明

遊技媒体貸機

【課題】シャッターの挿脱が容易で、かつ、特別な構成を設けることなく、挿脱口からコインが抜け落ちるのを防止することができる遊技媒体貸機を提供する。
【解決手段】無底の貯留タンク30と上方が開口した貯留ホッパー41とが挿脱可能に設けられたシャッター60を介して上下に設置され、前記貯留ホッパーの下部開口に臨んで設置された払出機構42により前記貯留ホッパー内のメダルが送出されるメダル送出装置40を備えた遊技媒体貸機1において、前記貯留タンク内のメダルと前記貯留ホッパー内のメダルとを離反させるために挿入される前記シャッターの進行を助けるメダル攪拌機構70を前記貯留タンクと前記貯留ホッパー間近傍に配設したものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、貯留してあるメダル、コイン、トークンなど(以下、単にメダルと称する)を1枚ずつに分離しながら送出する機構を有するメダル送出装置を備えた遊技媒体貸機、特に、内部にメダルを多量に貯留することのできる遊技媒体貸機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、メダル送出装置を備えた遊技媒体貸機は、メダル送出装置の貯留ホッパーにメダルを外部から補給して一時貯留しておき、遊技者の要求に応じてメダル送出装置の払出機構で1枚づつに分離しながら送出していた。しかしながら、近年のように、メダルの消費量が増加するにしたがって、貯留ホッパーへの補給が頻繁となり、補給に対応するための遊技店側の負担が大きくなるばかりか、補給が間に合わなくなり、遊技者に対して迷惑をかける場合があった。このため、メダルの貯留量を大きくするために、メダル送出装置の貯留ホッパーの上部に別の貯留タンクを設け、この貯留タンクと貯留ホッパーを連通させ、それらを合わせてメダルを貯留するタンクとした構成が開発されている。例えば、特許文献1である特開2004−350854(コイン状部材送出装置)では、タンク(名称は、特許文献1に使用されているものを用いた)内にコインやメダルなどのコイン状部材が多量に残っていても、メダル送出手段が故障などしたときにはそれを簡単に取り出すことができるように、無底のタンクと上方が開口したホッパーとの間に仕切板を挿入する構成が開示されている。また、さらに、この特許文献1には、タンク内に貯留してあるコイン状部材が仕切板挿脱口から抜け落ちるのを防止する構成も開示されている。
【0003】
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、無底のタンクと上方が開口したホッパーとの間に仕切板を挿入する際の配慮が為されていない。例えば、コインが無底のタンクと上方が開口したホッパーとの間に充満している場合には、仕切板の挿入方向に位置するコインが挿入の障害となったり、無底のタンク側に充満しているコインの重量が仕切板に加わって、仕切板の挿入に多大の力が必要で、場合によっては、その挿入が極めて困難となる場合があった。このため、仕切板を上下に振って周囲のメダルを移動させる必要が生じ、このために、挿脱口を仕切板の板厚より広く形成した。このために挿脱口がメダルの厚さより広くなる場合があった。そして、挿脱口からコインが抜けだしてしまうのでそれを防止するために、特許文献1に開示されているような、挿脱口を開口させる開閉手段を設けているが、この場合には、構成が複雑となり、コストアップの要因の一つとなっている。また、仕切板と挿脱口の隙間をメダルの厚さより狭くした場合には、仕切板の挿入の困難さが更に大きくなる傾向が現れる。
【0004】
【特許文献1】 特開2004−350854(コイン状部材送出装置)公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、無底の貯留タンクと上方が開口した貯留ホッパーとが挿脱可能に設けられたシャッターを介して上下に設置され、前記貯留ホッパーの下部開口に臨んで設置された払出機構により前記貯留ホッパー内のメダルが送出されるメダル送出装置を備えた遊技媒体貸機において、前記貯留タンク内のメダルと前記貯留ホッパー内のメダルとを離反させるために挿入される前記シャッターの進行を助けるメダル攪拌機構を前記貯留タンクと前記貯留ホッパー間近傍に配設することにより、シャッターの挿脱が容易で、かつ、特別な構成を設けることなく、挿脱口からコインが抜け落ちるのを防止することができる遊技媒体貸機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明は、無底の貯留タンクと上方が開口した貯留ホッパーとが挿脱可能に設けられたシャッターを介して上下に設置され、前記貯留ホッパーの下部開口に臨んで設置された払出機構により前記貯留ホッパー内のメダルが送出されるメダル送出装置を備えた遊技媒体貸機において、前記貯留タンク内のメダルと前記貯留ホッパー内のメダルとを離反させるために挿入される前記シャッターの進行を助けるメダル攪拌機構を前記貯留タンクと前記貯留ホッパー間近傍に配設したものである。
【0007】
上記のように構成することにより、本発明は、無底の貯留タンクと上方が開口した貯留ホッパーとの間に挿脱可能に設けられるシャッターの挿脱が容易で、かつ、特別な構成を設けることなく、挿脱口からコインが抜け落ちるのを防止することができる。
【0008】
次の発明は、前記シャッターの挿脱口の隙間をメダルの厚みより狭く形成するとともに、前記シャッターの板厚を前記挿脱口の隙間より薄くしたものである。
【0009】
上記のように構成することにより、シャッター抜脱時において、メダルが挿脱口の隙間から抜け落ちるようなこともなく、かつ、シャッター抜脱時に、シャッターは、挿脱口をガイドとして、上下に振れることなくまっすぐに挿脱される。
【0010】
次の発明は、前記メダル攪拌機構は、前記シャッターの挿入力により回転し、前記シャッターの先端近傍のメダルを攪拌するものである。
【0011】
上記のように構成することにより、特に、メダル攪拌機構に攪拌用の動力源を設けることなく、シャッターの挿入力を利用して極めて簡単に貯留されているメダルを攪拌して、シャッターの挿入を容易にした。
【0012】
次の発明は、前記メダル攪拌機構は、水車形状をなし、前記貯留タンクと下方に連接する前記貯留ホッパーとの間の幅方向側部近傍に、回転軸を回転可能でかつ上下方向に移動可能に軸支したものである。
【0013】
上記のように構成することにより、メダル攪拌機構の羽の回転とともに全体が上下することにより、より広範囲の貯留メダルが攪拌され、更に、シャッターの挿入を容易にした。
【0014】
次の発明は、前記メダル攪拌機構は、水車形状の各回転翼の先端部に回転中心から放射状方向に進退可能な可動体を配設するとともに前記シャッターの上面に前記可動体と嵌合する嵌合凹部を形成したものである。
【0015】
上記のように構成することにより、メダル攪拌機構の羽の回転により、メダルを攪拌するとともに可動体の反動力によりシャッターを挿入方向に押し進める。
【発明の効果】
【0016】
無底の貯留タンクと上方が開口した貯留ホッパーとが挿脱可能に設けられたシャッターを介して上下に設置され、前記貯留ホッパーの下部開口に臨んで設置された払出機構により前記貯留ホッパー内のメダルが送出されるメダル送出装置を備えた遊技媒体貸機において、前記貯留タンク内のメダルと前記貯留ホッパー内のメダルとを離反させるために挿入される前記シャッターの進行を助けるメダル攪拌機構を前記貯留タンクと前記貯留ホッパー間近傍に配設したことにより、シャッターの挿脱が容易で、かつ、特別な構成を設けることなく、挿脱口からコインが抜け落ちるのを防止することができる遊技媒体貸機を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の遊技媒体貸機を示した正面図、図2は、本発明の遊技媒体貸機を示した側面図、図3は、遊技媒体貸機の要部斜視図、図4は、本発明の別の実施例を示した要部側面図、図5は、図4の要部拡大断面図である。
【0018】
本発明の遊技媒体貸機1は、図1ならびに図2に示すように、幅狭縦長矩形状の上部筐体10ならびに下部筐体20とを分割線P部分で分離可能なように組み立てて構成されている。そして、上部筐体10には、無底の貯溜タンク30と貯留ホッパー41と払出機構42を有するメダル送出装置40が収納されており、下部筐体20には、紙幣識別装置50が収納されている。
【0019】
この上部筐体10は、更に、無底の貯留タンク30を形成している上側収容部11とメダル送出装置40を収納している下側収容部12とに画成されている。そして、上側収容部11の開口には、メダル供給口13を備えた供給用フロントパネル14が開口下部を中心として上下方向に開閉可能に枢支されている。また、下側収容部12の開口には、払出用フロントパネル15が着脱可能に取り付けられている。
【0020】
下部筐体20の内部には、紙幣識別装置50が配設され、開口には、識別装置収納部フロントパネル21が開閉可能に取り付けられている。
【0021】
前述した無底の貯留タンク30は、供給されたメダルが、メダル送出装置40側に形成された枠体111を通過してメダル送出装置40の貯留ホッパー41に投入されるように上部筐体10の上側収容部11の内部に備え付けられている。一方、貯留タンク30の上部には、メダル(図示しない)の貯留量を感知するセンサー31が取り付けられ、メダル(図示しない)が一定量減少したことを感知し、補給を要求する。また、枠体111の供給用フロントパネル14側には、緩衝プレート32が取り付けられている。この緩衝プレート32は、枠体111によって囲まれている通過孔112の供給用フロントパネル14側の略1/3を覆うように延設されている。また、412は、攪拌棒であって、貯留ホッパー41内に貯留されたメダル(図示しない)を適当に攪拌し、目詰まりを起こすのを防止している。
【0022】
また、メダル送出装置40は、下側収容部12に収納されていて、上側収容部11側(上部)に設けられた仕切枠121側に面した貯留ホッパー41と、該貯留ホッパー41を載置した払出機構42とで構成されている。また、この下側収容部12の奥には、該払出機構42の制御基盤43が配設されている。尚、下側収容部12の下部に配設されている基盤は、払出用フロントパネル15に設けられたメダル搬送装置(図示しない)の制御基板151である。
【0023】
60は、シャッターを示し、貯溜タンク30内にメダルが多量に残っていても、メダル送出装置が故障したときなどにこのメダル送出装置を簡単に取り出すことができるように、無底の貯溜タンク30と上方が開口したメダル送出装置40の貯留ホッパー41との間に形成された隙間Dに挿脱口D1から挿入されるものであり、先端がとがった板状を成している。
【0024】
このシャッター60が挿入される隙間Dは、前述した枠体111と仕切枠121との間に画成されていて、供給用フロントパネル14と払出用フロントパネル15との間側に挿脱口D1を開口している。この挿脱口D1は、供給用フロントパネル14を開けて、払出用フロントパネル15を取外すことによって表面側に露出し、シャッター60の挿入が可能となる。
【0025】
メダル攪拌機構70は、図2ならびに図3に示すように、前述した無底の貯留タンク30を配設した上側収容部11のメダル送出装置40側に形成された枠体111と、下側収容部12に収納されたメダル送出装置40の貯留ホッパー41の上側収容部11側(上部)に設けられた仕切枠121と、水車形状の攪拌機本体71とで構成されている。そして、この攪拌機本体71は、枠体111と仕切枠121に形成されたメダルの通過孔112ならびに122の幅方向に架設されている。実施例では、この攪拌機本体71は、枠体111と仕切枠121の長手方向に間隔を空けて2本架設されている。即ち、一本は、緩衝プレート32の下側から出た部分、他の一本は、先端部分に配設されている。
【0026】
攪拌機本体71は、円筒形の回転体72と該回転体72に放射状に植設された回転翼73と回転体72の中心に形成された回転軸74を備えている。そして、枠体111の側枠の傾斜板113に形成されている上下方向に長い楕円形の係止軸孔114に軸止されている。即ち、攪拌機本体71は、枠体111に対して、回転可能に、かつ、スプリング75によって、上下方向に移動可能に軸止されている。
【0027】
本発明の遊技媒体貸機1にメダル(図示しない)を補給する場合には、上部筐体10の設けられている供給用フロントパネル14を開いてメダル供給口13から貯溜タンク30にメダル(図示しない)を投入する。投入されたメダル(図示しない)は、貯溜タンク30が無底のため、枠体111に形成された通過孔112と仕切枠121に形成された通過孔122を通過してメダル送出装置40の貯留ホッパー41に落下する。このとき、メダル(図示しない)の一部は、通過孔112の一部を覆っている緩衝プレート32の上に落下し、払出機構42の回転部分(図示しない)に重積するのを防止している。そして、緩衝プレート32の上に落下したメダル(図示しない)ならびにその他のメダル(図示しない)は、メダル攪拌機構70の攪拌機本体71を回転させながら貯留ホッパー41に拡散して落下する。このため、メダルが払出機構42の回転部分に重積しないので、払出機構42によってより効率的に払い出される。貯留ホッパー41に落下したメダル(図示しない)は、次第に重積され、枠体111に形成された通過孔112と仕切枠121に形成された通過孔122を越えて貯溜タンク30に至る。尚、供給用フロントパネル14は、メダルの供給が完了すると直ちに閉じられロック141で施錠される。
【0028】
ここで、メダル送出装置40などに不具合が生じて、下側収容部12からメダル送出装置40を取り出す必要に迫られたときには、シャッター60を挿脱口D1から隙間Dの間に挿入する。挿入されたシャッター60は、緩衝プレート32の下側を通過する間は、メダル(図示しない)にその挿入をほとんど阻害されることなくスムースに進行する。そして、シャッター60の先端が緩衝プレート32の下側から先に進行すると、シャッター60の先端が攪拌機本体71の回転翼73の側面に当接し、回転軸74を中心として攪拌機本体71を回転させる。この回転により回転翼73近傍のメダル(図示しない)が移動し、シャッター60の進行が容易になる。さらに、攪拌機本体71が回転して次の回転翼73がシャッター60の上面の達すると、回転軸74がスプリング75に抗して上方(図3矢印a)に移動する。この移動により攪拌機本体71の周囲に重積されているメダル(図示しない)が崩れ、更に、シャッター60の進行が容易になる。
【0029】
図4、図5は、本発明の別の実施例を示したもので、前述の実施例とは、メダル攪拌機構が相違するのみで、他の構成は、前述の実施例と同一のため説明は省略する。この実施例におけるメダル攪拌機構80は、攪拌機本体81とシャッター89とで構成されている。
【0030】
攪拌機本体81は、円筒形の回転体82と、該回転体82から放射状に植設された回転翼83と、回転体82の中心に形成された回転軸821を備えている。この回転翼83には、可動体である砲弾型の突起84とその突起84を付勢するスプリング85を収納する収納部86が形成されている。この収納部86には、両端を閉じた溝87が刻設され、この溝87に前述の突起84に突設された係合突起841が嵌合して突起84が収納部86から飛び出さないように構成されている。そして、突起84の先端は、回転翼83の先端より若干突出するように収納部86内に収納されている。
【0031】
シャッター89の表面には、複数の嵌合凹部88が形成されている。この嵌合凹部88は、前述の可動体(砲弾型の突起84とその突起84を付勢するスプリング85)に対応するように形成されている。
【0032】
尚、可動体(砲弾型の突起84とその突起84を付勢するスプリング85)は、回転翼83の幅方向両端近傍に設けてあるが、中央に一ヶ所設けることや、突起84に替えて、断面レール状の板を回転翼83の幅方向に設けてそれをスプリングなどで付勢してもよい。当然、シャッター89には、図示しないが、それらの形状に対応した受部(嵌合凹部88に相当するもの)が形成される。
【0033】
ここで、先の実施例同様、メダル送出装置40などに不具合が生じて、下側収容部12からメダル送出装置40を取り出す必要に迫られたときには、シャッター89を挿脱口D1から隙間Dの間に挿入する。挿入されたシャッター89は、緩衝プレート32の下側を通過する間は、メダル(図示しない)にその挿入をほとんど阻害されることなくスムースに進行する。そして、シャッター89の先端が緩衝プレート32の下側から先に進行すると、シャッター89の先端が攪拌機本体81の回転翼83の先端部分に当接し、回転軸821を中心として攪拌機本体81を回転させる。この回転により回転翼83近傍のメダル(図示しない)が移動し、シャッター89の進行が容易になる。この時、シャッター89の先端が当接した回転翼83は、一定範囲回転した後に凸起84がシャッター89の表面に形成された嵌合凹部88に嵌合して突起84を収納部86に押し込んだ状態となってシャッター89が進行する。そして、シャッター89がさらに進行すると突起84がスプリング85に押されたシャッター89を進行方向に押出して、シャッター89の進行を後押しする。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】 本発明の遊技媒体貸機を示した正面図である。
【図2】 本発明の遊技媒体貸機を示した側面図である。
【図3】 遊技媒体貸機の要部斜視図である。
【図4】 本発明の別の実施例を示した要部側面図である。
【図5】 図4の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
【0035】
1 遊技媒体貸機
10 上部筐体
11 上側収容部
111 枠体
112 通過孔
113 傾斜板
114 係止軸孔
12 下側収容部
121 仕切枠
122 通過孔
13 メダル供給口
14 供給用フロントパネル
141 ロック
15 払出用フロントパネル
151 制御基板
20 下部筐体
21 識別装置収納部フロントパネル
30 貯溜タンク
31 センサー
32 緩衝プレート
40 メダル送出装置
41 貯留ホッパー
411 開口
412 攪拌棒
42 払出機構
43 制御基盤
50 紙幣識別装置
60 シャッター
70 メダル攪拌機構
71 攪拌機本体
72 回転体
73 回転翼
74 回転軸
75 スプリング
80 メダル攪拌機構
81 攪拌機本体
82 回転体
821 回転軸
83 回転翼
84 突起
841 係合突起
85 スプリング
86 収納部
87 溝
88 嵌合凹部
89 シャッター
D 隙間
D1 挿脱口
P 分割線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無底の貯留タンクと上方が開口した貯留ホッパーとが挿脱可能に設けられたシャッターを介して上下に設置され、前記貯留ホッパーの下部開口に臨んで設置された払出機構により前記貯留ホッパー内のメダルが送出されるメダル送出装置を備えた遊技媒体貸機において、
前記貯留タンク内のメダルと前記貯留ホッパー内のメダルとを離反させるために挿入される前記シャッターの進行を助けるメダル攪拌機構を前記貯留タンクと前記貯留ホッパー間近傍に配設したことを特徴とする遊技媒体貸機。
【請求項2】
前記シャッターの挿脱口の隙間をメダルの厚みより狭く形成するとともに、前記シャッターの板厚を前記挿脱口の隙間より薄くした
ことを特徴とする請求項1項記載の遊技媒体貸機
【請求項3】
前記メダル攪拌機構は、前記シャッターの挿入力により回転し、前記シャッターの先端近傍のメダルを攪拌する
ことを特徴とする請求項1項または2項記載の遊技媒体貸機。
【請求項4】
前記メダル攪拌機構は、水車形状をなし、前記貯留タンクと下方に連接する前記貯留ホッパーとの間の幅方向側部近傍に、回転軸を回転可能でかつ上下方向に移動可能に軸支したことを特徴とする請求項1項乃至3項のいずれかに記載の遊技媒体貸機。
【請求項5】
前記メダル攪拌機構は、水車形状の各回転翼の先端部に回転中心から放射状方向に進退可能な可動体を配設するとともに前記シャッターの上面に前記可動体と嵌合する嵌合凹部を形成したことを特徴とする請求項1項乃至4項のいずれかに記載の遊技媒体貸機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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